JPH0231611A - 水平制御機能を有するコンバイン - Google Patents

水平制御機能を有するコンバイン

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JPH0231611A
JPH0231611A JP18119188A JP18119188A JPH0231611A JP H0231611 A JPH0231611 A JP H0231611A JP 18119188 A JP18119188 A JP 18119188A JP 18119188 A JP18119188 A JP 18119188A JP H0231611 A JPH0231611 A JP H0231611A
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JP
Japan
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horizontal
speed
width
dead zone
combine
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Pending
Application number
JP18119188A
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English (en)
Inventor
Shigeo Sato
佐藤 茂夫
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (al産業上の利用分野 この発明は、農地内を走行して作物を刈り取るコンバイ
ンに関し、特に左右のクローラを個別に昇降させること
によって機体の水平状態からのロール角を所定角に保つ
水平制御機能を有するコンバインに関する。
(bl従来の技術 ]ンバインが、走行する農地面は平坦でなく、かつ軟弱
である。このため、左右のクローラにおいて高低差を生
じ、機体にロールを生じ易い。このように刈取作業中の
コンバインにロールを生じると機体は転倒の危険にさら
され刈取作業を安全に行うことができなくなる。
そこで、本出願人は左右のクローラをそれぞれ個別の昇
降装置により懸架するとともに、車体のロール角を検出
するロールセンサを備え、このロールセンサの検出結果
が所定角になるにように左右の昇降装置を動作させる昇
降制御手段を設けることによって、車体のロール角を常
に所定値にし、刈取作業時に常に安定した姿勢で走行で
きるようにし、安全に刈取作業を行うことができる水平
制御機能を有するコンバインを提案した。また、農地内
を走行する際に路面不整によりコンバインに振動を生じ
るが、上記昇降側?In手段では、この振動によるロー
ルセンサの出力を車体の傾斜によるものと区別するため
、維持すべき所定角から一定の範囲の不感帯を設け、こ
の不惑帯におけるロールセンサの出力に対しては昇降制
御を行わないようにしている。
(C)発明が解決しようとする課題 しかしながら、コンバインが農地内を走行する際に路面
不整により車体に生じる振動の大きさは、コンバインの
走行速度によって異なり、走行速度が速い程、振動は大
きくなるが、従来の昇降制御における不感帯の幅は走行
速度に関わらず常に一定であった。このため、高速走行
に対応じて不感帯の幅を広くとると、低速走行中におけ
る車体のロールを修正することができなくなる。反対に
低速走行に対応じて不惑帯の幅を狭くすると高速走行中
に生じた振動に対しても昇降制御が実行され逆に車体が
傾斜してしまう問題があった。
この発明の目的は、走行速度に応じて昇降制御手段にお
ける不惑帯域の幅を変更することにより、高速走行時に
路面不整によって車体に生じる振動による昇降装置の動
作を防ぐとともに、車体に傾斜を生じた際には正常に昇
降制御手段を作用させ、車体の水平状態を正確に維持で
きる水平制御機能を有するコンバインを提供することに
ある。
(d)課題を解決するための手段 この発明の水平制御機能を有するコンバインは、車体の
下方でクローラを上下に揺動可能に懸架する左右個別の
昇降装置と、車体のロール角を検出するロールセンサと
、ロールセンサの検出結果が所定角になるように左右の
昇降装置を動作させる昇降制御手段と、を備えてなる水
平制御機能を有するコンバインにおいて、 前記昇降制御手段におけるロールセンサの所定角からの
不惑帯の幅を走行速度の高低に応じて増減する不感帯変
更手段を設けたことを特徴とするすなわち、第1図に示
すように、車体に設けられたロールセンサの検出出力は
昇降制御手段に入力され、昇降制御手段はロールセンサ
の検出結果に基づいて左右の昇降装置に制御信号を出力
する、車速センサはクローラの回転速度などにより車体
