JPH02308127A - 液晶セルの位置決め機構および液晶セルの偏光板自動貼着装置 - Google Patents

液晶セルの位置決め機構および液晶セルの偏光板自動貼着装置

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JPH02308127A
JPH02308127A JP1129474A JP12947489A JPH02308127A JP H02308127 A JPH02308127 A JP H02308127A JP 1129474 A JP1129474 A JP 1129474A JP 12947489 A JP12947489 A JP 12947489A JP H02308127 A JPH02308127 A JP H02308127A
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JP
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liquid crystal
crystal cell
positioning
cell
support surface
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JP1129474A
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Toru Maruyama
徹 丸山
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、可撓性、平板状の液晶セルをテーブル上に位
置決め、固定する液晶セルの位置決め機構および該機構
を利用した液晶セルの偏光板自動貼着装置に関する。
(従来の技術) 一般に、情報伝達機器のディスプレイ、特にパーソナル
機器のディスプレイとしては、軽量、小型あるいは低消
費電力等の特色を有する液晶表示装置が広く使用されて
おり、該装置の主要構成要素をなす液晶表示素子は、2
枚の基板の間に液晶が注入、封止された液晶セルの両面
に偏光板を張合わせて製造されている。そして、このよ
うな偏光板の張合わせ工程においては、偏光板に対して
液晶セルを正しく一位置決めする必要があり、このため
各種の液晶セルの位置決め機構が開発されており、また
液晶セルの位置決めを含めて自動的に偏光板を液晶セル
に貼着する液晶セルの偏光板自動貼着装置が提案され、
実用に供されている。
従来のこの種の液晶セルの位置決め機構および液晶セル
の偏光板自動貼着装置のうち前者の位置決め機構として
は、大別して機械的手法を用いるものあるいは光学的手
法を用いるものがあり、機械的手法を用いるものとして
は、例えば第10図および第11図に示すものが一般的
である。第10図および第11図において、符号lは上
述の位置決め機構2のテーブルであり、テーブル1の上
面には平滑な支持面3が形成され、支持面3には図示し
ない搬送装置に移送されて長方形、平板状の液晶セル4
が載置される。また、符号5.6.7はそれぞれテーブ
ル1の支持面3側に植設されたピン状の位置決め部材で
あり、同様に符号8.9、lOはそれぞれ液晶セル4を
位置決め部材5.6.7に押付けて位置決めする押付は
部材である。押付は部材8.9、lOはテーブルlに穿
設された長方形の凹部1a、lb、lcに収納され、第
11図に示すように、下端が回動自在にテーブルlに軸
着され、回動して上端が仮想線で示すように、液晶セル
4の端面に当接する。そして、押付は部材8.9.10
は上述のように液晶セル4を支持面3上に摺動させなが
ら位置決め部材5.6.7に押付けて液晶セル4を第1
O図中仮想線で示すように位置決めするように構成され
ている。なお、3本の位置決め部材5.6.7のうち位
置決め部材5.6は液晶セル4の長辺4aに当接するよ
うに配設され、また位置決め部材7は長辺4aに直交す
る短辺4bに当接するように設けられており、同様に3
組の押付は部材8.9、lOのうち押付は部材8.9は
長辺4aに対向する液晶セル4の長辺4Cを押圧し、ま
た押付は部材10は短辺4bに対向する短辺4dを押圧
し、これらの作用によって液晶セル4をテーブル1上に
確実に位置決めすることが可能である。
一方、液晶セルの位置決め機構のうち光学的手法を用い
るものとしては、例えばX−Y−〇ステージによりステ
ージそのものが移動して液晶セルを位置決めし、さらに
液晶セルの位置決めパターンをテレビカメラ等で認識し
てデータ処理コンピュータによる解析の結果に基づき上
記ステージの移動をフィードバックコントロールするも
のが知られており、位置決め精度の向上を目的として開
発されたものである。さらに、前述のように純機械的手
法を用いる位置決め機構の他に、空気力を利用したもの
があり、例えば特開昭60−257148号公報に記載
のものがこれに該当する。この位置決め機構は、複数の
半導体素子が格子状に組込まれて形成されたウェーハの
分割時に、ウェーハを回転させてオリエンテーションフ
ラット方向に位置決めするものであり、ウェーハを支持
する支持台を傾斜させると同時に、ウェーハの下方から
エアブロ−してエアスライドを形成し、ウェーハを回転
させる駆動ローラに押付けてウェーハと駆動ローラの摩
擦抵抗の増大を計るものである。
さらに、従来の液晶セルの位置決め機構および液晶セル
の偏光板自動貼着装置のうち後者の貼着装置としては、
例えば特開昭59−204805号公報に記載されたも
の、あるいはベルトコンベアによって液晶セルを移送し
ながら連続的に偏光板を貼着するタイプのものがある。
上記の従来例のうち前者のものは、偏光板を円形ドラム
の外周に供給し、吸着させ、ドラムの回転に伴って連続
的に偏光板のセパレータを剥離し、位置決め後液晶セル
への貼着を行うものである。一方、後者のものは、ベル
トコンベアに液晶セルを人手によって供給し、搬送とと
もにブツシャによりストッパーに押付けられて液晶セル
のX、Y方向の位置決めが行われ、次いで液晶セルに供
給されて、重ね合わされた偏光板を貼付はローラにより
押圧して偏光板の貼着が行われ、再び人手によって偏光
板が貼着された液晶セルを回収するようになっている。
なお、上述の各従来例において取り扱われる液晶セルの
基板は、強度面あるいは加工面から見て難色のあるガラ
ス素材に代えて可撓性を有するポリマーフィルム素材か
ら構成されたものが一般的である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来の液晶セルの位置決め機
構にあっては、機械的に液晶セルを位置決めする場合、
液晶セルの物性、形状に大きく左右されて正確な位置決
めが困難であり、また、液晶セルそのものが破傷して欠
陥を生じ易いという不具合があった。さらに、これらの
不具合を解消するために、光学的手法を用いたり、テー
ブルを傾斜させるエアスライド方式を用いたりする場合
には、設備が複雑、大型化して装置コストが大幅に高く
なるという不具合があった。
