JPH0224237Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0224237Y2
JPH0224237Y2 JP1982159133U JP15913382U JPH0224237Y2 JP H0224237 Y2 JPH0224237 Y2 JP H0224237Y2 JP 1982159133 U JP1982159133 U JP 1982159133U JP 15913382 U JP15913382 U JP 15913382U JP H0224237 Y2 JPH0224237 Y2 JP H0224237Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
relay
closed
blinking control
closing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982159133U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5962697U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP15913382U priority Critical patent/JPS5962697U/ja
Publication of JPS5962697U publication Critical patent/JPS5962697U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0224237Y2 publication Critical patent/JPH0224237Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電灯器具とこれに対する給電の断続
を行なう操作スイツチとより構成された、通常の
電灯線回路に介装される電灯器具の点滅制御装置
に関し、特に、操作スイツチの開成時点から次の
閉成時点までの開成時間の長短によつて、電灯器
具の点滅を制御しうる電灯器具の点滅制御装置に
係わる。
工場等の相当広い床面積を占める施設において
は、電球又は螢光灯などの電灯器具が多数配設さ
れている。一般に多数の電灯器具はその配列等に
よりグループ化されており、数個の電灯器具を一
括的に単一の操作スイツチの閉開操作で点滅しう
るよう、電灯線の配線工事が行なわる。時として
工場等においては、作業区分を変更する場合があ
るが、これに合わせて電灯器具のグループ分けを
も変更することが、作業効率、安全対策上望まし
い。しかし、この電灯器具のグループ分けを行な
うには、電灯線の配線変更や操作スイツチの結線
作業等をしなければならず、過大な時間とコスト
の労費を余儀なくされる。
また、昼間時においては、節電対策上、多数の
電灯器具のうち特定のものをまびいて、むらなく
低照度で照明させたい場合が多いが、これを実現
させるとすれば、電灯線の配線及び操作スイツチ
の結線が複雑となり、更に、操作スイツチの数が
増して開閉操作が複雑化する。万が一、誤操作を
して全灯を消してしまつた場合には、作業中の事
故を誘発するおそれがある。
そこで、本考案は、上記問題点に鑑みなされた
ものであつて、既設電灯線の配線や操作スイツチ
等に手を加えることなしに、しかも迅速、かつ低
コストで、多数の電灯器具のグループ分け照明や
まびき照明を随意変更しうる電灯器具の点滅制御
装置を提供することを目的とする。
本考案に係る電灯器具の点滅制御装置は、電源
により操作スイツチを介して給電される電灯線に
並列に接続された複数個の電灯器具を、前記操作
スイツチの開閉により点滅の制御を行う電灯器具
の点滅制御装置において、前記複数個の電灯器具
のうち任意の数の電灯器具と前記電灯線との間に
挿入接続される点滅制御回路を備え、この点滅制
御回路は、前記操作スイツチの閉成により充電さ
れる積分コンデンサと、前記操作スイツチの開閉
により前記電灯器具への給電を制御するリレー回
路と、前記操作スイツチの開成時点から閉成時点
までの開成時間が前記積分コンデンサの放電時定
数により設定された設定時間以下の場合には、前
記操作スイツチの閉成に伴う前記リレー回路の閉
成作動を不能化制御する時限回路とを有する回路
構成としたものであり、その特徴とするところ
は、操作スイツチを通常に開閉操作する場合に
は、当該電灯器具はそれに合つた点滅動作を行な
うが、操作スイツチを開成してから寸時に再び閉
成する場合には、当該電灯器具が点灯しないよう
にする点にある。
以下、本考案に係る電灯器具の点滅制御装置の
一実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本考案に係る電灯器具の点滅制御装置
の一実施例を配設した電灯線の配線図であり、第
2図は同実施例装置の回路図である。
第1図中、1a〜1fは電灯線2a,2bに並
列に接続された螢光灯であり、操作スイツチSW
の開閉により複数の螢光灯1a〜1fへの給電の
