JPH0236576A - 振動形トランスデュサの製造方法 - Google Patents

振動形トランスデュサの製造方法

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JPH0236576A
JPH0236576A JP18661088A JP18661088A JPH0236576A JP H0236576 A JPH0236576 A JP H0236576A JP 18661088 A JP18661088 A JP 18661088A JP 18661088 A JP18661088 A JP 18661088A JP H0236576 A JPH0236576 A JP H0236576A
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Kinji Harada
原田 謹爾
Kyoichi Ikeda
恭一 池田
Hideki Kuwayama
桑山 秀樹
Takashi Kobayashi
隆 小林
Tetsuya Watanabe
哲也 渡辺
Sunao Nishikawa
直 西川
Takashi Yoshida
隆司 吉田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、シリコン単結晶の基板上に設けられ、シリコ
ン単結晶材よりなる振動梁を有する、振動形トランスデ
ュサの製造方法に関するものである。
更に詳述すれば、本発明は、初期張力が大で動作範囲を
大きくすることができる振動形トランスデュサの製造方
法に関するものである。
〈従来の技術〉 第2図は従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図で、圧力センサに使用せる例を示し、第3図は第2
図におけるX−X断面図、第4図は一部を省略した平面
図である。
これらの図において、 ■は弾性を有する半導体で構成された基板で、例えば、
シリコン基板が用いられている。
2はこの半導体基板1の一部を利用して構成されている
受圧ダイアプラムで、例えば、半導体基板1′を工・グ
チングして構成される。
3および4は受圧ダイアフラム2上に形成された両端固
定の微小な振動梁である。
振動梁3は受圧ダイアフラム2のほぼ中央部に、振動梁
4は受圧ダイアフラム2の周縁部にそれぞれ位置してい
る。
この振動梁3,4は、例えば半導体基板1において、第
5図に示すごとく、形成される。
すなわち、 (])第5図(A)に示すごとく、シリコン単結晶の基
板1上にシリコン酸化物あるいは窒化物の膜101を形
成し、 膜101の所要箇所102をエツチングにより取去る。
(2)第5図(B)に示すごとく、基板1に振動梁3.
4が形成される位置の部分に3X10”/ c m 3
程度以上のP形シリコンからなる第1エピタキシャル層
103をボロンをシリコン中にドピングすることにより
エピタキシャル成長させる。
(3)第5図(C)に示すごとく、膜101の第1エピ
タキシャル層103の周囲の図の左右方向の部分104
を、バターニングにより取去る。
(4)第5図(D)に示すごとく、振動梁3,4の周面
に隙間か維持されるように、アルカリニ・ンチングによ
り基板1に凹部105を形成する5はシェルで、受圧ダ
イアフラム2上に形成された振動梁3の周囲を覆い、こ
の内部25(振動梁3の周囲)を真空状態に保持するよ
うにしたものである。
シェル5は、この場合は、シリコンで構成され、受圧ダ
イアフラム2に、例えば陽極接合法によって取f干けら
れる。
シェル5は振動梁4にも設けられているか、ここでは省
略する。
なお、シェル5は、第2図においては、分りやすくする
ために省略されている。
このように構成した圧力センサにおいて、受圧ダイアフ
ッラム2に、第3図の矢印Pに示すように、内側から圧
力を与えるものとすれば、この圧力を′受けて受圧ダイ
アフラム2は撓み、中央に形成されている振動梁3には
引張力が、ダイアフラム2の周縁部に形成されている振
動梁4には圧縮力かそれぞれ加わる。これにより各振動
梁3,4の固有振動数f+ 、f2は、圧力Pに対して
差動的に変化する事となり、例えは、f+  f2の差
を演算することによって、圧力Pを測定することかでき
る。
しかして、シェル5により振動梁3,4が真空中に置か
れる為、振動梁3,4のQを高くすることができる。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、この様な装置においては、ボロン高濃度
層を用いて、アルカリ選択エツチングにより形成したシ
リコン振動子3.4にはボロンの原子半径がシリコンよ
り小さいために、内部応力(張力)が存在する。
振動子3,4には、座屈する為、圧縮側の動作領域か狭
いという問題点が在るので、この内部応力を積極的に利
用している。
動作領域を広くする為には、ボロンの濃度をさらに上げ
て、内部応力を上げれば良いのであるが、エピタキシャ
ル成長によって、このボロン高濃度層を形成する場合に
、ボロン濃度を上げずざると、ボロンか析出しエピタキ
シャル成長が旨くいかないという問題かある。
この様な理由で、ボロンの濃度には制限があり、振動子
3,4の圧縮側の動作範囲か押えられていた。
本発明は、この問題点を解決するものである。
本発明の目的は、初期張力か大で動作範囲を大きくする
ことができる振動形トランステユサの製造方法を提供す
るにある。
く課題を解決するための手段〉 この目的を達成するために、本発明は、シリコンは結晶
の基板上に設けられ、励振手段により励振され励振検出
手段によって振動が検出されシリコン単結晶材よりなる
振動梁を形成し、該振動梁の周面に隙間か維持されるよ
うに前記基板に設けられた四部を形成する振動形トラン
スデエサの製造方法において、 前記シリコン単結晶の基板上にシリコン酸化物あるいは
窒化物の膜を形成し、 該膜の所要箇所をエツチングにより取去り、前記基板に
前記振動梁が形成される位置の部分に3X10”/cm
