JPH07212939A - シート配線板及びそれを用いた電気接続箱 - Google Patents

シート配線板及びそれを用いた電気接続箱

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JPH07212939A
JPH07212939A JP6006215A JP621594A JPH07212939A JP H07212939 A JPH07212939 A JP H07212939A JP 6006215 A JP6006215 A JP 6006215A JP 621594 A JP621594 A JP 621594A JP H07212939 A JPH07212939 A JP H07212939A
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wiring boards
electric wire
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浩一 上園
Sanae Kato
早苗 加藤
Keiichi Ozaki
尾▲崎▼圭一
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数枚を積層して高密度な回路を得るシート
配線板を用いて電気接続箱をコンパクト且つ簡素に構成
する。 【構成】 シート配線板2,3は、樹脂シート11に接
続孔13を設けると共に接続孔に沿って電線12を配索
し、電線を樹脂シート11ごと切断孔14で切断させて
構成される。そして一ないし複数枚のシート配線板2,
3と、シート配線板を折り曲げて積層させる中間絶縁基
板4と、シート配線板に対する接続部51,52 ,6を
有する回路配線板7,8と、回路配線板を収容したカバ
ー9,10とにより電気接続箱1が構成される。ここで
回路配線板7,8に接続部51 ,5 2 を突設し、外側の
シート配線板3に、接続部に対する挿通窓151 ,15
2 を設けて、接続部を内側のシート配線板2に接続させ
てもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚を積層して高密
度な回路を得れるシート配線板及びそれを用いてコンパ
クトに形成される電気接続箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、実開昭64−9411号に記載
された従来の電気接続箱の回路配線板を示すものであ
る。この回路配線板30はバスバー配線板31とワイヤ
配線板32とにより構成される。該バスバー配線板31
は、絶縁樹脂の基板33上に複数のバスバー34を配索
し、端末のバスバー端子35を基板33に貫通して裏側
に突出させたものである。またワイヤ配線板32は、複
数の導電ワイヤ36の各端部を絶縁基板37上の各ター
ミナル38にハンダ接続し、各ターミナル38と対の雌
ターミナル39に前記バスバー端子35を接続可能とし
たものである。
【0003】しかしながら、上記従来の構造にあって
は、電気接続箱内の回路密度を高めるべく回路配線板3
0を多層にすると電気接続箱が肥大化してしまうという
欠点があった。またワイヤ配線板32のワイヤ36のハ
ンダ接続に多くの工数を要し、生産性が悪いという問題
もあった。さらにワイヤ36の切断カスが電気接続箱内
に混入する等の懸念もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記した点
に鑑み、回路密度を高めても電気接続箱が肥大化するこ
とがなく、且つ生産性を向上させ得るシート配線板及び
それを用いた電気接続箱を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、樹脂シートに接続孔を設けると共に該接
続孔上に沿って電線を配索し、該電線を該樹脂シートご
と打ち抜いた切断孔で切断させて成るシート配線板を採
用する。該電線は二枚の前記樹脂シート間に挟着させて
もよい。そして、樹脂シートに接続孔を設けると共に該
接続孔上に沿って電線を配索し、該電線を該樹脂シート
ごと打ち抜いた切断孔で切断させて成る一ないし複数枚
のシート配線板と、該シート配線板を折り曲げて積層さ
せる中間絶縁基板と、該シート配線板に対する接続部を
有する回路配線板と、該回路配線板を収容したカバーと
により電気接続箱を構成する。ここで該回路配線板に接
続部を突設し、外側のシート配線板に、該接続部に対す
る挿通窓を設けて、該接続部を内側のシート配線板に接
続させることも可能である。
【0006】
【作用】シート配線板の接続孔には電線が露出し、該接
続孔から電線が回路配線板ないしは他のシート配線板と
接触する。電線は二枚のシート配線板間で確実に位置決
