JPH0234882A - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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Publication number
JPH0234882A
JPH0234882A JP18493888A JP18493888A JPH0234882A JP H0234882 A JPH0234882 A JP H0234882A JP 18493888 A JP18493888 A JP 18493888A JP 18493888 A JP18493888 A JP 18493888A JP H0234882 A JPH0234882 A JP H0234882A
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JP
Japan
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charge
copy paper
belt
dielectric layer
paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP18493888A
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English (en)
Inventor
Masahiro Aizawa
相澤 昌宏
Hironori Ono
小野 広則
Koji Ikeda
浩二 池田
Shinichi Takano
高野 晋一
Masaichiro Tachikawa
雅一郎 立川
Yoshikazu Kawabe
川邊 義和
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0234882A publication Critical patent/JPH0234882A/ja
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は原稿画像をfit!1紙に複写する、いわゆる
カールソンプロセスを用いた電子写真装置に適用するに
14通のトナー粒子の転写・搬送装置を有する電子写真
装置に関するもので、特に誘電体層と導電体層を有する
転写搬送ベルトを用い、転写搬送ベルトの保持する電荷
の静電気力により安定したトナー粒子の転写、佇通祇複
写用紙の搬送を実現できる新しい転写・搬送装置を有す
る電子写真装置に関するものである。
従来の技術 近年、転写・搬送装置はオフィスオートメーション等画
像・文字の出力機器に用いられており、高倍転性のもの
が求められ、又転写という直接画像に影響する部位でも
あり高画質への要求も高い。
さらに、カラー化への対応から用紙の種類、物性等を問
わず安定した画質を得るための転写技術。
搬送技術の確立が望まれている。しかしながら、現状の
転写・搬送技術は複写用紙の物性、環境等に左右され安
定した転写・搬送装置を提供するものではない、これは
静電気を利用した一!lF電あるいは除電技術が充分に
利用されていないことに起因している。そこで、より除
・帯電技術を利用した転写・搬送装置の開発が望まれて
いる。
以下図面を参照しながら従来の電子写真装置の一例につ
いて説明する。
第3図は従来の電子写真装置の概略断面図を示すもので
ある。第3図において、10はトナー粒子搬送手段とし
ての円筒形の感光体で、矢印a方向に等速度で回転する
。、12は感光体チャージャで、感光体10に対向する
ように設置され、感光体10表面を−様に帯電する。1
4は光学装置で、感光体10の回転方向に対し、感光体
チャージャ12の下流側に位置し、感光体10を露光す
る。
16は現像器で、感光体10の露光位置より更に下流に
感光体10と隣接するように設置されている。1Bは複
写用紙である。20は給紙装置で、複写用紙18を供給
する。22は転写用チャージャ、24は分離用ACチャ
ージャでそれぞれ近接した状態で感光体10に対向する
ように設置されている。26は搬送ベルトで複写用紙1
日を搬送する。28は定着器で、複写用紙18上のトナ
ー画像の定着を行う。
以上のように構成された電子写真装置について、以下そ
の動作について説明する。
まず、感光体10は表面にSe、OPC等の光半導体層
を、内面に接地された導電体層を有し、矢印a方向に等
速度で回転している。その回転する感光体10上に感光
体チャージャ12によって−様に電荷を付与した後、原
稿画像を光学装置14を介して露光することによって感
光体IO上に原稿画像に対応する静電潜像が形成される
。現像器16はトナー粒子を略−様に帯電させ、感光体
10の表面に供給することによって感光体lO上の静電
潜像を現像し可視像化する。給紙装置20は感光体10
の回転と同期して複写用紙18を感光体10の方向に供
給する。転写用チャージャ22は給紙装置20の動作と
連動して、給紙装置20によって供給される複写用紙1
Bに−様な電荷を付与する。転写用チャージャ22によ
って複写用紙18に付与される電荷は感光体10上に付
着しているトナー粒子の帯電極性とは反対の極性を有し
ており、帯電した転写用紙18は感光体10表面に接触
して静電気的に吸着しなから感光体10表面に付着する
帯電しているトナー粒子像を複写用紙18上に静電気的
に転写する0分離用ACチャージャ24は感光体の表面
に静電気的に吸着している複写用紙18を除電し、複写
用紙18の機械的な剛性を利用して感光体10から分離
させるために、転写用チャージャ22と同期して動作す
る。そして、複写用紙10は感光体10の回転に伴って
感光体10から分離しつつ搬送ベルト26の方向に送ら
れる。搬送ベルト26は通常、複写用紙1日に面する部
分に開口部を有し、この開口部を介してファン(図示せ
ず)によって複写用紙18を搬送ベルト26表面に吸着
し、感光体10から定着器28へと送り込む、定着器2
日は搬送ベルト26によって送り込まれた複写用紙18
を2本のローラ間にはさみ込み、加熱・加圧することに
よって複写用紙18上のトナー粒子像を溶融・圧着し複
写用紙18上に定着しつつ複写用紙1日を装置外に排出
する。
上述した従来の電子写真装置において、複写用紙18に
トナー粒子像を転写するために必要な電荷を与える転写
用チャージャ22、および転写用チャージャ22によっ
て与えられた電荷を消去除電するための分離用ACチャ
ージャ24にはコロナ放電を利用するコロナ放電器を用
いるのが昔通であり、転写用チャージャ22には直流高
電圧、分離用ACチャージャ24には交流高電圧を印加
し、さらに転写用チャージャ22と分離用ACチャージ
ャ24はその機能上から近接して設けられることが多い
、従って、転写用チャージャ22の帯を領域と分離用A
Cチャージャ24の除電領域とが一部重なって設定され
ることも多い。
また、感光体10から分離した後の複写用紙1日は搬送
ベルト26によって定@器28まで搬送されるのである
が、その搬送力がファンの吸引力と搬送ベルト26に設
けられた開口部の大きさとによって生じるものであると
