JPH0113349Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0113349Y2 JPH0113349Y2 JP1984001162U JP116284U JPH0113349Y2 JP H0113349 Y2 JPH0113349 Y2 JP H0113349Y2 JP 1984001162 U JP1984001162 U JP 1984001162U JP 116284 U JP116284 U JP 116284U JP H0113349 Y2 JPH0113349 Y2 JP H0113349Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- terminal
- groove
- plate
- curved
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 230000005923 long-lasting effect Effects 0.000 description 2
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000001151 other effect Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
今時、ジヤツクの超小型化が促進されるに伴
い、超小型ケースに対してプラグ挿込メタルとア
ース端子とは個別に取付けるようにして、出来る
限りケース前壁を薄肉壁とさせることにより、プ
ラグのアース電極に対する接触許容範囲を広く設
計することが必要となつているが、その超小型ケ
ースにおけるアース接触許容範囲の具体例として
は、添付図面の第1図に示すとおり、10mm角のケ
ース3における前壁2の壁巾bを僅か0.5mmとす
る場合、それに伴う接触許容範囲aは僅かに1mm
程度の極短にすぎないのである。
い、超小型ケースに対してプラグ挿込メタルとア
ース端子とは個別に取付けるようにして、出来る
限りケース前壁を薄肉壁とさせることにより、プ
ラグのアース電極に対する接触許容範囲を広く設
計することが必要となつているが、その超小型ケ
ースにおけるアース接触許容範囲の具体例として
は、添付図面の第1図に示すとおり、10mm角のケ
ース3における前壁2の壁巾bを僅か0.5mmとす
る場合、それに伴う接触許容範囲aは僅かに1mm
程度の極短にすぎないのである。
この極短な該許容範囲aにおいてアース端子の
確実な接触性能を保障する非常に丈夫で長期使用
性に富むアース端子の取付けは容易なことではな
い。
確実な接触性能を保障する非常に丈夫で長期使用
性に富むアース端子の取付けは容易なことではな
い。
即ち、接触子をありふれた一条の舌状片とする
アース端子板では、その薄板における舌状片は細
巾小片のために挿入プラグの出入操作によつて、
その極小の舌状片はバネ腰が弱く丈夫でないか
ら、プラグの動きによる僅かな引掛かり事故でも
容易に歪曲したり折れ曲るような危険率が高く、
長期使用が保障されないため舌状片のアース端子
の使用は不適当であり、従つて、極短な接触許容
範囲aに係る超小型ケース内に対する確実な接触
性能と丈夫で長期性のあるアース端子とその簡単
な取付けの開発は超小型ジヤツクの開発上、急務
となつている。
アース端子板では、その薄板における舌状片は細
巾小片のために挿入プラグの出入操作によつて、
その極小の舌状片はバネ腰が弱く丈夫でないか
ら、プラグの動きによる僅かな引掛かり事故でも
容易に歪曲したり折れ曲るような危険率が高く、
長期使用が保障されないため舌状片のアース端子
の使用は不適当であり、従つて、極短な接触許容
範囲aに係る超小型ケース内に対する確実な接触
性能と丈夫で長期性のあるアース端子とその簡単
な取付けの開発は超小型ジヤツクの開発上、急務
となつている。
そこで、本考案は、超小型ジヤツクのケースに
おける極短なプラグのアース電極に対するアース
接触許容範囲に対して確実な接触性能と非常に丈
夫な接触バネ部のもとに長期使用性があり且つ機
構簡単で製作コストが安く、而も取付けが簡単な
アース端子機構を提供して、経済的な超小型ジヤ
ツクの開発を容易ならしめること及びアース性能
の確実な超小型ジヤツクを提供することを目的と
するものである。
おける極短なプラグのアース電極に対するアース
接触許容範囲に対して確実な接触性能と非常に丈
夫な接触バネ部のもとに長期使用性があり且つ機
構簡単で製作コストが安く、而も取付けが簡単な
アース端子機構を提供して、経済的な超小型ジヤ
ツクの開発を容易ならしめること及びアース性能
の確実な超小型ジヤツクを提供することを目的と
するものである。
本考案の実施例を図面に付て説明すると、適当
なジヤツク機構を内設し、プラグ挿込部1をアー
ス端子と別個に薄肉前壁2の前面に設けてなる上
面を被蓋する小型ジヤツクのケース3の内底に対
し、該プラグ挿込部1のプラグ挿込孔から後方に
かけて、挿込プラグPのアース電極P′の接触許容
範囲aよりも長い所要の広巾で多少彎曲した板の
嵌挿に適し且つ後縁辺部に端子脚を通す嵌通孔4
をケース底面に貫通してなる浅い段差空溝5を凹
設せしめ、該空溝5内に対し、該溝内においてク
ツシヨン自在となる大きさの彎曲板6の板面中央
