JPH0232755B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0232755B2 JPH0232755B2 JP58066403A JP6640383A JPH0232755B2 JP H0232755 B2 JPH0232755 B2 JP H0232755B2 JP 58066403 A JP58066403 A JP 58066403A JP 6640383 A JP6640383 A JP 6640383A JP H0232755 B2 JPH0232755 B2 JP H0232755B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- varistor
- electrodes
- discharge tube
- suppressing element
- wall
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
Links
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 6
- 239000011261 inert gas Substances 0.000 claims description 5
- 230000001629 suppression Effects 0.000 claims description 5
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 claims description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は過電圧抑制素子に関し、特にバリスタ
と放電管の特性を具備する過電圧抑制素子に関す
る。
と放電管の特性を具備する過電圧抑制素子に関す
る。
従来、過電圧抑制素子として用いられているバ
リスタは、過度な電流を流すと特性が著しく劣化
することがあり、この防止策としてバリスタを直
列にヒユーズあるいはバリスタ並列に放電管を挿
入していた。このため、実装面積、体積が大きく
なり、実装工数も多くなるという欠点があつた。
しかも、過電圧抑制容量は変わらないという欠点
があつた。
リスタは、過度な電流を流すと特性が著しく劣化
することがあり、この防止策としてバリスタを直
列にヒユーズあるいはバリスタ並列に放電管を挿
入していた。このため、実装面積、体積が大きく
なり、実装工数も多くなるという欠点があつた。
しかも、過電圧抑制容量は変わらないという欠点
があつた。
第１図は、従来のバリスタの一例の断面図であ
る。
る。
バリスタ１の端部には、電極２，３が形成され
電極２，３にそれぞれ外部接続リード４，５が接
続され、樹脂６が外装封止されて構成されてい
る。
電極２，３にそれぞれ外部接続リード４，５が接
続され、樹脂６が外装封止されて構成されてい
る。
過電圧抑制容量は、一般に、バリスタの電極
２，３の面積に関係し、過電圧抑制容量を増加さ
せるには電極２，３の面積を大きくするため外形
を大きくする必要があつた。
２，３の面積に関係し、過電圧抑制容量を増加さ
せるには電極２，３の面積を大きくするため外形
を大きくする必要があつた。
第２図は従来の放電管の一例の斜視図である。
ガラス等で作られた円筒形の容器９の両端を電
極７，８で封止し、内部の空間１０に不活性ガス
が充填されて構成される。この放電管は過電圧抑
制容量が大きいという利点がある反面、立上り応
答速度が比較的遅い欠点があつた。
極７，８で封止し、内部の空間１０に不活性ガス
が充填されて構成される。この放電管は過電圧抑
制容量が大きいという利点がある反面、立上り応
答速度が比較的遅い欠点があつた。
このように、バリスタと放電管とを過電圧抑制
素子として併用するとバリスタの劣化を防止する
という効果が得られるが、実装面積、体積が大き
くなり、実装工数も多くなるという欠点があつ
た。
素子として併用するとバリスタの劣化を防止する
という効果が得られるが、実装面積、体積が大き
くなり、実装工数も多くなるという欠点があつ
た。
本発明は上記欠点を除去し、バリスタと放電管
の両方の特性を具備し、体積が小さく、一体化構
成された過電圧抑制素子を提供するものである。
の両方の特性を具備し、体積が小さく、一体化構
成された過電圧抑制素子を提供するものである。
本発明の過電圧抑制素子は、円筒状の金属酸化
物の内壁及び外壁にそれぞれ内壁電極及び外壁電
極を設けて作られるバリスタと、該バリスタの前
記内壁電極を保護して被覆する絶縁体と前記バリ
スタの円筒の両端を気密封止しかつ前記内壁電極
及び外壁電極にそれぞれ電気的に接続する金属製
電極と、前記気密封止されたバリスタの円筒の内
部に充填される不活性ガスとを含んで構成され
る。
物の内壁及び外壁にそれぞれ内壁電極及び外壁電
極を設けて作られるバリスタと、該バリスタの前
記内壁電極を保護して被覆する絶縁体と前記バリ
スタの円筒の両端を気密封止しかつ前記内壁電極
及び外壁電極にそれぞれ電気的に接続する金属製
電極と、前記気密封止されたバリスタの円筒の内
部に充填される不活性ガスとを含んで構成され
る。
本発明の実施例について図面を用いて説明す
る。
る。
第３図は本発明の過電圧抑制素子の一実施例の
断面図である。
断面図である。
円筒形のバリスタ２１の外壁及び内壁に電極２
２，２３を設ける。バリスタの内壁側電極２３を
放電の衝撃から保護するために内壁に円筒状の絶
縁体２６を設ける。円筒の両端を気密封止して内
部に不活性ガスを充填する。耐圧はバリスタ１１
の厚さｂで変えられる。この過電圧抑制素子も第
１の発明の実施例と同様に、バリスタと放電管の
両方の特性を具備し、しかも小型に一体化形成さ
れている。この実施例では、金属酸化物２１の
内、外壁に電極を設けたので、内壁側電極２３が
放電しているガス（（イオン）によつて衝撃され
て損傷を受けたりアークによる熱によつて破壊さ
れることがある。これを防ぐために絶縁物２６を
設けたものである。
２，２３を設ける。バリスタの内壁側電極２３を
放電の衝撃から保護するために内壁に円筒状の絶
縁体２６を設ける。円筒の両端を気密封止して内
部に不活性ガスを充填する。耐圧はバリスタ１１
の厚さｂで変えられる。この過電圧抑制素子も第
