JPH02310280A - リニアモータ駆動エレベータ - Google Patents

リニアモータ駆動エレベータ

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JPH02310280A
JPH02310280A JP1134111A JP13411189A JPH02310280A JP H02310280 A JPH02310280 A JP H02310280A JP 1134111 A JP1134111 A JP 1134111A JP 13411189 A JP13411189 A JP 13411189A JP H02310280 A JPH02310280 A JP H02310280A
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elevator
cage
linear motor
sheave
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JP1134111A
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Yoshitaka Matsukura
松倉 欣孝
Hidenori Watanabe
渡辺 英紀
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はリニアモータにより昇降移動するローブ式エレ
ベータのブレーキ装置に関するものである。
〔従来の技術〕
第8図〜第10図(a) 、 (b)は従来のトラクシ
ョン式エレベータ装置を示すもので、図中、(1)は図
示しない建物の内部に設けられたエレベータ昇降路、(
2)はこの昇降路(1)の上部に設けられた機植室で、
この機械室(2)の床には、第8図に示す如く、複数の
貫通孔(2a)が穿設されている。
(3)はこの機械室(2)に回動自在に配設された大小
の複数の綱車で、この複数の綱車(3)の周面には、第
10図に示す様に、特殊な断面V字状のV形溝(3a)
又は断面漏斗状のアンダーカット溝(3b)が並列に複
数刻設されており、このV形溝(3a)、又はアンダー
カット溝(3b)は、綱車(3)と後述する主索(4)
の間に適正な摩擦を確保する作用を営む。
(4)ハコノ綱車(3)のV形1 (3a)又はアンダ
ーカット溝(3b)に巻回された主索で、この主索(4
)は上記貫通孔(2a)をそれぞれ貫通して昇降路(1
)内に配されている。(5)はこの主索(4)の一端に
張着されたエレベータかと、(6)は該主索(4)の他
端に吊着された釣り合い錘(カウンターウェイト)であ
る。
(7)は上記機械室(2)に配置された通常の回転式モ
ータで、このモータ(7)の出力軸は、第9図に示す如
く、大径の綱車(3)の中心に取着されており、該モー
タ(7)の駆動に基づき綱車(3)が回転してエレベー
タかと(5)を昇降6動させるようになっている。
(8)はこのモータ(7)と綱車(3)の間に介在配置
されたブレーキホイールで、このブレーキホイール(8
)は、第8図に示す様に、綱車(3)及びモータ(7)
と同軸に位置する様に配されている。
(9)はこのブレーキホイール(8)の周面に対向して
配設された湾曲形状のブレーキシュー、そして(10)
はこのブレーキシュー(9)を9勤させるアクチュエー
タ(原動機)で、このアクチュエータ(10)の駆動に
基づき、ブレーキシュー(9)がブレ−キホイール(8
)に圧接又は離隔されることにより綱車(3)が停止又
は回転するようになっている(第8図参照)。
従って、通電されたモータ(7)の駆動に基づき綱車(
3)が回転し、主索(4)が上記V形溝(3a)若しく
はアンダーカット溝(3b)との間の摩擦で綱車(3)
の回転方向に送り出されてエレベータかと(5)を上昇
又は下降させる。
そして、エレベータかご(5)が目的の階に近づくと、
モータ(7)の停止に基づくアクチュエータ(10)の
駆動によりブレーキシュー(9)がブレーキホイール(
8)に圧接されて綱車(3)を停止させ、主索(4)が
V形溝(3a)又はアンダーカット溝(3b)との間の
摩擦で停止してエレベータかと(5)を目的の階で停止
させる。
然して、この種のタイプのエレベータにおいては、綱車
(3)と主索(4)の間の摩擦が重要な作用を営むので
、綱車(3)には上述した特殊形状のV形溝(3a)又
はアンダーカット溝(3b)を刻設して綱車(3)と主
索(4)の間に滑りが生じることがないように構成され
ていた。
しかしながら、綱車(3)の周面に■形溝(3a)又は
アンダーカット溝(3b)を刻設すると、摩擦力を確保
することはできるが、主索(4)がこの細いV形溝(3
a)又はアンダーカット溝(3b)に食い込んで寿命が
極めて短くなってしまうという問題点があった。
そこで、従来にあっては、第11図及び第12図に示す
如く、モータ(7)の代わりにリニアモータを使用して
上記弊害を是正せんとしていた。第11図は従来のリニ
アモータ式エレベータを示す図、第12図はリニアモー
タ式エレベータの運転特性図である。
図中、(11)は建物内の昇降路(1)の側壁に取付は
部材を介して垂設されたリニアモータの一次巻線(固定
部)で、この−次巻線(11)と上記釣り合い錘(6)
