JPH04342165A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH04342165A
JPH04342165A JP3141451A JP14145191A JPH04342165A JP H04342165 A JPH04342165 A JP H04342165A JP 3141451 A JP3141451 A JP 3141451A JP 14145191 A JP14145191 A JP 14145191A JP H04342165 A JPH04342165 A JP H04342165A
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polysilicon
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寿幸 永田
Hiroyuki Yoshida
博幸 吉田
Takayuki Nibuya
貴行 丹生谷
Yoshihiro Ogata
尾形 喜広
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置、例えばダイ
ナミックRAM(Random Access Mem
ory)及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、半導体集積回路装置、例えばダイナ
ミックRAMでは、STT(Stacked in T
rench )型セルが知られている。
【0003】このセルを形成するには、図17のように
、P− 型シリコン基板(具体的にはP− 型ウェル)
40に形成されたトレンチ状の溝20の壁面にCVD(
化学的気相成長法)又は熱酸化法によりSiO2 膜5
4を厚さ400 〜1000Å程度に成長させた後、こ
のSiO2 膜を選択的にエッチングする(図中の2は
素子分離用のフィールドSiO2 膜である)。
【0004】そして次に、図18のように、SiO2 
膜54上を含む全面に、CVDによってN+ 型(Pや
Asをドープした)ポリシリコン層63をストレージ電
極として厚さ500 Å程度に堆積させる。そして、ア
ニールを施すことにより、SiO2 膜54の欠除部5
4a(即ち、サイドコンタクト部の窓口)からウェル4
0内に、ポリシリコン層63中のN型不純物をオートド
ーピングし、N+ 型不純物拡散領域53(サイドコン
タクト部)を溝20の上部において形成する。
【0005】次いで図19のように、ストレージノード
としてのポリシリコン層63を全面エッチバック(RI
Eによる異方性エッチング)し、溝20の内壁上(但し
、最底部は除く。)にのみポリシリコン層63をほぼ円
筒状に残す。なお、このポリシリコン層63の表面には
CVDによって誘電体膜としてのSiO2 膜(図示せ
ず)を形成し、更にCVDによってN+ 型ポリシリコ
ン層(図示せず)をその上に形成し、キャパシタを構成
することになる。
【0006】ところが、このエッチバックの際、溝20
内においてSiO2 膜54の欠除部54aの存在によ
る段差が既に形成されており、図18の段階でポリシリ
コン層63にも段差部63aが存在することになる。こ
の結果、図19に一点鎖線の如くに存在していたポリシ
リコン層63は特にその段差63aの部分もエッチング
されてしまい、ポリシリコン層63が溝20内で段切れ
(断線)してしまうことがある。
【0007】こうした断線を防止するには、図20に示
すように、溝20内にフォトレジスト50を溝20の最
上部とポリシリコン層63の段差63aとの間の深さレ
ベルまで充填し、このフォトレジストをマスクにしてポ
リシリコン層63をエッチバックすること(即ち、段差
63aの部分はエッチングしないこと)が必要となる。
【0008】しかし、フォトレジスト50を上記深さレ
ベルに選択的に残すこと自体、その露光状態の制御性か
らみて困難である。
【0009】
【発明の目的】本発明の目的は、導電層の段切れが生じ
難く、製造時の制御性も容易である半導体装置及びその
製造方法を提供することにある。
【0010】
【発明の構成】即ち、本発明は、半導体基体の表面に形
成された第一の導電領域(例えば後述のN+ 型領域5
3)と、前記表面上に形成され、前記第一の導電領域上
に開口部を持つ絶縁膜(例えば後述のSiO2 膜54
)と、前記絶縁膜上の絶縁膜開口部の端部より突出させ
るように突出部を形成する第二の導電領域(例えば後述
のポリシリコン膜90  )と、前記突出部を介して前
記第一の導電領域と前記第二の導電領域とを接続するよ
うに形成された第三の導電領域(例えば後述のポリシリ
コン電極63)とを有し、前記第三の導電領域が少なく
とも前記第一の導電領域と前記第二の導電領域の突出部
との間に形成されることを特徴とする半導体装置に係る
ものである。
【0011】また、本発明は、半導体基体の表面に第一
の導電領域を形成する工程と、前記表面上の前記第一の
