JPS6135394Y2 - - Google Patents

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JPS6135394Y2
JPS6135394Y2 JP7122479U JP7122479U JPS6135394Y2 JP S6135394 Y2 JPS6135394 Y2 JP S6135394Y2 JP 7122479 U JP7122479 U JP 7122479U JP 7122479 U JP7122479 U JP 7122479U JP S6135394 Y2 JPS6135394 Y2 JP S6135394Y2
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JP
Japan
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cam
pin
piston
rotating shaft
copying
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JP7122479U
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JPS55175041U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、往復駆動式の分割回転装置に関し、
とくに割出しテーブル、定寸送りあるいは歩進コ
ンベア等の駆動に適するものである。
一般に分割式の回転装置は、回転駆動部と割出
し位置決め部とに区分されそれぞれ合体して用い
られている。例えば回転駆動部はモータ、ブレー
キおよびクラツチの組合せを用い割出し位置決め
部にはラチエツト機構あるいはゼネバ機構を用い
るものがある。このように従来の装置は種々の機
構を組合せて用いるため、機構が複雑となり装置
全体が大型化し、小型化が困難であるとともに制
御も複雑となる。また、従来の装置ではクラツチ
およびブレーキなどの組合せにより慣性によるオ
ーバーランを防止しているものの摺動部の摩耗等
により精度不良を起し易いという問題がある。
本考案はこれら従来の問題を解決するとともに
機構が簡単でかつコンパクトな分割回転装置を提
供せんとするにある。
以下、本考案の詳細について図に示す実施例に
基づき説明する。
本考案の実施例装置は、第1図に示すように、
段部10を有する断面円形の内孔11を形成した
シリンダー状の本体ケース1、本体ケース1に支
持し一定方向のみ回転する回転軸2、回転軸2に
間欠回転を付与するカムピストン3および位置保
持用のピン4とからなる。すなわち、本体ケース
1の両端には蓋部材12,13を一体的かつ気密
に螺着して上記内孔11を外部と遮断する一つの
気密室に形成する。つぎに、本体ケース1には回
転軸2を支持せしめる。回転軸2はその主要部が
内孔11内に位置して内孔11と同軸的に設ける
とともにその両端を蓋部材12,13からそれぞ
れ外方に突出せしめて、該蓋部材12,13に回
転可能にベアリングを介して支持される。なお、
回転軸2は蓋部材13に支持される際、蓋部材1
3に内装した公知のカムクラツチ20を介して支
持される。カムクラツチ20は例えばカムとロー
ラの組合せにより一定方向のみの回転を可能と
し、他方向は固定保持する機能を備えたもので公
知である。而して、回転軸2は一定方向のみ回転
可能に支持され、反対方向は回転しないよう配設
せしめられる。また、回転軸2には、蓋部材12
に隣接する内孔11内の部分に回転伝達部材とし
てのフランジ21が形成してあるとともに、フラ
ンジ21には第2図に示すように位置保持用のピ
ン4の断面形状に適合する溝22が形成してあ
り、該ピン4を回転軸2の軸心と平行に第1図左
右方向に摺動可能に支持する。
つづいて、カムピストン3は回転軸2に同軸的
かつ摺動自在に装着するとともに本体ケース1の
内孔11の大径部に配設し、大径部内を摺動可能
に設ける。而して、カムピストン3は内孔11を
2つの気密な室A,Bに区画するとともにそれぞ
れの区画された室A,Bには圧縮空気供給源(図
示せず)に連結する連結口14,15を設ける。
また、カムピストン3には第3図に示すように室
B側にカム面30が形成してある。カム面30は
円筒状の面に切欠き部を設けて形成するもので、
円周を四等分する位置にそれぞれ設けた、第1図
左右方向、すなわち回転軸2の軸心と平行な直接
部31と、直接部31の1つの開放端部30aと
次の直線部31の閉端部30bとを連結する傾斜
部32とを交互に連結して形成される。なお、本
体ケース1には内孔11の室B内に突出し、上記
カムピストン3のカム面30と係合可能な倣いピ
ン5を固着する。倣いピン5は第3図に示すよう
に、カム面30の直線部31と係合する直線部5
0と、同傾斜部32と係合する傾斜部51とが形
成してある。すなわち、カムピストン3は第1図
右方へ移動する際に、カム面30の傾斜部32と
倣いピン5の傾斜部51とが係合して回転しなが
ら移動すべく設けてあり、本実施例装置では1回
の移動に1/4回転するよう設けてある。また、カ
ムピストン3は、第1図左方へ移動する際にカム
面30の直線部31と倣いピン5の直線部50と
が係合して、回転軸2の軸心に沿つて直線的に移
動すべく配設してある。したがつて、カム面30
と倣いピン5とで倣いカム機構が構成される。