断続が一括的に行なわれる。3は操作スイツチ
SWと特定の螢光灯1b,1d,1fとの間に介
装された点滅制御回路であり、入力端子3a,3
bは操作スイツチSW側に、また出力端子3c,
3dは螢光灯1b,1d,1f側に夫々接続され
ている。この点滅制御回路3はユニツト化された
パツケージ構造であり、螢光灯1b,1d,1f
の近傍に着脱自在に取付けられている。
点滅制御回路3の回路構成は第2図に示す通り
である。Trはトランスであり、Dはダイオード
ブリツジであり、両者は単相全波整流回路4を構
成している。Cは整流回路4の後に並列に接続さ
れた積分コンデンサであり、操作スイツチSWの
閉成初期においては、整流回路4の出力電流が所
定の時定数で積分される。また、その後において
は、この積分コンデンサCは整流回路4で整流し
て得られる脈流を平滑する機能を果す。RVは積
分コンデンサCに並列に接続された可変抵抗であ
り、この可変抵抗RVにはリレー5のコイルR1
直列に接続されている。可変抵抗RVの抵抗値は
積分コンデンサCの放電時定数を決定する。リレ
ー5の接点r1は常閉接点であり、これは内部電灯
線6の端子6a,6b間の開閉を行なう。
8は、内部電灯線6,7を含む電灯線回路の開
閉を行なう交流リレーであり、そのコイルR2
リレー5の接点r1を介して内部電灯線6,7間に
接続されている。なお、R0は電流制限抵抗であ
る。また、交流リレー8の接点r2は常開接点であ
り、内部電灯線6の他の端子6c,6d間の開閉
を行なう。内部電灯線6の端子6dは交流リレー
8のコイルR2及び出力端子3cの双方に接続さ
れている。なお、内部電灯線7は入力端子3bと
出力端子3dとを直接接続している。
次に、上記実施例の動作につき、第3図に示す
タイムチヤート図を参照して説明する。まず、時
刻t0において操作スイツチSWを閉成すると、点
滅制御装置3が付加されていない螢光灯1a,1
c,1eは点灯する。また、点滅制御回路3が付
加されている螢光灯1b,1d,1fも点灯す
る。すなわち、操作スイツチSWが時刻t0におい
て第3図Aに示す如く閉成されると、交流電力は
電灯線2a、内部電灯線6、リレー5の常閉接点
r1を介して交流リレー8のコイルR2に供給され、
これにより、第4図Dに示す如く、交流リレー8
のコイルR2が励磁してその接点r2が閉成し、この
結果螢光灯1b,1d,1fが点灯する。一方、
操作スイツチSWの閉成に伴い、整流回路4で整
流して得られる電流は、比較的短時間の時定数を
以つて積分コンデンサCに充電されて、積分コン
デンサCの端子間電圧は第4図Bに示す如く推移
する。この端子間電圧が所定値V0に達すると
(時刻t1)、リレー5のコイルR1の励磁により、そ
の接点r1が開成して、接点r1を介して交流リレー
8のコイルR2への給電が断たれる。しかるに、
既に交流リレー8の接点r2が閉成されているた
め、依然としてそのコイルR2の励磁は保持され、
螢光灯1b,1d,1fに対して電力が供給され
続ける。ここに交流リレー8は、操作スイツチ
SWの閉成に伴い作動して内部電灯線6を閉成せ
しめ、螢光灯1b,1d,1fに給電する回路閉
成手段として機能し、操作スイツチSWの閉成時
点t0においてはリレー5により制御されて作動
し、それ以後は自己保持される。
次に、時刻t3において操作スイツチSWを開成
すると、交流リレー8のコイルR2に対する給電
が断たれるので、交流リレー8の自己保持は解除
され、その接点r2が開成して螢光灯1b,1d,
1fは消灯する。なお、点滅制御回路3が付加さ
れていない螢光灯1a,1c,1eも消灯するこ
とは勿論である。
時刻t3以後の操作スイツチSWの開成状態にお
いては、積分コンデンサCの電荷は可変抵抗器
RV及びリレー5のコイルR1を介して漸次放電す
るため、第4図Bに示す如く、積分コンデンサC
の端子間電圧は、積分コンデンサCの容量と可変
抵抗器RVの抵抗値とで定まる所定時定数で低下
する。この積分コンデンサCの端子間電圧が所定
値V0以下になると、第3図Cに示す如く時刻t4
おいて、リレー5のコイルR1が消磁するため、
その接点r1は復帰して、内部電灯線6の端子6
a,6b間が接続される。なお、操作スイツチ
SWが開成された時刻t3から積分コンデンサCの
端子間電圧がV0以下になる時刻t4までの時間τ
(以下、設定時間という)は、可変抵抗RVの値を
大きくすれば長くなり、小さくすれば短くなる。
次に、時刻t4以後の時刻t5において操作スイツ
チSWを閉成すると、前述の如く交流リレー8の
コイルR2の励磁によりその接点r2が閉成して螢光
灯1b,1d,1fが点灯する。また、積分コン
デンサCの端子間電圧が所定値V0に達する時刻t6
では、リレー5のコイルR1の励磁により〔第4
図B,C参照〕、その接点r1が開成する。更に時
刻t7において操作スイツチSWを開成すると、前
述の如く交流リレー8のコイルR2が消磁して
〔第4図D参照〕、螢光灯1b,1d,1fは消灯
する。この後、積分コンデンサCの端子間電圧は
所定の時定数に従い低下する。しかるに、積分コ
