JP2598796Y2 - システム天井用照明器具のオプション部品 - Google Patents

システム天井用照明器具のオプション部品

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JP2598796Y2
JP2598796Y2 JP1993035366U JP3536693U JP2598796Y2 JP 2598796 Y2 JP2598796 Y2 JP 2598796Y2 JP 1993035366 U JP1993035366 U JP 1993035366U JP 3536693 U JP3536693 U JP 3536693U JP 2598796 Y2 JP2598796 Y2 JP 2598796Y2
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JP
Japan
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optional
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ceiling
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option frame
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JP1993035366U
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JPH077009U (ja
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賢 舟橋
正彦 安井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、システム天井用照明器
具において、断面逆T字状の天井バーに乗せかけて施工
するルーバー等のオプション部品に関するものである。
【0002】
【従来の技術】システム天井用照明器具のルーバー等の
オプション部品のうち、断面逆T字状の天井バーに乗せ
かけて施工するオプション部品は、必ず、照明器具との
位置合わせと天井バーに対する振れ止めを施す必要があ
る。従来、図6に示す方法がある。これはオプション部
品1のオプション枠2より、位置出しするための取り付
けバネ3を突出させてあり、断面逆T字状の天井バー4
の横片4aの上にオプション枠2を乗せた状態で、取り
付けバネ3を天井バー4の縦片4bに弾接させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来例にあって
は、天井バー4に取り付けが終わった状態で、取り付け
バネ3が見えないので意匠性がよいという長所があるも
のの、次のような欠点もある。 (1)取り外し方がわからない。つまり、施工が完了し
た状態では取り付けバネ3が隠れてしまうため、取り扱
い説明書がないと取り外し方の見当も付かない。
【0004】 (2)防振性能のレベルダウンをしたりするおそれがあ
り、また施工が困難である。このような施工方式の場
合、オプション枠2の片側の取り付けバネ3の付いたサ
イドを一方の天井バー4に押し付けながら乗せ、もう片
方のサイドを天井バー4に乗せなければならない。この
とき乗せやすくしようとすれば、取り付けバネ3のバネ
力を弱くすればよい。しかしそうすると、天井バー4に
乗っている状態で天井バー4に左右の振動が加わったと
き簡単に天井バー4から外れてしまうという問題があ
る。反対に耐振性能を向上させるために取り付けバネ3
の力を強くすると、天井バー4を押し付ける力が多く必
要になり、施工が困難になるという問題がある。
【0005】本考案は上記問題点に鑑みてなされたもの
であって、本考案の目的とするところは施工性や耐振性
を向上できるシステム天井用照明器具のオプション部品
を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案システム天井用照明器具のオプション部品は、シ
ステム天井用照明器具の断面逆T字状の天井バー4に乗
せかけて施工するルーバー等のオプション部品におい
て、オプション部品1のオプション枠2の下面を天井バ
ー4の横片4aの上面に載せる面とし、オプション枠2
下面に、水平回転することにより先端がオプション枠
2の側面より外方に突出すると共に上下できる回転部材
5を回転自在に設け、回転部材5の先端が外側に突出し
た時点で、回転部材5が嵌合して回転部材5の回り止め
を果たすと共に回転部材5の下面とオプション枠2の下
面とが面一になるようにする嵌合溝10をオプション枠
2側に設けた。
【0007】
【作用】上記構成によれば、回転部材5を突出させない
状態で天井バー4の横片4aの上に回転部材5及びオプ
ション枠2を乗せ、回転部材5を回転させて回転部材5
の先端を突出させると共に回転部材5に対してオプショ
ン枠2を下降させ、回転部材5を嵌合溝10に嵌合する
ことによりオプション部品1を取り付ける。このように
オプション部品1を取り付けることにより、施工性を向
上できると共に耐振性を向上できる。またオプション部
品1を取り付けた状態でオプション枠2の下面と回転部
材5の下面が面一になって横片4aの上に載るので、回
転部材5に荷重が集中したりすることなく安定よくオプ
ション部品1を取り付けることができる。
【0008】
【実施例】ルーバーのようなオプション部品1の周囲に
は図1に示すようにオプション枠2を設けてあり、オプ
ション枠2の四隅の近傍に回転部材5を回転自在に設け
てある。この回転部材5は本実施例の場合レバー5aで
あり、ラッチ部材6に取り付けてある。ラッチ部材6は
図4、図5に示すようにボディ6aとカバー6bとで構
成されており、オプション枠2の四隅の近傍に取り付け
てある。このラッチ部材6内の上下に貫通する挿通孔7
にはシャフト8を上下に摺動自在に挿通してあり、シャ
フト8の下端にレバー5aの基端を連結してある。シャ
フト8の途中にはレバー5aの先端が突出する方向と同
じ方向に突出する係止突起9を突設してあり、シャフト
8にはレバー5aが下方に突出する方向に付勢する付勢
バネ12を装着してある。またシャフト8を下方に突出
