JPH0233672Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0233672Y2 JPH0233672Y2 JP9286483U JP9286483U JPH0233672Y2 JP H0233672 Y2 JPH0233672 Y2 JP H0233672Y2 JP 9286483 U JP9286483 U JP 9286483U JP 9286483 U JP9286483 U JP 9286483U JP H0233672 Y2 JPH0233672 Y2 JP H0233672Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side plate
- spool shaft
- spool
- reel
- supported
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- Expired
Links
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- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 10
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
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- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は磁石を利用した釣糸のバツクラツシユ
防止装置に関する。
防止装置に関する。
従来、スプールの一側に非磁性導電環体を固着
すると共に該導電環体にリール側板に設けた磁力
を着磁した磁性体を対向せしめスプールの回転を
制動するようにして釣糸のバツクラツシユを防止
することは例えば米国特許第2361239号明細書等
にも見られる通り知られている。
すると共に該導電環体にリール側板に設けた磁力
を着磁した磁性体を対向せしめスプールの回転を
制動するようにして釣糸のバツクラツシユを防止
することは例えば米国特許第2361239号明細書等
にも見られる通り知られている。
しかしながらこれら従来のものは磁性体で海辺
の砂鉄が吸引されリール側板や磁性体の支承部に
附着してスプールの回転作用や磁性体の調節作用
を阻害すると共に磁性体の支承構成が複雑になつ
たりする欠陥がある。
の砂鉄が吸引されリール側板や磁性体の支承部に
附着してスプールの回転作用や磁性体の調節作用
を阻害すると共に磁性体の支承構成が複雑になつ
たりする欠陥がある。
本考案はこれらの欠陥を改善するようにしたも
ので、内側フレームと外側のキヤツプ状側板で形
成されるリール側板間にスプールを固着したスプ
ール軸を支承し、スプール軸の回転機構を収容し
たリール側板とは反対側のスプール軸に非磁性の
筒状導電環体を固着してその先端部をキヤツプ状
側板内まで延設すると共に該筒状導電環体の周面
に磁力を着磁した磁性体を対向配置し、筒状導電
環体が回動するとこれに渦電流が発生してスプー
ルに制動力を与えるようにした魚釣用リールにお
いて、スプール軸の回転機構を収容していないリ
ール側板の側板内側に筒状カラーを突設し、該筒
状カラーの内径部にスプール軸の軸受を嵌合支承
すると共に外径部上には前記磁性体を軸方向に変
位可能に支承し、更に側板に支承した操作部材と
磁性体を変位調節自在に係合したことを要旨とす
るものである。
ので、内側フレームと外側のキヤツプ状側板で形
成されるリール側板間にスプールを固着したスプ
ール軸を支承し、スプール軸の回転機構を収容し
たリール側板とは反対側のスプール軸に非磁性の
筒状導電環体を固着してその先端部をキヤツプ状
側板内まで延設すると共に該筒状導電環体の周面
に磁力を着磁した磁性体を対向配置し、筒状導電
環体が回動するとこれに渦電流が発生してスプー
ルに制動力を与えるようにした魚釣用リールにお
いて、スプール軸の回転機構を収容していないリ
ール側板の側板内側に筒状カラーを突設し、該筒
状カラーの内径部にスプール軸の軸受を嵌合支承
すると共に外径部上には前記磁性体を軸方向に変
位可能に支承し、更に側板に支承した操作部材と
磁性体を変位調節自在に係合したことを要旨とす
るものである。
本考案の実施例を図面について説明すると、内
側フレーム１′，１′とキヤツプ状側板１″，１″か
ら形成される両軸受型リールのリール側板１，１
