JPH025740Y2 - - Google Patents

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JPH025740Y2
JPH025740Y2 JP1983021420U JP2142083U JPH025740Y2 JP H025740 Y2 JPH025740 Y2 JP H025740Y2 JP 1983021420 U JP1983021420 U JP 1983021420U JP 2142083 U JP2142083 U JP 2142083U JP H025740 Y2 JPH025740 Y2 JP H025740Y2
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JP
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drag
spool shaft
drag washer
spool
lining plate
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JP1983021420U
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JPS59127470U (ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A01AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
    • A01KANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
    • A01K89/00Reels
    • A01K89/02Brake devices for reels
    • A01K89/027Brake devices for reels with pick-up, i.e. for reels with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、スピニングリール、詳しくは、スプ
ールの軸端に、前記スプール軸に対し回転不能に
支持される第1ドラツグワツシヤと、リールボデ
イに回転下能に支持される第2ドラツグワツシヤ
及びこれら各ワツシヤ間に介装するライニング板
とから成るドラツグ機構を備えたスピニングリー
ルに関する。
従来、此種リールにおいて、スプール軸に回転
不能に支持する第1ドラツグワツシヤは板状に形
成しており、しかも、この第1ドラツグワツシヤ
は、第2ドラツグワツシヤによりライニング板を
介して回転作動に対し制動された状態で、スプー
ル軸の回転に伴ない強制回転されることになるた
め、スプール軸との嵌合部が変形したり破損した
りして、スプール軸と一体に回転できなくなり、
その結果、ドラツグ機構により、スプール軸の回
転に与える抵抗の調整が不正確となる問題があつ
た。
本考案の目的は、ライニング板を圧接する第1
ドラツグワツシヤの中心部に、ライニング板の支
持孔を挿通保持する保持筒を設けて、第1ドラツ
グワツシヤを、第2ドラツグワツシヤによる回転
制動状態でスプール軸により強制回転させても、
スプール軸との嵌合部が変形したり破損したりす
ることをなくし、ドラツグ機構により、スプール
軸の回転に与える抵抗の調整を常に正確に行なう
ことができるスピニングリールを提供する点にあ
る。
本考案の構成は、スプール軸の軸端に、前記ス
プール軸に対し回転不能に支持される第1ドラツ
グワツシヤと、リールボデイに回転不能に支持さ
れる第2ドラツグワツシヤ及びこれら各ワツシヤ
間に介装するライニング板とから成るドラツグ機
構を備えたスピニングリールであつて、前記第1
ドラツグワツシヤの中心部に、非円形貫通孔をも
つた保持筒を延設し、この保持筒に、前記ライニ
ング板を保持したことを特徴とするものである。
以下、本考案スピニングリールの実施例を図面
に基づいて説明する。
図において、1は上面に釣竿への取付脚11を
もち、前面と後面とに貫通孔1a,1bをもつ中
空のリールボデイであり、2はこのリールボデイ
1の前記前面貫通孔1a部分に軸受を介して回転
自由に支持するピニオンギヤ3をもつた筒軸であ
り、4はこの筒軸2を介して前記リールボデイ1
に前後方向に移動自由で、かつ回転自由に支持す
るスプール軸であつて、前記リールボデイ1の両
側壁には前記筒軸2の軸心と直交する方向に貫通
する1対の軸孔を設け、この軸孔にハンドル軸5
を回転自由に支持して、該ハンドル軸5のリール
ボデイ1内部への突出部に、前記ピニオンギヤ3
と噛合うマスターギヤ6を設けている。
又、前記筒軸2は、一端がリールボデイ1内部
に突出し、他端が外方に突出して、前記リールボ
デイ1内部への突出端部外周に前記ピニオンギヤ
3を設け、外方への突出端部外周に、前記筒軸2
に挿嵌する貫通孔をもつた円板状本体と、ベール
アームを支持する1対の腕とを備えた回転枠7を
ロツクナツト8により固定している。