すなわち、第1O図および第11図において、液晶セル
4が押付は部材8.9、lOに押圧されてテーブル1の
支持面3上をスムーズに移動するためには、液晶セル4
の剛性が液晶セル4と支持面3の間に作用する摩擦力に
充分対抗できるものである必要がある。この場合、液晶
セル4の形状あるいは物性によっては液晶セル4の剛性
が小さく、液晶セル4が変形するのみで移動しないとい
うことも考えられるが、実際には液晶セル4の移動がビ
ビリを伴ったものとなり、スムーズで正確な液晶セル4
の位置決めが困難となる。そして、前述のように、液晶
セル4の基板が可撓性、すなわち剛性の小さいポリマー
フィルム素材からなることが多いため、この傾向が特に
著しく、さらに液晶セル4の位置決めの液晶セル4と支
持面3の摺動あるいは液晶セル4の不規則な移動のため
に、液晶セル4の基板には傷等の欠陥が生じ易い。これ
らの不具合を解消するため前述の光学的手法を用いると
、X−Y−θステージ、テレビカメラあるいはコンピュ
ータを含む大掛かりな制御設備が必要となって装置コス
トが大幅に上昇し、また比較的簡単なエアスライドタイ
プのものを用いた場合でも、支持台そのものを傾斜させ
る複雑な機構が必要となって装置コストの上昇は避けら
れなかった。
一方、従来の液晶セルの偏光板自動貼着装置にあっては
、貼着時に液晶セルと偏光板の間に気泡が発生し、また
液晶セルのエツジ部が破損したり、基板表面に傷が生じ
たりしていずれも製品品質を低下させるという不具合が
あった。さらに、前述のベルトコンベアタイプのもので
は、液晶セルの供給および回収、すなわちローディング
およびアンローディングが手作業によって行われる構成
であったため、貼着作業の工数が増大して製品コストが
高くなるという不具合があった。
すなわち、従来例として示した特開昭59−20480
5号公報に記載のものにおいては、偏光板を円形ドラム
の外周に吸着させた状態で平面状の液晶セルに貼着する
ようになっていたため、吸着時に偏光板の貼着側の曲率
半径が大きくなり、一旦引き伸ばされて接触面積が大き
くなった状態で液晶セルに貼着され、さらに貼着後再び
原型に復帰するので液晶セルと偏光板の間に気泡が生じ
易い。一方、ベルトコンベアタイプの貼着装置において
は、ベルト上の液晶セルに偏光板が貼付けローラに押圧
されて貼着されるようになっており、したがって、貼着
時のベルトコンベアによる液晶セルの移動速度、すなわ
ち貼着速度は偏光板を介して作用する貼付はローラの押
圧力に基づく液晶セル下面とベルト表面の間の摩擦力に
よって一義的に決定する。このため、貼付はローラの押
圧力の変化に伴って液晶セルの貼着速度が変化し、液晶
セルと偏光板の間に生じるずれによって液晶セルと偏光
板の間に気泡が発生する。さらに、ベルトコンベア上に
おける液晶セルの位置決めがブツシャのストッパーへの
押付けによって行われていたため、第10図および第1
1図に示した機械的手法を用いる位置決め機構と同様に
、液晶セルがポリマーフィルム基板の場合には、液晶セ
ルの変形とともに液晶セルのベルトに接触する下面に傷
を生じる。また、液晶セルがガラス製基板の場合には、
位置決め時の衝撃によってエツジ部が破損して気泡の発
生とともに製品品質の低下を招いていた。
(発明の目的) 本発明のうち請求項第1の発明は、上述のような従来技
術の課題を背景としてなされたものであり、テーブルに
傾斜して穿設された複数の通気孔に圧力気体を供給して
液晶セルを浮上させ、さらに通気孔を通して真空吸引し
て液晶セルをテーブルに位置決め、固定することにより
、機構を簡略化し、液晶セルの位置決めを容易化すると
ともに液晶セルの損傷を解消して、製品品質の向上およ
び装置コストの低減を計ることのできる液晶セルの位置
決め機構を提供することを目的としている。
また、請求項第2の発明は、同様に上述のような従来技
術の課題を背景としてなされたものであり、ローダおよ
びアンローダを用いて液晶セルの供給、回収を自動化し
、さらに請求項第1の発明による位置決め機構を貼着ス
テージおよびアンローダに適用することにより、液晶セ
ルと偏光板の間の気泡の発生および液晶セルの損傷を解
消するとともに貼着作業の工数を減少して、製品品質の
向上、同時に製品コストの低減を計ることのできる液晶
セルの偏光板自動貼着装置を提供することを目的として
いる。
(発明の構成) 本発明のうち請求項第1の発明は、上記目的達成のため
、可撓性、平板状の液晶セルを載置する支持面を有する
テーブルと、テーブルの支持面側に設けられ、液晶セル
に当接して位置決めする位置決め部材と、テーブルの支
持面に開口し、該支持面に傾斜してテーブルに穿設され
た複数の通気孔と、を備え、前記テーブルの通気孔に圧
力気体を供給して液晶セルをテーブルの支持面から浮上
させ、位置決め部材に当接させて位置決めした後に、通
気孔を通して液晶セルを真空吸引し、支持面に固定する
ようにしたことを特徴とするものである。
また、請求項第2の発明は、同様に上記目的達成のため
、セルカセットに収納された複数の第1液晶セルを順次
に吸着し、1枚ずつ取出して移送するローダと、ローダ
により移送された第1液晶セルを載置する第1支持面を
有するとともに第1支持面に開口し、該支持面に傾斜し
て複数の第1通気孔が穿設され、載置された第1液晶セ
ルの表面に偏光板が貼着されてなる第2液晶セルを移送
する第1貼着ステージと、第1貼着ステージにより移送
された第2液晶セルを載置する第2支持面を有するとと
もに第2支持面に開口し、該支持面に傾斜して複数の第
2通気孔が穿設され、載置された第2液晶セルの裏面に
偏光板が貼着されてなる第3液晶セルを移送する第2貼
着ステージと、第2貼着ステージにより移送された第3
液晶セルを載置する第3支持面を有するとともに第3支
持面に開口し、該支持面に傾斜して複数の第3通気孔が
穿設され、載置された第3液晶セルを移送してパネルカ
セットに順次に1枚ずつ収納するアンローダと、第1、
第2貼着ステージおよびアンローダにそれぞれ載置され
た第1、第2および第3液晶セルに当接して位置決めす
る第1、第2および第3位置決め部材と、を備え、前記
第1、第2および第3通気孔に圧力気体を供給して第1
、第2および第3液晶セルをそれぞれ第1、第2および
第3支持面から浮上させ、第1、第2および第3位置決
め部材に当接させて位置決めした後に、第1、第2およ
び第3通気孔を通して第1、第2および第3液晶セルを
それぞれ真空吸引し、第1、第2および第3支持面に固
定するようにしたことを特徴とするものである。
以下、本発明を図面に基づいて説明する。
第1図から第5図までは本発明のうち請求項第1の発明
に係る液晶セルの位置決め機構の一実施例を示す図であ
る。まず、その構成を説明する。
第1図および第2図において、符号21は、本実施例に
おける位置決め機構22のテーブルであり、テーブル2
1は平板状、長方形の液晶セル23が載置される水平な
支持面24を有している。また、符号25.26.27
はそれぞれテーブル21の支持面24側に突出して設け
られた位置決めピンであり、位置決めビン25.26.
