JPH0238782B2 - - Google Patents

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JPH0238782B2
JPH0238782B2 JP56008148A JP814881A JPH0238782B2 JP H0238782 B2 JPH0238782 B2 JP H0238782B2 JP 56008148 A JP56008148 A JP 56008148A JP 814881 A JP814881 A JP 814881A JP H0238782 B2 JPH0238782 B2 JP H0238782B2
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JP
Japan
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engine
step motor
valve
stator
air
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JP56008148A
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English (en)
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JPS57124048A (en
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Hiroshi Ito
Mamoru Kobashi
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Priority to US06/281,854 priority patent/US4392468A/en
Publication of JPS57124048A publication Critical patent/JPS57124048A/ja
Publication of JPH0238782B2 publication Critical patent/JPH0238782B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D31/00Use of speed-sensing governors to control combustion engines, not otherwise provided for
    • F02D31/001Electric control of rotation speed
    • F02D31/002Electric control of rotation speed controlling air supply
    • F02D31/003Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control
    • F02D31/005Electric control of rotation speed controlling air supply for idle speed control by controlling a throttle by-pass
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D11/00Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated
    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
    • F02D11/10Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type
    • F02D2011/101Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles
    • F02D2011/102Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance of the electric type characterised by the means for actuating the throttles at least one throttle being moved only by an electric actuator

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は内燃機関のアイドリング回転速度制御
方法に関する。
従来より、スロツトル弁上流の吸気通路からバ
イパス通路を分岐してこのバイパス通路をスロツ
トル弁下流において再び吸気通路内に連結し、負
圧ダイアフラム式制御弁装置をこのバイパス通路
内に設けると共に負圧ダイアフラム式制御弁装置
のダイアフラム負圧室を負圧導管を介してスロツ
トル弁下流の吸気通路内に連結し、この負圧導管
内に流路断面積を制御するための電磁制御弁を取
付けてこの電磁制御弁を機関の運転状態に応じて
制御することにより負圧ダイアフラム式制御弁装
置のダイアフラム負圧室内に加わる負圧を制御
し、それによつてバイパス通路の流路断面積を制
御して機関アイドリング運転時にバイパス通路か
ら供給される吸入空気量を制御するようにしたア
イドリング回転速度制御装置が知られている。し
かしながらこのような従来のアイドリング回転速
度制御装置ではまず第1に寒冷地において車両が
使用された場合には電磁制御弁が氷結して負圧導
管の流路断面積制御ができなくなり、その結果負
圧ダイアフラム式制御弁装置によるバイパス通路
の流路断面積制御が不可能になるためにバイパス
通路から供給される吸入空気量を制御できなくな
るという問題がある。第2に従来のアイドリング
回転速度制御装置では負圧ダイアフラム式制御弁
装置を用いているためにバイパス通路の流路断面
積の制御可能な範囲が狭く、従つて負圧ダイアフ
ラム式制御弁装置を全開にしてもフアストアイド
リング運転時に必要な十分な吸入空気をバイパス
通路から供給することはできない。従つて従来の
アイドリング回転速度制御装置ではバイパス通路
に加えて更に別個の第2のバイパス通路を設けて
この第2バイパス通路内にバイメタル作動弁を設
け、機関温度が低いときにこのバイメタル作動弁
を開弁して第2バイパス通路から吸入空気をも供
給し、それによつてフアストアイドリング運転時
に必要な吸入空気量を確保するようにしている。
このように従来のアイドリング回転速度制御装置
ではバイパス通路に加えて更に第2バイパス通路
を設けなければならず、しかも第2バイパス通路
内にバイメタル作動弁を取付けなければならない
ために構造が複雑になるという問題がある。ま
た、フアストアイドリング運転時における吸入空
気の制御がバイメタル素子の伸縮動作だけによつ
ているのでフアストアイドリング運転時において
精度よく吸入空気量を制御できないという問題が
ある。
本発明はフアストアイドリング運転時を含めた
全運転領域に亙つてアイドリング運転時における
機関回転数を最適値に維持できると共に特に良好
な機関の始動を確保するようにしたアイドリング
回転速度制御方法を提供することにある。
以下、添附図面を参照して本発明を詳細に説明
