JPH0238208B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0238208B2 JPH0238208B2 JP55173608A JP17360880A JPH0238208B2 JP H0238208 B2 JPH0238208 B2 JP H0238208B2 JP 55173608 A JP55173608 A JP 55173608A JP 17360880 A JP17360880 A JP 17360880A JP H0238208 B2 JPH0238208 B2 JP H0238208B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cap
- vacuum
- annular recess
- heat
- exhaust hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 8
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 7
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 7
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 claims description 5
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- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 2
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、ポツト、水筒、アイスペールなどに
使用する金属製真空保温容器の製造法に係るもの
である。
使用する金属製真空保温容器の製造法に係るもの
である。
〔従来の技術〕
特開昭52−133162号公報で示す金属製真空保温
容器の製造法は、底部6に開口した排気孔8上に
固定鑞材10を介して蓋9を設け、これを真空加
熱炉内において真空下で加熱処理することにより
内外槽内の真空熱処理、内外槽間の真空排気する
と同時に固定鑞材10を溶解して蓋9を底部6に
鑞付しているのです。
容器の製造法は、底部6に開口した排気孔8上に
固定鑞材10を介して蓋9を設け、これを真空加
熱炉内において真空下で加熱処理することにより
内外槽内の真空熱処理、内外槽間の真空排気する
と同時に固定鑞材10を溶解して蓋9を底部6に
鑞付しているのです。
この方法は、底部6も蓋9がほとんど平らであ
るから固定鑞材10の溶解具合により蓋9がずれ
て定位置に鑞付されないため、隙間が出来る場合
もあるから完壁な方法ではなかつた。
るから固定鑞材10の溶解具合により蓋9がずれ
て定位置に鑞付されないため、隙間が出来る場合
もあるから完壁な方法ではなかつた。
本発明は、かかる欠点を解決したもので、排気
孔5の周囲に立上周壁5aを有する環状凹部9を
形成し、この環状凹部9内に丁度嵌合されるキヤ
ツプ6を嵌合鑞付けするもので、鑞部材8がどん
な状態で溶解してもキヤツプ6が環状凹部9内に
丁度良く、嵌合鑞付けされる完壁な金属製真空保
温容器を提供することが技術的な課題である。
孔5の周囲に立上周壁5aを有する環状凹部9を
形成し、この環状凹部9内に丁度嵌合されるキヤ
ツプ6を嵌合鑞付けするもので、鑞部材8がどん
な状態で溶解してもキヤツプ6が環状凹部9内に
丁度良く、嵌合鑞付けされる完壁な金属製真空保
温容器を提供することが技術的な課題である。
ステンレス製の外容器2と内容器1とよりな
り、この内外間3が真空断熱されてなる中空保温
容器体4を製造する金属製真空保温容器の製造法
において、外容器2の底部2a中心に排気孔5、
この排気孔5孔縁にキヤツプ6の肉厚を考慮して
底部2a面より突出しない低い位置まで立上周壁
5aを形成すると共にその外周に環状凹部9を形
成し、一方この環状凹部9に丁度嵌合される周壁
6aを有するキヤツプ6を形成し、このキヤツプ
6を環状凹部9に被嵌状態に設けると共にこのキ
ヤツプ6と環状凹部9との間に排気間隙を介して
鑞部材8を設け、これを真空加熱炉内において真
空下で加熱処理することにより内容器1、外容器
2の真空加熱処理、内外間3の真空排気すると同
時に鑞部材8を溶解させてキヤツプ6を立上周壁
5aに底部2aより突出させないで嵌合鑞付けし
て排気孔5を密閉塞した中空保温容器体4を製造
する。
り、この内外間3が真空断熱されてなる中空保温
容器体4を製造する金属製真空保温容器の製造法
において、外容器2の底部2a中心に排気孔5、
この排気孔5孔縁にキヤツプ6の肉厚を考慮して
底部2a面より突出しない低い位置まで立上周壁
5aを形成すると共にその外周に環状凹部9を形
成し、一方この環状凹部9に丁度嵌合される周壁
6aを有するキヤツプ6を形成し、このキヤツプ
6を環状凹部9に被嵌状態に設けると共にこのキ
