JPH0239575A - 振動形トランスデュサの製造方法 - Google Patents

振動形トランスデュサの製造方法

Info

Publication number
JPH0239575A
JPH0239575A JP18985688A JP18985688A JPH0239575A JP H0239575 A JPH0239575 A JP H0239575A JP 18985688 A JP18985688 A JP 18985688A JP 18985688 A JP18985688 A JP 18985688A JP H0239575 A JPH0239575 A JP H0239575A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epitaxial layer
silicon
etching
substrate
vibrating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP18985688A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07101750B2 (ja
Inventor
Kinji Harada
原田 謹爾
Kyoichi Ikeda
恭一 池田
Hideki Kuwayama
桑山 秀樹
Takashi Kobayashi
隆 小林
Tetsuya Watanabe
哲也 渡辺
Sunao Nishikawa
直 西川
Takashi Yoshida
隆司 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
Priority to JP18985688A priority Critical patent/JPH07101750B2/ja
Publication of JPH0239575A publication Critical patent/JPH0239575A/ja
Publication of JPH07101750B2 publication Critical patent/JPH07101750B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Fluid Pressure (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、シリコン単結晶の基板上に設けられ、シリコ
ン単結晶材よりなる、振動梁を有する、振動形トランス
デュサの製造方法に関するものである。
更に詳述すれば、本発明は、初期張力が大で動作範囲を
大きくすることができる振動形トランスデュサの製造方
法に関するものである。
〈従来の技術〉 第4図は従来より一般に使用されている従来例の構成説
明図で、圧力センサに使用せる例を示し、第5図は第4
図におけるX−X断面図、第6図は一部を省略した平面
図である。
このような装置は、例えば、特願昭59−42632号
公報に示されている。
これらの図において、 1は弾性を有する半導体で構成された基板で、例えば、
シリコン基板が用いられている。
2はこの半導体基板1の一部を利用して構成されている
受圧ダイアフラムで、例えば、半導体基板1をエツチン
グして構成される。
3および4は受圧ダイアフラム2上に形成された両端固
定の微小な振動梁で、振動梁3は受圧ダイアフラム2の
ほぼ中央部に、振動梁4は受圧ダイアフラム2の周縁部
にそれぞれ位置している。
この振動梁3.4は、例えば半導体基板1において、振
動梁に相当する箇所の周辺部を、例えばアンダエッチン
グして形成されている。
5はシェルで、受圧ダイアフラム2上に形成させた振動
梁3の周囲を覆い、この内部25(振動梁3の周囲)を
真空状態に保持するようにしたものである。シェル5は
、この場合は、シリコンで構成され、受圧ダイアフラム
2に、例えば陽極接合法によって取付けられる。シェル
5は振動梁4にも設けられているが、ここでは省略する
なお、シェル5は、第4図においては、分りやずくする
ために省略されている。
第7図は第5図における振動梁付近を拡大して示す断面
図である。ここでは、受圧ダイアフラム2としてn形シ
リコン基板を用いた例である。
この図において、21a、21bは21層で、21a、
21bとは切込み部20によって電気的に分離している
22はn形エピタキシアル層、23はP+層、24はS
iO□層である。
エピタキシアル層22の一部は、例えば、アンダーエツ
チングによって隙間部25が形成されており、振動梁3
(4)は隙間部25上を跨がる両端固定のP層と510
2層とによって構成されている。