又、前記スプール軸3は、前記筒軸2を貫通し
て、一端がリールボデイ1内に突入し、他端が外
方に突出して、この外方への突出部外周に、スプ
ール9を支持し、締付具10のスプール軸4先端
への螺着により、前記スプール9をスプール軸4
に固定している。またスプール軸4のリールボデ
イ1内への突入部と前記ハンドル軸5との間に、
スプール軸4の往復動機構20を設けると共に、
スプール軸4の軸端に、該スプール軸4に対し回
転不能に支持される第1ドラツグワツシヤ31
と、リールボデイ1に回転不能に支持される第2
ドラツグワツシヤ32及びこれら各ワツシヤ3
1,32間に介装するライニング板33とから成
るドラツグ機構30を設けている。
しかして、本考案は、以上のごとく構成するス
ピニングリールにおいて、前記ドラツグ機構30
における第1ドラツグワツシヤ31の中心部に、
非円形貫通孔34をもつた保持筒35を延設し、
この保持筒35に、前記ライニング板33を保持
したものである。
図面に示したものは、前記リールボデイ1の後
面貫通孔1bに、該貫通孔1bから後方に突出
し、後方への突出部に非円形部分36を形成した
回転筒37を回転のみ自由に枢支すると共に、該
回転筒37に、前記スプール軸4の後端部を回転
不能で、かつ軸方向移動自由に貫通する一方、前
記リールボデイ1の後面貫通孔1b周りから後方
に筒状に延伸し、その内周面に一対の前後方向の
案内溝12,12をもつた支持筒13を設けて、
該支持筒13及び回転筒37の間に、前記第1及
び第2ドラツグワツシヤ31,32並びにライニ
ング板33の2組を直列に設けたのである。
さらに詳しくは、前記第1及び第2ドラツグワ
ツシヤ31,32並びにライニング板33は、い
ずれも前、後両端面を全体に、軸方向に直交する
平面状とし、また第1ドラツグワツシヤ31及び
保持筒35に設ける非円形貫通孔34を、前記非
円形部分36を形成した回転筒37の非円形の断
面外形に見合う断面形状とし、かつ、前記保持筒
35の長さ寸法を、第2ドラツグワツシヤ32及
びライニング板33の総計の厚み寸法より小さく
するのである。また、第2ドラツグワツシヤ32
は、その周面に、前記支持筒13に形成した案内
溝12,12に摺動自由に嵌入する案内片32
a,32aを突設し、前記ライニング板33と共
に、各中心部に、前記保持筒35の外形よりやゝ
大径の円孔32b,33aを設けるのである。
また、前方に位置する第1ドラツグワツシヤ3
1の前位に、前記回転筒37に嵌合するライニン
グ板33aを設けて、両者の間でも摩擦力を出力
させるものであり、また、この前位の第1ドラツ
グワツシヤ31には、その周面に、音出し用の歯
41…を設けて、スプール9の回転時音鳴りする
音鳴機構40を設けている。この音鳴機構40
は、前位の第1ドラツグワツシヤ31の下位にお
いて、先端部が、歯41…に係脱するレバー42
をリールボデイ1内の下位に揺動自由に枢支する
と共に、歯41…に噛合する方向に附勢して、ス
プール9の回転時、回転筒37を介して第1ドラ
ツグワツシヤ31が回動することにより、前記歯
41…にレバー42を係脱させて音鳴りさせるご
とくしている。
また、38は、最後位の第2ドラツグワツシヤ
32を押圧するコイルスプリング39を保持する
と共に、支持筒13の内周面に進退自由に螺合し
て、コイルスプリング39の押圧力を調整する調
整部材であり、該部材38には、調整つまみ38
aを固定している。
尚、50は逆転防止機構、51はそのつまみで
ある。
しかして、以上の構成において、前記ドラツグ
機構30の調整つまみ38aを操作し、支持筒1
3に対し調整部材38を螺動させて、コイルスプ
リング39を押圧作動させることにより、前記ド
ラツグ機構30は、最前位のライニング板33a
と最後位の第2ドラツグワツシヤ32との間の、
第1及び第2ドラツグワツシヤ31,32並びに
ライニング板33相互の圧接面が摩擦結合して、
前記スプール9からスプール軸4を介して回転筒
37に伝わる負荷トルクに対抗作用し、この負荷
トルクの大きさが、前記ドラツグ機構30による
摩擦抵抗力に見合う値を越えたとき、スプール9
の回動を許すごとく作動するのである。
そして、斯くのごとく前記ドラツグ機構30が
作動するとき、前記各第1ドラツグワツシヤ3
1,31は、第2ドラツグワツシヤ32,32に
より、ライニング板33,33を介して、回転に
対し制動された状態で、スプール軸4により強制
回転されても、スプール軸4との嵌合部は、保持
筒35により補強されているため、スプール軸4
により変形されることは全くなく、スプール軸4
の軸方向に確実に移動可能な状態に保持される。
従つて、前記ドラツグ機構30は、前記コイル
スプリング39の押圧力に対する摩擦結合力の関
係が常に安定で、スプール9の回転に与える摩擦
抵抗の調整を正確にできるのである。
また、前記ドラツグ機構30の第1ドラツグワ
ツシヤ31の前位のものを、スプール9の回転
時、音鳴りさせる前記音鳴機構40の部品として
兼用でき、部品点数少なく、リールボデイ1内を
有効に活用できる。
尚、以上の説明では、前記保持筒35の長さ寸
法を、第2ドラツグワツシヤ32及びライニング
