JPS5933257Y2 - 音響発生装置付魚釣用リ−ル - Google Patents
音響発生装置付魚釣用リ−ルInfo
- Publication number
- JPS5933257Y2 JPS5933257Y2 JP17134479U JP17134479U JPS5933257Y2 JP S5933257 Y2 JPS5933257 Y2 JP S5933257Y2 JP 17134479 U JP17134479 U JP 17134479U JP 17134479 U JP17134479 U JP 17134479U JP S5933257 Y2 JPS5933257 Y2 JP S5933257Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaft
- plate
- spring ring
- drive gear
- inner diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は魚釣用リールにおいて、特にハンドル回転軸に
抗して駆動歯車が逆転した時に間欠的に音を発生するよ
うに、フランジ形状をした駆動歯車の内径部に発音爪と
しての発条リング及びはじき板として歯形板を形成した
音響発生装置に関する。
抗して駆動歯車が逆転した時に間欠的に音を発生するよ
うに、フランジ形状をした駆動歯車の内径部に発音爪と
しての発条リング及びはじき板として歯形板を形成した
音響発生装置に関する。
上記のような音響発生装置は既に、特公昭３０−５２７
１号の如く公知であり、その目的とするところは、例え
ば釣餌に魚が喰いつき、スプールにセットしたスリップ
回転制動力を越えて釣糸を引き込んだ場合にスプールが
逆回転し、釣糸が繰り出される際に駆動歯車に固着され
たバネ板が、カチン、カチンという音を発し、直ちに餌
に対して普通以上の大きな抵抗力が作用したという事実
に釣人の注意を引きつけることにある。
１号の如く公知であり、その目的とするところは、例え
ば釣餌に魚が喰いつき、スプールにセットしたスリップ
回転制動力を越えて釣糸を引き込んだ場合にスプールが
逆回転し、釣糸が繰り出される際に駆動歯車に固着され
たバネ板が、カチン、カチンという音を発し、直ちに餌
に対して普通以上の大きな抵抗力が作用したという事実
に釣人の注意を引きつけることにある。
しかしながら、駆動歯車と摩擦板間に、バネ板の一端の
みを駆動歯車側面に固着し、他端を摩擦板の間欠溝に当
接したのでスプールの制動力を弱くセットした際にはバ
ネ板を介して駆動歯車の一点に押圧力が集中するのでハ
ンドル軸上で不安定な状態で逆転し、また摩擦板と駆動
歯車の面が直に当接しない場合もあるので安定した微小
制動力が得られない。
みを駆動歯車側面に固着し、他端を摩擦板の間欠溝に当
接したのでスプールの制動力を弱くセットした際にはバ
ネ板を介して駆動歯車の一点に押圧力が集中するのでハ
ンドル軸上で不安定な状態で逆転し、また摩擦板と駆動
歯車の面が直に当接しない場合もあるので安定した微小
制動力が得られない。
更に駆動歯車の側面に発音装置を設けることは制限され
た駆動歯車径においては、制動摩擦面積を充分に設ける
ことができないので制動力が小さくなり、且つ滑らかな
制動が得られないことや、ドラグ摩擦板の押え量によっ
て音色が変化する等の不具合がある。
た駆動歯車径においては、制動摩擦面積を充分に設ける
ことができないので制動力が小さくなり、且つ滑らかな
制動が得られないことや、ドラグ摩擦板の押え量によっ
て音色が変化する等の不具合がある。
本考案は上記不具合を改善するものであって、一定径の
駆動歯車においてより強力な制動力が得られ、且つ微小
制動も円滑に作動し得る状態で音響装置を駆動歯車の内
部に備えた魚釣用リールを提供することにある。
駆動歯車においてより強力な制動力が得られ、且つ微小
制動も円滑に作動し得る状態で音響装置を駆動歯車の内
部に備えた魚釣用リールを提供することにある。
本考案の実施例を両軸受型リールに構成したものを図面
について説明する。
について説明する。
１はスプール２を固定したスプール軸であって、その一
