JPH0237125Y2 - - Google Patents

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JPH0237125Y2
JPH0237125Y2 JP2413984U JP2413984U JPH0237125Y2 JP H0237125 Y2 JPH0237125 Y2 JP H0237125Y2 JP 2413984 U JP2413984 U JP 2413984U JP 2413984 U JP2413984 U JP 2413984U JP H0237125 Y2 JPH0237125 Y2 JP H0237125Y2
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JP
Japan
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magnetic
core
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erasing
reproducing
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JP2413984U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は記録再生用ギヤツプ及び消去用ギヤツ
プを具装し、フロツピーデイスク等の磁気記録媒
体上を摺動してデータの記録、再生及び消去を行
なう磁気ヘツドに関するものである。
情報を記録し且つ再生するために、磁気ヘツド
を使用することは、近年益々重要になつて来た。
特に、オフイスコンピユータ、パーソナルコンピ
ユータの急速な普及に伴つて、フロツピーデイス
クドライブ装置の需要も大幅に増大しているが、
それに使用される磁気ヘツドは従来のテープレコ
ーダに使用された磁気ヘツドより高いトラツク密
度が要求されている。即ち、トラツク密度は情報
トラツクの幅に依存するので、磁気ヘツドのギヤ
ツプの実効幅を最小化することが要求されてい
る。この最小化の1つの方法は、読取り書込み変
換器を使用し、かつトラツクが書かれた直後にそ
のトラツクの端部を消去(所謂トリミング消去)
する消去装置を設けることである。また、上記消
去装置としては、データ書き込み及び読み取りを
行なう録再コアの両側面に設けられた複数の消去
用コアが周知であるが、米国特許第3668658号及
び第3846840号にはこれらの消去用コアの脚部に
共通のコイルを巻装させて複数トラツクの同時的
消去を可能ならしめた所謂トンネル消去方式に関
する記載がある。
上記した、トリミング消去方式及びトンネル消
去方式を兼ね備えたものとして、オフイスコンピ
ユータ、パーソナルコンピユータにおける記録装
置のひとつであるフロツピーデイスクドライブ装
置の磁気ヘツドが周知である。これらの具体例を
第1図,第2図,第3図及び第4図に示す。尚、
各図において、同一部分は同一符号で統一する。
第1図は上記した磁気ヘツドの基本的な構成を示
す斜視図であり、この第1図において、1は記録
再生コアで、1aはこのコアの記録再生ギヤツ
プ、1bはコイルである。又、2,3は上記記録
再生コア1の両側に配置された消去コアで、2
a,3aは消去ギヤツプ、4は消去コア用コイ
ル、5は上記記録再生コア1側の磁気回路を閉じ
るための記録再生後部コアである。尚、図中ドツ
トで表現した部分はセラミツク等の非磁性体で構
成され、他はフエライト等の磁性体で構成され
る。この磁気ヘツドは、内層の記録再生コア1と
外層の消去コア2及び3を個々に作り、これらを
積層することにより製造される。また、第2図,
第3図及び第4図はそれぞれ従来のものの側面図
であり、これらの図において、6及び7は上記コ
イル1b及び消去コア用コイル4が巻装されるボ
ビンである。第2図に示すものは、消去磁気回路
をオープンループとしたものであるが、書き込み
信号のような外部からの時間的に変化する磁束が
上記消去コア用コイル4によつて発生する消去磁
束に重畳したり、上記消去コア用コイル4によつ
て発生する磁束がコイル1bによつて発生された
磁束と代数的に加算され記録信号を歪ませる虞が
ある。また、第3図に示すものは消去用後部コア
9により消去磁気回路をクローズループとしたも
のであるが、消去に直流磁界を使うので、消去磁
気回路を構成するコア部が滞磁しやすく記録信号
を歪ませる虞がある。このような第2図及び第3
図に示すものの欠点を除去するため第4図に示す
ように、上記消去コア2及び3と消去用後部コア
