JP3536592B2 - 放電管型サージアブソーバ - Google Patents

放電管型サージアブソーバ

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JP3536592B2 JP15231097A JP15231097A JP3536592B2 JP 3536592 B2 JP3536592 B2 JP 3536592B2 JP 15231097 A JP15231097 A JP 15231097A JP 15231097 A JP15231097 A JP 15231097A JP 3536592 B2 JP3536592 B2 JP 3536592B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器に付属す
る電源ライン等を経由して、外部から電子機器に侵入す
る異常電圧(サージ)から電子機器を保護する放電管型
サージアブソーバに関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりサージから電子機器を保護する
ため、サージを吸収するサージアブソーバが用いられて
おり、このサージアブソーバとして、バリスタや、放電
管型サージアブソーバ等が知られている。バリスタは、
印加される電圧が大きくなるにつれて抵抗が小さくなる
ものであり、サージアブソーバとしてバリスタを用いる
と、外部から電子機器にサージが侵入した場合、このサ
ージによりバリスタの抵抗が小さくなり、バリスタに大
電流が流れる。従って、サージがバリスタで吸収され、
電子機器が過大なサージから保護される。
【0003】また、放電管サージアブソーバは、所定電
圧を越える電圧が印加されると放電する放電管であり、
放電管型サージアブソーバとして、マイクロギャップ式
等のものが知られている。サージアブソーバに放電管型
サージアブソーバを用いると、バリスタの場合と同様、
外部から電子機器にサージが侵入した場合、このサージ
アブソーバでサージを吸収するための放電が行なわれ、
電子機器が過大なサージから保護される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したバリスタはサ
ージ吸収後の残留電圧が、バリスタの動作電圧以上であ
るため、バリスタのサージ保護特性が劣化するという問
題がある。また、放電管型サージアブソーバは、放電が
開始した後極めて短時間でアーク放電が生じるため、短
時間で大電流が流れる。そのため、高周波電流が生じ、
この電流によって電子機器の電子回路が誤動作する場合
があるという問題がある。
【0005】このような高周波電流の発生を防止するに
は、放電管型サージアブソーバに抵抗を直列に接続すれ
ばよいが、抵抗を接続すると、サージ吸収時に抵抗に電
圧が発生し、やはりサージ保護特性が劣化するという問
題がある。本発明は上記事情に鑑み、サージ保護特性の
劣化が防止され、電子機器に侵入したサージを有効に吸
収するとともに、電子機器内部の電子回路の誤動作が防
止された放電管型サージアブソーバを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の放電管型サージアブソーバは、絶縁性の基体と、こ
の基体を両端から挟む導電性の一対の電極と、上記基体
を密封する絶縁性の外装管とを備え、上記基体がこの基
体表面に螺設された、上記外装管内壁との間にスパイラ
ル状の放電路をなす溝を有することを特徴とする。
【0007】基体表面にスパイラル状の放電路をなす溝
を螺設すると、放電路が直線状の場合と比較して、放電
時の電極間のインダクタンスが増加するため、放電開始
からアーク放電に到達するまでの時間を長くすることが
でき、急峻な電流変化が押えられ、高周波電流の発生が
低減される。従って、電子機器をサージから保護するに
あたり、本発明の放電管型サージアブソーバを用いる
と、高周波電流による、電子機器の電子回路の誤動作が
防止される。また、高周波電流を弱めるために放電管型
サージアブソーバに抵抗を接続することは不要であり、
サージ保護特性の劣化が防止された放電管型サージアブ
ソーバが得られる。
