JP3221242B2 - 配線ダクト - Google Patents
配線ダクトInfo
- Publication number
- JP3221242B2 JP3221242B2 JP17377894A JP17377894A JP3221242B2 JP 3221242 B2 JP3221242 B2 JP 3221242B2 JP 17377894 A JP17377894 A JP 17377894A JP 17377894 A JP17377894 A JP 17377894A JP 3221242 B2 JP3221242 B2 JP 3221242B2
- Authority
- JP
- Japan
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- hooked
- bridge member
- fitting
- side members
- wiring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブレーカや制御機器を
配設する機器配設ボックスから導出した配線ケーブル等
を隠蔽する配線ダクトに関するものである。
配設する機器配設ボックスから導出した配線ケーブル等
を隠蔽する配線ダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の配線ダクトとして、互い
に対向する状態で上下方向に沿って配置される一対の側
方部材と、一対の側方部材と共に配線空間を形成するよ
う両側方部材の間に橋架される橋架部材と、両側方部材
又は橋架部材に取着されてその両側方部材に直交する配
線空間の側方開口部を覆う覆い部材と、を備えたものが
ある。
に対向する状態で上下方向に沿って配置される一対の側
方部材と、一対の側方部材と共に配線空間を形成するよ
う両側方部材の間に橋架される橋架部材と、両側方部材
又は橋架部材に取着されてその両側方部材に直交する配
線空間の側方開口部を覆う覆い部材と、を備えたものが
ある。
【0003】このものは、ブレーカや制御機器を配設す
る機器配設ボックスと床との間に設置され、機器配設ボ
ックスから導出して床とその床下にある建物の床下地と
の間に配設する配線ケーブル等を、配線空間の上下方向
に通して隠蔽する。
る機器配設ボックスと床との間に設置され、機器配設ボ
ックスから導出して床とその床下にある建物の床下地と
の間に配設する配線ケーブル等を、配線空間の上下方向
に通して隠蔽する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来の配線ダク
トにあっては、橋架部材を両側方板材にねじ止めにより
橋架するものであるから、ねじの頭部に立てたドライバ
ー等を回すという作業が伴い、配線後に現場で組み立て
る場合、組み立てる場所が狭かったり奥まっていたりす
ると作業がしにくく、作業性が良いものとはいえない。
トにあっては、橋架部材を両側方板材にねじ止めにより
橋架するものであるから、ねじの頭部に立てたドライバ
ー等を回すという作業が伴い、配線後に現場で組み立て
る場合、組み立てる場所が狭かったり奥まっていたりす
ると作業がしにくく、作業性が良いものとはいえない。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、組み立ての作業性が良い
配線ダクトを提供することにある。
で、その目的とするところは、組み立ての作業性が良い
配線ダクトを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1記載のものは、互いに対向する状態で
上下方向に沿って配置される一対の側方部材と、一対の
側方部材と共に配線空間を形成するよう両側方部材の間
に橋架される橋架部材と、両側方部材又は橋架部材に取
着されてその両側方部材に直交する配線空間の側方開口
部を覆う覆い部材と、を備えた配線ダクトにおいて、前
記両側方部材にそれぞれ設けた掛止部に掛止されるよう
弾性を有した被掛止部を前記橋架部材に設け、かつ、前