する。
第1図を参照すると、1は機関本体、2はサー
ジタンク、3は吸気管、4はスロツトル弁、5は
エアフローメータを夫々示し、このエアフローメ
ータ5は図示しないエアクリーナを介して大気に
連結される。サージタンク2は各気筒に共通であ
つてこのサージタンク2は複数個の枝管6を介し
て対応する気筒に夫々連結され、これらの各枝管
6には夫々燃料噴射弁7が取付けられる。一方、
サージタンク2には流量制御弁装置8が取付けら
れる。この流量制御弁装置8は第2図に示される
ようにステツプモータ9を保持するモータハウジ
ング10と、モータハウジング端板11と、弁ハ
ウジング12とを具備し、これらハウジング1
0,12並びに端板11はボルト13によつて互
に固締される。第1図並びに第2図に示すように
弁ハウジング12にはフランジ14が一体形成さ
れ、このフランジ14はボルトによつてサージタ
ンク2の外壁面上に固定される。弁ハウジング1
2内には弁室15が形成され、この弁室15は弁
ハウジング12に固定されたバイパス管16を介
して第1図に示すようにスロツトル弁4上流の吸
気管3内に連結される。一方、第1図並びに第2
図に示されるようにフランジ14の先端部にはサ
ージタンク2内に突出する円筒状突起17が一体
形成され、この突起17内には円筒状空気流出孔
18が形成される。空気流出孔18の内端部には
環状溝19aが形成され、この環状溝19a内に
は弁座19が嵌着される。
一方、ステツプモータ9は弁軸20と、弁軸2
0と共軸的に配置されたロータ21と、ロータ2
1の円筒状外周面とわずかな間隙を隔てて固定配
置された一対のステータ22,23とを具備す
る。第2図に示すように弁軸20の端部はモータ
ハウジング10に固定された焼結金属製の中空円
筒状軸受24により支承されており、弁軸20の
中間部はハウジング端板11に固定された焼結金
属製軸受25により支承される。また、弁軸20
には弁軸20が最大前進位置にあるときにロータ
21と当接する第1のストツプピン26が固着さ
れ、更に弁軸20には弁軸20が最大後退位置に
あるときにロータ21と当接する第2のストツプ
ピン27が固着される。なお、軸受24には第1
ストツプピン26が侵入することのできるスリツ
ト28が形成される。更に、モータハウジング1
0内に位置する弁軸20の外周面上には外ねじ山
29が螺設され、この外ねじ山29は第2図にお
いて弁軸20の左端から右方に延設されて第2ス
トツプピン27をわずかばかり越えた位置で成端
する。また、弁軸20の外周面上には外ねじ山2
9の成端位置近傍から右方に延びる平坦部30が
形成され、一方第3図に示されるように軸受25
の軸支承孔は弁軸21の外周面と相補的形状をな
す円筒状内周面31と平坦状内周面32を有す
る。従つて弁軸20は軸受25によつて回転不能
にかつ軸方向に摺動可能に支承される。また、第
3図に示されるように軸受25の外周壁面上には
外方に突出する腕33が一体形成され、一方ハウ
ジング端板11上には軸受25の外周輪郭形状に
一致した輪郭形状の軸受嵌着孔34が形成され
る。従つて軸受25が第2図に示すように軸受嵌
着孔34内に嵌着されたとき軸受25はハウジン
グ端板11上において回転不能に支持される。弁
軸20の先端部にはほぼ円錐状の外周面35を有
する弁体36がナツト37によつて固締され、弁
体36の外周面35と弁座19間に環状の空気流
通路38が形成される。更に弁室15内には弁体
36とハウジング端板11間に圧縮ばね39が挿
入される。
第2図に示されるようにロータ21は合成樹脂
製の内筒40と、内筒40の外周面上に嵌着固定
された金属製の中間筒41と、中間筒41の外周
面上に接着剤により接着固定された永久磁石から
なる外筒42とにより構成され、この永久磁石製
外筒42の外周面には後述するように円周方向に
N極とS極が交互に形成される。第2図からわか
るように中間筒41の一端部はモータハウジング
10によつて支持された玉軸受43のインナレー
ス44より支承され、一方中間筒41の他端部は
ハウジング端板11によつて支持された玉軸受4
5のインナレース46により支承される。従つて
ロータ21はこれら一対の玉軸受43,45によ
つて回転可能に支承される。また、内筒40の中
心孔内には弁軸20の外ねじ山29と噛合する内
ねじ山47が形成され、従つてロータ21が回転
すると弁軸20が軸方向に移動せしめられること
がわかる。
モータハウジング10内に固定配置されたステ
ータ22とステータ23とは同一の構造を有して
おり、従つて第4図から第7図を参照して片方の
ステータ22の構造のみについて説明する。第4
図から第7図を参照するとステータ22は一対の
ステータコア部分51,52とステータコイル5
3とにより構成される。ステータコア部分51は
環状側壁部54と、外筒部55と、環状側壁部5
4の内周縁から環状側壁部54に対して垂直に延
びる8個の磁極片56とにより構成され、これら
磁極片56はほぼ三角形状を有すると共に等角度
間隔で配置される。一方、ステータコア部分52
は環状側壁部57と、環状側壁部57の内周縁か
ら環状側壁部57に対して垂直に延びる8個の磁
極片58とにより構成され、これら磁極片58は
磁極片56と同様にほぼ三角形状を有すると共に
等角度間隔で配置される。これらのステータコア
部分51,52は第6図並びに第7図に示される
ようにそれらの磁極片56と磁極片58とが互に
等間隔を隔てるようにして互に結合され、このと
きステータコア部分51,52がステータコアを
形成する。第7図においてステータコイル53に
矢印Aで示す方向に電流を流すと第6図において
ステータコイル53の周りには矢印Bで示す磁界
が発生し、その結果磁極片56にはS極が、磁極
片58にはN極が夫々発生する。従つてステータ
22の内周面上とN極とS極が交互に形成される
ことがわかる。一方、第7図においてステータコ
イル53に矢印Aと反対方向に電流を流せば磁極
片56にはN極が、磁極片58にはS極が夫々発
生する。
第8図は第2図に示すようにステータ22とス
テータ23とをタンデム状に配置したところを示
す。なお、第8図においてステータ22の構成要
素と同様なステータ23の構成要素は同一の符号
で示す。第8図に示されるようにステータ22の
隣接する磁極片56と磁極片58との距離をlと
するとステータ23の磁極片56はステータ22
の磁極片56に対してl/2だけずれている。即
ち、ステータ22の隣接する磁極片56の距離d
を1ピツチとするとステータ23の磁極片56は
ステータ22の磁極片56に対して1/4ピツチだ
けずれている。一方、第9図に示すようにロータ
21の永久磁石製外筒42の外周面上にはその円
周方向に交互にN極とS極が形成され、隣接する
N極とS極との間隔は隣接する磁極片56と磁極
片58の間隔に一致する。
再び第1図を参照すると、ステツプモータ9は
ステツプモータ駆動回路60を介して電子制御ユ
ニツト61に接続される。更に、電子制御ユニツ
ト61には車速センサ62、機関冷却水温センサ
63、機関回転数センサ64、スロツトルスイツ
チ65、自動変速装置のニユートラルスイツチ6
6並びに油圧スイツチ67が接続される。車速セ
ンサ62は例えばスピードメータ内に設けられて
スピードメータケーブルにより回転せしめられる
回転永久磁石68と、この永久磁石68によつて
オン・オフ動作せしめられるリードスイツチ69
とにより構成されて車速に比例したパルス信号を
