JPH0236800B2 - - Google Patents

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JPH0236800B2
JPH0236800B2 JP55080347A JP8034780A JPH0236800B2 JP H0236800 B2 JPH0236800 B2 JP H0236800B2 JP 55080347 A JP55080347 A JP 55080347A JP 8034780 A JP8034780 A JP 8034780A JP H0236800 B2 JPH0236800 B2 JP H0236800B2
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JP
Japan
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fan motor
intermittent operation
terminal
switch
microcomputer
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JP55080347A
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Hirokuni Ikeda
Masayuki Ogawa
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Sharp Corp
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Publication date
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  • Control Of Positive-Displacement Air Blowers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はフアンモータを種々の運転パターンで
断続運転させることにより得られる風に強弱の変
化をもたせ、自然風に近い風によつて充分な涼感
を得られるようにしたものである。
扇風機において従来より断続運転を行うことに
より風速を変化させて、より涼感を得ようとする
考えはある。
例えば、実開昭49−97153号公報(以下従来技
術1)においては、一定の周期で2つの接点を反
復する自動反復スイツチが設けられ、この自動反
復スイツチのそれぞれの端子にフアンモータの速
度を設定する速度切換スイツチが接続されたもの
が提案されている。この従来技術1においては、
それぞれの速度切換スイツチを所望の速度に設定
しておき(例えば一方の速度切換スイツチを高
速、他方を低速に設定しておき)、ここで自動反
復スイツチを動作させると、一方の端子に接続さ
れた時に高速、他方の端子に接続された時に低速
となり、この高速と低速とを一定の周期で繰り返
し行うことにより断続運転を行つている。この場
合、速度切換スイツチの速度選択により、停止か
ら高速までフアンモータの速度は任意に選択でき
るものである。
一方、実開昭49−117947号公報(以下従来技術
2)においては、所定の周期でON接点とOFF接
点とを反復する自動反復スイツチが設けられ、こ
のON接点にフアンモータの速度を設定する速度
切換スイツチが接続され、この自動反復スイツチ
には温度に応じてOFF時間を長くする方向に当
該自動反復スイツチを制御するマルチバイブレー
タを接続したものが提案されている。この従来技
術2においては、速度切換スイツチが強風ノツチ
にあるときに自動反復スイツチにより断続運転を
行うと、「強風」−「切」、弱風ノツチでは「弱風」
−「切」、微風ノツチでは「微風」−「切」となり、
設定した風速と「切」との断続運転が行われ、ま
たこの「切」が室温に応じて長くなるように接続
されるものである。
しかし、上記従来技術1、従来技術2はいずれ
も固定的な断続運転しかできない。つまり従来技
術1においては、一旦それぞれの速度切換スイツ
チを設定するとその設定した速度(若しくは停
止)で交互に断続運転行われるに過ぎない、また
従来技術2においては、速度切換スイツチで設定
した速度と「切」との断続運転が行われるに過ぎ
ないものである。
このような固定的な断続運転は、断続運転が行
われない一定の速度の運転に比べればある程度の
涼感は期待できるが、断続運転に変化が乏しく自
然風とは程遠いものであつて、充分な涼感を得る
ものとは言えなかつた。
本発明は上記の点に鑑み、より自然風に近い変
化に富んだ断続運転を実現して、より涼感のある
断続運転を可能とする扇風機を提供するものであ
る。
この課題の解決のために本発明は、 回転速度を3段階以上に設定できるフアンモー
タと、該フアンモータの回転速度を設定するため
の風量切換スイツチと、該フアンモータを運転及
び停止することにより断続運転を行う断続運転制
御手段と、から成り、 この断続運転制御手段は、 風量切換スイツチにより選択される各風量状態
に対応した断続運転パターンを記憶するパターン
記憶手段と、 断続運転を指示する断続運転スイツチと、 この断続運転スイツチの指示により、風量切換
スイツチの設定風量に対応した断続運転パターン
を読み出すパターン読出手段と、 この読み出された断続運転パターンに応じてフ
アンモータを制御する信号を出力する制御信号発
生手段と、から構成し、 上記断続運転パターンは、フアンモータの停止
及び3段階以上の速度を所定の周期内において組
み合わせたものであつて、上記風量切換スイツチ
の設定が高速になるに従つて当該周期内の総風量
が増大する扇風機を構成したものである。
これにより本発明の扇風機は、断続運転スイツ
チにより断続運転を指示すると、風量切換スイツ
チの設定に応じた断続運転パターンが読み出さ
れ、この読み出された断続運転パターンに応じて
出力される制御信号に従つてフアンモータが制御
されることになる。
この場合、断続運転パターンは、フアンモータ
