JPH02334Y2 - - Google Patents
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- JPH02334Y2 JPH02334Y2 JP11919484U JP11919484U JPH02334Y2 JP H02334 Y2 JPH02334 Y2 JP H02334Y2 JP 11919484 U JP11919484 U JP 11919484U JP 11919484 U JP11919484 U JP 11919484U JP H02334 Y2 JPH02334 Y2 JP H02334Y2
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- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 7
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000009958 sewing Methods 0.000 description 1
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、折畳み伸展自在な可撓性幌を有する
幌式サンルーフ装置に関する。
幌式サンルーフ装置に関する。
(従来の技術)
例えば、乗用自動車の幌式サンルーフ装置とし
ては、第11図乃至第13図に示すようなものが
あり、これでは、上方に弯曲突状な天井屋根1
に、両側に前後方向のガイドレール2が配設され
る開口部3を形成し、開口部3の上方側に配設さ
れる可撓性幌4の前端部に前カバーを備え、後端
部に、開口部3の後側開口縁部に固定される後カ
バーを備えている。
ては、第11図乃至第13図に示すようなものが
あり、これでは、上方に弯曲突状な天井屋根1
に、両側に前後方向のガイドレール2が配設され
る開口部3を形成し、開口部3の上方側に配設さ
れる可撓性幌4の前端部に前カバーを備え、後端
部に、開口部3の後側開口縁部に固定される後カ
バーを備えている。
又、幌4の下方に、横骨材6と、前カバー及び
横骨材6の夫々後方に配置されてこれらの各々に
連結部材5を介して連結される浮上骨材7とを
夫々左右方向に横設状として配設し、前カバーと
横骨材6の両側端部を両ガイドレール2にガイド
シユー8を介して摺動自在に備え、横骨材6と浮
上骨材7の両側部に幌4の両側端部を夫々係止し
ている。
横骨材6の夫々後方に配置されてこれらの各々に
連結部材5を介して連結される浮上骨材7とを
夫々左右方向に横設状として配設し、前カバーと
横骨材6の両側端部を両ガイドレール2にガイド
シユー8を介して摺動自在に備え、横骨材6と浮
上骨材7の両側部に幌4の両側端部を夫々係止し
ている。
そして、駆動装置により、前カバーを前後方向
に移動させることにより、浮上骨材7を介して幌
4を折畳み伸展自在として、これにより、開口部
3を、幌4と前後カバーとにより開閉自在として
いる。
に移動させることにより、浮上骨材7を介して幌
4を折畳み伸展自在として、これにより、開口部
3を、幌4と前後カバーとにより開閉自在として
いる。
そして、従来においては、連結部材5はバネ板
から形成されて、一端が横骨材6に、他端が浮上
骨材7に固定されていた。
から形成されて、一端が横骨材6に、他端が浮上
骨材7に固定されていた。
(考案が解決しようとする課題)
前記従来のものにあつては、連結部材5は横骨
材6に固定であるので、幌4の折畳み伸展の際に
は連結部材5の弾性変形により浮上骨材7が上下
動する。そして、この弾性変形による浮上骨材7
の上下動ではその移動範囲が制限されて、幌4の
折畳み伸展動作は円滑且つ良好なものではなかつ
た。
材6に固定であるので、幌4の折畳み伸展の際に
は連結部材5の弾性変形により浮上骨材7が上下
動する。そして、この弾性変形による浮上骨材7
の上下動ではその移動範囲が制限されて、幌4の
折畳み伸展動作は円滑且つ良好なものではなかつ
た。
そこで本考案は、幌の折畳み伸展動作を円滑且
つ良好に行い得る幌式サンルーフ装置を提供する
ことを目的とする。
つ良好に行い得る幌式サンルーフ装置を提供する
ことを目的とする。
(課題を解決するための手段)
本考案が前記目的を達成するために講じた技術
的手段は、天井屋根12の開口部14を開閉する