つぎに、カムピストン3には、内孔11の小径
部側すなわち室A内に突出する位置保持用のピン
4が回転軸2の軸心と平行に固着してある。ま
た、該ピン4は前述のごとく回転軸2に設けたフ
ランジ21の溝22に摺動自在に支持してある。
したがつて、ピン4は第1図左右方向には自在に
摺動するものの、回転軸2の回転方向にはピン4
と回転軸2とが一体になつて回転すべく設けてあ
る。なお、ピン4の先端部40には傾斜面が形成
してある。一方、ピン4と対向する蓋部材12に
はピン4を一時的に固定保持して係止するため
に、回転軸2の軸心を中心として同一円周上に4
つの位置決め孔6が等間隔で設けてあり、位置決
め孔6が位置する円周はピン4が回転軸2の軸心
を中心として回転する際の円周と同一であるとと
もに位置決め孔6はピン4の断面に適合する形状
を有する。すなわち、ピン4と位置決め孔6とは
対向するとともにピン4は順次各位置決め孔6に
嵌合可能に設けてある。なお、位置決め孔6は第
1図および第2図にその一部が示される。
而して、本考案の実施例装置は上述のごとく回
転軸2に摺動自在に装着するカムピストン3を挾
んで、内孔11の室A側に位置決め用のピン4
を、また同室B側にカム面30をそれぞれ設けて
なり、それらの位置関係はピン4の先端部40の
傾斜面が若干位置決め孔6と係合しているとき、
カム面30と倣いピン5も若干係合する経過位置
を有する関係にある。また、ピン4が位置決め孔
6と完全な嵌合状態にあるとき、カム面30の開
放端部30aは第3図の二点鎖線で示すように倣
いピン5の傾斜部51と対向している。
つぎに、上記構成からなる本実施例装置の分割
回転の作動について説明する。まず、第1図の状
態、すなわちピン4が位置決め孔6と嵌合状態に
あり、かつカム面30と倣いピン5とが離脱状態
となつている時点において、室Bを大気に連通す
るとともに圧縮空気供給源(図示せず)から圧縮
空気を連結口14を介して内孔11の室A側に供
給すると、カムピストン3が回転軸2および内孔
11に支持されて、第1図右方へ移動させられ
る。而して、カムピストン3に固着するピン4も
カムピストン3とともに第1図右方へ移動して、
ピン4は位置決め孔6との嵌合を解除して離脱
し、回転軸2の溝22に支持されて回転軸2の軸
心に沿い第1図右方へ移動を続ける。
一方、カムピストン3に形成したカム面30
は、カムピストン3の第1図右方への移動によ
り、倣いピン5との係合を開始する。カム面30
と倣いピン5との係合は、前述のようにカム面3
0の開放端部30aと倣いピン5の傾斜部51と
が対向している関係上、必ずカム面30と倣いピ
ン5のそれぞれの傾斜面32,51が互に係合す
ることから始まる。すなわち、倣いピン5が本体
ケース1に固着されているので、カム面30の傾
斜部32と倣いピン5の傾斜部51の係合に応
じ、カムピストン3が第1図に示す矢印方向に回
転しながら同図右方へ移動し、その運動をカム面
30と倣いピン5の係合位置がカム面30の開放
端部30aから閉端部30bまで移動する間続け
る。而して、カムピストン3が移動しながら回転
するのでピン4がカムピストン3と同方向に移動
しながら回転する。したがつて、ピン4が溝22
と係合している関係上、ピン4が回転軸2に回転
力を付与し、回転軸2が第1図に示す矢印方向に
回転せしめられる。なお、カムピストン3が第1
図右端、すなわち、カム面30の閉端部30bが
倣いピン5と係合する位置まで移動したとき、前
述のごとくカムピストン3、ピン4および回転軸
2は1/4回転させられる。また、カム面30と倣
いピン5との係合位置が閉端部30bに位置する
ときには、傾斜部32と傾斜部51とが係合する
とともに直線部31と直線部50とが同時に係合
状態にあり、丁度カム面30の直線部31と傾斜
部32とで形成するクサビ空間に同クサビ状の倣
いピン5が嵌合状態となるとともにカムクラツチ
20の作用とも相俟つて、少なくとも室Aに圧縮
空気が供給されている限り、上記状態を保持す
る。
而して、つぎに室Aを大気に直通し圧縮空気を
連結口15を介して内孔11の室B側に供給する
と、カムピストン3は第1図左方へ移動する。そ
の際、カム面30と倣いピン5との係合は直線部
31と同50とが係合状態にあり、該係合によつ
てカムピストン3は回転することなく回転軸2の
軸心に沿つて直線的に第1図左方へ移動する。し
たがつて、ピン4は回転軸2に回転力を付与する
ことなく、溝22に案内されて第1図左方へ直線
的に移動し、1/4回転ずれた位置決め孔6に嵌着
せしめられる。すなわち、回転軸2は1/4回転し
た後ピン4と位置決め孔6との嵌着により同位置
を確実に保持せしめられ、分割回転が完了する。
なお、上述の分割回転において、確実な作動を
行うために、次の機構が作用している。まず、そ
の第1は、ピン4と位置決め孔6との係合とカム
面30と倣いピン5との係合が同時に存在する経
過位置があることである。すなわち、カムピスト
ン3が自由状態になることを防止している。つぎ
に、ピン4が位置決め孔6と同軸的に完全な嵌合
状態にあるときカム面30の開放端部30aは倣
いピン5の傾斜部51と対向する位置関係にある
点とともにカムクラツチ20を設けた点である。
すなわち、上記ピン4と位置決め孔6との完全な
嵌合状態から、カムピストン3が第1図右方へ移
動すると確実にカム面30と倣いピン5は傾斜部
32と51とが係合してカムピストン3に回転運
