JPH0235185B2 - Fukugokannochojihohooyobisochi - Google Patents
FukugokannochojihohooyobisochiInfo
- Publication number
- JPH0235185B2 JPH0235185B2 JP4429883A JP4429883A JPH0235185B2 JP H0235185 B2 JPH0235185 B2 JP H0235185B2 JP 4429883 A JP4429883 A JP 4429883A JP 4429883 A JP4429883 A JP 4429883A JP H0235185 B2 JPH0235185 B2 JP H0235185B2
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- Japan
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- pipe
- joint
- joint pipe
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- Expired - Lifetime
Links
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Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は合成樹脂、金属などからなる内管の
外周面に耐火性無機質材料の被覆層を形成した複
合管の吊持方法及び吊持装置に関するもので、特
に複合管である直管と継手管との接続部に締着バ
ンドを巻成し、該締着バンドを各継手管毎に連結
し、それに支持具を設けて吊持するようにしたも
のである。
外周面に耐火性無機質材料の被覆層を形成した複
合管の吊持方法及び吊持装置に関するもので、特
に複合管である直管と継手管との接続部に締着バ
ンドを巻成し、該締着バンドを各継手管毎に連結
し、それに支持具を設けて吊持するようにしたも
のである。
周知のように高層建築物においては、防災効果
を高めるために給排水管、空調管、電気その他の
各種配管に複合管を使用している。この複合管は
硬質塩化ビニルその他の合成樹脂又は金属からな
る内管の外周面に耐火性無機質材料からなる被覆
層を形成したもので、耐火性無機質材料としては
一般にポルトランドセメントで代表される水硬性
材料に各種の補強材、骨材等を混入したものを用
いることが多い。
を高めるために給排水管、空調管、電気その他の
各種配管に複合管を使用している。この複合管は
硬質塩化ビニルその他の合成樹脂又は金属からな
る内管の外周面に耐火性無機質材料からなる被覆
層を形成したもので、耐火性無機質材料としては
一般にポルトランドセメントで代表される水硬性
材料に各種の補強材、骨材等を混入したものを用
いることが多い。
この複合管には長尺な直管と、短尺な直管状、
く字状、L字状、Y字状、T字状その他の形状か
らなる継手管とがある。
く字状、L字状、Y字状、T字状その他の形状か
らなる継手管とがある。
この複合管を建築物の上側階層の床面下方と、
下側階層の天井面上方との間隙内に配管するに
は、従来では直管に適宜の間隔で吊バンドを取付
けるとともに各吊バンドの上面に吊具を固定し、
床面に埋設してあるアンカーナツトに上端を固定
した吊杆の下端に吊具を取付けている。したがつ
て直管は床面の下側に吊杆で吊持状に支えられる
が、継手管は全く支えられていないで、直管との
接続により保持されているだけである。
下側階層の天井面上方との間隙内に配管するに
は、従来では直管に適宜の間隔で吊バンドを取付
けるとともに各吊バンドの上面に吊具を固定し、
床面に埋設してあるアンカーナツトに上端を固定
した吊杆の下端に吊具を取付けている。したがつ
て直管は床面の下側に吊杆で吊持状に支えられる
が、継手管は全く支えられていないで、直管との
接続により保持されているだけである。
このような状態で接続した複合管全体を支持し
ていると、直管にはある程度の支持固定性が有る
が、継手管にはほとんど無い。したがつて仮に建
築物に火災が発生して直管や継手管が加熱されて
熱膨脹すると、接続部に異常な応力がかかり、継
手管が屈曲したり直管から外れたりするので内管
が火炎にさらされて燃焼し、火炎が内管を伝わつ
て建築物の他の部分を延焼することになる。
