JPH0237464A - 情報処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は情報処理システム、特に木構造でもって複数の
情報を記憶媒体に記憶管理する情報処理システムに関す
るものである。

［従来の技術］ 近年では、光磁気ディスク装置等の大容量記憶媒体の開
発により、多量の情報を一括して記憶することが可能に
なった。

通常、多量の情報を記憶管理は木構造（正確には木を逆
さまにした構造）をとっていることが多い。これは情報
管理に構造的に管理できことは勿論、個々の情報の属性
毎に管理できるというメリットがあるからである。

例えば、新聞の切り抜き情報（スキャナ等で画像として
読み込む）を管理記憶するシステムを想定した場合、最
初の枝別れには年度に対応した枝がある。そして、各々
の枝別れした先には、そのデータの種類（政治、経済、
国際）に応じた枝別れが存在し、その先に個々の情報が
格納されている。

従って、この様な木構造でもって情報を管理しているシ
ステムに、新たな情報を登録しようとするときには、そ
の情報をとの゛枝°°に登録するかを指定することが必
須となる。なぜなら、誤って違う枝先に異る属性の情報
を登録してしまうと、通常の検索処理等では、二度とそ
の情報を抽出できない等といった事態が発生するからで
ある。

［発明が解決しようとする課題］ ところが、各々の情報がこの様な木構造の基に管理され
ていることを知らない人、或いは、知っていても登録し
ようとする情報をどの位置に登録して良いかわからない
人では、情報の登録作業を的確に行うことはできないの
で、その作業を熟知している人の援助なしでは、登録す
ることができない。

本発明はかかる課題に鑑みなされたものであり、情報登
録先を知らなくても、情報登録作業を行うことを可能な
らしめた情報処理システムを提供するものである。

［課題を解決するための手段］ この課題を解決するために本発明は以下に示す構成を備
える。

すなわち、 木構造でもって複数の情報を記憶媒体に記憶管理する情
報処理システムにおいて、登録対象情報を入力する入力
手段と、該入力手段で入力される登録対象情報の前記木
構造における登録先が不明なとき、前記登録対象情報を
前記記憶媒体内の一時的位置に登録する登録手段と、前
記記憶媒体内の一時的位置に登録された情報を該当する
木構造の所定位置に移動する移動手段を備える。

［作用］ かかる本発明の構成において、入力された登録対象情報
の登録先が不明なときには、記憶媒体内の一時的位置に
登録する。そして、後になって、該当する木構造の所定
位置に移動するものである。

［実施例］ 以下、添付図面に従って本発明に係る実施例を詳細に説
明する。

〈構成概略の説明（第１図）〉 第１図に本実施例における電子ファイリングシステムの
構成概略を示す。

図中、１は本システム全体を制御するＣＰＵである。２
はメモリであって、ＣＰＵ１の制御処理に係るプログラ
ムを格納しているプログラムエリア２ａと各種処理にお
けるワークエリア２ｂとで構成されている。尚、このプ
ログラムエリア２ａには各種処理（例えば検索処理等）
に係るプログラムの他、後述する第４図及び第５図のフ
ローチャートに係るプログラムも格納されている。３は
フロッピーディスク、４はハードディスクであって、フ
ロッピーディスク３は主として個人用、又は共通なデー
タのバックアップに使用し、ハードディスク装置は共通
なデータを処理するときに使用する。５はフロッピーデ
ィスク３及ハードデイスク４を制御して、データの授受
を行うＦ　Ｄ／ＨＤコントローラである。また、６は像
を形成するプリンタ、７は原稿画像を読み取るスキャナ
である。そして、８はＳ／Ｐインタフェースであって、
これらプリンタ６への印刷データの出力及びスキャナ７
からの画像の入力は、ここを介して行われる。９は汎用
のインタフェースである５Ｃ８Ｉインタフエースであっ
て、このインタフェースには光磁気ディスク装置１１　
（そのコントローラ１０を含む）が接続されている。尚
、この光磁気ディスク装置１１は、実施例でいう検索対
象となる各種情報を記憶するものでもある。１２は各種
文字や指示情報を入力ためのキーボードであって、ポイ
ンティングデバイス（マウス）１３が接続されている。

