JPH02311509A - アリル型不飽和基を有するポリエステルの製造方法 - Google Patents

アリル型不飽和基を有するポリエステルの製造方法

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JPH02311509A
JPH02311509A JP13297789A JP13297789A JPH02311509A JP H02311509 A JPH02311509 A JP H02311509A JP 13297789 A JP13297789 A JP 13297789A JP 13297789 A JP13297789 A JP 13297789A JP H02311509 A JPH02311509 A JP H02311509A
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acid
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Hiroshi Ando
寛 安藤
Jun Hattori
準 服部
Mari Ichimura
市村 麻理
Kazumasa Hashimoto
和昌 橋本
Kazuya Yonezawa
米沢 和弥
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、アリル型不飽和基を有する新規なポリエステ
ルの製造方法に関する。
アリル型不飽和基含有ポリエステルは、そのままでラジ
カル的に硬化する塗料組成物として使用できる。また、
このポリエステルに他の官能基の導入も可能である。
[従来の技術] ポリエステルにアリル型不飽和基を導入する方法として
は、ポリエステルの末端とアリル型不飽和基を有する化
合物とを反応させることが考えられる。このような方法
としては、例えば、ポリエステルの末端水酸基とジアリ
ルフタレートとのアルコリシス反応を用いたものが知ら
れている(特開昭51−142027号)。また、ポリ
エステル合成の際にアリル型不飽和基を導入する方法と
しては、アルコール成分としてアリルグリシジルエーテ
ルを一部加えておくことにより酸無水物との縮合反応を
行なう方法(特開昭54−91590号)や、酸成分過
剰の条件下で二塩基酸とジオールとを縮合させ、反応途
中あるいは反応後にアリルアルコールを加えてエステル
化することにより、分子中にアリル型不飽和基を導入す
る方法等が提案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、これらの方法ではアリル型不飽和基の含
量を制御することが困難であり、またアルコリシス反応
や縮合反応では70℃以上の比較的高温を必要とする等
の問題がある。
本発明の目的は、アリル型不飽和基の含量を制御するこ
とが容易であり、しかも高温下での反応を必要としない
、新規の製造方法を提供する処にある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、水酸基を含有するポリエステルを、下記一般
式(1)〜(3)で示される不飽和活性ハロゲン化合物
、不飽和エステル化合物、不飽和カルボン酸及び不飽和
カルボン酸無水物からなる群から選択される少なくとも
1種と、塩基の存在下で反応させることを特徴とする、
エステル結合またはカーボネート結合を介してアリル型
不飽和基を導入した分子量200〜20゜000のポリ
エステルの製造方法である。
HC−C−R2−C−V      ・・・(1)R,
0 )(C−C−R−0−C−V     ・・・ (2)
(式中、■は塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、アルコ
キシ基または水酸基 R1は水素または炭素数1〜20
の1価の有機基、R2は炭素数1〜20の2価の有機基
を示す。) 本発明に用いる水酸基含有ポリエステルは、以下に示す
種々の方法で製造することができる。
■ 次に示すようなアルコール成分と酸成分とを、アル
コール成分過剰の条件下で縮合反応させる。
アルコール成分としては、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ブタンジオール、ヘキサメチレングリ
