JPH02338Y2 - - Google Patents
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- JPH02338Y2 JPH02338Y2 JP10901088U JP10901088U JPH02338Y2 JP H02338 Y2 JPH02338 Y2 JP H02338Y2 JP 10901088 U JP10901088 U JP 10901088U JP 10901088 U JP10901088 U JP 10901088U JP H02338 Y2 JPH02338 Y2 JP H02338Y2
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- tension
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Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、折畳み伸展自在な可撓性幌を有する
幌式サンルーフ装置に関する。
幌式サンルーフ装置に関する。
(従来の技術)
例えば、乗用自動車の幌式サンルーフ装置とし
ては、第13図に示すようなものがあり、これで
は、上方に弯曲突状な天井屋根1に、両側に前後
方向のガイドレール2が配設される開口部3を形
成し、開口部3の上方側に配設される可撓性幌4
の前端部に前カバーを備え、後端部に開口部3の
後側開口縁部に固定される後カバーを備えてい
る。
ては、第13図に示すようなものがあり、これで
は、上方に弯曲突状な天井屋根1に、両側に前後
方向のガイドレール2が配設される開口部3を形
成し、開口部3の上方側に配設される可撓性幌4
の前端部に前カバーを備え、後端部に開口部3の
後側開口縁部に固定される後カバーを備えてい
る。
又、幌4の下方に、横骨材6と、前カバーと横
骨材6の夫々後方に配置されてこれらの各々に上
下動自在に連結される浮上骨材7とを夫々左右方
向に横設状として配設し、前カバーと横骨材6の
両側下端部を両ガイドレール2にガイドシユー8
を介して摺動自在に備え、横骨材6と浮上骨材7
の両側上端部に幌4の両側端部を夫々係止して
る。
骨材6の夫々後方に配置されてこれらの各々に上
下動自在に連結される浮上骨材7とを夫々左右方
向に横設状として配設し、前カバーと横骨材6の
両側下端部を両ガイドレール2にガイドシユー8
を介して摺動自在に備え、横骨材6と浮上骨材7
の両側上端部に幌4の両側端部を夫々係止して
る。
そして、駆動装置により、前カバーを前後方向
に移動させることにより、浮上骨材の上下方向の
移動を介して、幌4を折畳み伸展自在として、こ
れにより、開口部3を、幌4と前カバーとにより
開閉自在としている。
に移動させることにより、浮上骨材の上下方向の
移動を介して、幌4を折畳み伸展自在として、こ
れにより、開口部3を、幌4と前カバーとにより
開閉自在としている。
そして、開口部3の閉鎖時には、幌4の両側端
部のシール材9をガイドレール2上面に接当させ
ることで、外部からこれら両者間を通じての雨水
等の侵入を防止するようにしている。
部のシール材9をガイドレール2上面に接当させ
ることで、外部からこれら両者間を通じての雨水
等の侵入を防止するようにしている。
(考案が解決しようとする課題)
然し乍ら、従来においては、開口部3の閉鎖時
に、幌4の両側端部のシール材9をガイドレール
2上面に押付ける手段を備えていなかつたので、
水密性が悪く、幌4の両側端部とガイドレール2
間を通つて外部から雨水等が内部に侵入する惧れ
があつた。
に、幌4の両側端部のシール材9をガイドレール
2上面に押付ける手段を備えていなかつたので、
水密性が悪く、幌4の両側端部とガイドレール2
間を通つて外部から雨水等が内部に侵入する惧れ
があつた。
これを解決するために、幌4の両側端にワイヤ
を入れてシール材9をを天井屋根1上面側に押付
けることが考えられるが、この場合には、開口部
3の閉鎖時のみ押付けるようにして、開口部3の
開放時には上記押付けを解除するようにしない