板33の総計の厚み寸法より小さくしたが、第3
図のごとく、コイルスプリング39により保持筒
35の後端面に当らないように後部の第2ドラツ
グワツシヤ32を押圧すべくした場合には、後位
の保持筒35の長さ寸法を、また、第4図のごと
く後位の第2ドラツグワツシヤ32の外周面側を
前方に突出させて前位の第2ドラツグワツシヤ3
2にのみ該当させるごとくした場合には、前位の
保持筒35の長さ寸法を、それぞれ第2ドラツグ
ワツシヤ32及びライニング板33の総計の厚み
寸法より大きくできる。
また、以上の説明では、前記第1及び第2ドラ
ツグワツシヤ31,32並びにライニング板33
の組を2組としたが、1組でも、また3組以上と
成してもよい。
また、以上の説明では、前記保持筒35にライ
ニング板33及び第2ドラツグワツシヤ32を保
持すべくしたが、第5図のごとくライニング板3
3のみ保持させるようにしてもよく、この場合に
は第2ドラツグワツシヤ32を、回転筒37に保
持させ、かつ、保持筒35の後端面に接当するこ
となくライニング板33のみに圧接可能に成すこ
とは云う迄もない。
また、以上の説明は、ドラツグ機構30を、リ
ール後位に設けたものに適用した場合であるが、
ドラツグ機構30をスプール前位に設けたものに
も適用し得ることは云う迄もない。
以上の如く本考案によれば、第1ドラツグワツ
シヤの中心部に、ライニング板の支持孔に挿通保
持する保持筒を設けることにより、第1ドラツグ
ワツシヤは、スプール軸による強制回転に対し確
実に補強され、その結果スプール軸により変形し
たり、破損したりすることがなくなるので、ドラ
ツグ機構における、押圧力に対する摩擦結合力の
関係がきわめて安定化し、スプールの回転に与え
る抵抗の調整を常に正確にできるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案の実施例を示すもので、第1図
は一部断面正面図、第2図aはスプール軸と回転
筒の組立前の状態を示す説明図、第2図bは回転
筒に挿通する順に配列した第1及び第2ドラツグ
ワツシヤ並びにライニング板の説明図、第3乃至
第5図は他の実施例を示す説明図である。 1……リールボデイ、9……スプール軸、30
……ドラツグ機構、31……第1ドラツグワツシ
ヤ、32……第2ドラツグワツシヤ、33……ラ
イニング板、34……非円形貫通孔、35……保
持筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スプール軸の軸端に、前記スプール軸に対し回
    転不能に支持される第1ドラツグワツシヤと、リ
    ールボデイに回転不能に支持される第2ドラツグ
    ワツシヤ及びこれら各ワツシヤ間に介装するライ
    ニング板とから成るドラツグ機構を備えたスピニ
    ングリールであつて、前記第1ドラツグワツシヤ
    の中心部に、非円形貫通孔をもつた保持筒を延設
    し、この保持筒に、前記ライニング板を保持した
    ことを特徴とするスピニングリール。
JP1983021420U 1983-02-16 1983-02-16 スピニングリ−ル Granted JPS59127470U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983021420U JPS59127470U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 スピニングリ−ル
US06/578,105 US4577808A (en) 1983-02-16 1984-02-08 Spinning reel brake

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983021420U JPS59127470U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 スピニングリ−ル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59127470U JPS59127470U (ja) 1984-08-28
JPH025740Y2 true JPH025740Y2 (ja) 1990-02-13

Family

ID=12054503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1983021420U Granted JPS59127470U (ja) 1983-02-16 1983-02-16 スピニングリ−ル

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US (1) US4577808A (ja)
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US4577808A (en) 1986-03-25
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