JPH0239472A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0239472A
JPH0239472A JP19046088A JP19046088A JPH0239472A JP H0239472 A JPH0239472 A JP H0239472A JP 19046088 A JP19046088 A JP 19046088A JP 19046088 A JP19046088 A JP 19046088A JP H0239472 A JPH0239472 A JP H0239472A
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JP
Japan
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film
polycrystalline silicon
silicon film
phosphorus
insulating film
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Pending
Application number
JP19046088A
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English (en)
Inventor
Haruo Amano
天野 陽夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0239472A publication Critical patent/JPH0239472A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に容量電極ま
たはゲート電極の形成方法に関する。
〔従来の技術〕
通常容量電極およびゲート電極は、リンを導入した多結
晶シリコン膜が用いられている。以下第4図を用いてそ
の形成方法を説明する。
まず第4図(a)に示すように、シリコン基板1上に、
例えば膜厚200人のゲート絶縁膜2を形成した後、公
知のCVD技術を用いて厚さ約4000人の多結晶シリ
コン膜11を成長させる。
次に第4図(b)に示すように、全面にリンを拡散した
のち、公知のフォトエツチング技術を用いて、リンが導
入された多結晶シリコン膜をパタニングしゲート電極1
1Aを形成する。
次に第4図(C)に示すように、バイドーズの不純物イ
オン注入を行うことにより、ソース・トレイン領域6を
形成する。さらに、眉間絶縁耐圧を高める為に熱酸化法
により眉間絶縁膜7を形成する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した従来のゲート電極の形成方法で
は、ゲート絶縁膜に破壊が生じやすい。
その原理は次の通りと考えられている。
すなわち、多結晶シリコン膜に含まれているリンの濃度
はほぼ飽和状態であり、その状態で酸化するとリンが圧
縮されることによりリン濃度が高まり、ゲート絶縁膜2
に対してリンのメルトスルー拡散が起こり、その結果ゲ
ート絶縁膜破壊が生じる。この現象はゲート絶縁膜が4
00人程堆積厚い絶縁膜の場合は特に問題にならなかっ
たが、近年高速化の為に、ゲート絶縁膜が薄くなる傾向
にあり、また、エツチングやイオン注入などによりまず
ます、ダメージを増加させる要因が加わったため、ゲー
ト絶縁膜破壊がより発生しやすくなってきた。
この傾向はゲート絶縁膜に限らず容量絶縁膜についても
同様である。このため半導体装置の信頼性及び歩留りが
低下するという欠点がある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置の製造方法は、半導体基板上に絶縁
膜を形成する工程と、前記絶縁膜上に薄い第1の多結晶
シリコン膜と酸化膜と厚い第2の多結晶シリコン膜とを
順次形成する工程と、前記第2の多結晶シリコン膜にリ
ンを導入したのち該第2の多結晶シリコン膜と前記酸化
膜と第1の多結晶シリコン膜とをパターニングし電極を
形成する工程と、熱酸化法により前記電極表面に酸化膜
を形成すると共に前記第2の多結晶シリコン膜より第1
の多結晶シリコン膜にリンを拡散する工程とを含んで構
成される。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図(a)〜(c)は本発明の第1の実施例を説明す
るための工程順に示した半導体チップの断面図である。
まず第1図(a)に示すように、シリコン基板1の上に
厚さ200人程堆積ゲート絶縁膜2を形成する。次にこ
の絶縁膜2上に厚さの約500人の第1の多結晶シリコ
ン膜3を形成したのち、熱酸化することによりその表面
に厚さ約150堆積度の酸化膜(以下熱酸化膜という〉
4を形成する。さらに全面に第2の多結晶シリコン膜5
を約3500堆積度の厚さに成長させる。
次に第1図(b)に示すように、第2の多結晶シリコン
膜5の全面にリンを拡散したのち、公知のフォトエツチ
ング技術を用いて、リンが導入された第2の多結晶シリ
コン膜5A、熱酸化膜4および第1の多結晶シリコン膜
3の3層膜をパターニングする。
次に第1図(C)に示すように、バイドーズのイオン注
入を行うことによりソース・ドレイン領域6を形成する
。さらに、層間絶縁膜耐圧を高める為に熱酸化法により
眉間絶縁膜7を形成すると同時に1、リンが導入された
第2の多結晶シリコン膜5Aを拡散源として熱酸化膜4
を通して第1の多結晶シリコン膜3にリンを拡散する。
この時熱酸化膜4はリンの拡散によりピンホールが多く
なり、絶縁性がなくなる。そしてこのリンが導入された
第1の多結晶シリコン膜5Aと第2の多結晶シリコン膜
3Aの2層膜がゲート電極として働く。
この時、リンが導入された第1の多結晶シリコン膜3A
中のリンの濃度は、第2の多結晶シリコン膜5Aのリン