ヤツプ6と環状凹部9との間に排気間隙を介して
鑞部材8を設け、これを真空加熱炉内において真
空下で加熱処理することにより内容器1、外容器
2の真空加熱処理、内外間3の真空排気すると同
時に鑞部材8を溶解させてキヤツプ6を立上周壁
5aに底部2aより突出させないで嵌合鑞付けし
て排気孔5を密閉塞した中空保温容器体4を製造
する。
鑞部材8は銀鑞や真鍮鑞などが良い。
キヤツプ6の周壁6aの数個所に排気切欠部1
0や排気孔11を設けている。
0や排気孔11を設けている。
鑞部材8はキヤツプ6の周壁6aと環状凹部9
との間の数個所に詰入して溶解する場合を図示し
ている。
との間の数個所に詰入して溶解する場合を図示し
ている。
尚、図面の中空保温容器体4の形状はポツト用
を図示している。
を図示している。
本発明は、上述の様に構成したから鑞部材8が
溶解すると立上周壁5aに被嵌状態に設けられて
いるキヤツプ6が自重で降下して環状凹部9内に
嵌合鑞付されると同時に立上周壁5aの上縁面と
キヤツプ6下面とがぴつたりと当着されているか
ら排気孔5をキヤツプ6によつて完全密閉塞する
ことが出来る。
溶解すると立上周壁5aに被嵌状態に設けられて
いるキヤツプ6が自重で降下して環状凹部9内に
嵌合鑞付されると同時に立上周壁5aの上縁面と
キヤツプ6下面とがぴつたりと当着されているか
ら排気孔5をキヤツプ6によつて完全密閉塞する
ことが出来る。
この中空保温容器体4を真空加熱炉内に入れて
真空加熱処理する場合、第3図に示すように底部
2aを上方に向けると共にキヤツプ6が立上周壁
5aに被嵌されているから鑞部材8が溶解する時
にキヤツプ6が仮に動いても環状凹部9の範囲内
でしか動かないし、またキヤツプ6は立上周壁5
aに被嵌されているからキヤツプ6が立上周壁5
aからずれて排気孔5を閉じないままで鑞付され
ることがまつたくなくなり、キヤツプ6が立上周
壁5aに嵌合されて立上周壁5a上縁面をキヤツ
プ6下面で完全密閉塞して排気孔5を密閉塞する
ことになる。
真空加熱処理する場合、第3図に示すように底部
2aを上方に向けると共にキヤツプ6が立上周壁
5aに被嵌されているから鑞部材8が溶解する時
にキヤツプ6が仮に動いても環状凹部9の範囲内
でしか動かないし、またキヤツプ6は立上周壁5
aに被嵌されているからキヤツプ6が立上周壁5
aからずれて排気孔5を閉じないままで鑞付され
ることがまつたくなくなり、キヤツプ6が立上周
壁5aに嵌合されて立上周壁5a上縁面をキヤツ
プ6下面で完全密閉塞して排気孔5を密閉塞する
ことになる。
また、出来上がつた中空保温容器体4も底部2
aからはキヤツプ6が突出されていないから底部
2aが平らであるから中空保温容器体4をポツト
などの外装体内に組み込んだりする場合でも底部
2aを下方に向けて作業台上に置いたり、ベルト
コンベア上に置くことも可能であり、量産システ
ムに適した金属製真空保温容器の製造法を提供す
ることになる。
aからはキヤツプ6が突出されていないから底部
2aが平らであるから中空保温容器体4をポツト
などの外装体内に組み込んだりする場合でも底部
2aを下方に向けて作業台上に置いたり、ベルト
コンベア上に置くことも可能であり、量産システ
ムに適した金属製真空保温容器の製造法を提供す
ることになる。
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図
はキヤツプ6を鑞付けする前の中空保温容器体の
正断面図、第2図はキヤツプの斜面図、第3図は
キヤツプを鑞付けする前の中空保温容器体要部の
正断面図、第4図はその平面図、第5図は本発明
品を使用したポツトの正断面図である。 1……内容器、2……外容器、2a……底部、
3……内外間、4……中空保温容器体、5……排
気孔、5a……立上周壁、6……キヤツプ、6a
……周壁、8……鑞部材、9……環状凹部。
はキヤツプ6を鑞付けする前の中空保温容器体の
正断面図、第2図はキヤツプの斜面図、第3図は
キヤツプを鑞付けする前の中空保温容器体要部の
正断面図、第4図はその平面図、第5図は本発明
品を使用したポツトの正断面図である。 1……内容器、2……外容器、2a……底部、
3……内外間、4……中空保温容器体、5……排
気孔、5a……立上周壁、6……キヤツプ、6a
……周壁、8……鑞部材、9……環状凹部。
Claims (1)
- 1 ステンレス製の外容器2と内容器1とよりな
り、この内外間3が真空断熱されてなる中空保温
容器体4を製造する金属製真空保温容器の製造法
において、外容器2の底部2a中心に排気孔5、
この排気孔5孔縁にキヤツプ6の肉厚を考慮して
底部2a面より突出しない低い位置まで立上周壁
5aを形成すると共にその外周に環状凹部9を形
成し、一方この環状凹部9に丁度嵌合される周壁
6aを有するキヤツプ6を形成し、このキヤツプ
6を環状凹部9に被嵌状態に設けると共にこのキ
ヤツプ6と環状凹部9との間に排気間隙を介して
鑞部材8を設け、これを真空加熱炉内において真