記被掛止部は、前記対向方向に沿って前記橋架部材が前
記側方部材に近づくことにより、前記掛止部にその先端
を入りこませて掛止させる穴を設け、前記両側方部材か
らそれぞれ前記対向方向へ前記掛止部を有した延設部を
延設するとともに、前記被掛止部を有して延設部に嵌合
する嵌合部を前記橋架部材に設けた構成としている。
ために、請求項1記載のものは、互いに対向する状態で
上下方向に沿って配置される一対の側方部材と、一対の
側方部材と共に配線空間を形成するよう両側方部材の間
に橋架される橋架部材と、両側方部材又は橋架部材に取
着されてその両側方部材に直交する配線空間の側方開口
部を覆う覆い部材と、を備えた配線ダクトにおいて、前
記両側方部材にそれぞれ設けた掛止部に掛止されるよう
弾性を有した被掛止部を前記橋架部材に設け、かつ、前
記被掛止部は、前記対向方向に沿って前記橋架部材が前
記側方部材に近づくことにより、前記掛止部にその先端
を入りこませて掛止させる穴を設け、前記両側方部材か
らそれぞれ前記対向方向へ前記掛止部を有した延設部を
延設するとともに、前記被掛止部を有して延設部に嵌合
する嵌合部を前記橋架部材に設けた構成としている。
【0007】また、請求項2記載のものは、請求項1記
載のものにおいて、前記延設部又は前記嵌合部の少なく
とも一方は、前記嵌合部が前記延設部に嵌合して形成さ
れた嵌合面と共に他方を挟持する端面を有する切り込み
部を設けた構成としている。
載のものにおいて、前記延設部又は前記嵌合部の少なく
とも一方は、前記嵌合部が前記延設部に嵌合して形成さ
れた嵌合面と共に他方を挟持する端面を有する切り込み
部を設けた構成としている。
【0008】
【0009】
【0010】
【作用】請求項1記載のものによれば、橋架部材は、ね
じ止めにより橋架されるのではなく、その被掛止部が両
側方部材の掛止部に掛止して橋架されるから、ねじの頭
部に立てたドライバー等を回すという作業が伴なわず、
配線後に現場で組み立てる場合、組み立てる場所が狭か
ったり奥まっていても、組み立ての作業性が良くなる。
また、組み立てのために橋架部材を側方部材にその対向
方向に沿って近づける作業と掛止部を被掛止部に掛止す
る作業とが一つの作業ですむから、組み立ての作業性が
より良くなる。また、被掛止部は、対向方向に沿って橋
架部材が側方部材に近づくことにより、その被掛止部に
設けた穴に掛止部の先端を入り込ませて掛止部に掛止さ
せる。さらに、橋架部材の嵌合部が両側方部材の延設部
に嵌合した状態で被掛止部が掛止部に掛止されることと
なり、確実に掛止することができる。
じ止めにより橋架されるのではなく、その被掛止部が両
側方部材の掛止部に掛止して橋架されるから、ねじの頭
部に立てたドライバー等を回すという作業が伴なわず、
配線後に現場で組み立てる場合、組み立てる場所が狭か
ったり奥まっていても、組み立ての作業性が良くなる。
また、組み立てのために橋架部材を側方部材にその対向
方向に沿って近づける作業と掛止部を被掛止部に掛止す
る作業とが一つの作業ですむから、組み立ての作業性が
より良くなる。また、被掛止部は、対向方向に沿って橋
架部材が側方部材に近づくことにより、その被掛止部に
設けた穴に掛止部の先端を入り込ませて掛止部に掛止さ
せる。さらに、橋架部材の嵌合部が両側方部材の延設部
に嵌合した状態で被掛止部が掛止部に掛止されることと
なり、確実に掛止することができる。
【0011】請求項2記載のものによれば、橋架部材の
嵌合部又は橋架部材の延設部の少なくとも一方は、嵌合
部が延設部に嵌合して形成された嵌合面と切り込み部の
端面とで他方を挟持するから、強固に嵌合する。
嵌合部又は橋架部材の延設部の少なくとも一方は、嵌合
部が延設部に嵌合して形成された嵌合面と切り込み部の
端面とで他方を挟持するから、強固に嵌合する。
【0012】
【0013】
【0014】
【実施例】本発明の一実施例を図1乃至図7に基づいて
以下に説明する。この配線ダクトは、側方部材1 、橋架
部材2 、覆い部材3 から構成され、ブレーカや制御機器