【0008】ここで、本発明の放電管型サージアブソー
バが、上記基体表面に上記一対の電極の間に互いに独立
な放電路をなす複数の溝が螺設されてもよい。また、本
発明の放電管型サージアブソーバが、上記外装管に囲ま
れた密封空間内の放電路の一部に、一対の導電体が所定
の間隔を隔てて対向したギャップ部を有してもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。図1は、本発明の第1実施形態の放電管型サ
ージアブソーバを示す側面図、図2は、図1に示す放電
管型サージアブソーバを構成する基体の側面図、図3
は、その斜視図である。
【0010】図1に示す放電管型サージアブソーバ10
は柱状の基体11を備えている。この基体11は絶縁性
の基体であり、基体11の両端には、この基体11を両
端から挟む導電性の一対のスラグリード12が備えられ
ている。また、基体11の側面には、図3に示すよう
に、一対のスラグリード12の間に互いに独立な放電路
をなす溝13が4本螺設されている。また、この放電管
型サージアブソーバ10は、図1に示すようにスラグリ
ード12と協同して、基体11を不活性ガス中に密封す
るガラス管14を備えており、このガラス管14は、基
体11の側面の、隣り合う溝14どうしの間の凸部15
が、ガラス管14の内壁に密着する寸法に形成されてい
る。
【0011】このように構成された放電管サージアブソ
ーバ10は、基体11の側面にスパイラル状の放電路を
なす溝13が形成されているため、放電路が直線状の場
合と比較して、放電時の一対のスラグリード12の間の
インダクタンスが増加する。従って、放電開始からアー
ク放電に到達する間でに長時間を要し、高周波電流が弱
められる。
【0012】図4は、本発明の第2の実施形態の放電管
サージアブソーバを示す側面図、図5は、図4に示す放
電型サージアブソーバを構成する基体の側面図、図6
は、その斜視図である。図1〜図3に示す実施形態の構
成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して示し、
図1〜図3に示す実施形態との相違点のみについて説明
する。
【0013】図4に示す放電管型サージアブソーバ20
を構成する基体11の側面に螺設された4本の溝13そ
れぞれの内壁に、図5に示すように、溝13の幅方向に
延びるギャップ21を挟むように導電性皮膜22が形成
されている。ここではギャップ21は1つのみ示してい
るが、他のギャップは図4、図5、図6から見えない位
置に形成されている。
【0014】このように、基体の側面に形成された溝
に、ギャップを挟む導電性皮膜を形成すると、図1に示
す放電管型サージアブソーバよりも放電開始電圧を下げ
ることができる。図7は、本発明の第3実施形態の放電
管型サージアブソーバを示す側面図、図8は、図7に示
す放電管型サージアブソーバを構成する基体を示す側面
図、図9は、その斜視図である。
【0015】図7に示す放電管サージアブソーバ30
は、図8に示すように、円柱状の絶縁性の基体31と、
この基体31を両端から挟む2つの柱状の絶縁性の基体
32を備えている。2つの基体32は、図7〜図9に示
すように、この2つの基体32で基体31を両端から挟
むように配備されており、さらに図7に示すように、基
体31,32の全体を両端から挟む導電性の一対のスラ
グリード33が備えられている。また、各基体32に
は、図9に示すように、その側面に互いに独立な放電路
をなす溝34が、4本ずつ螺設されており、この4本の
溝34の内壁に導電性皮膜が形成されている。また、基
体31には、その側面を周回方向に一周するように設け
られたギャップ35を挟むように導電性皮膜36が形成
されている。また、この放電管サージアブソーバ30
は、図7に示すように、一対のスラグリード33と協同
して、3つの基体31,32を不活性ガス中に密封する
ガラス管37を備えており、このガラス管37は、基体
32の側面の溝34どうしの間の凸部38がガラス管3
7の内壁に密着する寸法に形成されている。
【0016】この放電管型サージアブソーバ30は、基
体31に形成された導電性皮膜36どうしの間のギャッ