した状態で且つレバー5aを外方に突出しない状態に向
けたとき、係止突起9が係止する係止溝11を挿通孔7
に連続するように設けてある。係止突起9を係止溝11
から抜いた状態ではシャフト8は係止突起9と一緒に挿
通孔7に対して上下に摺動するようになっている。また
ラッチ部材6のボディ6aの下面にはレバー5aが嵌合
し得る嵌合溝10を設けてある。
【0009】オプション部品1を取り付ける前は、回転
部材5としてのレバー5aは図1に示すようにレバー5
aの先端が外方に突出しないように引退させられてい
る。この状態では、シャフト8と一緒にレバー5aが下
方に突出しており、係止突起9が係止溝11に係止して
突出状態が保持されている。この状態で平行に架設した
一対の断面逆T字状の天井バー4間にオプション部品1
を配置し、レバー5aを天井バー4の横片4aに乗せて
仮支持する。この状態では図2のようにレバー5aが横
片4aに僅かに乗っており、オプション枠2は横片4a
の上方に離れている。図2及び図3でハッチングで示す
部分が天井バー4で隠れる部分である。この状態から図
1(b)、図3のようにレバー5aを水平面で90゜回
転させてレバー5aの先端を突出させ、レバー5aの先
端を天井バー4の縦片4bに当接させる。この状態では
係止突起9が係止溝11から抜け、シャフト8が摺動し
得る状態になり、オプション枠2が自重で下降してオプ
ション枠2が横片4aに乗り、レバー5aが嵌合溝10
に嵌合して回り止めされる。このとき四隅にラッチ部材
6があるため、上記操作を4回繰り返して取り付けを完
了する。
【0010】
【考案の効果】本考案は叙述のようにオプション部品の
オプション枠の下面に、水平回転することにより先端が
オプション枠の側面より外方に突出すると共に上下でき
る回転部材を回転自在に設け、回転部材の先端が外側に
突出した時点で、回転部材が嵌合して回転部材の回り止
めを果たす嵌合溝をオプション枠側に設けているので、
回転部材を突出させない状態で天井バーの横片の上に回
転部材及びオプション枠を乗せ、回転部材を回転させて
回転部材の先端を突出させると共に回転部材に対してオ
プション枠を下降させ、回転部材を嵌合溝に嵌合するこ
とによりオプション部品を取り付けることできるもので
あって、オプション部品を取り付ける前にはオプション
枠から外側に突出する部材がなく、楽に天井バーに乗せ
ることができ、施工時間が短くなり、また作業者の疲労
の蓄積も少なくて済み、施工性を向上できるものであ
り、しかも剛性のある回転部材で左右を支えることにな
り、振動が加わって天井バーから外れることがなく、継
続してオプション部品を使用することができるものであ
り、さらに施工完了前にはオプション枠が天井バーから
浮いており、施工完了後にはオプション枠が天井バーに
接しているので、施工が天井バー乗せかけ方式でも施工
が完了しているか否かをはっきり判別できるものであ
り、またオプション部品のオプション枠の下面を天井バ
ーの横片の上面に載せる面とし、上下できる回転部材を
外方に突出させて回転部材を嵌合溝に嵌合したとき回転
部材の下面とオプション枠の下面とが面一になるように
したので、オプション枠を取り付けた状態でオプション
枠の下面と回転部材の下面とが天井バーの横片の上面に
載って荷重が横片に支えられ、回転部材に荷重が集中す
ることなく、オプション枠を安定よく取り付けることが
できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の全体を示し、(a)は施工
前の状態の斜視図、(b)は施工完了状態の斜視図であ
る。
【図2】同上の施工完了前の要部の状態を示し、(a)
は一部切欠正面図、(b)は底面図、(c)は側面図で
ある。
【図3】同上の施工完了後の要部の状態を示し、(a)
は一部切欠正面図、(b)は底面図、(c)は側面図で
ある。
【図4】同上のラッチ部材部分の斜視図である。
【図5】図4の分解斜視図である。
【図6】従来例を示し、(a)は施工完了後の断面図、
(b)は施工前の斜視図である。
【符号の説明】
1 オプション部品 2 オプション枠 4 天井バー 5 回転部材 10 嵌合溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 システム天井用照明器具の断面逆T字状
    の天井バーに乗せかけて施工するルーバー等のオプショ
    ン部品において、オプション部品のオプション枠の下面
    を天井バーの横片の上面に載せる面とし、オプション枠
    下面に、水平回転することにより先端がオプション枠
    の側面より外方に突出すると共に上下できる回転部材を
    回転自在に設け、回転部材の先端が外側に突出した時点
    で、回転部材が嵌合して回転部材の回り止めを果たす
    共に回転部材の下面とオプション枠の下面とが面一にな
    るようにする嵌合溝をオプション枠側に設けて成るシス
    テム天井用照明器具のオプション部品。
JP1993035366U 1993-06-29 1993-06-29 システム天井用照明器具のオプション部品 Expired - Lifetime JP2598796Y2 (ja)

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JPH077009U JPH077009U (ja) 1995-01-31
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JPS5596733U (ja) * 1978-12-28 1980-07-04
JP6292520B2 (ja) * 2014-02-05 2018-03-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 光源ユニット及びそれを用いた照明器具
JP6717588B2 (ja) * 2015-11-20 2020-07-01 三菱電機株式会社 照明器具及び照明装置

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JPH077009U (ja) 1995-01-31

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