JPH0238363Y2 - - Google Patents

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JPH0238363Y2
JPH0238363Y2 JP1983043352U JP4335283U JPH0238363Y2 JP H0238363 Y2 JPH0238363 Y2 JP H0238363Y2 JP 1983043352 U JP1983043352 U JP 1983043352U JP 4335283 U JP4335283 U JP 4335283U JP H0238363 Y2 JPH0238363 Y2 JP H0238363Y2
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JP
Japan
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fuse
wire
case
terminals
fuse wire
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JP1983043352U
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JPS59149363U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の利用分野] この考案は主として電話交換機の保護保安装置
等に使用されるヒユーズ装置の、ヒユーズ線位置
決め治具に関するものである。
[考案の背景] 一般に、ヒユーズのヒユーズ線は、合成樹脂で
なるヒユーズケースの内部の可動端子と固定端子
間に、溶接または半田付等により固定される。こ
のヒユーズ線の位置決めは、取付治具等により双
方の端子の中央にヒユーズ線が曲がらないように
調整して行なつていた。しかし取付治具だけでは
ヒユーズ装置と取付治具の位置関係が不安定であ
ることなどの理由により、ヒユーズ線が曲がつて
取付くなど正常に取付かず、ヒユーズ特性への悪
影響が懸念される欠点があり、また作業工数もか
かる欠点があつた。
[考案の目的] この考案は、上述の欠点を解決することを目的
としたものであり、構造簡単にして確実にヒユー
ズ線の位置決めができるようにしたヒユーズ線位
置決め治具を兼ねたヒユーズケースを提供するも
のである。
[考案の概要] 本考案は、ヒユーズケースのヒユーズ取付部延
長線上に、ヒユーズ線位置決め部をヒユーズケー
スに設けたことを特徴とする。
[考案の実施例] 以下本考案の実施例を図面によつて詳細に説明
する。
第1図乃至第6図は本実施例の対象となるヒユ
ーズケース及びこれを用いて組立てられるヒユー
ズ装置に係わり、第1図は組立てられたヒユーズ
装置の上面図、第2はヒユーズキヤツプ2を外し
た状態のヒユーズ装置の正面図、第3図は同側面
図、第4図は第2図に示したヒユーズ線のうち一
方のヒユーズ線が溶断した状態のヒユーズ装置の
正面図、第5図はヒユーズケース1の裏面図、第
6図はヒユーズ装置の一例に係る回路図である。
図に示すように、ヒユーズ装置Fは絶縁性のヒ
ユーズケース1とこれに嵌合されるヒユーズキヤ
ツプ2とで構成される。ヒユーズケース1には、
第2図において左からそれぞれ金属製の固定端子
3、可動端子4、一対の響報端子5,6、可動端
子7及び固定端子8が、ヒユーズケース1の内面
に設けられ、それぞれの端子3〜8の形状に合致
した溝部を持つ台座1a〜1eに装着される。こ
こで各端子3〜8には、第2図において紙面奥方
向に即ち第1図及び第3図に見られるように、印
刷配線基板或いはコネクタ等に接続されるための
端子部3a〜8aが一体に形成されており、これ
らの端子部3a〜8aは第5図に示したように、
ヒユーズケース1に設けられた穴1f〜1kを通
してヒユーズケースの裏面側に突出される。
ここで第2図中央に配置された1対の響報端子
5,6は可撓性を有しており、それらの先端部外
側には、各々絶縁材9が装着されている。またこ
れらの響報端子5,6の外側に配置された可動端
子4,7も可撓性を有しており、この可動端子
4,7と固定端子3,8との間には、それぞれ可
動端子4,7の可撓性が蓄積されるようにヒユー
ズ線10,11が溶接されている。第2図の構成
を回路化したものを第6図に示しているが、固定
端子3、ヒユーズ線10及び可動端子4が1つの
ヒユーズ回路を、また固定端子8、ヒユーズ線1
1及び可動端子7が他の1つのヒユーズ回路を構
成している。なお、第6図において1対の響報端
子5,6は、それぞれ電源E及びヒユーズ溶断検
出回路Dに接続されており、第2図に示したヒユ
ーズ線の非溶断状態においてはヒユーズ溶断検出
回路Dは何ら動作せず、ヒユーズ溶断の報知はな
されたことは勿論である。
次にヒユーズ溶断時の説明を第4図及び第6図
を用いて行なう。第6図に示した通信線A,Bに
過電流が流れ、例えばヒユーズ線11が溶断した
状態を第4図に示している。ヒユーズ線11が溶
断すると、可動端子7はその可撓性を以つて蓄積
されていた弾性エネルギが解放され、響報端子6
側の絶縁材9が押圧される。従つて響報端子5,
6が電気的に導通し、第6図に示したヒユーズ溶
断検出回路Dが駆動されてヒユーズ溶断が報知さ
れるものである。
さて、本考案は第2図に示したようなヒユーズ
装置において、ヒユーズ線10,11をそれぞれ
如何に固定端子3−可動端子4間、可動端子7−
固定端子8間の中心線上に位置決めするかを考案
の課題としている。
以下その解決策について、第7図及び第8図を
用いて説明する。
