JPH0232824A - 樹脂プレス成形法 - Google Patents

樹脂プレス成形法

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JPH0232824A
JPH0232824A JP18312988A JP18312988A JPH0232824A JP H0232824 A JPH0232824 A JP H0232824A JP 18312988 A JP18312988 A JP 18312988A JP 18312988 A JP18312988 A JP 18312988A JP H0232824 A JPH0232824 A JP H0232824A
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mold clamping
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molten resin
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Masaru Tanzawa
丹沢 賢
Hidemichi Kazama
風間 秀通
Takuo Sano
佐野 拓男
Nobuaki Takagi
宣明 高木
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Yamakawa Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は溶融樹脂を圧縮成形して製品を得る樹脂プレス
成形法に係り、殊に上型と下型による圧縮成形では成形
できない隠れ部位となる成形部を有するプレス成形品の
成形に適した樹脂プレス成形法に関する。
従来技術 近年特公昭58−43012号や特公昭59−2369
1号等の溶融樹脂供給源からプレス成形までを一貫して
行なう成形法の開発により、車輌用異形パネル等の比較
的大型の合成樹脂成形品までプレス成形が通用される傾
向となって1、る。
然るにプレス成形はその成形原理から設計の自由度が狭
く、例えば上型と下型の型締方向から見て隠れ部位とな
る成形部位(インバース成形部位)を有する合成樹脂成
形品はプレス成形では一体成形が困難とされていた。
而してこのような形状の成形品を一体成形で得んとする
場合には射出成形に依存せねばならないが射出成形では
隠れ部位がどのような形状であつても成形可能ではある
ものの、隠れ部位の隅々まで溶融樹脂を圧入供給するの
に時間がかかり、樹脂を加圧注入する加圧設備を要する
欠点、コストアップを招く欠点を有している。
又その代替策として上記隠れ部位を除いた一般部位をプ
レス成形し、これに削成形した隠れ部位となる部品をリ
ベット止め等して目的の製品を得る方法等が採られてい
るが、工程増を招くばかりか、一般のプレス成形品より
割高となる欠点があり、やむなく形状の面で妥協(隠れ
部位を省いた形状)せねばならない等の実状にあった。
発明が解決しようとする問題点 上記のように、射出成形では隠れ部位への樹脂圧入に時
間がかかり生産性を低下させるばかりか、加圧注入装置
等の設備負担を招き、プレス成形品に比べ大巾なコスト
増となる。
他方後者では隠れ部位となる部品と本体となるプレス成
形品の分割仕様となるばかりか、製作工数を要し、プレ
スによる一体成形品に比べ割高となり、品質、強度の面
で信頼性に劣る欠点がある。
本発明はこれらの問題を解決すべく創案されたものであ
る。即ち本発明は上記隠れ部位、或は深曲げ部等の形状
を有する成形品を、従来の如き分割仕様によることなく
、後述するプレス成形法の適用により容易且つ確実に一
体成形できるようにし、一般のプレス成形品と同様、上
記目的の異形成形品が高品買で安価に量産し得るように
したものである。
これによって上記した従来法の問題を解決し、各種異形
成形品へのプレス成形の適用範囲を広げ、プレス成形の
利点を有効に活用し得るようにしたものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記解決の手段として、上型と下型による第1
型締面域において溶融樹脂を圧縮成形し′!R1成形部
位をプレス成形する成形要素と、上型の加圧力により下
型と側部型との間で形成する第2型締面域内へ上記溶融
樹脂の一部を流入させて圧縮成形する成形要素とを含み
、或は上型と側部型間で形成する第3型締面域で溶融樹
脂の一部を圧縮成形する成形要素と上記各成形要素とを
含み、各要素の協働により前記目的とする異形成形品の
一体プレス成形が行なえるようにしたものである。
作用 本発明によれば上型と下型の型締酸は上型と下型及び側
部型の型締により溶融樹脂の一部を第、1型締面域或は
第1.第3型締面域で圧縮成形して一般部の成形が行な