プ35で放電が発生することにより、基体31の部分で
は直線状の放電路を成す放電が発生し、基体32の部分
で、スパイラル状の放電路を成す放電が発生する。この
ように、一対のスラグリード33の間の一部分に、スパ
イラル状の放電路を成す放電が発生する構造の放電管型
サージアブソーバを構成してもよい。
【0017】図10は、本発明の第4実施形態の放電管
型サージアブソーバを示す側面図、図11は、図10に
示す放電管型サージアブソーバを構成する2つの基体を
示す側面図、図12は、その斜視図である。図10に示
す放電管サージアブソーバ40は、図11に示すよう
に、2つの柱状の絶縁性の基体41を備えている。2つ
の基体41それぞれの一端部には、図10〜図12に示
すように、放電電極42が取り付けられている。この2
つの基体41は、それぞれの一端部に取り付けられた放
電電極42どうしが対向するように配置されており、さ
らに図10に示すように、基体41には導電性の一対の
スラグリード43が固定されている。また、2つの基体
41それぞれの側面には、放電路をなす溝44が、図1
2に示すように4本螺設されており、このように4本の
溝44が螺設された基体41表面に導電性皮膜が形成さ
れている。また、この放電管サージアブソーバ30は、
一対のスラグリード43と協同して、放電電極42が取
り付けられた2つの基体41を不活性ガス中に密封する
ガラス管45を備えており、このガラス管45は、基体
41の側面の、隣り合う溝44どうしの間の凸部46
が、ガラス管45の内壁に密着する寸法に形成されてい
る。
【0018】この放電管型サージアブソーバ40は、放
電電極42の間で放電が発生することにより、放電電極
42の部分では、直線状の放電路を成す放電が発生し、
2つの基体41の部分では、スパイラル状の放電路を成
す放電が発生する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について説明する。
実施例1,2,3,4として、それぞれ図1,図4,図
7,図10に示す各実施形態の放電管型サージアブソー
バ10,20,30,40を製造し、比較例1として従
来の放電管型サージアブソーバ、比較例2としてアレス
タを製造した。以下に、放電管型サージアブソーバ1
0,20,30,40の製造過程を順次説明した後、比
較例1の放電管型サージアブソーバ、比較例2のアレス
タの製造過程を説明する。その後、実施例1,2,3,
4の放電管型サージアブソーバ、比較例1の放電管型サ
ージアブソーバ、および比較例2のアレスタそれぞれに
ついて、直流放電開始電圧、インパルス放電開始電圧、
およびインパルス吸収時間を測定した結果について説明
する。
【0020】図1に示す構造の放電管型サージアブソー
バ10の製造にあたって、先ず、円柱形状の絶縁性材料
を用意した。本実施例では、コランダムムライトを焼成
して、両端面の直径3mm、長さ3mmの絶縁性材料を
製造した。尚、ここでは、その絶縁性材料としてコラン
ダムムライトを用いたが、アルミナ、ジルコニア、コラ
ンダム、ムライト等や、これらの材料に透磁率の高い材
料を混ぜたものを用いてもよい。
【0021】次に、その絶縁性材料の側面に等間隔に4
本の溝13を螺設し、図3に示すような基体11を製造
した。本実施例では、溝の深さ、溝の幅を、それぞれ
1.2mm、0.75mmとし、隣り合う溝どうしの間
隔を0.1mmとした。次に、基体11をガラス管14
内部に配備し、基体11をスラグリード12で挟み、基
体11がArガス中に密封される状態に、ガラス管14
とスラグリード12とを接着した。Arガスの圧力は8
00Torrとした。
【0022】このようにして図1に示す構造の放電管型
サージアブソーバ10を製造した。図4に示す構造の放
電管型サージアブソーバ20の製造にあたっては、先
ず、図1に示す放電管型サージアブソーバ10の製造過
程で製造した、側面に4本の溝を有する基体と同一材料
同一寸法の基体11を製造した。次に、この基体11の
側面に形成された4本の溝13それぞれの内壁に導電性
皮膜を形成し、各溝内の導電性皮膜それぞれに、導電性
皮膜を溝13の幅方向に切断するようなギャップ21を