を配設する機器配設ボックスと床との間に設置され、機
器配設ボックスから導出して床とその床下にある建物の
床下地との間に配設する配線ケーブル等を、後述する配
線空間10の上下方向に通して隠蔽するものである。
以下に説明する。この配線ダクトは、側方部材1 、橋架
部材2 、覆い部材3 から構成され、ブレーカや制御機器
を配設する機器配設ボックスと床との間に設置され、機
器配設ボックスから導出して床とその床下にある建物の
床下地との間に配設する配線ケーブル等を、後述する配
線空間10の上下方向に通して隠蔽するものである。
【0015】側方部材1 は、金属材料により、長方形の
薄い箱型に形成され、箱の四隅から一方片1a及び他方片
1bを有した断面L字型の延設部1cがそれぞれ延設されて
いる。この延設部1cは、それぞれの一方片1aに、切り起
こしにより先端1dが斜めの方向へ向いている掛止部1eを
それぞれ設けている。また、長手方向の両側辺部分に
は、覆い部材3 の後述する被取着部3aを取着する取着部
1fが設けられている。そして、この側方部材1,1 の一対
が互いに対向する状態で上下方向に沿って配置される。
薄い箱型に形成され、箱の四隅から一方片1a及び他方片
1bを有した断面L字型の延設部1cがそれぞれ延設されて
いる。この延設部1cは、それぞれの一方片1aに、切り起
こしにより先端1dが斜めの方向へ向いている掛止部1eを
それぞれ設けている。また、長手方向の両側辺部分に
は、覆い部材3 の後述する被取着部3aを取着する取着部
1fが設けられている。そして、この側方部材1,1 の一対
が互いに対向する状態で上下方向に沿って配置される。
【0016】橋架部材2 は、金属材料により、中央片2a
及び両対向片2b,2c を有した断面略コ字型の長尺状に形
成され、その中央片2aの長手方向の両端に、ばね性を有
した被掛止部2dをそれぞれ設けている。この被掛止部2d
は、一端が中央片2aにスポット溶接等で固着され、一端
より少し中央寄りから他端にかけて斜めの方向へ向かっ
て中央片2aとの間に空隙2eを、中央に四角の穴2fを有し
ている。また、橋架部材2 は、一方対向片2bが内側へ直
角に延設されて、長手方向の両端に嵌合部2gがそれぞれ
形成され、さらに長手方向の両端において、中央片2a及
び他方対向片2cが形成する角部に端面2hを有した切り込
み部2jをそれぞれ設けている。そして、詳しくは後述す
るが、橋架部材2 は、その被掛止部2dが側方部材1 の掛
止部1eに掛止されるよう、嵌合部2gが側方部材1 の延設
部1cにそれぞれ嵌合すると、配線空間10が形成される。
及び両対向片2b,2c を有した断面略コ字型の長尺状に形
成され、その中央片2aの長手方向の両端に、ばね性を有
した被掛止部2dをそれぞれ設けている。この被掛止部2d
は、一端が中央片2aにスポット溶接等で固着され、一端
より少し中央寄りから他端にかけて斜めの方向へ向かっ
て中央片2aとの間に空隙2eを、中央に四角の穴2fを有し
ている。また、橋架部材2 は、一方対向片2bが内側へ直
角に延設されて、長手方向の両端に嵌合部2gがそれぞれ
形成され、さらに長手方向の両端において、中央片2a及
び他方対向片2cが形成する角部に端面2hを有した切り込
み部2jをそれぞれ設けている。そして、詳しくは後述す
るが、橋架部材2 は、その被掛止部2dが側方部材1 の掛
止部1eに掛止されるよう、嵌合部2gが側方部材1 の延設
部1cにそれぞれ嵌合すると、配線空間10が形成される。
【0017】覆い部材3 は、金属材料により、略正方形
の板状に形成され、四隅に被取着部3aが設けられてい
る。そして、覆い部材3 は、両側方部材1,1 に取着され
て、配線空間10において両側方部材1,1 に直交する側方
開口部(図示せず)を覆う。
の板状に形成され、四隅に被取着部3aが設けられてい
る。そして、覆い部材3 は、両側方部材1,1 に取着され
て、配線空間10において両側方部材1,1 に直交する側方
開口部(図示せず)を覆う。
【0018】次に、橋架部材2 の被掛止部2dを側方部材
