JPH0781919B2 - 振動形半導体トランスデューサ - Google Patents

振動形半導体トランスデューサ

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JPH0781919B2 JP18985788A JP18985788A JPH0781919B2 JP H0781919 B2 JPH0781919 B2 JP H0781919B2 JP 18985788 A JP18985788 A JP 18985788A JP 18985788 A JP18985788 A JP 18985788A JP H0781919 B2 JPH0781919 B2 JP H0781919B2
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恭一 池田
秀樹 桑山
小林  隆
哲也 渡辺
直 西川
隆司 吉田
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【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は振動形半導体トランスデューサに関するもので
ある。
本発明はシリコン基板に形成した振動梁をその振動梁の
固有振動数で振動させておき、その基板に加えられる力
または環境の変化に対応して振動梁に生ずる振動周波数
の変化を検出する振動形トランスデューサに関するもの
である。
さらに詳述すれば、S/N比が高く、自励発振を安定に起
こす事ができ、安価な振動形半導体トランスデューサに
関するものである。
<従来の技術> 第5図〜第8図は昭和61年6月6日出願の特願昭61−13
1456号「振動式半導体トランスデューサ」の一実施例の
構成説明図である。
第5図は振動形トランスデューサを圧力センサとして用
いた構成斜視図、第6図は第5図におけるA部の拡大平
面図に電気配線を施した図、第7図は第6図のA−A断
面図、第8図(A)、(B)は第6図を電気回路で示し
た図であり、第8図(B)はp型層とn+形層の間に逆バ
イアス電圧を印加するための電源を示している。
これらの図において、 10は(100)面を有する、例えば不純物濃度1015原子/cm
3以下のp形のシリコン基板である。
このシリコン基板10の一方の面にダイアフラム11がエッ
チングにより形成されている。
このダイアフラム11の表面(エッチングしない面)には
部分的に不純物濃度1017程度のn+拡散層(図では省略)
が形成され、このn+拡散層の一部に振動梁12<001>方
向に形成されている。
なお、この振動梁12はダイアフラム11に形成されたn+
およびp層をフォトリソグラフィとアンダエッチングの
技術を用いて加工する。
13は振動梁12の略中央上部に振動梁12に直交し、かつ、
非接触の状態で設けられた磁石である。
14は絶縁膜としてSiO2膜(第7図参照)である。
15a、15bは例えばアルミナなどの金属電極で、この金属
電極15aの一端は振動梁12から延長したn+層にSiO2層に
設けたコンタクトホール16a、を通じて接続され、他端
はリード線を介して振動梁12の抵抗値とほぼ等しい比較
抵抗Roおよび増幅器20の一端に接続されている。
増幅器20の出力は出力信号として取出されるとともに分
岐して一時コイルL1の一端に接続されている。このコイ
ルL1の他端はコモンラインに接続されている。
一方、比較抵抗ROの他端は中点がコモンラインに接続し
た2次コイルL2の他端に接続され、この2次コイルL2
他端に接続され、この2次コイルL2の他端は振動梁12の
他端に前記同様に形成された金属電極15bに接続されて
いる。
上記構成において、p形層(基板10)とn+形層(振動梁
12)の間に逆バイアス電圧を印加して絶縁し、振動梁12
に交流電流iを流すと振動梁12の共振周波数において電
磁誘導作用により振動梁のインピーダンスが上昇して、
比較抵抗RO、および中点をコモンラインに接続しL2によ
り構成されるブリッジにより不平衡信号を得ることがで
きる。この信号を増幅器20で増幅し、コイルL1に正帰還
すると、系は振動梁12の固有振動数で自励発振する。
上記構成においては、振動梁12のインピーダンスRは固
有振動数に応じて上昇する。このインピーダンスRは、
次のように表わすことができる。
R≒(1/222)・(1/(Egγ)1/2) ・(AB2l2/bh2・Q+RO ここで、E;弾性率 g;重量加速 γ;振動子を構成している材料の密度 A;振動モードによって決まる定数 B;磁束密度 l;振動梁の長さ b;振動梁の幅 h;振動梁の厚さ Q;共振の鋭さ RO;直流抵抗値 上式によれば振動梁のQが数百〜数万の値をとるため、
共振状態において増幅器の出力として、大きな振幅信号
を得ることができる。このように、振動形半導体トラン
スデューサ増幅器のゲインを十分取って正帰還するよう
に構成すれば系は固有振動数で自励発振する。