27のうち位置決めピン25.26は液晶セル23の長
辺23aに対向して配設され、また、位置決めピン27
は長辺23aに直交する短辺23bに対向して設けられ
ている。そして、液晶セル23が第1図中右側斜上方向
に移動すると仮想線で示すように、上方に位置する位置
決めピン25.26および右方に位置する位置決めビン
27がそれぞれ液晶セル23の長辺23aおよび短辺2
3bに当接して液晶セル23がテーブル21の支持面2
4上で位置決めされる。すなわち、位置決めビン25.
26および27はそれぞれ液晶セル23に当接して位置
決めする位置決め部材としての機能を有する。なお、液
晶セル23は、例えばポリマーフィルム素材からなる基
板を備え、可撓性を有するものである。
一方、テーブル21の内部には給気チャンバー28が形
成され、給気チャンバー28は電磁弁29を介してコン
プレッサ等からなる圧空源30および真空ポンプ等から
なる真空源31に連結されている。また、符号32は第
2図に示すように、図中上端がそれぞれテーブル21の
支持面24に開口し、下端が給気チャンバー28に連通
し、さらに支持面24に傾斜してテーブル21に穿設さ
れた複数の通気孔である。第3図は第1図のm−m矢視
断面拡大図であり、第3図に示すように、通気孔32の
中心軸X−Xの支持面24に対する傾斜角度はそれぞれ
θ1であり、また、第1図に示すように、通気孔32の
中心軸X−Xと位置決めビン25および26の共通の接
線C−C1すなわち液晶セル23の長辺23aの位置決
め線に対する傾斜角度はそれぞれθ2である。なお、第
1図において、通気孔32の支持面24への開口端は位
置決めビン25.26の接線C−Cに平行で等間隔に、
また接線C−Cの直角方向に等間隔て給気チャンバー2
8全域に亘り格子状に配設されている。
第2図において、電磁弁29がポジションAに切り換え
られて給気チャンバー28が圧空源30に連結されると
、圧空源30の圧縮空気、すなわち本発明における圧力
気体が電磁弁29および給気チャンバー28を通して通
気孔32に供給され、さらに通気孔32から支持面24
の位置決めピン25.26.27近傍に載置された液晶
セル23に向って噴出し、噴流を形成する。このとき、
第4図に示すように、液晶セル23は通気孔32の中心
軸X−,Xに沿った圧縮空気の噴流の作用力fを受け、
作用力fの垂直方向の分力fvの合力によって支持面2
4から浮上し、さらに水平方向の分力fHの合力によっ
て支持面24に平行に移動する。なお、支持面24は水
平に設けられているため、分力fvはそれぞれ支持面2
4に垂直であり、また分力fHはそれぞれ支持面24に
平行である。そして、水平方向の分力f、は第1図に示
すように、位置決めビン25.26の接線C−Cに対し
てθ2だけ傾斜しているため、液晶セル23は図中右側
斜上方向の分力r。の合力を受けて前述のように、長辺
23aが位置決めピン25.26に当接し、また、短辺
23bが位置決めピン27に当接して停止し、テーブル
21上に位置決めされる。すなわち、位置決め機構22
は、テーブル21の通気孔32に圧力気体としての圧縮
空気を供給して液晶セル23をテーブル21の支持面2
4から浮上させ、さらに位置決めビン25.26および
27、すなわち位置決め部材に液晶セル23を当接させ
て位置決めするように構成されている。そして、液晶セ
ル23の位置決め後に、第2図中電磁弁29がポジショ
ンBに切り換えられて給気チャンバー28が真空源31
に連結されると、給気チャンバー28内が排気されて真
空状態となる。これに伴って、支持面24上に接地した
液晶セル23が通気孔32を通して真空吸引され、液晶
セル23が支持面24の位置決め位置に固定される。す
なわち、位置決め機構22は通気孔32を通じて液晶セ
ル23を真空吸引し、支持面24に固定するように構成
されている。
なお、図示は省略しであるが、テーブル21の支持面2
4に対向して、例えば光フアイバーセンサ等の位置検出
センサが設けられており、該センサによりテーブル21
上に位置決めされた液晶セル23が検出され、これに基
づいて電磁弁29がポジションAからポジションBに切
り換えられるようになっている。また、第3図に示す通
気孔32の中心軸X−Xの傾斜角度θ1を変えることに
よって、第4図に示す垂直方向の分力fvおよび水平方
向の分力f、の比を変えることが可能であり、圧空源3
0が通気孔32に供給する圧縮空気の圧力の設定と相ま
って液晶セル23の形状、重量あるいは材質に適合した
液晶セル23を支持面24を浮上させる浮上刃および液
晶セル23を位置決めピン25.26.27に押付ける
押付力を容易に設定することができる。さらに、第1図
に示す通気孔32の中心軸X−xの傾斜角度θ2は位置
決めピン25.26および27の配置によって一義的に
決定される。またさらに、第5図(a)〜(d)は各種
形状の液晶セル23に対応した位置決めピン25.26
および27の配置を示すものであり、第5図(a)は液
晶セル23の形状が円形の場合、第5図(b)は本実施
例において示したように長方形である場合、第5図(C
)は三角形である場合、第5図(d)は直角な2方向の
直線および酋線によって構成された場合を示す。そして
、第5図(a)に示すように、円形の液晶セル23にお
いては、一対の位置決めピン25および26に図中矢印
で示すように上方向に押付けることにより位置決めが可
能であり、第5図(b)〜(d)に示すように、それぞ
れ直線で囲まれた形状の液晶セル23においては、3組
の位置決めピン25.26および27にそれぞれ図中矢
印で示すように斜上方向に押付けることにより位置決め
が可能である。
次に、作用を説明する。
第1図および第2図において、テーブル21の支持面2
4の位置決めピン25.26.27近傍に液晶セル23
が載置され、同時に電磁弁29がポジションAに切り換
えられて圧空源30の圧縮空気が電磁弁29および給気
チャンバー28を通して複数の通気孔32に供給される
。これに伴って、通気孔32の支持面24の開口から液
晶セル23に向って圧縮空気が噴出して噴流が形成され
、第4図に示すように、液晶セル23は圧縮空気の噴流
の作用力fを受ける。そして、作用力fの垂直方向の分
力fvの合力によって液晶セル23が支持面24から浮
上し、さらに水平方向の分力f、の合力によって液晶セ
ル23が第1図中右側斜上方向に移動する。次いで、液
晶セル23の長辺23aが位置決めピン25.26に当
