JPH0224238Y2 - - Google Patents

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JPH0224238Y2
JPH0224238Y2 JP2804482U JP2804482U JPH0224238Y2 JP H0224238 Y2 JPH0224238 Y2 JP H0224238Y2 JP 2804482 U JP2804482 U JP 2804482U JP 2804482 U JP2804482 U JP 2804482U JP H0224238 Y2 JPH0224238 Y2 JP H0224238Y2
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transistor
alarm
switch
cut
electric valve
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【考案の詳細な説明】 本考案は、負荷装置の電源を切つた後も、ある
設定された時間内は同じ動作を継続する装置(以
下切遅れ装置という)に関するものである。
例えば、家庭用の二灯型螢光灯装置では、二灯
点灯から一灯点灯に切換え、さらに保安球のみの
点灯に切換え、さらにまた全てを消灯するように
切換え操作をして使用するのが一般的である。
このような螢光灯装置では、一灯点灯から保安
球のみの点灯への切換え、或いは一灯点灯から全
ての消灯への切換え時にある設定した所定時間は
螢光ランプの点灯動作を継続し、その後螢光ラン
プが消灯するような機能(切遅れ機能)を要求さ
れることがある。これは、例えば消灯操作後に室
外へ退出する場合、その照明を確保することがで
きて便利なためである。
このため、本出願人は先に第1図〜第2図に示
す切遅れ装置を提案した。第1図は、この切遅れ
装置を二灯型螢光灯装置に実施した場合の構成図
であつて、1は電源、2はトライアツクまたはサ
イリスタの電気弁、3は4つの切換え位置を持つ
ロータリースイツチ、4は第1の負荷である30W
型環形螢光ランプ(FCL30)、5は第2の負荷で
ある32W型環形螢光ランプ(FCL32)、6は例え
ば5W白熱電球の如き保安球、7は切遅れ回路、
8は切遅れ回路7の動作中、警報を発生する警報
器である。
この螢光灯装置9はロータリースイツチ3を切
換え操作することによつて、第1の負荷4、第2
の負荷5及び保安球6を切換え点灯させ、さら
に、第2の負荷5による一灯点灯の状態から、保
安球6のみの点灯状態、或いは全てを消灯する状
態に切換えた時ある設定された時間は第2の負荷
5による一灯点灯の状態が継続されるようにした
ものである。
すなわち、ロータリースイツチ3の接点が1の
位置にある時、電源1は第1の負荷4及び第2の
負荷5に接続されて、二灯の螢光ランプが点灯状
態になる。次にロータリースイツチ3を切換え
て、その接点を2の位置にすると、電源1は第2
の負荷5のみに接続されて一灯の螢光ランプの点
灯状態になる。そして、さらにロータリースイツ
チ3を切換えて、その接点を3の位置にすると、
第1の負荷4は電源1と遮断され、第2の負荷5
は電気弁2を介して電源1と接続され、さらに保
安球6が電源1と接続された状態となる。この状
態では保安球6が点灯し、さらに切遅れ回路7が
動作を開始し、切換後から、ある設定された時間
だけ電気弁2を導通させ、第2の負荷5による一
灯点灯状態を継続すると共に、警報器8による警
報動作をその期間行なわせる。そして、設定され
た期間が経過すると、電気弁2は非導通になつて
保安球6のみの点灯状態となる。また、ロータリ
ースイツチ3を切換えて、その接点を4つ位置に
すると、全てが消灯状態に入る。なお、ロータリ
ースイツチ3の接点を、1の位置又は2の位置か
ら4の位置に切換えた場合も、電気弁2の両端が
短絡状態から開放状態に変化するので、切遅れ回
路7及び警報器8は、上記同様の切遅れ動作を行
うものである。
次に上記切遅れ回路7及び警報器8の回路例を
説明する。
第2図は第1図の構成をより具体的に示したも
ので、第1図と同一符号を付したものは同一物を
示す。この第2図において、R1,R2…R22は抵抗
器、Q1,Q2…Q7はトランジスタ、D1,D2…D5
ダイオード、C1,C2…C4はコンデンサ、RD1,
RD2はツエナーダイオード、PUT1,PUT2
はプログラマブルユニシヤンクシヨントランジス
タ、BZはブザーである。
この構成において、ロータリースイツチ3の接
点が1又は2の位置から、3又は4の位置に切換
えられると、電気弁2の両端は短絡状態から開放
状態に変化する。なお、この切換え動作前にコン
デンサC3は、ツエナーダイオードRD2によつて
定められる電圧に充電されている。この切換え動
作後は、電気弁2の両端に第2の負荷5が動作保
持電流以下になつた時、電圧が発生する。この電
圧を抵抗器R1,R2で分割して、トランジスタQ1
Q2に与え、電源1の正負の各周期毎に両トラン
ジスタQ1,Q2は導通し、トランジスタQ1,Q2
び抵抗器R4,R3の経路で電流が流れる。そして
この電流によつて、抵抗器R5の両端に発生する
電圧によつてトランジスタQ3が導通し、ツエナ