ンデンサCの端子間電圧VTが所定値V0以下に未
だ至らない時間t8において、再び操作スイツチ
SWを閉成すると、この時点ではリレー5のコイ
ルR1はなおも励磁されたままであるため、その
接点r1は開成状態にあり、したがつて、交流リレ
ー8のコイルR2へは電力が供給されずに作動不
能化状態にあり、螢光灯1b,1d,1fは消灯
状態に維持される。すなわち、操作スイツチSW
の開成時間T(開成時点から閉成時点までの時間)
が設定時間τ以下の場合には、操作スイツチSW
の閉成によるも螢光灯1b,1d,1fは点灯し
ない。ここに、積分コンデンサC、可変抵抗器
RV及びリレー5は開成時間Tを設定時間τと比
較し、開成時間Tが設定時間τ以下の場合には、
通常の交流リレー8の作動を不能化制御する時限
手段を構成している。なお、点滅制御回路3が付
加されていない螢光灯1a,1c,1eは、時刻
t8における操作スイツチSWの閉成に伴い点灯す
ることは勿論である。
上記実施例の点滅制御回路3によれば、これを
既設の電灯線2a,2bに介装する付加接続作業
だけで、多数の螢光灯1a〜1fのうち任意の螢
光灯1b,1d,1fのみを、既設の操作スイツ
チSWの時間差開閉操作を以つて消灯することが
できる。この結果、多数の螢光灯1a〜1fのグ
ループ分け照明やまびき照明を手軽に達成でき、
作業効率上、安全対策上及び省エネルギ上に貢献
することは大である。なお、上記実施例において
は、積分コンデンサCは平滑コンデンサの機能を
兼用しており、部品点数の減少に寄与し、点滅制
御回路3自体のコンパクト化及び低コスト化を図
りうるが、これに代えてデジタルのクロツク等を
用いてもよい。
以上詳述した如く、本考案に係る電灯器具の点
滅制御装置は、電源により操作スイツチを介して
給電される電灯線に並列に接続された複数個の電
灯器具を、前記操作スイツチの開閉により点滅の
制御を行う電灯器具の点滅制御装置において、前
記複数個の電灯器具のうち任意の数の電灯器具と
前記電灯線との間に挿入接続される点滅制御回路
を備え、この点滅制御回路は、前記操作スイツチ
の閉成により充電される積分コンデンサと、前記
操作スイツチの開閉により前記電灯器具への給電
を制御するリレー回路と、前記操作スイツチの開
成時点から閉成時点までの開成時間が前記積分コ
ンデンサの放電時定数により設定された設定時間
以下の場合には、前記操作スイツチの閉成に伴う
前記リレー回路の閉成作動を不能化制御する時限
回路とを有する回路構成としたものであるため、
前記点滅制御回路を付設した電灯器具は、操作ス
イツチを開成するや寸時に再び閉成する場合に
は、当該電灯器具は点灯せず、前記点滅制御回路
を付加しない電灯器具のみ点灯することになる。
したがつて多数の電灯器具が配設された場所にお
いては、任意の電灯器具に前記点滅制御回路を付
加するだけで、一括の操作スイツチの時間差開閉
操作を以つてグループ分け照明やまびき照明を行
なうことができるので、既設電灯線作業や操作ス
イツチの結線作業が不要となり、グループ分け照
明等を変更する場合には、作業の迅速化及び低コ
スト化を図り得るという優れた特長を有する。特
に工場内の照明で、例えば一ライン20基の電灯器
具のうち半分あるいは任意の数の電灯器具を、手
元の操作スイツチの一度の操作のみによつてまび
き点灯させる制御を行うことができるので、容易
に省エネルギ対策の向上を図ることが可能とな
る。更に、操作スイツチの数を増やさずに既設の
操作スイツチのみを操作すればよいため、照明状
態の種類(グループ分け照明やまびき照明等)の
多様化にも拘らず、操作性は良好で、誤操作を防
止し得るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電灯器具の点滅制御装置
の一実施例を配設した電灯線の配線図、第2図は
同実施例装置の回路図、第3図は同実施例装置の
動作を説明するためのタイムチヤート図である。 1a〜1f……螢光灯、2a,2b……電灯
線、3……点滅制御回路、3a,3b……入力端
子、3c,3d……出力端子、4……整流回路、
5……リレー、R1……リレー5のコイル、r1……
リレー5の接点、6,7……内部電灯線、6a〜
6d……端子、8……交流リレー、R2……交流
リレー8のコイル、r2……交流リレー8の接点、
Tr……トランス、D……ダイオードブリツジ、
C……積分コンデンサ、RV……可変抵抗器、R0
……電流制限抵抗、SW……操作スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源より操作スイツチを介して給電される電灯
    線に並列に接続された複数個の電灯器具を、前記
    操作スイツチの開閉により点滅の制御を行う電灯
    器具の点滅制御装置において、前記複数個の電灯
    器具のうち任意の数の電灯器具と前記電灯線との
    間に挿入接続される点滅制御回路を備え、この点
    滅制御回路は、前記操作スイツチの閉成により充
    電される積分コンデンサと、前記操作スイツチの
    開閉により前記電灯器具への給電を制御するリレ