電子制御ユニツト61に送り込む。水温センサ6
3は機関冷却水温を検出し、機関冷却水温を表わ
す信号を電子制御ユニツト61に送り込む。回転
数センサ64はデイストリビユータ70内におい
てクランクシヤフトと同期して回転するロータ7
1と、このロータ71の鋸歯状外周縁に対設され
た電磁ピツクアツプ72とにより構成され、機関
クランクシヤフトが一定角度だけ回転する毎にパ
ルスを電子制御ユニツト61に送り込む。スロツ
トルスイツチ65はスロツトル弁4の回転運動に
よつて作動されてスロツトル弁4が全閉状態にあ
るときにオンとなり、その検出信号を電子制御ユ
ニツト61に送り込む。ニユートラルスイツチ6
6は自動変速装置がドライブレンジDであるかニ
ユートラルレンジNであるかを検出し、その検出
信号を電子制御ユニツト61に送り込む。
一方、第11図にエアコンデイシヨナ200を
示す。このエアコンデイシヨナ200は空気取入
口201と空気排出口202を有するエアダクト
203を具備する。空気取入口201は外気に連
結され、空気排出口202は車両運転室204内
に開口する。エアダクト203内にはモータ20
5によつて駆動されるフアン206が設けられ、
フアン206が回転すると空気取入口201から
エアダクト203内に吸引された空気が空気排出
口202から排出される。更にエアダクト203
内には回動軸207に固定されたエアミツクスダ
ンバ208が取付けられる。回動軸207にはア
ーム209が固着され、このアーム209の先端
部は制御ロツド210を介して負圧ダイヤフラム
装置211のダイヤフラム212に連結される。
負圧ダイヤフラム装置211はダイヤフラム21
2によつて隔離された負圧室213と大気圧室2
14を具備し、この負圧室213内にダイヤフラ
ム押圧用圧縮ばね215が挿入される。負圧室2
13は一方で絞り216を介して大気に連結さ
れ、他方では負圧導管217並びに開閉制御弁2
18を介してサージタンク2(第1図)内に連結
される。第11図に示されるようにこの開閉制御
弁218はエアコンデイシヨナ用電子制御ユニツ
ト219の出力端子に接続され、電子制御ユニツ
ト219の入力端子にはエアコンデイシヨナスイ
ツチ73と、室温設定装置221と、室温センサ
222が連結される。電子制御ユニツト219か
らは開閉制御弁218のソレノイドに連続パルス
が供給され、この供給連続パルスのデユーテイ比
が大きくなるほど開閉制御弁218の開弁時間が
長くなる。一方、第11図に示すようにエアダク
ト203内には空気冷却用のエバポレータ223
と空気加熱用の熱交換器224が設けられる。こ
のエバポレータ223には冷媒流入管225を介
して機関駆動のコンプレツサ(図示せず)から冷
媒が供給され、エアダクト203内を流れる空気
から熱を奪つた後に冷媒返戻管226を介してコ
ンプレツサに返戻される。一方、熱交換器224
内には機関冷却水が冷却水供給導管227を介し
て供給され、エアダクト203内を流れる空気に
熱を与えた後に冷却水返戻管228を介してラジ
エータ(図示せず)に返戻される。
エアコンデイシヨナスイツチ73がオンになる
とモータ225が回転せしめられると共に開閉制
御弁218の開弁制御が開始される。開閉制御弁
218に加えられる連結パルスのデユーテイ比が
大きくなると前述したように開閉制御弁218の
開弁時間が長くなるために負圧室213内の負圧
が大きくなる。その結果、ダイヤフラム212は
圧縮ばね215に抗して上昇するのでエアミツク
スダンパ208は矢印P方向に回動する。エアミ
ツクスダンパ208が矢印P方向に回動すると熱
交換器224を通過する空気量が減少するために
運転者室204内に供給される空気の温度は低下
する。一方、開閉制御弁218に加えられる連結
パルスのデユーテイ比が小さくなると開閉制御弁
218の開弁時間が減少するために負圧室213
内の負圧が小さくなる。その結果、ダイヤフラム
212は下降するのでエアミツクスダンパ208
は矢印Pと反対方向に回動し、斯くして熱交換器
224を通過する空気量が増大するために運転車
室204内に供給される空気の温度は上昇する。
エアミツクスダンパ208は温度設定装置221
によつて運転者により設定された温度と、室温セ
ンサ222により検出された室温が等しくなるよ
うに回動制御される。
第11図に示されるようにエアミツクスダンパ
208が実線で示す位置にあるときエアミツクス
ダンパ208と係合してオンとなるホツトマツク
ススイツチ74がエアダクト203に設けられ
る。エアミツクスダンパ208が実線で示す位置
にあるときにはエアダクト203内を流れる全て
の空気が熱交換器224を通過し、斯くしてホツ
トマツクススイツチ74がオンとなるのはエアダ
クト203を介して運転者室204内に供給され
る空気が最も加熱されているときである。このと
きエバポレータ223は除湿の役目を果してい
る。更に、エアミツクスダンパ208が破線で示
す位置にあるときエアミツクスダンパ208と係
合してオンとなるクールマツクススイツチ75が
エアダクト203に設けられる。エアミツクスダ
ンパ208が破線で示す位置にあるときにはエア
ダクト203内を流れる全ての空気は熱交換器2
24によつて加熱されることなくエバポレータ2
23によつて冷却され、斯くしてクールマツクス
スイツチ75がオンとなるのはエアダクト203
を介して運転者室204内に供給される空気が最
も冷却されているときである。更に、エバポレー
タ223の下流のエアダクト203内にはエバポ
レータ223を通過した空気の温度を検出するた
めにエバポレータ出口温センサ76が設けられ
る。第11図に示されるようにエアコンデイシヨ
ナスイツチ73、ホツトマツクススイツチ74、
クールマツクススイツチ75並びにエバポレータ
出口温センサ76は電子制御ユニツト61に接続
される。
第10図にステツプモータ駆動回路60と、電
子制御ユニツト61を示す。第10図を参照する
と、電子制御ユニツト61はデイジタルコンピユ
ータからなり、各種の演算処理を行なうマイクロ
プロセツサ(MPU)80、ランダムアクセスメ
モリ(RAM)81、制御プログラム、演算定数
等が予め格納されているリードオンリメモリ
(ROM)82、入力ポート83並びに出力ポー
ト84が双方向バス85を介して互に連結されて
いる。更に、電子制御ユニツト61内には各種の
クロツク信号を発生するクロツク発生器86が設
けられる。また、電子制御ユニツト61はカウン
タ87を具備し、車速センサ62がこのカウンタ
87を介して入力ポート83に接続される。この
カウンタ87は車速センサ62の出力信号をクロ
ツク発生器86のクロツク信号により一定時間計
数し、車速に比例した2進計数値が入力ポート8
3並びにバス85を介してMPU80に読み込ま
れる。更に、電子制御ユニツト61は一対のAD
変換器88,89を具備しており、水温センサ6
3がAD変換器88を介して入力ポート83に接
続され、エバポレータ出口温センサ76がAD変
換器89を介して入力ポート83に接続される。
水温センサ63は例えばサーミスタからなり、従
つて水温センサ63は機関冷却水温に比例した出
力電圧を発する。この出力電圧はAD変換器88
において機関冷却水温に対応した2進数に変換さ
れ、この2進数が入力ポート83並びにバス85
を介してMPU80に読み込まれる。同様に、エ
バポレータ出口温センサ76も例えばサーミスタ
