JPH023228Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH023228Y2 JPH023228Y2 JP1980176280U JP17628080U JPH023228Y2 JP H023228 Y2 JPH023228 Y2 JP H023228Y2 JP 1980176280 U JP1980176280 U JP 1980176280U JP 17628080 U JP17628080 U JP 17628080U JP H023228 Y2 JPH023228 Y2 JP H023228Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- contact
- case
- opening
- contactor
- lower plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
- Contacts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、接点がケースに収容され、そのケー
スが閉塞されていることを必要とする接触器に関
するものである。
スが閉塞されていることを必要とする接触器に関
するものである。
ケースに設けられた開口部から、接点を有する
接触子を挿入し固定して成る従来の接触器は、上
記開口部の大きさが接点を挿通させうるものであ
ることが必要であり、そのため接点を挿入した後
の開放されている部分が相当広いものとなり、ケ
ースの閉鎖性を害するものとなつていた。このよ
うな従来の接触器を第1図及び第2図により説明
すると、図において1はケース、2は接触子、3
は接点である。ケース1は、箱体4の一側面、す
なわち接触子を取り付ける面5の両側を延長して
2枚の側板6を設け、その側板6間に箱体4と一
体として接触子2を支持する支持部7を形成す
る。その支持部7には、上側には深く又下側には
浅い溝を刻設し、更に支持部7中央に円孔8を穿
設する。その円孔8は後述する接触子に設けられ
た円孔よりも若干大きいものとする。又、接触子
取付面5の支持部7直下には、接点3が固定され
た接触子2をケース1内に挿入するための拡大孔
すなわち開口部9を略T字状に穿設する。接触子
2は、バネ性を有する金属板を折り曲げてコ字状
に形成し、その上板10には中央部に円孔11を
穿ち、その孔11の下側周縁に肉厚部12を設
け、円孔11内には雌ネジを刻設する。又、下板
13は上板10よりも長く、その先端付近には孔
を穿ち、そこに接点3を固定する。
接触子を挿入し固定して成る従来の接触器は、上
記開口部の大きさが接点を挿通させうるものであ
ることが必要であり、そのため接点を挿入した後
の開放されている部分が相当広いものとなり、ケ
ースの閉鎖性を害するものとなつていた。このよ
うな従来の接触器を第1図及び第2図により説明
すると、図において1はケース、2は接触子、3
は接点である。ケース1は、箱体4の一側面、す
なわち接触子を取り付ける面5の両側を延長して
2枚の側板6を設け、その側板6間に箱体4と一
体として接触子2を支持する支持部7を形成す
る。その支持部7には、上側には深く又下側には
浅い溝を刻設し、更に支持部7中央に円孔8を穿
設する。その円孔8は後述する接触子に設けられ
た円孔よりも若干大きいものとする。又、接触子
取付面5の支持部7直下には、接点3が固定され
た接触子2をケース1内に挿入するための拡大孔
すなわち開口部9を略T字状に穿設する。接触子
2は、バネ性を有する金属板を折り曲げてコ字状
に形成し、その上板10には中央部に円孔11を
穿ち、その孔11の下側周縁に肉厚部12を設
け、円孔11内には雌ネジを刻設する。又、下板
13は上板10よりも長く、その先端付近には孔
を穿ち、そこに接点3を固定する。
上記構成に係る接触子2の下板13をケース1
の開口部9より挿入する。この時接触子2の上板
10に設けられた肉厚部12は、支持部7の上側
溝内に位置しており、肉厚部12と下板13との
間隔はそれらの当接する部分の支持部7の厚さす
なわち該支持部7の上側溝縁部と下側溝縁部との
間の距離寸法よりも若干狭く形成されているた
め、接触子2のバネ性により支持部7に嵌着す
る。その後、接触子上板10の円孔11にワツシ
ヤ14を介してボルト15を螺合する。ボルト1
5の先端は、支持部7の円孔8内に位置し、抜け
止めとなる。
の開口部9より挿入する。この時接触子2の上板
10に設けられた肉厚部12は、支持部7の上側
溝内に位置しており、肉厚部12と下板13との
間隔はそれらの当接する部分の支持部7の厚さす
なわち該支持部7の上側溝縁部と下側溝縁部との
間の距離寸法よりも若干狭く形成されているた
め、接触子2のバネ性により支持部7に嵌着す
る。その後、接触子上板10の円孔11にワツシ
ヤ14を介してボルト15を螺合する。ボルト1
5の先端は、支持部7の円孔8内に位置し、抜け
止めとなる。
上述の如き従来の接触器は、接点を挿入するた
めの開口部が開放されたままであり、しかも接点
は開口部に近接した位置にあるため、ほこり等の
侵入により接触不良となるおそれが大きいもので
ある。
めの開口部が開放されたままであり、しかも接点
は開口部に近接した位置にあるため、ほこり等の
侵入により接触不良となるおそれが大きいもので
ある。
そこで本考案は、以上の欠点に鑑み、接触子に
ケースの開口部を閉塞するための突起を設けるこ
とにより、ケースが閉塞された接触器を提供する
ものである。
ケースの開口部を閉塞するための突起を設けるこ
とにより、ケースが閉塞された接触器を提供する
ものである。
以下、図示実施例により本考案を説明する。第
3図及び第4図は、第1の実施例を示すものであ
り、図において、1はケース、2は接触子であ
る。接触子2の下板13は、ケース1内に挿入さ