部を、所要間隔のもとにプラグ方向に向けて対向
スリツト7,7′を穿設して彎曲板6を溝内に嵌
挿した際に溝外のプラグ進入路中央部に突出する
高さのブリツジ状の張出彎曲接触部8に加圧形成
せしめ且つ後辺部に嵌通孔4に通す端子脚片9を
直立に連設してなるアース端子板10を、嵌通孔
4に該脚片9を嵌挿して嵌挿せしめ、該空溝5の
後方両隅角縁部付近を押潰して、該端子板10の
後部両側をカシメ止め11,11′して、該端子
板10の彎曲板6部が溝内でクツシヨン自在とな
るよう該端子板10を該空溝5内に嵌着せしめて
構成するものである。
なジヤツク機構を内設し、プラグ挿込部1をアー
ス端子と別個に薄肉前壁2の前面に設けてなる上
面を被蓋する小型ジヤツクのケース3の内底に対
し、該プラグ挿込部1のプラグ挿込孔から後方に
かけて、挿込プラグPのアース電極P′の接触許容
範囲aよりも長い所要の広巾で多少彎曲した板の
嵌挿に適し且つ後縁辺部に端子脚を通す嵌通孔4
をケース底面に貫通してなる浅い段差空溝5を凹
設せしめ、該空溝5内に対し、該溝内においてク
ツシヨン自在となる大きさの彎曲板6の板面中央
部を、所要間隔のもとにプラグ方向に向けて対向
スリツト7,7′を穿設して彎曲板6を溝内に嵌
挿した際に溝外のプラグ進入路中央部に突出する
高さのブリツジ状の張出彎曲接触部8に加圧形成
せしめ且つ後辺部に嵌通孔4に通す端子脚片9を
直立に連設してなるアース端子板10を、嵌通孔
4に該脚片9を嵌挿して嵌挿せしめ、該空溝5の
後方両隅角縁部付近を押潰して、該端子板10の
後部両側をカシメ止め11,11′して、該端子
板10の彎曲板6部が溝内でクツシヨン自在とな
るよう該端子板10を該空溝5内に嵌着せしめて
構成するものである。
図中、12はプラグ挿込メタル、13,13′
はジヤツク機構の可動端子、14,14′は固定
端子であり、該メタル12の取付けは図示の如く
外周に突条壁15を設けて、嵌筒部に対して凹凸
係止のもとに定着嵌装させることが望ましい。
はジヤツク機構の可動端子、14,14′は固定
端子であり、該メタル12の取付けは図示の如く
外周に突条壁15を設けて、嵌筒部に対して凹凸
係止のもとに定着嵌装させることが望ましい。
本考案は上記の如く構成したから、小型ジヤツ
クのケース3の内底に対しプラグ挿込孔から後方
にかけて彎曲した板の嵌挿に適する浅い段差空溝
5を設け、その溝内に、彎曲板6のアース端子板
10を嵌通孔4に端子脚片9を嵌通し後方両側を
カシメ止め11,11′して嵌着せしめることに
より、該端子板10は、彎曲板6が該空溝5内で
クツシヨン自在に取付けられることになる。この
結果、該端子板10の板面中央部は、対向スリツ
ト7,7′によるプラグ進入路中央部に突出する
高さの張出彎曲接触部8に膨出曲成されているた
め、該接触部8は溝外のプラグ進入路中央部に長
く張出して挿込プラグPのアース電極P′部に対
し、彎曲板6のバネ力により下方から確実にバネ
接触することになる。
クのケース3の内底に対しプラグ挿込孔から後方
にかけて彎曲した板の嵌挿に適する浅い段差空溝
5を設け、その溝内に、彎曲板6のアース端子板
10を嵌通孔4に端子脚片9を嵌通し後方両側を
カシメ止め11,11′して嵌着せしめることに
より、該端子板10は、彎曲板6が該空溝5内で
クツシヨン自在に取付けられることになる。この
結果、該端子板10の板面中央部は、対向スリツ
ト7,7′によるプラグ進入路中央部に突出する
高さの張出彎曲接触部8に膨出曲成されているた
め、該接触部8は溝外のプラグ進入路中央部に長
く張出して挿込プラグPのアース電極P′部に対
し、彎曲板6のバネ力により下方から確実にバネ
接触することになる。
この該接触部8のプラグ接触は、該接触部8が
従来の細長い貧弱な舌状片と異なり、板体一連の
ブリツジ状の張出バネ板であり且つケース内底に
端子嵌着がなされるため、非常に該接触部8は丈
夫でプラグ操作に対しての歪曲や変形が全く生じ
ない上に、該接触部8自体もブリツジクツシヨン
がある上に彎曲板6とのダブルクツシヨンで、該
プラグPで該接触部8が押されると、彎曲板6の
バネ動によりプラグ接触圧は緩和され、プラグ操
作は非常に軽快となり、非常に丈夫なダブルクツ
シヨン作用のアース端子板10は長期使用性が保
障され、又、該端子板10のブリツジ状の該接触
部8は、接触許容範囲aの全長に亘る長きに設け
ることができる上にケース底からのアース端子板
10の取付けにより、プラグ接触は極短なアース
電極P′部に対し余猶をもつての確実性が保障され
るし、該接触部8の形成は、対向スリツト7,
7′の切目を設けて中央部板面を加工膨出させる
加工だけで済むから、アース端子板10の製作は
簡単であり、該端子板10の取付けも、該空溝5
内に嵌挿して後部をカシメ止め11,11′する
だけで済むから実に簡単で能率的であり、アース
端子機構は簡素化され、本考案の該端子板10は
超小型ジヤツクにおける僅かな1mm程度の極短な
接触許容範囲aにも上記の如く余猶のある確実接
触が得られ、前壁を薄壁とすることができて、ア
ース性能の抜群に良い超小型ジヤツクの製作を容
易ならしめる等の効果がある。
従来の細長い貧弱な舌状片と異なり、板体一連の
ブリツジ状の張出バネ板であり且つケース内底に
端子嵌着がなされるため、非常に該接触部8は丈