しかしながら、この様な装置にのいては、振動梁12に発
生する逆起電力を交流ブリッジを用いて検出している
が、励振電流の励振成分を、交流ブリッジで完全に抑圧
することは事実上不可能であるから、ブリッジ出力には
励振電流成分が乗ってくる。
このために、S/N比が悪く安定な出力信号が得られな
い。
この様な問題点を解決するために、本願出願人は昭和62
年10月28日出願の特願昭62−272653号「発明の名称;振
動形トランスデュサ」を出願している。
以下、この出願について、第9図から第12図により説明
する。
第9図は特願昭62−272653号の一実施例の原理的要素構
成説明図である。
図において、第5図と同一符号の構成は同一機能を表わ
す。
以下、第5図と相違部分のみ説明する。
30は振動子本体である。振動子本体30は両端が基板11に
固定され互いに並行に配置された第1振動子31,第2振
動子32と第1振動子31,第2振動子32の振動の腹の部分
を相互に機械的に連合する連結梁33とを備える。
40は振動子本体30に直交する直流電界を磁石13により加
え第1振動子31の両端に交流電流を入力トランス41によ
り流して磁気誘導作用により振動子本体30を磁界と電流
に直交する方向に励振する励振手段である。
入力トランス41は、二次側が第1振動子31の両端には接
続されている。
50は第2振動子32の両端に発生する起電力を検出する振
動検出手段である。この場合は、出力トランス51、増幅
器52が用いられている。出力トランス51の一時側は、第
2振動子32の両端に接続され、二次側は増幅器52を介し
て出力端子53に接続されるとともに、分岐して入力トラ
ンス41の一次側に接続されている。
以上の構成において、励振手段40に入力された入力信号
により、振動子本体30は励振される。振動子本体30の振
動は、振動検出手段50により検出され出力信号として取
出される。
この結果、振動子本体30は、励振用の第1振動子31と、
起電力検出用の第2振動子32に分けられ、連結梁33で、
第1振動子31と第2振動子32の振動の腹の部分を結合す
るようにされたので、電気的には分離されているが、機
械的には結合されているため、高い励振成分除去比(S/
N比)が得られる。
第10図は振動子本体30の実際例で、第11図は第10図のB
−B断面図である。
第11図において、振動子本体30は、振動子31,32のQ値
を高くするために、シエル60で振動子本体30を覆い、振
動子31,32の周面に隙間62を設けて真空室61に封じ込め
られた状態を示す。
第9図、第10図においては、分かりやすくするために、
シエル60は示されていない。
この様な装置は、例えば、第12図に示す如くして作られ
る。
(1)第12図(A)に示すごとく、n型シリコン(10
0)面にカットされた基板10に、シリコン酸化物あるい
はシリコン窒化物の膜101を形成する。膜101の所要の箇
所102をホトリソグラフィにより除去する。
(2)第12図(B)に示すごとく、1050℃の水素(H2
雰囲気中で、塩化水素でエッチングを行い、基板1に所
要箇所102をエッチングして膜101をアンダーカットし
て、凹部103を形成する。
なお、塩化水素の代りに、高温水蒸気、酸素を用いる
か、あるいは、40℃〜130℃のアルカリ液による異方性
エッチングでもよい。
(3)第12図(C)に示すごとく、1050℃の水素(H2
雰囲気中でソースガスに塩化水素(HCl)ガスを混入し
て選択エピタキシャル成長法を行う。
すなわち、 ボロンの濃度1018cm-3のP形シリコンにより、隙間部
62の下半分に相当する第1エピタキシャル層104を選択
エピタキシャル成長させる。
ボロンの濃度3×1020cm-3のP形シリコンにより、第
1エピタキシャル層104の表面に、所要の箇所102を塞ぐ
ように、振動子本体30に相当する第2エピタキシャル層
105を選択エピタキシャル成長させる。
ボロンの濃度1018cm-3のP形シリコンにより、第2エ
ピタキシャル層105の表面に、隙間部62の上半分に相当
する第3エピタキシャル層106を選択エピタキシャル成
長させる。
ボロンの濃度3×1020cm-3のP形シリコンにより、第
3エピタキシャル層106の表面に、シエル60に相当する
第4エピタキシャル層107を選択エピタキシャル成長さ
せる。
(4)第12図(D)に示すごとく、シリコン酸化物、あ
るいは、シリコン窒化物の膜101をフッ化水素酸(HF)
でエッチングして除去し、エッチング注入口108を設け
る。
(5)第12図(E)に示すごとく、第4層に対して基板
10に正のパルスを印加して、第4層に対して基板10に正
のパルスを印加して、エッチング液の注入口108よりア
ルカリ液を注入して、第1エピタキシャル層104と第3
エピタキシャル層106を選択エッチングして除去する。
第2エピタキシャル層105と第1エピタキシャル層104あ
るいは第3エピタキシャル層106との間にエッチング作