コール、水素化ビスフェノールA1ネオペンチルグリコ
ール、ポリブタジェンジオール、ジエチレングリコール
、トリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、
グリセリン、トリメチロールメタン、トリメチロールプ
ロパン、ペンタエリスリトール等の2価アルコールや多
価アルコールを用いる。
酸成分としては、二塩基酸、多塩基酸を用いる。二塩基
酸としては、フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、
テトラヒドロフタル酸、ヘキサヒドロフタル酸、テトラ
クロルフタル酸、ポリブタジェンカルボン酸、シュウ酸
、マロン酸、コノ1り酸、アジピン酸、セバシン酸、マ
レイン酸、フマル酸、シクロペンタンジカルボン酸等が
例示される。
多塩基酸としては、トリメリット酸、ブタントリカルボ
ン酸、ピロメリット酸等が例示される。
また、酸に代えて、カルボン酸無水物またはカルボン酸
ハロゲン化物を用いることができる。
カルボン酸無水物としては、フタル酸無水物、テトラヒ
ドロフタル酸無水物、ヘキサヒドロフタル酸無水物、テ
トラクロルフタル酸無水物、ポリブタジェンカルボン酸
無水物、シュウ酸無水物、マロン酸無水物、コハク酸無
水物、アジピン酸無水物、セバシン酸無水物、マレイン
酸無水物、フマル酸無水物、シクロペンタンジカルボン
酸無水物等が例示される。
カルボン酸ハロゲン化物としては、フタル酸クロライド
、イソフタル酸クロライド、テレフタル酸クロライド、
テトラヒドロフタル酸クロライド、ヘキサヒドロフタル
酸クロライド、テトラクロルフタル酸クロライド、ポリ
ブタジェンカルボン酸クロライド、シュウ酸クロライド
、マロン酸クロライド、コハク酸クロライド、アジピン
酸クロライド、セバシン酸クロライド、マレイン酸クロ
ライド、フマル酸クロライド、シクロベンクンジカルボ
ン酸クロライド、トリメリット酸クロライド、ブタント
リカルボン酸クロライド、ピロメリット酸クロライド、
フタル酸ブロマイド、イソフタル酸ブロマイド、テレフ
タル酸ブロマイド、テトラヒドロフタル酸ブロマイド、
ヘキサヒドロフタル酸ブロマイド、テトラクロルフタル
酸ブロマイド、ポリブタジェンカルボン酸ブロマイド、
シュウ酸ブロマイド、マロン酸ブロマイド、コハク酸ブ
ロマイド、アジピン酸ブロマイド、セバシン酸ブロマイ
ド、マレイン酸ブロマイド、フマル酸ブロマイド、シク
ロベンクンジカルボン酸ブロマイド、トリメリット酸ブ
ロマイド、ブタントリカルボン酸ブロマイド、ピロメリ
ット酸ブロマイド、フタル酸ヨウ化物、イソフタル酸ヨ
ウ化物、テレフタル酸ヨウ化物、テトラヒドロフタル酸
ヨウ化物、ヘキサヒドロフタル酸ヨウ化物、テトラクロ
ルフタル酸ヨウ化物、ポリブタジェンカルボン酸ヨウ化
物、シュウ酸ヨウ化物、マロン酸ヨウ化物、コハク酸ヨ
ウ化物、アジピン酸ヨウ化物、セバシン酸ヨウ化物、マ
レイン酸ヨウ化物、フマル酸ヨウ化物、シクロペンタン
ジカルボン酸ヨウ化物、トリメリット酸ヨウ化物、ブタ
ントリカルボン酸ヨウ化物、ピロメリット酸ヨウ化物等
が例示される。
■ 環中に3個又は5〜12個の炭素原子を有する置換
または非置換ラクトンを用い、2価アルコール、多価ア
ルコール又は水酸基を有する各種のオリゴマーを開始剤
として、種々の触媒の存在下で開環重合させる。
環中に3個又は5〜12個の炭素原子を有する置換また
は非置換ラクトンとしては、β−プロピオラクトン、ピ
バロラクトン、α−メチル−β−プロピオラクトン、δ
−バレロラクトン、メチル−δ−バレロラクトン、ジメ
チル−δ−バレロラクトン、ε−カプロラクトン・、δ
−メチル−ε−カプロラクトン、ジメチル−ε−カプロ
ラクトン、エナントラクトン、メチルーメナントラク・
トン、ラウリノラクトン等を用いることができる。
2価アルコールとしては、エチレングリコール、プロピ
レングリコール、ブタンジオ−ル、ヘキサメチレングリ
コール、水素化ビスフェノールA1ネオペンチルグリコ
ール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール
、ジプロピレングリコール等を用いることができる。
多価アルコールとしては、グリセリン、トリメチロール