形成した。本実施例では、ギャップの幅を30μmとし
た。
【0023】次に、溝13の内壁に導電性皮膜22が形
成された基体11をガラス管14内部に配備し、基体1
1をスラグリード12で挟み、基体11がArガス中に
密封される状態に、ガラス管14とスラグリード12と
を接着した。Arガスの圧力は800Torrとした。
このようにして図4に示す構造の放電管型サージアブソ
ーバ20を製造した。
【0024】図7に示す放電管型サージアブソーバ30
の製造にあたっては、先ず、図1に示す放電管型サージ
アブソーバ10の製造過程で製造した、側面に4本の溝
を有する絶縁性の基体と同一材料同一寸法の絶縁性の基
体32を2個製造し、この2個の絶縁性の基体32それ
ぞれが有する4本の溝34の内壁に導電性皮膜を形成し
た。また、絶縁性の基体32とは別に、両端面の直径が
0.6mmであって、長さが1mmのコランダムムライ
トからなる円柱形状の絶縁性の基体31を用意し、この
絶縁性の基体31の表面に導電性皮膜を形成し、この導
電性皮膜を2つに分割するように、基体31の側面を周
回方向に一周するギャップ35を形成した。ギャップ3
5の幅は30μmとした。
【0025】次に、基体31および2つの基体32を、
2つの基体32で基体31を両端から挟むようにガラス
管37内に配備し、さらにそれら3つの基体31,32
の全体を両側から挟むようにスラグリード33を配置
し、これらの基体31,32がArガス中に密封される
状態に、ガラス管37とスラグリード33とを接着し
た。Arガスの圧力は800Torrとした。
【0026】このようにして図7に示す構造の放電管型
サージアブソーバ30を製造した。図10に示す構造の
放電管型サージアブソーバ40の製造にあたっては、先
ず、放電管型サージアブソーバ10の製造過程で製造し
た、側面に4本の溝を有する絶縁性の基体と同一材料同
一寸法の絶縁性の基体41を2個製造した。次に、2つ
の基体41それぞれの表面に導電性皮膜を形成した。
【0027】次に、2つの基体41それぞれの一端面に
放電電極42を取り付けた。次に、放電電極42が取り
付けられた2つの基体41を、放電電極42が互いに1
mmの間隔をあけて対向するようにガラス管45内部に
配備し、それら2つの基体41全体の両側にスラグリー
ド43を配置し、これら2つの基体41がArガス中に
密封される状態に、ガラス管45とスラグリード43と
を接着した。Arガスの圧力は800Torrとした。
【0028】このようにして図10に示す構造の放電管
型サージアブソーバ40を製造した。比較例1の放電管
型サージアブソーバの製造にあたっては、円柱形状の絶
縁性材料を用意した。ここでは絶縁性材料としてコラン
ダムムライトを焼成して、両端面の直径1mm、長さ3
mmの円柱形状のものを用意し、これを基体として用い
た。
【0029】次に、この基体表面に導電性被膜を形成し
た。さらに、導電性皮膜が形成された基体の両端に帽子
状のキャップ電極を圧入し、この導電性皮膜を2つに分
割するように、基体側面を周回方向に一周するギャップ
を形成した。ギャップの幅は30μmとした。その後、
ギャップが形成された絶縁性の基体をガラス管内部に配
備し、両側にスラグリードを配置し、ガラス管内部がA
rガス中に密封される状態に、ガラス管にスラグリード
を接着した。Arガスの圧力は800Torrとした。
【0030】このようにして比較例1の放電管型サージ
アブソーバを製造した。比較例2のアレスタの製造にあ
たっては、外径4mm、封止部の厚さ1mmの封止電極
に、直径1mm、厚さ0.5mmの放電部を設けたもの
を、外径4mm、内径3mmのガラス管の両端に配備
し、このガラス管内部をArガスで密封する状態に、ガ
ラス管と封止電極とを接着した。Arガスの圧力は80
0Torrとした。
【0031】このようにして比較例2のアレスタを製造
した。表1に、実施例1,2,3,4の放電管型サージ
アブソーバ、比較例1の放電管型サージアブソーバ、お
よび比較例2のアレスタそれぞれについて、直流放電開
始電圧、インパルス放電開始電圧、およびインパルス吸
収時間を測定した結果を示す。尚、インパルス吸収時間
は、放電開始からアーク電圧に到達するまでの時間であ