ころから必ずしも十分に強いものではない、更に、ファ
ンの吸引力はファンの回転によって発生する空気の負圧
を利用していることから、より大きな吸引力を得るため
には、ファンや空気の経路等の構造が複雑になり装置が
大がかりとなる。そして、本来は、搬送ベルト26は直
接トナー粒子と接触する場所を持たないため、複写用紙
1日と接する側である搬送ベルト26表面のクリーニン
グは一般に行われていない。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来の転写・搬送装置を存する
電子写真装置では感光体10上のトナー粒子像を複写用
紙1日に転写し、この転写用紙18を定着器28の位置
まで送りこむについて次のような課題がある。
第1は、感光体10上のトナー粒子像を複写用紙18に
転写するためには複写用紙18が電荷を持っていること
が必要であり、一方複写用紙18を感光体lOから分離
させるためには複写用紙18が十分除電されていること
が必要であるという相反する作用を極めて近接した部分
で行わなければならないことに起因するトナー粒子像の
転写不良、あるいは感光体10がらの複写用紙18の分
離不良の発生である。即ち、転写を確実に行うためには
転写用チャージャ22への印加電圧を大きくシ複写用紙
18への電荷付与を増加させればよいが、そうすると分
離用ACチャージャ24による複写用紙18の除電が不
十分になり複写用紙18が感光体10から分離せず、感
光体1oに吸着したままで巻き上がってしまう危険性が
ある。
逆に、そのような分離不良を防止するために分離用AC
チャージャ24の作用を強くすると、分離用ACチャー
ジ中24の除電作用が転写用チャージャ22の帯電範囲
にまで及んでしまい、転写用チャージャ22による複写
用紙18の帯電が不十分になり感光体10上のトナー粒
子像の複写用紙18への転写が損なわれることになる。
トナー粒子像の良好な転写と複写用紙18の感光体io
がらの確実な分離を行うには転写用チャージャ22と分
離用ACチャージャ24との作用の強さの調整が必要で
あるが、その安定領域は狭く調整作業は困難である。
第2は、感光体10上のトナー粒子像を転写するのに必
要な電荷を複写用紙18が保持しており、その複写用紙
18が直接感光体10に接触していることに起因する課
題である。上述のように、複写用紙18に電荷を与える
転写用チャージャ22と複写用紙18上の電荷を除電す
る分離用ACチャージャ24とが近接して設けられてい
るため、複写用紙18は電荷供給源としての転写用チャ
ージャ22と電荷吸収源としての分離用ACチャージャ
24とを結ぶ電気抵抗体として作用することになり、複
写用紙18の電気抵抗値の大小は複写用紙18が保持す
る電荷の量を変化させることになる。従って複写用紙1
8が転写に必要な所要の電荷を持つためには複写用紙1
8の電気抵抗値の大きさに従って転写用チャージャ22
の電荷付与量を調節する必要があるが、一般に、電子写
真装置に用いられる複写用紙18は一種類ではなく、そ
の電気抵抗値もまた一定値ではない、さらに、一種類の
複写用紙18についても、置かれる環境、特に湿度条件
によって電気抵抗値が大きく変化することは一般によく
知られていることであり、すべての種類の複写用紙18
について、あらゆる環境下において良好なトナー粒子像
の転写を維持することは極めて困難である。また、トナ
ー粒子像を転写するには通常複写用紙18の表面電位が
+2KVを超える電荷を付与することが必要であるが、
そのような高電位の真電荷を有する複写用紙18が感光
体10に直接接触するところから感光体10の光半導体
層の絶縁破壊が生じ、光半導体層を損なってしまう恐れ
がある。
第3は、転写用チャージャ22によって電荷を付与され
て静電気的に感光体10に吸着した複写用紙18を感光
体10から分離させる力が複写用紙18自身の機械的剛
性によっているところに起因する課題である0分離角A
Cチャージャ24は複写用紙1Bが持つ電荷は除電する
が、複写用紙18を積極的に感光体lOから分離させる
力を付与するものではない、従って、紙厚の薄い、剛性
の低い複写用紙18を用いる場合、わずかの電荷が複写
用紙18上に残存していても複写用紙18の感光体10
からの分離不良が発生し祇づまりを生じる危険性が高い
、さらに、複写用紙18は複写用紙18自身の剛性によ
って感光体10から分離するのであるから、分離に複写
用紙1Bの剛性で定まる一定時間を要する。従って、感
光体10の回転速度が速い時には、複写用紙18の分離
速度が相対的に遅くなり分離不良が発生し祇づまりを生
じる危険性が更に大きくなる。
第4は、搬送ベルト26が複写用紙18を搬送する搬送
力がファンの吸引力と搬送ベルト26に設けられた開口
部の大きさとによって生じるものであるとごろから必ず
しも十分に強いものではないことに起因する課題である
0例えば、小1Iii積の複写用紙18やカールした複
写用紙18など吸着面積の少ない複写用紙18を用いる
場合、十分な複写用紙1Bの搬送力が得られず、複写用
紙I8を定着器2Bまで搬送しきれずに祇づまりを生じ
ることが多い。
第5は、複写用紙18は給紙装置20により供給され定
着器28により定着されるまでの通祇経路上でほとんど
拘束されずに自由な状態であり、更に、転写、分離、搬
送の各プロセス部が独立しているということに起因する
課題である。複写用紙18は給紙装置20から定着器2
8までの間では実際にはどのような挙動を示しているか
ほとんど未制御の状態であり、その間で複写用紙1Bの
端部がいろいろな所に接触・衝突するなどして複写用紙
18上のトナー粒子像が乱れたり、紙づまりが発生する
等のトラブルが生ずることがある。
第6は、搬送ベルト26が複写用紙18を搬送する上で
より大きな搬送力を得るためには、ファンや空気の経路
等の構造が複雑になり装置が大がかりとなるところに起
因する課題である。搬送ベルト26等はその部品の寿命
があり、その寿命がきたときに部品交換するのであるが
、例えば、搬送ベルト26を交換する際、給紙装置20
や定着器28等を着脱することなく搬送ベルト26を着
脱することはほとんど不可能であるため、部品交換に多
くの時間を要する等メンテナンス性が非常に悪い。
第7は、複写用紙18を搬送する搬送ベルト26表面を
クリーニングしていないことに起因する課題である。本
来は、搬送ベルト26は直接トナー粒子と接触する場所
を持たないため、複写用紙18と接する側である搬送ベ
ルト26表面のクリーニングは一般に行われていない、
しかし、実際には装置内に浮遊するトナー粒子や、搬送
中の複写用紙18や回転中の感光体10等から落下する
トナー粒子によってベルト表面が汚れ、そのトナー粒子
によって複写用紙18の裏面等が汚れてしまうことがよ
くある。
第8は、定着器28に突入する際に複写用紙1日がまだ
電荷を保持していることによって発生する課題である。
定着器28は2本のローラ間に複写用紙18をはさみこ
み、加熱・加圧することによって複写用紙I8上のトナ
ー粒子を溶融・圧着し複写用紙18上にトナー粒子を定
着し永久画像とするものである。しかし、−aには定着