導電領域上に開口部を持つ絶縁膜を形成する工程と、前
記絶縁膜上の絶縁膜開口部の端部より突出させるように
突出部を形成する、第二の導電領域の形成工程と、前記
突出部を介して前記第一の導電領域と前記第二の導電領
域とを接続するように第三の導電領域を形成する工程で
あって、前記第三の導電領域を少なくとも前記第一の導
電領域と前記第二の導電領域の突出部との間に形成する
工程とを有することを特徴とする半導体装置の製造方法
も提供するものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。
【0013】図1〜図2は、本発明の第1の実施例によ
るダイナミックRAM(例えば64メガビット用)を示
すものである。
【0014】このダイナミックRAMによれば、そのメ
モリセルは、Nチャネル絶縁ゲート電界効果トランジス
タからなるトランスファゲートTr1 と、このトラン
スファゲートのソース領域22に接続されたキャパシタ
C1 とによる1トランジスター1キャパシタ構造から
構成され、隣接するセル間ではキャパシタC1 が共通
に設置されている。
【0015】そして、メモリセルは、P−−型半導体基
板81の一主面に形成されたP− 型ウェル40にトレ
ンチ状の溝20を設け、この溝の壁面においてその上部
のサイドコンタクト部以外の領域に形成された厚さ20
0 〜1000Å、例えば400 Å程度の絶縁膜54
と、前記上部の周囲にて前記一主面に形成されたN+ 
型不純物拡散領域53と、この不純物拡散領域53に連
設されて前記一主面に形成されたN+ 型ソース領域2
2とを有していて、トランスファゲートTr1 が拡散
領域53によってキャパシタC1に接続されている。
【0016】キャパシタC1 はN+ 型不純物拡散領
域53に連設されて絶縁膜54の壁面上に筒状に形成さ
れたN+ 型ポリシリコン電極63と、このポリシリコ
ン電極63の壁面上に形成された誘電体膜(SiO2 
膜)65を介して形成された第2のN+ 型ポリシリコ
ン電極66とによって構成されている(ポリシリコン電
極63の厚さは200 〜1000Å、例えば500Å
がよい)。従って、キャパシタ面積が大きく、また溝2
0を利用して設けているため、高出力化、高集積化にと
っても有利である。
【0017】このキャパシタC1 の構成において、注
目すべきことは、本発明に基いて、上記SiO2 膜5
4のなす段差54a(図面では横方向になるが)に接し
て、ストレージのポリシリコン電極63の下地として導
電膜(例えばN+ 型ポリシリコン膜)90が予め設け
られていることである。このポリシリコン膜90は段差
54aに接してヒサシ状に設けられている。
【0018】即ち、このポリシリコン膜90の表面を含
む(その表面から段差54a下にかけて)溝20の壁面
上には、ストレージのポリシリコン電極63が被着され
ている(但し、溝20の最底部以外)。これによって、
図20で既述した如くにポリシリコン層63のエッチバ
ックにより同層が仮に段切れを生じたとしても、分断さ
れたポリシリコン層63同士は下地のポリシリコン膜9
0を通して電気的に導通することになり、既述した如き
断線は生じることがないのである。こうした効果を得る
上で、ポリシリコン膜90の膜厚は300 〜1000
Å、例えば500 Å程度とするのがよい。
【0019】なお、トランスファゲートTr1 は、例
えば1つのセル領域において2個設けられ、共通のビッ
ト線41を有している。そして、N+ 型ソース領域2
2及びビット線41に接続されたN+ 型ドレイン領域
23が所定のパターンに拡散形成されていて、これらの
間にはゲート酸化膜17を介してワード線としてのポリ
シリコンゲート電極35が設けられ、横型の伝達用のN
チャネル絶縁ゲート電界効果トランジスタ(トランスフ
ァゲート)Tr1 が接続されている。
【0020】フィールドSiO2 膜2上では、上記の
ポリシリコン電極66がセル間に亘って延設され、この
ポリシリコン電極上はSiO2膜52によって上部と絶
縁分離されている。また、SiO2 膜52上には他の
トランスファゲートのワード線35が配設されている。
【0021】また、各ワード線35の上部にはSiO2
 層83がほぼ同一パターンに積層されており、側方に
はSiO2 膜84、更にはSiO2 膜85が被着さ
れ、各ワード線を電気的に分離している。
【0022】そして、ビット線41はコンタクトホール
49を介してN+ 型領域23に接続されるが、このコ
ンタクト領域以外においては、各ワード線間にはワード
線と同程度の高さにSi3 N4 層86が埋め込まれ
ている。このSi3 N4 層86及びSiO2 層8
3の上部には、上記したビット線41が延設されるが、
それらの間にはいわゆる層間絶縁膜は設けなくてもよい
【0023】上記の如くに構成さたデバイスによれば、
メモリセル部のトレンチ状の溝20を用いたキャバシタ
において、ストレージのポリシリコン電極63の下地と
して特にSiO2 膜54の段差54aに接してポリシ
