JPH0235690Y2 - - Google Patents

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JPH0235690Y2
JPH0235690Y2 JP1984040462U JP4046284U JPH0235690Y2 JP H0235690 Y2 JPH0235690 Y2 JP H0235690Y2 JP 1984040462 U JP1984040462 U JP 1984040462U JP 4046284 U JP4046284 U JP 4046284U JP H0235690 Y2 JPH0235690 Y2 JP H0235690Y2
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JP
Japan
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shaft
slide shaft
slide
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JP1984040462U
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JPS60154320U (ja
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  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ワーク反転装置に係り、さらに詳し
くは、オイルシール等のワークをつかみ、つかん
だままワークを天地逆に180度反転させ、反転後、
ワークを釈放する供給搬送技術の自動機械化に関
するものである。
オイルシールを製造するに際して、該オイルシ
ールの仕上げをするために、プレスより排出され
た製品ワークを、ベルトコンベア上で天地逆に反
転させてその後の仕上げ工程ラインへ送り込む場
合がある。また、ある種のオイルシールについて
は、あたかも独楽のごとく軸心上にゴム製の煙突
バリが生じるため、搬送用のコンベアを2本ベル
トにし、並走する該2本のベルト間の隙間にこの
煙突バリを逃がして搬送する。この種のオイルシ
ールもコンベア上で反転させる場合があるが、と
くに前記煙突バリがコンベアに引掛からないよう
に、コンベアの進行方向と当該製品ワークの反転
方向を整合させる必要がある。
本考案のワーク反転装置は、主に、上記諸場合
に利用させることを想定して案出されたものであ
つて、比較的に簡単な構造になり、廉価に製造さ
れるとともに、故障が少なく確実に作動して上記
作業の能率化を図ることを目的とする。
本考案のワーク反転装置は、上記目的を達成す
るため、略筒状を呈す回転軸と第1スライド軸お
よび第2スライド軸の3軸を同心上に重合配設
し、該3軸を同時回転させるべく相対的な回り止
め機構を設けるとともに、最外周に位置する回転
軸に対して第1および第2の両スライド軸を各々
別個に軸方向移動可能とし、該両スライド軸の先
端にワークを掴持・釈放する一対のつかみ部を設
け、さらに該両スライド軸の間に、一方のスライ
ド軸が駆動源の作動により軸方向一方へ向けて移
動するときに他方のスライド軸を軸方向他方(反
対方向)へ移動させるリンク機構を設けたこと
を、その基本的構成とし、さらに前記リンク機構
を、3軸のそれぞれに互いに略径方向に並ぶリン
ク設定空間を設けるとともに第1スライド軸に回
転軸の外側へ延びる連結部を設け、リンク設定空
間に一端を挿入した1本のリンクロツドを有し、
該リンクロツドの一端近傍を第2スライド軸に、
同他端近傍を連結部に、長手方向略中央部を回転
軸にそれぞれ回転自在に係着し、さらにこのリン
クロツドの3箇所の係着部のうちの任意の2箇所
の係着部をリンクロツドの略長手方向にスライド
自在とする構成とした。上記構成になるワーク反
転装置は、前記3軸を同時回転させる第1の駆動
源と、両スライド軸を軸方向に進退させる第2の
駆動源とに連結され、ワークを移送するコンベア
の進行方向に対して前記3軸の軸心を直角度に配
して使用される。
以下、本考案のワーク反転装置の一実施例を図
面にしたがつて説明する。すなわち、第1図およ
び第2図において、符号1は、ハウジング2に対
しベアリング3,3を介して回転自在に担持され
た略筒状の回転軸であつて、該回転軸1内周に、
スライドブツシユ4,4を介して略筒状の第1ス
ライド軸5が担持されている。前記回転軸1は、
ハウジング2に対して図示しない適当な手段によ
り軸方向の移動を阻止され、ただ円周方向に回転
する。また該回転軸1の内周面には、軸方向に延
びる溝1aが形成され、該溝1aに対し、第1ス
ライド軸5外周面に突設したキー6が係合されて
