JPH0238603Y2 - - Google Patents

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JPH0238603Y2
JPH0238603Y2 JP17368982U JP17368982U JPH0238603Y2 JP H0238603 Y2 JPH0238603 Y2 JP H0238603Y2 JP 17368982 U JP17368982 U JP 17368982U JP 17368982 U JP17368982 U JP 17368982U JP H0238603 Y2 JPH0238603 Y2 JP H0238603Y2
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JP
Japan
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grain
discharge port
dust
preliminary discharge
shutter
Prior art date
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JP17368982U
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JPS59145138U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、コンバインの塵埃をスムーズに除去
する構成に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来のコンバインにおいては、穀粒貯蔵タンク
が密閉されており、揚穀コンベアより揚げられる
穀粒が投げ出される際に、塵埃の混じつた風と共
に穀粒貯蔵タンクに対して放り込まれるが、これ
らが密閉されたタンク内で行き場を失つてタンク
の各部から噴き出していたのである。
(ハ) 考案が解決すべき課題 このように噴き出す塵埃は、どこから出てくる
か判断出来ず、オペレーターのいる座席の方向へ
出てくることもあり、この場合にはオペレーター
に塵埃風が吹き付け、操作性を悪くしていたので
ある。
本考案はこれらの不具合を解消すべく、穀粒貯
蔵タンクに従来から設けられている予備排出口
に、塵埃排出用の網目口を設けて、ここから積極
的に塵埃を排出してやろうとするものである。
しかし、予備排出口としての役割は無くすわけ
ではなく、従来どおり穀粒を取り出すことも出来
るし、また予備排出口を完全に閉じることもでき
るようにしたものである。
予備排出口はタンクの中段にある為に、いつか
は穀粒により閉じられてしまうのであるが、正規
の排出口よりは上方にあり、より長い時間、塵埃
排出口として利用出来るのである。
又、少々穀粒が積層しても、その穀粒の間から
塵埃を含んだ空気は抜け出てくるので、長時間、
塵埃排出口として利用できるのである。
(ニ) 課題を解決する手段 本考案の解決すべき課題は以上の如くであり、
次に課題を解決する手段を説明する。
コンバインの穀粒貯蔵タンク1の底部に正規の
穀粒排出口4,5を設け、該穀粒排出口4,5よ
りも上方位置に予備排出口3を設け、該予備排出
口3にスライドシヤツター25を設け、該スライ
ドシヤツター25に網目部25aと開口部25b
を開口したものである。
(ホ) 実施例 本考案の解決すべき課題及び解決する手段は以
上の如くであり、次に添付の図面に示した実施例
の構成を説明する。
第1図は本考案のコンバインの全体側面図、第
2図は穀粒貯蔵タンクの側面図、第3図は他の実
施例を示す穀粒貯蔵タンクの後面図、第4図は予
備排出口の塵埃排出口としての使用状態を示す斜
視図、第5図は予備排出口の穀粒取り出し口とし
ての使用状態を示す斜視図、第6図は予備排出口
の分解状態の斜視図である。
第1図において、コンバインの構造を説明する
と、機体先端の分草板9により穀稈の株元を分草
し、倒伏した稲も含めて引起し装置10へ導く。
引起し装置10にて引起した後、穀稈搬送装置に
て脱穀装置14へ搬送する。
脱穀装置14内にて脱穀された穀稈は排藁チエ
ーン8にて切断装置7へ送られる。11は操縦コ
ラムであり、その後部にオペレーターの座る座席
13が設けられている。座席13の後ろにエンジ
ンルーム15があり、エンジンルーム15の上に
エンジンの為の空気吸い込み口16が設けられて
いる。
本考案の要部はこの座席13の後方の穀粒貯蔵
タンク1の部分である。
穀粒貯蔵タンク1に、揚穀コンベア2が前方か
ら投入すべく固設されており、穀粒は後方へ向け
て投入される。
穀粒貯蔵タンク1の下方には、正規の穀粒排出
口4,5が設けられており、袋受け棒17,17
に挿入れた籾袋が、袋受け台6上に載置されて穀
粒排出口4,5を塞いでいる。
本考案の予備排出口3は、揚穀コンベア2とは
逆の側に設けられており、特に塵埃混じりの空気
が押し出される方向に塵埃排出口としての役割を
果たすべく設けたものである。
第2図において示す如く、揚穀コンベア2はス
クリユーコンベアにて構成されており、上端に跳
ね出し羽根が設けられている。この跳ね出し羽根
が有る為に風が起こり、塵埃排出口が無ければ各
部から塵埃を含んだ空気が噴き出してくることと
なるのである。
又、正規の排出口4,5にはシヤツターレバー
18,18により操作される排出口シヤツターが
有る為に、これが閉じられている場合や籾袋3