1 の延設部1cの掛止部1eに掛止させる手順を図3(a)
及び(b)に基づいて詳しく説明する。延設部1cの一方
及び他方片1a,1b の外方面と橋架部材2 の中央片2a及び
一方対向片2bの内方面とがそれぞれ嵌合面1f,1f,2k,2k
となって、嵌合部2gが延設部1cに嵌合するよう、同図
(a)に矢示する方向、すなわち側方部材1,1 の対向方
向に沿って、橋架部材2を側方部材1 に近づけて行き、
掛止部1eの先端1dが被掛止部2dの空隙2eをばね性に抗し
て広くしながら押し込まれて行くと、ばねの強度、詳し
くは、ばね負荷が序々に増加して行く。一方、橋架部材
2 の嵌合部2gが側方部材1 の延設部1cに嵌合して行くに
つれて、橋架部材2 の嵌合面2kとなった中央片2aの内方
面と切り込み部2jの端面2hとが延設部1cの一方片1aを挟
持して行く。
1 の延設部1cの掛止部1eに掛止させる手順を図3(a)
及び(b)に基づいて詳しく説明する。延設部1cの一方
及び他方片1a,1b の外方面と橋架部材2 の中央片2a及び
一方対向片2bの内方面とがそれぞれ嵌合面1f,1f,2k,2k
となって、嵌合部2gが延設部1cに嵌合するよう、同図
(a)に矢示する方向、すなわち側方部材1,1 の対向方
向に沿って、橋架部材2を側方部材1 に近づけて行き、
掛止部1eの先端1dが被掛止部2dの空隙2eをばね性に抗し
て広くしながら押し込まれて行くと、ばねの強度、詳し
くは、ばね負荷が序々に増加して行く。一方、橋架部材
2 の嵌合部2gが側方部材1 の延設部1cに嵌合して行くに
つれて、橋架部材2 の嵌合面2kとなった中央片2aの内方
面と切り込み部2jの端面2hとが延設部1cの一方片1aを挟
持して行く。
【0019】そして、掛止部1eの先端1dが被掛止部2dの
穴2fまで押し込まれれその穴2fに入り込むと、ばね性に
より広くされた空隙2eが初めの状態に復帰して、被掛止
部2dが掛止部1eに掛止される。つまり、組み立てのため
に橋架部材2 を側方部材1 に近づける作業と掛止部1eを
被掛止部2dに掛止する作業とが一つの作業となってい
る。
穴2fまで押し込まれれその穴2fに入り込むと、ばね性に
より広くされた空隙2eが初めの状態に復帰して、被掛止
部2dが掛止部1eに掛止される。つまり、組み立てのため
に橋架部材2 を側方部材1 に近づける作業と掛止部1eを
被掛止部2dに掛止する作業とが一つの作業となってい
る。
【0020】かかる配線ダクトにあっては、橋架部材2
は、前述したように、ねじ止めにより橋架されるのでは
なく、その被掛止部2dが両側方部材1,1 のそれぞれの掛
止部1eに掛止して橋架されるから、ねじの頭部に立てた
ドライバー等を回すという作業が伴なわず、配線後に現
場で組み立てる場合、組み立てる場所が狭かったり奥ま
っていても、組み立ての作業性を良くすることができ
る。
は、前述したように、ねじ止めにより橋架されるのでは
なく、その被掛止部2dが両側方部材1,1 のそれぞれの掛
止部1eに掛止して橋架されるから、ねじの頭部に立てた
ドライバー等を回すという作業が伴なわず、配線後に現
場で組み立てる場合、組み立てる場所が狭かったり奥ま
っていても、組み立ての作業性を良くすることができ
る。
【0021】また、被掛止部2dは、対向方向に沿って橋
架部材2 が側方部材1 に近づくことにより、その被掛止
部2dに設けた穴2fに掛止部1eの先端を入り込ませて掛止
部1eに掛止させるようにしているから、組み立てのため
に橋架部材2 を側方部材1 に近づける作業と掛止部1eを
被掛止部2dに掛止する作業とが一つの作業ですみ、組み
立ての作業性がより良いものとなっている。
架部材2 が側方部材1 に近づくことにより、その被掛止
部2dに設けた穴2fに掛止部1eの先端を入り込ませて掛止
部1eに掛止させるようにしているから、組み立てのため
に橋架部材2 を側方部材1 に近づける作業と掛止部1eを
被掛止部2dに掛止する作業とが一つの作業ですみ、組み
立ての作業性がより良いものとなっている。
【0022】また、橋架部材2 の嵌合部2gが両側方部材