第7図において振動梁3(4)を構成する1層23と、
隙間部25を介して対向する2層21a。
21bは、静電容量電極を構成しており、ここでは振動
片3(4)を、P+層21aとP+層23との間に働く
静電力を利用して励振させ、また、P+層21bとP土
層23との間の静電容量変化によって、振動梁3(4)
の振動を検出するようになっている。
O20は発振回路で、この回路は外部、あるいは、半導
体基板1を利用して構成されており、入力端はP+層2
1bが接続され、振動梁3(4)の振動に関連した信号
が印加される。
また、出力端はP土層21aか接続され、P+層21a
とP土層23間に出力信号を与える。これによって、発
振回路O8Cと振動梁3(4)とは振動梁の固有振動数
で発振する自動発振回路を構成する。
このように構成した圧力センサにおいて、受圧ダイアフ
ッラム2に、第5図の矢印Pに示すように、内側から圧
力を与えるものとすれば、この圧力を受けて受圧ダイア
フラム2は撓み、中央に形成されている振動梁3には引
張力が、ダイアフラム2の周縁部に形成されている振動
梁4には圧縮力がそれぞれ加わる。これにより各振動梁
3,4の固有振動数f、、f2は、圧力Pに対して差動
的に変化する事となり、例えば、f、−f2の差を演算
することによって、圧力Pを測定することができる。
しかして、シェル5により振動梁3,4が真空中に置か
れる為、振動梁3,4のQを高くすることができる。
しかしながら、この様な装置においては、受圧ダイアフ
ラム2にシェル5を取付けねばならないので、陽極接合
法等の接合技術が必要となり、接合時に振動梁に悪影響
を及ぼす恐れがある。
また、接合強度等問題となり、小形化にも限度を有する
このような問題点を解決するために、本願出願人は昭和
63年4月8日出順の特願昭63−86946[発明の
名称;振動形トランスデュサの製造方法jを出願してい
る。
以下、この出願について、第8図により説明する。
図において、第4図から第7までと同゛−記号は同一機
能を示す。
以下、第4図から第7図までと相違部分のみ説明する。
(1)第8図(A)に示すごとく、nfiシリコン<1
001面にカットされた基板1に、シリコン酸化物ある
いはシリコン窒化物の膜101を形成する。PIAlo
lの所要の箇所をホトリソグラフィにより除去する。
(2)第8図(B ) ニ示すごとく、1050”C(
7)水素(H2)雰囲気中で、塩化水素でエツチングを
行い、基板1に所要箇所102をエツチングしてMlo
lをアンダーカットして、凹部103を形成する。
なお、塩化水素の代りに、高温水蒸気、酸素を用いるか
、あるいは、40℃〜130’Cのアルカリ液による異
方性エツチングでもよい。
(3)第8図(C)に示すごとく、1050℃(7)水
素(H2)雰囲気中でソースガスに塩化水素(HCl)
ガスを混入して選択エピタキシャル成長法を行う。
すなわち、 ■ボロンの濃度10”cm−3のP形シリコンにより、
隙間部25の下半分に相当する第1エピタキシャル層1
04を選択エピタキシャル成長させる。
■ボロンの濃度3X10”am’のP形シリコンにより
、第1エピタキシャル層104の表面に、所要の箇所1
02を塞ぐように、振動梁3,4に相当する第2エピタ
キシャル層105を選択エピタキシャル成長させる。
■ボロンの濃度10”cm’のP形シリコンにより、第
2エピタキシャル層105の表面に、隙間部25の上半
分に相当する第3エピタキシャル層106を選択エピタ
キシャル成長させる。
■ボロンの濃度3X10’ ” cm″3のP形シリコ
ンにより、第3エピタキシャル層106の表面に、シェ
ル5に相当する第4エピタキシャル層107を選択エピ
タキシャル成長させる。
(4)第8図(D)に示すごとく、シリコン酸化物、あ
るいは、シリコン窒化物のvlolをフッ止水#酸(H
F)でエツチングして除去し、エツチング注入口108
を設ける。
(5)第8図(E)に示すごとく、第4層に対して基板
1に圧のパルスを印加して、エツチング液の注入口10
8よりアルカリ液を注入して、第1エピタキシャル層1
04と第3エピタキシャル層106を選択上・yチング
して除去する6第2工ピタキシヤル層105と第1エピ
タキシャル層104あるいは第3エピタキシャル層1゜
6との間にエツチング作用の差があるのは、ボロンの濃
度が3X10”am−2以上となるとエツチング作用に
抑制現象が生ずることによる。
このことは、例えば、「トランスデュサーズ−87」日
本電気学会発行の123ページ Fig8に示されてい
る。
(6)第8図(F)に示すごとく、1050’Cの水素
(H2)中で、n形シリコンのエピタキシャル成長を行
い、第2エピタキシャル層105と第4エピタキシャル
