JPH0236274A - 被覆顔料およびその製造方法 - Google Patents

被覆顔料およびその製造方法

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JPH0236274A
JPH0236274A JP18576588A JP18576588A JPH0236274A JP H0236274 A JPH0236274 A JP H0236274A JP 18576588 A JP18576588 A JP 18576588A JP 18576588 A JP18576588 A JP 18576588A JP H0236274 A JPH0236274 A JP H0236274A
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magnesium aluminosilicate
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magnesium
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Akira Tsugita
次田 章
Tatsu Miyamoto
達 宮本
Kenji Mori
憲治 森
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Kanebo Ltd
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  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は鱗片状無機t5)体の粒子表面が、結晶質アル
ミノケイ酸マグネシウム及び/又は非晶質アルミノケイ
酸マグネシウムによって被覆されている被覆顔料および
その製造方法に関する。
更に詳しくは、特性として15〜60℃での遠赤外線放
射率が高く、水、有機溶媒、オイル、高分子物質への分
散性が良く、皮膚(肌)の上に塗着すると良好な進展性
(伸び)と付着性(付き)を発圧する被覆顔料およびそ
の製造方法に関する。
(従来の技術) アルミノケイ酸マグネシウムのうち工業的に利用されて
いる代表的鉱物にコージーライト(M B tA 1e
as iso+s)がある、コージーライトは、遠赤外
線放射率が高いセラミックスであることが知られている
。また、遠赤外線を人体に照射すると、表皮で吸収され
、熱振動に変換され、真皮の毛細血管を刺激して血行を
促進し、新陳代謝を活発にすることが知られている。そ
のため、コージ−ライトは遠赤外線ヒーターなどの遠赤
外線放射体に、高温で成型されて使用されている。
一方、コージーライトは、15〜60℃においても、遠
赤外線放射率が高(、従って、これを化粧料や繊維に配
合すれば保温効果や血行促進作用が発現されろことが期
待できる。しかし一般にコージーライトは、タルク(3
MgO・4StOz・I4□O)とカオリン(AltO
i・2SiOz・2 )120)とマグネサイト(M 
g COx )とを混合し、1400’で焼成したもの
を粉砕して得られるものなので、粒子の形が角ぼってお
り、大きさも捲めて不ぞろいである。従って、コージー
ライ)・は遠赤外線放射率が高いものの、皮膚の上での
進展性や付着性が悪く、化粧料には配合しにくかった。
また、水系、油深化粧料や合成繊維。
プラスチックス等に配合する場合、それらへの分散性が
悪い欠点があった。また、ゾル−ゲル法で調製される超
微粒子状(長さ0,5μm以下、幅0゜05μm以下)
のコージーライトも市販されているが、この1mm粒子
コンジ−ライト撓めてかさ高く微風でも舞い上がるので
、化粧料や合成繊維プラスチックスに配合する工場にお
いて穫めて取り扱いにくい、また、粉体化粧料に用いる
とFA飛びしやすい欠点を示す。
(本発明が解決しようとする問題点) 本発明は、従来のコージーライトの技術上の難点を悉(
解消したものであって、その目的は、1l115〜60
℃で高い遠赤外線放射率を示す特性、(2)水、有機溶
媒、オイル、高分子物質への良好な分散性を示す特性、
(3)皮膚(肌)の上に塗着すると、良好な伸展性と付
着性を示す特性を併せ持った新規で有用なる被覆顔料、
及びその製造方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明者らは、上記目的を達成するため、鋭意研究した
結果、遠赤外線放射率の低い鱗片状無機粉体の表面にア
ルミノケイ酸マグネシウムを被覆させると、得られた被
覆↑5)体の遠赤外線放射率はコージーライト又はアル
ミノケイ酸マグネシウムと同様に高い値になり、しかも
水、有機溶媒、オイル、高分子物質への分散性が高く、