0,31,32内の籾が一杯になつた場合に、行
き場を失つた塵埃風が各部から噴き出してくるの
である。
本実施例においては第2図に示す如く、予備排
出口3には、ガイドレール26に挿入可能なスラ
イドシヤツター25を設け、該スライドシヤツタ
ー25に網目部25aと開口部25bを設け、予
備排出口3を完全に閉じるシヤツター19は別
に、予備排出口3を付設した状態で、開放状態と
し、予備的に穀粒の取出を可能としたり、網目を
介して塵埃風のみは吐出可能状態に開口可能とし
ているのである。
予備排出口3に受け座21を設け予備排出口3
を塵埃排出口として利用する場合は、受け座21
でシヤツター19を受けて蝶ボルト24で固定し
ている。シヤツター19は枢支軸20により枢支
し、上下に回動可能としている。
第2図において示す如く、揚穀コンベア2の真
向かいにタンク1の斜面板1aがあり、この斜面
板1aに予備排出口3が設けられている。
第3図のタンクでは揚穀コンベア2は脱穀装置
14側に設けられており、次に正規の穀粒排出口
4,5が設けられ、次に予備排出口3が機体の側
方位置で、穀粒排出口4,5よりは上方に設けら
れているが、その他の構造は同じである。
第7図に示す如くスライドシヤツター25は網
目部25a・開口部25b・把手25cより構成
されている。このスライドシヤツター25をガイ
ドレール26内で抜き差しして、予備排出口と塵
埃排出口に切換るのである。
更に予備排出口を使用する必要がなくて閉じる
場合には、予備排出口3のガイドレール26から
スライドシヤツター25を外して、シヤツター1
9を閉じるのである。第6図にはシヤツター19
を閉じた状態が示されている。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、従来からある予備排出口3を、従来の
如く予備排出口として穀粒の排出にも利用出来る
し、又完全に閉じることも出来、更に予備排出口
として利用しない場合には、本考案の如く網目部
25aを介して開口し、揚穀コンベアから噴き出
される塵埃風の排出口としても利用出来るのであ
る。
これにより従来穀粒貯蔵タンクの各部より溢れ
出ていた塵埃風を一定の方向へ導いて出してやる
ことが出来るのである。
第2に、予備排出口3が塵埃風排出口を兼ねて
いるので、該予備排出口3の部分に、空いた籾袋
を1枚当てておけば、その中に塵芥を溜めること
が出来るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコンバインの全体側面図第2
図は穀粒貯蔵タンクの側面図、第3図は他の実施
例を示す穀粒貯蔵タンクの後面図、第4図は予備
排出口としての使用状態を示す斜視図、第5図は
予備排出口の穀粒取り出し口としての使用状態を
示す斜視図、第6図は予備排出口の分解状態の斜
視図、第7図はスライドシヤツターの斜視図であ
る。 1……穀粒貯蔵タンク、2……揚穀コンベア、
3……予備排出口、19……シヤツター、25…
…スライドシヤツター、25a……網目部、25
b……開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンバインの穀粒貯蔵タンク1の底部に正規の
    穀粒排出口4,5を設け、該穀粒排出口4,5よ
    りも上方位置に予備排出口3を設け、該予備排出
    口3にスライドシヤツター25を設け、該スライ
    ドシヤツター25に網目部25aと開口部25b
    を開口したことを特徴とするコンバインの穀粒貯
    蔵装置。
JP17368982U 1982-11-16 1982-11-16 コンバインの穀粒貯蔵装置 Granted JPS59145138U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17368982U JPS59145138U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 コンバインの穀粒貯蔵装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17368982U JPS59145138U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 コンバインの穀粒貯蔵装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59145138U JPS59145138U (ja) 1984-09-28
JPH0238603Y2 true JPH0238603Y2 (ja) 1990-10-17

Family

ID=30378312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17368982U Granted JPS59145138U (ja) 1982-11-16 1982-11-16 コンバインの穀粒貯蔵装置

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JP (1) JPS59145138U (ja)

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JPS59145138U (ja) 1984-09-28

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