の停止及び3段階以上の速度を所定の周期内にお
いて組み合わせたものであつて、上記風量切換ス
イツチの設定が高速になるに従つて当該周期内の
総風量が増大するように設定されているので、当
該所定の周期内に行われる停止及び3段階以上の
回転速度を組み合わせた断続運転パターンでもつ
て、より自然風に近い断続運転パターンを創出す
ることができる。
尚、3段階以上の回転速度の組み合わせは、必
ずしも3段階以上の速度総てを組み合わせる必要
はない。より自然風に近い断続運転パターンを、
各設定される風量切換スイツチの風量状態の設定
が高速になるに従つて当該断続運転パターンの周
期内において総風量が増大するように設定すれば
良い。
以下図面に示した本発明の実施例について詳細
に説明する。先ず、第1図の電気回路図におい
て、制御回路は電源回路部1、モータ駆動回路部
2、波形整形回路部3、リセツト信号発生回路部
4、第1の操作回路部5、第2の操作回路部6、
表示回路部7、報知回路部8及びマイクロコンピ
ユータIC3を有し、1チツプ化されROM方式に
よりすべて書き込まれた1個のマイクロコンピユ
ータIC3により制御する構成としたものであり、
該マイクロコンピユータIC3は28ピンで1キロ
バイトのROM容量のもので種々の回路の信号を
処理する回路(機能)を備えるものである。
電源回路部1において、TRは交流電源ACの
両端子間に電流ヒユーズFUを介して接続するオ
ートトランスで、その入力端子間に過電圧防止用
のバリスタNR及び雑音防止用のコンデンサC7
を接続する。Q5はコレクタをダイオードD1,
D2を介してオートトランスTRの出力端子に、
ベースをツエナーダイオードZD1を介して交流
電源ACの一方の端子に夫々接続するトランジス
タで、コレクタとベースとの間に抵抗R6を、エ
ミツタとベースとの間にツエナーダイオードZD
1を介して平滑用電解コンデンサC1を夫々接続
することによりコンデンサC1の両端電圧を安定
させるものである。C2はトランジスタQ5のコ
レクタとベースとの間にツエナーダイオードZD
1を介し接続した平滑用電解コンデンサ、C6は
コンデンサC1の両端間に接続した高周波分パス
用コンデンサである。
モータ駆動回路部2は電流ヒユーズFUを介し
て交流電源ACの両端子間に接続するものであり、
フアンモータFMは高速用、中速用、低速用の各
端子と交流電源ACとの間に夫々トライアツクQ
1〜Q3を介挿し、又首振モータSMは交流電源
ACとの間にトライアツクQ4を介挿する。尚、
首振モータSMはフアンモータFM、これにより
回転されるフアン等を有する扇風機頭部の首振動
作を行なわせる首振機構の駆動源である。
波形整形回路部3はマイクロコンピユータIC
3内で使用される刻時信号を発生するものであ
る。
波形整形回路部3において、Q6はベースを抵
抗R8を介してオートトランスTRの出力端子
に、エミツタをコンデンサC1の+側即ちHレベ
ル(OV)側に夫々接続し、又コレクタを抵抗R
2を介してコンデンサC1の−側即ちLレベル
(−10V)側に接続すると共にマイクロコンピユ
ータIC3の刻時信号入力端子即ち25番端子に接
続するトランジスタ、D3はトランジスタQ6の
ベース、エミツタ間に接続したダイオード、C4
はトランジスタQ6のエミツタ、コレクタ間に接
続した高周波分パス用コンデンサである。而し
て、上記トランジスタQ6はベース、エミツタ間
にダイオードD3を介挿している為、ベースには
オートトランスTRから抵抗R8を介して取り出
した交流分の一の半波が印加され、この一の半波
が印加されている間ON状態となり、一の半波が
印加されておらない時にOFF状態となる。従つ
て、トランジスタQ6のコレクタ電圧は、トラン
ジスタQ6がONの時コンデンサC1の両端電圧
をトランジスタQ6の内部抵抗分と抵抗R2とで
分圧した電圧(実際上、トランジスタQ6の内部
抵抗分は抵抗R2の抵抗値に比べて極めて小さく
殆ど無視できる値である為、コンデンサC1の+
電圧に近い値)となり、逆にトランジスタQ6が
OFFの時コンデンサC1の−電圧となる。つま
り、トランジスタQ6のコレクタには電源周波数
と同期した方形波パルスが発生することになり、
この方形波パルスをマイクロコンピユータIC3
の25番端子に供給する。
リセツト信号発生回路部4は電源投入時にマイ
クロコンピユータIC3のリセツト信号を発生す
るものである。リセツト信号発生回路部4におい
て、Q7はエミツタをコンデンサC3の−側と共
にコンデンサC1の−側に、ベースをツエナーダ
イオードZD2、抵抗R4を介挿した後コンデン
サC3の+側と共に抵抗R7を介してコンデンサ
C1の+側に夫々接続し、又コレクタを抵抗R3
を介してコンデンサC1の+側に接続すると共に
マイクロコンピユータIC3のリセツト入力端子
即ち26番端子に接続するトランジスタ、R1はト
ランジスタQ7のベース、エミツタ間に接続した
抵抗、D4は抵抗R7に並列に接続したダイオー
ドで、電源を遮断した時等においてコンデンサC
3の電荷を放電し易くするためのものである。而
して、このようなリセツト信号発生回路部4に電
源を印加すると、コンデンサC1の両端電圧によ
り抵抗R7を介してコンデンサC3の充電を始
め、コンデンサC3の充電が進みツエナーダイオ
ードZD2に規定値以上の電圧(ツエナー電圧以
上の電圧)がかかると、抵抗R7,R4、ツエナ
ーダイオードZD2、トランジスタQ7のベース、
抵抗R1を経て電流が流れ、抵抗R1による電圧
降下分だけトランジスタQ7のエミツタ、ベース
間に電圧が加わつてトランジスタQ7がONとな
り、トランジスタQ7は、ツエナーダイオード
ZD2のツエナー電圧がコンデンサC1の両端電
圧より小さい為コンデンサC3がツエナー電圧以
上に充電された後継続して抵抗R1に電流が流れ
ることによりON状態を継続し、そして電源の遮
断によりトランジスタQ7はOFFとなる。尚、
最初に電源を印加した時から、コンデンサC3が
ツエナーダイオードZD2のツエナー電圧に充電
されるまでの間、トランジスタQ7はOFF状態
にある。このように動作することによりトランジ