接し、また、短辺23bが位置決めピン27に当接して
液晶セル23は停止し、テーブル21上に位置決めされ
る。
同時に、図示しない位置決めセンサによって液晶セル2
3の位置決めが確認され、これに基づき電磁弁29がポ
ジションBに切り換えられて給気チャンバー28が真空
源31に連結され、給気チャンバー28内が排気され、
液晶セル23が重力によって支持面24に接地し、さら
に通気孔32を通して液晶セル23が真空吸引されて支
持面24の位置決め位置、すなわち長辺23aが位置決
めピン25.26に、短辺23bが位置決めピン27に
当接した状態で支持面24に固定される。そして、本実
施例においては、下記表に示すような諸元の位置決め機
構22、液晶セル23によって液晶セル23が支持面2
4からlIImの高さに浮上し、さらに液晶セル23の
位置決め時間、すなわち液晶セル23を、テーブル21
の支持面24上に載置してから吸着固定するまでの所要
時間が0.5秒という極めて良好な結果が得られている
(本頁、以下余白) また、位置決め機構22による液晶セル23の位置決め
は、電磁弁29の切換操作に基づく同一流路による圧縮
空気の噴出および真空吸引のみで可能で、あるため、位
置決め機構22の構造および作動は極めて簡略化される
。また、上表に示す位置決め機構22の諸元に限らず、
セル23の形状、材質、重量に対応して通気孔32の傾
斜角度θ1、θ2および供給する圧縮空気の圧力を適宜
設定し、最適な液晶セル23の浮上刃、位置決めビン2
5.26.27への押付は力を得ることは極めて容易で
ある。さらに、液晶セル23が支持面24から浮上した
状態で移動し、位置決めされるため、従来例において示
したように、液晶セル23の下面が支持面24に摺動し
て液晶セル23の移動が不規則になり、位置決めが困難
であったり、また液晶セル23の下方の基板に傷等の欠
陥を生じたりすることがなく、製品品質を向上すること
が可能である。またさらに、通気孔32から圧縮空気を
噴出させた状態で液晶セル23を前工程から移載すれば
、噴出空気が一種のクッションとして作用し、移載時の
液晶セル23の損傷が防止される。同時に、移載された
液晶セル23の面積の大半が通気孔32の開口位置にあ
れば自動的に液晶セル23が浮上して移送されるため、
移載時の液晶セル23の位置決め精度は極めてラフなも
ので差し支えなく、前工程からの液晶セル23の移載装
置の簡略化が併せて可能となり、前工程を含めた装置コ
ストの低減を計ることができる。さらにまた、液晶セル
23の位置決め後、電磁弁29の切換のみで液晶セル2
3が支持面24上に固定されるので、この際の固定時間
はほとんど瞬時と言って差し支えなく、前述のように位
置決め時間の短縮に大きく貢献している。
このように、本実施例においては、テーブル21に傾斜
して穿設された複数の通気孔32を給気チャンバー28
、電磁弁29を通して圧空源30に連結し、通気孔32
に圧縮空気を供給して液晶セル23を浮上、移動させて
位置決めビン25.26.27に当接し、位置決めが行
われる。さらに、電磁弁29の切換により通気孔32を
真空源31に連結して液晶セル23を通気孔32を通し
て真空吸引してテーブル21の支持面24に固定してい
る。このため、位置決め機構22の構造を簡素化すると
ともに、位置決め時に液晶セル23が支持面24を摺動
することがなく、安定した状態で容易に、かつ極めて短
時間で位置決めが可能であり、さらに液晶セルの損傷を
解消することができる。その結果、製品品質を向上し、
装置コストを低減することができる。
なお、本発明は、上述の実施例において示した可撓性、
平板状の液晶セルの位置決めのみに限らず、他の可撓性
平板部品、例えば紙片、プラスチックフィルム片、金属
薄片等の加工時の位置決めに適用可能であり、その適用
範囲は極めて広範囲である。
第6図から第9図までは本発明のうち請求項第2の発明
に係る液晶セルの偏光板自動貼着装置の一実施例を示す
図である。まず、その構成を説明する。
第6図において、符号41はセル昇降台42に載置され
るセルカセットであり、セルカセット41は長方形の複
数の第1液晶セル43を上下方向等間隔で水平に支持、
収納している。セルカセット41を載置するセル昇降台
42は、セルカセット41を支持し、ガイドボスト44
を介してフレーム45のベース部45aに昇降可能に支
持された本体46、本体46のブラケット46aに螺合
して上下両端がフレーム45に回転自在に支持された駆
動スクリュー47および一対の駆動プーリ48.49お
よび伝動ベルト50を介して駆動スクリュー47を回転
駆動する駆動モータ51からなる。一方、符号52はセ
ルカセット41に収納された第1液晶セル43を取出し
、移動するローダであり、ローダ52は、ピストンロフ
ト53aの両端がフレーム45に固定され、シリンダ部
53bが水平方向に移動可能な両ロンド型のエアシリン
ダ53、下端がエアシリンダ53に固着され、エアシリ
ンダ53から上方に突出して設けられたブラケット54
およびブラケット54の上端にピン55aを介して反転
可能に支持されたセル吸着ヘッド55により構成されて
いる。
そして、フレーム45の前面に配設された制御盤56に
設けられたスイッチ57のうち起動スイッチの閉により
セル昇降台42の駆動モータ51が起動すると、駆動モ
ータ51によって駆動スクリュー47が駆動プーリ48
.49および伝動ベルト50を介して回転駆動され、本
体46がセルカセット41とともにガイドポスト44に
沿って下降する。本体46に駆動されてセルカセット4
1に収納された最下段の第1液晶セル43aが所定の取
出し位置Hまで下降すると、フレーム45に設けられた
セル検出センサ58によって第1液晶セル43aが検出
され、セル検出センサ58の検出信号に基づいて制御盤
56が作動し、駆動モータ51が停止して第1液晶セル
43aが前述の取出し位置Hに位置決めされる0次いで
、制御盤56によりローダ52が駆動されてエアシリン
ダ53のシリンダ部53bがピストンロフト53aに沿
ってブラケット54とともに図中左方向に水平移動し、
セル吸着へラド55が吸着面55bを上向きとしてセル
力セツ)41の第1液晶セル43aの下方に挿入され、
さらにセル吸着ヘッド55の吸着面55bが第1液晶セ
ル43aの下面と重なり合った状態でシリンダ部53b
が停止する。この際、セル吸着ヘッド55はピン55a