の走行速度を検出する。この車速センサの検出結果は不
感帯変更手段に入力される。不感帯変更手段は車速セン
サの検出結果に基づいて不惑帯域の幅を設定し、昇降制
御手段に入力する。
Te)作用 不感帯変更手段は車速センサの検出結果に応じされ、高
速走行時には不感帯域は広くされる。昇降制御手段は不
感帯域におけるロールセンサの出力に対しては昇降装置
に制御信号を出力しない。
したがって、低速走行時にはロールセンサの出力が比較
的小さい状態から昇降制御がなされ、高速走行時にはロ
ールセンサの出力が比較的大きくなるまで昇降制御が行
われない。
(f)実施例 第2図は、この発明の実施例である水平制御機能を有す
るコンバインを示す概略の側面図であるコンバイン21
は前方に引き起こし装置23および刈刃24を有する刈
取部22を備え、農地内を走行して前方に位置する作物
を刈取部22内に導き、その殻稈を株元から刈り取る。
コンバイン21の車体ベース25には油圧シリンダlが
左右に設けられており、この油圧シリンダlにクローラ
走行装置26が懸架されている。クローラ走行装置26
は駆動スプロケット27、従動スプロケット28および
遊転輪30.31により張架されている。遊転輪30は
フレーム32.33に軸支されている。このフレーム3
2.33のそれぞれはレバー1).12の一端に支持さ
れている。このレバー1).12は中間位置の屈曲部に
おいて回転自在にされており、レバー1)および12の
上端部はロッド13により連結されている。さらに、レ
バー12の上端部には油圧シリンダlのピストンロッド
2が係合している。
車体ヘース25にはロールセンサSlが取り付けられて
おり、前後方向の中心軸に対する車体の傾きであるロー
ル角を検出する。また、駆動スプロケット27には図外
のエンジンの回転が同じく図示しない変速機を介して伝
達される。この駆動スプロケット27の回転は車速セン
サS2により検出される。
第3図は、上記コンバインの有する昇降装置の構成を示
す油圧回路図である。
前述のようにコンバイン本体21の左右に設けられたク
ローラ26a、26bはレバー1).12を介してピス
トンロッド2a、2bに支持されている。このピストン
ロッド2a、2bを有する油圧シリンダla、lbには
切換弁3a、3bを介してポンプ4a、4bから圧油が
供給される。
切換弁3a、3bは4ポート3ポジシヨンの電磁切換弁
であり、それぞれソレノイド5OLI、SOL 3の駆
動によりクローラ26a、26bを矢印A方向に下降さ
せ、ソレノイド5QL2.S。
L4の駆動によりクローラ26a、26bを矢印B方向
に上昇させる。
第4図に示すように左右のクローラ26a、26bの上
下方向の位置はスイッチSWI〜SW4により検出され
る。このうち、スイッチSWI。
SW2はクローラ26a、26bの上限位置を規定し、
スイッチ5W34.SW4は下限位置を規定する。これ
らスイッチSW1〜SW4がオンしない範囲内で左右の
クローラ26a、26bが車体に対して上昇または下降
すると、車体ベース25は下降または上昇する。
第5図は、上記コンバインの制御部の一部を示すブロッ
ク図である。
CPU41にはI10インクフェイス44を介してスイ
ッチ5WI−3W6が接続されている。
スイッチSW5およびSW6は何れも操縦席に備えられ
ており、スイッチSW5は脱穀作業時に操作される脱穀
スイッチで一錫=半、スイッチSW6は水平制御をオン
/オフする。また、CPU41にはI10インクフェイ
ス44を介してA/D変換器45.46からロールセン
サS1および車速センサS2の検出データが入力される
。CPU41はROM42に予め書き込まれたプログラ
ムに従ってソレノイドドライバ47に制御データを出力
する。ソレノイドドライバ47には昇降装置の切換弁3
a、3bが有するソレノイドSQL 1〜5OL4が接
続されている。ソレノイドドライバ47は制御データに
従ってソレノイドSQL 1〜5OL4を駆動する。な
お、CPU41に接続されたRAM43のメモリエリア
MAIには不惑帯の幅Kが記憶される。
第6図は、上記コンバインの制御部の処理手順の一部を
示すフローチャートである。
スイッチSW5.SW6がオンされ、脱穀作業中に自動
水平制御が選択されていると(nl、n2)、車速セン
サS2の検出データから車速■を読み出す(n3)。こ
の検出結果を基準速度Vaと比較しくn4)、基準速度
Va以上である場合には不惑帯の幅にとして角度αを設
定し、基串値Vaを下回る場合には不感帯の幅Kに角度
βを設定する(n5.n6)。ここにおいて角度αは角
度βより大きな値である。
この後ロールセンサS1の出力から水平面に対する車体
の傾きである傾斜角θを読み出す(n7)。この傾斜角
θの絶対値を不感帯の幅にと比較しくn8)、(’Jf