9との間に後部ギヤツプ形成用スペーサー8を介
在させて後部ギヤツプを形成したものが周知であ
るが、上記後部ギヤツプ形成用スペーサ8という
別部品が必要なので組み立て時の作業性が劣化す
るだけでなくコストアツプにつながる。
本考案は上記した従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので、記録再生コアにおける非
磁性体部にその両側面にある消去コアにおける磁
性体の脚部より一定寸法長い脚部を設け、該記録
再生コアにおける非磁性体部の脚部に消去用後部
コアを積層することにより、別部品を用いなくと
も容易に消去磁気回路に後部ギヤツプを形成する
ことができる磁気ヘツドを提供することを目的と
している。
以下、本考案の一実施例を第5図及び第6図に
ついて説明する。第5図は本考案の一実施例を示
す側面図であり、第6図は第5図に示した本考案
の一実施例の組立図である。尚、図中、10は上
記記録再生コア1における非磁性体部に設けられ
た脚部であり、その両側面に積層される消去コア
2,3における磁性体の脚部2b,3bより一定
寸法長い。また、上記第1図から第4図に示され
た部分と同一部分は同一符号で統一した。ここで
第6図に示すように上記脚部10を有する上記記
録再生コア1を他のコアと積層し、第5図に示す
ように該脚部10に上記消去用後部コア9を積層
して消去磁気回路を構成すると、上記脚部10と
上記脚部2b,3bとの長さの差の幅の後部ギヤ
ツプが形成される。
上記した如く、本考案は磁性体部と非磁性体部
によつて構成されデータ書き込み及び読み取りを
行なう記録再生コア1と、同じく磁性体部と非磁
性体部によつて構成され該非磁性体部のみが上記
記録再生コア1における磁性体部と対面するよう
に該記録再生コア1の両側面に設けられた消去コ
ア2,3とにより構成され磁気記録媒体上にデー
タ書き込み,データ読み取り及び書き込まれたデ
ータの端部のトリミング消去を行なう磁気ヘツド
において、上記記録再生コア1における非磁性体
部にその両側面にある消去コア2,3における磁
性体の脚部2b,3bより一定寸法長い脚部10
を設け、上記記録再生コア1における非磁性体部
の脚部10に消去用後部コア9を積層することに
より消去磁気回路に後部ギヤツプを形成したの
で、別部品を用いなくとも容易に消去磁気回路に
後部ギヤツプを形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気ヘツドの基本的な構成を示
す斜視図、第2図,第3図及び第4図はそれぞれ
従来のものの側面図、第5図は本考案の一実施例
を示す側面図、第6図は本考案の一実施例の組立
図である。 1……記録再生コア、2,3……消去コア、9
……消去用後部コア、2b,3b,10……脚
部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁性体部と非磁性体部によつて構成されデータ
    書き込み及び読み取りを行なう記録再生コアと、
    同じく磁性体部と非磁性体部によつて構成され該
    非磁性体部のみが上記記録再生コアにおける磁性
    体部と対面するように該記録再生コアの両側面に
    設けられた消去コアとにより構成され磁気記録媒
    体上にデータ書き込み、データ読み取り及び書き
    込まれたデータの端部のトリミング消去を行なう
    磁気ヘツドにおいて、上記記録再生コアにおける
    非磁性体部にその両側面にある消去コアにおける
    磁性体の脚部より一定寸法長い脚部を設け、上記
    記録再生コアにおける非磁性体部の脚部に消去用
    後部コアを積層することにより消去磁気回路に後
    部ギヤツプを形成したことを特徴とする磁気ヘツ
    ド。
JP2413984U 1984-02-22 1984-02-22 磁気ヘツド Granted JPS60140214U (ja)

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JP2413984U JPS60140214U (ja) 1984-02-22 1984-02-22 磁気ヘツド

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JPS60140214U JPS60140214U (ja) 1985-09-17
JPH0237125Y2 true JPH0237125Y2 (ja) 1990-10-08

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