層107と基板1の凹部103側の面を覆うと共に、注
入口108を塞ぐようにして、n形シリコンからなる第
5エピタキシャル層109を形成し、エツチング注入口
108をとじる。
この結果、 (1)基板1と振動梁3,4とシェル5とが一体形で形
成されるので、基板1とシェル5との接合を必要とせず
、接合に基づく不安定さの問題が無くなる。
(2)単純な構造で、外部の流体と振動梁3.4を絶縁
でき、小形化が容易に出来る。
(3)@動梁3,4やシェル5の位置、厚さ、形状は、
半導体プロセス技術を利用して容易に正確に出来る。し
たがって、精度の高い振動形トランスデュサが得られる
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、この様な装置においては、ボロン高濃度
層を用いて、アルカリ選択エツチングにより形成したシ
リコン振動子3.4にはボロンの原子半径がシリコンよ
り小さいなめに、内部応力(張力)か存在する。
振動子3,4には圧aO1の動作領域が、座屈によって
制限されるという問題点が在るので、この内部応力を、
積極的に利用している。
一方、第8図(F)に示す注入口108の封止工程にお
いては、振動子3,4に相当する第2エピタキシャル層
105の表面にもn形の第5エピタキシャル層111が
成長する。
第5エピタキシャル層111には内部応力が生じないの
で、振動子3.4の初張力が減少してしまい、振動子3
.4の圧縮側の動作範囲が狭くなる。
本発明は、この問題点を解決するものである。
本発明の目的は、初期張力が大で動作範囲を大きくする
ことができる振動形トランスデュサの製造方法を提供す
るにある。
く課題を解決するだめの手段〉 この目的を達成するために、本発明は、シリコン単結晶
の基板上に設けられ、励振手段により励振され励振検出
手段によって振動か検出されシリコン単結晶材よりなる
振動梁を形成し、該振動梁を囲み前記基板と室を構成し
該振動梁の周囲に隙間が維持されるようにシリコン材よ
りなるシェルを形成する振動形トランスデュサの製造方
法において、 前記シリコン単結晶の基板上にシリコン酸化物あるいは
窒化物の膜を形成し、 該膜の所要箇所をエツチングにより取去る、前記基板に
前記室の一部を構成する凹部をエツチングにより形成し
、 前記室の基板側部分が形成される部分にエツチングされ
やすい高濃度のP形シリコンからなる第1エピタキシャ
ル層を選択エピタキシャル成長させ、 該第1エピタキシャル層の表面の前記振動梁が形成され
る位置の部分にエツチングされにくい高濃度のP形シリ
コンからなる第2エピタキシャル層を選択エピタキシャ
ル成長させ、 前記室のシェル側部分が形成される部分にエツチングさ
れやすい高濃度のP形シリコンからなる第3エピタキシ
ャル層を選択エピタキシャル成長させ、 該第3エピタキシャル層を覆ってエツチングされにくい
高濃度のP形シリコンからなる第4エピタキシャル層を
選択エピタキシャル成長させ、前記膜をエツチングによ
り除去しエツチング注入口を形成し、 該注入口よりエツチング流体を注入し前記第1゜第2エ
ピタキシャル層を選択エツチングにより除去し、 前記第2エピタキシャル層と前記第4エピタキシャル層
と前記基板の前記凹部側の面を覆うと共に前記注入口を
塞ぐようにしてn形シリコンからなる第5エピタキシャ
ル層をリンと同時に炭素をシリコン中にドーピングする
ことによりエピタキシャル成長させたことを特徴とする
振動形トランスデュサの製造方法を採用したものである
く作用〉 以上の方法において、注入口の封止工程において、振動
子に相当する第2エピタキシャル層の表面に成長する第
5エピタキシャル層をリンと同時に炭素をシリコン中に
ドーピングすることによりエピタキシャル成長させ第5
エピタキシャル層に内部応力が存在するようにしたので
、振動子の初張力が減少しない。
以下、実施例に基づき詳細に説明する。
〈実施例〉 第1図は本発明の一実施例の要部製作工程断面斜視図で
ある。
図において、第4図から第7図と同一記号の構成は同一
機能を表わす。
以下、第4図から第7図と相違部分のみ説明する。
(1)第1図(A)示すごとく、n型シリコン(100
)面にカットされた基板1に、シリコン酸化物あるいは
シリコン窒化物の膜201を形成する。膜201の所要
の箇所をホトリソグラフィにより除去する。
(2)第1図(B)に示すごとく、1050℃の水素(
H2)雰囲気中で、塩化水素でエツチングを行C)、基
板1に所要箇所202をエツチングして、膜201をア
ンダーカットして、凹部203を形成する。
なお、塩化水素の代りに、高温水蒸気、酸素を用いるか
、あるいは、40℃〜130℃のアルカリ液による異方
性エツチングでもよい。
(3)第1図(C)に示すごとく、1050℃の水素(