スタQ7のコレクタ電圧はトランジスタQ7が
OFFの時コンデンサC1の+電圧となり、又ト
ランジスタQ7がONの時コンデンサC1の電圧
を抵抗R3とトランジスタQ7の内部抵抗で分圧
した電圧(実際上、トランジスタQ7の内部抵抗
は抵抗R3の抵抗値に比べて極めて小さく殆ど無
視できる値である為、コンデンサC1の−電圧と
略等しい電圧)となり、そのコレクタ電圧波形は
第2図の如くなり、電源投入時マイクロコンピユ
ータIC3の26番端子にリセツト信号を供給する。
上記第1の操作回路部5において、「強」「中」
「微風」「切」の各風量切換スイツチSW3〜SW
6は各々フアンモータFMの回転速度を所定の回
転速度に設定するためのもので、電源回路部1の
Hレベル側とマイクロコンピユータIC3の5番
〜2番端子間に夫々接続されており、ON時それ
に伴う信号をマイクロコンピユータIC3に入力
する。周波数切換スイツチSW9は50Hzと60Hzの
切換えを行なうもので、電源回路部1のHレベル
とマイクロコンピユータIC3の6番端子間に接
続されており、50Hz使用の場合ON、60Hz使用の
場合OFFとされ、電源周波数の如何に拘らずマ
イクロコンピユータIC3内での刻時信号が常に
正確に所定の周波数で作動するようにしてある。
マイクロコンピユータIC3の2番〜6番端子と
電源回路部1のLレベル側間には抵抗アレーRA
2の各抵抗を夫々接続してある。尚、スイツチ
SW3〜SW6は押圧している時のみONとなるモ
メンタリーキースイツチであり、又スイツチSW
9はON、OFF何れの状態でもロツクできるスイ
ツチである。
第2の操作回路部6において、タイマー解除ス
イツチSW1、タイマー設定スイツチSW2、首
振スイツチSW7及び断続運転スイツチSW8は
電源回路部1のHレベル側とマイクロコンピユー
タIC3の23番、24番、22番及び21番端子間に
夫々接続され、ON時それに伴う信号をマイクロ
コンピユータIC3に入力する。マイクロコンピ
ユータIC3の21番〜24番端子と電源回路部1の
Lレベル側間には抵抗アレーRA1の各抵抗を
夫々接続してある。尚、上記スイツチSW1,
SW2,SW7及びSW8は押圧している時のみ
ONとなるモメンタリーキースイツチである。
表示回路部7は「強風」「中風」「微風」の各状
態を表示する3個の表示素子例えば赤色発光ダイ
オードLED1〜LED3を有する風量表示部と、
異なる時間帯を表示する6個の表示素子例えば4
個の赤色発光ダイオードLED4〜LED7及び2
個の緑色発光ダイオードLED8,LED9を有す
る時間表示部とからなる。表示回路部7におい
て、トランジスタアレーIC1は2番〜6番の各
入力端子をマイクロコンピユータIC3の12番〜
8番の各端子に接続し、9番〜13番の各出力端子
を各発光ダイオードLED9〜LED5を介して電
源回路部1のHレベル側に接続する。又、トラン
ジスタアレーIC2は2番〜6番の各入力端子を
マイクロコンピユータIC3の19番〜16番、13番
の各端子に接続すると共に、11番〜13番の各出力
端子を各発光ダイオードLED3〜LED1を介し
て各トライアツクQ3〜Q1のゲートに接続し、
かつ10番の出力端子を抵抗R5を介してトライア
ツクQ4のゲートに接続してなり、さらに6番の
出力端子を発光ダイオードLED4を介して電源
回路部1のHレベル側に接続する。トランジスタ
アレーIC1,IC2の両7番端子は電源回路部1
のLレベル側に接続している。尚、発光ダイオー
ドLED4〜LED9はタイマーの設定時限及び残
存時間を表示するもので、LED4は100分の01秒
から120分まで、LED5は80分の01秒から100分ま
で、LED6は60分01秒から80分まで、LED7は
40分01秒から60分まで、LED8は20分01秒から
40分まで、LED9は01秒から20分までの各時間
帯を表示する。図中R11〜R19は電流制限用
の抵抗を示す。
報知回路部8において、トランジスタQ8はエ
ミツタを抵抗R9を介して電源回路部1のLレベ
ル側に接続し、ベース、コレクタ間に抵抗R10
とコンデンサC9の並列回路を接続する。圧電ブ
ザーBZはA電極をトランジスタQ8のコレクタ
と共にダイオードD5を介してマイクロコンピユ
ータIC3のブザー信号出力端子即ち20番端子に
接続し、又B電極をトランジスタQ8のエミツタ
に、分割電極であるC電極をトランジスタQ8の
ベースに夫々接続する。而して、圧電ブザーBZ
はA電極側に+電圧が、B電極側に−電圧が印加
されると自励発振を行ない、図示しないブザーケ
ース(共鳴器)と相俟つて音を発生する。ダイオ
ードD5は、圧電ブザーエレメントに何らかの理
由により衝撃が加わり電圧が発生した時当該電圧
よりマイクロコンピユータIC3を保護するもの
である。
中間周波トランスiFTはマイクロコンピユータ
IC3内のクロツクパルス発生回路(図示せず)
に1番端子、28番端子を介して外付けされてお
り、上記クロツクパルス発生回路から400KHzの
同期パルスを発生させるものである。尚、C5は
高周波分パス用のコンデンサを示す。
マイクロコンピユータIC3の7番端子はタイ
マー動作テスト用入力端子で通常は抵抗アレー
RA2の抵抗を介して電源回路部1のLレベル側
に、15番端子はマイクロコンピユータテスト用端
子で電源回路部1のHレベル側に夫々接続してい
る。又、マイクロコンピユータIC3は14番端子
を電源回路部1のHレベル側に、27番端子を同L
レベル側に接続する。
而して、マイクロコンピユータIC3はCPU、
RAM、ROM、I/O等を備え、400KHzの同期
信号発生回路を備えると共に、この同期信号に基
づいてROMに記入されたプログラムに従い制御
されるもので、主として下記のような手段を備え
る。即ち、マイクロコンピユータIC3は、スイ
ツチSW1〜SW9の操作を判別する手段と、ス
イツチSW3〜SW5のONに伴う入力信号に基づ
きフアンモータ制御信号を出力する手段と、スイ
ツチSW2のONに伴う時限設定信号の入力時間
に応じて設定時限をステツプアツプ(20分毎)
