JPH0237226Y2 - - Google Patents

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JPH0237226Y2
JPH0237226Y2 JP9657185U JP9657185U JPH0237226Y2 JP H0237226 Y2 JPH0237226 Y2 JP H0237226Y2 JP 9657185 U JP9657185 U JP 9657185U JP 9657185 U JP9657185 U JP 9657185U JP H0237226 Y2 JPH0237226 Y2 JP H0237226Y2
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JP
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angle
optical fiber
ground wire
overhead ground
bolt
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JP9657185U
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JPS627727U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、光フアイバーを中心部に有する複合
架空地線を鉄塔等のアングル材に沿つて配線する
ための配線金具に関するものである。
(従来の技術) 光フアイバーを中心部に有し、その周囲を地線
で外包した光フアイバー複合架空地線は、近時使
用されはじめたばかりであるため、特にこの光フ
アイバー複合架空地線を鉄塔等のアングル材に沿
わせて配線するための専用の配線金具は従来なか
つた。
(考案が解決しようとする問題点) 第3図は、光フアイバー複合架空地線を送電用
鉄塔間に配線する場合の説明用略図である。図中
1は鉄塔、2は地上に設置された情報機器、3は
その情報機器2に接続した光フアイバー複合架空
地線、4はこの光フアイバーを途中で接続するた
めの接続箱である。
光フアイバー複合架空地線3は鉄塔1の上端間
に配線するため、地上に設置した情報機器2に接
続した光フアイバー複合架空地線3は、一旦鉄塔
1に添わせて上端部まで導いた後、鉄塔1間に張
設してから再び鉄塔1に添わせて地上に設置した
情報機器2まで導かなければならない。
また光フアイバーの長さには限度があるため、
架空線の途中において接続する必要がある。しか
して光フアイバーを接続するのは簡単ではないた
め、第3図に示すように鉄塔1の途中に設けた接
続作業場5まで、一旦光フアイバー複合架空地線
3を鉄塔1に添わせておろした後、接続箱4内で
光フアイバーを接続してから、再び複合架空地線
3を鉄塔1の上部まで引き上げなければならな
い。
この場合光フアイバー複合架空地線3は、内部
に光フアイバーがあるため、その光フアイバーの
機能を損わないように、例えば小さな曲率半径の
屈曲部を作らないように、しかも確実に鉄塔1に
添わせて配線する必要がある。
しかして鉄塔1は、通常アングル材によつて形
成されているが、鉄塔1の上部と下部とでは使用
するアングル材の大きさおよび肉厚が変化してい
るため、一種類のアングル材にのみ適用できる配
線金具では、多くの種類の配線金具を必要とする
ため、この種の配線作業が複雑になると共に配線
金具の製造および管理費も増加するため好ましく
ないという問題点がある。
(問題点を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため本考案において
は、帯板の一方の端部にボルト挿通用の長孔を設
けると共に、帯板の他方の端部を折り返してその
屈曲部にアングルの一辺を挿入する隙間を設け、
その屈曲片にアングル押え用のねじを螺合し、前
記長孔にボルトを挿入すると共に、このボルトの
ねじ部にアングルの端縁と係合する係合具を締め
付け位置調整自在に設け、前記帯板に立設した連
結棒の端部に光フアイバー複合架空地線を把握す
るクランプを回転自在に設けて光フアイバー複合
架空地線の配線金具を構成する。
(作用) 本考案の配線金具は上述のように構成してか
ら、前記した長孔に挿入したボルトの長孔に対す
る移動と、このボルトに挿入したアングルの係合
具の締め付け位置を調整することにより、アング
ルの大きさの変化に十分対応することができる。
また帯板の屈曲片に設けたアングル押え用のね
じのねじ込み度合によつてアングルの肉厚の変化
にも十分対応できるから、本考案の配線金具は一
種類用意すれば、鉄塔の上下のどの部分のアング
ルにも自由に取り付けることができる。
また本考案の配線金具の連結棒の端部には、光
フアイバー複合架空地線を把握するクランプを回
転自在に設けたから、光フアイバー複合架空地線
を鉄塔のアングル材に対してどのような向きにも
固定することができるため便利である。
(実施例) 以下、第1図および第2図について本考案の実
施例を説明する。図中6は鉄塔1を構成するアン
グルである。
本実施例においては、適当な長さの帯板7の一
方の端部にボルト挿通用の長孔8を設けると共
に、帯板7の他方の端部を180゜折り返して、その
屈曲部にアングル6の一辺を挿入する隙間9を設
け、その屈曲片7aにねじ孔10を設け、このね
じ孔10にアングル押え用のねじ11を螺合す
る。
また前記長孔8に角根付きのボルト12を挿入
すると共に、アングル6の端縁と係合する係合具
13をボルト12に摺動自在に嵌合し、このボル
ト12のねじ部12aにばね座金14および平座
金15を介してナツト16を螺合する。
また前記帯板7上に、連結棒17を立設し、こ
の端部17a(第1図参照)に光フアイバー複合
架空地線3を把握するクランプ18を回転自在に
もうける。
第1図のクランプ18は、線溝19aを有する
挟持片19の下部を連結棒17の端部17aの左
右両側より嵌合させると共に、この左右の挟持片
19の中間部にボルト20を挿通し、その突出ね
じ部に平座金21およびばね座金22を介してナ