器2日を構成する2本のローラは常に押圧・回転し合っ
ているため、2本のローラはそれぞれ1116帯電し多
くの電荷を保持している。そこへ、また、電荷を保持し
た複写用紙18やトナー粒子が突入するとそれぞれ保持
していた電荷の間に働く静電気的な力によって複写用紙
18上のトナー粒子像が乱れるということが発生するこ
とがある。
本発明は上記i1題に鑑み、複写用紙18が給紙装置2
0によって供給され、定着器28によって定着・排紙さ
れるまでの間に、複写用紙18上のトナー粒子像の乱れ
や、複写用紙1Bのつまり、汚れ等の不良を発生するこ
となく常に安定した通紙性能及び転写性能を維持するこ
とができ、部品交換等のメンテナンス性を向−トした電
子写真装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の電子写真装置では、
静電潜像上に帯電したトナー粒子を保持し搬送するトナ
ー粒子搬送手段と、トナー粒子搬送手段に帯電したトナ
ー粒子を供給する現像手段と、少なくとも誘電体層と導
電体層を含み、誘電体層がトナー粒子搬送手段と近接部
分を存するように設けられた無端のベルト手段と、ベル
ト手段を駆動するベルト駆動手段と、ベルト手段の導電
体層にQVまたは任意のバイアス電圧を印加する印加手
段と、ベルト手段の誘電体層に対向し誘電体層にトナー
粒子の帯電極性と反対極性の電荷を付与する第1の電荷
付与手段と、ベルト手段の誘電体層と近接部分を存する
ように設置され、第1の電荷付与手段により付与された
ベルト手段の電荷によって、複写用紙にベルト手段の保
持する電荷と反対極性の電荷を注入する電荷注入手段と
、複写用紙をベルト手段と電荷注入手段との近接部分に
挿入するように供給する給紙手段と、複写用紙がベルト
手段から分離する位置でベルト手段のV:電体層に対向
するように設置され、第1の電荷付与手段と同極性の電
荷を複写用紙に付与する第2の電荷付与手段と、複写用
紙上のトナー粒子像を永久画像とするために複写用紙上
にトナー粒子像を定着する定着手段と、複写用紙が定着
手段に突入する前で複写用紙に第2の電荷付与手段と反
対極性の電荷を付与する第3の電荷付与手段とを具備し
、ベルト手段は、給紙手段によりベルト手段と電荷注入
手段との近接部分間に送り込まれた複写用紙を静電気的
に保持・搬送し、トナー粒子搬送手段によって搬送され
たトナー粒子像を同じく静電気的に複写用紙上に転写し
た後、複写用紙がベルト手段から分離する際に第2の電
荷付与手段によって第1の電荷付与手段と同極性の電荷
を複写用紙に付与し、さらに、複写用紙が定着手段に突
入する前に同じく第3の電荷付与手段によって第2の電
荷付与手段と反対極性の電荷を複写用紙に付与するよう
に構成を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、複写用紙に電荷を付与
する特別な手段を用いることなく、ベルト手段の誘電体
層に第1の電荷付与手段によってトナー粒子の帯電極性
と反対極性の電荷を付与した後、給紙手段により複写用
紙をベルト手段の誘電体層と電荷注入手段との近接部分
に挿入・供給することによって、誘電体層の保持する電
荷の静電気的な力を用いて、誘電体層の保持する電荷と
反対極性の電荷を電荷注入手段を介して複写用紙に付与
することができる。そして、複写用紙とベルト手段との
間には静電引力が働き、複写用紙をベルト手段に吸着・
保持、搬送するようにしたものである。また、トナー粒
子搬送手段上のトナー粒子の転写は、第1の電荷付与手
段がベルト手段の誘電体層に付与する電荷がトナー粒子
の帯電極性と反対極性であるため、トナー粒子搬送手段
とベルト手段の誘電体層との近接部分において、複写用
紙はトナー粒子搬送手段と誘電体層の間に挟まれた状態
で保持され、導電体層の保持する電荷の静電引力が複写
用紙を貫いてトナー粒子搬送手段上のトナー粒子に働き
、トナー粒子はベルト手段上に吸着・保持されている複
写用紙上に転写される。ここで、トナー粒子の複写用紙
上への転写に要する力は誘電体層の保持する電荷により
発生するものであり、常に一種類のベルト手段を用いる
こと、周辺の環境条件の変化による電気的な特性の変化
の少ないベルト手段を用いることによって、ベルト手段
の誘電体層に第1の電荷付与手段によって付与された電
荷の量は常に略一定にすることが可能であり、トナー粒
子の転写性能は周辺の環境条件の変化により左右されな
い、また、複写用紙の保持する電荷とベルト手段との間
には強力な静電気的な吸着力が働いているため、複写用
紙がトナー粒子搬送手段と分離する際には、その吸着力
が複写用紙とトナー粒子搬送手段との分離力として働き
、複写用紙がトナー粒子搬送手段から分離せずに分離不
良を発生することはない。
ここで、通常、帯電し静電吸着している二種類の物体を
強制的に分離させると、帯電し静電吸着して、静電気的
に安定な状態が象、激に変化し不安定な状態となり、そ
の物体同士は互いに反対極性に帯電する。この現象を分
離帯電と呼ぶ0分離帯電の帯電極性は、その物体の持つ
性質、W電の状況、周囲の環境条件等によっても異なる
が、一般に、十帯電している物体(A)に静電吸着して
いる物体(B)を物体(A)から強制的に分離したとき
の物体(B)の分離帯電極性は、物体(A)の帯電極性
と反対、つまりこの場合は、−橋性に分jiI帯電する
。しかし、静電吸着している物体を分離させる前に、そ
の物体の電荷を取り除(除電を行うことにより、分離帯
電を防止することができると共に、分離帯電した直後に
、分離帯電電荷を除電することもできる。
さて、本発明の電子写真装置においては、トナー粒子の
帯電極性とベルト手段の誘電体層の帯電極性は反対極性
であり、さらに、複写用紙の帯電極性とベルト手段の誘
電体層の帯電極性もまた反対極性であることから、トナ
ー粒子の帯電極性と複写用紙の帯電極性とは同種性とな
る。そこで、特に、低湿の環境下に放置され高抵抗とな
った複写用紙を用いる場合には、ベルト手段上に吸着さ
れている複写用紙のトナー粒子像の転写面側に多くの電
荷を保持するようになり、複写用紙がベルト手段から分
離した後には複写用紙上のトナー粒子が複写用紙と静電
気的に反発し合いトナー粒子像が乱れることがある。ま
た、先にも述べたように、複写用紙はベルト手段に静電
吸着していたため、複写用紙がベルト手段から分離する
際には、分j!11帯電し、トナー粒子の帯電極性と反
対極性の電荷をさらに多く保持するようになる。この分
離帯電により複写用紙が保持する電荷の量もまた同様に
、高抵抗の複写用紙ではさらに多くなり、複写用紙上の
トナー粒子像の乱れはさらに悪化する傾向にある。そこ
で、第2の電荷付与手段は、複写用紙がベルト手段から
分離する位置で複写用紙に対向するように設置され、複
写用紙がベルト手段から分離する瞬間に複写用紙の保持
する電荷を除電するものである。第2の電荷付与手段に
より除電された複写用紙はトナー粒子との反発力を失い
トナー粒子像の乱れは発生しない、ここで、第2の電荷
付与手段によって複写用紙に付与される電荷の量は、高
抵抗の複写用紙を用いた場合、複写用紙がベルト手段か
ら分離したときに複写用紙上のトナー粒子像に乱れが発