えると同時に、該上型の作動を利用して溶融樹脂の一部
を上記第2型締面域内へ流入させ、これを下型と411
1部型で型締することにより上記−膜成形部位に付属す
る前記インバース成形部位のプレス成形が適正に行なえ
ることとなった6本発明によれば従来プレス成形では困
難とされていた隠れ部位や深曲げ部位等の形状を有する
異形成形品を、同プレス成形法の適用により容易且つ確
実に成形することができ、従来法の如く分割仕様による
ことなく一般のプレス成形品と同様、目的とする異形成
形品を高品位にして且つ安価に量産できる。
実施例 以下本発明を第1実施例(第1図)、N2実施例(!@
2図)に基いて説明する。
第り図において、1は上型、2は下型である。
該下型2の一側部に隣接して側部型3を配し、上型1と
下型2の対向面間において第1型締面域4を形成し、下
型2と側部型3の対向面間において第2型締面域5を形
成し、更に上型1と側部型3の対向面間において上記第
1.第2型締面域4.5と連続する第3型締面域6を形
成する。
製品の型抜鮒を容易にするため、上記側部型3と隣接す
る下型2の一側端部をクッシーンビン7にて支持された
上下に作動する可動型2aとする。該可動型2aは必要
に応じ設けられる。
上型1は上下動可に設けられ、側部型3は上型1の上下
動と同期して前後に横動可に設けられる。上記上型1と
側部型3の同期作動を得る手段として、例えば上型1の
上下運動、殊に下降運動を横動運動に転換するカム機構
、又は流体圧シリンダー等を用いる。前者のカムによる
例として図示のように上型1の一側端部に下方へ向は突
出するカムドライバー8を一体に設け、上型1の下降に
伴なう該カムドライバー8の下降により、該カムドライ
バー8の先端部内側面に設けた傾斜カム面8aを側部型
3の上端部外側面に設けた傾斜カム面3aに摺接させて
側部型3の内側方への横動を得つつ型締めを行ない、カ
ムドライバー8の内側面で側部型3の外側面を支持して
該横動位置(型締位置)を保持し、上型1の上昇により
上記カムドライバー8による側部型3の規制を解除し、
バネ等の手段により側部型3を後方へ横動させ原位置へ
の復帰を図る構成とする。下型1には上記側部型3の下
面を支承する案内部9を設け、該案内部9の上面をスラ
イド面として上記側部型3の81111Iを得る。
上記上型1と下型2で形成する第1型締面域4及び上型
1と側部型3で形成する第3型締面域6は樹脂プレス成
形品10の一般部位10a。
10bのプレス成形を掌り、上記下型2と側部型3で形
成する第2型締面域5は樹脂プレス成形品10のインバ
ース成形部位10cのプレス成形を掌る。
一般成形部位10a、Sobとは上型1と下型2及び上
型1と側部型3の型締方向から見て隠れ部位とならない
プレス成形部位を支承し、インバース成形部位10cと
は同型締方向から見て隠れ部位となる成形部位を意味す
る。
以下′M1図A乃至りに従い、その成形法に付き説明す
る。
第1図Aに示すように、上型1を上昇して下型2との間
で形成する上記第1型締面域4及び側部型3との間で形
成する上記第3型締面域6を開放状態にすると共に、側
部型3を後退して第2型締面域5を開放状態にし、上型
1及び側部型3の型締面域に溶融樹脂to’を棒状或は
塁堤状若しくは塊状にしチャージし、上型1の下降を行
なう。
第1図Bに示すように上型1を下降すると、その下降過
程においてカムドライバー8により側部型3が内側方へ
横動され、上型1はその下死点手前において上記溶融樹
脂10’への加圧(型締)を開始し、該加圧により溶融
樹脂10°を第1型締面域4及び第3型締面域6におい
て展伸すると同時に、該加圧力により溶融樹脂10°の
一部を上記第2型締面域5へと流入させ、上記4e1部
型3の横動により該流入溶融樹脂への加圧(型締)を開
始し展伸を促す。
斯くして第1図Cに示すように上型1は下死点付近にお
いて下型2及び側部型3との型締を完成し、同時に側部
型3はその横動死点にて下型2との型締を完成する。
上型1と下型2とは上記型締により第1型締面域4にお
いて溶融樹脂を圧縮し樹脂プレス成形品10の一般成形
部位10mを成形し、同様に上型1と側部型3とは上記
型締により第3型締面域6において溶融樹脂を圧縮し一
般成形部位10mをプレス成形する。同時に下型2(実
施例においては下型2の可動型2a)と側部型3とは第
2型締而域5において上記流入溶融樹脂を圧縮しインバ
ース成形部位10cをプレス成形する。この時製品形状
に応じ下型2の可動型2a部分が溶融樹脂を貫通し上型
1の凹所内に入り、穴Sodを成形する。
次で上記型締状態を保ち一定の冷却時間を経た後第1図
りに示すように、上型1を上昇させ第1、第3型締面域
4.6を開放状態とすると同時にカムドライバー8によ
る側部型3の規IIIを解除してこれを後退させ第2型