と、開口部3の開閉操作時に、幌4の両側端部の
シール材9のガイドレール2上面に対する摺動に
よつて、開口部3の開閉操作に大きな力を要する
と共に、シール材9が早期に摩耗、損傷すると云
う問題を新たに発生する。
を入れてシール材9をを天井屋根1上面側に押付
けることが考えられるが、この場合には、開口部
3の閉鎖時のみ押付けるようにして、開口部3の
開放時には上記押付けを解除するようにしない
と、開口部3の開閉操作時に、幌4の両側端部の
シール材9のガイドレール2上面に対する摺動に
よつて、開口部3の開閉操作に大きな力を要する
と共に、シール材9が早期に摩耗、損傷すると云
う問題を新たに発生する。
また、この幌両側端を押付ける手段は、左右略
均等に押付けて幌にしわを発生させないことが要
求される。
均等に押付けて幌にしわを発生させないことが要
求される。
(課題を解決するための手段)
本考案は、このような種々の問題点を解消し、
且つ種々の要求を満足させるために、幌26の両
側端に前後方向の緊張部材62を設けて、開口部
14閉鎖時にのみ天井屋根1側の押付け可能とす
ると共に、その緊張部材62の前後端の少なくと
も一方とそれが連結される部材との間に張力付与
部材70を設けて、幌26の左右を略均等に押付
け可能にしたものである。
且つ種々の要求を満足させるために、幌26の両
側端に前後方向の緊張部材62を設けて、開口部
14閉鎖時にのみ天井屋根1側の押付け可能とす
ると共に、その緊張部材62の前後端の少なくと
も一方とそれが連結される部材との間に張力付与
部材70を設けて、幌26の左右を略均等に押付
け可能にしたものである。
即ち、本考案の課題解決手段の具体的構成は、
天井屋根12に形成した開口部14の両側に前後
方向のガイドレール24を配設し、この開口部1
4を開閉する可撓性幌26の前端を前カバー27
に装着すると共にその後端を開口部14の後側の
固定部材41に装着し、前記前カバー27と固定
部材28との間に幌26に左右方向の張りを与え
る横骨部材36及びこの横骨材36から後方へ上
下動自在に延設された浮上骨材37を夫々横設状
に配置すると共にそれらの両側上端部を幌26の
両側端部に係止し、前記前カバー27と横骨材3
6の夫々の両側下端部を左右ガイドレール24に
摺動自在に支持した幌式サンルーフ装置におい
て、 前記前カバー27と固定部材41との間にそれ
らの各側端部に前後端部が連結された緊張部材6
2を張設し、且つこの緊張部材62の前後端部の
少なくとも一方とそれが連結される部材との間に
張力付与部材70を設け、前記緊張部材62の中
途をその前後端部の連結位置より高位置で横骨材
36及び浮上骨材37の両側上端部に係合した点
を特徴とする。
天井屋根12に形成した開口部14の両側に前後
方向のガイドレール24を配設し、この開口部1
4を開閉する可撓性幌26の前端を前カバー27
に装着すると共にその後端を開口部14の後側の
固定部材41に装着し、前記前カバー27と固定
部材28との間に幌26に左右方向の張りを与え
る横骨部材36及びこの横骨材36から後方へ上
下動自在に延設された浮上骨材37を夫々横設状
に配置すると共にそれらの両側上端部を幌26の
両側端部に係止し、前記前カバー27と横骨材3
6の夫々の両側下端部を左右ガイドレール24に
摺動自在に支持した幌式サンルーフ装置におい
て、 前記前カバー27と固定部材41との間にそれ
らの各側端部に前後端部が連結された緊張部材6
2を張設し、且つこの緊張部材62の前後端部の
少なくとも一方とそれが連結される部材との間に
張力付与部材70を設け、前記緊張部材62の中
途をその前後端部の連結位置より高位置で横骨材
36及び浮上骨材37の両側上端部に係合した点
を特徴とする。
(作用)
前カバー27を前方移動して開口部14を幌2
6で閉鎖すると、緊張部材62が前カバー27と
固定部材28とで緊張され、その前後端部より高
位置にある中途は前後端部と同一高さになるべく
引下げられ、従つてその中途に係合した横骨材3
6及び浮上骨材37の両側上端部も引下げられ、