可撓性幌26の前端部に前カバー27を備え且つ
後端部を開口部14の後側開口縁部に固定し、幌
26の下方に横骨材36とその後方に位置する浮
上骨材37とを夫々左右方向に配置し、浮上骨材
37を横骨材36側に連結部材51を介して連結
し、前カバー27と横骨材36の左右両側を開口
部14の両側に配置した左右一対のガイドレール
15に前後方向摺動自在に備え、前カバー27の
前後方向移動により浮上骨材37を介して幌26
を折畳み伸展自在とした幌式サンルーフ装置にお
いて、前記浮上骨材37を上下動自在にすべく連
結部材51を横骨材36側に左右方向の横軸49
廻りに回動自在に枢支した点にある。
的手段は、天井屋根12の開口部14を開閉する
可撓性幌26の前端部に前カバー27を備え且つ
後端部を開口部14の後側開口縁部に固定し、幌
26の下方に横骨材36とその後方に位置する浮
上骨材37とを夫々左右方向に配置し、浮上骨材
37を横骨材36側に連結部材51を介して連結
し、前カバー27と横骨材36の左右両側を開口
部14の両側に配置した左右一対のガイドレール
15に前後方向摺動自在に備え、前カバー27の
前後方向移動により浮上骨材37を介して幌26
を折畳み伸展自在とした幌式サンルーフ装置にお
いて、前記浮上骨材37を上下動自在にすべく連
結部材51を横骨材36側に左右方向の横軸49
廻りに回動自在に枢支した点にある。
(作用)
屋根開口部14を開放するには、前カバー27
を後方へ移動させる。すると、可撓性幌26が撓
んで連結部材51が横軸49廻りに上方側に回動
して、浮上骨材37が浮上がる。これにより、幌
26が折畳まれて開口部14が開放される。
を後方へ移動させる。すると、可撓性幌26が撓
んで連結部材51が横軸49廻りに上方側に回動
して、浮上骨材37が浮上がる。これにより、幌
26が折畳まれて開口部14が開放される。
前記状態より開口部14を閉鎖するには、前カ
バー27を前方へ移動させる。すると、前記とは
逆の動作で幌26が伸展されて、開口部14が閉
鎖される。
バー27を前方へ移動させる。すると、前記とは
逆の動作で幌26が伸展されて、開口部14が閉
鎖される。
(実施例)
以下、本考案の第1実施例を第1図乃至第6図
の図面に基き説明すれば、12は乗用自動車等の
天井屋根で、幌式サンルーフ装置13が備えられ
ている。天井屋根12は上方に弯曲突状とされる
と共に、矩形状の外部開口部14が形成されてい
る。
の図面に基き説明すれば、12は乗用自動車等の
天井屋根で、幌式サンルーフ装置13が備えられ
ている。天井屋根12は上方に弯曲突状とされる
と共に、矩形状の外部開口部14が形成されてい
る。
15は左右一対のガイドレールで、その外側部
が外部開口部14の各側開口縁部にボルト16に
より固定されると共に、内側部が外側部に対して
一段凹設されて、該凹設部の内側部がガイド部1
7とされ、外側部が雨樋部18とされている。
が外部開口部14の各側開口縁部にボルト16に
より固定されると共に、内側部が外側部に対して
一段凹設されて、該凹設部の内側部がガイド部1
7とされ、外側部が雨樋部18とされている。
19は内装板で、ガイドレール15の下面に固
設され、内装板19及びガイドレール15の内側
端部には、ゴム材から成る嵌着体20が嵌着さ
れ、嵌着体20よりも内側部分が室内開口部21
とされている。
設され、内装板19及びガイドレール15の内側
端部には、ゴム材から成る嵌着体20が嵌着さ
れ、嵌着体20よりも内側部分が室内開口部21
とされている。
26は外部開口部14上方側に配設される可撓
性幌で、前端部が前カバー27に装着され、後端
部が後カバー28に装着されており、前カバー2
7の前後移動により外部開口部14が開閉され
る。
性幌で、前端部が前カバー27に装着され、後端
部が後カバー28に装着されており、前カバー2
7の前後移動により外部開口部14が開閉され
る。
前カバー27下面には取付台29が固設され、
該取付台29の両側端部に固設された一対の支持
腕30にガイドシユーとして示す摺動体31が固
設されて、該摺動体31がガイドレール15のガ
イド部17に前後方向に摺動自在に備えられてい
る。又、前カバー27の前縁部と両側縁部下面に
は、外部開口部14の開口縁部と摺接するシール
材40が固設されている。
該取付台29の両側端部に固設された一対の支持