用の差があるのは、ボロンの濃度が3×1019cm-3以上と
なるとエッチング作用に抑制現象が生ずることによる。
このことは、例えば、「トランデュサーズ87」日本電気
学会発行の123ページFig8に示されている。
(6)第12図(F)に示すごとく、1050℃の水素(H2
中で、n形シリコンのエピタキシャル成長を行い、第2
エピタキシャル層105と第4エピタキシャル層107と基板
1の凹部103側の面を覆うと共に注入口108を塞ぐように
して、n形シリコンからなる第5エピタシャル層109を
形成し、エッチング注入口108をとじる。
<発明が解決しようとする課題> しかしながら、この様な装置においては第1振動子31,
第2振動子32と連結梁32との結合部分が複雑となり、エ
ピタキシャル成長が結晶方位によって異なるため、結合
部分の結晶形成が綺麗に出来ない。また、シエル60と第
1振動子31,第2振動子32との間の隙間62が狭くなる等
の問題があり、製造上の歩留りを悪くするとの問題があ
った。
本発明は、この問題点を解決するものである。
本発明の目的は、S/N比が高く、自励発振を安定に起こ
す事ができ、安価な振動形半導体トランスデューサを提
供するにある。
<問題点を解決するための手段> この目的を達成するために、本発明は、シリコン単結晶
の基板上に設けられたシリコン単結晶材よりなる振動子
本体と、該振動子本体を励振する励振手段と、前記振動
子本体の励振された振動を検出する振動検出手段とを具
備する振動形半導体トランスデューサにおいて、 両端が前記基板に固定され互いに並行に配置され長さと
幅と厚さがほぼ等しい第1振動子と第2振動子とを備え
る振動子本体と、該振動子本体に直交する直流磁界を加
え第1振動子の両端に交流電流を流して磁気誘導作用に
より振動子を磁界と電流に直交する方向に励振する振動
手段と、前記第2振動子の両端に発生する起電力を検出
し自励振するに必要なゲインを付与する増幅器と必要な
位相を与えるフイルターとを具備し前記振動子本体の固
有振動数で自励発振が持続するように構成された振動検
出手段とを具備してなる振動形半導体トランスデューサ
を構成したものである。
<作用> 以上の構成において、基板に、外力が加えられる。
振動子には、直交するように交流磁界をかけ、第1振動
子の両端に交番電流を流すと、磁気誘導作用により、磁
界と電流とに直交する方向に励振する。
このときの振動周波数は、第1振動子の長さ、幅は、厚
さおよび張力により決まる固有振動数で励振する。
このとき、第2振動子も、同形状、同張力であると、等
しい固有振動数を持つために、励振された第1振動子の
振動エネルギーが、第1振動子の両端の壁を介して伝達
し、第2振動子も同じ振動数で振動する。
振動子本体の振動は振動検出手段により検出され、その
周波数は出力信号として取出される。
この結果、基板に加わった外力が検出出来る。
以下、実施例に基づき詳細に説明する。
<実施例> 第1図は本発明の一実施例の要部構成説明図で、第2図
は実際の使用例、第3図は第2図のB−B断面図、第4
図は第1図の動作説明図である。
図において、第9図と同一記号の構成は同一機能を表わ
す。
以下、第9図と相違部分のみ説明する。
第9図との相違は、第1振動子31と第2振動子32とを連
結する連結梁33がないのみである。
しかして、第1振動子31と第2振動子32とは近接して設
けられ、その長さ、幅、厚さはほぼ等しく形成されてい
る。
以上の構成において、基板1に外力が加えられる。
振動子31,32には、直交するように交流磁界をかけ、第
1振動子31の両端に交番電流を流すと、磁気誘導作用に
より、磁界と電流とに直交する方向に励振する。
このときの振動周波数は、第1振動子の長さ、幅、厚さ
および張力により決まる固有振動数で励振する。
このとき、第2振動子32も、同形状、同張力であると、
等しい固有振動数を持つために、振動された第1振動子
31の振動エネルギーが、第1振動子31の両端の壁を介し
て伝達し、第2振動子32も同じ振動数で振動する。
第2振動子32の振動は、振動検出手段により検出され、
その周波数は、出力信号として取出される。
この結果、基板1に加わった外力が検出出来る。
しかして、 (1)振動子本体30の形状が2本の振動子31,32のみと
なり、第9図従来例の様な連結梁33が無くなったため
に、製造プロセスの歩留が大幅に向上する。
(2)励振電流を流す第1振動子31と、第2振動子32は
電気的に完全に、絶縁されているため、高い励振成分除
去比(S/N比)が得られる。
(3)振動子本体30に、振動子31,32の軸に直角方向
に、第4図に示すごとき、歪みε(例えば、静圧下の
発生歪み)が加わると、従来例の振動子本30では、連結
梁33のために、第4図(A)の破線の様な変形を生じ、
第1振動子31,第2振動子32の固有振動数が変化すると
いう問題があった。
しかし、本発明では、第4図(B)の破線の様な変形を
生じ、誤差を生じない。