よつて幌26の左右両側端は天井屋根1側へ押付
けられる。この際、各緊張部材62の一端とそれ
が連結される固定部材41又は前カバー27との
間の張力付与部材70が作用して、張力を与える
ことになり、左右の緊張部材62は略均等の張り
状態となり且つ幌26の左右両側端部を弾力的に
押下げる。
6で閉鎖すると、緊張部材62が前カバー27と
固定部材28とで緊張され、その前後端部より高
位置にある中途は前後端部と同一高さになるべく
引下げられ、従つてその中途に係合した横骨材3
6及び浮上骨材37の両側上端部も引下げられ、
よつて幌26の左右両側端は天井屋根1側へ押付
けられる。この際、各緊張部材62の一端とそれ
が連結される固定部材41又は前カバー27との
間の張力付与部材70が作用して、張力を与える
ことになり、左右の緊張部材62は略均等の張り
状態となり且つ幌26の左右両側端部を弾力的に
押下げる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面い基いて説明す
る。
る。
第1図乃至第5図において、12は乗用自動車
等の天井屋根で、幌式サンルーフ装置13が備え
られている。天井屋根12は上方に弯曲突状とさ
れると共に、矩形状の外部開口部14が形成され
ている。外部開口部14の開口縁全周からは、開
口縁よりも下位とされた受部15が内方突出状と
して、プレス成形により一体的に折曲形成、又は
別個に形成された枠体を外部開口部14に固定し
て形成されている。
等の天井屋根で、幌式サンルーフ装置13が備え
られている。天井屋根12は上方に弯曲突状とさ
れると共に、矩形状の外部開口部14が形成され
ている。外部開口部14の開口縁全周からは、開
口縁よりも下位とされた受部15が内方突出状と
して、プレス成形により一体的に折曲形成、又は
別個に形成された枠体を外部開口部14に固定し
て形成されている。
受部15の外周部全周は、内周部よりも一段凹
設されて雨樋部17とされると共に、その内周縁
全周には、ゴム材から成る嵌着体18が嵌着さ
れ、嵌着体18よりも内側部分が室内開口部19
とされている。20は内装板である。
設されて雨樋部17とされると共に、その内周縁
全周には、ゴム材から成る嵌着体18が嵌着さ
れ、嵌着体18よりも内側部分が室内開口部19
とされている。20は内装板である。
21は左右一対の支持台で、アルミ材等により
形成されており、各支持台21は、各受部15上
にボルト22により固定されると共に、その外側
部に固設された載置材25は、外部開口部14の
各側開口縁部上に載置されている。24は左右一
対のガイドレールで、支持台21の受部上方側部
分に前後方向に配設される。
形成されており、各支持台21は、各受部15上
にボルト22により固定されると共に、その外側
部に固設された載置材25は、外部開口部14の
各側開口縁部上に載置されている。24は左右一
対のガイドレールで、支持台21の受部上方側部
分に前後方向に配設される。
26は外部開口部14上方側に配設される可撓
性幌で、前端部が前カバー27に装着され、後端
部が後カバー28に装着されており、前カバー2
7の前後移動により外部開口部14が開閉され
る。
性幌で、前端部が前カバー27に装着され、後端
部が後カバー28に装着されており、前カバー2
7の前後移動により外部開口部14が開閉され
る。
前カバー27下面には取付台29が固設され、
該取付台29の両側端部に固設された一対の支持
腕30にガイドシユー31が固設されて、該シユ
ー31がガイドレール24に前後方向に摺動自在
に備えられている。又、前カバー27の前縁部と
両側縁部下面には、外部開口部14の開口縁と摺
接するシール材40が固設されている。
該取付台29の両側端部に固設された一対の支持
腕30にガイドシユー31が固設されて、該シユ
ー31がガイドレール24に前後方向に摺動自在
に備えられている。又、前カバー27の前縁部と
両側縁部下面には、外部開口部14の開口縁と摺
接するシール材40が固設されている。
後カバー28は取付材32を介して受部15の
後側辺部に取付けられており、後カバー28、取