締面域5を開放状態とし、可動型2aでプレス成形品1
0を突き上げる。
第1図Eは斯くして得られたプレス成形品を示図示のよ
うに上記プレス成形法はインバース成形部位10cが一
般成形部位10aと同tabの連設部から、即ち一般成
形部位の面域内から三次元方向へ突出する形状を有する
プレス成形品の成形に好適に実施される。
上記形状のプレス成形品の代表例として、第1図は車輌
におけるスプラッシュサイドの成形例を示している。該
スプラッシュサイドは前輪の内側に配され、前輪による
エンジンルーム内への泥水はねを遮断し各種電装部品を
保護し、同ルーム内の汚損を防止する役割を有するもの
で、図示のようにその面域内に車軸を挿通する穴10d
を育し、該車軸押通用の穴10dに沿い三次元方向へ泥
よけが突出されている。この泥よけはくの字形の断面形
状部を有し、所謂インバース成形部位10cを形成して
いる。上記の如き形状を有するスプラッシュサイドたる
樹脂プレス成形品10が第1図のプレス成形法の適用に
より一体成形し得るものである。
本発明鎗上記の如きインバース成形部位10cをプレス
成形品の端部に有する場合にも好適に実施可能である。
第2図はその実施例を示している。該実施例においては
、上型1と下型2の対向面間で形成する第1型締面域4
において一般成形部位10mのプレス成形を行なうと共
に、下型2と側部型3の対向面間で形成する第2型締面
域5で前記インバース成形部位10cのプレス成形を行
なうようにし、前記した上型1と側部型3間ではプレス
成形を行なわない、従つて前記第3型締面域6を有さず
、溶融樹脂は下型1の型締面域に供し上型1の加圧力に
より溶融樹脂の一部を第2型締面域5に梳久させるよう
にする。この成形法によれば図示の如き、プレス成形品
10の端縁部に三次元方向へ突出し且つ隠れ部位となる
インバース成形部位を一部プレス成形することが可能と
なる。
本発明に従い上記第1.第2実施例で述べた側部型3を
二個以上備え、夫々前後左右の何れかの方向から内方へ
向フて横動させ前記インバース成形部位を対向配置、或
は間形若しくは]形、コ形配置等となるように成形する
ことができ、何れも本発明によって実施可能である。
発明の効果 本発明によれば、従来のプレス成形法によっては困難で
あったインバース成形部位を有する樹脂製品を、前記工
夫によりその一般成形部位及びインバース成形部位の双
方をプレス成形法の適用によって容易且つ高品位に一体
成形することができ、プレス成形の安価で且つ高生産性
の利点を享受しつつ、上記異形製品のプレス成形による
量産を可能とし、プレス成形の適用範囲を大幅に拡大す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
第1図A乃至Eは本発明の実施例を示し、同図A乃至り
は同プレス成形法を型締動作順に説明する成形装置の型
部断面図、同図Eは該プレス成形法によって得られる成
形品の断面図、第2図は他の実施例を示す成形装置の型
部断面図である。 1・・・上型、2・・・下型、3・・・側部型、4・・
・第1型締而域、5・・・第2型締而域、6・・・第3
型締面域。 第1図(A) 第1図(B) 第1図(C) 第1図(E)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上型の作動により溶融樹脂を上型と下型間で形成
    する第1型締面域において圧縮し樹脂プレス成形品の第
    1プレス成形部位を形成する要素と、上記上型の作動に
    より上記溶融樹脂の一部を下型と該下型の側方に配した
    側部型との間で形成する第2型締面域に流入させ、該流
    入溶融樹脂を側部型の作動により該第2型締面域におい
    て圧縮し上記樹脂プレス成形品の第2プレス成形部位を
    成形する要素とを含む樹脂プレス成形法。
  2. (2)溶融樹脂を下型と該下型の側方に配した側部型と
    にチャージし、上記下型にチャージされた溶融樹脂を上
    型の作動により上型と下型で形成する第1型締面域にお
    いて圧縮し樹脂プレス成形品の第1プレス成形部位を成
    形する要素と、上記上型の加圧力により上記溶融樹脂の
    一部を下型と該下型の側方に配した側部型との間で形成
    する第2型締面域に流入させ、該流入溶融樹脂を側部型
    の作動により該第2型締面域において型締し上記樹脂プ
    レス成形品の第2プレス成形部位を成形する要素と、上
    記上型と側部型との作動により上記側部型にチャージさ
    れた溶融樹脂を上型と側部型間に形成された第3型締面
    域において圧縮し上記樹脂プレス成形品の第3プレス成
    形部位を形成する要素とを含む樹脂プレス成形法。
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