皮膚上での伸展性、付着性が良好になることを見出し、
本発明を完成するに至った。
すなわち、第一の発明は、鱗片状無機粉体の表面が結晶
質アルミノケイ酸マグネシウム及び/又は非晶質のアル
ミノケイ酸マグネシウムで被覆されていることを特(牧
とする被覆顔料である。第二の発明は、鱗片状無機t5
)体の懸濁水溶液中にアルカリ水l容液を加えて、液性
をpH9〜11に保ちながら、(イ)ケイ酸ナトリウム
水溶液、(ロ)マグネシウム塩の水溶液、(ハ)アルミ
ニウム塩の水溶液を加えることによって鱗片状無機粉体
表面にアルミノケイ酸マグネシウム永和物を沈着し、次
いで得られた粉体を乾燥した後焼成することによって鱗
片状無機粉体の表面が結晶質のアルミノケイ酸マグネシ
ウム及び/又は非晶質のアルミノケイ酸マグネシウムで
被覆されていることを特徴とする被覆顔料を製造する方
法である。
本発明の被覆粉体の基体を構成している、鱗片状無機む
)体としては、例えば、雲母、セリサイトタルク5カオ
リン、硫酸バリウム、窒化ホウ素板状酸化チタン、板状
アルミナ、モンモリロナイト、ヘクトライト、サボナイ
ト等を挙げることができる。
本発明に用いるこれらの鱗片状無機粉体の粒径は、通常
1〜100μmの範囲が好適である。
後述の本発明の製造方法によって得られる被覆顔料の被
覆物質である結晶質のアルミノケイ酸マグネシウムとし
ては、α−M g z A j! a S I s O
(コージーライト)、β−M g tA 1 aS i
 50(インシアライト) 、  M gA lzs 
i ao+tM B A 1ts iso+o、M g
yA 1ts lz。
(バイロープ) 、 M g A j!4s iio+
i、  M (:zA 14 S ! O+。、M g
A la、S :aO+sなどが挙げられる。これらの
生成はX線回折分析によりuI LWされる。
また、後述の本発明の製造方法によって得られる被覆顔
料の被覆物質である非晶質のアルミノケイ酸マグネシウ
ムの示性式を(MgO)x(AltOi)  Y  (
S i Ol)  zとすると、x、y、zの範囲は、 15 ≦ X ≦ 50.10  ≦ y ≦ 451
5 ≦ 2 ≦ 70 で示される。
結晶質及び/又は非晶質のアルミノケイ酸マグネシウム
の量は、咳被rw顔料の総量を基準として5〜60重1
%が好ましい、上記のアルミノケイ酸マグネシウムの比
率が5重量%未満であると、得られた被覆粉体の遠赤外
線放射率が低くなるので好ましくない、上記のアルミノ
ケイ酸マグネシウムの比率が60重量%を超えると、皮
膚上での伸展性、付着性が悪くなるので好ましくない。
次に、′LM造方法について述べる。鱗片状無機粉体は
イオン交換水などの精製水中に3〜20重量%になるよ
うに加え、撹拌機にて分散する。
本発明の被覆わ)体の製造において用いられるマグネシ
ウム塩としては硫酸マグネシウム、硝酸マグネシウム、
塩化マグネシウム等を挙げることができる。また、アル
ミニウム塩としては、硫酸アルミニウム、硝酸アルミニ
ウム、塩化アルミニウム、カリウムミョウバン、アンモ
ニウムミョウバンなどを挙げることができる。
液性をp 119〜11に保つために用いるアルカリ剤
としてはアンモニア水、水酸化ナトリウム。
水酸化カリウムなどを挙げることができるが、アンモニ
ア水が最も好ましい。
たとえばマグネシウム塩として硫酸マグネシウムをまた
、水溶性アルミニウム塩として硫酸アルミニウムを、ア
ルカリ剤としてアンモニア水を用い、示性式がM g 
zA 1 aS i so+aで示されるアルミノケイ
酸マグネシウムを鱗片状無機↑5)体表面上に沈若させ
る場合の反応式は次の通りである。
2  M  B  S  Oa +  2  A  1
  z  (S  Oa )  :l +5NatS1
0.+6NH,OH+XH!○→Mg□八las 1s
olaへXH,O+3(NH4)zsOa+5Nazs
Oa+311.0M  gzA  1aS  i  s
O+    X HzOMgxA las i so+
g・XH,Oはアルミノケイ酸マグネシウム永和物を、
また、 M giA 1as iso+tは結晶質又は非晶質の
コージーライトを表わす。
(イ)ケ・イ酸ナトリウム水溶液、(ロ)硫酸マグネシ
ウム水?lL(ハ)硫酸アルミニウム水溶液は、例えば
MgxA6aS lso+*・XH!Oの均−組成物が
鱗片状無機粉体表面に被覆されていく必要上、個別に用
意しくイ)、(ロ)、(ハ)を同時に鱗片状無機粉体の
懸濁水?8液に加える。ただし、(ロ)と(ハ)は−緒
に混ぜたものを用いても支障がない、(イ)、(ロ)、
(ハ)の送液(投入)速度は、定流量ポンプによってコ
ントロールする。たとえば同時に添加するケイ酸ナトリ
ウム水溶液、硫酸マグネシウム水溶液、硫酸アルミニウ