生しないような電荷の付与量とする必要がある。
しかし、高湿の環境下に放置され低抵抗となった複写用
紙を用いる場合、高抵抗の複写用紙に対して設定された
第2の電荷付与手段により電荷を付与すると、逆に、複
写用紙18が受は入れる電荷の量が多くなり、複写用紙
が第2の電荷付与手段の付与する電荷の掻性に帯電して
しまうことがある。そして、複写用紙が定着手段に突入
する時に複写用紙上のトナー粒子像に乱れが発生すると
いうことがある。そこで、複写用紙が定着手段に突入す
る手前で、この複写用紙に、第3の電荷付与手段により
、複写用紙の帯電掻性と反対極性の(つまり、第2の電
荷付与手段とも反対極性の)電荷を付与すれば、定着手
段に突入する前で複写用紙の保持する電荷を除電するこ
とができ、複写用紙が定着手段に突入する時に発生する
トナー粒子像の乱れを防止することができる。ここで、
第3の電荷付与手段によって複写用紙に付与される電荷
の量は、低抵抗の複写用紙を用いた場合、複写用紙が定
着手段に突入するときにトナー粒子像の乱れが発生しな
いように設定することが必要である。
電荷付与手段等によって電荷を付与された時に、複写用
紙が保持するTt1荷量は、複写用紙の放置された環境
条件、複写用紙の物性値等によって決まる複写用紙の電
気抵抗値に依存するものであるから、このように、複写
用紙に対して静電気的な処理を行うことにより、一般に
、電子写真装置に使用される全ての複写用紙に対し、ま
た、複写用紙の放置される環境条件に対し、常に、トナ
ー粒子像の乱れのない良好な転写性能及び複写用紙の搬
送性能を維持することが可能である。
実施例 以下、本発明の一実施例の電子写真装置について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例における電子写真装置の概略
断面図を示すものである。第1図において、10はトナ
ー粒子搬送手段としての円筒形の感光体で、矢印a方向
に等速度で回転する。12は感光体チャージャで、感光
体10に対向するように設置され、感光体10表面を一
様に帯電する。
14は光学装置で、感光体10の回転方向に対し、感光
体チャージャ12の下流側に位置し、感光体10を露光
する。16は現像器で、感光体lOの露光位置より更に
下流に感光体10と隣接するように設置されている。1
日は複写用紙である。
20は給紙装置で、複写用紙1日を供給する。
40はベルト手段としての転写搬送ベルトであり、誘電
体層41と導電体層42とを含み、誘電体層41と感光
体10とで近接部分を形成するように配置されている。
43.44はそれぞれベルト駆動手段としての駆動ロー
ラ、従動ローラであり、転写搬送ベルト40を架張・支
持しながら一方向に駆動する。46は第1の電荷付与手
段としてのベルト帯電用チャージャであり、転写搬送ベ
ルト40の誘電体層41に対向するように設置され、誘
電体11141を一様に帯電する。48は電荷注入手段
としての注入ローラであり、電気的に接地された状態で
、ベルト帯電用チャージャ46の下流側で転写搬送ベル
ト40の誘電体層41と近接部分を有するように設置さ
れている。49はベルトクリーニング手段としてのクリ
ーニングブレードであり、転写搬送ベルト40のH体層
41に押圧されている。50は第2の電荷付与手段とし
ての分離用チャージャであり、複写用紙18が転写搬送
ベルト40から分離する位置で、複写用紙18に対向す
るように設置されている。28は定着器で、複写用紙1
日上のトナー画像の定着を行う、52は第3の電荷付与
手段としての定着前チャージャであり、複写用紙18が
定着器28に突入する前で複写用紙18の保持する電荷
を除電する。
以上のように構成された電子写真装置について、以下そ
の動作について説明する。
まず、感光体10は表面にOPCの光半導体層を、内面
に接地された導電体層を有し、矢印a方向に等速度で回
転している。その回転する感光体10上に感光体チャー
ジャ12によって一様に一極性の電荷を付与した後、原
稿画像を光学装置14を介して露光することによって感
光体10上に原稿画像に対応する静電潜像が形成される
。現像器16はトナー粒子を略−様に一極性に帯電させ
、感光体10の表面に供給し、反転現象することによっ
て感光体lO上の静電潜像を現象、可視像化し、感光体
10上にトナー粒子像を形成する。
転写搬送ベルト40は感光体10と接する外側の層に誘
電体層41、駆動ローラ43および従動ローラ44に接
する内側の層に導電体層42を有している。ここで、転
写搬送ベルト40の材質としては、誘電体層41にはポ
リエチレンテレフタレート、導電体層42にはポリエチ
レン系の樹脂を用い、誘電体層41の電気抵抗は10I
IΩ・cm以上、導電体1i42の電気抵抗は103Ω
・1以下としている。そして、誘電体層41の静電容量
は60pF/cd以上、転写搬送ベルト40全体の厚さ
は160μmとしている。転写搬送ベルト40は駆動ロ
ーラ43と従動ローラ44により架張支持され、駆動装
置(図示せず)の駆動力を伝達された駆動ローラ43に
よって一方向に感光体lOの回転速度と同じ速度で駆動
されている。また、駆動ローラ43、従動ローラ44と
も導電性材料より成り、転写搬送ベルト40の導電体層
42を接地している。駆動ローラ43、従動ローラ44
によって駆動されるに伴って、転写搬送ベルト40の誘
電体Ji141はベルト帯電用チャージ中46によりト
ナー粒子の帯電極性と反対極性、つまり一極性に一様に
帯電される。
そして、転写搬送ベル1−40は注入ローラ48との近
接部分方向へと駆動される。転写搬送ベルト40の誘電
体fi41と注入ローラ48との近接部分では帯電して
いる誘電体Jl!41表面と接地された注入ローラ48
の空間的距離が狭まるためにこの部分の電界強度が非常
に強くなる。このため誘電体層41と注入ローラ48と
の電位差が約700■よりも大きい場合には空気の絶縁
破壊による放電現象が発生する。
本発明の電子写真装置による複写用紙18の搬送の原理
は、この放電現象を積極的に利用するものである。以下
、この放電現象を利用した複写用紙18と転写搬送ベル
ト40の静電気的な吸着作用を説明する。第2図は十に
帯電された転写搬送ベルト40の誘電体層41と接地し
た注入ローラ48とが近接している部分の部分断面図で
あり、誘電体層41と注入ローラ48との間の放電現象
を示すものである。第2図において、転写搬送ベルト4
0の誘電体FI41はベルト帯電用チャージャ46によ
り電荷を付与された後、注入ローラ48との近接部分へ
と駆動される。ここで、放電現象が発生するためには、
帯電された誘電体層41と接地されている注入ローラ4
8とは必ずしも接触している必要はない、これは誘電体
j!41の表面電位が誘電体層41と注入ローラ48と
の間隔によって決る放電開始電圧以上であれば良いこと
によるものであり、この放電開始電圧はPa5henの
空気の破壊電圧の曲線から容易に求めることができる。
第2図において、帯電した誘電体層41表面が接地され
た注入ローラ48に近づくとPa5hen曲線によって
記述される放電破壊電圧を超える地点より放電が開始さ
れ、第2図のように、注入ローラ48が誘電体層41に