を軸として先端が僅かに下方に傾斜した状態にあり、移
動時のセル吸着ヘッド55と第1液晶セル43aの接触
を避けて第1液晶セル43aが傷付けられないように配
慮されている。なお、図示は省略しであるが、セル吸着
ヘッド55は駆動装置に連結されてピン55aを軸に回
動し、吸着面55bを上向きとしたほぼ水平な位置から
、反転して吸着面55bを下向きとしたほぼ水平な位置
の間を往復動するようになっており、さらにその停止時
の傾斜角度を前述のように、′RX調整可能となってい
る。
また、同様に図示は省略しであるが、セル吸着ヘッド5
5には複数の吸着孔が形成されて上端がそれぞれ吸着面
55bに開口し、これら吸着孔の下端が真空源に連結さ
れている。そして、前述のようにセルカセット41の第
1液晶セル43aの下方に挿入されたセル吸着ヘッド5
5の吸着孔は真空源に連結され、同時にセル吸着ヘッド
55が上方に回動し、水平状態で吸着面55bが第1液
晶セル43aの下面に接触して第1液晶セル43がセル
吸着へラド55に吸引、固定される。セル吸着ヘッド5
5による第1液晶セル43の吸引、°固定は図示しない
真空スイッチにより検出され、同時に制御盤56を介し
て再びローダ52が駆動されてエアシリンダ53のシリ
ンダ部53bがピストンロフト53aに沿い図中右方向
に水平移動する。これに伴って、ローダ52はセルカセ
7)41の最下段に収納された第1液晶セル43aをセ
ル吸着へラド55に吸引、固定したままで移送し、セル
吸着ヘッド55を反転させて後述する第1貼着ステージ
61に第1液晶セル43aを移載した後、再びセル吸着
へラド55を反転させてセルカセット41側に移動する
。この間、セル昇降台42が駆動されて、セルカセット
41に収納された次段の第1液晶セル43bが取出し位
置Hに下降しており、再びローダ52による第1液晶セ
ル43bの吸引、固定、移送および移載が繰り返される
。すなわち、ローダ52はセルカセッ)41に収納され
た複数の第1液晶セル43に順次に吸着し、1枚ずつ取
出して移送する機能を有している。
第6図において、符号61は第1貼着ステージであり、
第1貼着ステージ61は、前述のようにローダ52によ
って移送された第1液晶セル43を載置する第1支持面
62を有するテーブル63、テーブル63の図中右端部
をピン64を介して回動自在に支持するホルダ65およ
び図示は省略しであるが、ホルダ65を固定して水平に
移動するローダ52のエアシリンダ53と同様な構成を
有するエアシリンダからなっている。さらに、テーブル
63は第7図および第8図に示すように、位置決めピン
25.26.27を除いて請求項第1の発明の一実施例
として説明した第1図および第2図のテーブル21と同
様な構成を有し、さらにテーブル63には、同様に請求
項第1の発明の一実施例として説明した第1図〜第3図
に示す通気孔32と同様な構成の複数の第1通気孔66
が穿設され、第1通気孔66は給気チャンバー28、電
磁弁29を介して真空源31および圧空源30に連結さ
れる。このため、第7図および第8図に位置決めピン2
5.26.27を除いて第1図および第2図と同一符号
を付して詳細な構成およびその機能の説明を省略する。
なお、第4図に示す圧縮空気の噴流の作用については全
く同様であり、またこの場合、第1支持面62は第1図
〜第4図に示す支持面24に相当する。
第6図において、符号67は、ローダ52が第1液晶セ
ル43を第1貼着ステージ61に移載する移載位置X、
に、フレーム45に図中右方が僅かに水平よりも下方に
傾斜した状態で固定された第1位置決め部材であり、第
1位置決め部材67は第7図および第8図に示すように
、額縁状に長方形の内縁67aが形成され、内縁67a
の直交する長辺67bおよび短辺67cには内方に突起
してそれぞれ長方形の突起部68.69および70が設
けられている。そして、これら突起部68.69.70
のうち長辺67bに設けられた突起部68.69の内方
端面ば長辺67bに平行であり、同様に短辺67cに設
けられた突起部70の内方端面は短辺67cに平行であ
る。一方、第6図において、前述のように、ローダ52
が第1液晶セル43をセル吸着ヘッド55に吸引、固定
したセル吸着ヘッド55を移動させて移載位置Xlに停
止し、さらにセル吸着ヘッド55を反転させて、第7図
および第8図に示すように第1液晶セル43が第1位置
決め部材67に対向し、内縁67aに取り囲まれた状態
になる。同時に、第6図において、第1貼着ステージ6
1のテーブル63が図示ないエアシリンダに駆動されて
移動し、仮想線で示すように、セル吸着ヘッド55に対
向した移載位置x1に停止する。
次いで、第8図に示すように、テーブル63は図示しな
い駆動装置に駆動されてピン64を軸に回動し、先端が
水平よりも僅かに上方に傾斜して第1支持面62が第1
位置決め部材67の下面に当接する。この際、第1通気
孔66が第1支持面62に開口する開口域は第1位置決
め部材67の内縁67a内に位置し、セル吸着へラド5
5に吸引、固定された第1液晶セル43に対向している
。そして、セル吸着ヘッド55の図示しない吸着孔と真
空源の連結が遮断され、第1液晶セル43がセル吸着へ
ラド55から解放されて落下すると、これに先立って電
磁弁29がポジションAに切り換えられて、圧空源30
の圧縮空気が電磁弁29および給気チャンバー28を通
して第1通気孔66に供給されており、以下請求項第1
の発明の一実施例に詳述したように、第7図中第1液晶
セル43が右側斜上方向に移動して第1液晶セル43の
長辺43cが第1位置決め部材67の突起部68.69
に当接し、また短辺43dが突起部70に当接して第1
液晶セル43が位置決めされる。さらに、第1液晶セル
43が位置決めされると、図示は省略しであるが、セル
位置検出センサが位置決めを検出して信号を出力し、該
信号に基づいて制御盤56が電磁弁29をポジションB
に切り換えて第1液晶セル43がテーブル63の第1支
持面62に固定されることは請求項第1の発明の一実施
例と同様である。なお、上述のように第1位置決め部材
67は第1貼着ステージ61に載置された第1液晶セル
43に当接して位置決めする機能を有している。
そして、第8図に示す真空スイッチ71が作動して第1
液晶セル43の真空吸引による固定が確認されると、第
6図において、テーブル63がピン64を軸に回動され
て水平位置に復帰し、さらに第1貼着ステージ61の図