第7図は第8図に示す構成ができる前のヒユー
ズ線を取付ける状態を示した概略斜視図で、12
はヒユーズ線10,11ができる前にヒユーズ線
材、13はヒユーズ線材12を曲がらないように
送るための支持案内治具、1u,1yはヒユーズ
ケース1に設けられたヒユーズ線位置決め用角部
であり、本実施例の特徴部である。第8図はヒユ
ーズ線材12の不要部を切断した後の完成斜視図
を示したものである。
本実施例は第7図に示す通りヒユーズケース1
にヒユーズ線位置決め用角部1u,1yを設ける
ことにより、該角部1u,1yとヒユーズ線材1
2が接触するようにし、この接触部が固定端子
3,8と可動端子4,7の中央部と対応するよう
にしたため、ヒユーズ線材12を曲げずに溶接ま
たは半田付固定ができ、中央合せ等の調整不要で
作業性が良くヒユーズ特性等への悪影響を与える
懸念もなくなつた。なおヒユーズ線材12を固定
するときに可撓性を有する可動端子4,7は中央
部で支え治具(図示略)により支えて行なうこと
は勿論である。
[考案の効果] 上述したように、本考案はヒユーズケースにヒ
ユーズ線位置決め用の角部を設け、該角部にヒユ
ーズ線材が接触するように、即ち、該接触部が各
端子の中央部と対応するようにしたためヒユーズ
線材は曲げないで固定ができるようになり、従来
のような中央合せ等の調整が不要となり、作業性
が向上し更にヒユーズ特性への悪影響の懸念もな
くヒユーズ線の張架ができる等効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案によりヒユーズ線が
張架されるヒユーズ装置の一例に係わり、第1図
は組立られたヒユーズの上面図、第2図はヒユー
ズキヤツプ2を外した状態の正面図、第3図は同
側面図、第4図は第2図に示したヒユーズ線のち
一方のヒユーズ線が溶断した状態の正面図、第5
図はヒユーズケース1の裏面図、第6図は上記ヒ
ユーズ装置の一例に係る回路図である。第7図は
本考案のヒユーズケースの一実施例を用いた作業
状態を示す斜視図、第8図は第7図で固定したヒ
ユーズ線材の不要部を切断した後のヒユーズ装置
の斜視図である。 1……ヒユーズケース、2……ヒユーズキヤツ
プ、2c,2d……可視窓、3,8……固定端
子、4,7……可動端子、5,6……響報端子、
9……絶縁材、10,11……ヒユーズ線、1
u,1y……ヒユーズ線位置決め用角部、12…
…ヒユーズ線材、13……支持案内治具。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ヒユーズケース内に取付けられた少なくとも
    一対の端子間にヒユーズ線を取付けるようにな
    したヒユーズ装置のヒユーズケースにおいて、
    上記少なくとも一対の端子のヒユーズ取付部を
    結ぶ延長線上にヒユーズ線を接触せしめる位置
    決め部を設けたことを特徴とするヒユーズ線位
    置決め治具を兼ねたヒユーズケース。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のヒユ
    ーズケースにおいて、位置決め部として角部を
    設けたことを特徴とするヒユーズ線位置決め治
    具を兼ねたヒユーズケース。
JP4335283U 1983-03-28 1983-03-28 ヒユ−ズ線の位置決め装置 Granted JPS59149363U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4335283U JPS59149363U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 ヒユ−ズ線の位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4335283U JPS59149363U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 ヒユ−ズ線の位置決め装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59149363U JPS59149363U (ja) 1984-10-05
JPH0238363Y2 true JPH0238363Y2 (ja) 1990-10-16

Family

ID=30173885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4335283U Granted JPS59149363U (ja) 1983-03-28 1983-03-28 ヒユ−ズ線の位置決め装置

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JP (1) JPS59149363U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5111631U (ja) * 1974-07-12 1976-01-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5111631U (ja) * 1974-07-12 1976-01-28

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Publication number Publication date
JPS59149363U (ja) 1984-10-05

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