からなり、従つてエバポレータ出口温センサ76
はエバポレータ223(第11図)を通過した空
気温に比例した出力電圧を発する。この出力電圧
はAD変換器89においてエバポレータ223を
通過した空気温に対応した2進数に変換され、こ
の2進数が入力ポート83並びにバス85を介し
てMPU80に読み込まれる。クールマツクスス
イツチ75、ホツトマツクススイツチ74、エア
コンデイシヨナスイツチ73、油圧スイツチ6
7、回転数センサ64、スロツトルスイツチ65
並びにニユートラルスイツチ66の出力信号は入
力ポート83並びにバス85を介してMPU80
に読み込まれる。MPU80内では回転数センサ
64の出力パルスの時間間隔を計算し、この時間
間隔から機関回転数を求めている。一方、出力ポ
ート84の出力端子はラツチ90の対応する入力
端子に接続され、ラツチ92の出力端子はステツ
プモータ駆動回路60に接続される。出力ポート
84にはMPU80からパルスモータ駆動データ
が書き込まれ、このパルスモータ駆動データはラ
ツチ90においてクロツク発生器86のクロツク
信号により一定時間保持される。電子制御ユニツ
ト61の電源端子は並列配置されたイグニツシヨ
ンスイツチ91並びにリレー92のスイツチ93
を介してバツテリ、即ち電源94に接続される。
このスイツチ93はコイル95によつて開閉制御
され、このコイル95の一端は電源に接続され、
その他端は駆動回路96を介して出力ポート84
に接続される。また、イグニツシヨンスイツチ9
1の開閉動作は入力ポート83並びにバス85を
介してMPU80に読み込まれる。
一方、パルスモータ駆動回路60においてステ
ータ22のステータコイル53とステータ23の
ステータコイル53は第8図において同一方向に
巻設されており、第10図においてこれらステー
タコイル53の巻始め端子S1,S2で、これらステ
ータコイル53の巻終り端子E1,E2で夫々示さ
れる。更に、第10図においてステータコイル5
3の中間タツプがM1,M2で夫々示される。ステ
ータ22において巻始め端子S1と中間タツプM1
間のステータコイル53は1相励磁コイルを形
成し、巻終り端子E1と中間タツプM1間のステー
タコイル53は3相励磁コイルを形成する。更
に、ステータ23において巻始め端子S2と中間タ
ツプM2間のステータコイル53は2相励磁コイ
ルを形成し、巻終り端子E2と中間タツプM2
のステータコイル53は4相励磁コイルを形成
する。第10図に示されるようにパルスモータ駆
動回路60は4個のトランジスタTr1,Tr2
Tr3,Tr4を有し、巻始め端子S1,S2並びに巻終
り端子E1,E2は夫々トランジスタTr1,Tr2
Tr3,Tr4のコレクタに接続される。また、中間
タツプM1,M2は電源94を介して接地される。
トランジスタTr1,Tr2,Tr3,Tr4のコレクタは
対応する逆起電力吸収用ダイオードD1,D2,D3
D4並びに抵抗Rを介して電源94に接続され、
各トランジスタTr1,Tr2,Tr3,Tr4のエミツタ
は接地される。また、各トランジスタTr1,Tr2
Tr3,Tr4のベースはラツチ92の対応する出力
端子に接続される。
前述したようにMPU80内では回転数センサ
64の出力信号に基いて機関回転数が計算され
る。一方、ROM82内には例えば機関冷却水温
と機関回転数との望ましい関係を表わす関数が数
式の形で或いは遂点のデータテーブルの形で予め
格納されている。MPU80内ではこの関数と現
在の機関回転数とから現在の回転数を予め定めら
れた望ましい回転数にするのに必要なステツプモ
ータ9の移動方向を定め、更にその移動方向にス
テツプモータ9を順次ステツプ移動させるための
ステツプモータ駆動データを求めてこの駆動デー
タを出力ポート84に書き込む。この書き込み動
作は例えば8msec毎に行なわれ、出力ポート8
4に書き込まれたステツプモータ駆動データがラ
ツチ90において8msecの間保持される。MPU
50から出力ポート84へは例えば4ビツトの駆
動データ“1000”が送り込まれ、第1図において
各トランジスタTr1,Tr2,Tr3,Tr4に連結され
たラツチ90の出力端子を夫々,,,と
するとこのときラツチ90の出力端子,,
,には8msecの間夫々“1”、“0”、“0”、
“0”の出力信号が表われる。第12図はラツチ
90の各出力端子,,,に表われる出力
信号を示している。第12図からわかるように時
刻t1とt2の間は上述のようにラツチ90の各出力
端子,,,に夫々“1”、“0”、“0”、
“0”の出力信号が表われている。このようにラ
ツチ90の出力端子の出力信号が“1”になる
とトランジスタTr1はオン状態となるため1相励
磁コイルが励磁される。次いでt2において
MPU80内において例えば弁体36(第2図)
が開弁方向に移動するようにステツプモータ9を
1ステツプだけ移動すべきと判断された場合には
MPU80から出力ポート84に駆動データ
“1100”が読み込まれ、それによつて第12図の
時刻t2とt3間に示すようにラツチ90の出力端子
,,,には夫々“1”、“1”、“0”、
“0”の出力信号が発生する。従つてこのときト
ランジスタTr2もオン状態となり、斯くして1相
励磁コイルと2相励磁コイルが励磁される。
同様に第12図の時刻t3とt4間ではラツチ90の
出力端子,,,には夫々“0”、“1”、
“1”、“0”の出力信号が表われ、従つてこのと
き2相励磁コイルと3相励磁コイルが励磁さ
れる。更に、第12図の時刻t4とt5ではラツチ9
0の出力端子,,,には夫々“0”、
“0”、“1”、“1”の出力信号が表われ、従つて
このとき3相励磁コイルと4相励磁コイルが
励磁される。なお、第12図からラツチ90の出
力端子,,,に表われる信号、即ち各励
磁コイル,,,の励磁パルスの長さは等
しく、更に各励磁パルスが互に1/2づつ重合して
いることがわかる。時刻t2とt5間におけるように
各励磁パルスが互に1/2づつ重合するように励磁
パルスを発生させることを2相同時励磁方式とい
う。
第13図は各ステータ22,23の磁極片5
6,58と、ロータ21の外筒42の外周面を展
開して図解的に示している。第13図aは第12
図の時刻t1とt2間のように1相励磁コイルのみ
が励磁されている場合を示しており、このときス
テータ22の磁極片56はN極、磁極片58はS
極となつている。一方、ステータ23の各磁極片
56,58には磁極が表われていない。従つてこ
のときステータ22の磁極片56とロータ外筒4
2のS極が対向し、ステータ22の磁極片58と
ロータ外筒42のN極が対向している。次いで第
12図の時刻t1とt3間のように2相励磁コイル
が励磁されるとこの2相励磁コイルの電流の向
きと1相励磁コイルの電流の向きが同一方向で
あるので第13図bに示されるようにステータ2
3の磁極片56はN極となり、ステータ23の磁
極片58はS極となる。従つてこのときロータ外
筒42はロータ外筒42のS極がステータ22の
磁極片56とステータ23の磁極片との中間に位
置し、一方ロータ外筒42のN極がステータ22
の磁極片58とステータ23の磁極片58との中
間に位置するように移動する。前述したようにス
テータ22の隣接する磁極片56の間隔を1ピツ
チとすると第13図bに示すロータ外筒42は第
13図aに示すロータ外筒42に対して第13図
において右側に1/8ピツチ移動したことになる。
次いで第12図の時刻t3とt4間のように3相励