示しないエアシリンダが駆動されてテーブル63は固定
された第1液晶セル43とともに図中右方向に水平に移
動し、実線で示す貼着位置X2で停止する。すなわち、
第1貼着ステージ61はローダ52により移送された第
1液晶セル43を載置する第1支持面62を有するとと
もに第1支持面62に開口し、第1支持面62に傾斜し
て複数の第1通気孔66が穿設されており、さらに第1
通気孔66に圧力気体である圧縮空気を供給して第1液
晶セル43を第1支持面62から浮上させ、第1位置決
め部材67に当接させて位置決めした後に、第1通気孔
66を通して第1液晶セル43を真空吸引し、第1支持
面62に固定するようになっている。なお、図示は省略
しであるが、前述のように、第1貼着ステージ61のテ
ーブル63はローダ52のセル吸着へラド55と同様に
、駆動装置に連結されてピン64を軸に回動し、第1支
持面62を上向きとしたほぼ水平な位置から、反転して
第1支持面62を下向きとしたほぼ水平な位置の間を往
復動するようになっており、さらにその停止時の傾斜角
度を微調整可能となっている。したがって、第1液晶セ
ル43を真空吸引、固定した後、テーブル63は水平位
置に復帰して第1位置決め部材67の下面から離隔し、
このため第1液晶セル43を傷付けることなしに第1位
置決め部材67から離脱することが可能である。
第6図において、符号72はホッパ73に重ね合わせて
収納された複数の偏光板74を第1液晶セル43に貼着
する第1貼着機構である。第1貼着機構72は貼着位置
X8に停止した第1貼着ステージ61の上方でフレーム
45に支持され、図中右方向に下り勾配で傾斜した吸着
面75aを下端に備え、第1貼着ステージ61に対向し
て設けられた貼着ヘッド75、貼着ヘッド75の上端に
連結され、貼着ヘッド75を上下方向に駆動する貼着ヘ
ッド用エアシリンダ76、貼着ヘッド75に隣接して設
けられた貼着ローラ77、ピストンロンドア8aの突出
端に貼着ローラ77を回転自在に支持し、貼着ローラ7
7を上下方向に駆動するとともに貼着ヘッド用エアシリ
ンダ76に駆動されて貼着ヘッド75と一体で上下する
貼着ローラ用エアシリンダ78からなっている。そして
、供給リール79および回収リール80の間を複数のロ
ーラ81に案内されて走行するキャリヤテープ82の粘
着力によりホッパ73に収納された偏光板74が1枚ず
つ取り出され、セパレータが剥離された状態で偏光板7
4が貼着へ7ド75の吸着面75aに真空吸着される。
さらに、貼着ヘッド75は貼着ヘッド用エアシリンダ7
6に駆動されて偏光板74とともに第6図中仮想線で示
すように、第1貼着ステージ61に向って下降し、第9
図(a)に示すように、偏光板74の傾斜端がテーブル
63に固定された第1液晶セル43の表面436に当接
する。同時に、貼着ローラ用エアシリンダ78に駆動さ
れて貼着ローラ77が下降し、偏光板74の傾斜端を上
方から第1液晶セル43の表面43eに押圧する。この
状態で第1貼着ステージ61の図示しないエアシリンダ
が駆動され、テーブル63が第1液晶セル43を固定し
たまま第6図中仮想線で示す移載値Wxsに向って水平
に移動し、このため第9図(b)(C)に示すように、
偏光板74は順次貼着ローラ77に押圧されて第1液晶
セル43の表面43eに貼着される。なお、前述のよう
に、゛偏光板74はホッパ73から取り出し後、既にセ
パレータが剥離されて粘着面が露出しており、このため
、テーブル63の移動と貼着ローラ77の押圧によって
容易に貼着が可能である。また、第6図中符号83は上
述の偏光板74のセパレータを剥離する剥離機構であり
、剥離機構83を含めてホッパ73、供給リール79、
回収リール80、ローラ81およびキャリヤテープ82
は第1偏光板供給ユニツト84を構成する。そして、第
1液晶セル43の表面43eには偏光板74が貼着され
て中間製品としての第2液晶セル85が構成され、第1
貼着ステージ61はテーブル63に第2液晶セル85を
固定し、水平な状態で第6図中仮想線に示す移載位置X
3に移動して停止し、さらにテーブル63をピン64を
軸として反転させ、後述する第2貼着ステージ91に移
載する。
すなわち、第1貼着ステージ61はテーブル63に載置
された第1液晶セル43の表面43eに偏光板74が貼
着されてなる第2液晶セル85を移送する機能を併せ有
している。
第6図において、符号91は前述の第2貼着ステージで
あり、符号92は移載位置X3に設けられた第2位置決
め部材であり、さらに符号93および94はそれぞれ第
2貼着機構および第2偏光板供給ユニツトである。これ
らのうち第2貼看ステージ91は、第1支持面62を第
2支持面95に、第1通気孔66を第2通気孔96に置
き換えてその他の構成および機能は前述の第1貼着ステ
ージ61と同様であり、第6図中その構成部材に同一符
号を付して詳細な説明を省略する。また、第2位置決め
部材92、第2貼着機構93および第2偏光板供給ユニ
ツト94は同様にそれぞれ第1位置決め部材67、第1
貼着機構72および第1偏光板供給ユニツト84とその
構成および機能が同一であり、したがって、第6図に同
一符号を付して詳細な説明を省略する。さらに、移載位
置X、における第2液晶セル85の第1貼着ステージ6
1から第2貼着ステージ91への移載操作は、第7図お
よび第8図において、セル吸着へラド55を第I貼着ス
テージ61のテーブル63に、第1液晶セル43を第2
液晶セル85に、第1位置決め部材67を第2位置決め
部材92に、また第1貼着ステージ61のテーブル63
を第2貼着ステージ91のテーブル63に置き換えるこ
とによって理解することができる。同様に、貼着位置X
4における貼着操作は、第9図(a)〜(C)において
第1液晶セル43を第2液晶セル85に、表面43eを
第1液晶セル43の裏面43fに置き換えることによっ
て理解可能である。そして、第6図中貼着位置x4にお
いて、第2貼着ステージ91のテーブル63に載置され
た第2液晶セル85の裏面、すなわち第1液晶セル43
の裏面43fに偏光板74が貼着されて最終製品として
の第3液晶セル97が構成され、第2貼着ステージ91
はテーブル63に第3液晶セル97を固定し、水平な状
態で第6図中仮想線で示す移載位置X、に移動して停止
し、さらにテーブル63をピン64を軸として反転させ
後述するアンローダ101に移載する。
したがって、第2貼着ステージ91は第1貼着ステージ