リコン膜90を設けているので、図20で既述した如く
にポリシリコン層63のエッチバックにより同層が仮に
段切れを生じたとしても、分断されたポリシリコン層6
3同士は下地のポリシリコン膜90を通して電気的に十
分に導通することになり、既述した如き断線は生じるこ
とがない。このことはまた、ポリシリコン層63がSi
O2 膜54からヒサシ状に突出しているため、確実に
実現できる。
【0024】従って、ストレージのポリシリコン電極6
3は確実に設けることができ、キャパシタの性能として
高信頼性で高キャパシタンスのものが得られる。
【0025】そして、ポリシリコン膜90は後述の方法
で比較的容易に形成でき、これによって上記のストレー
ジ電極の段切れ防止を簡単な構造で実現できることにな
り、図21で述べた如きフォトレジストを用いたエッチ
ングは不要となり、従ってデバイス製造時の工程制御が
容易となる。
【0026】なお、上記のデバイスでは、ビット線41
がゲート電極上の同一パターンのSiO2 層83と直
接接して設けられているので、従来設けていた如き層間
絶縁膜が不要となり、従って層間絶縁膜にコンタクトホ
ールを形成しなくてすむ(ゲート電極間にあるSiO2
 膜85の底部をエッチング除去するだけでよく、これ
はエッチバックによりセルファラインに行える)。
【0027】また、コンタクト領域以外において各ゲー
ト電極間にはSiO2 層83と同程度の高さにSi3
 O4 層86が埋め込まれているため、ゲート上面を
含めて平坦化が可能であってしかも下部との絶縁分離と
なり、SiO2 層83からSi3 O4 層86上へ
とビット線41を直接被着することができる。このため
、ビット線41のステップカバレッジが良好となり、絶
縁層全体の厚みも小さくできる。
【0028】次に、本例のデバイスの製造方法を図3〜
図14について説明する。
【0029】工程の初期段階で、公知LOCOS(Lo
cal Oxidation of Silicon)
法によって図3のようにP− 型ウェル40上にフィー
ルドSiO2 膜2を選択的に形成し、更に表面上にナ
イトライド層91を形成する(図中の92はSiO2 
膜である)。
【0030】次いで図4のように、ナイトライド層91
を所定パターンにエッチングした後、ナイトライド膜9
1をマスクにして基板40をエッチングする。これによ
って、メモリセル部において基板40に深さ3〜7μm
のトレンチ状の溝20を形成する。
【0031】次いで図5のように、メモリセル部では、
CVD(化学的気相成長法)又は熱酸化法によって溝2
0の壁面に厚さ400 Å程度のSiO2 膜54を形
成する。図5も含めて以下の図では単位の領域のみを示
すが、他の領域も同様に処理される。
【0032】次いで図6のように、ポリシリコン膜90
をCVDによって全面に被着する。
【0033】次いで図7のように、フォトレジスト93
を全面に塗布して溝20内を充たしてから、これをエッ
チバックして溝20内に所定の深さレベルに残す。しか
る後、2層目のフォトレジスト94を全面に塗布し、こ
れを所定パターンにエッチングし、サイドコンタクト部
用の欠除部94aを形成する。
【0034】次いで図8のように、図7のフォトレジス
ト93、94をマスクにしてポリシリコン膜90をエッ
チングし、サイドコンタクト部でのポリシリコンを除去
し、欠除部90aを形成する。
【0035】次いで図9のように、ポリシリコン膜90
をマスクにしてSiO2 膜54をエッチングすること
によって、溝20の上部にSiO2 膜のない(シリコ
ン表面が露出した)サイドコンタクト部95を形成する
。この結果、SiO2 膜54はポリシリコン膜90下
で多少アンダーカットされて突出部90bを形成し、か
つ、シリコン表面との間に一定の(400 Å程度の)
段差54aが生じる。
【0036】次いで図10のように、CVDによって全
面にストレージのポリシリコン層63を厚さ500 Å
程度に堆積させる。ポリシリコン層63は、ポリシリコ
ン膜90から上記段差54aのサイドコンタクト部95
にかけて被着され、SiO2 膜54の上記アンダーカ
ット部にも充填される。
【0037】次いでアニールを施すことによって、サイ
ドコンタクト部95においてポリシリコン膜90からシ
リコン表面域にN型不純物をオートドーピングし、N+
 型不純物拡散領域53を形成する。
【0038】次いで図11のように、ポリシリコン膜6
3をRIEドライエッチングによってエッチバックし、
破線で示す部分を除去してストレージノードとして残す
。このとき、ポリシリコン膜63の段差部63aが除去
され、ポリシリコン膜63が63bと63cに分断され
ることがあるが、これらの両部分63b−63c間は導
電性のあるポリシリコン膜90によって電気的に導通す
るから、ポリシリコン膜63は断線することがない。
【0039】次いで図12のように、ナイトライド膜9
1をエッチングで除去した後、CVDによって全面に(
溝20内も含めて)一様にSiO2 膜65を成長させ
る。
