JPH0616512Y2 - 魚釣用スピニングリ−ルのドラグ装置 - Google Patents
魚釣用スピニングリ−ルのドラグ装置Info
- Publication number
- JPH0616512Y2 JPH0616512Y2 JP1987045108U JP4510887U JPH0616512Y2 JP H0616512 Y2 JPH0616512 Y2 JP H0616512Y2 JP 1987045108 U JP1987045108 U JP 1987045108U JP 4510887 U JP4510887 U JP 4510887U JP H0616512 Y2 JPH0616512 Y2 JP H0616512Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spool
- bearing member
- drag
- braking
- fishing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; CARE OF BIRDS, FISHES, INSECTS; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/02—Brake devices for reels
- A01K89/027—Brake devices for reels with pick-up, i.e. for reels with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は魚釣用スピニングリールにおけるドラグ機構の
改良に関するものである。
改良に関するものである。
従来の技術 スピニングリールのドラグ機構はスプールの前部に形成
された凹部内に制動部材を装着しているフロント方式が
一般的であるが、制動部材の径が制約され大型化できな
いと共にスプールに釣糸を捲着したときの捲着圧でスプ
ール前側板が変形し釣糸の捲着量によって制動力が変化
し安定した一定のドラグ性能が得られない欠陥がある。
された凹部内に制動部材を装着しているフロント方式が
一般的であるが、制動部材の径が制約され大型化できな
いと共にスプールに釣糸を捲着したときの捲着圧でスプ
ール前側板が変形し釣糸の捲着量によって制動力が変化
し安定した一定のドラグ性能が得られない欠陥がある。
そこで制動部材をスプール前後部に分けて設けドラグ力
を向上するようにしたものが特開昭５９−１７９３１号
公報で知られているが、依然としてスプール前部に制動
部材を設けているのでスプールに捲着した釣糸の捲着圧
によって制動力が安定しない欠点は未だ改善されていな
いばかりか、スプールの前後に制動部材を配置しなけれ
ばならないため構成が複雑で特に組立て分解操作が面倒
であり、しかもドラグ調整摘手がスプール前部の制動部
材の近くに設けられているので、緩み易い等の欠陥があ
る。
を向上するようにしたものが特開昭５９−１７９３１号
公報で知られているが、依然としてスプール前部に制動
部材を設けているのでスプールに捲着した釣糸の捲着圧
によって制動力が安定しない欠点は未だ改善されていな
いばかりか、スプールの前後に制動部材を配置しなけれ
ばならないため構成が複雑で特に組立て分解操作が面倒
であり、しかもドラグ調整摘手がスプール前部の制動部
材の近くに設けられているので、緩み易い等の欠陥があ
る。
考案が解決しようとする問題点 本考案はこれらの現状に鑑みドラグ機構の制動部材を釣
糸の捲着圧に影響されない強度充分なスプールの後側に
設けると共にこれをスプールを回動自在に支承した軸受
部材を介してスプール軸に設けたフランジ部にドラグ調
整摘手で押圧するようにして釣糸の捲着圧によるドラグ
制動力の変化を防止し安定したドラグ機能を発揮すると
共に大径の制動部材で大きな制動力が得られ、またドラ
グ調整摘手の弛緩も防止するようにしたことを目的とす
るものである。
糸の捲着圧に影響されない強度充分なスプールの後側に
設けると共にこれをスプールを回動自在に支承した軸受
部材を介してスプール軸に設けたフランジ部にドラグ調
整摘手で押圧するようにして釣糸の捲着圧によるドラグ
制動力の変化を防止し安定したドラグ機能を発揮すると
共に大径の制動部材で大きな制動力が得られ、またドラ
グ調整摘手の弛緩も防止するようにしたことを目的とす
るものである。
問題点を解決するための手段 本考案は前記目的を達成するための手段として、スプー
ル軸に設けたフランジ部の前部にスプール軸と一体的に
回動しかつ軸方向自在な軸受部材を設けると共に該軸受
部材の外周にスプールを回動自在に嵌着し、該スプール
の後側部に釣糸捲着胴部より大径の制動部材を抜け止め
して装着し、前記スプール軸の先端部に進退自在に螺合
したドラグ調整摘手を前記軸受部材の前端部に当接せし
めて前記制動部材を軸受部材とフランジ部間で圧接自在
に形成したことを要旨とするものである。
ル軸に設けたフランジ部の前部にスプール軸と一体的に
回動しかつ軸方向自在な軸受部材を設けると共に該軸受
部材の外周にスプールを回動自在に嵌着し、該スプール
の後側部に釣糸捲着胴部より大径の制動部材を抜け止め
して装着し、前記スプール軸の先端部に進退自在に螺合
したドラグ調整摘手を前記軸受部材の前端部に当接せし
めて前記制動部材を軸受部材とフランジ部間で圧接自在
に形成したことを要旨とするものである。
実施例 本考案の実施例を図面について説明すると、公知の如く
前後に往復摺動するスピニングリールのスプール軸１の
前部にはフランジ部２を有する軸筒３がピン４本で一体
に固着されると共に該軸筒３には外周面にスプール５を
回動自在に支承した軸受部材６が軸方向のみ自在に一体
的に係着している。
前後に往復摺動するスピニングリールのスプール軸１の
前部にはフランジ部２を有する軸筒３がピン４本で一体
に固着されると共に該軸筒３には外周面にスプール５を
回動自在に支承した軸受部材６が軸方向のみ自在に一体
的に係着している。
前記スプール５の後側部には釣糸捲着胴部より大径でか
つ後側が前記フランジ部２に当接している制動部材７が
止め板その他の抜け止め手段８によって装着されている
と共に公知のようにスプール軸１の先端部に螺合したナ