61と同様に、第1貼着ステージ61により移送された
第2液晶セル85を載置する第2支持面95を有すると
ともに第2支持面95に開口し、第2支持面95に傾斜
して複数の第2通気孔96が穿設され、さらに第2通気
孔96に圧力気体としての圧縮空気を供給して第2液晶
セル85を第2支持面95から浮上させ、第2位置決め
部材92に当接させて位置決めした後に、第2通気孔9
6を通して第2液晶セル85を真空吸引し、第2支持面
95に固定する機能を有する。また、第2貼着ステージ
91はテーブル63に載置された第2液晶セル85の第
1液晶セル43の裏面43fに偏光板74が貼着されて
なる第3液晶セル97を移送する機能を併せて有してい
る。さらに、第2位置決め部材92は第1位置決め部材
67と同様に、第2貼着ステージ91のテーブル63に
載置された第2液晶セル85に当接して位置決めする機
能を有する。
第6図において、符号101は第2液晶セル97をパネ
ルカセット102に収納する前述のアンローダであり、
また符号103は、仮想線で示すように第2貼着ステー
ジ91が第3液晶セル97をアンローダ101に移載す
る移載位置X、に設けられた第3位置決め部材である。
上述のアンローダ101はフレーム45の水平方向の中
心を通る垂直線、すなわち対称線Y−Yに関して対称に
ローダ52と同様に構成され、さらにアンローダ101
のセル吸着ヘッド55が、第7図および第8図において
、第1支持面62を第3支持面104に、第1通気孔6
6を第3通気孔105に置き換えた第1貼着ステージ6
1のテーブル63と同様な構成を有しており、このため
第6図中同一構成部材に同一符号を付して詳細な説、明
を省略する。また、第3位置決め部材103も第1位置
決め部材67とその構成および機能が同一であり、した
がって同様に詳細な説明を省略する。さらに、移載位置
X、における第3液晶セル97の第2貼着ステージ91
からアンローダ101への移載操作は、第7図および第
8図において、ローダ52のセル吸着へラド55を第2
貼着ステージ91のテーブル63に、第1液晶セル43
を第3液晶セル97に、第1貼着ステージ61のテーブ
ル63をアンローダ101のセル吸着ヘッド55に、ま
た第1位置決め部材67を第3位置決め部材103に置
き換えることによって理解することが可能である。
一方、第6図において、符号106はパネルカセット1
02が載置されるパネル昇降台であり、パネル昇降台1
06は対称線Y−Yに関して対称にセル昇降台42と同
様に構成されており、したがって同一部材に同一符号を
付して詳細な説明を省略する。
そして、移載位置X、において、第2貼着ステージ91
のテーブル63から移載された第3液晶セル97をアン
ローダ101はセル吸着ヘッド55に固定し、水平に移
動してパネルカセット102にセル吸着ヘッド55を第
3液晶セル97とともに挿入し、第3液晶セル97の真
空吸引を解除してパネルカセット102に載置、収納す
る。次いで、パネル昇降台106によってパネルカセッ
ト102が上昇し、ローダ52、第1貼着ステージ61
、第2貼着ステージ91を介して偏光板74が貼着され
、アンローダ101に移載される第3液晶セル97がア
ンローダ101により順次に1枚ずつパネルカセット1
02に収納される。
すなわち、アンローダ101は第2貼着ステージ91に
より移送された第3液晶セル97を載置する第3支持面
104を有するとともに第3支持面104に開口し、第
3支持面104に傾斜して複数の第3通気孔105が穿
設され、載置された第3液晶セル97を移送してパネル
カセット102に順次に1枚ずつ収納する機能を存し、
また第3位置決め部材103はアンローダ101に載置
された第3液晶セル97に当接して位置決めする機能を
有している。さらに、アンローダ101は第3通気孔1
95に圧力気体としての圧縮空気が供給されて第3液晶
セル97を第3支持面104から浮上させ、第3位置決
め部材103に当接させて位置決めした後に、第3通気
孔105を通して第3液晶セル97をそれぞれ真空吸引
し、第3支持面104に固定する機能を併せて有してい
る。
なお、上述のセル昇降台42、ローダ52、第1貼着ス
テージ61、第2貼着ステージ91.アンローダ101
およびパネル昇降台106のそれぞれの作動、第1貼着
機構72、第1偏光板供給ユニツト84、第2貼着機構
93および第2偏光板供給ユニツト94のそれぞれの作
動はともに起動後制御盤56に制御されて順次にタイミ
ングよく実行されるようになっていることは勿論である
。また、ローダ52、第1貼着ステージ61、第2貼着
ステージ91、第1貼着機構72、第2貼着機構93お
よびアンローダ101に設けられた各エアシリンダの駆
動は第8図に示す圧空源30.を共通で利用しても、ま
た別途に設けられた圧空源であっても差し支えない。さ
らに、ローダ52の第1液晶セル、43の吸着時、第1
貼着機構72および第2貼着機構93の偏光板74の吸
着時に使用される真空源は第8図に示す真空源31と共
通であっても、また別途に設けられたものであっても差
し支えない。
次に、作用を説明する。
第6図において、複数の第1液晶セル43が収納された
セルカセット41がセル昇降台42の本体46に載置さ
れ、同様に空のパネル昇降台) 102がパネル昇降台
106の本体46に載置され、制御盤56のスイッチ5
7の起動スイッチが閉じられてセル昇降台42の駆動モ
ータ51が起動する。なお、このとき第1偏光板供給ユ
ニツト84および第2偏光板供給ユニツト94に必要量
の偏光板74が収納されたホッパ73がセットされてい
ることは勿論である。そして、セルカセット41がセル
昇降台42の本体46とともに下降して最下段の第1液
晶セ!Lz43aが所定の取り出し位置Hに達して停止
すると、ローダ52のエアシリンダ53が作動し、セル
吸着へラド55が吸着面55bを上向きとして先端が僅
かに下方に傾斜した状態でセル力セツ)41の第1液晶
セル43a下方に挿入され停止する0次いで、図示しな
い吸着面55bの吸着孔が真空源に連結され、同時にセ
ル吸着ヘッド55が水平に回動して第1液晶セル43a
の下面に接触し、第1液晶セル43aがセル吸着へラド
55に吸引、固定される0図示し、ない真空スイッチに
より第1液晶セル43aの吸引、固定が確認されると、
ローダ52が再び作動してセル吸着へラド55が第1液
晶セル43aを固定したままシリンダ部53bとともに