腕30にガイドシユーとして示す摺動体31が固
設されて、該摺動体31がガイドレール15のガ
イド部17に前後方向に摺動自在に備えられてい
る。又、前カバー27の前縁部と両側縁部下面に
は、外部開口部14の開口縁部と摺接するシール
材40が固設されている。
後カバー28は取付材32を介して外部開口部
14の後側開口縁部に取付けられている。
14の後側開口縁部に取付けられている。
33は可撓性の裏布で、前端が板材34を介し
て取付台29に、後端が取付材32に夫々取付け
られており、幌26、前後カバー27,28、裏
布33により、袋状ルーフ35が形成されてい
る。
て取付台29に、後端が取付材32に夫々取付け
られており、幌26、前後カバー27,28、裏
布33により、袋状ルーフ35が形成されてい
る。
袋状ルーフ35内には、該ルーフ35の張り及
び折畳みを補助すべく、前後カバー27,28間
に略等間隔で配置される2本の横骨材36と、3
本の浮上骨材37とが夫々左右方向に横設状とし
て配設されている。浮上骨材37は、前カバー2
7と横骨材36間、隣接する横骨材36間、後カ
バー28と横骨材36間の夫々略中央部に配設さ
れている。
び折畳みを補助すべく、前後カバー27,28間
に略等間隔で配置される2本の横骨材36と、3
本の浮上骨材37とが夫々左右方向に横設状とし
て配設されている。浮上骨材37は、前カバー2
7と横骨材36間、隣接する横骨材36間、後カ
バー28と横骨材36間の夫々略中央部に配設さ
れている。
各骨材36,37は、パイプ又は丸棒から成
り、その中央部側が、裏布33に左右方向に形成
された各筒状吊持部39に挿通されて、裏布33
を吊持している。吊持部39は、布の両端を縫着
することで形成されて、裏布33上面に前後方向
に略等間隔で配設されている。
り、その中央部側が、裏布33に左右方向に形成
された各筒状吊持部39に挿通されて、裏布33
を吊持している。吊持部39は、布の両端を縫着
することで形成されて、裏布33上面に前後方向
に略等間隔で配設されている。
又、各骨材36,37の両側端部は、偏平にさ
れて、係止部41,42とされ、幌26の両側端
部に形成された袋部43に挿入係止されている。
れて、係止部41,42とされ、幌26の両側端
部に形成された袋部43に挿入係止されている。
横骨材36の係止部41下面には、支持腕45
とコ形状係止片46が共締めされ、又、浮上骨材
37の係止部42下面にもコ形状係止片47が固
設され、各係止片46,47は、裏布33の両側
端部に形成された袋部48に挿入係止されてい
る。
とコ形状係止片46が共締めされ、又、浮上骨材
37の係止部42下面にもコ形状係止片47が固
設され、各係止片46,47は、裏布33の両側
端部に形成された袋部48に挿入係止されてい
る。
支持腕45下端部には、横軸49が左右方向に
挿通されて、その内側端部には、ローラーにて示
す摺動体50が回動自在に外嵌されて、ガイド部
17内に転動自在に挿入されている。又、横軸4
9の外側部には、板状の連結部材51が前端部で
横軸49中心に回動自在に外嵌されて、連結部材
51後端部が、浮上骨材37の係止部42下面に
固定されている。
挿通されて、その内側端部には、ローラーにて示
す摺動体50が回動自在に外嵌されて、ガイド部
17内に転動自在に挿入されている。又、横軸4
9の外側部には、板状の連結部材51が前端部で
横軸49中心に回動自在に外嵌されて、連結部材
51後端部が、浮上骨材37の係止部42下面に
固定されている。
したがつて、浮上骨材37が連結部材51を介
して横軸49廻りに上下動自在とされ、これによ
り外部開口部14の開閉時に幌26の撓みを介し
て浮上骨材37が上下動して幌26が折畳み伸展
される。
して横軸49廻りに上下動自在とされ、これによ
り外部開口部14の開閉時に幌26の撓みを介し
て浮上骨材37が上下動して幌26が折畳み伸展
される。
52はつる巻バネにて例示する弾機で、横軸4
9における支持腕45と連結部材51間に捲周さ
れて、連結部材51を下方に付勢している。
9における支持腕45と連結部材51間に捲周さ
れて、連結部材51を下方に付勢している。
又、上記と略同様にして、取付台29に固設さ
れた各支持腕30下部には連結部材54が前端部
で左右方向の横軸55廻りに回動自在に備えら
れ、その後端部が、取付台29後方の浮上骨材3
7の係止部42下面に固設されると共に、横軸5
