JP6292520B2 - 光源ユニット及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に光源ユニット及びそれを用いた照明器具に関し、より詳細には長尺状に形成された器具本体に取り付けられる光源ユニット及びそれを用いた照明器具に関する。
従来、天井板に直付けされる天井直付け型の照明器具が提供されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載された照明器具は、天井板に取り付けられる器具本体と、器具本体に取り付けられる光源部と、光源部を器具本体に取り付けるための係止部材とを備える。そして、光源部は、器具本体の下面側に設けられた収容凹部にその一部が収容された状態で、係止部材を介して器具本体に取り付けられる。
特開2012−3993号公報
上述の特許文献1に示した照明器具では、光源部の重さのみが係止部材に加えられる場合には、係止部材の保持力によって光源部を保持することができる。しかしながら、例えば光源部に対してプルスイッチが付加された場合には、プルスイッチの引き紐を引く力の大きさによっては係止部材に加えられる力が係止部材の保持力を超える可能性があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されており、器具本体に対する保持力を高めた光源ユニット及びそれを用いた照明器具を提供することを目的とする。
本発明の光源ユニットは、長尺且つ板状に形成された取付部材と、前記取付部材の一面側に配置される光源部と、少なくとも一部が透光性を有する材料で箱形に形成され、前記光源部を覆うように前記取付部材に取り付けられるカバーと、長尺状に形成された器具本体に取り付けるための取付機構と、前記器具本体に設けられた第1引掛部に引っ掛けられる第1位置と前記第1引掛部から外れる第2位置との間で移動する第2引掛部と、前記第2引掛部を前記第1位置又は前記第2位置へ移動させる際に操作される操作部と、を備え、前記器具本体に取り付けられた状態では、前記第2引掛部が前記第1引掛部に引っ掛けられていることを特徴とする。
本発明の照明器具は、上記の光源ユニットと、前記器具本体とを備えていることを特徴とする。
本発明に係る光源ユニットの構成によれば、器具本体に取り付けられた状態では第2引掛部が第1引掛部に引っ掛けられているため、取付機構のみで器具本体に取り付けた場合に比べて、器具本体に対する保持力を高めることができる。
本発明に係る照明器具の構成によれば、上記の光源ユニットを用いることで、器具本体に対する光源ユニットの保持力を高めた照明器具を提供することができる。
本実施形態の光源ユニットの分解斜視図である。 本実施形態の照明器具の外観斜視図である。 本実施形態の照明器具において器具本体から光源ユニットを取り外した状態の斜視図である。 本実施形態の照明器具に用いられる引掛部材の外観斜視図である。 図5A及び図5Bは本実施形態の照明器具に用いられる引掛部材の動作を説明する説明図である。 本実施形態の照明器具の要部拡大図である。 図7Aは本実施形態の照明器具に用いられる別の引掛部材の正面図、図7Bは前面図、図7Cは下面図である。 図8A及び図8Bは本実施形態の照明器具に用いられる別の引掛部材の動作を説明する説明図、図8Cは要部拡大図である。 図9A及び図9Bは本実施形態の照明器具に用いられる別の引掛部材の動作を説明する説明図である。 図10Aは本実施形態の照明器具に用いられるさらに別の引掛部材の正面図、図10Bは前面図、図10Cは下面図である。 本実施形態の別の光源ユニットの要部拡大図である。 本実施形態の照明器具に用いられるまたさらに別の引掛部材の動作を説明する説明図である。
以下に、本発明に係る光源ユニット2並びに照明器具10の実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下の説明では特に断りがない限り、図2において上下、前後、左右の各方向を規定する。すなわち、器具本体1の長手方向が前後方向となり、器具本体1の幅方向が左右方向となる。
本実施形態の照明器具10は、図2及び図3に示すように、光源ユニット2と、器具本体1とを備える。器具本体1は、天井板を通して室内側に露出する吊ボルト(図示せず)に固定され、天井板の下面(天井面)に直付けされる。光源ユニット2は、器具本体1に対して着脱自在に取り付けられる。
