JPS6036766B2 - 金属製魔法瓶の製造方法 - Google Patents

金属製魔法瓶の製造方法

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JPS6036766B2
JPS6036766B2 JP58074595A JP7459583A JPS6036766B2 JP S6036766 B2 JPS6036766 B2 JP S6036766B2 JP 58074595 A JP58074595 A JP 58074595A JP 7459583 A JP7459583 A JP 7459583A JP S6036766 B2 JPS6036766 B2 JP S6036766B2
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JP
Japan
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vacuum
space
metal
solid
exhaust hole
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Expired
Application number
JP58074595A
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English (en)
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JPS58192516A (ja
Inventor
博 石井
雅彦 嵐
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Japan Oxygen Co Ltd
Original Assignee
Japan Oxygen Co Ltd
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Publication date
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Expired legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J41/00Thermally-insulated vessels, e.g. flasks, jugs, jars
    • A47J41/02Vacuum-jacket vessels, e.g. vacuum bottles
    • A47J41/022Constructional details of the elements forming vacuum space
    • A47J41/028Constructional details of the elements forming vacuum space made of metal

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は真空加熱炉内でのプレージング処理によって金
属製魔法瓶を製造する方法に関するものである。
従来家庭用に使用されている魔法瓶は一般にガラス製の
ものが普通であり、このガラス製の魔法瓶は内外槽間の
真空空間に面した表面を鏡面にしてあって鏡射による伝
熱を防いであるため断熱の面では良好であるが、ガラス
であるため衝撃等の外力により破損し易く、しかもガラ
スを保護するための外装部が必要であるので容積効率が
悪い欠点がある。
このようなことより、主として低温液体の貯槽の如き産
業分野で多く使用されている金属製の真空断熱容器の如
き、金属製でなる魔法瓶1の出現が望まれている。しか
し乍ら、家庭用の魔法瓶を従来一般に行っている金属製
真空断熱容器の製造法を援用することは、種々の面で不
都合がある。
即ち、従釆の金属製真空断熱容器は予め組み立てられた
内外槽間の空間を外槽を介して蓮通された排気管により
所望の高真空まで排気し、所定の真空度に達したら、前
記排気管を封じ切って密封する方法によるのが普通であ
り、このため所望の高真空を得た後排気管の封じ切り作
業等が繁雑になり大量製造には適さない。しかもこの封
じ切り技術は、精確度を不可欠とするから、熟練技術を
要するばかりでなく、いまいま封じ切り密封が不充分と
なり、時間の経過と共に真空度を劣化せしめて断熱性能
の悪い不良品の発生を惹起することとなっている。それ
にもまして不都合なことは、内外槽を金属製とした場合
、金属表面よりの脱ガスによって経時に従い真空度の低
下を断熱性能が劣化することである。これはガラス製魔
法瓶の場合により著しく、このための対策も必要である
。通常脱気処理は加熱処理によるが、従釆の処理方法で
は作業も繁雑化し、大量製造する場合には採用できない
。本発明はこのようなことから金属製魔法瓶を簡単に、
かつ安価に製造する方法を提供することを目的とし、金
属製外槽と金属製内槽とよりなり、内外槽間が真空断熱
されてなる金属製魔法瓶の製造方法において、小径の筒
状内槽を、大径の筒状外槽内に、同軸に空間を隔てて収
容配置せしめ、かつ前記空間内に予めゲッターを配して
おいて内外槽をそれぞれの口部で接合して一体に組み立
てた後、外槽又は内槽に予め設けておいた前記空間と運
通して開○する排気孔に適宜な間隙をもって固型鍵材を
盛ると共に該固型鋼材によって前記排気孔を塞ぐ蓋部村
を前記団型磯村の配置に従って隙間を有するよう支持し
、これを真空加熱炉内で10【坪orr以下の真空下,
600つ0〜1200ooの温度で加熱処理し、固型銭
材が溶融することにより重力で蓋が排気孔接合部に密着
し真空封止されることを特徴とする。以下図に従って詳
細説明する。第1図及び第2図は本発明による魔法瓶で