いる。これにより第1のスライド軸5は、回転軸
1に従動回転し、ただ軸方向に移動可能になる。
7は、前記第1スライド軸5の内周に、スライド
ブツシユ8,8を介して担持された中実円柱形の
第2スライド軸であり、外周面に突設したキー9
を第1スライド軸5内周面に形成した溝5aに係
合し、回転軸1に対する第1スライド軸5の関係
と同様に、第1スライド軸5に対して従動回転
し、ただ相対的に軸方向移動可能になる。この第
2スライド軸7の略中程には、直径方向に貫通す
る孔7bが穿設され、また前記回転軸1と第1ス
ライド軸5にも、前記孔7bの貫通方向の延長位
置に、各々、孔1b,5bが穿設されている。こ
の各孔1b,5b,7bはリンクロツド10を挿
入する挿入空間として形成されたものであり、す
なわち、一端を前記第2スライド軸7の孔7b内
に回転自在に係着した1本の棒状のリンクロツド
10が、回転軸1と第1スライド軸5の各孔1
b,5b内に揺動自在に挿入され、その他端を、
第1スライド軸5の後端から延びる連結部11の
先端に回動自在に係着され、長手方向の略中央部
を回転軸1に回転自在に係着されており、第2ス
ライド軸7が軸方向一方に移動したときに、第1
スライド軸5を他方に移動させる一種のリンク機
構を構成している。第2スライド軸7、連結部1
1および回転軸1に対するリンクロツド10の3
箇所の係着部のうちの少なくとも2箇所(図では
連結部11および回転軸1に対するもの)はそれ
ぞれ長孔を形成するなどしてリンクロツド10の
略長手方向に沿つてスライド自在に設定されてお
り、これにより各軸1,5,7は作動時に径方向
にぶれて作動不良を生じることなく軸方向に円滑
に移動する。また12aと12bは、前記第1お
よび第2スライド軸5,7の先端に軸方向に対向
して設けられた一対のつかみ部、13は第1スラ
イド軸5後端と第2スライド軸7の後端部に固着
された押し板14との間に縮設されたコイルスプ
リングであつて、さらに回転軸1の外周には所要
のピツチを備えた歯車15が同心上に固着されて
いる。また16は、該歯車15に噛合する歯車1
17を回転軸18の先端に取り付けたモータ、1
9は、前記コイルスプリング13の弾性力と共働
して第2のスライド軸7を軸方向に移動させるエ
アシリンダである。
つぎに、上記構成になるワーク反転装置の作動
を説明すると、当該装置は、まず、前述したよう
にワークを移送するコンベアの進行方向に対し
て、その軸心を直交すべく配置されるとともに、
かつ、つかみ部12a,12bがコンベアの真上
に位置するように配置される。ワークをつかむ前
において前記エアシリンダ19のロツド20は図
上左方へ突出し、第2スライド軸7をストローク
左端限に位置せしめ、つかみ部12a,12bを
解放状態にしておく。この状態で、ワークがつか
み部12a,12bの間まで移送されて来ると同
時に、エアシリンダ19のロツド20を引き込
み、コイルスプリング13の弾性によつて第2ス
ライド軸7を図上右方向へ移動させる。するとこ
の移動と同期して、前記リンク機構の作動によつ
て第1スライド軸5が図上左方向へ移動し、つか
み部12a,12bの間隔を両方向から狭め、ワ
ークをつかむ。つぎに前記モータ16を駆動さ
せ、歯車17,15を介して、前記3軸1,5,
7を180度反転させる。ついで再び、エアシリン
ダ19を作動させてロツド20を突出させ両スラ
イド軸5,7を移動させることによりワークを釈
放させ、当該ワークの反転作業を終了する。
したがつて上記ワーク反転装置によれば、リン
クロツド10の長さや軸着位置等を調整して、第
1および第2スライド軸7の移動ストロークを一
致させることにより、コンベアの進行方向に対し
て、容易にワークをつかむ位置と釈放する位置を
整合させることができる。
本考案のワーク反転装置は以上説明したよう
に、回転軸と第1ならびに第2スライド軸を同心
上に重合配設してなり、リンク機構による両スラ
イド軸の軸方向移動と前記3軸の同時回転との組
み合わせにより比較的簡単な構造と作動によつて
ワークを反転させるものであつて、故障しにくく
廉価に製造することができる。特にリンク機構は
1本のリンクロツドを備えるだけで互いに同心に
重合された第1および第2のスライド軸を対称的
に移動させることができ、その構造と作動はきわ
めめて簡単で故障しにくく容易にかつ廉価に製造
できるなどきわめて実用価値の高いものである。
このリンクロツドの係着部のうちの任意の2箇所
は作動に伴なつてスライドするように構成されて
おり、これにより各軸は径方向にぶれることなく
軸方向に円滑に移動してその作動を全うし、ワー
クを確実に掴持・釈放する。したがつて本考案の
装置は特にオイルシールなど軸方向の厚さの薄い
円環または円盤状のものを対象とするのに適して
おり、該ワークの径寸法の大小に拘わらず該ワー