器具本体1は、板金に曲げ加工することで長尺且つ上面(天井板との対向面)が開口する扁平な箱形に形成されている。また、器具本体1は、光源ユニット2を収容するための矩形の凹部11が、下面側(天井板と反対側)で且つ長手方向(前後方向)の全長に亘って設けられている。さらに、器具本体1の左右方向(幅方向)における凹部11の両側には、凹部11の開口端縁から延出し、且つ外側に向かって上方へ傾斜する傾斜部12がそれぞれ設けられている(図2及び図3参照)。
また、凹部11の底壁部111には、電線を通すための孔111Aが前後方向(長手方向)における略中央に設けられている。さらに、底壁部111には、吊ボルト(図示せず)を通すための孔111Bが前後方向における両端寄りの位置にそれぞれ設けられている。また、凹部11の前後方向における両端には、底壁部111と対向するように配置された矩形の引掛板13がそれぞれ設けられている。そして、底壁部111の下面には、外部からの電源線(図示せず)が接続される端子台(図示せず)が取り付けられる。
光源ユニット2は、図1及び図3に示すように、取付部材21と、複数(例えば、2つ)のLEDモジュール22と、カバー23と、カバーエンド24と、電源装置(図示せず)と、機能部品と、一対の引掛部材30とを備える。
LEDモジュール22は、前後方向に長い矩形板状に形成されたプリント配線板221を有する。プリント配線板221は、その下面に複数のLED(発光ダイオード)222が前後方向(長手方向)に沿って実装されている。また、一方のLEDモジュール22の後端部には、電源装置との間を電気的に接続するためのコネクタ(図示せず)が実装されている。このコネクタには電線(図示せず)が接続されており、電線の端部を電源装置に接続することでLEDモジュール22と電源装置とが電気的に接続される。
また、各LEDモジュール22において隣接するLEDモジュール22と対向する端部には、電源供給用のコネクタ(図示せず)がそれぞれ実装されている。そして、両LEDモジュール22のコネクタ同士を接続することで、一方のLEDモジュール22から他方のLEDモジュール22に点灯電力が中継される。ここに、本実施形態では、LEDモジュール22により光源部が構成されている。
取付部材21は、板金に曲げ加工することでU字状に形成され、長尺且つ矩形板状に形成された底壁部211と、底壁部211の左右方向(幅方向)における両端から上向き(底壁部211と交差する方向)に突出する一対の側壁部212とで構成される。各側壁部212の先端(上端)には、外向きに折り曲げることで形成された引掛部2121がそれぞれ全長に亘って設けられている。
底壁部211の後端部には、LEDモジュール22と電源装置とを電気的に接続する上記電線を通すための孔(図示せず)が設けられている。なお、上述したLEDモジュール22は、例えば取付部材21の底壁部211の一部を切り起こすことで形成された爪2111により取付部材21に固定される。
また、取付部材21は、図1に示すように、長手方向における両端寄りの位置において幅方向の一端側に延びる一対の引掛金具214と、幅方向の他端側に配置される一対の引掛ばね(図示せず)とを有している。
カバー23は、図1〜図3に示すように、第1カバー体23Aと第2カバー体29の2つの部材で構成される。
第1カバー体23Aは、拡散性を有する材料(例えば乳白色のアクリル樹脂)により上面が開口する長尺の箱形に形成されている。また、第1カバー体23Aは、左右方向(幅方向)において両端側から中央側に近づくほど下側への突出量が大きくなるような凸レンズ形状の曲面部231を有している。
曲面部231の左右方向における両端部には、互いに並行するように上向きに突出する一対の突壁部233がそれぞれ一体に形成されている。また、各突壁部233の先端(上端)には、内向きに突出する突起部2330がそれぞれ設けられている。さらに、曲面部231の左右方向における両端部には、曲面部231と連なるように各突壁部233の外側まで延出する延出部232がそれぞれ一体に形成されている。
そして、第1カバー体23Aは、各突壁部233の突起部2330が、取付部材21の各側壁部212の引掛部2121に引っ掛かることにより、LEDモジュール22の前方(下方)を覆うように取付部材21の下面側に取り付けられる。