し、スイツチSW2のOFFにより計時動作を開始
するタイマー手段と、該タイマー手段の残存時間
を算出し、設定時限終了以前の一定時間(40分
間)フアンモータを低速運転させるための信号を
発生する手段と、タイマー手段の設定時限及び残
存時間に基づいて時間表示信号を出力する手段
と、スイツチSW1のONに伴う入力信号に基づ
いてタイマー手段の設定時限を解除する信号を発
生する手段と、スイツチSW7のONに伴う入力
信号に基づいて首振モータ制御信号を出力する手
段と、スイツチSW8のONに伴う入力信号に基
づいてフアンモータ継続制御信号を発生する手段
と、スイツチSW1〜SW8をONした時、タイマ
ー手段の設定時限がステツプアツプした時にブザ
ー信号を出力する手段とを備えている。
次に、上述のような制御回路を具備する扇風機
の動作を説明する。
〔通常運転〕
先ず、電源にプラグを接続して電源を印加する
ことにより、リセツト信号発生回路部4からマイ
クロコンピユータIC3に26番端子を介してリセ
ツト信号を入力し、マイクロコンピユータIC3
内の全ての手段を初期状態にリセツトさせる。
次に好みの風量を選択してそれに対応するスイ
ツチを操作する。今、強風運転を選択してスイツ
チSW3を押すと、マイクロコンピユータIC3は
5番端子を介して信号が入力されることに伴い、
20番端子から第3図に示すブザー信号を約0.1秒
間出力して圧電ブザーBZのA電極側に+電圧を
印加し圧電ブザーBZを振動させてスイツチSW3
がONされたことを確認させる為の音を発生する
一方、スイツチSW3のONに伴う入力信号を判
定してそれに対応する出力信号を19番端子に発生
しトランジスタアレーIC2の2番端子に入力す
る。すると、トランジスタアレーIC2の13番端
子、7番端子間が導通して、コンデンサC1のH
レベル側からトライアツクQ1の第1電極、ゲー
ト、発光ダイオードLED1、抵抗R11、トラ
ンジスタアレーIC2の13番端子、7番端子を経
てコンデンサC1のLレベル側へと電流が流れる
ことによりトライアツクQ1が導通し、フアンモ
ータFMは高速用端子を介して交流電源ACの
100Vが印加され、高速運転することになる。そ
して、このフアンモータFMの高速運転によつて
扇風機は強風運転状態となり、又この強風運転状
態を発光ダイオードLED1の点灯によつて表示
する。
以下同様に、スイツチSW4をONすると、マ
イクロコンピユータIC3の20番端子にブザー信
号を発生して圧電ブザーBZにより操作の確認音
を出すと共に、マイクロコンピユータIC3の18
番端子に出力信号を発生してトライアツクQ2の
導通によりフアンモータFMを中速運転させるこ
とにより扇風機を中風運転状態となし、当該運転
状態を発光ダイオードLED2の点灯によつて表
示する。又、スイツチSW5をONすると、同様
に圧電ブザーBZにより操作の確認音を出すと共
に、トライアツクQ3を導通させフアンモータ
FMの低速運転により扇風機を微風運転状態とな
し、当該運転状態を発光ダイオードLED3の点
灯によつて表示する。
而して、フアンモータFMの運転中、風量を切
換えたい場合には、望む風量に対応するスイツチ
をONすることによりそのスイツチに対応した速
度にフアンモータは切換えられ、望みの風量を得
ることができる。そして、フアンモータFMの何
れの運転状態もスイツチSW6のONによつて終
了する。即ち、マイクロコンピユータIC3はス
イツチSW6のONに伴う信号が2番端子を介し
て入力されると、20番端子にブザー信号を発生し
て圧電ブザーBZにより操作の確認音を出すと共
に、スイツチSW6のONを判定して現在出力し
ているフアンモータ制御信号の発生を停止する。
尚、スイツチSW1〜SW8を2個以上同時に
ONした場合、マイクロコンピユータIC3はスイ
ツチが2個以上同時にONされたことを判定し
て、20番端子に第4図のようなブザー信号を発生
する。つまり、約0.1秒間ブザー信号を発生して
約0.05秒間停止した後再度約0.1秒間ブザー信号
を発生…を、スイツチがONされている間中繰り
返すことにより、圧電ブザーBZにより音を断続
的に発生して誤操作を警告し、正しい操作を促す
ようにしてある。
〔タイマー制御運転〕
スイツチSW2はタイマー手段の時限設定を行
なうもので、フアンモータFMが運転されている
状態で始めて有効に働くものである。
今、仮にフアンモータFMの高速運転状態にお
いて、スイツチSW2をONすると、マイクロコ
ンピユータIC3は24番端子を介してスイツチSW
2のONに伴う時限設定信号が入力され、この時
限設定信号を判定して刻時信号により時限設定信
号の入力時間の演算を始める一方、先ずタイマー
の時限を20分に設定すると共に、8番端子に出力
を発生してトランジスタアレーIC1の6番端子
に入力し9番端子と7番端子間を導通させて緑色
発光ダイオードLED9を点灯させ、この点灯に
より20分表示を行なわせる。
そして、スイツチSW2のON時間即ち時限設
定信号の入力時間が0.7秒を越えると、マイクロ
コンピユータIC3はその時間経過に基づいてタ
イマーの時限を40分にステツプアツプさせると共
に、6番端子の出力をなくして9番端子に出力を
発生しトランジスタアレーIC1の10番端子と7
番端子間を導通させることにより緑色発光ダイオ
ードLED8をLED9に代えて点灯させ、40分表
示を行なわせる。
さらに、スイツチSW2のON状態が継続され
時限設定信号の入力時間が延びると、マイクロコ
ンピユータIC3は0.7秒経過する毎にタイマーの
時限を60分、80分、100分、120分と順次ステツプ
アツプして行くと共に出力を発生する端子を10番
〜13番端子に順次切換え、これに伴つて点灯する
発光ダイオードもLED7〜LED4に順次切換わ
ることによりタイマーの時限に対応した表示を行
なうことになる。このようにして、タイマーの時
限は最大120分まで設定される。
今、赤色発光ダイオードLED6が点灯した時
スイツチSW2をOFFすると、タイマーの時限は
80分に設定され、スイツチSW2のOFFを判定し
たマイクロコンピユータIC3は計時動作を開始