メタン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリトー
ル等を用いることができる。
水酸基を有する各種のオリゴマーとしては、ポリブタジ
ェンジオール、水酸基末端ポリエチレングリコール、水
酸基末端ポリプロピレングリコール、水酸基末端ポリテ
トラメチレングリコール等を用いることができる。
■ 上記の■および■で示される方法によって得られる
水酸基含有ポリエステルを、水酸基に対し1/2モル当
量以下の上記■に例示した二塩基酸、多塩基酸、カルボ
ン酸無水物、カルボン酸ハロゲン化物等の酸成分と反応
させる。
上記の■〜■で示される方法により製造されるポリエス
テルの主鎖構造は、下記一般式(4)%式% (式中、R3は炭素数1〜12の2価の有機基、Rは炭
素数1〜200の2価の有機基、R5は炭素数1〜20
の2価の有機基、1及びnはそれぞれ0又は1〜200
、m及びqはそれぞれ0又は1、Sは0又は1〜200
の整数を示す。) 本発明に用いる水酸基含有ポリエステルとしては、水酸
基含量の制御が容易であることから、上記の■及び■の
方法により製造されるポリラクトン類が好ましい。更に
、ポリラクトン類の中でも、現在市販されており容易に
入手可能であるという点から、ポリカプロラクトンが特
に好ましい。また、ポリカプロラクトンから■の方法で
製造されるポリカプロラクトン類も同様に適している。
本発明においては、水酸基含有ポリエステルと反応させ
る不飽和化合物として、上記の一般式(1)〜(3)で
示される不飽和活性ハロゲン化合物、不飽和エステル化
合物、不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸無水物か
らなる群から選択される少なくとも1種を用いる。
一般式(1)〜(3)において、R1で示される炭素数
1〜20の1価の有機基としては、アルキル基、アルケ
ニル基、アリール基等が例示される。アルキル基として
は、メチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基等が、
アルケニル基としては、ビニル基、アリル基等が、アリ
ール基としては、フェニル基等がそれぞれ例示される。
また、これらの式中にR2で示される炭素数1〜20の
2価の有機基としては、次の有機基等が例示される。
(以下余白) −CH−1−CH−1−C3H6−1 −CH−%−c5H1o−、−C6H4+。
−CH−1−CH−1−C10H20−161281B CH3CH3 −CH−1−CH2−CH−1 CH3CH3 l −CH2−C−CH2−1−C2H4−CH−1CH3 −CH−C6H4−1 −CH2−C6H4−CH2−・ −C2H4−C6H4−・ 更に、不飽和活性ハロゲン化合物としては、次のものが
例示される。
不飽和エステル化合物としては、次のものが例示される
不飽和カルボン酸としては、次のものが例示される。
不飽和カルボン酸無水物としては、次のものが例示され
る。
次に、本発明に用いる塩基としては、どのようなもので
もよいが、有機塩基が好;シい。有機塩基の中でも、反
応率の点から、塩基性を有する含窒素複素環状化合物が
特に好ましい。そのような含窒素複素環状化合物として
は、ピリジン、キノリン、イソキノリン、ピコリン、ピ
ラジン、ピリダジン、ピリミジン等が例示される。
本発明における反応温度は、−10〜100℃が好まし
く、−10〜70℃の範囲が特に好ましい。
本発明においては、活性水素を持たない不活性な溶剤を
使用することもできる。特に、反応系の粘度が著しく高
くなる場合、つまり、水酸基金−有ポリエステルの分子
量が1,000以上の時には、溶剤の存在下で反応を行
なうほうが好ましい。このような溶剤としては、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン、トルエン、ジエチルホルム
アミド、ジクロロメタン、クロロホルム、アセトンなど
が例示される。
不飽和活性ハロゲン化合物等の不飽和化合物の使用量は
、ポリエステルの水酸基に対して1/10〜10モル当
量であることが好ましく、0.5〜3モル当量であるこ
とがより好ましい。
更に、原料ポリエステルの水酸基をほぼ完全に不飽和化
合物と反応させるためには、1モル当量以上用いるのが