なお、上記トランスデューサはシリコンの弾性率の温度
係数によってその振動周波数が変化するので、圧力計の
ほかに真空容器に収納して温度計として利用できるほ
か、密度計としても利用することができる。
<発明の効果> 以上説明したように、本発明は、シリコン単結晶の基板
上に設けられたシリコン単結晶材よりなる振動子本体
と、該振動子本体を励振する励振手段と、前記振動子本
体の励振された振動を検出する振動検出手段とを具備す
る振動形半導体トランスデューサにおいて、 両端が前記基板に固定され互いに平行に配置され長さと
幅と厚さがほぼ等しい第1振動子と第2振動子とを備え
る振動子本体と、該振動子本体に直交する直流磁界を加
え第1振動子の両端に交流電流を流して磁気誘導作用に
より振動子を磁界と電流に直交する方向に励振する励振
手段と、前記第2振動子の両端に発生する起電力を検出
し自励振するに必要なゲインを付与する増幅器と必要な
位相を与えるフイルターとを具備し前記振動子本体の固
有振動数で自励発振が持続するように構成された振動検
出手段とを具備してなる振動形半導体トランスデューサ
を構成した。
この結果、基板に加わった外力が検出出来る。
しかして、 (1)振動子本体の形状が2本の振動子のみとなり、従
来例の様な連結梁が無くなったために、製造プロセスの
歩留が大幅に向上する。
(2)励振電流を流す第1振動子と、第2振動子は電気
的に完全に、絶縁されているため、高い励振成分除去比
(S/N比)が得られる。
(3)振動子本体に、振動子の軸に直角方向に、、歪み
(例えば、静圧下の発生歪み)が加わると、従来例の振
動子本体では、連結梁のために、第1振動子第2振動子
の固有振動数が変化するという問題があった。
しかし、本発明では、誤差を生じない。
従って、本発明によれば、S/N比が高く、自励発振を安
定に起こす事ができ安価な振動形半導体トランスデュー
サを実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の原理的要部構成説明図、第
2図は実際使用例の要部構成説明図で、第3図は第2図
のB−B断面図、第4図は第1図の動作説明図、第5図
〜第8図は従来より一般に使用されている従来例の構成
説明図で、第5図はトランスデューサを圧力計として構
成した斜視図、第6図は第5図におけるA部の拡大平面
図に電気配線を施した図、第7図は第6図のA−A断面
図、第8図は第6図を電気回路で示した図、第9図〜第
12図は特願昭62−272653号の構成説明図である。 10……基板、11……ダイアフラム、13……磁石、30……
振動子本体、31……第1振動子、32……第2振動子、40
……励振手段、41……入力トランス、42……入力端子、
50……振動検出手段、51……出力トランス、52……増幅
器、53……出力端子、60……シエル、61……真空室、62
……隙間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 隆 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 渡辺 哲也 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 西川 直 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (72)発明者 吉田 隆司 東京都武蔵野市中町2丁目9番32号 横河 電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−63828(JP,A) 特開 昭62−288542(JP,A) 特開 昭60−186725(JP,A) 特開 昭61−221631(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリコン単結晶の基板上に設けられたシリ
    コン単結晶材よりなる振動子本体と、該振動子本体を励
    振する励振手段と、前記振動子本体の励振された振動を
    検出する振動検出手段とを具備する振動形半導体トラン
    スデューサにおいて、 両端が前記基板に固定され互いに平行に配置され長さと
    幅と厚さがほぼ等しい第1振動子と第2振動子とを備え
    る振動子本体と、該振動子本体に直交する直流磁界を加
    え第1振動子の両端に交流電流を流して磁気誘導作用に
    より振動子を磁界と電流に直交する方向に励振する励振
    手段と、前記第2振動子の両端に発生する起電力を検出
    し自励振するに必要なゲインを付与する増幅器と必要な
    位相を与えるフィルターとを具備し前記振動子本体の固
    有振動数で自励発振が持続するように構成された振動検
    出手段とを具備してなる振動形半導体トランスデュー
    サ。
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