JPH03118437A - 振動式トランスデューサの製造方法 - Google Patents
振動式トランスデューサの製造方法Info
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- JPH03118437A JPH03118437A JP25625289A JP25625289A JPH03118437A JP H03118437 A JPH03118437 A JP H03118437A JP 25625289 A JP25625289 A JP 25625289A JP 25625289 A JP25625289 A JP 25625289A JP H03118437 A JPH03118437 A JP H03118437A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は振動式トランスデユーサの製造方法に関する。
(従来の技術)
第2図は本発明に先立ち、本願出願人が開発した振動式
トランスデユーサの要部断面図である。
トランスデユーサの要部断面図である。
この振動式トランスデユーサは、n型シリコン単結晶基
板1の裏面にダイアフラム2を形成し、このダイアフラ
ムの表面部分に振動子3を形成し、封止エピタキシャル
層(シェル)5で振動子3を封止した構造となっている
。振動子3と封止エピタキシャル層5との間には真空室
4が設けられている。
板1の裏面にダイアフラム2を形成し、このダイアフラ
ムの表面部分に振動子3を形成し、封止エピタキシャル
層(シェル)5で振動子3を封止した構造となっている
。振動子3と封止エピタキシャル層5との間には真空室
4が設けられている。
振動子3は永久磁石による磁場と外部に接続された増幅
器を含めた閉ループ自励発振回路とにより、その固有振
動数で発振するように構成されている。ダイアフラム2
に圧力が加わると振動子3の軸力が変化し、固有振動数
が変化するため、発振周波数の変化により圧力測定が可
能となる。
器を含めた閉ループ自励発振回路とにより、その固有振
動数で発振するように構成されている。ダイアフラム2
に圧力が加わると振動子3の軸力が変化し、固有振動数
が変化するため、発振周波数の変化により圧力測定が可
能となる。
(発明が解決しようとする課題)
上述した従来のSi (シリコン)を用いた振動式ト
ランスデユーサ(圧力計や差圧計)は、振動子を形成す
る際に必然的に段差構造が生じてしまい、その部分で応
力集中が生じやすく、ダイアプラム上になめらかな歪分
布が生じないで不均一な歪分布となり、トランスデユー
サの特性に悪影響を与えていた。
ランスデユーサ(圧力計や差圧計)は、振動子を形成す
る際に必然的に段差構造が生じてしまい、その部分で応
力集中が生じやすく、ダイアプラム上になめらかな歪分
布が生じないで不均一な歪分布となり、トランスデユー
サの特性に悪影響を与えていた。
また、段差構造がダイアフラムのエツジ部、特に最大応
力がかかる箇所の近傍にある場合、ダイアフラムが応力
集中により破壊しやすくなり、感度を大きくすることが
困難であった。
力がかかる箇所の近傍にある場合、ダイアフラムが応力
集中により破壊しやすくなり、感度を大きくすることが
困難であった。
すなわち、第3図に示すようtこ、St単結晶基板1の
表面に第2図に示されるような構造の歪ゲージ6および
7が形成されているとすると、それらのゲージの周囲に
延在する配線構造8a、 8bも同様の段差を有するこ
とになる。一方、ダイアフラム2の中心(変位が最大の
点)から最も近い位置にあるA、B、C,Dの領域には
゛最大の応力がかかる。この場合、最大応力がかかる領
域C1D上には、段差を有する配線構造8bが存在し、
特に応力集中しやすい。このため、感度を大きくすると
、この部分てダイアフラム2の破壊が生じる危険性が高
い。
表面に第2図に示されるような構造の歪ゲージ6および
7が形成されているとすると、それらのゲージの周囲に
延在する配線構造8a、 8bも同様の段差を有するこ
とになる。一方、ダイアフラム2の中心(変位が最大の
点)から最も近い位置にあるA、B、C,Dの領域には
゛最大の応力がかかる。この場合、最大応力がかかる領
域C1D上には、段差を有する配線構造8bが存在し、
特に応力集中しやすい。このため、感度を大きくすると
、この部分てダイアフラム2の破壊が生じる危険性が高
い。
本発明は、上述した従来技術の問題点に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、31を用いた振動式トランス
デユーサの受圧部となるダイアフラムの強度および特性
の改善を図ることにある。
ものであり、その目的は、31を用いた振動式トランス
デユーサの受圧部となるダイアフラムの強度および特性
の改善を図ることにある。
(課題を解決するための手段)
本発明の振動式トランスデユーサの製造方法は、振動子
を形成した後に、最上層であるエピタキシャル層を研磨
して平坦化する工程を存することを特徴とする。
を形成した後に、最上層であるエピタキシャル層を研磨
して平坦化する工程を存することを特徴とする。
(作 用)
ダイアフラム上に生じた段差を平坦化することにより、
応力集中や不均一な歪分布を排除し、感度の増大や緒特
性の改善を可能とする。
応力集中や不均一な歪分布を排除し、感度の増大や緒特
性の改善を可能とする。
(実 施 例)
次に、本発明の実施例について図面を参照して説明する
。
。
第1図(a)〜(c)は本発明の一実施例における工程
毎のデバイス断面図である。
毎のデバイス断面図である。
本実施例では、従来例と同様に振動子構造を形成した後
、さらにデバイス表面にn型エピタキシャル層9を形成