磁コイルが励磁されるとこの3相励磁コイル
の電流の向きは1相励磁コイルの電流の向きと
逆向きになるために第13図cに示されるように
ステータ22の磁極片56はS極となり、ステー
タ22の磁極片はN極となる。その結果、第13
図cに示すロータ外筒42は第13図bに示すロ
ータ外筒42に対して第13図において右方に1/
4ピツチ移動することになる。次いで第12図の
時刻t4とt5間のように4相励磁コイルが励磁さ
れると第13図dに示されるようにロータ外筒4
2は第13図cのロータ外筒42に対して右方に
1/4ピツチ移動する。次いで第12図の時刻t5
t6間では4相励磁コイルのみが励磁され、従つ
て第12図eに示すようにステータ22の各磁極
片56,58には磁極が表われていない。斯くし
てこのときステータ23の磁極片56とロータ外
筒42のN極が対向し、ステータ23の磁極片5
8とロータ外筒42のS極が対向するようにロー
タ外筒42は第13図dに示すロータ外筒42に
対して第13図において右方1/8ピツチ移動する。
次いで第12図の時刻t6においてMPU80から
出力ポート84に駆動データ“0000”が書き込ま
れ、従つてラツチ90の出力端子,,,
の出力信号は全て“0”となるので全ての励磁コ
イル,,,の励磁が停止される。このと
き第13図eに示すようにステータ23の磁極片
56とロータ円筒42のN極が対向しており、ス
テータ23の磁極片58とロータ外筒42のS極
が対向している。従つてロータ円筒42のN極が
ステータ23の磁極片56に作用する吸引力とロ
ータ円筒42のS極がステータ23の磁極片58
に作用する吸引力とによりロータ円筒42は第1
3図eに示す状態に静止保持される。なお、ロー
タ円筒42が静止保持される前に4相励磁コイル
が励磁されていたことがRAM81内に記憶さ
れる。
次いで第12図の時刻t7においてMPU80内
において弁体36(第2図)が開弁する方向にス
テツプモータ9を1ステツプだけ移動すべきと判
断された場合にはMPU80は最後に励磁された
励磁コイルが何相であつたかをRAM81から読
み取り、最後に励磁された励磁コイルが4相励磁
コイルである場合にはMPU80は出力ポート
84に駆動データ“0001”を書き込む。斯くして
第12図の時刻t7とt8間で示されるように4相励
磁コイルのみが励磁される。このときロータ円
筒42は第13図eに示す位置にあるのでロータ
円筒42は静止したままである。次いで第12図
の時刻t7とt8間に示されるように3相励磁コイル
が励磁されると各ステータ22,23の各磁極
片56,58には第13図dに示されるような磁
極が表われ、斯くしてロータ円筒42は第13図
eのロータ円筒42に対して前とは逆に第13図
において左方向へ1/8ピツチ移動する。
第12図の時刻t1とt6間におけるように1相励
磁コイルから順次励磁されるとステータ22,
23に対してロータ外筒42が移動し、それによ
つてロータ21が一方向に回転する。ロータ21
が回転すると第2図に示すように弁軸20の外ね
じ山29とロータ内筒40の内ねじ山47が噛合
しているために弁軸20は第2図において左方に
移動する。その結果、弁体36と弁座19間に形
成される環状空気流通路38の断面積が増大する
ために第1図においてスロツトル弁4上流の吸気
管3内からバイパス管16を介してサージタンク
2に供給される空気量は増大する。一方、第12
図の時刻t7とt10間ではロータ21の逆方向に回転
するために弁軸20が第2図において右方に移動
し、その結果弁体36と弁座19間に形成される
環状空気流通路38の断面積は減少する。
第14図並びに第15図はバイパス通路を流れ
る空気量を制御する際のフローチヤートを示して
おり、第16図はバイパス空気量を制御している
ときのステツプモータの全体的な動きを示してい
る。第16図において縦軸はステツプモータ9の
ステツプ位置STEPを示し、横軸は時間tを示
す。なお、第16図の縦軸においてSTEP=0と
は弁体36(第2図)が全閉位置にあるとき、即
ち第2図において右端位置にあるときを示し、
STEP=125とは弁体36が全開位置にあるとき、
即ち第2図において左端位置にあるときを示す。
第14図においてステツプ100はバイパス空気量
制御が時間割込みで行なわれることを示す。な
お、この実施例では8msec毎に割込みが行なわ
れる。まず始めにステツプ101においてイグニツ
シヨンスイツチ91の開閉動作を入力ポート83
からMPU80内に読み込んでイグニツシヨンス
イツチ91がオンであるか否かが判別される。ス
テツプ101においてイグニツシヨンスイツチ91
がオンでないと判断された場合にはステツプ102
に進み、ステツプ102においてステツプモータ9
のイニシヤライズ処理が行なわれる。このイニシ
ヤライズ処理はRAM81内に記憶されているス
テツプモータ9の現在のステツプ位置STEPと、
弁体36(第2図)が全開するときのステツプ位
置125との差を計算する。次いでステツプ103にお
いてこの差に相当するステツプ数だけ弁体36の
開弁する方向にステツプモータを回転させる。更
にステツプ102におけるステツプモータイニシヤ
ライズ処理ではステツプ103におけるステツプモ
ータ9の回転処理が行なわれている間リール92
のコイル95に通電し続けてスイツチ93をオン
状態に保持し、ステツプ103におけるステツプモ
ータ9の回転処理が完了するとリレー92のコイ
ル95への通電を停止してスイツチ93をオフに
する。従つてイグニツシヨンスイツチ91がオフ
となつてもステツプモータ9が弁体36の全開位
置まで回転する間電子制御ユニツト61にはリレ
ー92のスイツチ93を介して電力が供給され
る。第16図の時刻t1はスグニツシヨンスイツチ
91がオフとなつたときを示しており、時刻t2
リレー92のスイツチ93がオフとなつたときを
示している。従つて時刻t1とt2間においてステツ
プモータ9は弁体36が全開するステツプ位置
125まで回転せしめられることがわかる。
一方、イグニツシヨンスイツチ91がオフとな
つた後暫らくしてイグニツシヨンスイツチ91が
オンになつたとすると電子制御ユニツト61には
電力が供給される。このとき第14図のステツプ
101においてイグニツシヨンスイツチ91がオン
であると判断されるのでステツプ104に進む。ス
テツプ104ではイグニツシヨンフラグが立つてい
るか否か判別されるがこのときイグニツシヨンフ
ラグは立つていないのでステツプ105に進む。ス
テツプ105では水温センサ63の出力信号に基い
て機関冷却水温が20℃よりも低くないか否か判別
され、ステツプ105において機関冷却水温が20℃
よりも低いと判別されたときはステツプ106に進
んで制御開始機関回転数NSTAに800r.p.mを入
れた後にステツプ107に進む。一方、ステツプ105
において機関冷却水温が20℃よりも低くないと判
断された場合にはステツプ108に進み、ステツプ
108において機関冷却水温が70℃よりも低くない
か否から判別される。ステツプ108において機関
冷却水温が70℃よりも低いと判断された場合には
ステツプ109に進んで制御開始機関回転数NSTA
に500r.p.mを入れた後にステツプ107に進む。一
方、ステツプ108において機関冷却水温が70℃よ
りも小さくないと判断された場合にはステツプ
110に進んで制御開始機関回転数NSTAに250r.p.