5に捲周される等された弾機により連結部材54
は下方に付勢されている。
れた各支持腕30下部には連結部材54が前端部
で左右方向の横軸55廻りに回動自在に備えら
れ、その後端部が、取付台29後方の浮上骨材3
7の係止部42下面に固設されると共に、横軸5
5に捲周される等された弾機により連結部材54
は下方に付勢されている。
57はシール材で、幌26両側端部の袋部43
下面に固設され、外部開口部14の閉鎖時に、ガ
イドレール15の外側部上面に接当する。
下面に固設され、外部開口部14の閉鎖時に、ガ
イドレール15の外側部上面に接当する。
59は前カバー27の駆動機構で、ハンドルを
備える手動式又は、電動モータによる駆動式とさ
れ、外部開口部14の後側開口縁部下面に備えら
れて、該駆動機構59と連動する可撓性ケーブル
60がガイド部17に沿設されて、前カバー27
の支持腕30に固定されており、駆動機構59に
よる駆動によつて、前カバー27が前後方向に移
動可能とされ、この前カバーの前後移動に伴なつ
て横骨材36も前後移動して外部開口部14を開
閉できる。
備える手動式又は、電動モータによる駆動式とさ
れ、外部開口部14の後側開口縁部下面に備えら
れて、該駆動機構59と連動する可撓性ケーブル
60がガイド部17に沿設されて、前カバー27
の支持腕30に固定されており、駆動機構59に
よる駆動によつて、前カバー27が前後方向に移
動可能とされ、この前カバーの前後移動に伴なつ
て横骨材36も前後移動して外部開口部14を開
閉できる。
上記のように構成した実施例によれば、外部開
口部14の閉鎖時には、第1図に示すように、支
持腕45は垂直姿勢であつて、連結部材51,5
4は弾機52による下方向への付勢によつて、後
上りの緩い傾斜姿勢とされており、前カバー27
外周縁部や幌26両側端部のシール材40,57
は、外部開口部14の開口縁部やガイドレール1
5外側部上面に押圧状に沿設されている。
口部14の閉鎖時には、第1図に示すように、支
持腕45は垂直姿勢であつて、連結部材51,5
4は弾機52による下方向への付勢によつて、後
上りの緩い傾斜姿勢とされており、前カバー27
外周縁部や幌26両側端部のシール材40,57
は、外部開口部14の開口縁部やガイドレール1
5外側部上面に押圧状に沿設されている。
上記状態から外部開口部14を開放する際に
は、駆動機構59による駆動によつて、前カバー
27を後方に移動させる。
は、駆動機構59による駆動によつて、前カバー
27を後方に移動させる。
すると、前カバー27の後方への移動によつ
て、可撓性幌26が撓んで、各連結部材51,5
4が、弾機52による付勢力に抗して、第5図に
示す急傾斜の体勢へと横軸49,55廻りに上方
側へ回動して、浮上骨材37が浮上すると共に、
支持腕45も横軸49廻りに前方側へ相対回動す
る。
て、可撓性幌26が撓んで、各連結部材51,5
4が、弾機52による付勢力に抗して、第5図に
示す急傾斜の体勢へと横軸49,55廻りに上方
側へ回動して、浮上骨材37が浮上すると共に、
支持腕45も横軸49廻りに前方側へ相対回動す
る。
そして、前カバー27の後方への移動によつ
て、第2図の仮想線で示すように、各摺動体3
1,50が接近して、連結部材51,54も後上
りの急傾斜の体勢で接近して、幌26が折畳ま
れ、外部開口部14が開放せしめられる。
て、第2図の仮想線で示すように、各摺動体3
1,50が接近して、連結部材51,54も後上
りの急傾斜の体勢で接近して、幌26が折畳ま
れ、外部開口部14が開放せしめられる。
次に、外部開口部14を閉鎖する際には、前カ
バー27を前方へ移動させるのであり、この移動
によつて、幌26が伸展せしめられると共に、連
結部材51,54が横軸49,55廻りに回動し
て原姿勢に復帰して、幌26と前後カバー27,
28とにより外部開口部14が閉鎖せしめられ
る。
バー27を前方へ移動させるのであり、この移動
によつて、幌26が伸展せしめられると共に、連
結部材51,54が横軸49,55廻りに回動し
て原姿勢に復帰して、幌26と前後カバー27,
28とにより外部開口部14が閉鎖せしめられ
る。
上記場合において、連結部材51,54を回動
自在としているので、幌26の折畳み伸展動作を
円滑且つ良好に行なうことができると共に、連結
部材51,54を下方向へ弾機52により付勢し