ーダイオードRD1、抵抗器R3、トランジスタQ3
の経路で流れる電流によつて電気弁2がトリガさ
れる。また、トランジスタQ3が導通すると、コ
ンデンサC1に充電されていた電荷がダイオード
D1を介して一瞬の内に放電する。なお、この電
荷は抵抗器R6,R7により充電されていたもので、
このコンデンサC1の電荷が放電されてしまうと、
トランジスタQ5のベースには、抵抗器R6,R7
分割された電圧が印加されるのでコンデンサC1
が再び充電されるまでの短時間トランジスタQ5
は導通する。トランジスタQ5が導通すると、ト
ランジスタQ4のベースには抵抗器R9,R10で分割
された電圧が印加され、トランジスタQ4が導通
する。トランジスタQ4が導通すると、ダイオー
ドD4、抵抗器R11を介してコンデンサC2がその導
通時間だけ充電される。このように切換え後は、
トランジスタQ1,Q2の導通からトランジスタQ3
の導通に到る動作によつて、電気弁2がトリガさ
れ続け、また、トランジスタQ3の導通毎に、コ
ンデンサC1の放電→トランジスタQ5の導通→ト
ランジスタQ9の導通の連係動作が繰り返され、
コンデンサC2の充電電圧は徐々に上昇して行く。
そして、抵抗器R11及びコンデンサC2の持つ時定
数によつて定まる所定時間が経過すると、コンデ
ンサC2の充電電圧は抵抗器R13の両端の電圧より
高くなる。この為、プログラマブルユニジヤンク
シヨントランジスタPUT1は導通し、コンデン
サC2の電荷はプログラマブルユニジヤンクシヨ
ントランジスタPUT1、抵抗器R8、トランジス
タQ3を介して全て放電され、またコンデンサC3
の電荷は、電気弁2、ツエナーダイオードRD
1、抵抗器R3、トランジスタQ3の経路で放電さ
れ、その充電電圧はツエナーダイオードRD1の
ツエナー電圧以下となる。従つて電気弁2はトリ
ガされなくなり、電気弁2は非導通となつて、第
2の負荷5は動作を停止する。
また、この切遅れ回路7の切遅れ動作に関連し
て、警報器8は次のような警報動作を行なう。
すなわち、切遅れ回路7のトランジスタQ4
導通する毎に、そのコレクタに発生する電圧が抵
抗器R22を介してブザーBZに供給される。そして
ブザーBZに直列接続されたトランジスタQ6が、
次に述べる発振器10の周波数で導通することに
よつて、同ブザーBZは継続音を発生して警報動
作を行なう。
この発振器10の動作を次に説明する。
すなわち、発振器10の端子,には、切遅
れ回路7のコンデンサC3の充電電圧が供給され
ており、この電圧によつて、まず、トランジスタ
Q7が導通する。このトランジスタQ7が導通する
と、トランジスタQ6のベースは低電位となり、
トランジスタQ6は非導通状態になる。また、ト
ランジスタQ7の導通状態では、抵抗器R17、コン
デンサC4、トランジスタQ7の経路でコンデンサ
C4が充電されるので、プログラマブルユニジヤ
ンクシヨントランジスタPUT2は非導通である。
そして、コンデンサC4の充電電圧が、抵抗器R16
の両端の電圧より大きくなると、プログラマブル
ユニジヤンクシヨントランズスタPUT2は通電
してコンデンサC4の充電電荷を放電する。これ
により、トランジスタQ7のベースは低電位とな
り、従つてトランジスタQ7は非導通になりトラ
ンジスタQ6は導通する。コンデンサC4のプログ
ラマブルユニジヤンクシヨントランジスタPUT
2への放電が終了すると、再びトランジスタQ7
は導通し、トランジスタQ6は非導通になる。以
後同様の動作を繰り返し、発振器10はその端子
,に一定値以上の電圧が供給される間発振状
態を続ける。そして、この発振器10の発振周波
数音が、トランジスタQ4の開閉周期で断続され
た状態でブザーBZから発せられる。
ところで上記装置は、一灯点灯状態から保安球
への切換時、或いは消灯時に必ず切遅れ回路7が
動作すると同時に警報器8が動作するため、切遅
れ回路7或いは警報器8を動作させる必要がない
時にも、両者が動作するといつた欠点があつた。
本考案は上記欠点に鑑み、切遅れ回路及び警報
器を必要時にのみ動作させるためのモード選択ス
イツチを組込み電気弁と警報器のオン・オフをモ
ード切換えするようにした切遅れ装置を提供する
ものであり、以下本考案の詳細を図面に示す実施
例に従つて詳述すると次の通りである。
第3図は本考案に係る切遅れ装置の回路構成を
示す回路図であり、この図に示した切遅れ装置の
切遅れ回路7及び警報器8の回路構成は従来のも
のと同様である。そして従来と異なる点は、電源
1と電気弁2とを接続する接続線イ及び、警報器
8のブザーBZとトランジスタQ4とを接続する接
続線ロとの間に図示するような3モードの選択を
行なうモード切換スイツチAを介在させたことで
ある。当該モード切換スイツチAにはスライドス
イツチが用いられ、スイツチAを図中左方に位置
させた時には電源1と電気弁2とを導通させると
同時に、ブザーBZとトランジスタQ4とを導通さ
せ、又スイツチAを中立に位置させた時には、電
源1と電気弁2及びブザーBZとトランジスタQ4
とが非導通の状態となるようにしてある。更にス
イツチAを図中右方に位置させると、電源1と電
気弁2とは導通し、ブザーBZとトランジスタQ4
とは非導通となるようにしてある。即ち、スイツ
チAが図中左方に位置する時には、切遅れ回路7