する。すると、当初は風量切換スイツチSW3〜
SW5により設定した風量運転即ちフアンモータ
FMの高速運転をそのまま継続することになり、
そしてマイクロコンピユータIC3が刻時信号に
より経過時間を演算してタイマーの残存時間が60
分になると、マイクロコンピユータIC3は11番
端子の出力を消滅して赤色発光ダイオードLED
6を消灯すると共に10番端子に出力を発生して赤
色発光ダイオードLED7を点灯し60分表示に切
換える。さらに、時間が経過してタイマーの残存
時間が40分になると、マイクロコンピユータIC
3は10番端子の出力を消滅して9番端子に出力を
発生し今までと異なる表示態様を示す緑色発光ダ
イオードLED8の点灯による40分表示に切換え
ると共に、17番端子に出力を発生してトライアツ
クQ3を導通させ、風量切換スイツチにより設定
した風量運転即ちフアンモータFMの高速運転か
ら低速運転に切換えることになる。そして、時間
が経過してタイマーの残存時間が20分になると、
マイクロコピユータIC3は8番端子に出力を発
生して緑色発光ダイオードLED9の点灯に切換
え、さらに時間が経過してタイマーの残存時間が
0分即ち設定時限が終了すると、マイクロコンピ
ユータIC3は8番、17番端子の出力を消滅して
緑色発光ダイオードLED9を消灯させると共に
フアンモータFMを停止させることになる。
タイマーの時限を設定した後、タイマーの時限
を長くしたい場合には、再度スイツチSW2を
ONする。すると、マイクロコンピユータIC3は
スイツチSW2のONを判定し、現在の時限を基
準にタイマーの時限をステツプアツプさせること
になる。
又、逆にタイマーの時限を短かくしたい場合に
は、スイツチSW1をONしてマイクロコンピユ
ータIC3に23番端子を介しタイマー解除信号を
入力することによりマイクロコンピユータIC3
内のタイマー出力を一旦消滅した後、改めてスイ
ツチSW2によりタイマーの時限を設定する。
尚、マイクロコンピユータIC3は、スイツチ
SW1,SW2をONした時これに伴う入力信号に
基づいて20番端子にブザー信号を発生して圧電ブ
ザーBZにより操作の確認音を出すと共に、タイ
マーの時限をステツプアツプする時にも20番端子
にブザー信号を発生して圧電ブザーBZの音によ
りタイマーの時限の切換りを確認させることにな
る。
〔首振運転〕
スイツチSW7は首振動作の停動を行なうもの
で、フアンモータFMが運転されている状態で始
めて有効に働くものである。
今、スイツチSW7をONすると、マイクロコ
ンピユータIC3には22番端子を介して信号が入
力され、マイクロコンピユータIC3はスイツチ
SW7のONを判定して16番端子に出力を発生し
トライアツクQ4を導通させることになる。そし
て、この導通により首振モータSMには交流電源
ACの100Vが印加され、この首振モータSMの運
転により首振機構が動作を始め、扇風機頭部の首
振動作を行なうことになる。
このような首振動作中において、再度スイツチ
SW7をONすると、マイクロコンピユータIC3
は22番端子を介し入力された信号を判定して16番
端子の出力を消滅する。すると、トライアツクQ
4は不導通となり、首振モータSMは通電を断た
れて停止し首振動作を停止することになる。
このようにスイツチSW7の操作を繰り返し行
なうことにより、首振動作の停動を行なえるもの
である。尚、マイクロコンピユータIC3はスイ
ツチSW7のONに伴う入力信号に基づいて20番
端子にブザー信号を発生し、圧電ブザーBZによ
り操作の確認音を出すものである。又、首振モー
タSMによる首振周期は例えば50Hzで14.4秒、60
Hzで12秒とする。
〔断続運転〕
断続運転スイツチSW8はフアンモータFMの
連続運転を断続運転に切換えるもので、フアンモ
ータFMが運転されている状態で始めて有効に働
くものである。
この断続運転時における動作を第5図の運転パ
ターン並びに第6図のフローチヤートを参照しな
がら説明する。
今、フアンモータFMの高速運転状態即ち強風
運転状態において、スイツチSW8をONしてマ
イクロコンピユータIC3に21番端子を介して信
号を入力すると、マイクロコンピユータIC3は
現在フアンモータFMが高速運転状態にあること
を判定しROMに予め記憶させてあるプログラム
に基づいてフアンモータFMを第5図aに示す強
風断続運転パターンに従い断続運転させることに
なる。即ち、スイツチSW8をONすると、マイ
クロコンピユータIC3は今まで19番端子に発生
していた出力信号を消滅してフアンモータFMの
高速運転を停止させ、1.5秒経過すると17番端子
に出力信号を発生してフアンモータFMを低速運
転(微風運転)させ、次に1.5秒経過すると17番
端子の出力信号を消滅して18番端子に出力信号を
発生しフアンモータFMを中速運転(中風運転)
に切換え、さらに3秒経過すると18番端子の出力
信号を消滅して19番端子に出力信号を発生しフア
ンモータFMを高速運転(強風運転)に切換える
…というように、以後強風断続運転パターン並び
にフローチヤートに従つてフアンモータFMを制
御し、該運転パターンを27秒周期で繰り返すこと
によりフアンモータFMを断続運転させることに
なる。
このようなフアンモータFMの断続運転によ
り、得られる風は強弱の変化をもつた自然風に近
い風となり、充分な涼感を得ることができる。
而して、このような断続運転状態から元の高速
連続運転に切換える場合にはスイツチSW8を再
度ONすればよい。スイツチSW8をONすると、
マイクロコンピユータIC3は21番端子を介し入
力された信号を判定して19番端子に連続的な制御
信号を出力することになり、フアンモータFMは
高速での連続運転に戻ることになる。
次に、フアンモータFMの中速運転状態即ち中
風運転状態において、スイツチSW8をONして
マイクロコンピユータIC3に21番端子を介して
信号を入力すると、マイクロコンピユータIC3
は現在フアンモータFMが中速運転状態にあるこ
とを判定しROMに予め記憶させてあるプログラ
ムに基づいてフアンモータFMを第5図bに示す