そして、入力されたキー情報やポインティングデバイス
１３からの移動情報は合せて、シリアルデータとして出
力する。１４はこのシリアルデータを入力し対応するパ
ラレルデータに変換するシリアルインタフェースである
。１５はイメージデータの転送、或いは回転等ビット制
御を行うビットムーブユニット（ＢＭＵ）　、１６は文
字記号コードに対応したパターンを記憶している文字フ
ォント記憶部、１７は表示画像をイメージデータとして
展開するＶＲＡＭ、１８はＶＲＡＭ１７に展開されたイ
メージデータを可視化して表示するＣＲＴ、モして１９
はイメージ画像の圧縮、或いは圧縮されたデータを伸張
する圧伸部である。

尚、これら各種構成要素はバス（アドレスバス、データ
バス及びコントロールバスを含む）１００を介して電気
的に接続されている。

〈情報管理の説明（第２図）〉 通常、検索対象となる情報の管理は、後になって検索を
容易にするため、先ずその属性毎に別個に管理されてい
る。例えば、検索対象として“新開の記事′°であると
か、或いは°゛人事であるとかである。以下、この大き
な分類を実施例ではキャビネットといい、゛′新聞”を
例にした場合のデータの構造の例を第２図に示す。図示
の如く、一番上位にキャビネットがあって、その下に、
各年度毎のバインダがあり、そのバインダの下に更に、
そのニュースの種類である政治、経済、更には国際関係
毎のバインダがある。そうして、最後の末端部分の各々
のバインダに対応するドキュメントがぶらさがっている
構造をなしている。尚、ここでバインダは２段構造をな
しているが、１段でも或いは３段以上であっても良いし
、バインダの分類もこの方式による必要性はない。

さて、この様なデータ構造の検索時における操作は、ど
のキャビネットのどのバインダ（その下のどのバインダ
）に対して検索を行うかを指示する。

例えば、検索対象が１９８８年のニュースで政治に関す
るものから、７月１日に関するデータを検索せよという
指示を与え様とした場合には、先ず、キャビネット２０
を指定し、１９８８年のバインダ２２内の政治に関する
バインダ２３を選択して、キーワードとして“７月１日
パの情報を入力する。

また、このとき、ニュースの種類を指定しないときには
、バインダ２３〜２５内の７月１日の全ニュースが、検
索されることになる（検索結果は多くなる）。

く情報登録の概要の説明（第３図〜第５図）〉次に、実
施例における情報登録処理に係る概要を以下に説明する
。

情報登録に先立ち、登録先のバインダを指定することに
なるが、実施例ではこの操作を省くことも可能にした。

すなわち、第３図に示す様に、登録先を指定しなかった
ときには、デイフォルトバインダ３０を光磁気ディスク
装置１１に作成（予め作成してあっても良い）し、その
バインダ下にスキャナ７より読み込んだ画像を登録する
ものである。従って、登録対象の画像をどのバインダに
登録して良いかを知らない場合でも、登録操作を行うこ
とが可能となる。尚、このデイフォルトバインダ３０は
必ずしもキャビネット２０の管理下に作成する必要はな
く、キャビネット２０と同じランクに作成する様にして
も良い。

これを実現するため、本実施例のＣＰＵ　１は第４図の
フローチャートに従って処理を行う。

先ず、ステップＳｌで登録処理に先立って登録先バイン
ダが不明であるか否かを判断する。登録先が指定されて
いる場合には、次のステップＳ２に進んで、登録先バイ
ンダを決定する。また、登録先バインダが不明であると
判断した場合には、ステップＳ３で一時的な格納場所（
デイフォルトバインダ）を光磁気ディスク装置１１内に
作成し、それを格納先として決定する。

いずれにしても、登録先が決定したならば、処理はステ
ップＳ４に進んで、スキャナモートを設定し、ステップ
Ｓ５で画像読み取り、そしてステップＳ６で表示する。

尚、スキャナモードの設定は、例えば入力画像が写真か
或いは文字線画であるかとか、更には、読み取り濃度の
調節や読み取り領域等の一連の設定を意味する。

こうして読み取られた画像が表示されると、次のステッ
プＳ７て、オペレータによる再読み取り指示があったか
と判断した場合（読み取った画像が不鮮明であった場合
に備えている）はステップＳ４に戻り、再読み取りに係
る操作を行う。また、表示された画像が確認されたとき
には、ステップＳ８に進んで、その画像を先に決定され
た格納先に保存する。その後、次のステップＳっで続け
て登録する情報かある旨の指示がある場合は、全ての情
報を登録するまで上述した処理を繰り返す。