ているので、外部開口部14の閉鎖時に、前カバ
ー27の摺動体31を大きな力で前方側に引張ら
ずとも、幌26の両側端部のシール材57を、両
ガイドレール15外側部上面に押圧状として良好
に沿設できるのであり、従つて、従来のように倍
力装置等のロツク装置を設けずとも、幌26の両
側端部と両ガイドレール15間の水密性を良好な
ものとできると共に、外観体裁も良好とできる。
自在としているので、幌26の折畳み伸展動作を
円滑且つ良好に行なうことができると共に、連結
部材51,54を下方向へ弾機52により付勢し
ているので、外部開口部14の閉鎖時に、前カバ
ー27の摺動体31を大きな力で前方側に引張ら
ずとも、幌26の両側端部のシール材57を、両
ガイドレール15外側部上面に押圧状として良好
に沿設できるのであり、従つて、従来のように倍
力装置等のロツク装置を設けずとも、幌26の両
側端部と両ガイドレール15間の水密性を良好な
ものとできると共に、外観体裁も良好とできる。
第7図は本考案の第2実施例を示すもので、摺
動体50としてガイドシユーが使用されると共
に、各支持腕30,45からは延設部材62が後
方に延設され、各延設部材62後端部と連結部材
51,54後端部又は浮上骨材37間に、引張り
コイルバネとして示す弾機52が弾引状に介装さ
れている。又、連結部材51,54は横骨材36
と取付台29に夫々回動自在に支持されている。
動体50としてガイドシユーが使用されると共
に、各支持腕30,45からは延設部材62が後
方に延設され、各延設部材62後端部と連結部材
51,54後端部又は浮上骨材37間に、引張り
コイルバネとして示す弾機52が弾引状に介装さ
れている。又、連結部材51,54は横骨材36
と取付台29に夫々回動自在に支持されている。
第8図及び第9図は本考案の第3実施例を示す
もので、延設部材62の後端部には、上下方向の
案内筒64が備えられ、各連結部材51,54後
端部又は浮上骨材37に一端部が係止されたワイ
ヤ65が案内筒64を通されて、外部開口部14
の後側開口縁部下面の巻取り装置66へと導か
れ、ワイヤ65が所定の力で引張られることによ
つて、連結部材51,54が下方向へ付勢されて
いる。
もので、延設部材62の後端部には、上下方向の
案内筒64が備えられ、各連結部材51,54後
端部又は浮上骨材37に一端部が係止されたワイ
ヤ65が案内筒64を通されて、外部開口部14
の後側開口縁部下面の巻取り装置66へと導か
れ、ワイヤ65が所定の力で引張られることによ
つて、連結部材51,54が下方向へ付勢されて
いる。
第10図は本考案の第4実施例を示すもので、
浮上骨材37が、後方側にある支持腕45、後カ
バー28に対しても連結部材68を介して枢支連
結され、各浮上骨材37には、各連結部材51,
54,68を下方向に付勢するつる巻バネにて示
す弾機52が備えられている。
浮上骨材37が、後方側にある支持腕45、後カ
バー28に対しても連結部材68を介して枢支連
結され、各浮上骨材37には、各連結部材51,
54,68を下方向に付勢するつる巻バネにて示
す弾機52が備えられている。
尚、実施例では、シール材を幌の両側端部に備
えたが、シール材を、ガイドレール又は外部開口
部の両側開口縁部に備えるようにしてもよい。
えたが、シール材を、ガイドレール又は外部開口
部の両側開口縁部に備えるようにしてもよい。
(考案の効果)
以上詳述したように、本考案によれば、浮上骨
材37を上下動自在にすべく連結部材54を横骨
材36側に左右方向の横軸49廻りに回動自在に
備えているので、幌26の折畳み伸展動作を円滑
且つ良好に行なわせることができる。
材37を上下動自在にすべく連結部材54を横骨
材36側に左右方向の横軸49廻りに回動自在に
備えているので、幌26の折畳み伸展動作を円滑
且つ良好に行なわせることができる。
第1図乃至第6図は本考案の第1実施例を示し
第1図は要部の縦側断面図、第2図は全体簡略側
面図、第3図は同分解斜視図、第4図は第1図の
A−A線矢視断面図、第5図は第1図とは異なる
作動状態を示す要部の縦側断面図、第6図は要部
の分解斜視図、第7図は本考案の第2実施例を示
す全体簡略側面図、第8図及び第9図の各図は本
考案の第3実施例における異なる作動状態を示す
全体簡略側面図、第10図は本考案の第4実施例
を示す全体簡略側面図、第11図乃至第13図は