め固定されている。電線は切断孔を介して複数の回路に
なる。該シート配線板は中間絶縁基板を挟むように複数
枚が折り曲げられて積層される。中間絶縁基板に対して
外側のシート配線板は回路配線板と直接接触し、内側の
シート配線板は挿通窓を経て回路配線板の接続部と接触
する。
【0007】
【実施例】図1〜2は、本発明に係るシート配線板を用
いた電気接続箱の一実施例を示すものである。該電気接
続箱1は、二枚のシート配線板2,3と、該シート配線
板2,3を中央から折り曲げて積層させる中間絶縁基板
4と、シート配線板2,3に対する接続部51 ,52
6を有するバスバー配線板7,8と、該バスバー配線板
7,8を収容する上下のカバー9,10とにより構成さ
れる。
【0008】該シート配線板2,3は柔軟な樹脂シート
11上に導電ワイヤ(裸線)12を配索し、該シート1
1に予め設けた接続孔13を経て上下のシート配線板
2,3のワイヤ12同士ないしはワイヤ12とバスバー
接続部51 ,52 ,6とを接続させるものである。また
該ワイヤ12の所要部はシート11ごと切断孔14によ
り切断されている。シート配線板2,3は二枚に限らず
一枚でも三枚以上でもよい。またバスバー配線板7,8
に代えてプリント配線板等でも良く、要は回路配線板で
あればよい。
【0009】図1においてバスバー配線板7,8側(外
側)のシート配線板3にはバスバー配線板7,8の接続
部51 ,52 に対する挿通窓151 ,152 が形成さ
れ、絶縁基板4側(内側)のシート配線板2を該接続部
1 ,52 に直接接触させ得る。該接続部51 ,5
2 は、各カバー9,10におけるバスバー配線板7,8
の表面から突出した突出基板16上にバスバー端末部1
7を配索して成る。
【0010】そしてバスバー配線板7,8の下段のバス
バー(接続部)6に外側のシート配線板3が接続され、
上段の該バスバー端末部17に内側のシート配線板2が
接続される。また各シート配線板2,3は接続孔13を
介してワイヤ12同士を接続させる。なお、導電ワイヤ
12に代えて被覆電線を使用してもよく、その場合は樹
脂シート11上に電線をクロスに配索できる。接続孔1
3内の電線は皮剥きする。
【0011】各シート配線板2,3は図2の如く中間絶
縁基板4を挟むように中央から折り曲げられて積層され
る。シート配線板2,3の折り曲げは上下のカバー9,
10を接合することにより行うことが可能であり、上カ
バー9は下カバー10の係合突起18に係止爪19を係
合させて閉止する。両カバー9,10を図示しないヒン
ジで開閉自在としてもよい。また中間絶縁基板4の一端
方は薄板状に形成され、この薄板部20の上下の段差2
1,22内に二枚のシート配線板2,3の端末部2a,
3aが重合した状態で折り曲げられて位置する。
【0012】図3は外側シート配線板3、図4は内側シ
ート配線板2の一例を示すものであり、外側シート配線
板3の樹脂シート11には複数の挿通窓15が形成さ
れ、挿通窓153 〜157 に対応して内側シート配線板
2の接続孔133 〜137 が位置する。各接続孔13に
は導電ワイヤ12が露出しており、接続孔13の間には
切断孔14が配されている。
【0013】また図5(a) 〜(c) はシート配線板2の製
造過程を示すものであり、一枚のシート配線板2は図5
(a) の如く二枚の同一形状の絶縁樹脂シート11,11
を用いて形成される。各樹脂シート11には予め同一位
置に接続孔13をあけておく。そして図5(b) の如く一
方の樹脂シート11に導電ワイヤ12を配索させた後に
他方の樹脂シート11を被着する。ワイヤ12は接続孔
13に沿って配索される。
【0014】該ワイヤ12は図示しないワイヤ配索ヘッ
ドでピンボード上に布線された後に該樹脂シート11に
移し変え配索される。樹脂シート11としてはPET等
の飽和ポリエステル系のものが使用される。該樹脂シー
ト11には熱可塑性の接着剤(ホットメルト等)が塗布
されており、ワイヤ12は図示しない加熱プレスで樹脂
シート13に接着固定される。最後に図5(c) の如くワ
イヤ12の所要部をシート13ごと切断孔14で切断し
て、一枚のシート配線板2が完成する。該シート配線板
2は電気接続箱1の組立ラインとは別の工程で製造され
る。
【0015】図6は上記電気接続箱1の縦断面図であ
り、中間絶縁基板4の基端側でシート配線板2,3が折
り返され、薄板部20上にシート配線板2,3の端末部
2a,3aが積層されている。各シート配線板2,3は
ピン23で相互に固定される。また外側のシート配線板
3の挿通窓15にはコネクタ端子(バスバー端子)24
が配置されて内側のシート配線板2と接続する。外側の
シート配線板3にはコネクタ端子(バスバー端子)25
が直接接続する。
【0016】図7は該コネクタ端子24,25の接続状
