JPH02310481A - Ic試験装置 - Google Patents

Ic試験装置

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JPH02310481A
JPH02310481A JP1130040A JP13004089A JPH02310481A JP H02310481 A JPH02310481 A JP H02310481A JP 1130040 A JP1130040 A JP 1130040A JP 13004089 A JP13004089 A JP 13004089A JP H02310481 A JPH02310481 A JP H02310481A
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Takashi Motoike
隆志 本池
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、IC試験装置に関し、特に被測定信号に対
する測定タイミングの補正方法に関し、詳しくは、被試
験ICのインピーダンス特性等に応じて被測定信号の立
上り時間及び立下り時間の測定タイミングを適切に設定
することができるようにしたことに関する。
[従来の技術] 従来のIC試験装置の一例を示すと第6図のようであり
、テスタ50とIC取付装置40及び伝送路として機能
する同軸ケーブル31−1〜31−n等から成る。テス
タ5oは装置全体の運用や制御などを行う制御部54と
、入出力部53−1〜53−nと図示しない他の回路を
含むものである。入出力部53−1〜53−nは、被試
験IC45のnピンに応じたnチャンネルが設けられて
おり、各チャンネルに対応して伝送路である同軸ケーブ
ル31−1〜31−nが該IC45の各ピンに接続され
るようになっている。この入出力部53−1〜53− 
nは、被試験IC45の信号入力ピンに印加すべき試験
信号TV−1〜T W −nを同軸ケーブル31−1〜
31−nを介して出力すると共に、該IC45の信号出
力ピンから同軸ケーブル31−1〜31−nを介して与
えられる被測定信号DS−1〜DS−nを測定する。ま
た。
入出力部53−1〜53−nは、ディジタル信号をアナ
ログ信号に変換する機能や、逆にアナログ信号をディジ
タル信号に変換する機能などを有している。
入出力部53−1につき説明すると、ドライバ28とコ
ンパレータ25から成っている。ドライバ28は制御部
54からの制御に基づき、被試験IC45の信号入力ピ
ンに印加すべき試験信号TW−1を発生し、対応するチ
ャンネルの同軸ケーブル31−1を介して該試験信号T
W−1を出力する。制御部54からドライバ28に対し
て試験信号Tw−1の出力レベル(ハイ=IH,ロウ=
IL)や立上り(Vr)及び立下り(Vf)等に関する
電圧データが与えられるようになっている。
コンパレータ25は制御部54からの制御に基づき、被
試験IC45の信号出力ピンから対応するチャンネルの
同軸ケーブル31−1を介して与えられる被測定信号D
S−1を入力し、この入力した信号DS−1をストロー
ブ信号SBに応じたタイミングで基1ffl圧Refと
比較し、立上り及び立下り特性などの測定を行うために
利用する。コンパレータ25から出力される被測定信号
DS−1のデータは制御部54に与えられ、各種のデー
タ処理がなされる。以上の動作は他の各チャンネルにお
いても同様である。
このように入出力部53−1において、ドライバ28の
出力とコンパレータ25の入力とは、共通の伝送路であ
る同軸ケーブル31−1によって接続されており、従っ
て、同一チャンネルにおけるドライバ28とコンパレー
タ25とは同時に夫々機能することはなく、いずれか一
方のみが機能する。例えば、入出力部53−1によって
被試験IC45に印加すべき試験信号TW−1を発生し
該信号TW−1を同軸ケーブル31−1を介して被試験
IC45の所定の信号入力ピン(例えばピン1)に印加
する。このピン1に対応する所定の信号出力ピン(例え
ばピン7)から出力される被測定信号DS−7は、対応
するチャンネル7の同軸ケーブル31−7を介して入出
力部53−7に入力され測定される。
上述のようなIC試験装置において1例えば、入出力部
53−1のドライバ28から試験信号TW−1を出力し
、同軸ケーブル31−1を介して被試験IC45のピン
