JPH08103035A - 充電装置の故障警報装置 - Google Patents

充電装置の故障警報装置

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JPH08103035A
JPH08103035A JP26183594A JP26183594A JPH08103035A JP H08103035 A JPH08103035 A JP H08103035A JP 26183594 A JP26183594 A JP 26183594A JP 26183594 A JP26183594 A JP 26183594A JP H08103035 A JPH08103035 A JP H08103035A
Authority
JP
Japan
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hydraulic pressure
detecting means
predetermined value
charging device
rotation
Prior art date
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Pending
Application number
JP26183594A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Hirami
一彦 平見
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Tadano Ltd
Original Assignee
Tadano Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 エンジン駆動される油圧発生装置により油圧
アクチュエータを駆動し、油圧モータで駆動される充電
装置オルタネータ12で充電されるバッテリ11をその
作動電源とする制御信号発生装置9からの制御信号で切
換制御する作業機において、上記充電装置の故障の警報
装置を提供する。 【構成】 エンジン5の回転数が所定値以上になったこ
とを検出する回転検出手段15、充電装置の発電電流ま
たは電圧が所定値以上になったことを検出する発電検出
手段16、および警報手段17とを具備し、両検出手段
15,16が共に検出した時および検出しなかった時に
は前記警報手段17が作動せず、回転検出手段15が所
定値以上の回転を検出している状態で発電検出手段16
が所定値以上の発電電圧または電流を検出しなかった時
には警報手段17が作動するよう、回転検出手段15、
発電検出手段16、および、警報手段17を関連接続し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンによって駆
動される油圧発生装置からの圧油を油圧切換弁を介して
油圧アクチュエータに導いて当該油圧アクチュエータを
駆動するよう構成すると共に、前記油圧切換弁を、前記
油圧発生装置の油圧で駆動されるオルタネータを具備す
る充電装置で充電されるバッテリをその作動電源とする
制御信号発生装置からの制御信号で以て切換制御するよ
う構成してなる作業機に用いられる前記充電装置の故障
警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高所作業車あるいは移動式クレーン等の
油圧作業機は、エンジンによって駆動される油圧発生装
置からの圧油を油圧切換弁を介して油圧アクチュエータ
に導いて当該油圧アクチュエータを駆動するよう構成し
ている。そして、前記油圧切換弁は、オペレータが操作
する制御信号発生装置からの制御信号で以て切換制御さ
れるようになっている。制御信号発生装置の作動電源
は、前記油圧発生装置の油圧で駆動されるオルタネータ
を具備する充電装置で充電されるようになっており、油
圧アクチュエータにより作業機を駆動している状態では
常に充電装置からバッテリへ充電してバッテリ放電によ
る油圧切換弁の切換制御不能状態を可及的に回避するよ
うにしている。
【0003】このように構成した作業機としての高所作
業車を、図2〜図3に基づいてより詳細に説明する。図
2は作業機としての高所作業車を示し、図3は図2に示
す高所作業車の制御回路を示している。図2〜図3にお
いて、高所作業車は、車輌1上に旋回自在に旋回台2を
搭載し、この旋回台2に起伏自在に伸縮ブーム3を取り
付け、更に、伸縮ブーム3の先端部には、作業台4を取
り付けている。図1および図2において、5は、車輌1
に取り付けたエンジンであって、このエンジン5は、油
圧発生装置6を駆動するようになっている。油圧発生装
置6の発生する油圧は、旋回台2に取り付けた油圧切換
弁7a〜7cを介してブーム関連動作用の油圧アクチュ
エータ8a〜8c(旋回台2の旋回駆動用の油圧アクチ
ュエータ8a、伸縮ブーム3の伸縮駆動用の油圧アクチ
ュエータ8b、伸縮ブーム3の起伏駆動用の油圧アクチ
ュエータ8c)に接続されており、油圧切換弁7a〜7
cを切換制御することで、油圧アクチュエータ8a〜8
cの駆動が制御されるようになっている。
【0004】油圧切換弁7a〜7cの切換制御は、作業
台4に配置されオペレータにより操作される制御信号発
生装置9からの操作信号で遠隔的に行われるようになっ
ている。制御信号発生装置9から油圧切換弁7a〜7c
への制御信号の伝達は、伸縮ブーム3に沿って配置した
制御信号伝達路10を介して行われるようになってい
る。
【0005】制御信号発生装置9の作動電源は、作業台
