JPH0756574Y2 - 架空地線用クランプ - Google Patents

架空地線用クランプ

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JPH0756574Y2
JPH0756574Y2 JP13378689U JP13378689U JPH0756574Y2 JP H0756574 Y2 JPH0756574 Y2 JP H0756574Y2 JP 13378689 U JP13378689 U JP 13378689U JP 13378689 U JP13378689 U JP 13378689U JP H0756574 Y2 JPH0756574 Y2 JP H0756574Y2
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JP
Japan
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clamp
unit
ground wire
overhead ground
ground
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JP13378689U
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JPH0374130U (ja
Inventor
長雄 漢人
Original Assignee
旭テック株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、架空地線を送電用鉄塔に固定するためのクラ
ンプ、いわゆるジャンパクランプに関する。
【従来の技術】
一般に、送電線鉄塔(以下、鉄塔という)には架空地線
(以下、地線という)が張設されており、殊に、変電所
近傍の鉄塔あるいは分岐点における鉄塔では、双方向か
らの地線が存在する。この場合の2条(以下、本とい
う)の地線を鉄塔に固定するクランプは、クランプを
上,下2つのクランプ片で構成し、両クランプ片の接合
面に二つの溝を並列に設け、これらの溝にそれぞれの地
線を挾持させて固定するようにしている(例えば、実開
昭64−2524号公報)。
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のクランプにおいては、一つの
クランプで2本の地線までを把持することはできるが、
3本の地線を把持することはできなかった。なぜなら
ば、上,下のクランプ片の接合面に3本以上の溝を設け
て3本以上の地線を把持した場合、全ての地線を均等に
把持することが困難だからである。 このため、3本の地線を鉄塔に固定する場合は、2本用
のクランプと1本用のクランプを鉄塔に別々に固定して
いた。したがって、作業性が悪く、また鉄塔の設置スペ
ースを多くとるという不都合があった。 ところで、近年、地線内部に光ファイバケーブルを内蔵
させて通信ケーブルとして利用することが行なわれてき
ており、一つの鉄塔に3本の地線を固定する必要が多く
なってきている。このため、3本の地線を効率よく鉄塔
に固定できるクランプの出現が待たれていた。 そこで、本考案は、上記欠点を除去するためになされた
ものであって、その目的は、3本の地線を極めて容易に
鉄塔に固定することのできるクランプを提供することに
る。
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、3本の架空地線
を送電線鉄塔に固定する架空地線用クランプにおいて、
クランプを2本の地線を把持する第1クランプユニット
と、1本のを把持する第2クランプユニットとで形成す
るとともに、これら両クランプユニット間に連結金具を
介在させて、各クランプユニットを前記連結金具の上壁
面と下壁面とに連結したことを特徴としている。
【作用】
上記構成において、第1クランプユニットと第2クラン
プユニットは連結金具を介して連結される。
【実施例】
図面は、本考案の一実施例に係るクランプaを示すもの
であって、その左半分を縦断して示した正面図である。 クランプaは、鋼製の第1クランプユニット(以下、ユ
ニットという)1と、この上に重ね合わされる連結金具
2と、さらに、この上に重ね合わされる第2のユニット
3とを有している。 第1ユニット1は、地線が2本のときの周知のクランプ
からなり、2本の並列した受溝イ,イを有する下部クラ
ンプ片1aと、この受溝イ,イに対応した押え溝ロ,ロを
有する上部クランプ片1bとを有している。また、両クラ
ンプ片1a,1bには、受溝イ,イ(押え溝ロ,ロ)を挾ん
だ両側に、これら両クランプ片を締め付けて結合させる
とともに、鉄塔Aへ固定するための貫通孔4,4が設けら
れている。 2は鋼製の断面エ字状の連結金具であって、上記貫通孔
4,4に対応した取付穴5,5を有する下壁面2aと、後述の第
2ユニット3の貫通穴に対応した取付穴6,6を有する上
壁面2bと、これら上,下面壁2a,2bの中央部分を連結す
る直壁面2cとから形成されている。なお、直壁面2cの高
さは上、下壁面2a,2b間に工具(スパナ)が自由に挿入
される寸法に決められている。 第2ユニット3は地線が1本のときの周知のクランプか
らなり、下部クランプ片3a及び上部クランプ片3bには、
1本の地線の径に対応した受溝イ及び押え溝口を有して
いる。また、両クランプ片3a,3bには、受溝イ(押え溝
口)を挾んだ両側にボルトb3,b4の挿入される貫通孔7,
7を有している。 上記クランプaにおいて、第1ユニット1は、ボルト
b1,b2を鉄塔Aの取付穴の下側から通して突出させ、こ
のボルトb1,b2に第1ユニット1の貫通孔4,4を挿入さ
せ、さらに第1ユニット1から突出したボルトb1,b2
連結金具2の下面壁2aの取付穴5,5を挿入させる。そし
てボルトb1,b1にワッシャを挿入させたのち、ナット
b1′,b2′を螺着させる。 次いで、連結金具2の上面壁2bに第2ユニット3が載置
されて接続される。すなわち、ボルトb3,b4を上面壁2b
に設けられている取付穴6,6の下側から挿入させ、この
ボルトに第2ユニット3の貫通孔7,7を挿入させる。そ
して、第2ユニット3から突出したボルトにワッシャを
挿入させたのち、ナットb3′,b4′を螺着させる。 上記の実施例のクランプaは、2本の地線を固定する第
1ユニット1と、1本の地線を固定する第2ユニット3
とを連結金具2で結合するようにしたので、3本の地線
を鉄塔Aの1箇所の取付場所に効率よく固定することが
できる。 なお、上述の実施例では、下側に2本の地線を固定する
ユニットを、上側に1本の地線を固定するユニットを設
けたが、これらを逆に配置させるようにしてもよい。こ
の場合は、鉄塔Aに第2ユニット3の貫通孔7,7に対応
した取付穴が設けられる。 さらに、連結金具2は、断面形状がエ字状を呈している
が、これをコ字状にしてもよい。
【考案の効果】
本考案に係るクランプは、2本の地線を固定する第1ユ
ニットと、1本の地線を固定する第2ユニットとを連結
金具で結合するようにしたので、3本の地線を鉄塔の取
付場所に効率よく固定することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係るクランプの左半分を縦断
して示した正面図である。 a…クランプ、b…固定具、1…第1クランプユニット
(第1ユニット)、2…連結金具、3…第2クランプユ
ニット(第2ユニット)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】3条の架空地線を送電線鉄塔に固定する架
    空地線用クランプにおいて、 前記クランプを2条の架空地線を把持する第1クランプ
    ユニットと、1条の架空地線を把持する第2クランプユ
    ニットとで形成するとともに、これら両クランプユニッ
    ト間に連結金具を介在させて、各クランプユニットを前
    記連結金具の上壁面と下壁面とに連結したことを特徴と
    した架空地線用クランプ。
JP13378689U 1989-11-16 1989-11-16 架空地線用クランプ Expired - Lifetime JPH0756574Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13378689U JPH0756574Y2 (ja) 1989-11-16 1989-11-16 架空地線用クランプ

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JP13378689U JPH0756574Y2 (ja) 1989-11-16 1989-11-16 架空地線用クランプ

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JPH0374130U JPH0374130U (ja) 1991-07-25
JPH0756574Y2 true JPH0756574Y2 (ja) 1995-12-25

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JP13378689U Expired - Lifetime JPH0756574Y2 (ja) 1989-11-16 1989-11-16 架空地線用クランプ

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