空下で加熱処理することにより内容器1、外容器
2の真空加熱処理、内外間3の真空排気すると同
時に鑞部材8を溶解させてキヤツプ6を立上周壁
5aに底部2aより突出させないで嵌合鑞付けし
て排気孔5を密閉塞した中空保温容器体4を製造
することを特徴とする金属製真空保温容器の製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17360880A JPS5796622A (en) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | Production of vacuum warmth preserving container made of metal |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17360880A JPS5796622A (en) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | Production of vacuum warmth preserving container made of metal |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5796622A JPS5796622A (en) | 1982-06-16 |
JPH0238208B2 true JPH0238208B2 (ja) | 1990-08-29 |
Family
ID=15963755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17360880A Granted JPS5796622A (en) | 1980-12-09 | 1980-12-09 | Production of vacuum warmth preserving container made of metal |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5796622A (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61106119A (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-24 | 象印マホービン株式会社 | ステンレス鋼製真空二重容器の製造方法 |
JPS61106120A (ja) * | 1984-10-29 | 1986-05-24 | 象印マホービン株式会社 | ステンレス鋼製真空二重容器の製造方法 |
JP2647870B2 (ja) * | 1987-12-07 | 1997-08-27 | 日本酸素 株式会社 | 金属製魔法瓶の製造方法 |
JPH02114919A (ja) * | 1988-10-25 | 1990-04-27 | Tadashi Kirisawa | 金属製魔法瓶の製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS503056A (ja) * | 1973-05-16 | 1975-01-13 | ||
JPS52133162A (en) * | 1976-04-30 | 1977-11-08 | Nippon Oxygen Co Ltd | Production of vacuum bottle fabricated from metal |
JPS53110161A (en) * | 1977-03-07 | 1978-09-26 | Nippon Oxygen Co Ltd | Method of producing metallmade vacuummbottle |
-
1980
- 1980-12-09 JP JP17360880A patent/JPS5796622A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS503056A (ja) * | 1973-05-16 | 1975-01-13 | ||
JPS52133162A (en) * | 1976-04-30 | 1977-11-08 | Nippon Oxygen Co Ltd | Production of vacuum bottle fabricated from metal |
JPS53110161A (en) * | 1977-03-07 | 1978-09-26 | Nippon Oxygen Co Ltd | Method of producing metallmade vacuummbottle |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5796622A (en) | 1982-06-16 |
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