ていると、直管にはある程度の支持固定性が有る
が、継手管にはほとんど無い。したがつて仮に建
築物に火災が発生して直管や継手管が加熱されて
熱膨脹すると、接続部に異常な応力がかかり、継
手管が屈曲したり直管から外れたりするので内管
が火炎にさらされて燃焼し、火炎が内管を伝わつ
て建築物の他の部分を延焼することになる。
また継手管が充分な強度で支持されていないの
で、例えば地震などにより建築物に振動が生じた
り季節変化による温度差で直管が伸縮すると、直
管と継手管との接続部分が次第に緩くなり、長期
間の経過で継手管が外れたり、或いは配管機能を
失することがある。これは接続部分に継手管と直
管とまたがる締着バンドを用いていても充分な解
決にはならない。
で、例えば地震などにより建築物に振動が生じた
り季節変化による温度差で直管が伸縮すると、直
管と継手管との接続部分が次第に緩くなり、長期
間の経過で継手管が外れたり、或いは配管機能を
失することがある。これは接続部分に継手管と直
管とまたがる締着バンドを用いていても充分な解
決にはならない。
本発明は上記した従来の欠点を解消するため提
案されたもので、継手管の各端部と直管の端部と
の接続部に締着バンドを巻成し、各締着バンドを
各継手管毎に一体的に連結して吊持することによ
り直管ばかりでなく継手管も同時に且つ一体的に
強固に支持するようにしたものである。
案されたもので、継手管の各端部と直管の端部と
の接続部に締着バンドを巻成し、各締着バンドを
各継手管毎に一体的に連結して吊持することによ
り直管ばかりでなく継手管も同時に且つ一体的に
強固に支持するようにしたものである。
以下に本発明を図面の実施例により説明する
と、図面では継手管1をく字状のものとして示し
てある。この継手管1は合成樹脂、金属などから
なる内管2の外周面に耐火性無機質材料を主成分
とする被覆層3を設けたもので、両端には僅かに
拡径した雌部4,4を形成してある。
と、図面では継手管1をく字状のものとして示し
てある。この継手管1は合成樹脂、金属などから
なる内管2の外周面に耐火性無機質材料を主成分
とする被覆層3を設けたもので、両端には僅かに
拡径した雌部4,4を形成してある。
一方、上記継手管1の各雌部4に接続する直管
5も内管6の外周面に被覆層7を設けたもので、
内管6の先端を被覆層7から延長させて雄部8を
形成してある。したがつて雄部8を雌部4に嵌着
して継手管1と直管5とを接続するのであるが、
本発明によれば継手管1と直管5との接続部9、
即ち継手管1の被覆層3の端部と直管5の被覆層
7の端部との接合部分外面に締着バンド10を巻
成する。この締着バンド10は図面の実施例では
2枚の半円弧状バンド片11,11を一端の蝶番
部12で開閉可能に連結し、各バンド片11の他
端に外向きの鍔部13を設け、各鍔部13に穿設
した小孔にボルト14を通してナツト15で締付
けることができるようにしてある。しかし締着バ
ンド10としては2枚の半円弧状バンド片の両端
に鍔部を延設し、両バンド片を突き合せて重合す
る鍔部をボルトとナツトなどで一連に締付ける構
造のものでもよい。
5も内管6の外周面に被覆層7を設けたもので、
内管6の先端を被覆層7から延長させて雄部8を
形成してある。したがつて雄部8を雌部4に嵌着
して継手管1と直管5とを接続するのであるが、
本発明によれば継手管1と直管5との接続部9、
即ち継手管1の被覆層3の端部と直管5の被覆層
7の端部との接合部分外面に締着バンド10を巻
成する。この締着バンド10は図面の実施例では
2枚の半円弧状バンド片11,11を一端の蝶番
部12で開閉可能に連結し、各バンド片11の他
端に外向きの鍔部13を設け、各鍔部13に穿設
した小孔にボルト14を通してナツト15で締付
けることができるようにしてある。しかし締着バ
ンド10としては2枚の半円弧状バンド片の両端
に鍔部を延設し、両バンド片を突き合せて重合す
る鍔部をボルトとナツトなどで一連に締付ける構
造のものでもよい。
上記した締着バンド10は継手管1の左右の接
続部9,9に取付けるものであつて、直管5の被
覆層7が継手管1の被覆層3より小径であれば第
2図で示すように締着バンド10と被覆層7の端
部外面との間に耐火性目地材16を装填して接続
部9に密に閉塞する。
続部9,9に取付けるものであつて、直管5の被
覆層7が継手管1の被覆層3より小径であれば第
2図で示すように締着バンド10と被覆層7の端