付材32及び後述する取付材63等によつて幌2
6の後部を天井屋根12の後部に取付ける固定部
材41が形成されている。
後側辺部に取付けられており、後カバー28、取
付材32及び後述する取付材63等によつて幌2
6の後部を天井屋根12の後部に取付ける固定部
材41が形成されている。
33は可撓性の裏布で、前端が板材34を介し
て取付台29に、後端が取付材32に夫々取付け
られており、幌26、前カバー27,28、裏布
33により、袋状ルーフ35が形成されている。
て取付台29に、後端が取付材32に夫々取付け
られており、幌26、前カバー27,28、裏布
33により、袋状ルーフ35が形成されている。
袋状ルーフ35内には、該ルーフ35の左右方
向の張り及び前後方向の折畳みを補助すべく、前
後カバー27,28間に略等間隔で配置される2
本の横骨材36と、3本の浮上骨材37とが夫々
左右方向に横設状として配設されている。浮上骨
材37は、前カバー27と横骨材36間、隣接す
る横骨材36間、後カバー28と横骨材36間の
夫々略中央部に配設されている。
向の張り及び前後方向の折畳みを補助すべく、前
後カバー27,28間に略等間隔で配置される2
本の横骨材36と、3本の浮上骨材37とが夫々
左右方向に横設状として配設されている。浮上骨
材37は、前カバー27と横骨材36間、隣接す
る横骨材36間、後カバー28と横骨材36間の
夫々略中央部に配設されている。
そして、取付台29及び各骨材36の両側部か
らは、一対の連結部材38が後方に突設されて、
各連結部材38が、浮上骨材37の各側部に固設
されている。連結部材38はバネ板等から成り、
各浮上骨材37を上方側に付勢している。
らは、一対の連結部材38が後方に突設されて、
各連結部材38が、浮上骨材37の各側部に固設
されている。連結部材38はバネ板等から成り、
各浮上骨材37を上方側に付勢している。
各骨材36,37は、パイプ又は丸棒から成
り、その中央部側が、裏布33に左右方向に形成
された各筒状吊持部39に挿通されて、裏布33
を吊持している。吊持部39は、布の両端を縫着
することで形成されて、裏布33上面に前後方向
に略等間隔で配設されている。
り、その中央部側が、裏布33に左右方向に形成
された各筒状吊持部39に挿通されて、裏布33
を吊持している。吊持部39は、布の両端を縫着
することで形成されて、裏布33上面に前後方向
に略等間隔で配設されている。
又、第4,5図に示す如く、各骨材36,37
の両側上端部は、偏平にされて、係止部42,4
3とされている。各係止部42,43は、内側部
側の固定部44,45と、外側部側の揺動部4
6,47とを連設することで構成され、各揺動部
46,47と各固定部44,45間には、ヒンジ
48,49が構成されて、各揺動部46,47は
前後方向の軸心廻りに上下動可能とされている。
の両側上端部は、偏平にされて、係止部42,4
3とされている。各係止部42,43は、内側部
側の固定部44,45と、外側部側の揺動部4
6,47とを連設することで構成され、各揺動部
46,47と各固定部44,45間には、ヒンジ
48,49が構成されて、各揺動部46,47は
前後方向の軸心廻りに上下動可能とされている。
各揺動部46,47外側端部は、幌26の両側
端部に形成された袋部51に挿入孔52を介して
挿入係止されている。
端部に形成された袋部51に挿入孔52を介して
挿入係止されている。
横骨材36の各固定部44下面には、支持腕5
4とコ形状係止片55が共締めされ、支持腕54
に設けられたガイドシユー56がガイドレール2
4内に前後方向に摺動自在に備えられている。
4とコ形状係止片55が共締めされ、支持腕54
に設けられたガイドシユー56がガイドレール2
4内に前後方向に摺動自在に備えられている。
又、浮上骨材37の各固定部45下面にもコ形
状係止片57が固設され、各係止片55,57は
裏布33の両側端部に形成された袋部58と係止
されている。
状係止片57が固設され、各係止片55,57は
裏布33の両側端部に形成された袋部58と係止
されている。