中風断続運転パターンに従い断続運転させること
になる。即ち、スイツチSW8をONすると、マ
イクロコンピユータIC3は今まで18番端子に発
生していた出力信号を消滅してフアンモータFM
の中速運転を停止させ、1.5秒経過すると17番端
子に出力信号を発生してフアンモータFMを低速
運転(微風運転)させ、次に3秒経過すると17番
端子の出力信号を消滅して18番端子に出力信号を
発生しフアンモータFMを中速運転(中風運転)
に切換え、さらに1.5秒経過すると18番端子の出
力信号を消滅して19番端子に出力信号を発生しフ
アンモータFMを高速運転(強風運転)に切換え
る…というように、以後中風断続運転パターン並
びにフローチヤートに従つてフアンモータFMを
制御し、該運転パターンを27秒周期で繰り返すこ
とによりフアンモータFMを断続運転させること
になる。
上述の如く、強側即ち「強風」「中風」の風量
切換スイツチSW3,SW4によるフアンモータ
FMの連続運転状態において断続運転に切換えた
場合、選定してある風量切換スイツチによる回転
速度運転、選定されておらない他の風量切換スイ
ツチによる回転速度運転及び運転停止の組合せか
らなる運転パターンでフアンモータFMを断続運
転させるものである。
又、フアンモータFMの低速運転状態即ち微風
運転状態において、スイツチSW8をONしてマ
イクロコンピユータIC3に21番端子を介して信
号を入力すると、マイクロコンピユータIC3は
現在フアンモータFMが低速運転状態にあること
を判定しROMに予め記憶させてあるプログラム
に基づいてフアンモータFMを第5図Cに示す微
風断続運転パターンに従い断続運転させることに
なる。即ち、スイツチSW8をONすると、マイ
クロコンピユータIC3は今まで17番端子に発生
していた出力信号を消滅してフアンモータFMの
低速運転(微風運転)を停止させ、次に1.5秒経
過すると17番端子に出力信号を発生してフアンモ
ータFMを低速運転させ、さらに6秒経過すると
17番端子の出力信号を消滅してフアンモータFM
の微風運転を停止させる…というように、以後微
風断続運転パターン並びにフローチヤートに従つ
てフアンモータFMを制御し、該運転パターンを
27秒周期で繰り返すことによりフアンモータFM
を断続運転させることになる。このように最弱即
ち「微風」の風量切換スイツチSW5によるフア
ンモータFMの連続運転状態において断続運転に
切換えた場合、選定してある風量切換スイツチ
SW5による回転速度運転及び運転停止の組合せ
からなる運転パターンでフアンモータFMを断続
運転させるものである。
尚、各運転パターンの周期(27秒)における風
量比は、微風断続運転パターン1に対して、中風
断続運転パターン3.5、強風断続運転パターン5.4
となるように設定してある。
又、マイクロコンピユータIC3はスイツチSW
8のONに伴う入力信号に基づいて20番端子にブ
ザー信号を発生し、圧電ブザーBZにより操作の
確認音を出すものである。
而して、上述のタイマー制御、首振、断続の各
運転は併用できるものである。又、スイツチSW
6はONすることによりマイクロコンピユータIC
3に2番端子を介してリセツト信号を入力し、マ
イクロコンピユータIC3の全ての出力を消滅し
て初期状態にリセツトするためのものである。
尚、マイクロコンピユータIC3の7番端子即
ちタイマー動作テスト用入力端子は該端子を介し
てマイクロコンピユータIC3にHレベル信号を
入力することにより、例えば1分を1秒に短縮し
てタイマーの動作内容を確認できるようにするた
めのものである。
第7図は本発明扇風機の他実施例を示すもので
あり、前述の実施例と共通する部分については同
じ符号を付し、又以下の説明では前述の実施例と
共通する部分の説明を省略する。尚、本実施例に
おける扇風機はタイマー制御運転機能を具備しな
いものとする。
第7図において、トランジスタQ9,Q11,
Q13はコレクタをトライアツクQ1〜Q3のゲ
ートに、エミツタを抵抗R11〜R13及び赤色
発光ダイオードLED1〜LED3を直列に介在し
て電源回路部1のLレベル側に、ベースを抵抗R
17,R19,R21を介在してマイクロコンピ
ユータIC3の19番〜17番端子に夫々接続してい
る。又、トランジスタQ10,Q12,Q14は
コレクタを電源回路部1のHレベル側に、エミツ
タを抵抗R14〜R16及び緑色発光ダイオード
LED1′〜LED3′を直列に介在して電源回路部
1のLレベル側に、ベースを抵抗R18,R2
0,R22を介在してマイクロコンピユータIC
3の11番〜13番端子に夫々接続している。さらに
トランジスタQ15はコレクタをトライアツクQ
4のゲートに、エミツタを抵抗R5を介在して電
源回路部1のLレベル側に、ベースを抵抗23を
介在してマイクロコンピユータIC3の16番端子
に接続している。
而して、本実施例におけるマイクロコンピユー
タIC3はフアンモータFMの運転状態においてス
イツチSW8のONにより21番端子を介し信号が
入力されると、現在フアンモータFMが高速、中
速、低速の何れの運転状態にあるかを判定し、そ
の判定結果に基づきフアンモータFMを第5図に
示す強風、中風、微風の何れかの断続運転パター
ンに従つて断続運転させると同時に、11番〜13番
端子の何れかにある一定の条件で出力信号を発生
するものである。即ち、マイクロコンピユータ
IC3は強風断続運転パターンによる断続運転状
態において19番端子に出力がない時11番端子に、
中風断続運転パターンによる断続運転状態におい
て18番端子に出力がない時12番端子に、又微風断
続運転パターンによる断続運転状態において17番
端子に出力がない時13番端子に出力信号を発生す
るものである。
次に、第7図の制御回路を具備する扇風機の動
作を説明する。
〔通常運転〕
今、強風運転を選択してスイツチSW3をON
すると、前述実施例と同様にマイクロコンピユー
タIC3の19番端子に出力信号を発生してトラン
ジスタQ9のベースに入力し、該トランジスタQ
9のコレクタ、エミツタ間を導通する。すると、