mを入れた後にステツプ107に進む。前述したよ
うにMPU80内では回転数センサ64の出力信
号に基いて機関回転数NEが計算されている。ス
テツプ107ではこの機関回転数NEが制御開始機
関回転数NSTAよりも小さくないか否かが判別
され、機関回転数NEが制御開始機関回転数
NSTAよりも小さいときにはステツプ103に進ん
でステツプモータ9の回転処理が行なわれる。し
かしながらこのとき実際にはステツプモータ9は
静止状態に保持される。一方、ステツプ107にお
いて機関回転数NEが制御開始機関回転数NSTA
よりも小さくないと判別された場合にはステツプ
111に進み、ステツプ111において電源94の電圧
VBが10Vより低くないか否かが判別される。ス
テツプ111において電源94の電圧VBが10Vより
も小さいと判断された場合にはステツプ103に進
んでステツプモータ103の回転処理が行なわれ
る。しかしながらこのときにも実際にはステツプ
モータ9は静止状態に保持される。一方、ステツ
プ111において電源94の電圧VBが10Vよりも低
くないと判断されたときはステツプ112に進み、
ステツプ112においてイグニツシヨンフラグが立
てられる。次いでステツプ113において始動制御
実行中フラグが立てられた後にステツプ114にお
いて水温センサ63の出力信号に基いて始動時ス
テツプ位置SSTAの計算が行なわれる。第17図
に始動時ステツプ位置SSTAと機関冷却水温T
(℃)との関係を示す。第17図からわかるよう
に機関冷却水温が−20℃以下のときには始動時ス
テツプ位置SSTAは125であり、機関冷却水温が
−20℃と70℃との間では機関冷却水温が高くなる
につれて始動時ステツプ位置SSTAが小さくな
り、機関冷却水温が70℃以上になると始動時ステ
ツプ位置SSTAは40となる。第17図に示す始動
時ステツプ位置SSTAと機関冷却水温との関係は
関数の形で或いは遂点のデータテーブルの形で予
めROM82内に格納されており、従つてこの関
数或いはデータテーブルからステツプ114におい
て始動時ステツプ位置SSTAが計算される。次い
でステツプ115において始動時ステツプ位置
SSTAから現在のステツプモータ9のステツプ位
置を減算し、この減算結果をステツプ数STEPと
する。次いでステツプ116においてステツプ数
STEPが負であるか否かが判別され、ステツプ
116においてステツプ数STEPが負でない場合に
はステツプ117に進んでステツプモータ回転方向
DIRに零が入れられる。次いでステツプ118に進
んでステツプモータ9の移動すべきステツプ数
STEPとステツプモータ回転方向DIRがRAM8
1の所定の番地に記憶される。なお、ここでDIR
=0とは弁体36(第2図)が開弁方向に移動す
るステツプモータ9の回転方向を示しており、
DIR=1とは弁体36が開弁方向に移動するステ
ツプモータ9の回転方向を示している。一方、ス
テツプ116においてステツプ数STEPが負である
と判断された場合にはステツプ数STEPの絶対値
がSTEPとされ、次いでステツプ120においてス
テツプモータ回転方向DIRに1が入れられた後に
ステツプ118に進んでステツプモータ9の移動ス
テツプ数STEPとステツプモータ回転方向が
RAM81の所定の番地に記憶される。次いでス
テツプ103ではRAM81に記憶されたステツプ
モータの移動ステツプ数STEPとステツプモータ
回転方向DIRを読み出してステツプモータ駆動デ
ータを出力ポート84に書き込み、それによつて
ステツプモータ9がステツプモータ回転方向DIR
にステツプ数STEPだけ回転し始める。
次の割込みサイクルにおいてステツプ104では
イグニツシヨンフラグが立つているか否から判別
されるが前回の割込みサイクルのステツプ112に
おいてイグニツシヨンフラグが立てられているの
でステツプ104ではイグニツシヨンフラグが立つ
ていると判断され、ステツプ121に進む。ステツ
プ121では始動制御実行中フラグが立つているか
否かが判別されるが前回の割込みサイクルのステ
ツプ113において始動時実行中フラグが立てられ
ているのでステツプ121では始動時実行中フラグ
が立つていると判断され、ステツプ122に進む。
ステツプ122においてステツプモータ9が始動時
始動時ステツプ位置SSTAに向けて回転中か否か
が判別され、ステツプ122においてステツプモー
タ9が回転中であると判別された場合にはステツ
プ103に進んでステツプモータ9の回転が続行さ
れる。第16図において時刻t3はステツプモータ
9が始動時始動時ステツプ位置SSTAに向けて回
転を開始したときを示しており、t4はステツプモ
ータ9が始動時始動時ステツプ位置SSTAに達し
たときを示している。従つて時刻t3とt4間ではス
テツプ122においてステツプモータ9が回転中で
あると判断され、ステツプ103に進む。なお、時
刻t3とt4間では第12図に示すように各励磁コイ
ル,,,が8msec毎に順次励磁されて
いる。一方、第16図において時刻t4に達すると
ステツプモータ9は停止するためにステツプ123
に進み、ステツプ123において始動制御実行中フ
ラグを降ろした後にステツプ124に進んでカウン
タCに3秒をセツトする。なお、第14図に示す
ルーチンは8msec毎に時間割込みしているので
カウンタCに3秒をセツトするということはカウ
ンタCに数値3秒/8msec=375を入れることを
意味している。次いでステツプ125に進み、ステ
ツプ125において機関回転数NEが零か否かが判
別される。ステツプ125において機関回転数NE
が零である、即ちエンスト状態であると判断され
た場合にはステツプ126に進んでステツプ102と同
じステツプモータのイニシヤライズ処理が行なわ
れる。一方、ステツプ125において機関回転数
NEが零でないと判断された場合にはステツプ
127に進み、ステツプ127において機関が不安定な
運転状態か否かが判別される。即ち、MPU80
において計算されている機関回転数NEから機関
回転数NEが上昇中か下降中かを判別して機関回
転数NEが上昇中で機関回転数NEが500r.p.m以
上のときは機関が不安定な運転状態であるとして
ステツプ103に進み、機関回転数NEが下降中で
機関回転数NEが300r.p.m以下のときも機関が不
安定な状態にあるとしてステツプ103に進む。こ
のときステツプモータ9は静止状態に保持され
る。一方、機関回転数NEが上昇中で機関回転数
NEが500r.p.m以下か或いは機関回転数NEが下
降中で機関回転数NEが300r.p.m以上のときはス
テツプ127において機関は安定した運転状態にあ
ると判断され、ステツプ128に進んで暖機制御が
行なわれる。一方、次の割込みサイクルにおいて
始動制御実行中フラグは降ろされているのでステ
ツプ121からステツプ125に進み、機関回転数NE
が零でなくしかも機関が安定した運転状態にあれ
ばステツプ128において暖機制御が行なわれる。
第14図からわかるようにステツプ118に進ん
でステツプモータ9の回転数をRAM81の所定
の番地に記憶し次いでステツプ103においてステ
ツプモータ9の回転を開始するのはステツプ107
において機関回転数NEが制御開始機関回転数
NSTAよりも小さくなく、しかも電源84の電
圧VBが10Vよりも小さくないときである。更に
ステツプ105、106、108、109、110からわかるよ
うに機関冷却水温が低くなるにつれて制御開始機
関回転数NSTAが高くなる。次にこの理由につ
いて第18図を参照して説明する。第18図にお
いて縦軸はステツプモータ9を起動するのに必要
な電圧Vを示し、横軸はステツプモータ9の周囲
の温度Taを示す。第18図からわかるようにス
テツプモータ9の起動電圧Vはステツプモータ9
の周囲の温度Taが低くなるにつれて高くなる。
従つてステツプモータ9の周囲温度Taが低いと
き、例えば周囲温度が0℃以下のときにステツプ
モータ9を起動すると第18図に示されるように
起動電圧Vが高いために電源94の電圧VBが低
下してしまう。このような電源電圧VBが低下す
るのを阻止するためにはステツプモータ起動時に
おける機関回転数を高くして電源94に大きな充
電電流を流しておくことが必要である。ステツプ
モータ9の周囲温度は機関冷却水温が高くなるに
つれて高くなり、従つて機関冷却水温が低いとき
には制御開始機関回転数NSTAを高くして電源