動を付与させる。その際、カムクラツチ20はカ
ムピストン3の第3図下方への回転を防止して、
上記カム面30と倣いピン5との係合が傾斜部3
2と51との係合から確実に始まることを保証す
る。一方、カムピストン3が第1図左方へ移動す
るときにはカム面30の直線部31と倣いピン5
の直線部50とが係合しているので、ピン4と位
置決め孔6との軸心は若干ずれた関係にある。し
かし、ピン4の先端部40に傾斜面すなわちカム
面が形成してあるので、該傾斜面に沿つてピン4
は確実に位置決め孔6と嵌合でき、カム面30と
倣いピン5との係合解除ののち最終的に同軸とな
る。しかも、軸心のずれた状態から同軸の状態に
移行することにより、カム面30の開放端部30
aは倣いピン5の傾斜部51と対向する位置へ移
動することが理解される。
以上のように、本考案の分割回転装置は、部品
点数が少なく機構が簡単であるとともに本体ケー
ス1内に全ての機構を収納できコンパクト設計が
可能である。また、圧縮空気等によるカムピスト
ン3の往復連動だけで回転軸2から分割回転が得
られるので、制御も簡単である。さらにピン4と
位置決め孔6との係合等メカ的係合により確実な
分割回転が得られるとともにカム面30の傾斜部
の長さ(傾斜角度)等カム形状の変更により、回
転速度の変更、分割数の変更などが自由にでき
る。
ちなみに、本考案の分割回転装置を用いれば、
単に分割回転のみならず、ワークの定寸送り、間
欠送りなど多方面に利用できるとともに制御が簡
単で大きさも自在に設定できるので実用上の効用
大である。
【図面の簡単な説明】
図はいずれも本考案の実施例装置を示す図で、
第1図は正面断面図、第2図は第1図中X−Xで
示す部分断面図、第3図はカムの関係を示す機構
図である。 1……本体ケース、2……回転軸、3……カム
ピストン、4……ピン、5……倣いピン、6……
位置決め孔、21……フランジ(回転伝達部
材)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シリンダー状の本体ケース1と、 この本体ケース1内に一方向クラツチ20によ
    り所定方向のみの回転が許容された回転軸2と、 本体ケース1の内孔11を気密な室A,Bに区
    画されるように配置され室A,B内に交互に供給
    される流体圧により軸方向に往復摺動するカムピ
    ストン3と、 カムピストン3および本体ケース1に設けられ
    互いに対向状態に位置しカムピストン3の往復摺
    動に伴い接離方向に移動し遭遇により協働してカ
    ムピストン3を回転させる倣いカム機構30,5
    と、 一端がカムピストン3に固定され他端がカムピ
    ストン3の往復変位に伴い本体ケース1側に形成
    された複数の凹部6内に選択的に配置されるピン
    4と、 カムピストン3の回転に伴いピン4を介して回
    転軸2に回転を伝達する回転伝達部材21と、 ピストンカムの回転開始時にピン4が凹部6内
    に位置する状態で同時に倣いカム機構30が倣い
    カム機構5に係合する状態を経由するように寸法
    関係が設定されていることとを具備して成る分割
    回転装置。
JP7122479U 1979-05-25 1979-05-25 Expired JPS6135394Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7122479U JPS6135394Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7122479U JPS6135394Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25

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Publication Number Publication Date
JPS55175041U JPS55175041U (ja) 1980-12-15
JPS6135394Y2 true JPS6135394Y2 (ja) 1986-10-15

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ID=29304929

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7122479U Expired JPS6135394Y2 (ja) 1979-05-25 1979-05-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102017115951A1 (de) * 2017-07-14 2019-01-17 J.G. WEISSER SöHNE GMBH & CO. KG Werkzeugwechselvorrichtung, Werkzeugmaschine mit einer solchen Werkzeugwechselvorrichtung und zugehöriges Verfahren

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JPS55175041U (ja) 1980-12-15

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