JPH0230847Y2 - - Google Patents

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JPH0230847Y2
JPH0230847Y2 JP1984195171U JP19517184U JPH0230847Y2 JP H0230847 Y2 JPH0230847 Y2 JP H0230847Y2 JP 1984195171 U JP1984195171 U JP 1984195171U JP 19517184 U JP19517184 U JP 19517184U JP H0230847 Y2 JPH0230847 Y2 JP H0230847Y2
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JP
Japan
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circuit board
stem
case
recess
width
Prior art date
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JP1984195171U
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JPS61109172U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、無線装置に用いるモジユール構造に
係り、特に金属ステムに回路基板を実装し、回路
基板を覆つて保護するケースの着脱を可能にした
モジユール構造に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のモジユール構造を第2図により詳細に説
明する。
第2図aは回路基板の短手方向の断面を示す
図、第2図bはaの断面と直交する断面を示す図
である。
従来のモジユール構造は、容易に半田付けする
ことが可能な金属、例えば無酸素銅からなるステ
ム11に、ステム11と接着する下面をメタライ
ズ加工したセラミツクからなる回路基板12を搭
載して半田付けにより固定し、第2図bに示すよ
うにこの回路基板12を覆つて保護するケース1
3の両方の側板を回路基板12上に載せ、第2図
aに示すようにこの側板と直交する両側板の下端
に設けた鉤形の係合片13aを回路基板12の下
側に係合させる構造を有している。
しかしながら、第2図aに示すように回路基板
12の幅Dとステム11の幅dの寸法が異なつて
おりD>dの関係にある場合には、回路基板12
をステム11に搭載して半田付けにより固定する
際に、回路基板12の中心とステム11の中心と
を正確に一致させて固定することが必要である
が、回路基板12をステム11の側面に均等にな
るよう位置決めして突出させることが困難であつ
た。
特にDとdの差が少ない場合にはずれによつて
図示のように一方の突出部の寸法が微小になるか
ら、ケース13の係合片13aと回路基板12と
の引つ懸かりが不確実になるので、ケース13の
脱落を防止するようにケース13の係合片13a
を回路基板12に接着して固定している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上説明した従来のモジユール構造において
は、寸法の異なる回路基板とステムとを半田付け
により固定する際に、各々の中心を一致させて固
定することが難しいためにケースの取り付けが不
確実になり、ケースを回路基板に接着しており、
このために後日ケースを取り外す必要が生じた場
合に困難であるという問題点があつた。
本考案は以上のような状況から、回路基板とス
テムとを固定し、ケースを回路基板に確実に引つ
懸けて取り付けることが可能となるモジユール構
造の提供を目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のモジユール構造は、回路基板をステム
に搭載し、この回路基板にケースを付設するモジ
ユール構造であつて、このステムの一側面に幅方
向の凹部を設け、この回路基板の幅はこのステム
の幅よりも凹部の深さに相当する寸法だけ大きな
幅を有してなり、かつこの回路基板はその一側面
をこのステムの凹部を形成した側面に一致させる
状態でこのステム上に固定してあり、このケース
が、このステムの一側面の凹部に対応した回路基
板の突出部とこのステムの他の側面からの回路基
板の突出部のそれぞれに係合する係合片を持つて
取り付けられてなる構造を有するよう構成する。
〔作用〕
本考案においては、ステムの長手方向の一側面
に凹部を設け、回路基板の一側面とこのステムの
凹部を形成した側面とを一致せしめてこの回路基
板をステムに固定するので、この凹部の寸法を回
路基板とステムの幅の差に形成しておけば、この
凹部内への回路基板の突出部と、このステムの他
の側面からの回路基板の突出部の各突出寸法が等
しくなり、ケースの係合片をそれぞれの突出部に
係合させ、ケースを安定した状態で回路基板に確
実に引つ懸けて取り付けることが可能となる。
〔実施例〕
以下第1図により本考案による一実施例を詳細
に説明する。
第1図aは本実施例の回路基板2とステム1の
斜視図、第1図bはステム1と回路基板2の幅の
相関寸法図、第1図cはケース3を取り付けた断
面図である。
本実施例のモジユール構造は、容易に半田付け
することが可能な金属、例えば無酸素銅からなる
ステム1に、ステム1と接着する下面をメタライ
ズ加工したセラミツクからなる回路基板2を搭載
して半田付けにより固定し、第1図cに示すよう
にこの回路基板2を覆つて保護するケース3の両
側板の下端に設けた鉤形の係合片3aを回路基板
2の下側に係合させる構造を有している。
第1図a及び第1図bに示すように、回路基板
2の幅はD、長さはLであり、ステム1の幅は
D′、回路基板2の取り付け面の長さはL′であり、
ステム1の一側面の中央部には寸法がD″(=D−
D′に等しい)深さの凹部1aを設けている。
ステム1の回路基板2の取り付け面は平面度確
保のため、図に示すように回路基板2の位置決め
が可能なようにL′はLより少し大きく加工して段
差が形成されている。(従来と同様である。) このような回路基板2を図示の矢印の方向に移
動してステム1の取り付け面に搭載し、その一側
面をステム1の凹部1aを形成した側面と一致さ
せて半田付けにより固定する。
このようにして回路基板2をステム1に固定す
ると、第1図bに示すように回路基板2のステム
1の凹部1aに対応する突出部2aと反対側の側
面からの突出部2bの寸法を等しくすることが可
能となり、第1図cに示すようにケース3の側板
の下端の鉤形の係合片3aを回路基板2に安定し
た状態で引つ懸けることができるモジユール構造
とすることが可能となる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように本考案によれ
ば、ステムの一側面に回路基板とステムの幅から
算出される凹部を形成したステムに回路基板の一
側面を一致させるのみで固定するので、ケースを
着脱可能に設けることができるモジユール構造と
することが可能となる利点があり、著しい経済的
な効果が期待できるモジユール構造の提供が可能
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による一実施例のモジユール構
造を示す図、第2図は従来のモジユール構造を示
す図、である。 図において、1はステム、1aは凹部、2は回
路基板、2a,2bは突出部、3はケース、3a
は係合片、を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回路基板2をステム1に搭載し、前記回路基板
    2にケース3を付設するモジユール構造であつ
    て、 前記ステム1の一側面に幅方向の凹部1aを設
    け、前記回路基板2の幅は前記ステム1の幅より
    も凹部1aの深さに相当する寸法だけ大きな幅を
    有してなり、かつ該回路基板2はその一側面を前
    記ステム1の前記凹部1aを形成した側面に一致
    させる状態で前記ステム1上に固定してあり、前
    記ケース3が、前記ステム1の一側面の凹部1a
    に対応した前記回路基板2の突出部2aと前記ス
    テム1の他の側面からの前記回路基板2の突出部
    2bのそれぞれに係合する係合片3aを持つて取
    り付けられてなることを特徴とするモジユール構
    造。
JP1984195171U 1984-12-21 1984-12-21 Expired JPH0230847Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984195171U JPH0230847Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984195171U JPH0230847Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61109172U JPS61109172U (ja) 1986-07-10
JPH0230847Y2 true JPH0230847Y2 (ja) 1990-08-20

Family

ID=30752676

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984195171U Expired JPH0230847Y2 (ja) 1984-12-21 1984-12-21

Country Status (1)

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JP (1) JPH0230847Y2 (ja)

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
IBM TECHNICAL DISCLOSURE BULLETIN=1981 *

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61109172U (ja) 1986-07-10

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