ム水ン容ン夜の4度をイ反にl m o A / lと
するとき、各溶液の投入速度比は、(11式の反応がち
ょうど生しるように5:2:2とする。また投入は、3
0分〜2時間かけて行う。
その間、アルカリ剤の投入速度は、反応)8液のpHが
9〜11を保つように適宜調節する。
投入終了後、必要に応じて撹(↑を続行し熟成を行なう
0次に通常の方法で濾過、水洗、乾燥、解砕し、更に次
の焼成を行う、焼成温度を600〜800℃とすると、
被i層は、X線回折測定によりピークが見出されないこ
とから非晶質である。
また、焼成In度を900℃とすると、被覆層は非晶質
アルミノケイ酸マグネシウムとコージーライト(結晶質
)の混合物となる。1000℃とすると、被覆層は場合
により非晶質のアルミノケイ酸マグネシウム、コージー
ライト、 M gzA j!asi*Olコ、MgAj
!!5i40□の一種又は二種以上の混合物となる。
焼成l、!!度が1100℃を超えると、被覆粉体の粒
子同士の焼結、融合が生じ、水、有機溶媒、オイル、高
分子物質への分散性が悪くなり、又化粧料に適用したと
き皮膚上での伸展性、付着性も悪くなる傾向にあるので
、焼結温度は1100℃未満が好ましい。
(発明の効果) 本発明の被覆顔料は、被覆層が結晶質及び/又は3F+
¥7IHのアルミノケイ酸マグ7シウムから成っている
ので、遠赤外線放射性が高い、これは、遠赤外線の放射
が物体の最り1表面から起こること、結晶質及び/又は
非晶質のアルミノケイ酸マグネシウムの遠赤外線放射率
が高いことに起因する。
本発明の被覆顔才4は、遠赤外線放射特性を除き、基体
の鱗片状$5)体の性質をぞのまま兼ね備えているもの
である。すなわら、水、打機ン容媒、オイル。
高分子物質への分散性や皮膚上での伸展性、付着性が良
好である。
本発明の被IWσI’l f4は、化粧品9合成繊維、
ポリマーフィルム等に配合し適用される。これにより温
熱効果をもった化粧品や衣r1品、鮮度保持効果を持っ
た食品用包装フィルムの製造が可能である。
(実施例) 実施例に記載の測定及び評価方法は以下の通りである。
(1)  わ)体の遠赤外線放射性の測定粉体1gをプ
レスし、2c mφ、厚さ5mmの錠剤を作製した。こ
れを、B ruker製のFTIr?W置(IFS−1
13V型)の試料部にセットし、実体をD照試料とし、
60゛Cにて放!lI率を測定した。測定した黒体の発
光がP 1ankの式に従い、かつ60℃と33℃の放
射率が同じである、と仮定し、33°CでのP 1an
kの式に各試C+の放射率を掛けたものを試料の発光強
度分布とした。
試料の遠赤外線放射率(ε)は次のようにして求めた。
波長4〜20μmの範囲における黒体及び試料の発光エ
ネルギー分布曲線とべ一ノ、ラインの囲む面積をそれぞ
れA、及び人、とするとき、ε−(As/Ah)X I
 O”より求められる。εの値より次のように遠赤外線
放射性を評価した。
ε (%)    遠赤外線放射性 92%を超える      0 85〜92%        へ 85%未満        × (2)  皮膚表面での伸展性及び付着性の評価顔料の
化粧料(粉白↑5)等)として必要な性能である皮膚表
面での伸展性(のびのよさ)および皮膚表面に対する付
着性(つきのよさ)について、実用テスト(専門検査員
10人)により調べた。スコアは掻めて良い(5点)、
良い(4点) 、 %)’通(3点)、悪い(2点)、
極めて悪い(1点)の5段階とし、10名のスコアの平
均値を求め、次のように表示した。
3.8を超える 2、5〜3.8 ○ Δ (3)  溶媒への分散性評価 各ネスラー管に粉体5. Ogを取り、それぞれに水、
り(コロホルム又はオリーブ油を加え、全量を100r
r+j!とする。それぞれ10回上下に振り混ぜた後、
超音波洗浄器で3分間分散する。
30分外方後、生成した上澄の土石の量から次のように
分散性を評価する。
20%未満        0 20〜40 %              △40%
を超える      × (4)  ナイロン6への分散性評価 下記方法により本発明の被覆粉体のナイロン6への分散
性を試験した。100mfの試験管中に、ε−カブロラ
ムクム45gを加える。これとは別に、20m1三角フ
ラスコ中に、ε−カプロラクタム5g、水2.5 g 
、粉2.5gを加え、超音波洗浄器で3分間分散させる
。この中味を全量試験管中に添加後、窒素ガス導入管と
tJ¥出管を取り付けたゴム栓、を試験管に装着する。
導入管、排出管の下部は試験管内の液面よりも上部に設
定する。この試験管をオイルバスにて加熱し、試験管内
の液温を220 ’Cにコントロールし、重合反応を行
わせる。管内の対流により、わ)体は攪拌される。2時
間後、試験管をオイルバスから出し放冷する。その後、