ツト23を螺合したものである。
すなわち線溝19a内に光フアイバー複合架空
地線3を挿入して、ボルト20とナツト23を締
め付ければ、複合架空地線3をクランプすると共
に、このクランプ18を連結棒17に対して固定
することができる。
また第2図は本考案の他の実施例を示すもの
で、この場合は、連結棒17をボルトとし、その
ねじ部17bにロツクナツト24を螺合すると共
に、平座金25を嵌合し、その上に線溝26aを
有する2枚の挟持片26を嵌合し、その突出ねじ
部17bに平座金27とばね座金28を介してナ
ツト29を螺合してクランプ18を構成してあ
る。その他の構造は第1図のものと同様である。
この第2図のものも、挟持片26の線溝26a
内に光フアイバー複合架空地線3を挿入して、ナ
ツト29を締め付ければ、連結棒17に対して複
合架空地線3を所望の向きで固定することができ
る。
つぎに上述のように構成した本考案配線金具の
使用方法を説明する。この配線金具を鉄塔1のア
ングル6に取り付けるには、ナツト16およびね
じ11をゆるめた状態で帯板7を第1図および第
2図に示すようにアングル6にあてがい、アング
ル6の一辺を隙間9内に挿入した後、ねじ11を
締め付けると共に、ボルト12をアングル6の他
の辺に外接させた状態で、係合具13をアングル
6の端縁に係合させてから、ナツト16によつて
締め付ける。
このようにすれば、本考案の配線金具をアング
ル6に確実に固定することができるし、またアン
グル6の大きさおよび肉厚が変化しても十分その
変化に対応することができる。
そして上述のようにアングル6に固定した配線
金具の連結棒17に設けたクランプ18によつ
て、前述したように光フアイバー複合架空地線3
をクランプすることによつて、容易に複合架空地
線3を鉄塔1に添わせて確実に配線することがで
きる。
(考案の効果) 本考案の配線金具は上述のように構成したか
ら、前記した長孔8に挿入したボルト12の長孔
8に対する移動と、このボルト12に挿入したア
ングル6の係合具13の締め付け位置を調整する
ことにより、アングル6の大きさの変化に十分対
応することができる。
また帯板7の屈曲片7aに設けたアングル押え
用のねじ11のねじ込み度合によつて、アングル
6の肉厚の変化にも十分対応できるから、本考案
の配線金具は一種類用意すれば、鉄塔1の上下の
どの部分のアングル6にも自由に取り付けること
ができる。
また本考案の配線金具の連結棒17の端部に
は、光フアイバー複合架空地線3を把握するタラ
ンプ18を回転自在にもうけたから光フアイバー
複合架空地線3を鉄塔1のアングル材に対してど
のような向きにも固定することができるため非常
に便利である。
したがつて本考案によれば、光フアイバー複合
架空地線の機能を損うことなく、鉄塔に添わせて
複合架空地線を確実に固定することができ、しか
もその配線工事に使用する配線金具は一種類で済
むから、配線作業の能率を向上させると共に、配
線金具の製造コストおよび管理費も低減できると
いうすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案装置の正面図、同図bはその
一部断面で示す側面図、同図cは同図aのA−A
線による部分矢視平面図、第2図aは本考案装置
の他の実施例を示す正面図、同図bはその側面
図、第3図は光フアイバー複合架空地線の鉄塔に
よる配線状態を示す略図である。 1……鉄塔、3……光フアイバー複合架空地
線、6……アングル、7……帯板、8……長孔、
9……隙間、11…ねじ、12……ボルト、13
……係合具、16……ナツト、17……連結棒、
18……クランプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 帯板の一方の端部にボルト挿通用の長孔を設け
    ると共に、帯板の他方の端部を折り返してその屈
    曲部にアングルの一辺を挿入する隙間を設け、そ
    の屈曲片にアングル押え用のねじを螺合し、前記
    長孔にボルトを挿入すると共に、そのボルトのね
    じ部にアングルの端縁と係合する係合具を締め付
    け位置調整自在に設け、前記帯板に立設した連結
    棒の端部に光フアイバー複合架空地線を把握する
    クランプを回転自在に設けてなる光フアイバー複
    合架空地線の配線金具。
JP9657185U 1985-06-27 1985-06-27 Expired JPH0237226Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9657185U JPH0237226Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

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JP9657185U JPH0237226Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS627727U JPS627727U (ja) 1987-01-17
JPH0237226Y2 true JPH0237226Y2 (ja) 1990-10-09

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JP9657185U Expired JPH0237226Y2 (ja) 1985-06-27 1985-06-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH076674Y2 (ja) * 1987-06-05 1995-02-15 日本電信電話株式会社 給電線支持金具の取付装置
JP5461042B2 (ja) * 2009-03-27 2014-04-02 中国電力株式会社 高所設置装置用取付器具

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JPS627727U (ja) 1987-01-17

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