そして、幌26両側端部の袋部51下面と当接
する載置材25の上面にはシール材23が備えら
れている。
する載置材25の上面にはシール材23が備えら
れている。
62はベルトにて示す左右一対の緊張部材で、
前カバー27(それに固定の取付台29を含む)
と、固定部材41(後カバー28及びそれに固設
された取付材63を含む)との各側端部間に夫々
張設されて、幌26の各袋部51内における揺動
部46,47上方側を通されており、この緊張部
材62は、袋部51内面又は揺動部46,47上
面に固定するか又は単に当接して係合しており、
その係合位置の高さは前後端の連結位置より高く
なつている。そして、この位置関係は天井屋根1
2が上方に弯曲突状であることからも生じる。
尚、緊張部材62は揺動部46,47の下方側を
通してそれらと固着しておいても良い。
前カバー27(それに固定の取付台29を含む)
と、固定部材41(後カバー28及びそれに固設
された取付材63を含む)との各側端部間に夫々
張設されて、幌26の各袋部51内における揺動
部46,47上方側を通されており、この緊張部
材62は、袋部51内面又は揺動部46,47上
面に固定するか又は単に当接して係合しており、
その係合位置の高さは前後端の連結位置より高く
なつている。そして、この位置関係は天井屋根1
2が上方に弯曲突状であることからも生じる。
尚、緊張部材62は揺動部46,47の下方側を
通してそれらと固着しておいても良い。
前記緊張部材62の後端と固定部材41とは張
力付与部材70を介して連結されている。この張
力付与部材70は緊張部材62に後端にネジ止め
された連結具71と後カバー28にネジ止めされ
た取付具72とをコイルバネ73で連結して構成
されており、緊張部材62に張力を付与可能とな
つている。74は緊張部材62の後端の前後移動
を案内し且つ垂下しないように受止めている受部
材で、後カバー28の下面にネジ止めされてい
る。
力付与部材70を介して連結されている。この張
力付与部材70は緊張部材62に後端にネジ止め
された連結具71と後カバー28にネジ止めされ
た取付具72とをコイルバネ73で連結して構成
されており、緊張部材62に張力を付与可能とな
つている。74は緊張部材62の後端の前後移動
を案内し且つ垂下しないように受止めている受部
材で、後カバー28の下面にネジ止めされてい
る。
前カバー27を前方移動して、外部開口部14
を閉鎖する時には、緊張部材62が緊張せしめら
れた後に張力付与部材70が弾力的に伸びて緊張
部材62に張力が付与され、この緊張部材62が
袋部51を上下動可能な揺動部46,47と共
に、載置材25に対して弾力的に押圧して密着さ
せる。又、前カバー27を後方移動して外部開口
部14を開放する時には、緊張部材62の緊張が
解除せしめられて、上記押圧及び張力付与が解除
せしめられ、浮上骨材37の浮上によつて、シー
ル材23が載置材25から若干浮いた状態とな
る。
を閉鎖する時には、緊張部材62が緊張せしめら
れた後に張力付与部材70が弾力的に伸びて緊張
部材62に張力が付与され、この緊張部材62が
袋部51を上下動可能な揺動部46,47と共
に、載置材25に対して弾力的に押圧して密着さ
せる。又、前カバー27を後方移動して外部開口
部14を開放する時には、緊張部材62の緊張が
解除せしめられて、上記押圧及び張力付与が解除
せしめられ、浮上骨材37の浮上によつて、シー
ル材23が載置材25から若干浮いた状態とな
る。
66は前カバー27の駆動機構で、ハンドルを
備える手動式、又は電動モータによる駆動式とさ
れ、受部15の前側辺部に備えられて、該駆動機
構66と連動する可撓性ケーブル67が支持台2
1に沿設されて、前カバー27のガイド支持腕3
1に固定されており、駆動機構66による駆動に
よつて、前カバー27を前後方向に移動させるこ
とにより、浮上骨材37の上下方向の移動を介し
て、幌26を折畳み伸展自在とでき、これによ
り、外部開口部14を開閉できる。
備える手動式、又は電動モータによる駆動式とさ
れ、受部15の前側辺部に備えられて、該駆動機