端には歯車３が固着され、該歯車３は駆動歯車４と噛合
している。
端には歯車３が固着され、該歯車３は駆動歯車４と噛合
している。
５は筺板６に固定支承する固定軸７に回動自在に嵌装し
、且つ先端に逆転防止爪車８を固着した回転軸であって
、その外周面には欠円軸部５′を形成すると共に前記駆
動歯車４がワッシャー９を介介して回動自在に嵌装され
、更に該回転軸５の軸心外側方向に自在にまた回転軸５
と一体に回動するように欠円軸部５′に歯形板１０を嵌
着し、更に軸方向自在で且つ回転軸５と一体に回動する
金属ワッシャー１１ａ、１１ｅを両端にして、中間に軸
回動する樹脂又は革ワッシャー１１ｂ、１１ｄを介して
駆動歯車４の内側の半円溝４〃に掛止して駆動歯車４と
一体に回動する金属ワッシャー１１ｃを嵌装し、重合構
成した摩擦板１１を構成する。
、且つ先端に逆転防止爪車８を固着した回転軸であって
、その外周面には欠円軸部５′を形成すると共に前記駆
動歯車４がワッシャー９を介介して回動自在に嵌装され
、更に該回転軸５の軸心外側方向に自在にまた回転軸５
と一体に回動するように欠円軸部５′に歯形板１０を嵌
着し、更に軸方向自在で且つ回転軸５と一体に回動する
金属ワッシャー１１ａ、１１ｅを両端にして、中間に軸
回動する樹脂又は革ワッシャー１１ｂ、１１ｄを介して
駆動歯車４の内側の半円溝４〃に掛止して駆動歯車４と
一体に回動する金属ワッシャー１１ｃを嵌装し、重合構
成した摩擦板１１を構成する。
更にこれら摩擦板１１の外側における回転軸５には軸方
向自在に軸筒１２を嵌装し、且つ該回転軸５の外周部に
はドラグ調整螺子１４を螺合し、発条１３を介して前記
摩擦板１１に軸筒１２を当接させる。
向自在に軸筒１２を嵌装し、且つ該回転軸５の外周部に
はドラグ調整螺子１４を螺合し、発条１３を介して前記
摩擦板１１に軸筒１２を当接させる。
更に前記ドラグ調整螺子１４の外側における回転軸５の
先端にはクランクハンドル１５を螺子止めした。
先端にはクランクハンドル１５を螺子止めした。
特に、前記駆動歯車４は、外側周縁にフランジ４′を形
成し、該フランジ４′の内径縁に周設した凹溝４ｖと軸
方向に穿設した半円溝ｔとからなる内径溝４ａを形成す
る。
成し、該フランジ４′の内径縁に周設した凹溝４ｖと軸
方向に穿設した半円溝ｔとからなる内径溝４ａを形成す
る。
該内径溝４ａと前記歯形板１０間に、内径溝４ａに収容
される如く掛止めした発条リング１６を介在させ、該発
条リング１６の先端爪１６′と歯形板１０の歯面１０′
とが噛合するように形成する。
される如く掛止めした発条リング１６を介在させ、該発
条リング１６の先端爪１６′と歯形板１０の歯面１０′
とが噛合するように形成する。
これは前記回転軸５に抗して駆動歯車４が逆転すると、
該発条リング１６の先端爪１６′が歯形板１０の歯面１
０′に抗して弾発し、間欠的に音を発生する音響発生装
置を構成する。
該発条リング１６の先端爪１６′が歯形板１０の歯面１
０′に抗して弾発し、間欠的に音を発生する音響発生装
置を構成する。
本考案は以上のように構成したので、一定径の駆動歯車
において、従来よりだより強力な制御力が得られ、且つ
微小制動も円滑に作動し得る状態で音を発生し、更に発
条リングを駆動歯車の内径縁に掛止めしたため、摩擦板
に作用する押圧とは無関係に発条リングの先端爪がはじ
かれるので音色が一定しており、軽快な音として聞こえ
る。
において、従来よりだより強力な制御力が得られ、且つ
微小制動も円滑に作動し得る状態で音を発生し、更に発
条リングを駆動歯車の内径縁に掛止めしたため、摩擦板
に作用する押圧とは無関係に発条リングの先端爪がはじ
かれるので音色が一定しており、軽快な音として聞こえ
る。
また、発条リングは簡単な発条で係脱が容易にできるよ
う形成できるので先端爪が摩耗したり、破損しても交換
が容易であるとともに安価に音響発生装置を提供するこ
とができる等、優れた特徴と実用性を有するものである
。
う形成できるので先端爪が摩耗したり、破損しても交換
が容易であるとともに安価に音響発生装置を提供するこ
とができる等、優れた特徴と実用性を有するものである
。
第１図は本考案実施例を示す一部切欠正面図、第２図は