部外面との間に耐火性目地材16を装填して接続
部9に密に閉塞する。
そして本発明によれば継手管1の左右の接続部
9,9に巻成した締着バンド10,10に連結材
17を一連に設ける。
9,9に巻成した締着バンド10,10に連結材
17を一連に設ける。
この連結材17は図面の実施例では金属材を継
手管1と同様にく字状に屈曲したものであるが、
直線状のものでもよい。そして連結材17は各締
着バンド10の上面に溶接により、又はボルトな
どにより一体状に取付けるのであるが、継手管1
の形状はあらかじめ定められているので、連結材
17も継手管1に対応する大きさと形状にして締
着ベルト10をあらかじめ取付けることができ
る。
手管1と同様にく字状に屈曲したものであるが、
直線状のものでもよい。そして連結材17は各締
着バンド10の上面に溶接により、又はボルトな
どにより一体状に取付けるのであるが、継手管1
の形状はあらかじめ定められているので、連結材
17も継手管1に対応する大きさと形状にして締
着ベルト10をあらかじめ取付けることができ
る。
上記のようにしてなる連結材17に例えば吊金
具18を取付け、該吊金具18に吊杆19の下端
を固定し、吊杆19の上端を建築物の床面aの下
面に止着すると、継手管1は両端の直管5との接
続部9,9が支えられて吊持される。この場合、
吊杆19はあらかじめ上端を床面aの下側に固定
しておき、固定した吊杆19の下端に吊金具18
を介して連結材17を取付けてもよい。また連結
材17をワイヤーなどで床面aの下側に吊り下げ
るようにしてもよい。
具18を取付け、該吊金具18に吊杆19の下端
を固定し、吊杆19の上端を建築物の床面aの下
面に止着すると、継手管1は両端の直管5との接
続部9,9が支えられて吊持される。この場合、
吊杆19はあらかじめ上端を床面aの下側に固定
しておき、固定した吊杆19の下端に吊金具18
を介して連結材17を取付けてもよい。また連結
材17をワイヤーなどで床面aの下側に吊り下げ
るようにしてもよい。
なお図面では継手管1としてく字状のものを示
したが、短管状のものでも、又はL字状、Y字
状、T字状、その他あらゆる形状の継手管でも同
様に実施することができる。そして形状が異なる
継手管の場合には、継手管の形状に応じた連結材
を使用すればよいし、また継手管に3個以上の直
管接続部があれば、接続部の数に応じた締着バン
ドを連結材に取付ければよい。
したが、短管状のものでも、又はL字状、Y字
状、T字状、その他あらゆる形状の継手管でも同
様に実施することができる。そして形状が異なる
継手管の場合には、継手管の形状に応じた連結材
を使用すればよいし、また継手管に3個以上の直
管接続部があれば、接続部の数に応じた締着バン
ドを連結材に取付ければよい。
このように本発明では継手管と複数の直管との
各接続部に締着バンドを個々に巻成し、各継手管
毎に各締着バンドに一体的に連結材を取付け、該
連結材により継手管と直管との複合管を一体的に
吊り下げるようにしたので、継手管と直管との接
続部を強固に締着した状態で且つ全配管を強固
に、安定した支持することができる。
各接続部に締着バンドを個々に巻成し、各継手管
毎に各締着バンドに一体的に連結材を取付け、該
連結材により継手管と直管との複合管を一体的に
吊り下げるようにしたので、継手管と直管との接
続部を強固に締着した状態で且つ全配管を強固
に、安定した支持することができる。
したがつて建築物に火災が発生して熱により直
管が伸びたとしても継手管との接続部が外れたり
緩むことがなく、また継手管が外れないので防火
機能が軽減することがない。また複数の締着バン
ドを連結材に設け、この連結材を吊持するように
したので従来のごとく個々の締着バンドごとに吊
り下げる手間がかからない。したがつて特に多数
の継手管を必要とする大規模な配管施工において
は著しく有利で、施工時間の短縮や施工費の低減
を図ることができる。
管が伸びたとしても継手管との接続部が外れたり
緩むことがなく、また継手管が外れないので防火
機能が軽減することがない。また複数の締着バン
ドを連結材に設け、この連結材を吊持するように
したので従来のごとく個々の締着バンドごとに吊
り下げる手間がかからない。したがつて特に多数
の継手管を必要とする大規模な配管施工において
は著しく有利で、施工時間の短縮や施工費の低減
を図ることができる。
更に直管と継手管との接続部に締着バンドを巻