1,1 のそれぞれの延設部1cに嵌合した状態で被掛止部2d
が掛止部1eに掛止されることとなり、より確実に掛止す
ることができる。
1,1 のそれぞれの延設部1cに嵌合した状態で被掛止部2d
が掛止部1eに掛止されることとなり、より確実に掛止す
ることができる。
【0023】また、橋架部材2 の嵌合部2gは、嵌合部2g
が延設部1cに嵌合して形成された嵌合面2kと切り込み部
2jの端面2hとで延設部1cを挟持するから、より強固に嵌
合して、より確実に掛止することができる。
が延設部1cに嵌合して形成された嵌合面2kと切り込み部
2jの端面2hとで延設部1cを挟持するから、より強固に嵌
合して、より確実に掛止することができる。
【0024】
【0025】
【0026】なお、本実施例では、橋架部材2 の嵌合部
2gは、その嵌合部2gが延設部1cに嵌合して形成された嵌
合面2kと切り込み部2jの端面2hとで延設部1cを挟持する
構成になっているが、嵌合部2gが延設部1cに強固に嵌合
するときは、嵌合部2gに端面2hを有した切り込み部2jを
設けなくてもよく、そのときは加工が容易になる。
2gは、その嵌合部2gが延設部1cに嵌合して形成された嵌
合面2kと切り込み部2jの端面2hとで延設部1cを挟持する
構成になっているが、嵌合部2gが延設部1cに強固に嵌合
するときは、嵌合部2gに端面2hを有した切り込み部2jを
設けなくてもよく、そのときは加工が容易になる。
【0027】また、本実施例では、覆い部材3 が両側方
部材1,1 に取着される構成になっているが、橋架部材2
に取着される構成でもよい。
部材1,1 に取着される構成になっているが、橋架部材2
に取着される構成でもよい。
【0028】また、本実施例では、切り込み部2jが嵌合
部2gに設けられた構成になっているが、延設部1cに設け
られてもよく、嵌合部2g及び延設部1cの双方に設けられ
てもよい。
部2gに設けられた構成になっているが、延設部1cに設け
られてもよく、嵌合部2g及び延設部1cの双方に設けられ
てもよい。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載のものは、橋架部材は、ね
じ止めにより橋架されるのではなく、その被掛止部が両
側方部材の掛止部に掛止して橋架されるから、ねじの頭
部に立てたドライバー等を回すという作業が伴なわず、
配線後に現場で組み立てる場合、組み立てる場所が狭か
ったり奥まっていても、組み立ての作業性を良くするこ
とができる。また、被掛止部は、対向方向に沿って橋架
部材が側方部材に近づくことにより、その被掛止部に設
けた穴に掛止部の先端を入り込ませて掛止部に掛止させ
るようにしているから、組み立てのために橋架部材を側
方部材に対向方向に沿って近づける作業と掛止部を被掛
止部に掛止する作業とが一つの作業ですみ、組み立ての
作業性がより良くなる。また、橋架部材の嵌合部が両側
方部材の延設部に嵌合した状態で被掛止部が掛止部に掛
止されることとなり、確実に掛止することができる。
じ止めにより橋架されるのではなく、その被掛止部が両
側方部材の掛止部に掛止して橋架されるから、ねじの頭
部に立てたドライバー等を回すという作業が伴なわず、
配線後に現場で組み立てる場合、組み立てる場所が狭か
ったり奥まっていても、組み立ての作業性を良くするこ
とができる。また、被掛止部は、対向方向に沿って橋架
部材が側方部材に近づくことにより、その被掛止部に設
けた穴に掛止部の先端を入り込ませて掛止部に掛止させ
るようにしているから、組み立てのために橋架部材を側
方部材に対向方向に沿って近づける作業と掛止部を被掛
止部に掛止する作業とが一つの作業ですみ、組み立ての
作業性がより良くなる。また、橋架部材の嵌合部が両側
方部材の延設部に嵌合した状態で被掛止部が掛止部に掛
止されることとなり、確実に掛止することができる。
【0030】請求項2記載のものは、橋架部材の嵌合部
又は橋架部材の延設部の少なくとも一方は、嵌合部が延
設部に嵌合して形成された嵌合面と切り込み部の端面と