態を示すものであり、それぞれシート配線板2,3のワ
イヤ12にハンダやビーム溶接等の熱溶着26で永久接
続される。なお、本実施例においては、導電ワイヤ12
として裸電線を使用し、裸電線を二枚の樹脂シート11
で挟む構成としたが、導電ワイヤとして被覆電線を用い
た場合には、絶縁性の面で一枚の樹脂シート11のみで
シート配線板を成形することもでき、組立作業が簡単化
する。勿論二枚の樹脂シート11を用いてもよく、その
場合には電線のはがれ防止や位置決めの確実性の効果が
ある。
【0017】
【発明の効果】以上の如くに、本発明によれば、柔軟な
シート配線板を複数枚積層して電気接続箱の回路部を構
成させることにより、回路密度が高く且つコンパクトな
電気接続箱を得ることができる。さらに該シート配線板
のみを電気接続箱の製造ラインとは別個に製造できるか
ら、電気接続箱の製造ラインが簡素化し、設備費が低減
されると共に、シート配線板への回路布線設備の共用化
が可能となり、生産性が向上する。また電線切断作業が
電気接続箱外で行われるから、電気接続箱内への電線切
断カスの混入が防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート配線板を用いた電気接続箱
の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同じく組付状態を示す要部切欠斜視図である。
【図3】外側のシート配線板を示す平面図である。
【図4】内側のシート配線板を示す平面図である。
【図5】(a) 〜(c) はシート配線板の製造過程を示す平
面図である。
【図6】上記電気接続箱の縦断面図である。
【図7】同じくコネクタ端子の接続状態を示す斜視図で
ある。
【図8】従来の電気接続箱の回路配線板を示す分解斜視
図である。
【符号の説明】
1 電気接続箱 2,3 シート配線板 4 中間絶縁基板 7,8 バスバー配線板 9,10 カバー 11 樹脂シート 12 導電ワイヤ 13 接続孔 14 切断孔 15 挿通窓

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 樹脂シートに接続孔を設けると共に該接
    続孔上に沿って電線を配索し、該電線を該樹脂シートご
    と打ち抜いた切断孔で切断させて成ることを特徴とする
    シート配線板。
  2. 【請求項2】 前記電線を二枚の前記樹脂シート間に挟
    着させて成る請求項1記載のシート配線板。
  3. 【請求項3】 樹脂シートに接続孔を設けると共に該接
    続孔上に沿って電線を配索し、該電線を該樹脂シートご
    と打ち抜いた切断孔で切断させて成る一ないし複数枚の
    シート配線板と、該シート配線板を折り曲げて積層させ
    る中間絶縁基板と、該シート配線板に対する接続部を有
    する回路配線板と、該回路配線板を収容したカバーとに
    より構成されることを特徴とするシート配線板を用いた
    電気接続箱。
  4. 【請求項4】 前記回路配線板に接続部を突設し、外側
    の前記シート配線板に、該接続部に対する挿通窓を設け
    て、該接続部を内側のシート配線板に接続させた請求項
    3記載のシート配線板を用いた電気接続箱。
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DE19549722A DE19549722B4 (de) 1994-01-25 1995-01-25 Verfahren zum Herstellen einer Drahtschaltungsplatte
DE19502257A DE19502257C2 (de) 1994-01-25 1995-01-25 Elektrischer Verteilerkasten mit Drahtschaltungsplatte
US08/779,940 US5832602A (en) 1994-01-25 1996-12-23 Method of making wire-circuit sheet
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6081999A (en) * 1994-01-25 2000-07-04 Yazaki Corporation Wire-circuit sheet manufacturing method
JP2011176954A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Sumitomo Wiring Syst Ltd 電気接続箱

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