成するので、各接続部の処理が確実になるばかり
でなく、従来の直管部に用いられた吊りバンドが
不要となり、締着バンドが二つの役目を果たすの
で実用的価値が著しく高いものとなる。
成するので、各接続部の処理が確実になるばかり
でなく、従来の直管部に用いられた吊りバンドが
不要となり、締着バンドが二つの役目を果たすの
で実用的価値が著しく高いものとなる。
図面は本発明の実施例を示すもので第1図は分
解した状態の斜視図、第2図は施工状態の上から
見た一部欠截平面図、第3図は縦断面図である。 1……継手管、5……直管、2,6……内管、
3,7……被覆層、9……接続部、10……締着
バンド、17……連結材。
解した状態の斜視図、第2図は施工状態の上から
見た一部欠截平面図、第3図は縦断面図である。 1……継手管、5……直管、2,6……内管、
3,7……被覆層、9……接続部、10……締着
バンド、17……連結材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 内管の外周面に耐火性無機質材料からなる被
覆層を形成した継手管と直管との接続部に締着バ
ンドを巻成し、各継手管においてその複数の接続
部に個々に巻成した締着バンドを連結材で連結
し、該連結材を吊持することにより継手管と直管
との複数の接続部を各継手管毎に支えるようにし
たことを特徴とする複合管の吊持方法。 2 連結材と、該連結材に取付けられた複数の締
着バンドとからなり、各締着バンドを、内管の外
周面に耐火性無機質材料からなる被覆層を形成し
た継手管と直管との接続部の外周の巻成用に形成
したことを特徴とする複合管の吊持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4429883A JPH0235185B2 (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | Fukugokannochojihohooyobisochi |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4429883A JPH0235185B2 (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | Fukugokannochojihohooyobisochi |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59170588A JPS59170588A (ja) | 1984-09-26 |
JPH0235185B2 true JPH0235185B2 (ja) | 1990-08-08 |
Family
ID=12687595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4429883A Expired - Lifetime JPH0235185B2 (ja) | 1983-03-18 | 1983-03-18 | Fukugokannochojihohooyobisochi |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0235185B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59190590A (ja) * | 1983-04-14 | 1984-10-29 | 九州スパイラル鋼管株式会社 | スパイラルダクト |
JPH0413485Y2 (ja) * | 1987-06-08 | 1992-03-30 | ||
JPH0820028B2 (ja) * | 1987-10-19 | 1996-03-04 | 株式会社クボタ | 縦排水管の連結構造 |
JP3102690B2 (ja) * | 1989-07-14 | 2000-10-23 | ヤマハ発動機株式会社 | 自動二輪車等の消音器の取付装置 |
-
1983
- 1983-03-18 JP JP4429883A patent/JPH0235185B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59170588A (ja) | 1984-09-26 |
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