JPH0238268B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0238268B2
JPH0238268B2 JP59219658A JP21965884A JPH0238268B2 JP H0238268 B2 JPH0238268 B2 JP H0238268B2 JP 59219658 A JP59219658 A JP 59219658A JP 21965884 A JP21965884 A JP 21965884A JP H0238268 B2 JPH0238268 B2 JP H0238268B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
automobile body
painted
painting
horizontal
automobile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59219658A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6197072A (ja
Inventor
Takuro Endo
Takashi Nagaishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP21965884A priority Critical patent/JPS6197072A/ja
Publication of JPS6197072A publication Critical patent/JPS6197072A/ja
Publication of JPH0238268B2 publication Critical patent/JPH0238268B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車とりわけ自動車ボデイの外
板部分の塗装方法に関する。
従来の技術 自動車ボデイの上塗り塗装工程においては、平
面形自動塗装機と側面形自動塗装機(いずれも静
電塗装機)とを組み合わせた自動塗装装置によ
り、自動車ボデイの上面部と側面部の塗装とが併
行して行なわれるのが一般的である(例えば、
「自動車工学全書19巻自動車の製造法」(昭
55.4.20)、山海堂、P205)。
すなわち、第5図AおよびBに示すように、平
面形自動塗装機に付帯させた下向きタイプのガン
G1により自動車ボデイBの上面部Rの塗装を行
なう一方、これと併行して側面形自動塗装機に付
帯させた横向きタイプのガンG2により自動車ボ
デイBの側面部Sr,Slの塗装を行なう。尚、Cは
被塗装物である自動車ボデイBを位置決めしてい
る台車である。
発明が解決しようとする問題点 従来の方法では、鉛直状態に近い部分、とりわ
け自動車ボデイの側面部に塗装した塗膜は、塗料
粘度がたれ限界点に達する以前に重力作用により
塗膜表層部でのたれが発生しやすく、塗膜に凹凸
ができやすい。このため、たれの発生を防止する
ために厳格な管理が必要とされる。
問題点を解決するための手段 本発明においては、上記のような重力作用によ
るたれ発生要因を除去するために横向きタイプの
ガンによる塗装をやめ、全ての被塗装面について
ほぼ水平状態にした状態で下向きタイプのガンに
よる塗装方法とする。
詳しくは、自動車ボデイの一方の側面部がほぼ
水平状態(自動車ボデイの上面部がほぼ鉛直状
態)となるような姿勢のもとで、該水平状態の一
方の側面部について下向きタイプのガンにより先
ず塗装を行なう。
そして、その姿勢のまま放置してセツテイング
を行なう。
所定のセツテイング時間経過後、塗膜の流動性
がなくなつた段階で既塗装面が下になるように自
動車ボデイを反転させ、残る他方の側面部をほぼ
水平状態にして上記と同様に下向きタイプのガン
により塗装を行なう。
そして、所定のセツテイング時間経過後、自動
車ボデイの上面部がほぼ水平状態になるように自
動車ボデイを回転させて姿勢変更し、その自動車
ボデイの上面部についての塗装を上記と同様に行
なう。
作 用 上記のような塗装手順をとることで、自動車ボ
デイの両側面および上面部の各被塗装面について
重力作用によるたれ発生要因を除去できる。
実施例 第1図〜第4図は本発明の一実施例を示す工程
説明図で、自動車ボデイの上塗り塗装工程につい
て示している。
第1図AおよびBに示す第1工程には、支持体
としての台車1に支持された自動車ボデイBが横
向きの状態で搬入されてくる。すなわち、自動車
ボデイBは台車1の可動フレーム2に固定されて
おり、自動車ボデイBの上面部Rがほぼ鉛直で、
かつ右側面部Srがほぼ水平となるような姿勢の
ものとに搬入される。
そして、台車1はコンテイニアス運転タイプの
コンベア3により連続的に搬送されており、その
搬送過程において下向きタイプのガンG3により、
自動車ボデイBのうちほぼ水平状態となつている
右側面部Srについて塗装が施される。
この第1工程における塗装が終了した自動車ボ
デイBは、そのままの姿勢で次の第2工程に向か
つて搬送される。この間に、塗膜を形成している
塗料の粘度は溶剤の蒸発により徐々に上昇し、塗
装面を鉛直状態にしたとしても重力作用による塗
膜表層部でのたれを起こさないいわゆるたれ限界
点を越える。この粘度上昇に要する時間がセツテ
イング時間であり、使用する溶剤の種類等により
決定される。
上記のような所定のセツテイング時間を経たの
ち、車体前後方向に延びる水平な軸4を回転中心
として自動車ボデイBを可動フレーム2とともに
180度回転させる。すなわち、図示しないライン
サイドのブレーキ解除・作動装置を可動フレーム
2に付帯しているメカニカルブレーキ5に、同じ
く図示しないクラツチ装置をドグ6にそれぞれ係
合させ、メカニカルブレーキ5のブレーキ状態を
解除した上でクラツチ装置により可動フレーム2
を180度回転させる。そして、再びメカニカルブ
レーキ5を作動させた上で台車1からブレーキ解
除・作動装置およびクラツチ装置を離脱させる。
これにより第2図AおよびBに示す第2工程に
は、自動車ボデイBの左側面部Slがほぼ水平とな
るような姿勢のもとに自動車ボデイB搬入され
る。
そして、第2工程では第1工程と同様に下向き
タイプのガンG4により、ほぼ水平状態にある左
側面部Slについての塗装が施され、さらに所定の
セツテイング時間の経過を待つ。
第2工程におけるセツテイング時間経過後、水
平な軸4を回転中心として自動車ボデイBを可動
フレーム2ごとラインサイドの別のブレーキ解除
動装置およびクラツチ装置により90度回転させ
る。これにより第3図AおよびBに示す第3工程
には、自動車ボデイBの上面部Rがほぼ水平状態
となるようないわゆる常態姿勢のもとに自動車ボ
デイBが搬入される。
そして、第3工程においても前記と同様に下向
きタイプのガンG5により自動車ボデイBの上面
部Rについての塗装が施され、所定のセツテイン
グ時間の経過を待つ。
第3工程の塗装工程をもつて自動車ボデイBの
外板部分の塗装が完了し、該第3工程のセツテイ
ング時間の経過を待つて自動車ボデイBは第4図
に示すようにそのままの姿勢で後工程である焼付
乾燥工程に搬入される。
尚、上記の各塗装工程の塗装機としては、従来
より使用されている門形の平面形塗装機をそのま
ま用いることができる。
発明の効果 以上のように本発明方法によれば、自動車ボデ
イの両側面部および上面部といつた各被塗装面が
ほぼ水平状態となるように自動車ボデイの姿勢変
更を行ないつつ下向きタイプのガンにより塗装す
ることにより、重力作用による塗料のたれ発生要
因を除去できることから、例から凹凸等による塗
装面の外観品質の低下を招くことなく常に平滑な
塗装面が得られるほか、従来のようにたれ発生防
止のための厳格な管理が必要とされることもな
い。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明の一実施例を示す第1工程の
工程説明図、第1図Bは第1図Aの右側面図、第
2図Aは同じく第2工程の工程説明図、第2図B
は第2図Aの右側面図、第3図Aは同じく第3工
程の工程説明図、第3図Bは第3図Aの右側面
図、第4図は第3工程後の状態を示す工程説明
図、第5図Aは従来の塗装方法を示す説明図、第
5図Bは第5図Aの右側面図である。 1……支持体としての台車、4……軸、B……
自動車ボデイ、G3,G4,G5……ガン、R……上
面部、Sr……右側面部、Sl……左側面部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 自動車ボデイを下向きタイプのガンにより塗
    装する方法であつて、 塗装対象となる自動車ボデイを、予め支持体に
    対してボデイ前後方向に延びる水平な軸を回転中
    心として回転可能に支持させ、 自動車ボデイの両側面部および上面部のうちの
    いずれか一つの被塗装面をほぼ水平状態にして該
    水平な被塗装面に対して塗装を施し、 塗装が終了した被塗装面についての所定のセツ
    テイング時間を経たのち、残りの被塗装面のうち
    のいずれか一つの被塗装面がほぼ水平状態となる
    ように軸を回転中心として自動車ボデイを回転さ
    せた上で該水平な被塗装面に対して塗装を施すこ
    とを特徴とする自動車の塗装方法。
JP21965884A 1984-10-19 1984-10-19 自動車の塗装方法 Granted JPS6197072A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21965884A JPS6197072A (ja) 1984-10-19 1984-10-19 自動車の塗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21965884A JPS6197072A (ja) 1984-10-19 1984-10-19 自動車の塗装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6197072A JPS6197072A (ja) 1986-05-15
JPH0238268B2 true JPH0238268B2 (ja) 1990-08-29