構66と連動する可撓性ケーブル67が支持台2
1に沿設されて、前カバー27のガイド支持腕3
1に固定されており、駆動機構66による駆動に
よつて、前カバー27を前後方向に移動させるこ
とにより、浮上骨材37の上下方向の移動を介し
て、幌26を折畳み伸展自在とでき、これによ
り、外部開口部14を開閉できる。
第6,7図には張力付与部材の他の実施例を示
しており、この張力付与部材70′はテンシヨン
バー76(棒バネ又は板バネ)の一端を連結具7
1′を介して緊張部材62の後端に連結し、他端
を固定部材41に固定の取付具72′に枢支し、
その中途を取付具72′に設けられた規制体77
が嵌合して位置規制して構成されている。
しており、この張力付与部材70′はテンシヨン
バー76(棒バネ又は板バネ)の一端を連結具7
1′を介して緊張部材62の後端に連結し、他端
を固定部材41に固定の取付具72′に枢支し、
その中途を取付具72′に設けられた規制体77
が嵌合して位置規制して構成されている。
この張力付与部材70′は緊張部材62が緊張
されたときにテンシヨンバー76が湾曲すること
により、第7図矢印78方向の張力を付与する。
されたときにテンシヨンバー76が湾曲すること
により、第7図矢印78方向の張力を付与する。
尚、張力付与部材70′のテンシヨンバー7
6′は連結具71′に対して軸方向相対移動自在で
あり、規制体77は張力調整を可能にすべく取付
具72′から突出量が調整自在となつている。こ
の張力調整は前記張力付与部材70のコイルバネ
73においても行い得るように構成することが好
ましい。
6′は連結具71′に対して軸方向相対移動自在で
あり、規制体77は張力調整を可能にすべく取付
具72′から突出量が調整自在となつている。こ
の張力調整は前記張力付与部材70のコイルバネ
73においても行い得るように構成することが好
ましい。
また、張力付与部材70,70′は緊張部材6
2の後端と後カバー28との間に限らず、緊張部
材62の前端と前カバー27との間に設けても良
く、どちらか少なくとも一方に設ければ良い。
2の後端と後カバー28との間に限らず、緊張部
材62の前端と前カバー27との間に設けても良
く、どちらか少なくとも一方に設ければ良い。
第8〜12図は浮上骨材37の係止片57と裏
布33との係合構造の2例を示している。尚、第
1例の構造は第1,2図にも示されており、横骨
材36の係止片55にも適用されている。
布33との係合構造の2例を示している。尚、第
1例の構造は第1,2図にも示されており、横骨
材36の係止片55にも適用されている。
第8図に示す第1例においては、裏布33の両
側端の袋部58内にベルト80が前後方向に挿入
されていて、上面の前後一対の切欠部81から露
出しており、この前後露出部分に係止帯82の前
後部がカシメ金具83を介して固着されており、
袋部58の上面と係止帯82との間に係止片57
の下端L字状部57aが挿入されて係合されてい
る。
側端の袋部58内にベルト80が前後方向に挿入
されていて、上面の前後一対の切欠部81から露
出しており、この前後露出部分に係止帯82の前
後部がカシメ金具83を介して固着されており、
袋部58の上面と係止帯82との間に係止片57
の下端L字状部57aが挿入されて係合されてい
る。
前記第1例の係合構造では、幌26が完全閉鎖
状態でないとき、浮上骨材37は浮上して係止片
57は裏布33に対して相対回動しようとする
が、第9図に示すように、L字状部57aがベル
ト80と係止帯82とに挟持されているので相対
回動はなく、裏布33の下面にしわを発生したり
凹凸感を出さずに、裏布33を浮上骨材37の動
きに追従させて、浮上及び折畳むことができる。
状態でないとき、浮上骨材37は浮上して係止片
57は裏布33に対して相対回動しようとする
が、第9図に示すように、L字状部57aがベル
ト80と係止帯82とに挟持されているので相対
回動はなく、裏布33の下面にしわを発生したり
凹凸感を出さずに、裏布33を浮上骨材37の動
きに追従させて、浮上及び折畳むことができる。
第10図に示す第2例においては、裏布33の