接触している場合には最終的には直接的な電荷の転移を
伴うこととなる。言い換えれば、転写搬送ベルト40は
注入ローラ48との近接部分において、転写搬送ベルト
40の保持する電荷の静電気力によって、注入ローラ4
8上には接地部分から転写搬送ベルト40の保持する電
荷と反対極性の電荷が静電誘導により誘導される。そし
て、転写搬送ベルト40の誘電体層41と注入ローラ4
8の近接接触する界面での電気抵抗等の電気的諸条件に
よって決まるある一定の割合で、注入ローラ48上に誘
導してきた電荷と転写搬送ベルト40の誘電体!41に
保持されている電荷は中和され、誘電体層41の保持す
る電荷が減少することとなる。ここで、ベルト帯電用チ
ャージャ46によって転写搬送ベルト40の誘電体Ji
41の表面電位を+1500V程度に帯電した後、注入
ローラ48との近接部分に突入し、その近接部分を通過
した後の誘電体層410表面電位が+500〜600■
の電位を示していた。これは、転写搬送ベルト40の誘
電体層41は10鋪Ω・cm以上と非常に大きな電気抵
抗を有する材質を用いているので、誘電体1141と導
電体11542との間には理垣的な静電容量が存在する
と考えられる。一方、誘電体[41と接地された注入ロ
ーラ48との間は電荷の移動つまり電流が流れることが
できるので放電511I域では充電されている誘電体1
i41の静電容量を注入ローラ48の電気抵抗を介して
放電させていることになる。
次に、転写搬送ベル1−40の誘電体層41と注入ロー
ラ48との近接部分間の放電領域に複写用紙18が突入
する場合を考える。−射的に空気放電が生じている場所
に高抵抗の物体を挿入すると放電は停止する。これは、
挿入された高抵抗の物体の分権作用によって放電領域の
電界強度を弱めるためであると共に、電荷の移動に対し
て挿入された高抵抗の物体の電気抵抗が障害となるため
であると考えられる。よって、このことから、複写用紙
1日の突入は空気の絶縁破壊を軽減すると予想できるが
、実際には、先の空気の放電現象は継続され、誘電体層
41と注入ローラ48とに挾まれた複写用紙18は誘電
体層41の帯電電荷によって注入ローラ48に誘導され
た一電荷を、複写用紙18と注入ローラ48の界面を介
して受は入れる。これは、複写用紙18を静電気的にみ
た場合に一最には半導体と考えることができるためであ
る。このため実質的に十に帯電した誘電体層41と接地
した注入ローラ48との間に複写用紙I8を通過させる
ことによって、複写用紙18を誘電体層41の保持する
電荷と反対極性である−に帯電させることが可能であり
、複写用紙18は静電引力により転写搬送ベルト40に
吸着する。
以上のように、給紙装置20が感光体lOの回転と同期
して、転写搬送ベルト40と注入ローラ48の近接部分
に供給した複写用紙18と、転写搬送ベル)40の誘電
体層41との間には静電引力が働き、転写搬送ベルト4
0が複写用紙18を吸着保持し、搬送することができる
ここで、転写搬送ベルト40の誘電体[41と複写用紙
18との近接部分の界面における電荷の移動を考える。
それは、先にも説明したが、複写用紙18が挿入されな
い場合でも、注入ローラ48との近接部分を通過した後
の転写搬送ベルト40の誘電体層41の表面電位はOv
にはならず+500〜600vの電位を示していること
と、複写用紙18が挿入された場合には、転写搬送ベル
)40の誘電体141から注入ローラ48の接地部分゛
までの電気抵抗は、複写用紙18が挿入されることによ
り、さらに大きくなることを考慮すると、複写用紙18
の電気抵抗がどんなに低くても、帯電している誘電体1
i141の保持する電荷を総て打ち消す程の電流が複写
用紙1日と誘電体層41の間に流れることはない、これ
は、複写用紙18と誘電体1i41との間に薄い空気層
が介在しているためであると考えられる。そして、複写
用紙18を−に帯電してもなおかつ余剰の十電荷が誘電
体[41には存在することを意味する。
転写搬送ベルト40の誘電体層41が保持する+電荷に
より、複写用紙18に一電荷を誘導し、その電荷間に働
く静電引力によって複写用紙18を転写搬送ベルト40
に強力に吸着し、搬送する。
さらに、感光体10と転写搬送ベルト40との近接部分
においては、複写用紙18を貫通して感光体10上のト
ナー粒子へまでその静電気力が及び、感光体10上のト
ナー粒子像を複写用紙18上に吸着・転写するものであ
る。つまり、感光体10上のトナー粒子像の転写は、転
写搬送ベルト40の誘電体層41の保持する電荷によっ
て行うものであり、複写用紙18の保持する電荷による
ものでないため、転写性能は周囲の環境条件に依存した
ものではなく、常に安定した転写性能を維持することが
できる。
ここで、上述のことから、安定した複写用紙1日の搬送
性と良好なトナー粒子像の転写性を実現するには、ベル
ト帯電用チャージャ46により帯電された後の転写搬送
ベルト40の誘電体層41の表面電位がムラなく一様で
ある必要があることは言うまでもないことである。
静電気的に複写用紙18上に転写されたトナー粒子像は
、転写搬送ベルト40の誘電体層41の保持する電荷の
うち、複写用紙18を吸着する帯電量よりも過剰な十電
荷によって複写用紙18上に拘束されている。ここで、
複写用紙18上のトナー粒子像のうち画像部分と非画像
部分に対応する電荷のムラは導電体11142に誘導さ
れている1を荷が調整している。これは、例えば、複写
用紙1日の一電荷が多い部分では誘電体層41に誘導さ
れている一電荷が減少し、誘電体N41から複写用紙1
8に向かう電気力線の数を増加させて、全体としての電
気力線のバランスを保つためである。これが二N構造の
ベルトを転写搬送ベルト40として利用する利点であり
、これによって高品質な転写画像を得ることができる。
さらに、トナー粒子像を感光体10から複写用紙18上
に転写後、複写用紙18と転写搬送ベルト40との吸着
力によって、複写用紙1日は同等特別の装置を必要とせ
ず感光体10から分離され、複写用紙18は転写搬送ベ
ルト40に吸着したまま転写を終了することが可能であ
る。
転写を終了した後、複写用紙18は転写搬送ベルト40
によって、転写搬送ベルト40から分離する位置(以下
分離位置と呼ぶ、)に搬送される。
複写用紙18の分離位置で、転写搬送ベルト4゜は従動
ローラ44に沿って曲率が急激に変化するようにしてあ
り、複写用紙18は複写用紙18自身の剛性と転写搬送
ベルト40の急激な曲率変化によって転写搬送ベル)4
0から分離する。ここで、特に、高抵抗の複写用紙1日
を用いた場合、複写用紙18が転写搬送ベルト40から
分離する時にトナーが進行方向に対して後方に飛び散る
という画像乱れを生じることがある。
これは、複写用紙18の保持する電荷の極性と深く関係
するものであるが、複写用紙18は注入ローラ48を介
して転写搬送ベルト40の誘電体層41の保持する電荷
と反対極性の電荷を付与されるが、ここで、誘電体層4
1の保持する電荷はトナー粒子の帯電極性と反対極性で
あることから、複写用紙18はトナー粒子と同極性の電
荷を保持していることとなる。トナー粒子に対して動く