で他方を挟持するから、請求項1記載のものよりも強固
に嵌合し、よって請求項1記載のものよりも確実に係止
することができる。
又は橋架部材の延設部の少なくとも一方は、嵌合部が延
設部に嵌合して形成された嵌合面と切り込み部の端面と
で他方を挟持するから、請求項1記載のものよりも強固
に嵌合し、よって請求項1記載のものよりも確実に係止
することができる。
【0031】
【0032】
【図1】本発明の一実施例の分解図である。
【図2】同上の斜視図である。
【図3】同上の掛止部被が掛止部に掛止される状態を説
明する斜視図である。
明する斜視図である。
【図4】同上の側方部材の平面図である。
【図5】同上の橋架部材の平面図である。
【図6】同上の橋架部材の側面断面図である。
【図7】同上の側方部材の正面図である。
1 側方部材 1c 延設部 1e 掛止部 1f 嵌合面 2 橋架部材 2d 被掛止部 2f 穴 2g 嵌合部 2h 端面 2j 切り込み部 2k 嵌合面 3 覆い部材 10配線空間
Claims (2)
- 【請求項1】 互いに対向する状態で上下方向に沿って
配置される一対の側方部材と、一対の側方部材と共に配
線空間を形成するよう両側方部材の間に橋架される橋架
部材と、両側方部材又は橋架部材に取着されてその両側
方部材に直交する配線空間の側方開口部を覆う覆い部材
と、を備えた配線ダクトにおいて、 前記両側方部材にそれぞれ設けた掛止部に掛止されるよ
う弾性を有した被掛止部を前記橋架部材に設け、かつ、
前記被掛止部は、前記対向方向に沿って前記橋架部材が
前記側方部材に近づくことにより、前記掛止部にその先
端を入りこませて掛止させる穴を設け、前記両側方部材
からそれぞれ前記対向方向へ前記掛止部を有した延設部
を延設するとともに、前記被掛止部を有して延設部に嵌
合する嵌合部を前記橋架部材に設けた配線ダクト。 - 【請求項2】 前記延設部又は前記嵌合部の少なくとも
一方は、前記嵌合部が前記延設部に嵌合して形成された
嵌合面と共に他方を挟持する端面を有する切り込み部を
設けたことを特徴とする請求項1記載の配線ダクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17377894A JP3221242B2 (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 配線ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17377894A JP3221242B2 (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 配線ダクト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0837715A JPH0837715A (ja) | 1996-02-06 |
JP3221242B2 true JP3221242B2 (ja) | 2001-10-22 |
Family
ID=15966980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17377894A Expired - Fee Related JP3221242B2 (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 配線ダクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3221242B2 (ja) |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP17377894A patent/JP3221242B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0837715A (ja) | 1996-02-06 |
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