側端の袋部58内にベルト80を前後方向に挿入
すると共に、袋部58に挿入孔84を形成してお
いて、この挿入孔84から係止片57の下端L字
状部57aを挿入してベルト80の下側に配置し
ている。
側端の袋部58内にベルト80を前後方向に挿入
すると共に、袋部58に挿入孔84を形成してお
いて、この挿入孔84から係止片57の下端L字
状部57aを挿入してベルト80の下側に配置し
ている。
前記第2例の係止構造では、浮上骨材37が浮
上したときにL字状部57aとベルト80との関
係を拘束するものがないので、第11,12図に
示すように相対回動が生じ、裏布33に第11図
に示すようなしわ85が発生したり、又は第12
図に示すような凹凸感が生じ、そのため裏布の破
損の原因になることがあるが、第1例のものに比
べて切欠部81及び係止帯82が不要であるの
で、極めて簡単に構成できるという利点がある。
しかし第2例においても、L字状部57aをベル
ト80に接着又はその他の手段により固着するな
らば、前記欠点は解消できる。
上したときにL字状部57aとベルト80との関
係を拘束するものがないので、第11,12図に
示すように相対回動が生じ、裏布33に第11図
に示すようなしわ85が発生したり、又は第12
図に示すような凹凸感が生じ、そのため裏布の破
損の原因になることがあるが、第1例のものに比
べて切欠部81及び係止帯82が不要であるの
で、極めて簡単に構成できるという利点がある。
しかし第2例においても、L字状部57aをベル
ト80に接着又はその他の手段により固着するな
らば、前記欠点は解消できる。
(考案の効果)
以上詳述した本考案によれば、前カバー27と
固定部材28との間にそれらの各側端部に前後端
部が連結された緊張部材62を張設し、且つこの
緊張部材62の前後端部の少なくとも一方とそれ
が連結される部材27は41との間に張力付与部
材70を設け、前記緊張部材62の中途をその前
後端部の連結位置より高位置で横骨材36及び浮
上骨材37の両側上端部に係合しているので、前
カバー27を前方移動して開口部14を幌26で
閉鎖したとき、前カバー27と固定部材28の間
隔が広くなるので緊張部材62が緊張すると共に
張力付与部材70が作用して緊張部材62に張力
が付与され、横骨材36及び浮上骨材37並びに
幌26の左右側端部は天井屋根1側に弾力的に押
圧されて、天井屋根1との間の水密が行われ、且
つ左右緊張部材62は夫々張力が付与されている
ことにより略均等な張り状態となつて幌26にし
わを発生させることなくより完全な水密状態を得
させることができる。
固定部材28との間にそれらの各側端部に前後端
部が連結された緊張部材62を張設し、且つこの
緊張部材62の前後端部の少なくとも一方とそれ
が連結される部材27は41との間に張力付与部
材70を設け、前記緊張部材62の中途をその前
後端部の連結位置より高位置で横骨材36及び浮
上骨材37の両側上端部に係合しているので、前
カバー27を前方移動して開口部14を幌26で
閉鎖したとき、前カバー27と固定部材28の間
隔が広くなるので緊張部材62が緊張すると共に
張力付与部材70が作用して緊張部材62に張力
が付与され、横骨材36及び浮上骨材37並びに
幌26の左右側端部は天井屋根1側に弾力的に押
圧されて、天井屋根1との間の水密が行われ、且
つ左右緊張部材62は夫々張力が付与されている
ことにより略均等な張り状態となつて幌26にし
わを発生させることなくより完全な水密状態を得
させることができる。
第1〜5図は本考案の実施例を示しており、第
1図は全体の分解斜視図、第2図は要部の一部断
面斜視図、第3図は全体概略側面図、第4図は断
面正面図、第5図は骨材と緊張部材の係合状態を
示す斜視図、第6図及び第7図は張力付与部材の
他の実施例を示しており、第6図は一部切欠平面
図、第7図は要部の斜視図、第8図〜12図は骨
材と裏布との係合構造の2例を示しており、第
8,9図は第1例を示す斜視図と浮上骨材上動時
の傾倒状態を示す断面説明図、第10図は第2例
を示す斜視図、第11,12図は第2例の浮上骨