第2カバー体29は、第1カバー体23Aの曲面部231と同一の曲面形状を有する曲面部290、曲面部290の一端側を塞ぐエンド部291、曲面部290の他端側の周縁から突出する突出片292などが一体に形成されている。また、曲面部290の裏面(上面)には、上向きに突出する一対の突壁293(図5Aでは片側のみ図示)が曲面部290と一体に形成されている。さらに、曲面部290の中央部分には、矩形の孔2900が開口している。なお、本実施形態では、透光性を有しない合成樹脂材料で第2カバー体29を形成している。
カバーエンド24は、第1カバー体23Aと同じ材料で半円板状に形成され、第1カバー体23A及び取付部材21の長手方向(前後方向)における一端に取り付けられる。
本実施形態の光源ユニット2は、機能部品としてプルスイッチ26を備える。プルスイッチ26は、内部に設けられた接点(図示せず)が端子台と電源装置(ともに図示せず)の間に挿入され、プルスイッチ26の引き紐(図示せず)を引く毎に電源装置に給電される状態と、電源装置への給電が停止される状態とが切り替えられる。なお、プルスイッチ26は従来周知のものであり、詳細な説明については省略する。
また、プルスイッチ26は、図6に示すように保持部材27に保持される。保持部材27は、一面(上面)が開口する矩形箱状の合成樹脂成形体からなり、その内部にプルスイッチ26を収納して保持するように構成される。
また、保持部材27は、台座28を介して取付部材21に取り付けられる。台座28は、矩形板状の主部(図示せず)と、主部の左右方向における両側から上向きに突出する角筒状の一対の突部281(図5Aでは片側のみ図示)とが合成樹脂成形体として一体に形成されている。
この台座28は、取付部材21の底壁部211に設けられた一対の貫通孔2110に、一対の突部281をそれぞれ嵌め込むことで取付部材21に取り付けられる。なお、LEDモジュール22の端近くに実装された複数個のLED222は、取付部材21に取り付けられた台座28で隠される。
引掛部材30は、例えばSPCCなどの冷間圧延鋼板に曲げ加工することで形成される。この引掛部材30は、図4に示すように、前後方向に長い矩形板状に形成された主部301と、主部301の先端部(前端部)において一体に設けられた引掛部302と、主部301の先端側且つ下端部において一体に設けられた操作部303とを有する。操作部303は、主部301から側方(主部301の厚み方向と平行な方向)に延出し、且つその先端部が下向きに折り曲げられたL字状に形成されている。また、主部301の後端寄りの位置には、前後方向に長い長孔からなる貫通孔3010が設けられている。
そして、引掛部材30は、主部301の長手方向と取付部材21の長手方向とが同じ方向となるように配置し、貫通孔3010に通した段付きねじ235を取付部材21の側壁部212に設けられたねじ孔2120にねじ込むことで側壁部212に取り付けられる。この引掛部材30は、側壁部212に取り付けられた状態で側壁部212に沿って前後方向に移動可能となっており、側壁部212は引掛部材30のガイドとして機能する。
次に、光源ユニット2の組立手順について具体的に説明する。
まず最初に、作業者は、電源装置を取付部材21の底壁部211の上面側に取り付け、さらに爪2111によりLEDモジュール22を取付部材21の底壁部211の下面に固定する。その後、作業者は、LEDモジュール22のコネクタ(図示せず)から導出する電線を取付部材21の底壁部211に設けた孔に通し、その端部を電源装置に接続する。さらに、作業者は、プルスイッチ26を保持部材27の内部に収納して保持させる。このとき、作業者は、プルスイッチ26の引き紐を保持部材27の外に引き出しておく。
次に、作業者は、保持部材27に台座28を取り付けた後、保持部材27の先端側(下端側)を第2カバー体29の曲面部290の孔2900に、曲面部290の裏面側(上側)から挿通させる。さらに、作業者は、保持部材27及び台座28を取り付けた第2カバー体29を第1カバー体23Aに取り付ける。
このとき、第2カバー体29の突出片292が、第1カバー体23Aの端部(曲面部231の端部)の内側に嵌め込まれることにより、第2カバー体29が第1カバー体23Aに取り付けられる。第2カバー体29が第1カバー体23Aに取り付けられた状態では、第2カバー体29の曲面部290と第1カバー体23Aの曲面部231とが面一になる。なお、第1カバー体23A及び第2カバー体29は、接着剤で接着されるのが好ましい。
