JPH0239212Y2 - - Google Patents

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JPH0239212Y2
JPH0239212Y2 JP973184U JP973184U JPH0239212Y2 JP H0239212 Y2 JPH0239212 Y2 JP H0239212Y2 JP 973184 U JP973184 U JP 973184U JP 973184 U JP973184 U JP 973184U JP H0239212 Y2 JPH0239212 Y2 JP H0239212Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は計器の指針照明装置に関するものであ
る。第1図及び第2図は、従来のこの種の計器指
針照明装置を示すものである。この指針照明装置
1は、計器2の文字板3と機械体4との間に透光
性材料からなる導光板5が配設され、そして電球
6からの光がこの導光板5に案内されて文字板3
の中心孔7を通り、透光性材料からなる指針8に
達せられ、この指針8に達せられた光が、該指針
8の先端部裏側に形成されている凹凸面9に反射
して、その指針全体を発光させるようにしてい
る。尚10は指針軸、11,12は反射面、13
は指針8の指針軸10取付部上に被着せしめた指
針キヤツプ、14は計器のケースである。このよ
うに構成された従来の計器指針照明装置にあつて
は、指針8の基部、即ち指針8の指針軸10との
取付部が特に明るく発光して指針全体としては、
明るさにむらを生じる欠点がある。この欠点を解
消するために、第1図及び第2図に示すように、
照明光が最も強い指針8の基部表面に、不透光性
材料からなる指針キヤツプ13を被着している
が、このような指針キヤツプ13を設けることに
より、指針8の全長に亘つて光らせることができ
なくなり、その上指針8のデザイン的不都合も生
じる等の欠点があつた。
本考案はこのような従来の欠点に着目してなさ
れたもので、指針をその全長に亘り均一に発光表
示させることのできる計器の指針照明装置を提供
することを目的とするものである。
以下本考案を第3図乃至第8図に示す実施例に
基づいて説明する。
20は第3図に示すように透明樹脂製指針本体
21の基端部近傍に不透明樹脂製キヤツプ22が
取り付けられた指針を示している。
そしてこの指針本体21は、第4図に示すよう
に、針状に形成され、表面に発光塗料が塗布され
た指針部23の基端部の両側に張出部24が設け
られた構造であつて、該各張出部24の先端面に
は、内側に向けて傾斜して第1の反射面25が形
成されると共に、前記各張出部24の根元部中央
には、三角柱状の透孔26がその頂線27を前記
第1の反射面25に対向させるようにして指針本
体21の表裏面方向に穿設され、該頂線27を挾
んで先端側の傾斜面に第2の反射面28、基端側
の傾斜面に第3の反射面29が形成されている。
さらに、前記各張出部24の根元部前後側面には
湾曲に成形されて前側面には第4の反射面30、
後側面には第5の反射面30bが形成されてい
る。
また、キヤツプ22は第5図に示すように、周
壁前後端および天板31の前後方向に前記指針部
23が嵌合されるスリツト32が設けられた底面
開放の円筒状カバー部33に、該カバー部33の
後端周壁下縁に薄肉ヒンジ34を介して支持片部
35が接続された構造であつて、前記カバー部3
3の前端部内側には、前記スリツト32の両側
に、先端に係合爪36を有する係合爪部37が設
けられると共に、これら係合爪部37の近傍に
は、バランスウエイト38を固定するための取付
ピン39が該バランスウエイト38の両側に一対
設けられ、該一対の取付ピン39間に前記バラン
スウエイト38を支承する支持突起40が突設さ
れている。このバランスウエイト38は、取付ピ
ン39の先端を加熱変形させて固定されている。
さらに、前記支持片部35の先端部両側には、
前記係合爪部37の係合爪36が係合される係合
孔41が穿設されると共に、前記支持片部35の
背面側中央には、図示しない計器の機械体に設け
られた指針軸10と嵌合する嵌合穴42を有する
嵌着部43が下方に起立されている。
以上が本実施例の構造であるが、次にその組立
工程について説明する。
キヤツプ23を第5図に示すように、支持片部
35を開いた状態にして、該支持片部35の内面
に指針本体21の表面を上にして載置する。その
際指針本体22の向きは、基端側を支持片部35
の基端側とし、さらに張出部24を支持片部35
の中央部に配置する。続いてカバー部33を起こ
して、該カバー部33のスリツト32に指針部2
3を介装させながらカバー部33内に張出部24
を包持させ、係合爪部37を支持片部35の係合
孔41に差し込み、係合爪36を係合孔41に係
合させて、支持片部35とカバー部33の天板3
1間に指針本体21を第6図に示すように挾持固
定する。そして、キヤツプ22の嵌着部43を指
針軸10に押し込んで指針20を指針軸10に取
付ける。
すなわち、指針本体21の指針部23は第3図
に示すようにカバー部33のスリツト32内に介
装されるので、指針部23の表面はその全長に亘
つて露出され、さらに張出部24は、カバー部3
3の天板31によつて隠される。
以上が本実施例の構造であるが、次に本実施例
の作用を第7図および第8図に基づいて説明す
る。
電球6からの光は光軸線で示すように導光板
5に導かれ、導光板5の反射面11によつて指針
軸10と平行に文字板3の前方に配設された指針
20の張出部24の裏面から第1の反射面25に
入射されて、透孔26の頂線27に向けて反射さ
れる。この第1の反射面25で反射された光は、
第2の反射面28及び第3の反射面29に入射す
ると共に、指針部23の中央部に直進する。
そして第2の反射面28で反射した光は、光軸
線で示すように第4の反射面30aに入射して
指針部23の先端に向けて導かれ指針部23の前
方表面を発光照明する。