試験管を破壊し、ポリマ一部を取り出し、そこから切片
を切り取り、それぞれ液体窒素で凍結後割断し、その断
面を走査型電子顕微鏡で観察し、次のように粉体の分散
性を評価する。
分散状態       評 価 均−微細に分散      ○ ややa集体がある     △ 凝集体が多い       × 実施例1 粒径10μmの雲母100gを水2. OI!にiQ、
 i9させ、これに撹拌下に+11硫酸マグ皐シウム(
M g Oとして8.06 g )及び硫酸アルミニウ
ム(A 1 z Osとして20.4 g )をt6解
した水ン容ン夜400 m l 、(21ケイ酸ナトリ
ウム(SiO2として30、Og)水溶液400mlを
それぞれlOm l / m i nの速度で投入する
。これと同時に(3)2Nアンモニア水7容7夜を、p
H力< 10.2±0.3を保つような投入速度で添加
する0反応終了後、濾過、水洗、乾燥する。800℃で
2hr焼成して非晶質アルミノケイ酸マグネシウム(平
均組成M [T HA 1 aS i 50+11)被
覆雲母ヲ得り。被覆物質の比率は被覆わ)体聡量を基準
にして37%である。
実施例2 焼成温度を900℃で2hr行うほかは実施例1と同様
にして非晶質アルミノケイ酸マグネシウムとコージーラ
イトの混合物被覆雲母を得た。
実施例3〜7 表1に示すように+11基質、(2)被覆物質の平均組
成すなわち(M g O) X (A 1gos) Y
 (S i Ox) 2におけるx、y、z値、(3)
被覆顔料総量を基準としたときの被覆物質の比率、(4
)焼成温度を定める他は実施例1と同様にして種々のア
ルミノケイ酸(わ)体特性の試験結果) 実施例1〜7の被覆わ)体、結晶コージーライトへ(焼
結物を粉砕した平均粒径10.17 mのもの)ゾルゲ
ル法で製造した結晶コージライ)B(長さ0.2μm、
輻0.02μmのもの)及び雲母(平均粒径IOμrn
Oもの)の特性評価を行ない、その表2及び3に示す結
果から明らかなように、本発明の被Nt顔ギ、1は、常
温で高い遠赤外線放射率を示し水、有N i8媒、オイ
ル、ポリマーへの分散性が良好で、かつ皮膚表面での伸
展性と付着性に侵れる等、その作用効果は顕著である。
従って本発明は化粧料1合成繊維、ポリマーフィルム等
に有用なる被覆顔料を提供するものである。
次にわ)体の33°C(皮膚lA )における発光エネ
ルギー分布図を図−1に示す、実施例1の非晶質アルミ
ノケイ酸マグネシウム被yi雪母が、雲母に比べて高い
遠赤外線発光強度分布を示すことが明瞭である。前述の
方法により遠赤外線放射率を求めると、非晶質アルミノ
ケイ酸マグネシウム被覆雲1’QM0.94.雲母が0
.81となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、粉体の33℃における遠赤外線の発光エネル
ギー分布図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鱗片状無機粉体の表面が結晶質のアルミノケイ酸
    マグネシウム及び/又は非晶質のアルミノケイ酸マグネ
    シウムで被覆されていることを特徴とする被覆顔料。
  2. (2)鱗片状無機粉体の懸濁水溶液中にアルカリ水溶液
    を加えて、液性をpH9〜11に保ちながら(イ)ケイ
    酸ナトリウム水溶液、 (ロ)マグネシウム塩の水溶液、 (ハ)アルミニウム塩の水溶液を加えることによって鱗
    片状無機粉体表面にアルミノケイ酸マグネシウム水和物
    を沈着し、次いで得られた粉体を乾燥した後焼成するこ
    とによって鱗片状無機粉体の表面が結晶質のアルミノケ
    イ酸マグネシウム及び/又は非晶質のアルミノケイ酸マ
    グネシウムで被覆されていることを特徴とする被覆顔料
    を製造する方法。
JP18576588A 1988-07-26 1988-07-26 被覆顔料およびその製造方法 Pending JPH0236274A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2687162A1 (fr) * 1992-02-07 1993-08-13 Merck Patent Gmbh Pigments a l'etat de tablettes, leur preparation et leurs utilisations.
CN104650907A (zh) * 2015-02-11 2015-05-27 浙江科技学院 一种led用红色荧光粉及其制备方法
CN107249549A (zh) * 2015-02-17 2017-10-13 捷鸥化妆品株式会社 化妆料

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