ット部材９′の外側にこれと一体的に回動するように係
合したドラグ調整摘手１０が発条９で後方に付勢されて
前記軸受部材６の前端部に当接し、該ドラグ調整摘手１
０を回動して進退することにより軸受部材６を介して制
動部材７を圧接自在に形成し、スプール５の制動力を調
節できるように構成されている。
つ後側が前記フランジ部２に当接している制動部材７が
止め板その他の抜け止め手段８によって装着されている
と共に公知のようにスプール軸１の先端部に螺合したナ
ット部材９′の外側にこれと一体的に回動するように係
合したドラグ調整摘手１０が発条９で後方に付勢されて
前記軸受部材６の前端部に当接し、該ドラグ調整摘手１
０を回動して進退することにより軸受部材６を介して制
動部材７を圧接自在に形成し、スプール５の制動力を調
節できるように構成されている。
しかして前記制動部材７は軸筒３に軸方向自在に係合し
た制動板１１とスプール５に軸方向自在に係合した制動
板１２とスプール６に一体的に係合すると共に軸筒３に
回転可能に嵌合された制動板１３とこれらの間に介在さ
れているライニング材１４・１４…で構成されている
が、必ずしもこの実施例に限定されるものではない。
た制動板１１とスプール５に軸方向自在に係合した制動
板１２とスプール６に一体的に係合すると共に軸筒３に
回転可能に嵌合された制動板１３とこれらの間に介在さ
れているライニング材１４・１４…で構成されている
が、必ずしもこの実施例に限定されるものではない。
本考案の実施例は上記のように構成されているから、ド
ラグ調整摘手１０を回動して前進せしめると軸受部材６
は制動部材７をフランジ部２に押圧し、その圧接度によ
ってスプール５の回転を制動し、逆にドラグ調整摘手１
０を回動して後退せしめると前記圧接度は弱くなりスプ
ール５のドラグ制動力は小さくなるものである。
ラグ調整摘手１０を回動して前進せしめると軸受部材６
は制動部材７をフランジ部２に押圧し、その圧接度によ
ってスプール５の回転を制動し、逆にドラグ調整摘手１
０を回動して後退せしめると前記圧接度は弱くなりスプ
ール５のドラグ制動力は小さくなるものである。
第４図に示す実施例は、軸受部材６をボールベアリング
６′・６′とカラー６″・６″とで形成した変形例であ
り、更に第５図には前記ボールベアリング６′・６′間
に前記ドラグ調整摘手１０の発条９より強力な発条６
を介装しドラグ制動力の強弱の調節範囲を広くした実施
例が示されている。
６′・６′とカラー６″・６″とで形成した変形例であ
り、更に第５図には前記ボールベアリング６′・６′間
に前記ドラグ調整摘手１０の発条９より強力な発条６
を介装しドラグ制動力の強弱の調節範囲を広くした実施
例が示されている。
考案の効果 本考案は強度のあるスプールの後側部に釣糸捲着胴部よ
り大径の制動部材を抜き止めして装着し、該制動部材に
スプールを回動自在に支承した軸受部材を当接せしめて
スプール軸の先端部に螺合したドラグ調整摘手で軸受部
材を介して制動部材をスプール軸に設けたフランジ部に
押圧してスプールを制動するようにしたもので、スプー
ル前側板が釣糸の捲着力によって変形してもこれがドラ
グ制動力に影響を与えることがなく、またスプールがス
プール軸外側の大径の軸受部材に安定性良く嵌着支持さ
れることも相俟って常時安定した一定のドラグ制動を行
うことができると共にドラグ機構の製造組立及び分解も
容易であり、しかも制動部材の径も大きく形成できるの
で大きな制動力が得られ、またドラグ調整摘手は制動部
材に対して軸受部材を介して距離をおいて設けられてい
るため振動も緩和されてその弛緩も防止できるのでドラ
グ制動が変化することもない優れた特徴と実用性を有す
る。
り大径の制動部材を抜き止めして装着し、該制動部材に
スプールを回動自在に支承した軸受部材を当接せしめて
スプール軸の先端部に螺合したドラグ調整摘手で軸受部
材を介して制動部材をスプール軸に設けたフランジ部に
押圧してスプールを制動するようにしたもので、スプー
ル前側板が釣糸の捲着力によって変形してもこれがドラ
グ制動力に影響を与えることがなく、またスプールがス
プール軸外側の大径の軸受部材に安定性良く嵌着支持さ
れることも相俟って常時安定した一定のドラグ制動を行
うことができると共にドラグ機構の製造組立及び分解も
容易であり、しかも制動部材の径も大きく形成できるの
で大きな制動力が得られ、またドラグ調整摘手は制動部
材に対して軸受部材を介して距離をおいて設けられてい
るため振動も緩和されてその弛緩も防止できるのでドラ
グ制動が変化することもない優れた特徴と実用性を有す
る。
第１図は本考案の一部切欠正面図、第２図は第１図Ｉ〜
Ｉ線の断面図、第３図は第１図II〜II線断面図、第４図
及び第５図は夫々本考案の別実施例の要部の縦断正面図
である。 １…スプール軸、２…フランジ部、５…スプール、６…
軸受部材、７…制動部材、８…抜け止め手段、１０…ド
ラグ調整摘手。
Ｉ線の断面図、第３図は第１図II〜II線断面図、第４図
及び第５図は夫々本考案の別実施例の要部の縦断正面図
である。 １…スプール軸、２…フランジ部、５…スプール、６…
軸受部材、７…制動部材、８…抜け止め手段、１０…ド
ラグ調整摘手。
Claims (1)
- 【請求項１】スプール軸に設けたフランジ部の前部にス
プール軸と一体的に回動しかつ軸方向自在な軸受部材を
設けると共に該軸受部材の外周にスプールを回動自在に
嵌着し、該スプールの後側部に釣糸捲着胴部より大径の
制動部材を抜け止めして装着し、前記スプール軸の先端
部に進退自在に螺合したドラグ調整摘手を前記軸受部材
の前端部に当接せしめて前記制動部材を軸受部材とフラ
ンジ部間で圧接自在に形成した魚釣用スピニングリール
のドラグ装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987045108U JPH0616512Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 魚釣用スピニングリ−ルのドラグ装置 |
| KR2019870017567U KR920002296Y1 (ko) | 1987-03-27 | 1987-10-15 | 낚시용 스피닝 리일의 드랙장치 |