トライアツクQ1が導通してフアンモータFMを
高速運転させると共に赤色発光ダイオードLED
1を赤色発光即ち点灯させ、該ダイオードLED
1の点灯により扇風機が強風運転状態にあること
を表示する。
以下同様に、中風運転を選択してスイツチSW
4をONすると、マイクロコンピユータIC3の18
番端子に出力信号を発生してトランジスタQ11
を導通させ、これによりトライアツクQ2を導通
してフアンモータFMを中速運転させると共に赤
色発光ダイオードLED2を点灯させ、扇風機が
中風運転状態にあることを表示する。又、微風運
転を選択してスイツチSW5をONすると、マイ
クロコンピユータIC3の17番端子に出力信号を
発生してトランジスタQ13を導通させ、これに
よりトライアツクQ3を導通してフアンモータ
FMを低速運転させると共に赤色発光ダイオード
LED3を点灯させ、扇風機が微風運転状態にあ
ることを表示する。
〔首振運転〕
スイツチSW7をONすると、前述実施例と同
様にマイクロコンピユータIC3の16番端子に出
力信号を発生してトランジスタQ15を導通さ
せ、これによりトライアツクQ4を導通して首振
モータSMを運転させることにより、扇風機頭部
の首振動作を行なわせる。
〔断続運転〕
今、フアンモータFMの高速運転状態において
スイツチSW8をONすると、フアンモータFMは
前述実施例と同様に、1.5秒停止、1.5秒低速運
転、3秒中速運転、3秒高速運転…というように
第5図aに示す強風断続運転パターンに従つて断
続運転されると共に、赤色発光ダイオード
(LED1〜LED3)も1.5秒全て消灯、1.5秒LED3
点灯、3秒LED2点灯、3秒LED1点灯…という
ように切換つて行き、当該赤色発光ダイオード
LED1〜LED3の点滅によつて現在フアンモー
タFMが何れの回転速度で運転されているかを表
示する。一方、このような断続運転状態において
マイクロコンピユータIC3は19番端子に出力が
ない時(フアンモータFMが高速運転状態にない
時)に11番端子に出力信号を発生してトランジス
タQ10を導通させ、緑色発光ダイオードLED
1′を緑色発光させることになり、該ダイオード
LED1′の点灯によつて強風断続運転パターンに
よる断続運転状態であることを表示する。
以下同様に、フアンモータFMの中速運転状態
においてスイツチSW8をONすると、フアンモ
ータFMは第5図bに示す中風断続運転パターン
に従つて断続運転されると共に、各赤色発光ダイ
オードLED1〜LED3も切換り点滅して現在フ
アンモータFMが何れの回転速度で運転されてい
るかを表示し、さらにマイクロコンピユータIC
3は18番端子に出力がない時(フアンモータFM
が中速運転状態にない時)に12番端子に出力信号
を発生してトランジスタQ12を導通させ、緑色
発光ダイオードLED2′を緑色発光させることに
より、中風断続運転パターンによる断続運転状態
であることを表示する。又、フアンモータFMの
低速運転状態においてスイツチSW8をONする
と、フアンモータFMは第5図cに示す微風断続
運転パターンに従つて断続運転されると共に、赤
色発光ダイオードLED3も点滅してフアンモー
タFMが低速運転が運転停止か何れの状態にある
かを表示し、さらにマイクロコンピユータIC3
は17番端子に出力がない時(フアンモータFMが
停止状態にある時)に13番端子に出力信号を発生
してトランジスタQ14を導通させ、緑色発光ダ
イオードLED3′を緑色発光させることにより、
微風断続運転パターンによる断続運転状態である
ことを表示する。
以上の如き扇風機の断続運転時において、緑色
発光ダイオードLED1′〜LED3′の点滅と赤色
発光ダイオードLED1〜LED3の点滅とにより、
現在何れの断続運転パターンでフアンモータFM
が何れの回転速度運転にあるのかを判別すること
ができる。
第8図は本発明扇風機の今一つの実施例であ
り、第7図の実施例と異なる部分のみ図示してあ
る。
第8図において、トランジスタQ9,Q11,
Q13はコレクタをトライアツクQ1〜Q3のゲ
ートに、エミツタを抵抗R11〜R13及び赤色
発光ダイオードLED1〜LED3を直列に介在し
て電源回路部1のLレベル側に、ベースを抵抗R
17,R19,R21を介在してマイクロコンピ
ユータIC3の19番〜17番端子に夫々接続してい
る。トランジスタQ16〜Q18はコレクタを抵
抗R24〜R26を介在して電源回路部1のHレ
ベル側に、エミツタを電源回路部1のLレベル側
に、ベースをトランジスタQ13,Q11,Q9
のエミツタに夫々接続している。又トランジスタ
Q10,Q12,Q14はコレクタをマイクロコ
ンピユータIC3の11番〜13番端子に、エミツタ
を抵抗R14〜R16及び緑色発光ダイオード
LED1′〜LED3′を直列に介在して電源回路部
1のLレベル側に、ベースをトランジスタQ18
〜Q16のコレクタに夫々接続している。さら
に、トランジスタQ15はコレクタをトライアツ
クQ4のゲートに、エミツタを抵抗R5を介在し
て電源回路部1のLレベル側に、ベースを抵抗R
23を介在してマイクロコンピユータIC3の16
番端子に接続している。
而して、本実施例におけるマイクロコンピユー
タIC3はフアンモータFMの運転状態においてス
イツチSW8のONにより21番端子を介し信号が
入力されると、現在フアンモータFMが高速、中
速、低速の何れの運転状態にあるかを判定し、そ
の判定結果に基づきフアンモータFMを第5図に
示す強風、中風、微風の何れかの断続運転パター
ンに従つて断続運転させると同時に、11番〜13番
端子の何れかに出力信号を発生するものである。
次に、第8図の制御回路を具備する扇風機の動
作を説明する。
〔通常運転〕〔首振運転〕 この両動作については第7図の実施例と同じで
あるため、説明を省略する。
〔断続運転〕
今、フアンモータFMの高速運転状態において
スイツチSW8をONすると、フアンモータFMは
前述の両実施例と同様に、1.5秒停止、1.5秒低速
運転、3秒中速運転、3秒高速運転…というよう
に第5図aに示す強風断続運転パターンに従つて