そして、作業者は、開口側を上向きにした状態でカバー23(第1カバー体23A及び第2カバー体29)を取付部材21に組み付ける。このとき、第1カバー体23Aの各突壁部233にそれぞれ設けた突起部2330が、取付部材21の各側壁部212にそれぞれ設けた引掛部2121に引っ掛かり、第1カバー体23Aが取付部材21に取り付けられる。
最後に、作業者は、第1カバー体23Aの突壁部233及び第2カバー体29の突壁293に設けた長孔状の貫通孔(図示せず)に段付きねじ235を通し、取付部材21の側壁部212に設けたねじ孔2120にねじ込むことでカバー23をねじ固定する。以上のような手順に従って、光源ユニット2が組み立てられる。
続けて、照明器具10の施工手順について説明する。まず最初に、作業者は、天井裏に先行配線された電源線(図示せず)を器具本体1の孔111Aに通し、さらに室内側に露出する吊りボルト(図示せず)を孔111Bに通した後、吊りボルトにナットをねじ込んで器具本体1を固定する。その後、作業者は、電源線の端部を端子台に接続し、さらに端子台と電源装置との間を電線により接続する。このとき、端子台と電源装置との間にプルスイッチ26の接点を挿入させる。
そして最後に、作業者は、器具本体1の一方の側壁部112に設けられた一対の挿通孔112Aにそれぞれ引掛金具214の先端を引っ掛けた後、一対の引掛ばね(図示せず)を器具本体1の他方の側壁部112に設けられた引掛部(図示せず)に引っ掛ける。この状態から、作業者が、引掛金具214を支点として光源ユニット2を持ち上げるように回転させると、引掛ばねが引掛部に引っ掛かったままで元の状態に戻ることにより、引掛ばねのばね力で光源ユニット2が器具本体1に保持される。以上のような手順に従って、照明器具10が天井に施工される。
ところで、本実施形態のように、機能部品としてプルスイッチ26を備えている場合には、プルスイッチ26の引き紐を引く力の大きさによっては引掛ばねのみで光源ユニット2を保持できない可能性がある。そこで、本実施形態では、器具本体1に対する光源ユニット2の保持力を高められるように引掛部材30を用いている。
そして、取付機構(引掛金具214及び引掛ばね)により光源ユニット2を器具本体1に取り付けた状態から、操作部303を操作して引掛部材30を前方にスライドさせ、器具本体1の引掛板13に引掛部302を引っ掛ける(図5B参照)。これにより、取付機構のみで光源ユニット2を保持させる場合に比べて、器具本体1に対する光源ユニット2の保持力を高めることができる。
また、器具本体1から光源ユニット2を取り外す際には、操作部303を操作して引掛部材30を後方にスライドさせ、引掛部302が引掛板13に引っ掛からない位置まで引掛部材30を後退させる(図5A参照)。ここに、本実施形態では、図5Bに示す位置が第1位置であり、図5Aに示す位置が第2位置である。また、本実施形態では、引掛板13により第1引掛部が構成され、引掛部材30の引掛部302により第2引掛部が構成されている。
また、本実施形態では、図6に示すように、光源ユニット2を器具本体1に取り付けた状態において引掛部材30の操作部303が器具本体1の外部に露出している。そのため、光源ユニット2を器具本体1に取り付けた後で操作部303を操作することができる。
次に、本実施形態の照明器具10に用いられる別の引掛部材32について、図7A〜図7Cを参照しながら具体的に説明する。
引掛部材32は、表面の摩擦係数が小さいプレコート材に曲げ加工することで形成される。ここに、プレコート材とは、金属よりも摩擦係数の小さい塗膜が表面に形成された金属材料のことをいう。この引掛部材32は、前後方向に長い矩形板状に形成された主部321と、主部321の先端部(前端部)において一体に設けられた引掛部322と、主部321の先端側且つ下端部において一体に設けられた操作部323とを有する。操作部323は、主部321から側方(主部321の厚み方向と平行な方向)に延出し、且つその先端部が下向きに折り曲げられたL字状に形成されている。
また、主部321は、前後方向(引掛部322の移動方向)に沿って開口する溝部3211を有しており、この溝部3211によって後端側(図7A中の左側)の部位が二股に分かれている。溝部3211よりも下側に位置する下脚部324の基端側(前側)には、溝部3211に連続して矩形の開口部3212が設けられており、下脚部324の基端側の幅寸法が上脚部325の基端側の幅寸法よりも小さくなっている。そのため、下脚部324は、上下方向に弾性変形しやすくなっている。