1に印加するものとする。
このとき、試験信号TW−1に対してドライバ28の内
部抵抗が出力インピーダンスとして作用し、また、同軸
ケーブル31−1が伝送路インピーダンスとして作用し
、負荷として作用する被試験1C45の内部抵抗などに
より、該信号TV−1の立上り時間Tr及び立下り時間
Tfの特性が影響される。なお、一般に信号波形の立上
り時間Tr及び立下り時間Tfとは、第4図のように、
信号の振幅電圧レベルが最大振幅レベルの10%から9
0%に達する時間を立上り時間Trとして、該信号の電
圧レベルが90%から10%に達する時間を立下り時間
Tfとする。
他方、被試験IC45のピン1に印加された試験信号T
W−1は、該入・カピン1に対応する信号出力ピン例え
ばピン7から被測定信号DS−7として取り出され、同
軸ケーブル31−7を介して入出力部53−7のコンパ
レータ25に与えられる。この場合、被測定信号DS−
7の伝送路である同軸ケーブル31−7のインピーダン
スと出力インピーダンスとして作用する被試験IC45
の内部抵抗とコンパレータ25の人力インピーダンスな
どによって、該コンパレータ25に与えられる該信号D
S−7の立上り時間Tr及び立下り時間T fの特性が
影響される。
また、別の問題として、オーバードライブ特性がある。
入出力部53−7におけるコンパレータ25では、入力
される被測定信号DS−7を比較測定する。このとき、
例えば第5図(a)及び同図(b)のように、判定基準
電圧Refが被測定信号DS−7の振幅レベルの80%
である場合の伝搬遅延時間Tplの値と該基準電圧Re
fが同じ<20%である場合の伝搬遅延時間Tp2の値
とでは。
Tpl<Tp2の関係が成り立ち、この伝搬遅延時間T
pは同一条件の被測定信号であってもコンパレータ毎に
異なる値を示す。このような判定基準電圧Refの差に
よる伝搬遅延時間特性をオーバードライブ特性という。
このように、試験信号TW−1と被測定信号DS−7は
同軸ケーブル31−1及び同軸ケーブル31−7のイン
ピーダンスと被試験IC45の内部抵抗などによって、
それぞれの立上り時間Tr及び立下り時間Tfの特性が
影響される。つまり、同軸ケーブル31−1及び同軸ケ
ーブル31−7の長さ若しくは種類等による伝送路上の
8址の変化や被試験IC45の種類や内部抵抗の変化な
どによって、試験信号TW−1と被測定信号DS−7の
特性が影響される。特に、被測定信号DS−7を測、定
する場合、被試験IC45の内部抵抗は同軸ケーブル3
1−7とコンパレータ25の入力に対して出力インピー
ダンスとして作用する。従って、同軸ケーブル31−7
が同じ種類で同じ長さであるとき、被試験IC45の種
類ごとに異なる内部抵抗によって被測定信号DS−7の
立上り時間Tr及び立下り時間Tfの特性が影響される
また、オーバードライブ特性による影響もある。
そのために、被試験rC45の種類に応じて該測定信号
DS−7を測定するタイミング精度をIC試験装置側で
保証する必要がある。
従来のIC試験装置では、便宜的に所定のレベルと所定
の立上り時間Tr及び立下り時間Tfの特性を有する基
準信号KWをコンパレータに与え、該コンパレータ25
の他方の入力に印加する基僧電圧Refは例えば基準信
号KWの最大レベルの50%のレベルに設定し、こうし
て該コンパレータの出力を測定し、その測定結果が所望
の期待値になるように該コンパレータの測定タイミング
を補正し、その補正したタイミングを被試験IC45に
対する測定タイミングの基準として使用するようにして
いた。
また、コンパレータのオーバードライブ特性による測定
誤差の補正は、従来は、等価立上り時間を定義すること
により、ユーザー側で必要なタイミング補正を行うこと
を強いていた。
[発明が解決しようとする課題] 最近のICは高機能・高集積度化が進み多ピン化の傾向
にあり、従って、IC試験装置におけるテスタピンのピ
ン数も増加すると共にテスタと被試験ICとの間の伝送
距離も長くなる傾向にある。
しかしながら、従来のIC試験装置では、テスタと被試
験ICとの間の伝送路の長さが変化した場合、該伝送路
におけるインピーダンス変化に対応することができず、
高精度のタイミングで該被試験ICからの被測定信号を
測定することが困難であった。つまり、前述したように
、コンパレータの測定タイミングは、所定のレベルと立
上り時間Tr及び立下り時間Tf特性を有する基準信号