あり、鉄,ステンレススチール、銅、アルミニウム等の
金属よりなる外槽1と、該外槽1内に適当な空間2をお
いて配置され外槽1と同機の鉄,ステンレススチール’
銅,アルミニウム等の内槽3とを口部4の鍵付接合部5
を介して一体に接合して構成する。第2図の形状のもの
は外槽1内に内槽3を収納するために外槽1の下部又は
底部6を別個に作成し磯付接合部7を介して一体に接合
した構成とする。また、外槽1の底部には予め排気孔8
を設け、該排気孔8には蓋9を設ける。排気孔8と蓋9
との接合部の間には閏型鍵材10をおいて隙間を保ちこ
の隙間より空間2内の空気が排気されるように例えば第
3図の如くセットする。そして、上記一体構成物全体を
蓋を上に、即ち実施例においては口部4を下に真空加熱
炉内に置き、炉内を1げびorr以下に保った上高周波
加熱、電子ビーム加熱あるいは抵抗線による韓射加熱等
により60000〜1200ooに加熱する。
これによって外槽1と内槽3の空間2も固型鋼材10が
構成した隙間より吸気されるので炉内と同等の真空度に
保持されると共に外槽1及び内槽3の金属板表面に附着
していた不純物は蒸発して表面が清浄化され鏡面状とな
り額射断熱効率が高まる。又高温下で真空排気されるの
で金属表面よりの脱ガスが行われ、該脱ガスは吸引排気
されるので、前記した魔法瓶使用経時に従って生じた脱
ガスによる真空度低下に伴う断熱性能の悪化を防ぐこと
ができる。この様に真空下で加熱処理し、炉内温度が所
定の鋼材溶融温度に達すると外槽底部に設けられた排気
孔8と蓋9との間の固型鋼材10が溶融し排気孔8は蓋
9の自重によって塞がれ、その接合部で溶融した固型鍵
材によりシールされる。このようにして内外槽間の空間
2は高真空に保たれたま)完全にシールされる。
この真空プレージング法に於いてはフラックスを用いな
いので、フラックスによる汚染、反射面の曇りなどの心
配も無い。又空間2にゲッター14を入れておくことに
よりシール後の真空度を一層良くすることも可能である
、即ち外槽1と内槽3の間の空間2に予め適当なゲツタ
ー14を配しておけば加熱によりゲツターは蒸発して内
外槽の空間2の内面に蒸着する。
シール部を鍵付後この蒸着したゲッターは空間2に残っ
ているガスを吸着して該空間2内の真空度は一層良くな
る。なお、前記実施例では、排気孔8を外槽1の底部に
設けてあるが、例えば、第1図の如く口部4が広い魔法
瓶のような場合は、内槽3底部に設け、鋼材10を内部
に盛り、これの支持によって蓋9をセットするようにし
てもよい。
本発明方法はこのように真空プレージングによって真空
加熱,真空排気と共に鍵付によるシールを行って金属製
魔法瓶を製造する方法に関するものであり、この方法に
よる特徴、効果は次の通りである。
即ち真空加熱処理、真空断熱層の真空引きおよび真空封
止切り等の製造工程全く一工程で出来るばかりでなく、
高温真空下で処理するため清浄な金属面が得られこれに
より良好な鰭射断熱効率が得られる上、後日脱ガス現象
による真空度の低下も生ずることが無い。
又真空封止切り作業が極めて容易な作業で可能であるこ
とから高度な技能を必要としないし、歩蟹りをよくする
。しかも本発明方法によると、上記説明からも明らかな
ように、魔法瓶製造工程において繁雑とされている工程
を簡略化でき、大量製造する場合の弊害が取除かれてい
るので製造コストを大中に低減できる。そしてこの魔法
瓶は外槽が金属製であるため、ガラス製の様に保護する
必要がなく容積効率がよし、。又直接取手の取り付けが
可能であり塗装も出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明方法により製造した金属製魔
法瓶である。 第3図は1は外槽底部排気孔及びその蓋の断面図、川ま
蓋の底面図である。1は外槽、2は空間、3は内槽、5
は口部4の鍵付接合部、7は底部6との磯付接合部、8
は排気孔、9は排気孔8の蓋、11及び13はスベーサ
ー、14はゲツターである。 弟ー図 第2図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 金属製外槽と、金属製内槽とによりなり、内外槽間
    が真空断熱されてなる金属製魔法瓶の製造方法において
    、小径の筒状内槽を、大径の筒状外槽内に、同軸に空間
    を隔てて収容配置せしめ、かつ前記空間内に予めゲツタ
    ーを配しておいて内外槽をそれぞれの口部で接合して一
    体に組み立てた後、外槽又は内槽に予め設けておいた前
    記空間と連通して開口する排気孔に適宜な間隙をもつて
    固型■材を盛ると共に該固型■材によつて前記排気孔を
    塞ぐ蓋部材を前記固型■材の配置に従つて隙間を有する
    よう支持し、これを真空加熱炉で10^−^2Torr
    以下の真空下、600℃〜1200℃の温度で加熱処理
    し、固型■材を溶融することにより重力で蓋が排気孔接
    合部に密着し真空封止されることを特徴とする金属製魔
    法瓶の製造方法。
JP58074595A 1983-04-27 1983-04-27 金属製魔法瓶の製造方法 Expired JPS6036766B2 (ja)

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JPS58192516A JPS58192516A (ja) 1983-11-10
JPS6036766B2 true JPS6036766B2 (ja) 1985-08-22

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS496472A (ja) * 1972-05-09 1974-01-21

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