クを確実に掴んで反転させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るワーク反転装
置の断面図、第2図は第1図における−線断
面図である。 1……回転軸、1a,5a……溝、1b,5
b,7b……孔、2……ハウジング、3……ベア
リング、4,8……スライドブツシユ、5……第
1スライド軸、6,9……キー、7……第2スラ
イド軸、10……リンクロツド、11……連結
部、12a,12b……つかみ部、13……コイ
ルスプリング、14……押し板、15,17……
歯車、16……モータ、19……エアシリンダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング2に対して軸方向の移動を阻止さ
    れ、かつ回転駆動源16に接続されて円周方向に
    回転自在になる略筒状の回転軸1と、該回転軸1
    の内周に担持され、該回転軸1に対して従動回転
    するとともに軸方向に移動可能になる略筒状の第
    1スライド軸5と、該第1スライド軸5の内周に
    担持され、該第1スライド軸5に対して従動回転
    するとともに軸方向に移動可能になる第2スライ
    ド軸7の3軸を有し、前記3軸1,5,7のそれ
    ぞれに互いに略径方向に並ぶリンク設定空間1
    b,5b,7bを設け、前記第1スライド軸5に
    前記回転軸1の外側に延びる連結部11を設け、
    前記リンク設定空間1b,5b,7bに一端を挿
    入した1本のリンクロツド10を有し、該リンク
    ロツド10の一端近傍を前記第2スライド軸7に
    回転自在に係着し、同他端近傍を前記連結部11
    に回転自在に係着するとともに長手方向略中央部
    を前記回転軸1に回転自在に係着し、前記リンク
    ロツド10の前記3箇所の係着部のうち任意の2
    箇所の係着部を前記リンクロツド10の略長手方
    向にスライド自在に設定し、さらに前記第1スラ
    イド軸5と第2スライド軸7に軸方向に対向する
    1対のつかみ部12a,12bをそれぞれ設けた
    ワーク反転装置。
JP4046284U 1984-03-23 1984-03-23 ワーク反転装置 Granted JPS60154320U (ja)

Priority Applications (1)

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JP4046284U JPS60154320U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 ワーク反転装置

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JP4046284U JPS60154320U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 ワーク反転装置

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Publication Number Publication Date
JPS60154320U JPS60154320U (ja) 1985-10-15
JPH0235690Y2 true JPH0235690Y2 (ja) 1990-09-28

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ID=30549366

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JP4046284U Granted JPS60154320U (ja) 1984-03-23 1984-03-23 ワーク反転装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5035450A (ja) * 1973-07-31 1975-04-04
JPS584389B2 (ja) * 1976-04-07 1983-01-26 鹿島建設株式会社 運搬作業自動記録装置

Family Cites Families (1)

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JPS584389U (ja) * 1981-06-30 1983-01-12 富士通株式会社 ハンド

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JPS60154320U (ja) 1985-10-15

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