を振幅レベル50%で測定することによって補正してい
たため、伝送路である同軸ケーブル長の変化に伴うイン
ピーダンス変化などによる被測定信号の立上り時間Tr
及び立下り時間Tf特性等の変化に応じたタイミング補
正は困難であった。また、上述したようなコンパレータ
ごとに異なるオーバードライブ特性による測定誤差を自
動的に補正することも困難であった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、被試験I
Cの種類ごとに異なる内部抵抗や同軸ケーブル長の変化
に伴う伝送路インピーダンス変化。
あるいはコンパレータのオーバードライブ特性等に対応
した被測定信号に対する測定タイミングを補正すること
ができるようにしたIC試験装置を提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段] この発明は、被試験ICに印加すべき試験信号を発生す
る試験信号発生手段と、該被試験ICから出力された被
測定信号の立上り及び立下り時間特性と出力レベル等を
測定するための測定手段とを有するIC試験装置におい
て、被試験ICとして所定のサンプルICを装着し、該
サンプルICの出力インピーダンス及び信号の立上り又
は立下り時間特性を測定する第1の手段と、前記第1の
手段で測定した結果に応じて、前記サンプルICの出力
インピーダンス特性と前記立上り時間及び立下り時間特
性を模擬した基準信号を発生する第2の手段と、この基
準信号を前記測定手段に供給し1種々の判定レベルに関
して、その立上り及び立下り時間特性と出力レベル等を
測定させ、これにより、各判定レベル毎の測定タイミン
グ補正データを求める第3の手段とを具備したものであ
る。
[作用] 被試験ICとして所定のサンプルICを装着し。
該サンプルICの出力インピーダンス及び信号の立」ユ
リ又は立下り時間特性を測定する。この測定結果に応じ
て、前記サンプルICの出力インピーダンス特性と前記
立上り時間及び立下り時間特性を模擬した基i(Q信号
を発生する。そして、この基準信号をill!I定手段
に定結段、種々の判定レベルに関して9、その立上り及
び立下り時間特性と出力レベル等を測定させ、これによ
り、各判定レベル毎のd(q定タイミング補正データを
求める。
各種のICに関してこのような測定タイミング補正デー
タを求め、記憶しておくとよい。実際のIC試験時には
、被試験ICの種類及び判定条件等に応じて、記憶した
測定タイミング補正データの中の必要なものに基づき、
測定タイミングを補正し、測定を行う。従って、高精度
のタイミングで被測定信号を測定することができるため
、被試験ICに対する試験精度及び効率を向上させるこ
とができる。という効果が期待できる。
[実施例コ 以下、添付図面を参照してこの発明の一実施例を詳細に
説明する。
第1図は、この発明に係るIC試験装置の一実施例を示
すブロック図であり、第6図と同じ符号を附したものは
同し機能を果たすものである。
この発明に係るIC試験装置において、テスタ1oは、
装置全体の制御・管理や各種データ処理などを行う制御
部13と、各ピンに対応する入出力部20−1〜20−
nのほかに、インピーダンス補正回路111時間特性補
正回路12、基準ドライバ21、電気的に制御可能な可
変抵抗回路22、電気的に制御可能なリレースイッチマ
トリクス27を新規に含んでいる。また、各入出力部2
0−1〜20−nにおいては、電気的に制御可能なスイ
ッチ23.26と抵抗24をそれぞれ含んでいる。
スイッチ26は、その接点の一端がドライバ28の出力
と同軸ケーブル31−1に接続されており、接点の他端
はコンパレータ25に接続されている。該スイッチ26
は、同軸ケーブル31−1の信号をコンパレータ25に
与える場合にオンにする。また、スイッチ26は、基準
ドライバ21から出力される基準信号CWをコンパレー
タ25によって測定してタイミング補正データを作成す
る場合にオフにする。
スイッチ23は、その接点の一端がコンパレータ25の
入力に接続されており、接点の他端は抵抗24を介して
接地されている。該スイッチ23は、サンプルIC41
の内部抵抗を求める場合にオンし、同軸ケーブル31−
1のインピーダンスと抵抗24によって定まる分圧比に
応じた電圧をコンパレータ25に入力する。抵抗24の
抵抗値は同軸ケーブル31−1と同じインピーダンス値
を示すものを用いる。