夫でプラグ操作に対しての歪曲や変形が全く生じ
ない上に、該接触部8自体もブリツジクツシヨン
がある上に彎曲板6とのダブルクツシヨンで、該
プラグPで該接触部8が押されると、彎曲板6の
バネ動によりプラグ接触圧は緩和され、プラグ操
作は非常に軽快となり、非常に丈夫なダブルクツ
シヨン作用のアース端子板10は長期使用性が保
障され、又、該端子板10のブリツジ状の該接触
部8は、接触許容範囲aの全長に亘る長きに設け
ることができる上にケース底からのアース端子板
10の取付けにより、プラグ接触は極短なアース
電極P′部に対し余猶をもつての確実性が保障され
るし、該接触部8の形成は、対向スリツト7,
7′の切目を設けて中央部板面を加工膨出させる
加工だけで済むから、アース端子板10の製作は
簡単であり、該端子板10の取付けも、該空溝5
内に嵌挿して後部をカシメ止め11,11′する
だけで済むから実に簡単で能率的であり、アース
端子機構は簡素化され、本考案の該端子板10は
超小型ジヤツクにおける僅かな1mm程度の極短な
接触許容範囲aにも上記の如く余猶のある確実接
触が得られ、前壁を薄壁とすることができて、ア
ース性能の抜群に良い超小型ジヤツクの製作を容
易ならしめる等の効果がある。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
一部断面のプラグ挿込みを示す開蓋ジヤツクの拡
大平面図、第2図はアース端子を取付けた開蓋ケ
ースの拡大平面図、第3図はアース端子取付部の
拡大断面図、第4図はアース端子板の拡大平面
図、第5図は第4図の斜面図である。 1……プラグ挿込部、2……薄肉前壁、3……
ケース、4……嵌通孔、5……段差空溝、6……
彎曲板、7,7′……対向スリツト、8……張出
彎曲接触部、9……端子脚片、10……アース端
子板、11,11′……カシメ止め。
一部断面のプラグ挿込みを示す開蓋ジヤツクの拡
大平面図、第2図はアース端子を取付けた開蓋ケ
ースの拡大平面図、第3図はアース端子取付部の
拡大断面図、第4図はアース端子板の拡大平面
図、第5図は第4図の斜面図である。 1……プラグ挿込部、2……薄肉前壁、3……
ケース、4……嵌通孔、5……段差空溝、6……
彎曲板、7,7′……対向スリツト、8……張出
彎曲接触部、9……端子脚片、10……アース端
子板、11,11′……カシメ止め。
Claims (1)
- 適当なジヤツク機構を設け、プラグ挿込部1を
アース端子と別個に薄肉前壁2の前面に設けた上
面被蓋の小型ジヤツクのケース3内底に対し、プ
ラグ挿込孔から後方にかけて挿込プラグPのアー
スの接触許容範囲aに相当する所要の広さで多少
彎曲した板の嵌挿に適し且つ端子脚を通す嵌通孔
4を底面に貫設してなる浅い段差空溝5を設け、
該空溝5内に対し、該溝内においてクツシヨン自
在となる大きさの彎曲板6の板面中央部を、プラ
グ方向に向けての対向スリツト7,7′の穿設の
もとに彎曲板6を溝内に嵌挿した際に溝外のプラ
グ進入路中央部に突出する高さのブリツジ状の張
出彎曲接触部8に曲成し且つ後辺部に嵌通孔4に
通す端子脚片9を設けてなるアース端子板10
を、嵌通孔4に該脚片9を嵌通して嵌挿し、該空
溝5の後方両隅角縁部付近を押潰して該端子板1
0の後部両側をカシメ止め11,11′して、該
端子板10を該空溝5内にクツシヨン自在に嵌着
せしめてなる小型ジヤツクのアース端子機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984001162U JPS60113988U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 小型ジヤツクのア−ス端子機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984001162U JPS60113988U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 小型ジヤツクのア−ス端子機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60113988U JPS60113988U (ja) | 1985-08-01 |
JPH0113349Y2 true JPH0113349Y2 (ja) | 1989-04-19 |
Family
ID=30473657
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984001162U Granted JPS60113988U (ja) | 1984-01-09 | 1984-01-09 | 小型ジヤツクのア−ス端子機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60113988U (ja) |
-
1984
- 1984-01-09 JP JP1984001162U patent/JPS60113988U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60113988U (ja) | 1985-08-01 |
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