従来一例を示し、第11図及び第12図の各図は
異なる作動状態を示す要部の縦側断面図、第13
図は第11図のB−B線矢視断面図である。 12……天井屋根、13……幌式サンルーフ装
置、14……外部開口部、15……ガイドレー
ル、21……室内開口部、26……幌、27……
前カバー、28……後カバー、30,45……支
持腕、31,50……摺動体、35……袋状ルー
フ、36……横骨材、37……浮上骨材、40,
57……シール材、49,55……横軸、51,
54……連結部材、52……弾機、66……巻取
り装置。
第1図は要部の縦側断面図、第2図は全体簡略側
面図、第3図は同分解斜視図、第4図は第1図の
A−A線矢視断面図、第5図は第1図とは異なる
作動状態を示す要部の縦側断面図、第6図は要部
の分解斜視図、第7図は本考案の第2実施例を示
す全体簡略側面図、第8図及び第9図の各図は本
考案の第3実施例における異なる作動状態を示す
全体簡略側面図、第10図は本考案の第4実施例
を示す全体簡略側面図、第11図乃至第13図は
従来一例を示し、第11図及び第12図の各図は
異なる作動状態を示す要部の縦側断面図、第13
図は第11図のB−B線矢視断面図である。 12……天井屋根、13……幌式サンルーフ装
置、14……外部開口部、15……ガイドレー
ル、21……室内開口部、26……幌、27……
前カバー、28……後カバー、30,45……支
持腕、31,50……摺動体、35……袋状ルー
フ、36……横骨材、37……浮上骨材、40,
57……シール材、49,55……横軸、51,
54……連結部材、52……弾機、66……巻取
り装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 天井屋根12の開口部14を開閉する可撓性幌
26の前端部に前カバー27を備え且つ後端部を
開口部14の後側開口縁部に固定し、幌26の下
方に横骨材36とその後方に位置する浮上骨材3
7とを夫々左右方向に配置し、浮上骨材37を横
骨材36側に連結部材51を介して連結し、前カ
バー27と横骨材36の左右両側を開口部14の
両側に配置した左右一対のガイドレール15に前
後方向摺動自在に備え、前カバー27の前後方向
移動により浮上骨材37を介して幌26を折畳み
伸展自在とした幌式サンルーフ装置において、 前記浮上骨材37を上下動自在にすべく連結部
材51を横骨材36側に左右方向の横軸49廻り
に回動自在に枢支したことを特徴とする幌式サン
ルーフ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11919484U JPS6133722U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 幌式サンル−フ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11919484U JPS6133722U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 幌式サンル−フ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6133722U JPS6133722U (ja) | 1986-03-01 |
JPH02334Y2 true JPH02334Y2 (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=30678076
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11919484U Granted JPS6133722U (ja) | 1984-07-31 | 1984-07-31 | 幌式サンル−フ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6133722U (ja) |
-
1984
- 1984-07-31 JP JP11919484U patent/JPS6133722U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6133722U (ja) | 1986-03-01 |
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