尚、上述した処理においては登録対象の情報に対する索
引情報の入力は特に記載しなかったが、ステップＳ８て
その処理を行うものとする。

この様に、登録先が不明であっても、デイフォルトバイ
ンダ３０に情報登録かなされることになる。従って、操
作成いはその登録された情報を熟知している人が後にな
って、デイフォルトバインダ３０に登録された画像を読
出して、本来の登録されるべきバインダに移動する作業
だけをすれば良いことになる。

以下、その移動処理に係るＣＰＵ　１の処理手順を第５
図のフローチャートを参照して説明する。

先ず、ステップＳｌｌでデイフォルトバインダ１１に登
録された画像を読出し、次のステップＳ１２で表示する
。そして、オペレータはこの表示画面に表示された画像
を見て、登録先バインダを次のステップ３１３で指定す
る。そして、ステップＳ１４に進んで、表示された画像
を指定されたバインダに登録（コピー）し、デイフォル
トバインダから表示されている画像データを削除する（
尚、この削除は必ずしも必要ではないので、その処理を
省くことも可能である）。そして、ステツブＳ１６でデ
イフォルトバインダに登録された全ての画像に対してな
されたか否かを判断し、再登録処理が未完の画像がある
と判断した場合にはステップＳｉｔ以降の処理を繰り返
す。

以上、説明した様に、本実施例によれば、情報が木構造
でもって管理されているシステムに情報を新規に登録す
るとき、たとえその情報の登録先を知らない人でも、少
なくとも登録処理そのものは簡単に行える様になる。

尚、上述した実施例は一例であって、本願発明の趣旨か
ら逸脱しない範囲で適宜変化させても良い。従って、本
実施例によって本願発明が限定されるものではない。

［発明の効果］ 以上、説明した様に本発明によれば、情報が木構造でも
って管理されているシステムで、登録先が不明であって
も、少なくともその情報の登録を行うことが可能となる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は実施例における電子ファイリングシステムのブ
ロック構成図、 第２図はデータ管理の概念を示す図、 第３図は本実施例における登録先不明時における情報登
録で作成されるデイフォルトバインダの位置を示す図、 第４図は実施例における情報登録に係るフローチャート
、 第５図は実施例におけるデイフォルトバインダに登録さ
れた情報の移動処理を示すフローチャートである。 図中、１・・・ＣＰＵ、２・・・メモリ、２ａ・・・プ
ログラムエリア、２ｂ・・・ワークエリア、３・・・フ
ロッピーディスク、４・・・ハードディスク、５・・・
ＦＤ／ＨＤコントローラ、６・・・プリンタ、７・・・
スキャナ、８・・・Ｓ／Ｐインタフェース、９・・・Ｓ
Ｃ３Ｉインタフェース、１０・・・コントローラ、１１
・・・光磁気ディスク、１２・・・キーボード、１３・
・・ボインテイングデハイス、１４・・・シリアルイン
クフェース、１５・・・ビットムーブユニット（ＢＭＵ
）１６・・・文字フォント記憶部、１７・・・ＶＲＡＭ
、１８・・・ＣＲＴ、１９・・・圧伸部、３０・・・デ
イフォルトバインダ、１００・・・バスである。 政冶ニュース オｌ冴ニュース 口止外二一−ス 代理人　弁理士　　大塚康徳、（他、１名）ノ゛、・′
：ｖ 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 木構造でもつて複数の情報を記憶媒体に記憶管理する情
   報処理システムにおいて、 登録対象情報を入力する入力手段と、 該入力手段で入力される登録対象情報の前記木構造にお
   ける登録先が不明なとき、前記登録対象情報を前記記憶
   媒体内の一時的位置に登録する登録手段と、 前記記憶媒体内の一時的位置に登録された情報を該当す
   る木構造の所定位置に移動する移動手段を備えることを
   特徴とする情報処理システム。