材上動時の状態を示す夫々断面説明図、第13図
は従来技術を示す断面図である。 12……天井屋根、13…サンルーフ装置、1
4……外部開口、24……ガイドレール、26…
…幌、27……前カバー、28……後カバー、3
5……袋状ルーフ、36……横骨材、37……浮
上骨材、41……固定部材、46,47……揺動
部、62……緊張部材、70……張力付与部材、
73……コイルバネ。
1図は全体の分解斜視図、第2図は要部の一部断
面斜視図、第3図は全体概略側面図、第4図は断
面正面図、第5図は骨材と緊張部材の係合状態を
示す斜視図、第6図及び第7図は張力付与部材の
他の実施例を示しており、第6図は一部切欠平面
図、第7図は要部の斜視図、第8図〜12図は骨
材と裏布との係合構造の2例を示しており、第
8,9図は第1例を示す斜視図と浮上骨材上動時
の傾倒状態を示す断面説明図、第10図は第2例
を示す斜視図、第11,12図は第2例の浮上骨
材上動時の状態を示す夫々断面説明図、第13図
は従来技術を示す断面図である。 12……天井屋根、13…サンルーフ装置、1
4……外部開口、24……ガイドレール、26…
…幌、27……前カバー、28……後カバー、3
5……袋状ルーフ、36……横骨材、37……浮
上骨材、41……固定部材、46,47……揺動
部、62……緊張部材、70……張力付与部材、
73……コイルバネ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 天井屋根12に形成した開口部14の両側に前
後方向のガイドレール24を配設し、この開口部
14を開閉する可撓性幌26の前端を前カバー2
7に装着すると共にその後端を開口部14の後側
の固定部材41に装着し、前記前カバー27と固
定部材28との間に幌26に左右方向の張りを与
える横骨部材36及びこの横骨材36から後方へ
上下動自在に延設された浮上骨材37を夫々横設
状に配置すると共にそれらの両側上端部を幌26
の両側端部に係止し、前記前カバー27と横骨材
36の夫々の両側下端部を左右ガイドレール24
に摺動自在に支持した幌式サンルーフ装置におい
て、 前記前カバー27と固定部材41との間にそれ
らの各側端部に前後端部が連結された緊張部材6
2を張設し、且つこの緊張部材62の前後端部の
少なくとも一方とそれが連結される部材との間に
張力付与部材70を設け、前記緊張部材62の中
途をその前後端部の連結位置より高位置で横骨材
36及び浮上骨材37の両側上端部に係合したこ
とを特徴とする幌式サンルーフ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10901088U JPH02338Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10901088U JPH02338Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01112117U JPH01112117U (ja) | 1989-07-27 |
JPH02338Y2 true JPH02338Y2 (ja) | 1990-01-08 |
Family
ID=31344876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10901088U Expired JPH02338Y2 (ja) | 1988-08-18 | 1988-08-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02338Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-18 JP JP10901088U patent/JPH02338Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01112117U (ja) | 1989-07-27 |
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