断続運転されると共に、赤色発光ダイオード
LED1〜LED3も1.5秒全て消灯、1.5秒LED3点
灯、3秒LED2点灯、3秒LED3点灯…というよ
うに切換つて行き、当該赤色発光ダイオード
LED1〜LED3の点滅によつて現在フアンモー
タFMが何れの回転速度で運転されているかを表
示する。一方、このような断続運転状態におい
て、マイクロコンピユータIC3は11番端子に出
力信号を発生してトランジスタQ10のコレクタ
に入力している為、トランジスタQ10はトラン
ジスタQ18の不導通時にベース電圧が印加され
ることにより導通し緑色発光ダイオードLED
1′を緑色発光させる。即ち、トランジスタQ9
が導通してフアンモータFMが高速運転状態にあ
る時トランジスタQ18もベース電圧が印加され
導通する為トランジスタQ10にベース電圧が印
加されず、緑色発光ダイオードLED1′は消灯状
態にあり、又トランジスタQ9の不導通でフアン
モータFMが高速運転以外の状態(中速運転、低
速運転、運転停止)にある時トランジスタQ18
も不導通にある為トランジスタQ10はベース電
圧が印加されて導通し緑色発光ダイオードLED
1′を点灯即ち緑色発光状態とする。従つて、緑
色発光ダイオードLED1′の点滅により強風断続
運転パターンによる断続運転であることを表示で
きることになる。
以下同様に、フアンモータFMの中速運転状態
においてスイツチSW8をONすると、フアンモ
ータFMは第5図bに示す中風断続運転パターン
に従つて断続運転されると共に、各赤色発光ダイ
オードLED1〜LED3も切換り点滅して現在フ
アンモータFMが何れの回転速度で運転されてい
るかを表示し、さらにマイクロコンピユータIC
3は12番端子に出力信号を発生していることによ
りフアンモータFMが中速運転以外の時(トラン
ジスタQ11〜Q17が不導通の時)にトランジ
スタQ12が導通して緑色発光ダイオードLED
2′を緑色発光させ、中風断続運転パターンによ
る断続運転状態であることを表示する。又、フア
ンモータFMの低速運転状態においてスイツチ
SW8をONすると、フアンモータFMは第5図c
に示す微風断続運転パターンに従つて断続運転さ
せると共に、赤色発光ダイオードLED3も点滅
してフアンモータFMが低速運転か運転停止か何
れの状態にあるかを表示し、さらにマイクロコン
ピユータIC3は13番端子に出力信号を発生して
いることによりフアンモータFMが低速運転以外
の時(トランジスタQ13,Q16が不導通の
時)にトランジスタQ14が導通して緑色発光ダ
イオードLED3′を緑色発光させ、微風断続運転
パターンによる断続運転状態であることを表示す
る。
このように本実施例における扇風機の断続運転
時にあつても、第7図の実施例と同様、緑色発光
ダイオードLED1′〜LED3′の点滅と赤色発光
ダイオードLED1〜LED3の点滅とにより現在
何れの断続運転パターンでフアンモータFMが何
れの回転速度運転にあるのかを判別することがで
きる。
尚、本発明において強風、中風、微風の各断続
運転パターンは上述実施例のものに限定されるも
のでなく、他の適当なパターンを選択し設定して
もよい。
以上本発明によれば、断続運転を、フアンモー
タの停止及び3段階以上の速度を組み合わせた断
続運転パターンで行い、当該断続運転パターンは
風量切換スイツチの設定によつて当該設定が高速
になるに従つて断続運転パターンの周期内の総風
量が増大するように設定しているので、断続運転
パターン内の速度変化、速度変化の周期変化を自
由に設定したより自然の風に近いパターンで断続
運転を実行することができると共に、風量切換ス
イツチの設定に対応した断続運転を実行すること
ができる。
従つて、従来の固定的な速度切換による断続運
転に比べて変化に富んだより自然の風に近い断続
運転を行うことができると共に、断続運転パター
ンに総風量での差を持たせて使用者の希望する総
風量での断続運転を風量切換スイツチの設定によ
り選択することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明扇風機の電気回路図、第2図は
同上リセツト信号の波形図、第3図及び第4図は
同上ブザー信号の波形図、第5図は同上フアンモ
ータの断続運転パターンを示す図、第6図は同上
断続運転時の動作を示すフローチヤート、第7図
は本発明扇風機の他実施例を示す電気回路図、第
8図は本発明扇風機の今一つの実施例を示す主要
部電気回路図である。 FM:フアンモータ、SW3〜SW5:風量切換
スイツチ、SW8:断続運転スイツチ、IC3:マ
イクロコンピユータ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 回転速度を3段階以上に設定できるフアンモ
    ータと、該フアンモータの回転速度を設定するた
    めの風量切換スイツチと、該フアンモータを運転
    及び停止することにより断続運転を行う断続運転
    制御手段と、から成り、 この断続運転制御手段は、 風量切換スイツチにより選択される各風量状態
    に対応した断続運転パターンを記憶するパターン
    記憶手段と、 断続運転を指示する断続運転スイツチと、 この断続運転スイツチの指示により、風量切換
    スイツチの設定風量に対応した断続運転パターン
    を読み出すパターン読出手段と、 この読み出された断続運転パターンに応じてフ
    アンモータを制御する信号を出力する制御信号発
    生手段と、から構成し、 上記断続運転パターンは、フアンモータの停止
    及び3段階以上の速度を所定の周期内において組
    み合わせたものであつて、上記風量切換スイツチ
    の設定が高速になるに従つて当該周期内の総風量
    が増大するものであることを特徴とする扇風機。
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JPS575599A (en) 1982-01-12

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