電圧VBが低下するのを阻止している。
前述したようにステツプモータ9のステツプ位
置が始動時ステツプ位置SSTAに達すると第14
図のステツプ128において暖機制御が開始される。
次に第15図を参照して暖機制御について説明す
る。まず始めに、ステツプ150においてカウンタ
Cが零か否かが判別される。このカウンタCには
第14図のステツプ124において3秒がセツトさ
れており、従つて暖機制御開始後3秒間は第14
図のステツプ151に進んでカウンタCにC−1を
入れる、即ちカウンタCから1をデイクリメント
する。次いで第14図のステツプ103に進むがこ
のときステツプモータ9は静止状態に保持され
る。暖機制御開始後3秒を経過するとステツプ
152に進んでカウンタCに3秒をセツトし、次い
でステツプ153においてエアコンデイシヨナスイ
ツチ73の出力信号からエアコンデイシヨナスイ
ツチ73がオンであるか否かが判別される。ステ
ツプ153においてエアコンデイシヨナスイツチ7
3がオンでないと判断された場合にはステツプ
154に進んで暖機運転時におけるステツプモータ
9のステツプ位置、即ち暖機ステツプ位置STに
ST1が入れられ、次いでステツプ155に進む。一
方、ステツプ153においてエアコンデイシヨナス
イツチ73がオンであると判別されたときはステ
ツプ156に進んで暖機ステツプ位置STにST2が入
れられ、次いでステツプ157に進む。ステツプ157
ではホツトマツクススイツチ74の出力信号に基
いてホツトマツクススイツチ74がオン状態であ
るか否かが判別され、ステツプ157においてホツ
トマツクススイツチ74がオンであると判別され
たときにはステツプ155に進む。一方、ステツプ
157においてホツトマツクススイツチ74がオン
でないと判別されたときにはステツプ158に進ん
で暖機ステツプ位置STにST3が入れられ、次い
でステツプ159に進む。ステツプ159ではクールマ
ツクススイツチ75の出力信号に基いてクールマ
ツクススイツチ75がオンであるか否かが判別さ
れ、クールマツクススイツチ75がオンである場
合にはステツプ155に進む。一方、ステツプ159に
おいてクールマツクススイツチ75がオンでない
と判別されたときはステツプ154において暖機ス
テツプ位置STにST1が入れられた後にステツプ
155に進む。従つてエアコンデイシヨナスイツチ
73がオン状態でない場合、並びにエアコンデイ
シヨナスイツチ73がオン状態にあるがホツトマ
ツクススイツチ74とクールマツクススイツチ7
5とが共にオンでないときには暖機ステツプ位置
STにST1が入れられる。更に、エアコンデイシ
ヨナスイツチ73がオンであつてホツトマツクス
スイツチ74がオンである場合には暖機ステツプ
位置STにST2が入れられる。また、エアコンデ
イシヨナスイツチ73がオンであつてクールマツ
クススイツチ75がオンである場合には暖機ステ
ツプ位置STにST3が入れられる。上述の暖機ス
テツプ位置ST1、ST2並びにST3と機関冷却水温
との関係を第19図に示す。第19図に示される
ように暖機ステツプ位置ST1は機関冷却水温Tが
−40℃のとき90前後であり、機関冷却水温Tが上
昇するにつれて徐々に低下して機関冷却水温Tが
70℃のとき40前後となる。一方、暖機ステツプ位
置ST2は機関冷却水温Tが−40℃から40℃の間で
はST1に比べてはるかに大きく、機関冷却水温T
が40℃から70℃間のではST1に徐々に近づく。一
方、暖機ステツプ位置ST3は機関冷却水温Tが−
40℃から40℃の間ではST1より少しづつ徐々に大
きくなり、機関冷却水温Tが40℃以上ではST1よ
りわずかばかり大きくなつている。これらの
ST1、ST2並びにST3は第19図に示すように機
関冷却水温Tの関数の形で、或いは遂点のデータ
テーブルの形で予めROM82内に格納されてお
り、従つてステツプ154、ステツプ156、ステツプ
158では夫々ROM82からST1、ST2、ST3を読
み出してSTに入れる。
ステツプ155ではステツプモータ9のステツプ
数に1が入れられ、ステツプモータ回転方向DIR
に零が入れられる。前述したようにステツプモー
タ回転方向DIR=0は弁体36(第2図)が開弁
方向に移動する回転方向を示しており、ステツプ
モータDIR=1は弁体36が閉弁方向に移動する
回転方向を示している。次いでステツプ160にお
いて暖機ステツプ位置STが第17図に示す始動
時ステツプ位置SSTAより大きいか否かが判別さ
れる。ステツプ160において暖機ステツプ位置ST
が始動時ステツプ位置SSTAよりも大きいと判別
されたときはステツプ161においてSSTAに
SSTA+1が入れられる。従つてこのときSSTA
はもはや第17図に示す始動時ステツプ位置とは
異なり、暖機制御による移動ステツプ位置を示し
ている。次いでステツプ162においてステツプモ
ータ9の移動ステツプ数1とステツプモータ回転
方向DIR=0がRAM81の所定の番地に記憶さ
れる。一方、ステツプ160において暖機ステツプ
位置STが暖機制御による移動ステツプ位置
SSTAよりも大きくないと判断されたときはステ
ツプ163に進み、ステツプ163において暖機ステツ
プ位置STが暖機制御による移動ステツプ位置
SSTAと等しいか否かが判別される。ステツプ
163において暖機ステツプ位置STが移動ステツプ
位置SSTAと等しくないと判別された場にはステ
ツプ164に進んで移動ステツプ数SSTAにSSTA
−1が入れられると共にステツプモータ回転方向
DIRに1が入れられる。次いでステツプ162にお
いてステツプモータ9のステツプ数1とステツプ
モータ回転方向DIR=1がRAM81の所定の番
地に記憶される。次いで第14図のステツプ103
においてRAM81に記憶されたステツプ数と回
転方向へステツプモータ9が回転せしめられる。
一方、ステツプ163において暖機ステツプ位置ST
が暖機制御による移動ステツプ位置SSTAと等し
いと判断された場合には第14図のステツプ103
に進むがこのときにはステツプモータ9は静止状
態に保持される。従つて暖機制御による移動ステ
ツプ位置SSTAが暖機ステツプ位置STに達する
とステツプモータ9は静止状態に保持される。前
述したように時刻t4はステツプモータ9のステツ
プ位置が始動時ステツプ位置SSTAに達したとき
を示しており、このときから暖機制御が開始され
る。暖機制御が開始されるとステツプモータ9は
3秒毎に1ステツプづつ移動せしめられ、ステツ
プ位置が暖機ステツプ位置STに達したときにス
テツプモータ9が停止する。このときが第16図
の時刻t5で示される。この時刻t5以後は機関冷却
水温T(第19図)の上昇により暖機ステツプ位
置STが変化するとそのときにステツプモータ9
は1ステツプ移動せしめられる。第16図の時刻
t5以後において暖機ステツプ数STにST1が入れ
られている場合において例えばホツトマツクスス
イツチ74がオンになると暖機ステツプ数STは
ST2となるためにステツプモータ9はST1から
ST2に向けて3秒毎に1ステツプづつ移動する。
第11図に示されるようにホツトマツクススイ
ツチ74がオンとなるのはエアダクト203内を
流れる全ての空気が熱交換器224内を流通せし
められるときであり、従つて空気温をもつと上昇
させる必要のあるときである。更に、クールマツ
クススイツチ75がオンとなるのはエアダクト2
03内を流れる空気が熱交換器224を通過する
のを完全に遮断したときであり、従つて空気温を
もつと低下させる必要のあるときである。従つて
ホツトマツクススイツチ74がオンになつた場合
には第19図のST2に示すように暖機ステツプ位
置STを大きくし、それによつて機関回転数を上
昇させて機関冷却水温を上昇せしめ、熱交換器2
24によつて加熱される空気の温度を高めるよう
にしている。一方、クールマツクススイツチ75
がオンになつたときも同様に第19図のST3に示
すように暖機ステツプ位置STを大きくし、それ
によつて機関回転数を上昇させて図示しないコン
プレツサの回転数を上昇させ、エバポレータ22
3によつて冷却される空気の温度を低下させるよ
うにしている。また、暖機運転時においては機関
冷却水温が上昇するにつれて機関の各部の摩擦力
が小さくなるためにステツプモータ9を停止させ
ておくと機関回転数は次第に上昇する。従つて本
発明では第16図の時刻t4とt5間で示されるよう