| US07/385,924 US4951897A (en) | 1987-03-27 | 1989-07-27 | Drag mechanism for a spinning reel |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987045108U JPH0616512Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 魚釣用スピニングリ−ルのドラグ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63151761U JPS63151761U (ja) | 1988-10-05 |
| JPH0616512Y2 true JPH0616512Y2 (ja) | 1994-05-02 |
Family
ID=12710073
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987045108U Expired - Lifetime JPH0616512Y2 (ja) | 1987-03-27 | 1987-03-27 | 魚釣用スピニングリ−ルのドラグ装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4951897A (ja) |
| JP (1) | JPH0616512Y2 (ja) |
| KR (1) | KR920002296Y1 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5316239A (en) * | 1990-07-10 | 1994-05-31 | Shimano Inc. | Spinning reel with oscillating mechanism |
| US5603465A (en) * | 1995-07-27 | 1997-02-18 | Abu Ab | Fishing reel drag with adjusting knob behind the spool |
| US5607114A (en) * | 1995-07-27 | 1997-03-04 | Abu Ab | Line spool assembly consisting of two sleeve members and intended for an open-face fishing reel |
| US5988547A (en) * | 1997-11-26 | 1999-11-23 | Koelewyn; Robert W. | Adjustable drag system for fishing spool with clutch members between spool-supporting bearings |
| CN2798588Y (zh) * | 2005-05-20 | 2006-07-26 | 陶宁 | 组合式渔线轮的线轮组件 |
| US8534583B2 (en) * | 2006-08-04 | 2013-09-17 | Accurate Fishing Products | Drag mechanism for a fishing reel |
| JP5349348B2 (ja) * | 2010-01-22 | 2013-11-20 | 株式会社シマノ | スピニングリールのスプール支持構造 |
| US8651409B2 (en) * | 2012-07-11 | 2014-02-18 | Shih-Yuan Yeh | Brake-adjusting assembly for a fishing reel |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB614837A (en) * | 1946-08-03 | 1948-12-23 | Howard Benton Barnsley | Improvements in fisherman's reels |
| US3144217A (en) * | 1957-08-12 | 1964-08-11 | Jr Garfield A Wood | Fishing reel |
| JPS541423Y2 (ja) * | 1974-09-09 | 1979-01-22 | ||
| US4196869A (en) * | 1978-04-17 | 1980-04-08 | Shakespeare Company | Open face spinning reel |
| US4416428A (en) * | 1981-01-19 | 1983-11-22 | Shimano Industrial Company Limited | Fishing reel |
| GB2123661B (en) * | 1982-07-22 | 1985-11-06 | Brunswick Corp | Drag for spinning reel |
-
1987
- 1987-03-27 JP JP1987045108U patent/JPH0616512Y2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1987-10-15 KR KR2019870017567U patent/KR920002296Y1/ko not_active IP Right Cessation
-
1989
- 1989-07-27 US US07/385,924 patent/US4951897A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| KR880017123U (ko) | 1988-10-26 |
| JPS63151761U (ja) | 1988-10-05 |
| KR920002296Y1 (ko) | 1992-04-09 |
| US4951897A (en) | 1990-08-28 |
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