’程度以上のP形シリコンからなる第1エピタキシャル
層をボロンと同時に炭素をシリコン中にドーピングする
ことによりエピタキシャル成長させたことを特徴とする
振動形トランスデュサの製造方法を採用したものである
く作用〉 以上の方法において、基板に振動梁が形成される位置の
部分に3X101g/cm3程度以上のP形シリコンか
らなる第1エピタキシャル層をボロンと同時に炭素をシ
リコン中にドーピングすることによりエピタキシャル成
長させたので、初期張力が大きな振動梁が得られ、圧縮
側の動作範囲を大きくすることが出来る。
以下、実施例に基づき詳細に説明する。
〈実施例〉 第1図は本発明の一実施例の要部製作工程説明図である
口において、第2図から第5図と同一記号の構成は同一
機能を表わす。
以下、第2図から第5図と相違部分のみ説明する。
(1)第1図(A)に示すごとく、n型シリコン(10
0)而にカットされた基板1に、シリ:1ン酸化物ある
いはシリコン窒化物のIf!201を形成する。l1f
i201の所要の箇所202をホトリングラフィにより
除去する。
(2)第1図(B)に示すごとく、基板1に振動梁3.
4が形成される位置の部分に3X101 ’/ c m
 3程度以上のP形シリコンからなる第1エピタキシャ
ル層203をボロンと同時に炭素をシリコン中にドーピ
ングすることによりエピタキシャル成長させる。
この場合、例えば、メタン(CH3)、塩化炭素(CC
iF4)等が用いられる。
(3)第1図(C)に示すごとく、膜201の第1工°
ピタキシヤル層203の周囲の図の左右方向の部分20
4を、バターニングにより取去る。
(4)第1図(D)に示すごとく、振動梁3,4の周囲
に隙間が維持されるように、アルカリエツチングにより
基板1に四部205を形成する。
以上の方法において、基板1に、振動梁3.4が形成さ
れる位置の部分に3 X 10 ” / c m ’程
度以上のP形シリコンからなる第1エピタキシャル層2
03を、ボロンと同時に炭素をシリコン中にドーピング
することによりエピタキシャル成長かぜなので、初期張
力が大きな振動梁3.4が得られ、圧縮側の動作範囲を
大きくすることが出来る。
この結果、炭素を高濃度にドーピングすることにより、
ボロンのみでは実現出来なかった高張力の振動子3.4
を得る事ができる。
従って、初期張力が大で動作範囲を大きくすることがで
きる′振動形トランスデュサの製造方法を実現すること
か出来る。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明は、シリコン単結晶の基板
上に設けられ、励振手段により励振され励振検出手段に
よって振動が検出されシリコン単結晶材よりなる振動梁
を形成し、該振動梁の周面に隙間が維持されるように前
記基板に設けられた凹部を形成する振動形トランスデュ
サの製造方法において、 前記シリコン単結晶の基板上にシリコン酸化物あるいは
窒化物の膜を形成し、 該膜の所要箇所をエツチングにより取去り、前記基板に
前記振動梁が形成される位置の部分に3 X 10 ’
 ” / c m 3程度以上のP形シリコンからなる
第1エピタキシャル層をボロンと同時に炭素をシリコン
中にドーピングすることによりエピタキシャル成長させ
たことを特徴とする振動形トランスデュサの製造方法を
採用した。
この結果、炭素を高濃度にドーピングすることにより、
ボロンのみでは実現出来なかった高張力の振動子3.4
を得る事ができる。
従って、本発明によれば、初期張力が大で動作範囲°を
大きくすることができる振動形トランスデュサの製造方
法を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の工程説明図、第2図から第
5図は従来より一般に使用されている従来例の構成説明
図である。 ■・・・基板、2・・・受圧ダイアフラム、3,4・・
・振動梁、動梁、201・・・膜、202・・・箇所、
203・・第1エピタキシャル層、204・・・部分、
2Q5・・・凹部。 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  シリコン単結晶の基板上に設けられ、励振手段により
    励振され励振検出手段によって振動が検出されシリコン
    単結晶材よりなる振動梁を形成し、該振動梁の周面に隙
    間が維持されるように前記基板に設けられた凹部を形成
    する振動形トランスデュサの製造方法において、  前記シリコン単結晶の基板上にシリコン酸化物あるい
    は窒化物の膜を形成し、  該膜の所要箇所をエッチングにより取去り、 前記基
    板に前記振動梁が形成される位置の部分にエッチングさ
    れにくい高濃度のP形シリコンからなる第1エピタキシ
    ャル層をボロンと同時に炭素をシリコン中にドーピング
    することによりエピタキシャル成長させたことを特徴と
    する振動形トランスデュサの製造方法。
JP18661088A 1988-07-26 1988-07-26 振動形トランスデュサの製造方法 Expired - Lifetime JPH07101744B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6912759B2 (en) * 2001-07-20 2005-07-05 Rosemount Aerospace Inc. Method of manufacturing a thin piezo resistive pressure sensor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6912759B2 (en) * 2001-07-20 2005-07-05 Rosemount Aerospace Inc. Method of manufacturing a thin piezo resistive pressure sensor

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