に機関冷却水温の上昇につれてステツプモータ9
を3秒間に1ステツプづつ移動させて機関回転数
がほぼ一定値に保持するようにしている。更に暖
機運転時に例えばホツトマツクススイツチ74が
オンになつたときにステツプモータ9を暖機ステ
ツプ位置ST1からST2に即座に上昇せしめると機
関回転数が瞬時的に高くなり、運転者に不安感を
与える。従つて本発明では例えば暖機ステツプ位
置ST1からST2にステツプモータ9を3秒毎に1
ステツプづつ移動させて機関回転数が瞬時的に高
くなるのを阻止するようにしている。
以上述べたように本発明ではバイパス空気量の
制御にステツプモータを使用することによつてバ
イパス空気量を精度よく制御することができる。
また、本発明では機関停止時にバイパス流量制御
弁が全開せしめられ、機関開始時にバイパス流量
制御弁が全開位置からフアストアイドリング開度
まで閉弁せしめられるのでイグニツシヨンスイツ
チがオンにされた後ただちにスタータモータが作
動せしめられても十分な量のバイパス空気を供給
することができ、斯くして良好な機関の始動を確
保することができる。更に、始動直後ステツプモ
ータが機関冷却水温により定まるステツプ位置ま
で比較的早い速度で継続的に回転せしめられるの
で機関始動後即座に予め定められた吸入空気量と
なり、斯くして機関始動直後における安定した機
関の運転を確保することができる。また、ステツ
プモータの起動電圧はステツプモータの周囲温度
が低くなるほど高くなるのでステツプモータの周
囲温度が低いとき、即ち機関冷却水温が低いとき
にステツプモータを起動させると電源電圧、即ち
バツテリ電圧が低下してしまう。従つて本発明の
一実施例ではステツプモータが起動されるときの
機関回転数を機関冷却水温が低くなるにつれて大
きくし、それによつて電源電圧の低下を阻止する
ようにしている。また、電源電圧が所定電圧以上
にならないとステツプモータが起動されないよう
にして電源電圧の低下を二重に防止している。
【図面の簡単な説明】
第1図は機関吸気系の一部を断面で示した本発
明によるアイドリング回転速度制御装置の全体
図、第2図は流量制御弁装置の側面断面図、第3
図は第2図の−線に沿つてみた断面図、第4
図はステータコア部分の斜視図、第5図はステー
タコア部分の斜視図、第6図はステータの断面
図、第7図は第6図の−線に沿つてみた側面
断面図、第8図は第2図のステータの断面平面
図、第9図は第8図の−線に沿つてみた図解
的に示す側面断面図、第10図は第1図のステツ
プモータ駆動回路と電子制御ユニツトの回路図、
第11図はエアコンデイシヨナの全体図、第12
図はステツプモータの励磁パルスを示す線図、第
13図はステツプモータとロータとを図解的に示
した説明図、第14図は本発明によるアイドリン
グ回転速度制御の作動を説明するためのフローキ
ヤート、第15図は第14図の暖機制御のフロー
キヤート、第16図はステツプモータのステツプ
位置変化を示す線図、第17図は機関冷却水温と
始動時ステツプ位置との関係を示すグラフ、第1
8図はステツプモータ起動電圧とステツプモータ
の周囲温度との関係を示すグラフ、第19図は機
関冷却水温と暖機ステツプ位置との関係を示すグ
ラフである。 3……吸気管、4……スロツトル弁、8……流
量制御弁装置、9……ステツプモータ、16……
バイパス管、20……弁軸、21……ロータ、3
6……弁体、53……ステータコイル、60……
ステツプモータ駆動回路、61……電子制御ユニ
ツト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 機関アイドリング運転時における機関アイド
    リング回転数を検出し、該アイドリング回転数が
    予め定められた所定回転数となるようにスロツト
    ル弁上流の吸気通路とスロツトル弁下流の吸気通
    路とを連結するバイパス通路の流通空気量を制御
    するようにしたアイドリング回転速度制御方法に
    おいて、上記バイパス通路内に設けられた流量制
    御弁を制御するステツプモータを機関停止時に該
    制御弁が全開となるステツプ位置まで回転せし
    め、機関始動時にステツプモータを該制御弁が全
    開となるステツプ位置から機関冷却水温により定
    まるステツプ位置まで継続的に回転せしめて上記
    制御弁を閉弁方向に移動せしめるようにした内燃
    機関のアイドリング回転速度制御方法。 2 特許請求の範囲第1項記載の内燃機関のアイ
    ドリング回転速度制御方法において、機関回転数
    が所定回転数以上になつたときに上記ステツプモ
    ータを継続的に回転せしめるようにした内燃機関
    のアイドリング回転速度制御方法。 3 特許請求の範囲第2項記載の内燃機関のアイ
    ドリング回転速度制御方法において、バツテリ電
    圧が所定電圧以上になつたときに上記ステツプモ
    ータを継続的に回転せしめるようにした内燃機関
    のアイドリング回転速度制御方法。
JP814881A 1981-01-23 1981-01-23 Idling revolution speed control method for internal combustion engine Granted JPS57124048A (en)

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JP814881A JPS57124048A (en) 1981-01-23 1981-01-23 Idling revolution speed control method for internal combustion engine
US06/281,854 US4392468A (en) 1981-01-23 1981-07-09 Method and apparatus for controlling the idling speed of an engine

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JPS57124048A JPS57124048A (en) 1982-08-02
JPH0238782B2 true JPH0238782B2 (ja) 1990-08-31

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JP814881A Granted JPS57124048A (en) 1981-01-23 1981-01-23 Idling revolution speed control method for internal combustion engine

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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5932650A (ja) * 1982-08-18 1984-02-22 Mitsubishi Motors Corp エンジン回転数制御装置
JPS62178749A (ja) * 1986-01-29 1987-08-05 Mitsubishi Electric Corp 内燃機関のアイドル回転数制御装置

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JPS5213585A (en) * 1975-07-22 1977-02-01 Lion Corp Preparation of cellulose sulfate
JPS5248736A (en) * 1975-10-16 1977-04-19 Nippon Soken Inc Air flow rate adjusting device
JPS5557639A (en) * 1978-10-23 1980-04-28 Gen Motors Corp Internal combustion engine for automobile
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JPS57124048A (en) 1982-08-02

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