とが相俟ってリニアモータを構成し、−次巻線(11)
に電流が通電されて励磁されることにより、釣り合い錘
(6)が上昇してエレベータかと(5)を下降させるよ
うになっている。而して、釣り合い錘(6)は、カウン
ターウェイトとしての機能の他にリニアモータの二次導
線(可動部)としての機能を具備する。
一方、第12図における(a)はブレーキ解放点、又は
加速開始点、(b)は定格速度到達点、(c)は減速開
始点、(d)はブレーキ締結点、そして(e)はシステ
ム停止点である。その他の部分については第8図〜第1
0図(a) 、 (b) に示したものと同一である。
従って、エレベータかと(5)を下降させるには、第1
2図の(a)点でブレーキシュー(9)を開放するとと
もに、−次巻線(11)に通電して下から上への6助磁
界を発生させ、釣り合い錘(6)を上昇させる。すると
、主索(4)が綱車(3)を介してエレベータかご側に
送り出されてエレベータかご(5)を下降させる。尚、
この際、綱車(3)と主索(4)の間には上記摩擦は全
く関与していない。
そして、エレベータかと(5)が目的の階に近づくと、
第12図の(c)点で一次巻線(11)への通電を停止
してエレベータかご(5)及び釣り合い錘(6)を減速
させ始めるが、この減速より僅かに後の(d)点でアク
チュエータ(10)を駆動させてエレベータかと(5)
及び釣り合い錘(6)を停止させる。この際の制動は、
ブレーキシュー(9)をブレーキホイール(8)に圧接
してこれに綱車(3)を停止させ、停止状態を保持する
ものであり、摩擦力を利用している。
以上のような従来のリニアモータ式エレベータは、確か
にエレベータかと(5)の昇降の際の摩擦を排除するこ
とができるものの、停止及び保持のために摩擦力を必要
としているので、綱車(3)にV形溝(3a)又はアン
ダーカット溝(3b)を刻設せざるを得なかった。
尚、この種の先行技術文献として、特開昭57−121
588号、特公昭82−38272号、実開昭54−1
394fi1号公報等がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のリニアモータ式エレベータは以上のように構成さ
れ、エレベータかと(5)及び釣り合い錘(6)の停止
とその保持のためには、摩擦力を必要不可欠としていた
ので、綱車(3)の周面に特殊なV形溝(3a)又はア
ンダーカット溝(3b)を刻設せざるを得す、主索(4
)の寿命が極めて短くなってしまうという問題点があっ
た。
本発明は叙上の点に鑑みなされたもので、■形溝又はア
ンダーカット溝を省略して主索を長期に亘って使用する
ことのできるリニアモータ駆動エレベータを手足供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明においては上述の目的を達成するため、エレベー
タ昇降路の上部に配設された回動自在の綱車と、この綱
車に巻回されてエレベータ昇降路内に配された主索と、
この主索の一端に接続されたエレベータかとと、該主索
の他端に接続された釣り合い錘と、この釣り合い錘又は
エレベータかごに対向配置され励磁されることによりエ
レベータかとを昇降移動させるリニアモータの一次巻線
と、このリニアモータの一次巻線の消磁により停止した
主索を挾持して保持する制動機構とからリニアモータ駆
動エレベータを構成したことを特徴としている。
〔作用〕
本発明によれば、エレベータ昇降路の上部に配設された
回動自在の綱車と、この綱車に巻回されてエレベータ昇
降路内に配された主索と、この主索の一端に接続された
エレベータかとと、該主索の他端に接続された釣り合い
錘と、この釣り合い錘又はエレベータかごに対向配置さ
れ励磁されることによりエレベータかとを昇降移動させ
るリニアモータの一次巻線と、このリニアモータの一次
巻線の消磁により停止した主索を挾持して保持する制動
機構とからリニアモータ駆動エレベータを構成している
ので、■形溝又はアンダーカット溝を省略して主索を長
期に亘り使用することができる。
(実施例) 以下、第1図〜第4図に示す一実施例に基づぎ本発明を
詳述すると、図中、(3)は機械室(2)に回動自在に
配設された大小の複数の綱車で、この綱車(3)は、通
常の半円状の粗溝を有するものの、従来例とは異なり特
殊形状のV形溝(3a)又はアンダーカット溝(3b)
を有していない。
(12)は機械室(2)に配設された本発明に係る制動
機構で、この制動機構(12)は、第1図〜第3図に示
す如く、大径の綱車(3)に巻回された主索(4)を挾
持する板状の一対のブレーキシュー(12a) 、 (
ub)  と、コノ一対のブレーキシュー(12a) 
、 (12b)の対向面にそれぞれ取着されたブレーキ
ライニング(12c)  とから構成されている。
そして(13)は往復動可能なロッドからなるアクチュ
エータで、このアクチュエータ(13)の一端は上記一
対のブレーキシュー(12a) 、 (12b)の一方
(12a) に取着されており、このアクチュエータ(
13)の駆動に基づき可動のブレーキシュー(12a)
が固定のブレーキシュー(12b) に主索(4)を介
して重合してこれを挾持するようになっている。その他
の部分については従来例と同一である。
従って、エレベータかと(5)を下降させるには、第4