れ固定された状態でケース1の開口部9内に位置
することとなる部分に、T字状をなす開口部9の
下側の巾よりも若干狭い間隔を置いて二本の切り
込みが設けられ、その切り込みの中央部を上方か
ら押圧して下方に向けた突起16が形成される。
接触子2の下板13を上記形成とすることによ
り、ケース1内に接点3を挿入し固定した場合
に、上記突起16によりケース1の開口部9が閉
塞され、ほこり等の侵入を防ぐことができる。
3図及び第4図は、第1の実施例を示すものであ
り、図において、1はケース、2は接触子であ
る。接触子2の下板13は、ケース1内に挿入さ
れ固定された状態でケース1の開口部9内に位置
することとなる部分に、T字状をなす開口部9の
下側の巾よりも若干狭い間隔を置いて二本の切り
込みが設けられ、その切り込みの中央部を上方か
ら押圧して下方に向けた突起16が形成される。
接触子2の下板13を上記形成とすることによ
り、ケース1内に接点3を挿入し固定した場合
に、上記突起16によりケース1の開口部9が閉
塞され、ほこり等の侵入を防ぐことができる。
第5図及び第6図は、第2の実施例を示すもの
であり、接触子2の下板13には、接触子2がケ
ース1に固定されたときに下板13が開口部9内
に位置する部分の外方に、T字状の開口部9の下
側部分の巾よりも若干広い巾をもつコ字状の切れ
目を入れ、その切断された部分を下方に折曲げて
折曲部17を設ける。更に、接触子2の下板13
の折曲部17よりも接点3寄りの部分すなわち開
口部9内に位置する部分を下方より押圧成型して
上方へ向いた小突部18を設ける。本実施例によ
れば、接触子2に折曲部17と小突部18を設け
たことにより、ケース1内に接点3を挿入し固定
した場合に開口部9をより完全に閉塞することが
できる。
であり、接触子2の下板13には、接触子2がケ
ース1に固定されたときに下板13が開口部9内
に位置する部分の外方に、T字状の開口部9の下
側部分の巾よりも若干広い巾をもつコ字状の切れ
目を入れ、その切断された部分を下方に折曲げて
折曲部17を設ける。更に、接触子2の下板13
の折曲部17よりも接点3寄りの部分すなわち開
口部9内に位置する部分を下方より押圧成型して
上方へ向いた小突部18を設ける。本実施例によ
れば、接触子2に折曲部17と小突部18を設け
たことにより、ケース1内に接点3を挿入し固定
した場合に開口部9をより完全に閉塞することが
できる。
以上述べた如く、本考案は、接触子を挿入する
ための開口部と上記接触子との間の空隙を、その
接触子に一体に設けた突起によつて閉塞し、ほこ
りの侵入による接触不良を防止することができ、
しかも、接触子をプレスするときに上記突起を形
成できるから、製作が容易であり接触子の製造原
価を比較的安くすることができるという効果を奏
する。
ための開口部と上記接触子との間の空隙を、その
接触子に一体に設けた突起によつて閉塞し、ほこ
りの侵入による接触不良を防止することができ、
しかも、接触子をプレスするときに上記突起を形
成できるから、製作が容易であり接触子の製造原
価を比較的安くすることができるという効果を奏
する。
第1図は従来の接触器の正面図、第2図は第1
図の接触器の縦断面図、第3図は本考案の第1実
施例を示す正面図、第4図は第3図の縦断面図、
第5図は第2の実施例を示す正面図、第6図は第
5図の縦断面図である。 1……ケース、2……接触子、3……接点、9
……開口部、16,17,18……突起。
図の接触器の縦断面図、第3図は本考案の第1実
施例を示す正面図、第4図は第3図の縦断面図、
第5図は第2の実施例を示す正面図、第6図は第
5図の縦断面図である。 1……ケース、2……接触子、3……接点、9
……開口部、16,17,18……突起。
Claims (1)
- 接触子2の先端部にこれよりも厚い接点3を有
するとともに、この接触子2を、ケース1に設け
られた開口部9より挿入し、かつ、その接触子2
をケース1の外部において固定して成る接触器に
おいて、上記開口部9と上記接触子2との間の空
隙を閉塞しほこりの侵入を防止するための突起
を、上記開口部9の位置において上記接触子2に
一体に形成したことを特徴とする接触器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980176280U JPH023228Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980176280U JPH023228Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5798624U JPS5798624U (ja) | 1982-06-17 |
JPH023228Y2 true JPH023228Y2 (ja) | 1990-01-25 |
Family
ID=30102313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980176280U Expired JPH023228Y2 (ja) | 1980-12-09 | 1980-12-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH023228Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS506767U (ja) * | 1973-05-18 | 1975-01-23 |
-
1980
- 1980-12-09 JP JP1980176280U patent/JPH023228Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5798624U (ja) | 1982-06-17 |
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