好ましい。また、経済性の点からは、2モル当量以下が
好ましく、1〜1゜5モル当量の範囲が特に好ましい。
上記の方法によって得られるアリル型不飽和基含有ポリ
エステルとは、1分子中に下記一般式(5)又は(6)
で示されるアリル型不飽和基を少なくとも1個含有し、
主鎖がポリエステル構造からなる分子量200〜20,
000のポリエステルである。
R1。
HC−C−R−C−0−・・・(5) R’        O I            I+ 価の有機基、R2は炭素数1〜20の2価の有機基を示
す。) このようなアリル型不飽和基含有ポリエステルとしては
、下記の構造式(A)〜(E)を有するものが例示され
る。
(以下余白) このようなアリル型不飽和基含有ポリエステルは、その
ままでラジカル的に硬化する塗料組成物として使用でき
る。
また、実施例3に示すように、アリル型不飽和基とヒド
ロシリコン化合物とを■族遷移金属触媒等の存在下で反
応させることにより、ポリエステルに反応性シリコン基
を導入することができる。このようなヒドロシリコン化
合物は、下記一般式(7)で表わされる。
H−8i−X、       ・・・(7)(式中、R
6は炭素数1〜20のアルキル基、炭素数6〜20のア
リール基又は炭素数7〜20のアラルキル基であり、2
個以上存在するとき、それらは同じであってもよく、異
なっていでもよい。Xは水酸基または加水分解性基であ
り、2個以上存在するとき、それらは同じであっでもよ
く、異なっていてもよい。aは1.2または3である。
) ■族遷移金属触媒としては、例えば、 HPtCN  −6H20、ptメタル、B RhCI  (PRh  )  、RhC,03、Rh
 / A j  OSRu Cj  、I r C、I
) a、F e Cj  、A j Cj a、PdC
j  ・2H20、NiC盪。等のような化合物が使用
できる。
ヒドロシリル化反応は、通常、0〜150℃で行なわれ
るが、反応温度の調節や反応系の粘度の調整などの必要
に応じて、ベンゼン、トルエン、キシレン、テトラヒド
ロフランなどの溶剤を用いてもよい。
このようなヒドロシリル化反応によって反応性シリコン
官能基を導入するためには、アリル型不飽和基のR1は
、水素またはメチル基であることが好ましい。
得られた反応性シリコン基含有ポリエステルは、塗料組
成物、密封組成物等の用途に用いられる。そのための原
料とする場合には、1分子中のアリル型不飽和基の数は
2個以下でもよいが、2個以上のものが好ましく、また
オレフィン当量(アリル型不飽和基1個当りの分子量)
が200〜10,000のものが好ましい。また、重合
度(n)が20以上になると高粘度になるため、無溶剤
塗料として用いる場合は、nが20以下であることが好
ましい。
[発明の効果] 以上のように、本発明の製造方法によれば、アリル型不
飽和基の含量を制御することが容易である。しかも、高
温下での反応を必要としない。
[実施例コ 本発明をより明らかにするために、実施例をあげて説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 300g (0,1モル)の末端水酸基ポリカプロラク
トン(数平均分子量3000、水酸基当量1500) 
、24.0gのピリジン及び300mjのTHFを、撹
拌棒、温度計、滴下ロート、窒素吹き込み管及び冷却管
を付設した1】丸底フラスコに仕込み、室温下で滴下ロ
ートより32gのクロルギ酸アリルを徐々に滴下した。
その後、50℃に加熱して3時間撹拌した。
生成した塩を濾過で除いた後、150mNのトルエンを
添加し、200mjの塩酸水溶液で洗浄、中和、濃縮す
ることにより、アリル末端ポリカプロラクトンを得た。
得られたオリゴマーのvPO測定(蒸気圧法)から数平
均分子量は3.200であった。第1図に300 M 
Hzの核磁気共鳴スペクトルを示した。オレフィン部分
のスペクトルより、アリル基の導入が確認できる。また
ヨウ素価滴定によるオレフィンの定量から、1分子中に
平均2,0個のアリル型不飽和基が導入されていること
を確認した。
実施例2 300g (0,15モル)の末端水酸基ポリカプロラ
クトン(数平均分子量2000、水酸基当量1000)
 、36.0gのピリジン及び300m1)のTHFを