    ー回路と、前記操作スイツチの開成時点から閉成
    時点までの開成時間が前記積分コンデンサの放電
    時定数により設定された設定時間以下の場合に
    は、前記操作スイツチの閉成に伴う前記リレー回
    路の閉成作動を不能化制御する時限回路とを有す
    る回路構成としたことを特徴とする電灯器具の点
    滅制御装置。
JP15913382U 1982-10-20 1982-10-20 電灯器具の点滅制御装置 Granted JPS5962697U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15913382U JPS5962697U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 電灯器具の点滅制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15913382U JPS5962697U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 電灯器具の点滅制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5962697U JPS5962697U (ja) 1984-04-24
JPH0224237Y2 true JPH0224237Y2 (ja) 1990-07-03

Family

ID=30350388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15913382U Granted JPS5962697U (ja) 1982-10-20 1982-10-20 電灯器具の点滅制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5962697U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010153083A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Kuroi Electric Co Ltd 照明制御システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54153185U (ja) * 1978-04-15 1979-10-24
JPS56147598U (ja) * 1980-04-07 1981-11-06

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5962697U (ja) 1984-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3095080B2 (ja) フェールセーフ照明システム
US4593234A (en) Programmable apparatus for controlling illuminating lamps
US4090107A (en) Electric circuit control system using logic device
US4686424A (en) Emergency lighting circuits
KR100715282B1 (ko) 비상조명등용 배터리의 충전 제어장치
JPH0224237Y2 (ja)
US4876487A (en) Low voltage illuminating lamp set with programmable output for garden use
CN201450640U (zh) 延时变光提示式楼梯灯控制电路
CA2211054A1 (en) Fluorescent lamp lighting device
CN219499600U (zh) 一种利于节能的公共照明控制电路
KR100341135B1 (ko) 프리 볼트 충전 가능한 비상 조명 장치
KR940011698B1 (ko) 조명용 스위치장치
SU1540039A1 (ru) Осветительна установка
CN2165543Y (zh) 自动插头
JPS6156902B2 (ja)
KR100428943B1 (ko) 트랜스와 릴레이를 배제한 비상등
JP2984797B2 (ja) 照明灯点灯装置
JPS5855599Y2 (ja) 誘導灯点灯装置
SU1318453A2 (ru) Устройство управлени прерывистой работой сигнальных ламп транспортного средства
CN2224496Y (zh) 延时分流灯控器
JPH071760Y2 (ja) 電子点滅ネオン変圧器用制御器
JPS603641Y2 (ja) 常、非常用灯電源切替装置
JP2958897B2 (ja) 補助制動灯駆動回路
JPS6129198Y2 (ja)
JPH08339890A (ja) 照明回路および照明装置