また、下脚部324の前後方向中央部における上端縁(溝部3211の開口端縁)には、上向きに突出する突起部3213が設けられている。さらに、上脚部325の後端側における下端縁には、下向きに突出する突起部3214が設けられており、この突起部3214によって溝部3211の後側の部位がクランク形状になっている。
このように、溝部3211の後側の部位をクランク形状にすることで、例えば部品棚などに複数の引掛部材32を無造作に置いた場合でも引掛部材32同士が絡まりにくくなるという利点がある。また、取付部材21に引掛部材32を取り付けた後は、溝部3211内を移動する段付きねじ235が溝部3211内から抜けにくくなるという利点がある。
段付きねじ235は、図8A〜図8Cに示すように、軸方向に沿って複数のねじ山が形成されたねじ部2351と、ねじ部2351よりも径の大きい円筒部2352とを有する。この段付きねじ235は、取付部材21に引掛部材32を取り付け、且つ取付部材21に対して前後方向に移動可能な状態で引掛部材32を保持する。
次に、引掛部材32の動作について、図8A〜図8C及び図9A〜図9Bを参照しながら具体的に説明する。
図9Aに示すように、引掛部322が後方に引っ込んだ状態から、操作部323を操作して引掛部材32を前方(図9A中の右側)にスライドさせる。このとき、図8Aに示すように、段付きねじ235に対して引掛部材32が前方(図8A中の矢印A1方向)に移動し、これにより段付きねじ235の円筒部2352が溝部3211内を後方へ移動することになる。そして、段付きねじ235の円筒部2352が溝部3211内の突起部3213に接触すると、下脚部324が下向き(図8A中の矢印A2の向き)に弾性変形する。
その後、段付きねじ235の円筒部2352が突起部3213を超えると、下脚部324が弾性力によって元の位置に復帰する。この状態では、突起部3213によって段付きねじ235の移動が規制され(図8C参照)、取付部材21に対して引掛部材32が位置決めされる(図8B参照)。その結果、図9Bに示すように、引掛部322が前方に突出し、器具本体1側に設けられた引掛板13に引掛部322が引っ掛かり、光源ユニット2が器具本体1に強固に保持される。
また、器具本体1から光源ユニット2を取り外す際には、操作部323を操作して引掛部材32を後方にスライドさせ、引掛部322が引掛板13に引っ掛からない位置(図9Aに示す位置)まで引掛部材32を後退させる。ここに、本例では、図9Bに示す位置が第1位置であり、図9Aに示す位置が第2位置である。
なお、上述の引掛部材32は一例であって、図10A〜図10Cに示す引掛部材33であってもよい。この引掛部材33は、引掛部材32と同様に、表面の摩擦係数が小さいプレコート材に曲げ加工することで形成される。この引掛部材33は、前後方向に長い矩形板状に形成された主部331と、主部331の先端部(前端部)において一体に設けられた引掛部332と、主部331の先端側且つ下端部において一体に設けられた操作部333とを有する。操作部333は、主部331から側方(主部331の厚み方向と平行な方向)に延出し、且つその先端部が下向きに折り曲げられたL字状に形成されている。
また、主部331は、前後方向(引掛部332の移動方向)に沿って開口する溝部3311を有しており、この溝部3311によって後端側(図10A中の左側)の部位が二股に分かれている。溝部3311よりも上側に位置する上脚部335は、前後方向中央部における下端縁から下向きに突出する突起部3312を有している。また、溝部3311よりも下側に位置する下脚部324は、前後方向中央部における上端縁から上向きに突出する突起部3312を有している。なお、引掛部材33の動作については、上述の引掛部材32と同様であるから、ここでは説明を省略する。
ここに、引掛部材32,33を表面の摩擦係数が小さいプレコート材で形成することで、取付部材21に対して引掛部材32,33が滑りやすくなり、引掛部材32,33の操作性が向上するという利点がある。
ところで、上述の実施例では、取付部材21の側壁部212に沿って前後方向にスライド移動する引掛部材30,32,33を例に説明したが、操作部311の回転動作に伴って引掛部310を第1位置又は第2位置へ移動させる引掛部材31であってもよい。以下、図11及び図12を参照しながら具体的に説明する。
引掛部材31は、図11に示すように、上下方向に長い棒状に形成された操作部311と、操作部311の中間部に固定された板状の引掛部310とで構成される。