、撹拌棒、温度計、滴下ロート、窒素吹き込み管、冷却
管を付設した1」丸底フラスコに仕込み、室温下で滴下
ロートより45gのビニル酢酸クロライドを徐々に滴下
した。その後、50℃に加熱して3時間撹拌した。生成
した塩を濾過で除いた後、150mpのトルエンを添加
し、200mjの塩酸水溶液で洗浄、中和、濃縮するこ
とにより、アリル末端ポリカプロラクトンを得た。得ら
れたオリゴマーのvPO測定から数平均分子量は220
0であった。ヨウ素価滴定によるオレフィンの定量から
、1分子中に平均2.0個のアリル型不飽和基の導入を
確認した。
実施例3 実施例1で得られたアリル型不飽和基含有ポリエステル
300gを150m1のトルエンに溶解し、50℃でH
PtCl2の10%メタノール溶液180μ身を添加後
、撹拌しながら35gのジメトキシメチルシランを滴下
した。
3時間撹拌した後、未反応のジメトキシメチルシランを
トルエンとの共沸脱気で除いた。残渣を再びトルエンに
溶解した後に濾過し、トルエンを減圧留去することによ
りシリコン含有ポリエステルを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は、実施例1で得られたアリル末端ポリカプロラ
クトンの核磁気共鳴スペクトル、第2図は、第1図の一
部拡大図である。 特許出願人 鐘淵化学工業株式会社 第2図 H(Ha+Hb r−−i         r−一) 0′+7    :′−TI    >°o    a
、*    a°’    ”″i’F’M手続補正書
(ヵえ。 平成元年7月5日 1、事件の表示 平成1年特許願第1329’77号 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 大阪市北区中之島三丁目2番4号 代表者 新  納  眞  人 5、′補正命令の日付   平成  年  月  日 
―発6、補正の対象  図 面。 7、補正の内容  別紙のとおり、願書に最初に添付し
た図面の浄書(内容に変更なし)を提出する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、水酸基を含有するポリエステルを、下記一般式(1
    )〜(3)で示される不飽和活性ハロゲン化合物、不飽
    和エステル化合物、不飽和カルボン酸及び不飽和カルボ
    ン酸無水物からなる群から選択される少なくとも1種と
    、塩基の存在下で反応させることを特徴とする、分子量
    200〜20,000のアリル型不飽和基含有ポリエス
    テルの製造方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(1) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(2) ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(3) (式中、Vは塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子、アルコ
    キシ基または水酸基、R^1は水素または炭素数1〜2
    0の1価の有機基、R^2は炭素数1〜20の2価の有
    機基を示す。) 2、塩基が塩基性を有する含窒素複素環状化合物である
    ことを特徴とする請求項1記載のポリエステルの製造方
    法。 3、塩基が、ピリジン、キノリン、イソキノリン、ピコ
    リン、ピラジン、ピリダジン、ピリミジンからなる群か
    ら選択される少なくとも1種であることを特徴とする請
    求項1記載のポリエステルの製造方法。 4、ポリエステルが、主として環中に3個又は5〜12
    個の炭素原子を有する置換又は非置換ラクトンを用い、
    このラクトンを2価アルコール又は多価アルコールを開
    始剤として開環重合させることによって得られるポリエ
    ステルであることを特徴とする請求項1記載のポリエス
    テルの製造方法。 5、ラクトンがε−カプロラクトンであることを特徴と
    する請求項4記載のポリエステルの製造方法。
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