る。
【0032】
【表1】
【0033】表1からわかるように、実施例1,2,
3,4の放電管型サージアブソーバのインパルス吸収時
間は、比較例1の放電管型サージアブソーバのインパル
ス吸収時間、および比較例2のアレスタのインパルス吸
収時間よりも長い。つまり、実施例1,2,3,4の場
合、比較例1,2と比べ、放電開始からアーク放電に到
達するまでの時間が長くなっている。従って、電子機器
をサージから保護するにあたり本発明の放電管型サージ
アブソーバを用いると、高周波電流による電子機器の電
子回路の誤動作が防止される。また、本発明の放電管型
サージアブソーバは、高周波電流を低減するための抵抗
の接続は不要であり、サージ保護特性の劣化が防止され
た放電管型サージアブソーバが得られる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の放電管型
サージアブソーバによれば、サージ保護特性の劣化が防
止され、電子機器に侵入したサージを有効に吸収すると
ともに、電子機器内部の電子回路の誤動作が防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の放電管型サージアブソ
ーバを示す側面図である。
【図2】図1に示す放電管型サージアブソーバを構成す
る基体の側面図である。
【図3】図1に示す放電管型サージアブソーバを構成す
る基体の斜視図である。
【図4】本発明の第2実施形態の放電管型サージアブソ
ーバを示す側面図である。
【図5】図4に示す放電管型サージアブソーバを構成す
る基体の側面図である。
【図6】図4に示す放電管型サージアブソーバを構成す
る基体の斜視図である。
【図7】本発明の第3実施形態の放電管型サージアブソ
ーバを示す側面図である。
【図8】図7に示す放電管型サージアブソーバを構成す
る基体の側面図である。
【図9】図7に示す放電管型サージアブソーバを構成す
る基体の斜視図である。
【図10】本発明の第4実施形態の放電管型サージアブ
ソーバを示す側面図である。
【図11】図10に示す放電管型サージアブソーバを構
成する基体の側面図である。
【図12】図10に示す放電管型サージアブソーバを構
成する基体の斜視図である。
【符号の説明】
10,20,30,40 放電管型サージアブソーバ 11,31,32,41 絶縁性の基体 12,33,43 スラグリード 13,34,44 溝 14,37,45 ガラス管 15,38,46 凸部 21,35 ギャップ 22,36 導電性皮膜 42 放電電極
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−140210(JP,A) 実開 昭60−167302(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01T 4/12

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁性の基体と、該基体を両端から挟む
    導電性の一対の電極と、前記基体を密封する絶縁性の外
    装管とを備え、 前記基体が該基体表面に螺設された、前記外装管内壁と
    の間にスパイラル状の放電路をなす溝を有することを特
    徴とする放電管型サージアブソーバ。
  2. 【請求項2】 前記基体表面に、前記一対の電極の間に
    互いに独立な放電路をなす複数の溝が螺設されてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の放電管型サージアブソー
    バ。
  3. 【請求項3】 前記外装管に囲まれた密封空間内の放電
    路の一部に、一対の導電体が所定の間隔を隔てて対向し
    たギャップ部を有することを特徴とする請求項1記載の
    放電管型サージアブソーバ。
JP15231097A 1997-06-10 1997-06-10 放電管型サージアブソーバ Expired - Lifetime JP3536592B2 (ja)

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