また第3の反射面29で反射した光は、光軸線
で示すように、第5の反射面30bに入射して
指針部23の基端に向けて導かれ、指針部23の
後方表面を発光照明する。
さらに、指針部23の中央に向けて直進した光
は指針部23の根元部表面を発光照明する。
以上述べた如く本実施例によれば、指針本体2
1を指針部23の基端部近傍両側に張出し部24
を設けた構造とし、この指針本体21を、その張
出部24のみを覆うようにして指針本体21に固
定されたキヤツプ22を介して指針軸10に取り
付けると共に、前記張出部24を介して指針部2
3の全長に亘り指針照明用の光源からの光を導く
ようにしたため、指針本体21はその表面が全長
に亘り露出されることとなり、前記光源を点灯さ
せると、指針部23をその全長に亘つて発光照明
させることができるという効果がある。また指針
本体の両側張出部24はキヤツプ22によつて隠
されるので、デザイン的にも優れ、しかも自由な
指針の設計が行なえる。さらに、部品点数が少な
く安価な製品を提供できるという効果がある。
以上説明してきたように本考案は、計器2の指
針軸10に、これに嵌着する嵌着部43及び該嵌
着部43と薄肉ヒンジ34を介して開閉可能に連
結し、かつスリツト32を有するカバー部33と
からなる指針キヤツプ22を嵌着し、全体が透明
材料からなり、かつ基端近くに側方に張出する張
出部24を有する指針本体21を、前記指針キヤ
ツプ22に前記カバー部33が前記張出部24の
みを覆うことにより前記指針本体21の前記張出
部24以外の頂面が前記スリツト32から露出す
るように取付け、前記張出部24に、その下方に
配置した導光板5からの光を前記指針本体21に
反射させる第1の反射面25、この第1の反射面
25からの光を指針本体21の先端部及び基端部
に向けて反射させる第2の反射面28及び第3の
反射面29を設け、前記指針本体21をその全長
に亘つて発光させるようにしたことを特徴とする
計器の指針照明装置であるから、指針本体21の
表面をその全長に亘つて発光照明させることがで
きるという効果が得られる他、デザイン的にも自
由な指針の設計が行なえる。また部品点数が少な
くて安価な製品を提供できるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の計器の指針照明装置の断面図、
第2図は同上の指針本体の斜視図、第3図は本考
案の実施例による指針の斜視図、第4図は同上の
指針本体の斜視図、第5図は同上のキヤツプの斜
視図、第6図は同上の断面図、第7図は同上の使
用状態を示す断面図、第8図は第7図の−線
断面図を示している。 20……指針、21……指針本体、22……キ
ヤツプ、23……指針部、24……張出部、25
……第1の反射面、26……透孔、27……頂
線、28……第2の反射面、29……第3の反射
面、30a……第4の反射面、30b……第5の
反射面、31……天板、32……スリツト、33
……カバー部、34……薄肉ヒンジ、35……支
持片部、36……係合爪、37……係合爪部、3
8……バランスウエイト、39……取付ピン、4
0……支持突起、41……係合孔、42……嵌合
穴、43……嵌着部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器2の指針軸10に、これに嵌着する嵌着部
    43及び該嵌着部43と薄肉ヒンジ34を介して
    開閉可能に連結し、かつスリツト32を有するカ
    バー部33とからなる指針キヤツプ22を嵌着
    し、全体が透明材料からなり、かつ基端近くに側
    方に張出する張出部24を有する指針本体21
    を、前記指針キヤツプ22に前記カバー部33が
    前記張出部24のみを覆うことにより前記指針本
    体21の前記張出部24以外の頂面が前記スリツ
    ト32から露出するように取付け、前記張出部2
    4に、その下方に配置した導光板5からの光を前
    記指針本体21に反射させる第1の反射面25、
    この第1の反射面25からの光を指針本体21の
    先端部及び基端部に向けて反射させる第2の反射
    面28及び第3の反射面29を設け、前記指針本
    体21をその全長に亘つて発光させるようにした
    ことを特徴とする計器の指針照明装置。
JP973184U 1984-01-27 1984-01-27 計器の指針照明装置 Granted JPS60122827U (ja)

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JP973184U JPS60122827U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 計器の指針照明装置

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JP973184U JPS60122827U (ja) 1984-01-27 1984-01-27 計器の指針照明装置

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JPS60122827U JPS60122827U (ja) 1985-08-19
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JP2004309397A (ja) * 2003-04-09 2004-11-04 Hitachi Maxell Ltd 計器用指針
JP5884686B2 (ja) * 2012-09-04 2016-03-15 株式会社デンソー 発光指針計器

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JPS60122827U (ja) 1985-08-19

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