【0040】次いで図13のように、CVDによって溝
20を含む全面にポリシリコン層66を堆積させた後、
所定パターンのフォトレジストマスク96によってポリ
シリコン層66を破線のレベルからウエットエッチング
し、更に異方性ドライエッチングにより溝20の上部位
置まで除去し、隣接する溝20−20間にてフィールド
プレートとしてのポリシリコン層66を連接して残し、
その上部はアンダーカットでエッジ部を斜めに除去して
段差を小さくしている。
【0041】次いで図14のように、熱酸化技術によっ
てポリシリコン層66の表面を酸化し、そこにSiO2
 層52を成長させる。
【0042】この後の工程では、まず全面をエッチング
した後に熱酸化法でゲート酸化膜17を付け直し、更に
ポリシリコン層35及びSiO2 層83をCVDで順
次全面に堆積させる。そして次に、これら両層を同一パ
ターンにエッチングして図1及び図2に示した各ポリシ
リコンゲート電極35及びSiO2 層83を積層する
。このあとにイオン注入によりN型不純物を打込み、N
+ 型領域22、23を形成する。
【0043】更にサイドウォールのSiO2 膜84の
成長後にSiO2 膜85を全面に堆積し、ナイトライ
ド層86をエッチバックでゲート間に埋め込み、しかる
後、ビットライン用のN+ 型領域23上のSiO2 
膜85の底部をエッチングで除去し、コンタクトホール
49を形成する。そして、ビットラインの配線材料(例
えばポリシリコン)を堆積させ、パターニングしてビッ
トライン41を形成する。
【0044】以上に説明した製造方法によれば、ストレ
ージノードの段切れ防止のために、図6〜図8の工程で
下地となるポリシリコン膜90を設け、図9の工程でこ
のポリシリコン膜90をマスクにしてサイドコンタクト
部の窓口を形成し、更に図10の工程でSiO2 膜5
4の段差54aを埋める如くにポリシリコン膜90上に
ストレージのポリシリコン層63を被着しているので、
図11の工程でポリシリコン層63をエッチバックした
ときにこの層が段切れを生じてもストレージノード自体
はポリシリコン膜90を介して連なっている(即ち、実
質的に段切れはない)。
【0045】従って、ストレージノードの断線を再現性
よく防止することができることになる。しかも、工程的
にみて、図22で既述した如くにしてストレージのポリ
シリコンをエッチングする必要はなく、通常のエッチバ
ックを適用するだけでよいため、工程の制御性が非常に
良好となる。
【0046】図15及び図16は、本発明の第2の実施
例を示すものである。
【0047】この例によれば、基板40にN+ 型不純
物拡散領域113 が形成され、基板表面上のSiO2
 表面保護膜110 に形成したコンタクトホール11
1 に配線112 が被着された構造において、保護膜
110 のなす段差110 a上に導電膜120 が予
め設けられ、この上に配線112 (例えばポリシリコ
ン膜)が設けられている。
【0048】従って、仮に図16のように、配線112
 を形成する際に112 aと112 bで示すように
段切れを生じたとしても、両部分は依然として導電膜1
20 を介して電気的に接続されていることになり、配
線の断線は生じていない。
【0049】なお、図15の構造を作成するには、基板
上にSiO2 膜110 と導電膜120 とをCVD
等で積層し、導電膜120 をパターニングした後、S
iO2 膜115 をウェットエッチして導電膜120
 をヒサシ形状に残し、更に配線材料の被着→エッチン
グを行えばよい。
【0050】以上、本発明を実施例について説明したが
、上述の実施例は本発明の技術的思想に基いて種々変形
可能である。
【0051】例えば、上述の導電膜90、63や112
 、120 の材質は上述したポリシリコン以外にも、
種々のシリサイド(W、Al、Ti、Mo等のシリサイ
ド)その他の導電性材料が使用可能である。また、その
形状も様々に変更可能である。導電膜は単層だけでなく
、重層構造とすることもできる。
【0052】上述の絶縁膜(例えば54)と導電膜(例
えば90)との形成方法も種々変更してよく、場合によ
っては、絶縁膜に段差を形成した後に導電膜を設けるこ
ともできる。
【0053】本発明は高集積度のダイナミックRAMを
はじめ、上述した構造を有する他の半導体集積回路素子
にも勿論適用可能である。
【0054】
【発明の作用効果】本発明は上述の如く、第一の導電領
域上に突出部を有する第二の導電領域を予め形成し、第
一及び第二の導電領域を接続する第三の導電領域が被着
されているので、この導電領域が段切れ等を生じても下
地の第二の導電領域を介して依然として電気的に導通す
ることになり、断線が生じることはない。
【0055】上記の第三の導電領域は、上記第一の導電
領域から段差にかけて被着した後に、特別のマスクを施
すことなしに例えばエッチバックによってパターン化す
ることも、上記第二の導電領域による第三の導電領域の
断線防止が実現されるために、実施可能となる。従って