間には軸受２を介してスプール３を固着したスプ
ール軸４が支承され、一方のリール側板１内にお
けるスプール軸４には公知のように回転機構が設
けられ、ハンドル５を有する回転軸６と分離自在
に連結されると共にスプール軸４の他側部にはア
ルミ、銅等からなる非磁性体の導電環体７が固着
されている。
側フレーム１′，１′とキヤツプ状側板１″，１″か
ら形成される両軸受型リールのリール側板１，１
間には軸受２を介してスプール３を固着したスプ
ール軸４が支承され、一方のリール側板１内にお
けるスプール軸４には公知のように回転機構が設
けられ、ハンドル５を有する回転軸６と分離自在
に連結されると共にスプール軸４の他側部にはア
ルミ、銅等からなる非磁性体の導電環体７が固着
されている。
また前記導電環体７を設けた側の軸受２は側板
１″の内側面に突設されかつ外周面に螺子８を刻
設した筒状カラー９の内部に支承されると共に前
記螺子部８には外周縁に歯１０を設けた非磁性材
料からなる保持皿枠１１が螺合し、前記歯１０に
側板１″に軸支された操作杆１２先端の歯車１３
が噛合し、操作杆１２を回動することにより保持
皿枠１１をカラー９に対して前進又は後退できる
ように形成されている。
１″の内側面に突設されかつ外周面に螺子８を刻
設した筒状カラー９の内部に支承されると共に前
記螺子部８には外周縁に歯１０を設けた非磁性材
料からなる保持皿枠１１が螺合し、前記歯１０に
側板１″に軸支された操作杆１２先端の歯車１３
が噛合し、操作杆１２を回動することにより保持
皿枠１１をカラー９に対して前進又は後退できる
ように形成されている。
しかして前記保持皿枠１１には導電環体７の内
側に位置する磁性体リング１４と、導電環体７の
外側に位置する外周面に磁性体材料からなる継鉄
１５を捲着した永久磁石１６が固着され特に永久
磁石１６は任意極数からなると共にその磁束は軸
心方向に向くように形成されている。
側に位置する磁性体リング１４と、導電環体７の
外側に位置する外周面に磁性体材料からなる継鉄
１５を捲着した永久磁石１６が固着され特に永久
磁石１６は任意極数からなると共にその磁束は軸
心方向に向くように形成されている。
本考案実施例は上記のように構成されているか
ら釣糸の放出によりスプール３が高速逆転して導
電環体７が高速回動すると、永久磁石１６によつ
て導電環体７に渦電流が発生してスプール軸４の
回動を制動しスプール３の過回転を制御し釣糸の
バツクラツシユを防止するものであり、釣糸の仕
掛の重量により制動力を調節する場合には、操作
杆１２を回動し歯車１３により保持皿枠１１を回
動してスプール側に前進させれば永久磁石１６の
導電環体７に対する重合度は増加して制動力は増
加し、また側板側に後退すれば永久磁石１６の一
部は導電環体７から一部脱れ制動力は減少する。
ら釣糸の放出によりスプール３が高速逆転して導
電環体７が高速回動すると、永久磁石１６によつ
て導電環体７に渦電流が発生してスプール軸４の
回動を制動しスプール３の過回転を制御し釣糸の
バツクラツシユを防止するものであり、釣糸の仕
掛の重量により制動力を調節する場合には、操作
杆１２を回動し歯車１３により保持皿枠１１を回
動してスプール側に前進させれば永久磁石１６の
導電環体７に対する重合度は増加して制動力は増
加し、また側板側に後退すれば永久磁石１６の一
部は導電環体７から一部脱れ制動力は減少する。
第４図及び第５図に示す実施例は、保持皿枠１
１に直接螺杆１７を突設し該螺杆１７を側板１″
に軸支した雌螺子孔１２′を有する操作杆１２に
螺合して保持皿枠１１を前進又は後退せしめるも
のである。
１に直接螺杆１７を突設し該螺杆１７を側板１″
に軸支した雌螺子孔１２′を有する操作杆１２に
螺合して保持皿枠１１を前進又は後退せしめるも
のである。
本考案はスプール回転機構を収容したリール側
板とは反対側のリール側板内に導電体及び磁性体
の渦電流発生装置を収納して両軸受型リールの左
右の重量及び形態のバランスを良好に保持するこ
とは勿論、特に側板に突設した筒状カラーはその
内径部で軸受を介してスプール軸を支承すると共
にその外径部上において磁力を着磁した磁性体を
軸方向に変位可能に支承し、該磁性体を側板に支
承した操作部材で変位できるようにしたので、磁
性体は側板及び内側フレームから離れた状態で安
定して支承され、砂鉄等の異物が磁性体によりリ
ール側板に附着したり磁性体支承部に噛み込まれ
たりしてスプールの回転又は磁性体の調節作用を
阻害することを確実に防止すると共に磁性体の軸
方向の変位調節作用も筒状カラーを案内として精
度良く円滑容易に行うことができ、しかもその構