4に配置したバッテリー11から供給されるようになっ
ている。作業台4には、オルタネータを具備する充電装
置12が取り付けられており、この充電装置12は、作
業台4に取り付けられ前記油圧発生装置6からの発生油
圧で駆動される油圧モータ13で駆動されるようになっ
ている。油圧発生装置6から油圧モータ13への圧油の
供給は、伸縮ブーム3に沿設した油圧ホース14を介し
て行うようになっている。
【0006】なお、この例における高所作業車は、伸縮
ブーム3の長手方向の中間部に電気的な絶縁区間(図示
せず)を備えており、前記制御信号伝達路10が光ファ
イバーで構成されており、且つ前記油圧ホース14を含
め伸縮ブーム3に沿設される油圧ホースは全て電気絶縁
性の材料のものが用いられており、作業台4と旋回台2
との間の電気絶縁性が確保されるようになっている。こ
のような高所作業車は電気工事に適するものである。
【0007】上記したように、作業機としての高所作業
車は、エンジン5によって駆動される油圧発生装置6か
らの圧油を油圧切換弁7a〜7cを介して油圧アクチュ
エータ8a〜8cに導いて当該油圧アクチュエータ8a
〜8cを駆動するよう構成すると共に、前記油圧切換弁
7a〜7cを、オルタネータを具備する充電装置12で
充電されるバッテリ11をその作動電源とする制御信号
発生装置9からの制御信号で以て切換制御するよう構成
しているのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように構成した作
業機においては、充電装置12が故障してもバッテリ1
1の蓄電電力により制御信号発生装置9から制御信号
し、この制御信号により油圧切換弁7a〜7cを切換制
御して作業機の駆動させることができるという効果があ
るものの、充電装置12の故障を知らずに作業機を操作
しているとバッテリ11が放電して不意に油圧切換弁の
切換制御が不能となるという問題があった。
【0009】特に、高所作業車のように、伸縮ブーム3
の先端部に取り付けた作業台4に搭乗したオペレータ
が、当該作業台4上から油圧切換弁7a〜7cを切換制
御して高所作業車(ブーム関連動作)を制御するように
したものにおいて、不意に油圧切換弁7a〜7cの切換
制御が不能になると、オペレータが作業台4から下りら
れなくなるという事態を生じることになる。本発明は、
このような問題に対処するため、充電装置12の故障を
的確に警報することのできる故障警報装置を提供しよう
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の充電装置の故障警報装置は、以下の如く構
成する。エンジン5によって駆動される油圧発生装置6
からの圧油を油圧切換弁7a〜7cを介して油圧アクチ
ュエータ8a〜8cに導いて当該油圧アクチュエータ8
a〜8cを駆動するよう構成すると共に、前記油圧切換
弁7a〜7cを、前記油圧発生装置6の油圧で駆動され
るオルタネータを具備する充電装置12で充電されるバ
ッテリ11をその作動電源とする制御信号発生装置9か
らの制御信号で以て切換制御するよう構成してなる作業
機に用いられる前記充電装置12の故障警報装置であっ
て、前記エンジン5回転数が所定値以上になったことを
検出する回転検出手段、前記充電装置12の発電電流ま
たは電圧が所定値以上になったことを検出する発電検出
手段、および警報手段とを具備し、前記両検出手段が共
に該当する検出対象が所定値以上になったことを検出し
た時および検出しなかった時には前記警報手段が作動せ
ず、前記回転検出手段が所定値以上の回転を検出してい
る状態で前記発電検出手段が所定値以上の発電電圧また
は電流を検出しなかった時には前記警報手段が作動する
よう、回転検出手段、発電検出手段、および、警報手段
を関連接続してあることを特徴とする充電装置の故障警
報装置。
【0011】
【作用】このように構成した本発明の充電装置の故障警
報装置は、エンジン5の回転が所定値以上であり、且
つ、充電装置12の発電電流または発電電圧が所定値以
上の時は、充電装置12が正常に作動しているとして警
報手段が作動せず、また、エンジン5の回転数が所定値
以下であり、且つ、充電装置12の発電電流または発電
電圧が所定値以下の時は、充電装置は故障していないと
して警報手段は作動しない。一方、前記回転検出手段が
エンジン5の回転数が所定値以上になっていることを検
出しているにも関わらず発電検出手段が所定値以上の発
電電圧または電流を検出しない時には警報手段が作動し
て充電装置12の故障を警報するのである。
【0012】
【実施例】以下本発明の充電装置の故障警報装置の実施
例を図1に従って説明する。図1は、図3に示し上述し
た従来の作業機(高所作業車)の制御回路に、本発明の
充電装置の故障検出装置を追記したものである。
【0013】図1において、本発明に係る充電装置の故
障警報装置は、エンジン5の回転数が所定値以上になっ
たことを直接または間接的に検出する回転検出手段1
5、前記充電装置12の発電電流または電圧が所定値以
上になったことを検出する発電検出手段16、および警
報手段17とを具備している。
【0014】前記回転検出手段15は、エンジン5に直
結された発電機の発電電圧または電流を介してエンジン
5の回転が所定の回転以上になったことを検出するもの
で構成しても良いし、また、油圧発生装置6の油圧を介
してエンジン5の回転が所定の回転以上になったことを
検出するもので構成しても良い。この回転検出手段15
が検出する所定値以上のエンジン回転数は、正常に機能