力を考えると、複写用紙1日が転写搬送ベルト40上に
吸着しているときには、誘電体層41の保持する電荷に
よる静電引力が複写用紙18の保持する電荷による静電
反発力に勝り、トナー粒子は複写用紙18上に保持され
ている。しかしながら、複写用紙18が転写搬送ベルト
40から分離すると複写用紙18上のトナー粒子を複写
用紙18上に保持するための静電引力が弱まり、複写用
紙18の保持する電荷による静電反発力の影響が強くな
り、複写用紙18上のトナー粒子像を乱すこととなる。
さらに、通常、帯電し静電吸着している二種類の物体を
強制的に分離させると、帯電し静電吸着して、静電気的
に安定な状態が急激に変化し不安定な状態となり、その
物体同士は互いに反対極性に帯電する。この現象を分離
帯電と呼ぶ0分離帯電の帯電極性は、その物体の持つ性
質、帯電の状況、周囲の環境条件等によっても異なるが
、一般に、十帯電している物体(A)に静電吸着してい
る物体(B)を物体(A)から強制的に分離したときの
物体CB)の分離帯電極性は、物体(A)の帯電極性と
反対、つまりこの場合は、−極性に分離帯電する。しか
し、静電吸着している物体を分離させる前に、その物体
の電荷を取り除く除電を行うことにより、分離帯電を防
止することができると共に、分!帯電した直後に、分離
帯電電荷を除電することもできる。
本発明において、複写用紙18の分に1位置で、転写搬
送ベルト40の誘電体層41が電荷を保持しているので
、複写用紙18は転写搬送ベルト40から分離する際に
、急激な電場の変化を受は分離帯電現象を起す0分離帯
電による複写用紙18の分離帯電量は、複写用紙18の
分離位置での転写搬送ベルト40の帯電量や、複写用紙
18の物性、特に電気抵抗等、また、周囲の環境条件等
によって決まる0分離帯電による複写用紙18の帯電極
性は、転写搬送ベルト40の帯電極性と反対極性となり
、−極性の分離帯電をする。複写用紙18の分離帯電極
性はトナー粒子の帯電極性と同極性となり、複写用紙1
8とトナー粒子との間には静電気的な反発力が働き、複
写用紙18上のトナー粒子像が乱れることとなる。この
分離帯電をできる限り抑え、複写用紙18上のトナー粒
子像の乱れを防ぐには、複写用紙18が転写搬送ベルト
40から分離する時点、又は分離直後に複写用紙18の
除電をすることが有効であり、その方法としては、 (1)  複写用紙18の分離帯電と反対極性の電荷を
複写用紙18に付与し分離帯電電荷を相殺する方法。
(2)複写用紙I8を転写搬送ベルト40から分離した
直後に分離帯電した複写用紙18を除電材に近接させて
除電する方法。
等の除電抛作を複写用紙1Bが転写搬送ベルト40から
分離する瞬間又は直後に複写用紙18に対して行えば、
複写用紙18の分jiI帯電を防ぎ、複写用紙18上の
トナー粒子像の乱れを防止することができる。
そして、以上のような方法で複写用紙1日の分離帯電を
防止することは、同時に複写用紙18が注入ローラ48
を介して付与された電荷を除電することにもなり、複写
用紙18が転写搬送ベルト40から分離する時に発生す
るトナー粒子像の乱れを防止することができる。以下複
写用紙18の除電操作の方法についてさらに詳しく説明
する。
それは、コロナ放電器等によって電荷を付与する方法で
ある。帯電している物体の帯電極性と反対極性の電荷を
コロナ放電器等によりその物体に付与することにより、
その物体を除電することができる。例えば、−帯電して
いる物体に十放電するコロナ放電器により十電荷を付与
し、その物体が持っていた一重部をコロナ放電器によっ
て付与された十電荷でもって中和することにより、その
物体を除電するものである。
実際、複写用紙18が転写搬送ベルト40から分離する
時の複写用紙18の除電を以下のように行うことができ
る。複写用紙18が転写搬送ベルト40から分離する位
置に、コロナ放電器である分離用チャージャ50を設け
、この分離用チャージャ50の放電極性を複写用紙18
の保持する電荷と反対極性つまり、転写搬送ベルト40
と同極性である土掻性とすることによって、複写用紙1
8の保持する一重部を除電することができる。
そして、複写用紙18が転写搬送ベルト40から分離す
る時に発生するトナー粒子像の乱れを防止することがで
きる。また、高抵抗の複写用紙18を低湿の環境条件下
で用いた場合、複写用紙1Bが転写搬送ベルト40から
分離する際に発生するトナー粒子像の乱れは最も多くな
ることから、このような条件でトナー粒子像に乱れが発
生しないように、分離用チャージャ50の放電電荷量を
設定する必要がある1分離用チャージャ50の放電極性
は、ベルト帯電用チャージ中46の放電極性と同極性で
あるため高圧電源の同一化が可能である。また、この分
離用チャージャ50によって分離位置での複写用紙1日
と転写搬送ベル1−40の吸着力が弱まり、複写用紙1
8を転写搬送ベルト40から簡単に分離することができ
る。
転写搬送ベルト40から分離した複写用紙18は、複写
用紙18上のトナー粒子像を複写用紙18上に定着し、
永久画像とするために定着器28へと挿入され、その後
排出される。定着器2日は2本のローラ間に複写用紙1
8を挾み込み、加熱・加圧することによって複写用紙1
日上のトナー粒子を溶融・圧着し定着するものである。
ここで、−Cには定着器28を構成する2本のローラは
常に押圧・回転し合っているため、2本のローラはそれ
ぞれ摩擦帯電し多くの電荷を保持している。そこへ、ま
た、電荷を保持した複写用紙18やトナー粒子が突入す
るとそれぞれ保持していた電荷の間に働く静電気的な力
によって複写用紙18上のトナー粒子像が乱れることが
ある。
転写搬送ベルト40から分離する瞬間に分離用チャージ
ャ50によって転写搬送ベルト40の誘電体Ji41と
同極性の電荷を付与された複写用紙18の帯電量及び帯
電極性を考えてみると、分離用チャージャ50の放9N
と複写用紙18の電気的条件等によって異なるが、分離
用チャージャ50の放電量の設定条件から、高抵抗の複
写用紙18の場合には、分離後の複写用紙1日の帯電量
は略零であるが、低抵抗の複写用紙1Bの場合には、逆
に分離用チャージャ50による複写用紙18の帯11M
が多くなり、複写用紙18が分離用チャージャ50の放
電極性と同極性に帯電してしまうことがある。そして、
この状態で複写用紙1日が定着器28に突入すると、定
着器28の各ローラの帯@電荷によって、複写用紙18
上のトナー粒子像が乱れてしまうことがある。
そこで、定着器2日に複写用紙18が突入する前に、定
着前チャージャ52で複写用紙18の保持する電荷を除
電することによって、定着器28に複写用紙1日が突入
する時に発生するトナー粒子像の乱れを防止することが
できる。定着前チャージャ52の放電極性と放電量を考
えると、まず、放電極性については、ベルト帯電用チャ
ージャ46の放電極性と反対極性、つまり一極性であり
、放電量については、低抵抗の複写用紙18を用いた場
合に、複写用紙18が定着器28に突入しても複写用紙
18上のトナー粒子像に乱れが発生しないような放電量
に設定する必要がある。これは、高抵抗の複写用紙18
に対して、複写用紙1日が転写搬送ベルト40から分離