１の発明の実施例と同様に、バリスタと放電管の
両方の特性を具備し、しかも小型に一体化形成さ
れている。この実施例では、金属酸化物２１の
内、外壁に電極を設けたので、内壁側電極２３が
放電しているガス（（イオン）によつて衝撃され
て損傷を受けたりアークによる熱によつて破壊さ
れることがある。これを防ぐために絶縁物２６を
設けたものである。
上記の実施例の動作について説明する。サージ
が印加されると、バリスタ内を電流が流れる。電
流が更に増加すると、内部に不活性ガスが充填さ
れているため、電極１２―１３間及び電極２４―
２５間の最短距離で放電が始まる。即ち、放電管
の役目をする。
が印加されると、バリスタ内を電流が流れる。電
流が更に増加すると、内部に不活性ガスが充填さ
れているため、電極１２―１３間及び電極２４―
２５間の最短距離で放電が始まる。即ち、放電管
の役目をする。
第４図ａ，ｂは本発明の過電圧抑制素子に印加
されるサージ電流及び過電圧抑制素子に流れる電
流の波形図である。
されるサージ電流及び過電圧抑制素子に流れる電
流の波形図である。
第４図ａの曲線５１は印加されるサージ電流、
第４図ｂの波線で示す曲線５２はバリスタ内を流
れる電流、第４図ｂの実線の曲線５３は放電管内
を流れる電流の波形をそれぞれ示す。
第４図ｂの波線で示す曲線５２はバリスタ内を流
れる電流、第４図ｂの実線の曲線５３は放電管内
を流れる電流の波形をそれぞれ示す。
サージ電流５１が印加されたとき、低電流領域
Ｃでは応答速度の速いバリスタ内を電流が流れ、
高電流領域ｄでは放電管内を電流が流れることに
なる。
Ｃでは応答速度の速いバリスタ内を電流が流れ、
高電流領域ｄでは放電管内を電流が流れることに
なる。
以上詳細に説明したように、本発明によれば、
バリスタと放電管の両方の特性を具備し、小型の
過電圧抑制素子が得られるのでその効果は大き
い。
バリスタと放電管の両方の特性を具備し、小型の
過電圧抑制素子が得られるのでその効果は大き
い。
第１図は従来のバリスタの一例の断面図、第２
図は従来の放電管の一例の斜視図、第３図は本発
明の第２の過電圧抑制素子の一実施例の断面図、
第４図ａ，ｂは本発明の過電圧抑制素子に印加さ
れるサージ電流及び過電圧抑制素子に流れる電流
の波形図である。 １……バリスタ、２，３……電極、４，５……
外部接続リード、６……樹脂、７，８……電極、
９……容器、１０……内部空間、２１……バリス
タ、２２，２３，２４，２５……電極、２６……
絶縁体、５１……印加されるサージ電流、５２…
…バリスタ内を流れる電流、５３……放電管内を
流れる電流。
図は従来の放電管の一例の斜視図、第３図は本発
明の第２の過電圧抑制素子の一実施例の断面図、
第４図ａ，ｂは本発明の過電圧抑制素子に印加さ
れるサージ電流及び過電圧抑制素子に流れる電流
の波形図である。 １……バリスタ、２，３……電極、４，５……
外部接続リード、６……樹脂、７，８……電極、
９……容器、１０……内部空間、２１……バリス
タ、２２，２３，２４，２５……電極、２６……
絶縁体、５１……印加されるサージ電流、５２…
…バリスタ内を流れる電流、５３……放電管内を
流れる電流。
Claims (1)
- １ 円筒状の金属酸化物の内壁及び外壁にそれぞ
れ内壁電極及び外壁電極を設けて作られるバリス
タと、該バリスタの前記内壁電極を保護して被覆
する絶縁体と、前記バリスタの円筒の両端を気密
封止しかつ前記内壁電極及び外壁電極にそれぞれ
電気的に接続する金属製電極と、前記気密封止さ
れたバリスタの円筒の内部に充填される不活性ガ
スとを含むことを特徴とする過電圧抑制素子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58066403A JPS59193002A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 過電圧抑制素子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58066403A JPS59193002A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 過電圧抑制素子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59193002A JPS59193002A (ja) | 1984-11-01 |
| JPH0232755B2 true JPH0232755B2 (ja) | 1990-07-23 |
Family
ID=13314801
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58066403A Granted JPS59193002A (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | 過電圧抑制素子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59193002A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5899221A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-06-13 | 松下電器産業株式会社 | サ−ジ吸収器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54103529U (ja) * | 1977-12-13 | 1979-07-21 |
-
1983
- 1983-04-15 JP JP58066403A patent/JPS59193002A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5899221A (ja) * | 1981-11-19 | 1983-06-13 | 松下電器産業株式会社 | サ−ジ吸収器 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59193002A (ja) | 1984-11-01 |
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