H2)雰囲気中でソースガスに塩化水素(HCl)ガス
を混入して選択エピタキシャル成長法を行う。
すなわち、 ■ボロンの濃度10”cm’のP形シリコンにより、隙
間部25の下半分に相当する第1エピタキシャル層20
4を選択エピタキシャル成長させる。
■ボロンの濃度3X10”cm−3のP形シリコンによ
り、第1エピタキシャル層204の表面に、所要の箇所
202を塞ぐように、振動梁3,4に相当する第2エピ
タキシャル層205を選択エピタキシャル成長させる。
■ボロンの濃度I Q I ’a c m″3のP形シ
リコンにより、第2エピタキシャル層205の表面に、
隙間部25の上半分に相当する第3エピタキシャル層2
06を選択エピタキシャル成長させる。
■ボロンの濃度3X101gcm−”のP形シリコンに
より、第3エピタキシャル層206の表面に、シェル5
に相当する第4エピタキシャル層207を選択エピタキ
シャル成長させる。
(4)第1図<D)に示すごとく、シリコン酸化物、あ
るいは、シリコン窒化物の[201をフッ化水素酸(H
F)でエツチングして除去し、エツチング注入0208
を設ける。
(5)第1図(E)に示すごとく、第4層に対して基板
1に正のパルスを印加して、エツチング注入口208よ
りアルカリ液を注入して、第1エピタキシャル層204
と第3エピタキシャル層206を選択エツチングして除
去する。
第2エピタキシャル層205と第1エピタキシャル層2
04あるいは第3エピタキシャル層206との間にエツ
チング作用の差があるのは、ボロンの濃度が3X10”
 cm″3以上となるとエツチング作用に抑制現象が生
ずることによる。
(6)第1図(F)に示すごとく、1050℃の水素(
H2)中で、n形シリコンのエピタキシャル成長を行い
、第2エピタキシャル層205と第4エピタキシャル層
207と基板1の凹部203側の面を覆うと共に、注入
口208を塞ぐようにして、n形シリコンからなる第5
エピタキシャル層211をリンと同時に炭素をシリコン
中にドーピングすることによりエピタキシャル成長させ
、エツチング注入口208をとじる。
この場合、メタンガス(CH,! >等が使用される。
なお、振動梁3.4とシェル5との絶縁が取れないため
に、振動検出信号eは、第2図に示すごとく、 e =(Zs−eo ) / (Zv +Zs )zs
ニジエル5の内部インピーダンス e0:振動梁3,4の起電力 Zv;振動梁3.4の内部インピーダンスとなって、減
少するが、振動梁3,4のQ(共振の尖鋭度)が充分大
きいため、実用上問題にならない。
以上の方法において、注入口208の封止工程において
、振動子3,4に相当する第2エピタキシャル層205
の表面に成長する第5エピタキシャル層209を、リン
と同時に炭素をシリコン中にドーピングすることにより
エピタキシャル成長させ、第5エピタキシャル層209
に内部応力が存在するようにしたので、振動子3.4の
初張力か減少しない。
この結果、振動子3.4の動作範囲が広い振動形トラン
スデュサの製造方法が得られる。
第3図は本発明の装置により製造した振動梁の使用例の
要部構成説明図である。
図において、3は振動梁である。振動梁3は両端かダイ
アフラム2に固定され互いに平行に配置された二個の第
1振動子31と第一振動子31の振動の腹の部分を相互
に機械的に結合する第二振動子32とを備える。
40は振動梁3に直交する直流磁界を磁石13により加
え一方の第一振動子31の両端に交流電流を入カドラン
ス41により流して磁気誘導作用により振動梁3を磁界
と電流に直交する方向に励振する励振手段である。
入カドランス41は、二次側が一方の第一振動子31の
両端に接続されている。
50は他方の第一振動子31の両端に発生する起電力を
検出する振動検出手段である。
この場合は、出カドランス51、増幅器52が用いられ
ている。
出カドランス51の一次側は、他方の第一振動子31の
両端に接続され、二次側は増幅器52を介して出力端子
53に接続されるとともに、分岐して入カドランス41
の一次側に接続され、全体として、正帰還自動発振回路
を構成する。
振動梁3の振動は、振動検出手段50により検出され出
力信号として取出される。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明は、シリコン単結晶の基板
上に設けられ、励振手段により励振され励振検出手段に
よって振動が検出されシリコン単結晶材よりなる振動梁
を形成し、該振動梁を囲み前記基板と室を構成し該振動
梁の周囲に隙間が維持されるようにシリコン材よりなる
シェルを形成する振動形トランスデュサの製造方法にお
いて、前記シリコン単結晶の基板上にシリコン酸化物あ