Family

ID=16738945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21965884A Granted JPS6197072A (ja) 1984-10-19 1984-10-19 自動車の塗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6197072A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63107782A (ja) * 1986-10-23 1988-05-12 Nissan Motor Co Ltd 自動車の組立方法
JPS63197584A (ja) * 1987-02-10 1988-08-16 Mazda Motor Corp 塗装方法
JP2540537B2 (ja) * 1987-04-16 1996-10-02 マツダ株式会社 自動車ボデイの塗装方法
JPS6463069A (en) * 1987-09-03 1989-03-09 Mazda Motor Painting method
JP2002172609A (ja) * 2000-12-06 2002-06-18 Nobuyuki Hasegawa 役物タイルユニットの製造方法及び製造装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541864A (en) * 1978-09-20 1980-03-24 Fuji Photo Film Co Ltd Spin coating method

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5541864A (en) * 1978-09-20 1980-03-24 Fuji Photo Film Co Ltd Spin coating method

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6197072A (ja) 1986-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0238268B2 (ja)
JP2587065B2 (ja) 自動車ボディの塗装方法
JP2922257B2 (ja) 塗装方法
JP2517591B2 (ja) 塗装ラインにおける自動車ボデイ回転方法
JP3023154B2 (ja) 塗装方法およびその装置
JPS5976570A (ja) 静電塗装方法及びその装置
JP2526231B2 (ja) 塗装方法
JP2537380B2 (ja) 自動車車体の塗装方法および塗装装置
JPS63197580A (ja) 塗装方法
JPH04244272A (ja) 車体の塗装方法
JPS62237961A (ja) 防錆ワツクス塗装装置
JPS62149370A (ja) 車体の塗装方法
JPH07204546A (ja) 塗装装置
JPH04110062A (ja) 塗装方法およびその装置
JP2555097B2 (ja) 自動車ボディの塗装乾燥方法
JPS63256156A (ja) 塗装ラインにおける搬送台車
JP2526230B2 (ja) 自動車ボデイの塗装方法
JP2538089B2 (ja) 車体塗装方法
JPH04126560A (ja) 塗装装置
JPH0661528B2 (ja) 自動車の塗装方法
JPH0523263Y2 (ja)
JPH03284377A (ja) 自動車車体の塗装方法
JPH0317965Y2 (ja)
WO2016117247A1 (ja) テープ、ドアレール及び車体の塗装方法
JPS63258678A (ja) 塗装方法