、製造時の工程制御も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるダイナミックRA
Mのメモリセル部の断面図である。
【図2】同メモリセルの要部拡大断面図である。
【図3】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図4】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図5】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図6】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図7】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図8】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図9】同RAMの製造方法の一段階をソモリセルにつ
いて示す断面図である。
【図10】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルに
ついて示す断面図である。
【図11】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルに
ついて示す断面図である。
【図12】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルに
ついて示す断面図である。
【図13】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルに
ついて示す断面図である。
【図14】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルに
ついて示す断面図である。
【図15】本発明の第2の実施例によるデバイスの要部
断面図である。
【図16】同デバイスの製造方法の一段階を示す断面図
である。
【図17】従来例によるダイナミックRAMの製造方法
の一段階をメモリセルについて示す断面図である。
【図18】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルに
ついて示す断面図である。
【図19】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルに
ついて示す断面図である。
【図20】同RAMの製造方法の一段階をメモリセルに
ついて示す断面図である。
【符号の説明】
2    フィールドSiO2 膜 20    トレンチ状の溝 22、23    N+ 型拡散領域(ソース又はドレ
イン領域)35    ポリシリコンゲート電極(ワー
ド線)40    基板(P− 型ウェル) 41    ビット線 52    SiO2 膜 53    N+ 型拡散領域(サイドコンタクト部)
54    SiO2 膜 54a、110 a    段差 63    ポリシリコン層(ストレージノード)66
    ポリシリコン層(フィールドプレート)65 
   SiO2 膜(誘電体膜)90、120    
 導電膜 112     配線 113     N+ 型拡散領域 Tr1     トランスファゲート C1     キャパシタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基体の表面に形成された第一の
    導電領域と、前記表面上に形成され、前記第一の導電領
    域上に開口部を持つ絶縁膜と、前記絶縁膜上の絶縁膜開
    口部の端部より突出させるように突出部を形成する第二
    の導電領域と、前記突出部を介して前記第一の導電領域
    と前記第二の導電領域とを接続するように形成された第
    三の導電領域とを有し、前記第三の導電領域が少なくと
    も前記第一の導電領域と前記第二の導電領域の突出部と
    の間に形成されることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】  半導体基体の表面に第一の導電領域を
    形成する工程と、前記表面上の前記第一の導電領域上に
    開口部を持つ絶縁膜を形成する工程と、前記絶縁膜上の
    絶縁膜開口部の端部より突出させるように突出部を形成
    する、第二の導電領域の形成工程と、前記突出部を介し
    て前記第一の導電領域と前記第二の導電領域とを接続す
    るように第三の導電領域を形成する工程であって、前記
    第三の導電領域を少なくとも前記第一の導電領域と前記
    第二の導電領域の突出部との間に形成する工程とを有す
    ることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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