るいは窒化物の膜を形成し、 該膜の所要箇所をエツチングにより取去る、前記基板に
前記室の一部を構成する四部をエツチングにより形成し
、 前記室の基板側部分が形成される部分にエツチングされ
やすい高濃度のP形シリコンからなる第1エピタキシャ
ル層を選択エピタキシャル成長させ、 該第1エピタキシャル層の表面の前記振動梁が形成され
る位置の部分にエツチングされにくい高濃度のP形シリ
コンからなる第2エピタキシャル層を選択エピタキシャ
ル成長させ、 前記室のシェル側部分が形成される部分にエツチングさ
れやすい高濃度のP形シリコンからなる第3エピタキシ
ャル層を選択エピタキシャル成長させ、 該第3エピタキシャル層を覆ってエツチングされにくい
高濃度のP形シリコンからなる第4エピタキシャル層を
選択エピタキシャル成長させ、前記膜をエツチングによ
り除去しエツチング注入口を形成し、 該注入口よりエツチング流体を注入し前記第1゜第2エ
ピタキシャル層を選択エツチングにより除去し、 前記第2エピタキシャル層と前記第4エピタキシャル層
と前記基板の前記凹部側の面を覆うと共に前記注入口を
塞ぐようにしてn形シリコンからなる第5エピタキシャ
ル層をリンと同時に炭素をシリコン中にドーピングする
ことによりエピタキシャル成長させたことを特徴とする
振動形トランスデュサの製造方法を採用した。
以上の方法において、注入口の封止工程において、振動
子に相当する第2エピタキシャル層の表面に成長する第
5エピタキシャル層を、リンと同時に炭素をシリコン中
にドーピングすることによりエピタキシャル成長させ、
第5エビタキシャル層に内部応力が存在するようにした
ので、振動子の初張力が減少しない。
この結果、振動子の動作範囲が広い振動形トランスデュ
サの製造方法が得られる。
従って、本発明によれば、初期張力が大で動作範囲を大
きくすることができる振動形トランスデュサの製造方法
を実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の工程説明図、第2図は動作
説明図、第3図は使用説明図、第4図から第7図は従来
より一般に使用されている従来例の構成説明図、第8図
は特願昭63−86946号「発明の名称:fi+動形
トランスデュサの製造方法」の製作工程説明図である。 1・・・基板、13・・・磁石、2・・・受圧ダイアフ
ラム、3.4・・・振動梁、20・・・切込み部、21
a、21b、23・・・P“層、22・・・n形エピタ
キシャル層、24・・・5in2.25・・・隙間部、
31・・・第一振動子、32・・・第二振動子、40・
・・励振手段、41・・・入カドランス、42・・・入
力端子、50・・・振動検出手段、51・・・出カドラ
ンス、52・・・増幅器、53・・・出力端子、201
・・・膜、202・・・箇所、203・・・凹部、20
4・・・第1エピタキシャル層、205・・・第2エピ
タキシャル層、206・・・第3エピタキシャル層、2
07・・・第4エピタキシャル層、208・・・エツチ
ング注入口、209・・・第5エピタキシャル層。 第 図 第1図 第 図 第 + 図 第 図 第 ら 図 第 一図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  シリコン単結晶の基板上に設けられ、励振手段により
    励振され励振検出手段によって振動が検出されシリコン
    単結晶材よりなる振動梁を形成し、該振動梁を囲み前記
    基板と室を構成し該振動梁の周囲に隙間が維持されるよ
    うにシリコン材よりなるシェルを形成する振動形トラン
    スデュサの製造方法において、 前記シリコン単結晶の基板上にシリコン酸化物あるいは
    窒化物の膜を形成し、 該膜の所要箇所をエッチングにより取去る、前記基板に
    前記室の一部を構成する凹部をエッチングにより形成し
    、 前記室の基板側部分が形成される部分にエッチングされ
    やすい高濃度のP形シリコンからなる第1エピタキシャ
    ル層を選択エピタキシャル成長させ、 該第1エピタキシャル層の表面の前記振動梁が形成され
    る位置の部分にエッチングされにくい高濃度のP形シリ
    コンからなる第2エピタキシャル層を選択エピタキシャ
    ル成長させ、 前記室のシェル側部分が形成される部分にエッチングさ
    れやすい高濃度のP形シリコンからなる第3エピタキシ
    ャル層を選択エピタキシャル成長させ、 該第3エピタキシャル層を覆ってエッチングされにくい
    高濃度のP形シリコンからなる第4エピタキシャル層を
    選択エピタキシャル成長させ、前記膜をエッチングによ
    り除去しエッチング注入口を形成し、 該注入口よりエッチング流体を注入し前記第1、第2エ