リレースイッチマトリクス27は、各入出力部2o−1
〜20−nに対応する電気的に制御可能なリレースイッ
チ27−1〜27−nから成るものであり、一方の接点
端子は夫々の入出力部2〇−1〜20−nのコンパレー
タ2Sの人力に接続されており、他方の接点端子は共通
に可変抵抗22に接続されている。つまり、任意のスイ
ッチ27−1〜27−nをオンすることによって、基準
信号CWを可変抵抗22を介して所望の入出力部20−
1〜20− nのコンパレータ25の入力に与えること
ができる。なお、スイッチ27−1〜27−nは、コン
パレータ25の測定タイミングを補正するときにオンに
するものであり、実際のIC試験時には使用されないの
で補正時以外はオフ状態になっている。コンパレータ2
5の測定タイミングを補正するときは、補正すべき入出
力部20−1−20− nに対応するスイッチ27−1
〜27−nのみをオンに設定する。
スイッチ23.26.27は制御部13からの制御に応
じてオン若しくはオフになる。上述のような入出力部2
0−1における動作は、他のチャンネルに対応する入出
力部20−2〜20−nに関しても同様である。
基準ドライバ21は、制御部13から与えられるパルス
信号や各種の制御信号に応じ、時間特性補正回路12か
ら与えられる立上り時間Tr及び立下り時間Tfの特性
データTCに基づき、サンプルIC41に印加すべき基
準信号cwを発生する。基準ドライバ21から発生され
た基準信号CWは、可変抵抗22を介してスイッチ27
によって任意の入出力部20−1〜20−nに選択的に
与えられる。基準信号CWはコンパレータ25の測定タ
イミングを補正するときに使用される。
時間特性補正回路上2は制御部13からの制御に基づき
、基準ドライバ21から発生する基準信号CWの立上り
時間Tr及び立下り時間Tfの特性を設定するための特
性データTCを発生し、制御電圧として該基準ドライバ
21に与える。
インピーダンス補正回路11は制御部13からの制御に
基づき、可変抵抗22に対してインピーダンス補正デー
タIDを制御電圧として出力する。
可変抵抗22は、インピーダンス補正回路11がら与え
られるインピーダンス補正データIDに応じた抵抗値を
示すものであり、基準信号cwに対しては伝送路インピ
ーダンスとして作用する。
入出力部20−1〜20−nは第6図において前述した
ように、制御部13の制御に基づき、被試験ICに印加
すべき試験信号等を出力すると共に、被試験ICから出
力される被測定信号を入力して該被測定信号を基準電圧
Refに応じて比較し81’J定する。
入出力部20−1につき説明すると、試験用のドライバ
28、コンパレータ25.スイッチ23゜26及び抵抗
24から成っている。入出力部2〇−1は制御部13の
制御に基づき、被試験ICに印加すべき試験信号TW−
1を発生し、この発生した試験信号TW−1を同軸ケー
ブル31−1を介して出力する。また、該被試験ICか
ら出力される被測定信号5D−1を同軸ケーブル31−
1を介して入力し、この信号5D−1を基準電圧Ref
と比較し測定する。
コンパレータ25は、上述したように、制御部13から
与えられるストローブ信号SBのタイミングと他方の入
力に与えられる基準電圧Refに応じて、被試験ICか
ら同軸ケーブル31−1を介して入力される被測定信号
DS−1の立上り時間Tr及び立下り時間Tf特性等を
測定する。更に、コンパレータ25は測定タイミング補
正時に、サンプルIC41から同軸ケーブル31−1を
介して与えられる補正波形若しくは基準ドライバ21か
らスイッチ27−1を介して与えられる基準信号CWの
特性等を測定する。
次に、上述の構成における各部の作用を説明する。所望
の被試験ICから出力される被測定信号DSに対する測
定タイミングの補正データを得る場合、該ICの種類に
応じたサンプルIC41をIC取付装置40に装着し、
該サンプルIC41に対する測定タイミング補正データ
を次のようにして予め求める6 まず、サンプルIC41の出力インピーダンスZout
を次のようにして求める。出力インピーダンスZout
を測定しようとするサンプルIC41の任意のピン(例
えばピン1とする)から適宜の信号が出力されるように
、該サンプルIC41の適宜のピンに信号を印加する。
ここで、まず、該被測定ピン1に対応する入出力部20
−1におけるスイッチ26を開き、出力オーブン時にお