する際のトナー粒子像の乱れのないように分離用チャー
ジャ50の放電量を設定することから、転写搬送ベルト
40から分離後の複写用紙18の帯電電荷量と帯電極性
とを考えると、高抵抗の複写用紙18の場合には、電荷
量は略零であり、また、低抵抗の複写用紙18の場合、
分離用チャージャ50によって付与された極性と同一の
極性の電荷、つまり土掻性の電荷を保持している。この
ことから、電荷を保持した複写用紙18が定着器28に
突入した時に発生するトナー粒子像の乱れは、低抵抗の
複写用紙18の場合に発生し易いことが判り、定着前チ
ャージャ52の放電量を低抵抗の複写用紙18が定着器
28に突入する時にトナー粒子像の乱れがないように設
定する必要があることが判る。しかし、逆に、高抵抗の
複写用紙1日を用いた場合には、定着前チャージャ52
による電荷付与によって、帯電量が大きくなり、複写用
紙18が定着器28に突入する時にトナー粒子像の乱れ
が発生するのではないかと考えられるが、高抵抗の複写
用紙18は、低抵抗の複写用紙18に比べて、定着前チ
ャージャ52の電荷付与についてかなり鈍感であるので
、定着前チャージャ52によって電荷を付与しても、定
着器28に突入する時のトナー粒子像の乱れは発生しな
い。
ところで、複写用紙18が分離した後の転写搬送ベルト
40は、誘電体層41表面に押圧されているクリーニン
グブレード49によってクリーニングされ、表面をレフ
レッシュされた状態で新たにベルト帯電用チャージャ4
6方向へ駆動される。
ここで、転写搬送ベルト40表面のクリーニングをクリ
ーニングブし・−ド49で行うようにしているが、別に
クリーニングブレード49である必要もなく、転写搬送
ベルト40表面をクリーニングするものであれば、例え
ば、ファーブラシ、クリーニング・バンド等でも良い。
なお、本実施例において、転写搬送ベルト40の誘電体
N4Iにはポリエチレンテレフタレート、導電体層42
にはポリエチレン系の樹脂を用いたが、別に、必ずしも
ポリエチレンテレフタレートやポリエチレン系の樹脂で
ある必要もなく、所望の電気的特性、機械的特性を有す
る材料であれば何でも良い0例えば、誘電体11!I4
1の材質としては、ナイロン樹脂、フッ素樹脂、ポリエ
チレン樹脂、ポリエステル樹脂等の誘電体であれば何で
も良く、ただ、電気抵抗は10I!Ω・Cm以下が必要
であり、望ましくば10”Ω・C璽以上が良い、誘電体
層41の厚さは200μm以下で、望ましくは10−1
00μmの範囲が良く、さらに、誘電体層41の厚さ方
向の静電容量は30pF/cd以上が必要であり、望ま
しくは60pF/cd以上であれば良い、また、導電体
lI42の材質としては、107Ω・Cm以下で、望ま
しくは10”Ω・1以下の電気抵抗を有する導体であれ
ば材質は問わず、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリエス
テル樹脂。
フッ素樹脂等を用いることができる。また、導電体層4
2の厚さは、導電体層42と誘電体層41とによって構
成される転写搬送ベル!−40に要求される機械的強度
を保持することができる厚さとすれば良い、さらに、誘
電体11J41と導電体層42の形成方法は、誘電体シ
ートと導電体シートを貼り合わせ等によって一枚のシー
トとした後、端部どうしを溶着等の方法で接続し無端の
転写搬送ベルト40としても良く、また、初めから継目
の無いエンドレス状の導電体性ベルトに、フ、素樹脂等
の誘電体をコーティング、貼り合わせ、ディッピング等
することにより誘電体11141を形成しても良く、あ
るいは、導電体部材と誘電体部材を同時に射出成型する
ことによって、誘電体層41と導電体N42の二層構造
の転写搬送ベルト40を同時成型しても実用上、何ら問
題はない。
また誘電体層41と導電体Jff142の中間に例えば
誘電体層41と導電体j!!142を接着するための接
着層が存在していても1.1!気的特性上この接着層は
誘電体層41または導電体層42のいずれかの一部とし
て機能するため、転写搬送ベルト40としての′a能能
上同等問題はない。
また、転写搬送ベルト40は駆動ローラ43と従動ロー
ラ44、さらにまた、ばね等の付勢手段を用いて架張・
支持される。駆動ローラ43.従動ローラ44は共に導
電性部材より形成され、転写搬送ベルト40の内側の導
電体層42を接地する。但し、導電体N42には状況に
応じて適当なバイアス電圧を印加してもよい、さらに、
導電体層42の接地を駆動ローラ43と従動ローラ44
で行う必要もなく、新たに導電体1i42の接地もしく
はバイアス電圧の印加を行う部材、例えば、導電性ブラ
シ等を設けても良い。
また、本実施例において、感光体10にはOPCを用い
、現像方式には反転現像方式を用いているが、必ずしも
OPC及び反転現像方式を用いる必要はなく、ベルト帯
電用チャージャ46によって転写搬送ベルト40の誘電
体層41に付与する電荷の橿性がトナー粒子の帯電極性
と反対極性になるようにすれば、どのような材質の感光
体10、現像方式を用いても良い。さらに、転写搬送ベ
ルト40を帯電するためにベルト帯電用チャージャ46
を用いているが、必ずしもベルト帯電用チャージャ46
である必要もなく、例えば、バイアス電圧を印加した導
電性ブラシを転写搬送ベルト40の誘電体Ji41に接
触するようにしても良く、転写搬送ベルト40に所望の
電荷を一様に付与することができればどのような方法で
も良い。
また、本実施例において、電荷注入手段として接地され
た注入ローラ48を用いているが、必ずしも注入ローラ
48である必要もなく、転写搬送ベルト40の誘電体層
41が保持する電荷によって複写用紙18上に電荷を誘
導することができれば、どのようなものでも良い、さら
に、注入ローラ4日は、4=1勢手段によって、複写用
紙1日を転写搬送ベルト40に押圧し、複写用紙18と
転写搬送ベルト40との密着性を高めるようにすれば、
複写用紙18の搬送性、転写性は更に向上する。
故に、例えば、絶縁性のローラによって複写用紙18を
転写搬送ベルト40に押圧すると共に、カーボン繊維等
の導電性繊維から成るブラシを用い、その導電性ブラシ
を複写用紙18に接触させて電荷を移行させるようにし
てもよい、さらに、また、注入ローラ48を直接接地し
ているが、複写用紙18に付与する電荷を制御するため
に注入ローラ48と接地との間に抵抗体、バリスタ等の
電気素子、または、バイアス電圧を印加するための電源
を接続しても良い。
また、本実施例においては、複写用紙18が転写搬送ベ
ルト40の下方(感光体10の上方)を搬送される構成
としているが、別に転写搬送ベルト40の上方または側
方等を通過させる構成とすることも可能である。
発明の効果 以上のように本発明は、静電潜像上に帯電したトナー粒
子を保持し搬送するトナー粒子搬送手段と、トナー粒子
搬送手段に帯電したトナー粒子を供給する現像手段と、
少なくとも誘電体層と導電体層を含み、誘電体層がトナ
ー粒子搬送手段と近接部分を有するように設けられた無
端のベルト手段と、ベルト手段を駆動するベルト駆動手
段と、ベルト手段の導電体層に0Vまたは任意のバイア
ス電圧を印加する印加手段と、ベルト手段の誘電体層に