    ピタキシャル層を選択エッチングにより除去し、 前記第2エピタキシャル層と前記第4エピタキシャル層
    と前記基板の前記凹部側の面を覆うと共に前記注入口を
    塞ぐようにしてn形シリコンからなる第5エピタキシャ
    ル層をリンと同時に炭素をシリコン中にドーピングする
    ことによりエピタキシャル成長させたことを特徴とする
    振動形トランスデュサの製造方法。
JP18985688A 1988-07-29 1988-07-29 振動形トランスデュサの製造方法 Expired - Lifetime JPH07101750B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18985688A JPH07101750B2 (ja) 1988-07-29 1988-07-29 振動形トランスデュサの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18985688A JPH07101750B2 (ja) 1988-07-29 1988-07-29 振動形トランスデュサの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0239575A true JPH0239575A (ja) 1990-02-08
JPH07101750B2 JPH07101750B2 (ja) 1995-11-01

Family

ID=16248325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18985688A Expired - Lifetime JPH07101750B2 (ja) 1988-07-29 1988-07-29 振動形トランスデュサの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07101750B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0763625A (ja) * 1993-08-20 1995-03-10 Mettler Toledo Ag 力測定用ストリング

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0763625A (ja) * 1993-08-20 1995-03-10 Mettler Toledo Ag 力測定用ストリング

Also Published As

Publication number Publication date
JPH07101750B2 (ja) 1995-11-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH07104217B2 (ja) 振動式トランスデューサとその製造方法
US5009108A (en) Vibrating type transducer
JPH0239575A (ja) 振動形トランスデュサの製造方法
JPH01258475A (ja) 振動形トランスデュサの製造方法
JP2687676B2 (ja) 振動形トランスデュサ
JPH01276771A (ja) 振動形トランスデュサの製造方法
JPH02103432A (ja) 振動形トランスデュサの製造方法
JP2822594B2 (ja) 振動形トランスデュサ
JP2822598B2 (ja) 振動形トランスデュサ
JPH0254136A (ja) 振動形トランスデュサの製造方法
JPH0628320B2 (ja) 振動形トランスデューサの製造方法
JPH0781919B2 (ja) 振動形半導体トランスデューサ
JPH03204978A (ja) 振動形トランスデュサの製造方法
JPH02254763A (ja) 振動形トランスデュサの製造方法
JP2513280B2 (ja) メカニカルフィルタ―
JP2822596B2 (ja) 振動形トランスデュサ
JPH0590615A (ja) 振動形トランスデユサの製造方法
JPH05248973A (ja) 振動形トランスデュ―サ及びその製造方法
JPH04297838A (ja) 振動形半導体トランスデュ―サ
JPH0590616A (ja) 振動形トランスデユサの製造方法
JPH0427835A (ja) 振動形トランスデュサ
JPH02232539A (ja) 振動形半導体トランスデューサ
JPH0519089B2 (ja)
JPH0236576A (ja) 振動形トランスデュサの製造方法
JPH02232538A (ja) 振動形半導体トランスデューサ