一方、取付部材21の底壁部211には、上下方向に貫通し且つ操作部311が挿通される貫通孔(図示せず)が設けられており、また一方の側壁部212の前端部には、前後方向に長い矩形の貫通孔2122が設けられている。さらに、第2カバー体29の曲面部290において上記貫通孔と対応する位置には、上下方向に貫通する貫通孔2901が設けられている。
引掛部材31を光源ユニット2に組み付けた状態では、操作部311の下端部が貫通孔2901を臨むように配置されており、貫通孔2901に挿入された治具(図示せず)によって操作部311を回転できるようになっている。
そして、取付機構(引掛金具214及び引掛ばね)により光源ユニット2を器具本体1に取り付けた後、第2カバー体29の貫通孔2901に挿入した治具により引掛部材31の操作部311を一方向に回転させる。その結果、操作部311に固定された引掛部310も操作部311と同じ方向に回転し、器具本体1の一方の側壁部112に設けた引掛孔112B内に挿入される(図12参照)。これにより、例えばプルスイッチ26の引き紐を引く力が大きい場合でも、引掛部310が引掛孔112Bの開口端縁に接触することで光源ユニット2が器具本体1に保持される。
また、器具本体1から光源ユニット2を取り外す際には、第2カバー体29の貫通孔2901に挿入した治具により引掛部材31の操作部311を逆方向に回転させ、引掛部310が引掛孔112Bに引っ掛からない位置まで引掛部材31を回転させる。このように、操作部311の回転動作に伴って引掛部310が回転する引掛部材31であっても、同様に、器具本体1に対する光源ユニット2の保持力を高めることができる。
なお、引掛部材については、引掛部材30,32,33のように取付部材21の幅方向における両側に設けてもよいし、引掛部材31のように取付部材21の幅方向における一端側のみに設けてもよい。また、引掛部材については、本実施形態のように、引掛部と操作部とが一体に形成されていてもよいし、別体であってもよい。
さらに、機能部品(プルスイッチ26)については必ずしも必要でなく、機能部品を持たない照明器具であってもよい。また、本実施形態では、段付きねじ235により引掛部材30,32,33を取付部材21に取り付けたが、引掛部材を取付部材に取り付けることができ、且つ取付部材に対して前後方向に移動可能な状態で引掛部材を保持できるようになっていればよい。したがって、例えばハトメなどによって引掛部材を取付部材に取り付けてもよい。
以上説明したように、本実施形態の光源ユニット2は、取付部材21と、LEDモジュール22(光源部)と、カバー23(第1カバー体23A及び第2カバー体29)と、取付機構(引掛金具214及び引掛ばね)と、引掛部302(第2引掛部)と、操作部303とを備える。取付部材21は、長尺且つ板状に形成される。LEDモジュール22は、取付部材21の下面(一面)側に配置される。カバー23は、少なくとも一部が透光性を有する材料で箱形に形成され、且つLEDモジュール22を覆うように取付部材21に取り付けられる。前記取付機構は、長尺状に形成された器具本体1に取り付けるために用いられる。引掛部302は、器具本体1に設けられた引掛板13(第1引掛部)に引っ掛けられる第1位置と、引掛板13から外れる第2位置との間で移動する。操作部303は、引掛部302を第1位置又は第2位置へ移動させる際に操作される。そして、器具本体1に取り付けられた状態では、引掛部302が引掛板13に引っ掛けられる。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、器具本体1に取り付けられた状態において器具本体1の外部から操作可能な位置に操作部303が設けられているのが好ましい。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、引掛部材32を備えているのが好ましい。この引掛部材32は、引掛部322の移動方向に長い板状に形成された主部321を有し、引掛部322及び操作部323が主部321と一体に設けられており、段付きねじ235により取付部材21に取付けられる。主部321は、引掛部322の移動方向に沿って開口し且つ引掛部322の移動に伴って段付きねじ235が移動する溝部3211を有しており、引掛部322の移動方向における一端側が溝部3211により二股に分かれている。