同要部拡大正断面図、第３図は同第２図のＡ−Ａ’断面
図、第４図は同要部部品展開斜視図、４・・・・・・駆
動歯車、４ａ・・・・・・内径溝、４′・・・・・・フ
ランジ、４〃・・・・・・半円溝、４’／／・・・・・
・凹溝、５・・・・・・回転軸、５′・・・・・・欠円
軸部、１０・・・・・・歯形板、１０′・・・・・・歯
面、１１・・・・・・摩擦板、１６・・・・・・発条リ
ング、１６′・・・・・・先端爪。
同要部拡大正断面図、第３図は同第２図のＡ−Ａ’断面
図、第４図は同要部部品展開斜視図、４・・・・・・駆
動歯車、４ａ・・・・・・内径溝、４′・・・・・・フ
ランジ、４〃・・・・・・半円溝、４’／／・・・・・
・凹溝、５・・・・・・回転軸、５′・・・・・・欠円
軸部、１０・・・・・・歯形板、１０′・・・・・・歯
面、１１・・・・・・摩擦板、１６・・・・・・発条リ
ング、１６′・・・・・・先端爪。
Claims (1)
- 回転軸を筺板に固定した固定軸に回動自在に嵌装し、該
回転軸にはスプール軸の歯車と噛合する駆動歯車を回動
自在に嵌装し、且つ軸方向自在に歯形板及び摩擦板を嵌
装し、更に、該回転軸外周部にはドラグ調整螺子を螺合
し、且つ軸方向自在に係着した軸筒を発条を介して、前
記摩擦板に押接させ、更に回転軸の先端にはクランクハ
ンドルを螺子止めした魚釣用リールにおいて、フランジ
形状をした駆動歯車の内径縁に周設した凹溝と軸方向に
穿設した半円溝と・ なる内径溝を形成し、該内径溝と
歯形板間に凹 収容され、一体的に掛止した発条リン
グを介 せ、該発条リングの先端爪と歯形板の歯面と
が噛合するように嵌装し、回転軸に抗して駆動歯車が逆
転した時、該発条リングの先端爪が歯形板の歯面に抗し
て弾発し、間欠的に音を発生することを特徴とする音響
発生装置を備えた魚釣用リール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17134479U JPS5933257Y2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | 音響発生装置付魚釣用リ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17134479U JPS5933257Y2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | 音響発生装置付魚釣用リ−ル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5689375U JPS5689375U (ja) | 1981-07-17 |
| JPS5933257Y2 true JPS5933257Y2 (ja) | 1984-09-17 |
Family
ID=29682183
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17134479U Expired JPS5933257Y2 (ja) | 1979-12-11 | 1979-12-11 | 音響発生装置付魚釣用リ−ル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5933257Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5224576B2 (ja) * | 2007-07-31 | 2013-07-03 | グローブライド株式会社 | 魚釣用リール |
| KR102018612B1 (ko) * | 2017-08-23 | 2019-09-06 | 주식회사 바낙스 | 낚시용 클릭음 발생장치 |
-
1979
- 1979-12-11 JP JP17134479U patent/JPS5933257Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5689375U (ja) | 1981-07-17 |
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