対向し誘電体層にトナー粒子の帯電極性と反対極性の電
荷を付与する第1の電荷付与手段と、ベルト手段の誘電
体層と近接部分を有するように設置され、第1の電荷付
与手段により付与されたベルト手段の電荷によって、複
写用紙にベルト手段の保持する電荷と反対極性の電荷を
注入する電荷注入手段と、複写用紙をベルト手段と電荷
注入手段との近接部分に挿入するように供給する給紙手
段と、複写用紙がベルト手段から分離する位置でベルト
手段の誘電体層に対向するように設置され、第1の電荷
付与手段と同極性の電荷を複写用紙に付与する第2の電
荷付与手段と、複写用紙上のトナー粒子像を永久画像と
するために複写用紙上にトナー粒子像を定着する定着手
段と、複写用紙が定着手段に突入する前で複写用紙に第
2の電荷付与手段と反対極性の電荷を付与する第3の電
荷付与手段とを具備し、ベルト手段は、給紙手段により
ベルト手段と電荷注入手段との近接部分間に送り込まれ
た複写用紙を静電気的に保持・搬送し、トナー粒子搬送
手段によって搬送されたトナー粒子像を同じく静電気的
に複写用紙上に転写した後、複写用紙がベルト手段から
分離する際に第2の電荷付与手段によって第1の電荷付
与手段と同極性の電荷を複写用紙に付与し、さらに、複
写用紙が定着手段に突入する前に同じく第3の電荷付与
手段によって第2の電荷付与手段と反対極性の電荷を複
写用紙に付与するという構成を備えることにより、複写
用紙が給紙手段によって供給され、定着手段によって定
着・排紙されるまでの間に、複写用紙」二のトナー粒子
像の乱れや、複写用紙のつまり、汚れ等の不良を発生す
ることなく常に安定した複写用紙の搬送性能とトナー粒
子の転写性能とを維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の電子写真装置の概略断面図
、第2図は第1図に示す実施例の電子写真装置の部分断
面図、第3図は従来の電子写真装置の一例を概略断面図
である。 10・・・・・・感光体、12・・・・・・感光体チャ
ージャ、14・・・・・・光学装置、16・・・・・・
現像器、18・・・・・・複写用紙、20・・・・・・
給紙装置、22・・・・・・転写用チャージャ、24・
・・・・・分離用ACチャージャ、26・・・・・搬送
ベルト、2日・・・・・・定着器、40・・・・・・転
写搬送ベルト、41・・・・・・誘電体層、42・・・
・・・導電体層、43・・・・・・駆動ローラ、44・
・・・・・従動ローラ、46・・・・・・ベルト帯電用
チャージャ、4日・・・・・・注入ローラ、49・・・
・・・クリーニングブレード、50・・・・・・分離用
チャージャ、52・・・・・・定着前チャージャ。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名句−転写[
i!べ)レト 41−一誘電体、1 ぐ−導電体1 4−皐訪ローラ 4− ベルト* I M’! + y−ジ!韓−・−注
入口−ラ 第2図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)静電潜像上に帯電したトナー粒子を保持し搬送す
    るトナー粒子搬送手段と、前記トナー粒子搬送手段に帯
    電したトナー粒子を供給する現像手段と、少なくとも誘
    電体層と導電体層を含み、前記誘電体層が前記トナー粒
    子搬送手段と近接部分を有するように設けられた無端の
    ベルト手段と、前記ベルト手段を駆動するベルト駆動手
    段と、前記ベルト手段の前記導電体層に0Vまたは任意
    のバイアス電圧を印加する印加手段と、前記ベルト手段
    の前記誘電体層に対向し前記誘電体層に前記トナー粒子
    の帯電極性と反対極性の電荷を付与する第1の電荷付与
    手段と、前記ベルト手段の前記誘電体層と近接部分を有
    するように設置され、前記第1の電荷付与手段により付
    与された前記ベルト手段の電荷によって、複写用紙に前
    記ベルト手段の保持する電荷と反対極性の電荷を注入す
    る電荷注入手段と、前記複写用紙を前記ベルト手段と前
    記電荷注入手段との近接部分に挿入するように供給する
    給紙手段と、前記複写用紙が前記ベルト手段から分離す
    る位置で前記ベルト手段の前記誘電体層に対向するよう
    に設置され、前記第1の電荷付与手段と同極性の電荷を
    前記複写用紙に付与する第2の電荷付与手段と、前記複
    写用紙上のトナー粒子像を永久画像とするために前記複
    写用紙上にトナー粒子像を定着する定着手段と、前記複
    写用紙が前記定着手段に突入する前で前記複写用紙に前
    記第2の電荷付与手段と反対極性の電荷を付与する第3
    の電荷付与手段とを具備し、前記ベルト手段は、前記給
    紙手段により前記ベルト手段と前記電荷注入手段との近
    接部分間に送り込まれた前記複写用紙を静電気的に保持
    ・搬送し、前記トナー粒子搬送手段によって搬送された
    前記トナー粒子像を同じく静電気的に前記複写用紙上に
    転写した後、前記複写用紙が前記ベルト手段から分離す
    る際に前記第2の電荷付与手段によって前記第1の電荷
    付与手段と同極性の電荷を前記複写用紙に付与し、さら
    に、前記複写用紙が前記定着手段に突入する前に同じく
    前記第3の電荷付与手段によって前記第2の電荷付与手
    段と反対極性の電荷を前記複写用紙に付与するように構
    成したことを特徴とする電子写真装置。
  2. (2)ベルト手段の誘電体層表面に押圧するように配設
    され、前記誘電体層表面をクリーニングするためのクリ
    ーニング手段を具備し、前記ベルト手段と複写用紙との
    保持・搬送をより強力にするように構成したことを特徴
    とする請求項(1)記載の電子写真装置。
  3. (3)第1の電荷付与手段、第2の電荷付与手段、第3
    の電荷付与手段ともに、コロナ放電を用いたコロナ放電
    器であることを特徴とする請求項(1)または(2)の
    いずれかに記載の電子写真装置。
JP18493888A 1988-07-25 1988-07-25 電子写真装置 Pending JPH0234882A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234906A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Ricoh Co Ltd 転写装置及びこれを備える画像形成装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006234906A (ja) * 2005-02-22 2006-09-07 Ricoh Co Ltd 転写装置及びこれを備える画像形成装置
JP4658637B2 (ja) * 2005-02-22 2011-03-23 株式会社リコー 転写装置及びこれを備える画像形成装置

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