の濃度よりも薄いため、ゲート絶縁膜2に対してのリン
のメルトスルー拡散は起こらない。従って、ゲート絶縁
膜2の破壊は生じることはない。
この第1及び第2の多結晶シリコン膜からなるゲート電
極とリンの濃度との関係を第2図に示す。第2図におけ
るリンの濃度は規格化したものである。
第2図に示したように、従来例ではゲート絶縁M2の界
面までリンの濃度が濃い状態であったが、本実施例によ
ればリンの導入された第1の多結晶シリコンM3Aによ
り、ゲート絶縁膜2の界面近傍のみリンの濃度は薄く形
成されている。
なお本実施例の中で第1の多結晶シリコン膜を形成した
後、特に記憶内容を決定する為のシリコン基板へのイオ
ン注入を行う工程をさし加えることかしばしば行なわれ
ているが、この場合も第1の多結晶シリコン膜が存在す
るなめにゲート絶縁膜が汚染されたり損傷を受けること
がなくなる。
第3図(a)〜(c)は本発明の第2の実施例を説明す
るための工程順に示した半導体チップの断面図であり、
本発明を容量電極の形成に適用した場合を示している。
まず第3図(a)に示すように、シリコン基板1上に、
順次形成された酸化膜と窒化膜と酸化膜の3層膜からな
る容量絶縁膜10を形成する。次でこの容量絶縁膜10
上に第1の実施例と同様に、第1の多結晶シリコン膜3
と熱酸化膜4及び第2の多結晶シリコン膜5を形成する
次に第3図(b)に示すように、第2の多結晶シリコン
膜5にリンを導入したのち、第2の多結晶シリコン膜5
と熱酸化膜4及び第1の多結晶シリコン膜3とをパター
ニングする。
次に第3図(c)に示すように、熱酸化法により第1及
び第2の多結晶シリコン膜表面に眉間絶縁膜7Aを形成
すると同時に、リンが導入された第2の多結晶シリコン
膜5Aより第1の多結晶シリコン膜3にリンを拡散する
。このリンが導入された第1及び第2の多結晶シリコン
膜が容量電極となる。
このように第2の実施例においても、容量絶縁膜10上
のリンが拡散された第1の多結晶シリコン膜3A中のリ
ンの濃度は、第2の多結晶シリコン膜5A中のものより
低いため、容量絶縁膜10の破壊は抑制される。
第3図(c)において層間絶縁膜7Aが容量電極の下部
で薄いのは、容量絶縁[10を構成する窒化膜の耐酸化
性の為であり、その事が従来の半導体装置において層間
絶縁膜を実質的に厚くせざるをえなく、容量絶縁膜破壊
を生じやすくしている原因でもあった。これに対して第
2の実施例においては、眉間絶縁膜7Aをより厚くして
も、リンの圧縮によって生じる容量絶縁膜1oの界面で
のリンの高濃度化は起こらず、従って容量絶縁膜10の
破壊は極めて少いものとなる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、電極を構成する多結晶シ
リコン膜の間に酸化膜を形成する事により、ゲート電極
あるいは容量電極のリンの圧縮によって生じるリンのメ
ルトスルー拡散に対する緩衝力を造り出し、絶縁膜破壊
を非常に少なくする効果がある。このため歩留り及び信
頼性の向上した半導体装置を製造できる。
域、7,7A・・・層間絶縁膜、10・・・容量絶縁膜
、11・・・多結晶シリコン膜、IIA・・・ゲート電
極。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を説明するための半導体
チップの断面図、第2図は第1の実施例におけるゲート
電極中のリン濃度を示す図、第3図は本発明の第2の実
施例を説明するための半導体チップの断面図、第4図は
従来の半導体装置の製造方法を説明するための半導体チ
ップの断面図である。 1・・・シリコン基板、2・・・ゲート絶縁膜、3・・
・第1の多結晶シリコン膜、4・・・熱酸化膜、5・・
・第2の多結晶シリコン膜、5A・・・リンが導入され
た第2の多結晶シリコン膜、6・・・ソース・ドレイン
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Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 半導体基板上に絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上
    に薄い第1の多結晶シリコン膜と酸化膜と厚い第2の多
    結晶シリコン膜とを順次形成する工程と、前記第2の多
    結晶シリコン膜にリンを導入したのち該第2の多結晶シ
    リコン膜と前記酸化膜と第1の多結晶シリコン膜とをパ
    ターニングし電極を形成する工程と、熱酸化法により前
    記電極表面に酸化膜を形成すると共に前記第2の多結晶
    シリコン膜より第1の多結晶シリコン膜にリンを拡散す
    る工程とを含むことを特徴とする半導体装置の製造方法
JP19046088A 1988-07-28 1988-07-28 半導体装置の製造方法 Pending JPH0239472A (ja)

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JP19046088A JPH0239472A (ja) 1988-07-28 1988-07-28 半導体装置の製造方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20140106408A (ko) 2013-02-25 2014-09-03 엔이씨 쇼트 컴포넌츠 가부시키가이샤 압축 밀봉형 기밀단자

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5890776A (ja) * 1981-11-26 1983-05-30 Toshiba Corp 半導体装置及びその製造方法

Patent Citations (1)

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