図の(a)点でブレーキシュー(12a)。
(12b)を開放するとともに、−次巻線(11)に通
電して下から上への移動磁界を発生させ、釣り合い錘(
6)を上昇させる。すると、主索(4)が綱車(3)を
介してエレベータかご側に送り出されて工レベータかと
(5)を下降させる。この際、綱車(3)と主索(4)
の間には従来例と同様に摩擦は全く発生しない。
次いで、エレベータかと(5)が目的の階に近づくと、
第4図の(C)点で一次巻線(11)への通電を制御し
つつ減少させ始め、エレベータかと(5)及び釣り合い
錘(6)のり動を減速させ始める。而して、エレベータ
かと(5)が目的の階に近接すると、停止目的位置でエ
レベータかと(5)が停止する様に電流を制御してエレ
ベータかと(5)を停止させる。この際にも綱車(3)
と主索(4)の間には摩擦は全く関与していない。そし
て、エレベータかと(5)の停止と同期させてアクチュ
エータ(13)を駆動させ、一対のブレーキシュー(1
2a) 、 (12b)に、完全に停止した主索(4)
を挾持させて停止状態を維持させる。
以上の動作において、ブレーキシュー(12a)。
(12b) と主索(4)あるいは綱車(3)と主索(
4)の間には相対的な滑り運動は全く生じることがなく
、従って、綱車(3)、主索(4)及びブレーキシュー
(12a) 、 (12b)に摩耗が発生するのを完全
に防止することが可能となる。さらに、ブレーキシュー
(12a) 、 (12b)にはブレーキライニング(
12c)をそれぞれ重着しているので、主索(4)の停
止前にブレーキシュー(12a) 、 (12b)が誤
って作動して挾持しても、主索(4)が損傷するのを防
止できる。
然して、本発明によれば、主索(4)及びエレベータか
と(5)の停止に際し綱車(3)と主索(4)の間の摩
擦を全く利用せず、リニアモータの電流制御により停止
させるようにしているので、綱車(3)の周面に特殊形
状のV形溝(3a)又はアンダーカット溝(3b)を刻
設する必要がなく、主索(4)を長期に亘り使用するこ
とが可能となる。
次に第5図〜第7図は本発明の他の実施例を示すもので
、この場合には、固定のブレーキシュー(12b)を省
略する代わりに綱車(3)に該固定のブレーキシュー(
12b)の役割を果たさせるようにしている。
本実施例においては、エレベータかご(5)の停止に際
し、ブレーキシュー(12a)のブレーキライニング(
12c) 、主索(4)、及び綱車(3)の普通の組構
の間の摩擦を利用しているが、特に主索(4)を綱車(
3)の組構に食い込ませる程の必要がないので、組構を
上述した特殊形状に加工する要はなく、上記実施例と同
様の作用効果が期待できる。
さらに本実施例によれば、綱車(3)にブレーキシュー
(12b)の機能を営ませているので、制動機構(12
)の構成を簡易なものとすることができる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、特殊形状のV形溝又はア
ンダーカット溝を省略して主索の長期使用化を図ること
のできるリニアモータ駆動エレベータを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るリニアモータ駆動エレベータの一
実施例を示す説明図、第2図は本発明に係る制動機構及
びアクチュエータを示す拡大図、第3図は第2図の断面
説明図、第4図は本発明に係るリニアモータ駆動エレベ
ータの運転特性p図、第5図は本発明に係るリニアモー
タ駆動エレベータの他の実施例を示す説明図、第6図は
本発明の他の実施例における制動機構を示す拡大図、第
7図は第6図の断面説明図、第8図は従来のトラクショ
ン式エレベータを示す説明図、第9図は第8図の要部説
明図、第1O図(a) 、 (b)はV形溝及びアンダ
ーカット溝を示す断面説明図、第11図は従来のリニア
モータ式エレベータを示す説明図、第12図は従来のリ
ニアモータ式エレベータの運転特性図である。 図中、(1)はエレベータ昇降路、(2)は機械室、(
3)は綱車、(4)は主索、(5)はエレベータかと、
(6)は釣り合い錘、(11)はリニアモータの一次巻
線、(12)は制動機構、(13)はアクチュエータで
ある。 尚、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エレベータ昇降路の上部に配設された回動自在の綱車と
    、この綱車に巻回されてエレベータ昇降路内に配された
    主索と、この主索の一端に接続されたエレベータかごと
    、該主索の他端に接続された釣り合い錘と、この釣り合
    い錘又はエレベータかごに対向配置され励磁されること
    によりエレベータかごを昇降移動させるリニアモータの
    一次巻線と、このリニアモータの一次巻線の消磁により
    停止した主索を挾持して保持する制動機構とを備えたこ
    とを特徴とするリニアモータ駆動エレベータ。
JP1134111A 1989-05-26 1989-05-26 リニアモータ駆動エレベータ Expired - Fee Related JPH0796432B2 (ja)

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