ける該被測定ピン1の出力信号の電圧レベルvOを適宜
の測定手段により測定する。
次に、スイッチ23と26を閉じ、該被測定ピン1に対
応する入出力部20−1におけるコンパレータ25の入
力信号の電圧レベルVinを適宜の測定手段により測定
する。
同軸ケーブル31−1のインピーダンスをZOとすると
、抵抗24めインピーダンスもZoであり、電圧レベル
Vinは下記の分圧式により定義される。
Vin=Vo −Zo/(2Zo+ Zout)ここか
らZ outを求めると、 Zout’= Zo ((Vo/ Vin) −1)と
なる。
こうして、サンプルIC41の出力インピーダンスZ 
outを求めることができる。
次に、コンパレータ25へのトランジェント波形の入力
特性を測定する。まず、該被測定ピン(例えばビン1と
する)に対応する入出力部2〇−1におけるスイッチ2
6を閉じる一方で、スイッチ23を開き、該被測定ピン
1から適宜のトランジェント波形信号が出力されるよう
に、該サンプルIC41の適宜のピンに信号を印加する
。このとき、サンプルIC41から出力されるトランジ
ェント波形信号が第2図の破線SOで示すようであると
すると、コンパレータ25に入力される信号の波形は第
2図の波形Hiのようである。図中、T1の領域が実際
のトランジション領域である。このT1の時間はコンパ
レータ25によって確認する。この場合、サンプルIC
41から出力される波形信号の負荷は、解放端に近似し
た高入力インピーダンス状態のコンパレータ25だけで
あるから、該コンパレータ25に入力する波形のレベル
は全反射して第2図のように2Vinとなる。
すなわち、伝送路インピーダンスの影響がここに現れて
いる。測定したトランジション領域の時間T1と、予め
取得しであるコンパレータ25の等倒立上り時間Teと
から、真の立上り時間Triの値を次式により求める。
Trl= V’ T 1 ”  T e 2次に、求め
た上記データZout、 Triを利用して、まず、基
準ドライバ21の補正を行う。これは、インピーダンス
補正回路11により可変抵抗22を制御し、基準ドライ
バ21の出力インピーダンスを、サンプルIC41の内
部抵抗=出力インピーダンスZ outに近似させる。
また9時間特性補正回路12により基準ドライバ21の
信号の立上り時間Trと立下り時間Tfを制御し、トラ
ンジェント波形の特性を近似させる。こうして、基準ド
ライバ21の出力信号がサンプルIC41の出力信号に
近似するように、基準ドライバ21の補正を行う。
次に、コンパレータ25のタイミング補正を行う。この
場合は、タイミング補正を行おうとするコンパレータ2
5に対応するスイッチ27をオンすると共にスイッチ2
3とスイッチ26をオフにして、基準ドライバ21から
出力される基準信号CWが所望のコンパレータ25に与
えられるようにする。この状態で、コンパレータ25の
出力データを処理して基準信号CWの測定を行い、該コ
ンパレータ25の測定タイミング誤差を補正する補正デ
ータを求める。。また、コンパレータ25の基準レベル
をそれぞれ異ならせて、それぞれの基準レベル毎の測定
タイミングの補正データを求め、この補正データを記憶
しておく。この補正データは被試験ICの種類ごとに記
憶しておく。
実際のIC試験時は、被試験ICに対応するサンプルI
Cに関して上述のようにして予め求めた補正データを呼
び出し、この補正データによりコンパレータ25の測定
タイミングをそれぞれ制御する。すなわち、任意の被試
験ICの伝搬遅延時間特性を測定するときに該ICに対
応するタイミング補正データに基づき、コンパレータ2
5のatlI定タイミングを補正して測定を行う。従っ
て、被測定信号に対する同軸ケーブルのインピーダンス
、オーバードライブ特性、被試験ICの内部抵抗等が変
化した場合であっても、任意のIC特性に対応した被測
定信号の立上り時間Tr及び立下り時間Tf特性とイン
ピーダンス特性をシュミレートして、被測定信号の測定
タイミングの補正データを得るようにしたため、被試験
ICの種類に応じた高精度のタイミングで測定できるよ
うになり、正確で効率のよいIC試験作業が可能となる
なお、一般的に、ICにおける信等の伝搬遅延時間特性
のうち立上り伝搬遅延時間Tprと立下り伝搬遅延時間
Tpfの値は、該IC内における遅延によって第3図の
ように異なり、ICの特性を示す値として立上り伝搬遅
延時間Tprと立下り伝搬遅延時間Tpfの平均値であ