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、溝部3211は、引掛部322の移動方向における一部がクランク形状になっているのが好ましい。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、溝部3211は、溝部3211の開口端縁から溝部3211内に突出し、溝部3211内を移動する際に段付きねじ235が接触する突起部3213を有しているのが好ましい。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、引掛部302と操作部303とが一体に形成された引掛部材30を備えているのが好ましい。取付部材21は、長尺且つ矩形板状に形成された底壁部211と、底壁部211の幅方向における両端から底壁部211と交差する方向で且つLEDモジュール22と反対側に突出する一対の側壁部212とで形成される。取付部材21の側壁部212は、取付部材21の長手方向に沿って引掛部材30が移動する際のガイドとして機能する。
また、本実施形態の光源ユニット2のように、引掛部310は、操作部311の回転動作に伴って第1位置又は第2位置へ移動するのが好ましい。
本実施形態の照明器具10は、光源ユニット2と、器具本体1とを備えている。
2 光源ユニット
13 引掛板(第1引掛部)
21 取付部材
22 LEDモジュール(光源部)
23 カバー
214 引掛金具(取付機構)
302 引掛部(第2引掛部)
303 操作部

Claims (8)

  1. 長尺且つ板状に形成された取付部材と、
    前記取付部材の一面側に配置される光源部と、
    少なくとも一部が透光性を有する材料で箱形に形成され、前記光源部を覆うように前記取付部材に取り付けられるカバーと、
    長尺状に形成された器具本体に取り付けるための取付機構と、
    前記器具本体に設けられた第1引掛部に引っ掛けられる第1位置と前記第1引掛部から外れる第2位置との間で移動する第2引掛部と、
    前記第2引掛部を前記第1位置又は前記第2位置へ移動させる際に操作される操作部と、を備え、
    前記器具本体に取り付けられた状態では、前記第2引掛部が前記第1引掛部に引っ掛けられていることを特徴とする光源ユニット。
  2. 前記器具本体に取り付けられた状態において前記器具本体の外部から操作可能な位置に前記操作部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の光源ユニット。
  3. 前記第2引掛部の移動方向に長い板状に形成された主部を有し、前記第2引掛部及び前記操作部が前記主部と一体に設けられており、段付きねじにより前記取付部材に取り付けられる引掛部材を備え、
    前記主部は、前記第2引掛部の移動方向に沿って開口し且つ前記第2引掛部の移動に伴って前記段付きねじが移動する溝部を有しており、前記第2引掛部の移動方向における一端側が前記溝部により二股に分かれていることを特徴とする請求項1又は2記載の光源ユニット。
  4. 前記溝部は、前記第2引掛部の移動方向における一部がクランク形状になっていることを特徴とする請求項3記載の光源ユニット。
  5. 前記溝部は、前記溝部の開口端縁から前記溝部内に突出し、前記溝部内を移動する際に前記段付きねじが接触する突起部を有していることを特徴とする請求項3又は4記載の光源ユニット。
  6. 前記第2引掛部と前記操作部とが一体に形成された引掛部材を備え、
    前記取付部材は、長尺且つ矩形板状に形成された底壁部と、前記底壁部の幅方向における両端から前記底壁部と交差する方向で且つ前記光源部と反対側に突出する一対の側壁部とで形成されており、
    前記取付部材の前記側壁部は、前記取付部材の長手方向に沿って前記引掛部材が移動する際のガイドとして機能することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の光源ユニット。
  7. 前記第2引掛部は、前記操作部の回転動作に伴って前記第1位置又は前記第2位置へ移動することを特徴とする請求項1又は2記載の光源ユニット。
  8. 請求項1〜7の何れか1項に記載の光源ユニットと、前記器具本体とを備えていることを特徴とする照明器具。
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