JPH0230851Y2 - - Google Patents

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JPH0230851Y2
JPH0230851Y2 JP9054884U JP9054884U JPH0230851Y2 JP H0230851 Y2 JPH0230851 Y2 JP H0230851Y2 JP 9054884 U JP9054884 U JP 9054884U JP 9054884 U JP9054884 U JP 9054884U JP H0230851 Y2 JPH0230851 Y2 JP H0230851Y2
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JP
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unit
lock
unit main
handle
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JP9054884U
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JPS617075U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電子機器ユニツト等のユニツトロツ
ク機構に関する。
近年、電子機器の量産化、組立作業の能率化、
更には電子機器の保守、点検等を容易にするため
に、電子機器内部を機能ブロツクごとに、或いは
電子回路全体についてユニツト化することが盛ん
に行なわれている。
ところで、以上のようにユニツト化した場合、
そのユニツト本体を電子機器等の筐体内部に支持
させる必要がある。従来、かかるユニツトの支持
機構は、第1図に示すように電子部品を組込んだ
ユニツト本体1の両側部にそれぞれ1個以上の止
め金具2,…を設け、この止め金具2に穿けた孔
部3にねじ(図示せず)を挿通して筐体の支持体
などにねじ止めすることで行なつている。
従つて、以上のようなユニツト支持機構では、
ユニツト本体1の筐体への取付けまたは筐体から
の取外しに際し、必らずドライバーが必要にな
り、さらにユニツト本体1の取付け場所によつて
は手を入れてドライバーを回すことが難しい場合
があり、不便な面が多かつた。
本考案は以上のような点に着目してなされたも
ので、取手部分を利用してユニツト本体をドライ
バーなしでワンタツチで筐体に支持し得るユニツ
トロツク機構を提供することにある。
以下、本考案の一実施例について第2図および
第3図を参照して説明する。即ち、このユニツト
ロツク機構は、支持機構10、電子部品等を組込
んだユニツト本体20およびロツク付き取手30
などによつて構成されている。支持機構10は、
ユニツト本体20の横幅よりも多少広い間隔を有
して平行に一対の支持体11a,11bが立設さ
れており、これらの各支持体11a,11bには
内面側に位置してその上端部より下方の所要位置
までガイド溝12a,12bが形成されている。
そして、各ガイド溝12a,12bの下端部であ
る突当り部13a,13bがユニツト本体20
荷重受け部として機能させるようにしている。従
つて、以下、この突当り部13a,13bを荷重
受け部と指称する。さらに、各支持体11a,1
1bの比較的上端側にはそれぞれ係合孔14a,
14bが穿設され、これらの係合孔14a,14
bにはロツク付き取手30が係合されるものであ
る。
次に、ユニツト本体20はその両側部にそれぞ
れ突起部21a,21bが設けられ、これらの突
起部21a,21bはユニツト本体20の取付け
時に前記支持体11a,11bのガイド溝12
a,12bを通つて荷重受け部13a,13bに
当接されるものである。
さらに、前記ロツク付き取手30は、蝶番構造
を有しかつ全体として把手状の形状に形成された
ものであり、具体的にはユニツト本体20の両側
部上側にそれぞれ固定される固定板31a,31
bと、この固定板31a,31bに取着せられた
支持ピン32a,32bに回動可能に嵌合された
把持部として機能する取手板33a,33bと、
この取手板33a,33bの所要個所より下側に
爪状に形成され前記支持体11a,11bの係合
孔14a,14bに係合せしめるロツク部34
a,34bと、取手板33a,33bを把持して
ユニツト本体20を持ち上げたとき固定板31
a,31bまたはユニツト本体20に当接してユ
ニツト本体20の側面に対して取手板33a,3
3bが直角になるように設定するストツパー35
a,35bとによつて構成されている。36a,
36bはコイルばねであつて、これの両端を固定
板31a,31bと取手板33a,33bに橋絡
させて前記ロツク部34a,34bが常にユニツ
ト本体20側に所要の押圧力を有して回動させる
ようにしている。なお、ロツク部34a,34b
と突起部21a,21bとの距離は前記係合孔1
4a,14bの中心位置から荷重受け部13a,
13bまでの距離とほぼ等しく設定されている。
次に、以上のように構成されたユニツトロツク
機構の作用を説明する。先ず、ユニツト本体20
の取付けにあつては、人手によつて取手板33
a,33bを把持すると、第2図Aの図示イ矢印
方向に取手板33a,33bを含んでロツク部3
4a,34bが回動するが、ストツパー35a,
35bの先端面が固定板31a,31bまたはユ
ニツト本体20に当接するので、この時点におい
て回動が阻止される。この結果、取手板33a,
33bは平行となつて人手による把持が容易にな
り、かつ把持したときの安定感を増す。一方、ロ
ツク部34a,34bは、取手板33a,33b
の把持によるユニツト本体20の持ち上げによ
り、ユニツト本体20の側面から充分な距離だけ
離れ、即ち、ユニツト本体20とロツク部34