成及び組立操作も簡易である優れた特徴と実用性
を有する。
板とは反対側のリール側板内に導電体及び磁性体
の渦電流発生装置を収納して両軸受型リールの左
右の重量及び形態のバランスを良好に保持するこ
とは勿論、特に側板に突設した筒状カラーはその
内径部で軸受を介してスプール軸を支承すると共
にその外径部上において磁力を着磁した磁性体を
軸方向に変位可能に支承し、該磁性体を側板に支
承した操作部材で変位できるようにしたので、磁
性体は側板及び内側フレームから離れた状態で安
定して支承され、砂鉄等の異物が磁性体によりリ
ール側板に附着したり磁性体支承部に噛み込まれ
たりしてスプールの回転又は磁性体の調節作用を
阻害することを確実に防止すると共に磁性体の軸
方向の変位調節作用も筒状カラーを案内として精
度良く円滑容易に行うことができ、しかもその構
成及び組立操作も簡易である優れた特徴と実用性
を有する。
第１図は本考案の一部切欠平面図、第２図は同
縦断正面図、第３図は同要部の作動説明図、第４
図は本考案の別実施例の一部切欠平面図、第５図
は同要部の縦断正面図である。 １……リール側板、１′……内側フレーム、
１″……側板、２……軸受、３……スプール、４
……スプール軸、７……導電環体、８……螺子
部、９……筒状カラー、１０……歯、１１……保
持皿枠、１２……操作杆、１３……歯車、１６…
…永久磁石。
縦断正面図、第３図は同要部の作動説明図、第４
図は本考案の別実施例の一部切欠平面図、第５図
は同要部の縦断正面図である。 １……リール側板、１′……内側フレーム、
１″……側板、２……軸受、３……スプール、４
……スプール軸、７……導電環体、８……螺子
部、９……筒状カラー、１０……歯、１１……保
持皿枠、１２……操作杆、１３……歯車、１６…
…永久磁石。
Claims (1)
- 内側フレームと外側のキヤツプ状側板で形成さ
れるリール側板間にスプールを固着したスプール
軸を支承し、スプール軸の回転機構を収容したリ
ール側板とは反対側のスプール軸に非磁性の筒状
導電環体を固着してその先端部をキヤツプ状側板
内まで延長すると共に該筒状導電環体の周面に磁
力を着磁した磁性体を対向配置し、筒状導電環体
が回動するとこれに渦電流が発生してスプールに
制動力を与えるようにした魚釣用リールにおい
て、スプール軸の回転機構を収容していないリー
ル側板の側板内側に筒状カラーを突設し、該筒状
カラーの内径部にスプール軸の軸受を嵌合支承す
ると共に外径部上には前記磁性体を軸方向に変位
可能に支承し、更に側板に支承した操作部材と磁
性体を変位調節自在に係合したバツクラツシユ防
止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9286483U JPS59113075U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 魚釣用リ−ルのバツクラツシユ防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9286483U JPS59113075U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 魚釣用リ−ルのバツクラツシユ防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59113075U JPS59113075U (ja) | 1984-07-31 |
| JPH0233672Y2 true JPH0233672Y2 (ja) | 1990-09-10 |
Family
ID=30223290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9286483U Granted JPS59113075U (ja) | 1983-06-17 | 1983-06-17 | 魚釣用リ−ルのバツクラツシユ防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59113075U (ja) |
-
1983
- 1983-06-17 JP JP9286483U patent/JPS59113075U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59113075U (ja) | 1984-07-31 |
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