斜角斜角圧負を判別する(n9)。車体が第4図に示す
時計方向(CW)に傾斜し、傾斜センサS1の出力が負
の値を示す場合には上限スイッチSW2のオン/オフ状
態に応じてソレノイド5OLIまたはSQL 4を駆動
する(n10、n12.n13)。これによって上限ス
イッチSW2がオンしていない状態では左側のフロラ2
6bが矢印B方向に移動する。上限スイッチSW2がオ
ンしている場合にはソレノイドs。
Llを駆動して右側のクローラ26aを矢印A方向に移
動させる。
車体が第4図に示す反時計方向(CCW)に形成し、傾
斜角θの値が正の場合には右側の上限スイッチSWIの
オン/オフに応じてソレノイド5OL3または5QL2
を駆動する(n9→n1ln14.n15)。このソレ
ノイド駆動により上限スイッチSWIがオンしていない
場合にはソレノイドSQL 2の駆動により右側のクロ
ーラ26aを矢印B方向に移動し、右側のクローラ26
aが上限位置にある場合には左側のクローラ26bを矢
印A方向に移動する。
また、傾斜角θが不感帯域にある場合には上限スイッチ
SW1.SW2がオンするようにソレノイド5OL2,
5OL4を駆動する(n8 →n16〜n19)、以上
のようにn1)→n15、n1)→n15およびn16
〜n19の処理により何れか一方または両方のクローラ
25 a、  26 bが常に上限位置にあるように水
平状態を制御する。以上の処理においてn3〜n6がこ
の発明の不感帯変更手段に相当し、n7〜n19が同じ
く昇降制御手段に相当する。CPU41はイグニション
スイッチがオンされている状態において上記n1−n1
9の処理を10m5程度の間隔で周期的に行う。
以上のようにしてこの実施例によれば、車体の傾斜角の
正負に応じて車体が最低位置をとるように昇降装置が動
作する。このとき、車速Vが参照され、車速に応じて昇
降装置を動作させる際の不惑帯の輻Kが設定される。こ
の不惑帯の幅には走行速度■が基準値Va以下である場
合には角度βにされ、車速か基準(Ii!Va以上にな
ると角度βより大きい角度αに設定される。したがって
、低速走行中には車体の傾斜角θが±βを越えたとき昇
降装置の動作により水平制御がなされる。また、コンバ
イン21が高速走行時には傾斜角θが±αを越えたとき
昇降装置の動作により水平制御がなされる。角度αは角
度βよりも大きい値であるために高速走行時の不惑帯の
幅は低速走行時の不感帯の幅よりも広くされ、高速走行
時に発生する振動による傾斜程度では昇降装置は動作し
なくなるなお、本実施例では車速を高低2つの範囲に分
割し、不感帯の幅を変更するようにしたが、車速の範囲
をさらに多数に分割し、それぞれに異なる不惑帯の幅を
割り当ててもよい。また、車体の傾斜角を設定入力でき
るようにし、この設定された所定角を維持するように昇
降制御を行う場合についてもこの発明を同様に実施でき
る。
(幻発明の効果 この発明によれば、不感帯変更手段により昇降制御手段
におけるロールセンサの所定角からの不感帯の幅が走行
速度の高低に応じて増減される。
これによって高速走行時に不惑帯の幅を大きくし、低速
走行時において車体が傾斜した際に昇降装置を正常に動
作させることができる。
Ia、lb−油圧シリンダ、 3a、3b−切換弁、 5QLI〜5OL4−ソレノイド、 21−コンバイン本体、 26−クローラ走行装置、 Sl−ロールセンサ、 S2−車速センサ。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の機能ブロック図、第2図はこの発明
の実施例である水平制御機能を有するコンバインを示す
概略の側面図、第3図は同コンバインが有する昇降装置
の構成を示す油圧回路図、第4図は同昇降装置を示す正
面の略図、第5図は同コンバインの制御部のブロック図
、第6図は同コンバインの制御部の処理手順の一部を示
すフローチャートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車体の下方でクローラを上下に揺動可能に懸架す
    る左右個別の昇降装置と、車体のロール角を検出するロ
    ールセンサと、ロールセンサの検出結果が所定角になる
    ように左右の昇降装置を動作させる昇降制御手段と、を
    備えてなる水平制御機能を有するコンバインにおいて、 前記昇降制御手段におけるロールセンサの所定角からの
    不感帯の幅を走行速度の高低に応じて増減する不感帯変
    更手段を設けてなる水平制御機能を有するコンバイン。
JP18119188A 1988-07-20 1988-07-20 水平制御機能を有するコンバイン Pending JPH0231611A (ja)

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