る伝搬遅延時間TPが用いられている。つまり、この実
施例では、上述のようにして得られた立上り伝搬遅延時
間Tprである補正波形の立上り時間Triを求めるこ
とによって、該補正波形の伝搬遅延時間TPを得るよう
にして、そのときの測定タイミング補正データを取得す
るのである。
[発明の効果] 以上の通り、この発明によれば、被試験ICの種類に応
じた特性を示すサンプルICの内部抵抗特性と伝送路イ
ンピーダンス特性に基づき、これらの各条件に対応した
立上り時間及び立下り時間特性とインピーダンス特性と
を有する基準信号によって任意の測定タイミング補正デ
ータを求め、この測定タイミング補正データに基づきI
C試験を行なうことができるようにしたため、被試験工
Cの種類ごとに異なる内部抵抗や同軸ケーブル長の変化
に伴う伝送路インピーダンスの変化やコンパレータごと
に異なるオーバードライブ特性などに影響されない高粘
度の測定タイミングでIC試験が実現できるようになる
、という優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るIC試験装置の一実施例を示すブ
ロック図、第2図は同実施例におけるコンパレータの入
力信号とサンプルICの出力信号の一例を説明する図、
第3図はパルス信号における伝搬遅延時間T pr 、
 T pfの一例を説明する図。 第4図はパルス信号における立上り時間Tr及び立下り
時間Tfの一例を説明する図、第5図(a)及び(b)
はコンパレータの判定レベルによって異なる伝搬遅延時
間’rpi、 Tp2の一例を説明する図、第6図は従
来のIC試験装置の一例を示す図、である。 10・・・テスタ、11・・・インピーダンス補正回路
。 12・・・時間特性補正回路、13・・・制御部、20
−1〜20−n・・・入出力部、21・・・基準ドライ
バ。 22・・・可変抵抗、23,26.27・・・スイッチ
、24・・・抵抗、25・・・コンパレータ、31−1
〜31−n・・・同軸ケーブル、40・・・IC取付装
置、41・・・サンプルIC。 出願人  日立電子エンジニアリング株式会社代理人 
 弁理士   飯塚  義仁 第4図 第3図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 被試験ICに印加すべき試験信号を発生する試験信号発
    生手段と、該被試験ICから出力された被測定信号の立
    上り及び立下り時間特性と出力レベル等を測定するため
    の測定手段とを有するIC試験装置において、 被試験ICとして所定のサンプルICを装着し、該サン
    プルICの出力インピーダンス及び信号の立上り又は立
    下り時間特性を測定する第1の手段と、 前記第1の手段で測定した結果に応じて、前記サンプル
    ICの出力インピーダンス特性と前記立上り時間及び立
    下り時間特性を模擬した基準信号を発生する第2の手段
    と、 この基準信号を前記測定手段に供給し、種々の判定レベ
    ルに関して、その立上り及び立下り時間特性と出力レベ
    ル等を測定させ、これにより、各判定レベル毎の測定タ
    イミング補正データを求める第3の手段と を具備したIC試験装置。
JP1130040A 1989-05-25 1989-05-25 Ic試験装置 Expired - Lifetime JP2816705B2 (ja)

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JP1130040A JP2816705B2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 Ic試験装置

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JP1130040A JP2816705B2 (ja) 1989-05-25 1989-05-25 Ic試験装置

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JPH02310481A true JPH02310481A (ja) 1990-12-26
JP2816705B2 JP2816705B2 (ja) 1998-10-27

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