a,34bとの間に所要の間隙が形成される。
しかして、以上のようにしてユニツト本体20
を持ち上げた後、ユニツト本体20の突起部21
a,21bを支持体11a,11bのガイド溝1
2a,12bに挿入し、この状態を保持してユニ
ツト本体20を図示ロ矢印方向に徐々に降ろして
いく。そして、ユニツト本体20の突起部21
a,21bが荷重受け部13a,13bに突き当
つたところで、ユニツト本体20が支持体11
a,11bと平行になるように位置設定し、しか
る後、取手板33a,33bから手を離す。そう
すると、ロツク部34a,34bが係合孔14
a,14bに係合されるとともに、コイルばね3
6a,36bの押圧力によつてロツク部34a,
34bが支持体11a,11bに確実にロツクさ
れる。このようにユニツト本体20はねじおよび
ドライバーなしで筐体の所定個所に装着すること
ができる。
次に、ユニツト本体20の支持体11a,11
bからの取外しにあつては、取手板33a,33
bを把持することでロツク部34a,34bが係
合孔14a,14bから解除され、以後、ユニツ
ト本体20の取付けと全く逆の手順によれば、取
付けと同様にドライバーなしで取外すことができ
る。
なお、本考案は上記実施例に限定されるもので
はない。支持体11a,11bは縦方向に直立す
るように立設させたが、例えば水平方向に横架さ
せて本体ユニツト20を寝かせるように装着して
もよい。また、本体ユニツト20はその突起部2
1a,21bをガイド溝12a,12bの上端側
に引つかけてガイド溝12a,12bにそつて降
ろすようにしたが、例えば荷重受け部13a,1
3bの近傍に位置して支持体11a,11bにガ
イド溝12a,12bと連通する切欠部を設けて
おけば、この切欠部を介してユニツト本体20
突起部21a,21bをガイド溝12a,12b
に入れてユニツト本体20を直ちに支持体11
a,11bに装着できる。この場合には支持体1
1a,11bの上端までガイド溝12a,12b
を設ける必要はない。また、取手板33a,33
bは必らずしも板状である必要はなく、またロツ
ク部34a,34bは取手板33a,33bの中
間位置またはその他の任意の位置に取付けても同
様の効果を奏するものである。
以上詳記したように本考案によれば、ユニツト
本体の両側部に常時は一定の押圧力で回動するロ
ツク部を持つた取手を設けたので、前記ロツク部
と係合する係合孔を有する筐体側の支持体にユニ
ツト本体をドライバーなしで簡単に装着でき、ド
ライバーを使用することによるスペース上の問題
が解消され、機構設計も容易になるユニツトロツ
ク機構を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のユニツト支持機構を示す外観斜
視図、第2図および第3図は本考案に係るユニツ
ト機構の一実施例を説明するためのもので、第2
図はロツク付き取手を持つたユニツト本体の外観
斜視図、第3図Aはユニツト支持機構の一部切欠
き正面図、同図Bは同図AのA−A矢視図であ
る。 10……支持機構、11a,11b……支持
体、12a,12b……ガイド溝、13a,13
b……荷重受け部、14a,14b……係合孔、
20……ユニツト本体、21a,21b……突起
部、30……ロツク付き取手、33a,33b…
…取手板、34a,34b……ロツク部、35
a,35b……ストツパー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ユニツト本体20と、このユニツト本体の幅よ
    りも広い間隔を有して平行に設けられ、それぞれ
    の所要個所に係合孔14a,14bが形成された
    前記ユニツト本体を支持するための一対の支持体
    10,11a,11bと、前記ユニツト本体の両
    側部に常時一定の押圧力で回動するロツク部34
    a,34bを一部に持ち、前記一対の支持体間に
    前記ユニツト本体を装着させたとき、前記ロツク
    部が前記係合孔に係合してユニツト本体を一対の
    支持体間にロツクするロツク付き取手30とを備
    えたことを特徴とするユニツトロツク機構。
JP9054884U 1984-06-18 1984-06-18 ユニツトロツク機構 Granted JPS617075U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9054884U JPS617075U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 ユニツトロツク機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9054884U JPS617075U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 ユニツトロツク機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS617075U JPS617075U (ja) 1986-01-16
JPH0230851Y2 true JPH0230851Y2 (ja) 1990-08-20

Family

ID=30645638

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JP9054884U Granted JPS617075U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 ユニツトロツク機構

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JPS617075U (ja) 1986-01-16

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