及び警報器8がONの状態となり、中立の時に
は、切遅れ回路7及び警報器8はOFFの状態と
なり、又スイツチAが図中右方に位置する時に
は、切遅れ回路7がON、警報器8がOFFとなる
ようにしてある。
上記構成に於いて、本考案に係る切遅れ装置の
ロータリースイツチ3を1又は2の位置から3又
は4の位置に切換える時、モード切換スイツチA
を図中左方にスライドさせておくと、切遅れ回路
7及び警報器8はONの状態となつているため、
従来同様、切遅れ回路7及び警報器8は動作す
る。又スイツチAを中立位置にしておけば、切遅
れ回路7及び警報器8はOFFの状態となつてい
るため、ロータリースイツチ3の操作と同時に第
2の負荷5は消灯する。更に、スイツチAを図中
右方にスライドさせておけば、切遅れ回路7は
ON、警報器8はOFFの状態となるため、切遅れ
回路7だけが動作し、ブザーBZが鳴ることなく
第2の負荷5は所定時間経過後、消灯する。
尚、上記説明は、切遅れ回路及び警報器が組付
けられる負荷に、二灯型螢光灯装置を用いた例に
ついて説明したが、本考案は一灯型の螢光灯装置
や異種照明器具等の任意の負荷に取付けてもよい
のは勿論である。
以上説明したように、本考案は切遅れ装置の電
源と電気弁及び電源と警報器との間にモード切換
スイツチを介在させ、電気弁及び警報器のON・
OFFを制御するようにしたから、切遅れ装置が
不必要な時には、切遅れ回路の動作を停止さすこ
とができる。又、切遅れ回路だけを作動させ、切
遅れ回路が作動中に警報器が作動しないように
し、ブザーが鳴らないようにすることも可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の切遅れ装置の基本構成を示すブ
ロツク図、第2図はその具体例を示す回路図、第
3図は本考案に係る切遅れ装置の具体例を示す回
路図である。 A……モード切換スイツチ、1……電源、2…
…電気弁、3……開閉スイツチ(ロータリースイ
ツチ)、4,5……負荷、6……保安球、7……
切遅れ回路、8……警報器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源と、複数個の負荷と、接点に前記負荷が接
    続され複数個の負荷を順次電源に切換えて接続す
    るロータリースイツチと、前記接点に並列接続さ
    れた電気弁と、前記ロータリースイツチの切換え
    後、所定時間電気弁を導通させる切遅れ回路と、
    切遅れ回路の動作中警報を発する警報器回路とを
    具備した切遅れ装置に於て、前記切遅れ回路と警
    報器回路に夫々連動するモード切換スイツチを介
    在させ、電気弁と警報器のオン・オフをモード切
    換するようにしたことを特徴とする切遅れ装置。
JP2804482U 1982-02-26 1982-02-26 切遅れ装置 Granted JPS58130399U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2804482U JPS58130399U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 切遅れ装置

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JP2804482U JPS58130399U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 切遅れ装置

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Publication Number Publication Date
JPS58130399U JPS58130399U (ja) 1983-09-03
JPH0224238Y2 true JPH0224238Y2 (ja) 1990-07-03

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ID=30039912

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JP2804482U Granted JPS58130399U (ja) 1982-02-26 1982-02-26 切遅れ装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2609702B2 (ja) * 1988-10-19 1997-05-14 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 照明点灯装置
JP2647702B2 (ja) * 1988-10-19 1997-08-27 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 照明点灯装置

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JPS58130399U (ja) 1983-09-03

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