する充電装置12の発電電圧がバッテリ11への充電を
確保するに足る値以上になる回転数である。
【0015】上記の発電検出手段16は、充電装置12
におけるオルタネータの発電電圧が所定値以上になった
ことを検出するように構成しても良いし、また、充電装
置12からバッテリ11への必要最低限度の充電電流が
流れていることを検出するもので構成しても良い。
【0016】そして、回転検出手段15、発電検出手段
16、および警報手段17は、回転検出手段15または
発電検出手段16のいずれか一方が該当する検出対象が
所定値以上ななったことを検出した時のみ前記警報手段
を作動させるよう関連接続しているのである。具体的に
は、回転検出手段15および発電検出手段16からの検
出信号をEX OR回路18の入力部に入力し、このE
X OR回路の出力信号で以て警報手段17を作動する
ようにしている。
【0017】次に実施例の作用について説明する。エン
ジン5の回転が所定値以上であり、且つ、充電装置12
の発電電流または発電電圧が所定値以上の時は、回転検
出手段16および発電検出手段17が共に該当する検出
対象が所定値以上であることを検出しこれら両検出信号
がEX OR回路18に入力されるので、EX OR回
路18から出力信号がでない。従って、充電装置12が
正常に作動しているとして警報手段が作動しない。ま
た、エンジン5の回転数が所定値以下であり、且つ、充
電装置12の発電電流または発電電圧が所定値以下の時
は、回転検出手段15および発電検出手段16から出力
信号がでない。従って、EX OR回路18から出力信
号が出ず、充電装置12は故障していないとして警報手
段が作動しない。一方、前記回転検出手段15がエンジ
ン5の回転数が所定値以上になっていることを検出して
いるにも関わらず発電検出手段16が所定値以上の発電
電圧または電流を検出しない時には警報手段17が作動
して充電装置12の故障を警報するのである。
【0018】
【効果】以上の如く構成し作用する本発明の充電装置の
故障警報装置は、簡単な構成で以て充電装置の故障を的
確に警報することができるものであるから、充電装置1
2の故障を知らずに作業機を操作してバッテリ11放電
による油圧切換弁の切換制御が不能になるということが
ないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る充電装置の故障警報装置の説明図
である。
【図2】作業機としての高所作業車の説明図である。
【図3】従来の高所作業車の制御回路の説明図である。
【符合の説明】
1;車輌、2;旋回台、3;伸縮ブーム、4;作業台、
5;エンジン、6;油圧発生装置、7a〜7c;油圧切
換弁、8a〜8c;油圧アクチュエータ、9;制御信号
発生装置、10;制御信号伝達路、11;バッテリ、1
2;充電装置、13;油圧モータ、14;油圧ホース、
15;回転検出手段、16;発電検出手段、17;警報
手段、18;EX OR回路、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンによって駆動される油圧発生装
    置からの圧油を油圧切換弁を介して油圧アクチュエータ
    に導いて当該油圧アクチュエータを駆動するよう構成す
    ると共に、前記油圧切換弁を、前記油圧発生装置の油圧
    で駆動されるオルタネータを具備する充電装置で充電さ
    れるバッテリをその作動電源とする制御信号発生装置か
    らの制御信号で以て切換制御するよう構成してなる作業
    機に用いられる前記充電装置の故障警報装置であって、 前記エンジン回転数が所定値以上になったことを検出す
    る回転検出手段、前記充電装置の発電電流または電圧が
    所定値以上になったことを検出する発電検出手段、およ
    び警報手段とを具備し、前記両検出手段が共に該当する
    検出対象が所定値以上になったことを検出した時および
    検出しなかった時には前記警報手段が作動せず、前記回
    転検出手段が所定値以上の回転を検出している状態で前
    記発電検出手段が所定値以上の発電電圧または電流を検
    出しなかった時には前記警報手段が作動するよう、回転
    検出手段、発電検出手段、および、警報手段を関連接続
    してあることを特徴とする充電装置の故障警報装置。
JP26183594A 1994-09-29 1994-09-29 充電装置の故障警報装置 Pending JPH08103035A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE39212E1 (en) 1999-08-25 2006-08-01 Toyota Jidosha Kabushki Kaisha Abnormality detection apparatus for power supply circuit
CN113765202A (zh) * 2021-09-13 2021-12-07 杭州爱知工程车辆有限公司 一种高空作业车自动充电系统及其控制方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USRE39212E1 (en) 1999-08-25 2006-08-01 Toyota Jidosha Kabushki Kaisha Abnormality detection apparatus for power supply circuit
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