する(第1図(a))。
、さらにデバイス表面にn型エピタキシャル層9を形成
する(第1図(a))。
次に、エピタキシャル層9をグラインダにより研磨し、
平坦化する(第1図(b))。この場合、荒い砥粒の砥
石で第1段階の研磨を行った後、きめの細い砥粒の砥石
を用い、さらにエッチャントを添加してメカノケミカル
エツチングを行つことにより平坦化精度を向上させる。
平坦化する(第1図(b))。この場合、荒い砥粒の砥
石で第1段階の研磨を行った後、きめの細い砥粒の砥石
を用い、さらにエッチャントを添加してメカノケミカル
エツチングを行つことにより平坦化精度を向上させる。
次に、KOHを用いたアルカリエツチングにより、ダイ
アフラム2を形成する(第1図(C))。
アフラム2を形成する(第1図(C))。
本実施例では封止エピタキシャル層5を形成した後、別
工程でエピタキシャル層9を形成したが、これに限定さ
れず、封止エピタキシャル層5の厚みを充分厚く形成し
、その後平坦化してもよい。
工程でエピタキシャル層9を形成したが、これに限定さ
れず、封止エピタキシャル層5の厚みを充分厚く形成し
、その後平坦化してもよい。
(発明の効果)
本発明によれば以下の効果が得られる。
(1) ダイアフラムはSf単結晶で構成されて異種物
質が存在せず、かつ平坦化により幾何学的な段差が除去
されるため、応力集中による乱れた応力場が生じない。
質が存在せず、かつ平坦化により幾何学的な段差が除去
されるため、応力集中による乱れた応力場が生じない。
したがって、振動子の周辺部に均一な歪が加わることと
なり、圧力(差圧)によるダイアフラムの変形を正確に
振動子に伝えることができる。これにより、誤差を小さ
くでき、測定感度を向上させることが可能となる。
なり、圧力(差圧)によるダイアフラムの変形を正確に
振動子に伝えることができる。これにより、誤差を小さ
くでき、測定感度を向上させることが可能となる。
(2) 平坦なダイアフラムでは、応力集中が少ないた
め、段差のあるダイアフラムに比べ大きな発生応力でも
破壊しない。このため、より大きなダイアフラムの変形
が可能となり、したがって、より大きな感度を得ること
ができる。
め、段差のあるダイアフラムに比べ大きな発生応力でも
破壊しない。このため、より大きなダイアフラムの変形
が可能となり、したがって、より大きな感度を得ること
ができる。
第1図(a)〜(c)は本発明の一実施例における工程
毎のデバイス断面図、 第2図は従来の振動式トランスデユーサの構造を示す断
面図、 第3図は従来例の問題点を説明するための振動式トラン
スデユーサの要部の平面図である。 1・・・n型5iQt結晶基板 2・・・ダイアフラム
3・・・振動子 4・・・真空室5・・・
封止エピタキシャル層 6.7・・・歪ゲージ(センサ) 8a、8b・・・配線構造 9・・・n型エピタキシャル層 第1図 (a) (C) タイアフラム 第2図 第3図 72ダイアフラム
毎のデバイス断面図、 第2図は従来の振動式トランスデユーサの構造を示す断
面図、 第3図は従来例の問題点を説明するための振動式トラン
スデユーサの要部の平面図である。 1・・・n型5iQt結晶基板 2・・・ダイアフラム
3・・・振動子 4・・・真空室5・・・
封止エピタキシャル層 6.7・・・歪ゲージ(センサ) 8a、8b・・・配線構造 9・・・n型エピタキシャル層 第1図 (a) (C) タイアフラム 第2図 第3図 72ダイアフラム
Claims (1)
- シリコンダイアフラムの表面に振動子が形成された振動
式トランスデューサの製造方法において、振動子を形成
した後に、最上層であるエピタキシャル層を研磨して平
坦化する工程を有することを特徴とする振動式トランス
デューサの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25625289A JP2722718B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 振動式トランスデューサの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25625289A JP2722718B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 振動式トランスデューサの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03118437A true JPH03118437A (ja) | 1991-05-21 |
JP2722718B2 JP2722718B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=17290056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25625289A Expired - Lifetime JP2722718B2 (ja) | 1989-09-29 | 1989-09-29 | 振動式トランスデューサの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2722718B2 (ja) |
-
1989
- 1989-09-29 JP JP25625289A patent/JP2722718B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2722718B2 (ja) | 1998-03-09 |
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