移載位置X、に水平移動し、停止後反転する。なお、以
下説明の便宜上第1液晶セルの符号を単に43として説
明する。同時に、第1貼着ステージ61のテーブル63
が図示しないエアシリンダに駆動され、第1支持面62
を上向きとして水平に移動して移載位置x1に停止し、
第7図および第8図に示すように、セル吸着ヘッド55
に固定された第1液晶セル43が第1位置決め部材67
の内縁67aに取り囲まれた状態にあり、また第1支持
面62に形成された第1通気孔66の開口域が第1位置
決め部材67の内縁67a内に位置した状態となる。
次いで、テーブル63の先端が水平より僅かに上方に傾
斜して第1支持面62が第1位置決め部材67の下面に
当接し、第8図において電磁弁29がポジションAに切
り換えられて圧空源30の圧縮空気が第1通気孔66に
供給される。この時点で、セル吸着ヘッド55の真空吸
引が遮断され、第1液晶セル43が開放されて第1支持
面62に向って落下し、第1液晶セル43は第1通気孔
66から噴出する圧縮空気の噴流の作用によって浮上し
、さらに第7図中右側斜上方向に移動し、第1位置決め
部材67の突起部68.69.70に当接して位置決め
される。第8図において、第1液晶セル43の位置決め
が真空スイッチ71によって確認されると、電磁弁29
がポジションBに切り換えられ、第1液晶セル43が第
1支持面62に接地し、同時に第1通気孔66を通して
第1支持面62に真空吸引されて位置決め位置に固定さ
れる。そして、第6図中テーブル63が第1支持面62
に第1液晶セル43を固定したまま再び水平となり、移
載位置X1から貼着位置X2に移動して停止する。一方
、第6図において、第1偏光板供給ユニツト84のキャ
リヤテープ82が供給リール79から回収リール80に
複数のローラ81に案内されて走行し、キャリヤテープ
82の粘着力によってホッパ73に収納された偏光板7
4が取り出され剥離機構83によってセパレータが剥離
された状態で第1貼着機構72の貼着ヘッド75の吸着
面75aに真空吸着される。さらに、貼着ヘッド75は
貼着ヘッド用エアシリンダ76に駆動されて貼着位置に
ある第1貼着ステージ61のテーブル63に向って下降
し、第9図(a)に示すように、偏光板74の傾斜端が
第1液晶セル43の表面43eに当接する。同時に、貼
着ローラ用エアシリンダ78に駆動されて貼着ローラ7
7が下降し、偏光板74を傾斜端上方から第1液晶セル
43の表面43eに押圧する。さらに、第1貼着ステー
ジ61が駆動されてテーブル63が移載位置X3に向っ
て水平に移動し、第9図(b)および(C)に示すよう
に、偏光板74は順次に貼着ローラ77に押圧されて第
1液晶セル43の表面43eに貼着され第2液晶セル8
5が形成される。上述の貼着作業が終了すると、引き続
き第1貼着ステージ61が駆動されて第6図において、
テーブル63が移載位置x3に移動して停止し、さらに
反転してテーブル63に固定された第2液晶セル85が
下向きとなり、第7図に示すように第2位置決め部材9
2の内縁67aに取り囲まれた状態で第2貼着ステージ
91のテーブル63に対向する。以下、同様に第1貼着
ステージ61、第2貼着ステージ91および第2位置決
め部材92による移載位置X3における第2液晶セル8
5の移載、位置決めおよび固定作業が実施される。さら
に、同様にして第2貼着ステージ91、第2偏光板供給
ユニツト94および第2貼着機構93による、貼着位置
X4における第2液晶セル85の貼着作業が実施されて
第3液晶セル97が形成される。そして、第2貼着ステ
ージ91およびアンローダ101による移載位置X、に
おける第3液晶セル97の移載、位置決めおよび固定作
業が実施される。
第6図において、第2貼着ステージ91のテーブル63
から移載された第3液晶セル97をアンローダ101は
セル吸着ヘッド55に固定し、水平移動してパネルカセ
ット102にセル吸着ヘッド55を第3液晶セル97と
ともに挿入し、第3液晶セル97の真空吸引を解除して
パネルカセット102に載置、収納する。アンローダ1
01の移載位置への復帰とともにパネル力セッ) 10
2はパネル昇降台106に駆動されて上昇し、次回の第
3液晶セル97の収納の準備を行う。上述したセル昇降
台42の協働によるローダ52の第1液晶セル43の供
給、第1貼着ステージ61、第1偏光板供給ユニツト8
4、第1貼着機横72による第1液晶セル43への偏光
板74の貼着、第2貼着ステージ9I、第2偏光板供給
ユニツト94、第2貼着機構93による第2液晶セル8
5への偏光板74の貼着、およびパネル昇降台106の
協働によるアンローダ101の第3液晶セル97のパネ
ルカセット102への収納は順次に繰り返され、セルカ
セット41の第1液晶セル43が空になり、パネルカセ
ット102が第3液晶セル97で満たされるまで継続さ
れる。そして、空のセルカセット41および満杯のパネ
ルカセット102はそれぞれ新規のものに交換され、再
び第1液晶セル43の貼着作業が再開される。
このように本実施例においては、セルカセット41から
第1液晶セル43が順次に1枚ずつ、しかもローダ52
によって自動的に供給され、また、両面に偏光板74が
貼着された第3液晶セル97がアンローダ101によっ
てパネルカセット102に順次に1枚ずつ収納、回収さ
れ、液晶セルの供給、回収がそれぞれカセット単位で行
われる。このため、手作業はカセットの交換のみとなり
、著しく貼着作業の工数を低減することができる。同時
に、手作業の第1液晶セル43および第3液晶セル97
の取扱いが解消されてこれらの被償、破損等を激減する
ことができる。また、請求項第1の発明の一実施例と同
様に圧縮空気の噴出と位置決め部材により液晶セルの位
置決めが行われるため、液晶セルに必要以上の外力が作
用することがなく、このため液晶セルの損傷を解消する
ことができる。さらに、第1液晶セル43および第2液
晶セル85の偏光板74の貼着が、それぞれ第1液晶セ
ル43を第1貼着ステージ61のテーブル63の平滑な
第1支持面62に、第2液晶セル85を第2貼着ステー
ジ91のテーブル63の平滑な第2支持面95に真空吸
引、固定した状態で行われるため、従来例で示した液晶
セルの移動速度の変動に基づく偏光板と液晶セルの間の
気泡の発生を解消することができる。同時に、貼着され
る偏光板74が第1貼着機構72および第2貼着機横9
3の貼着ヘッド75に形成された平滑な吸着面75aに
吸着されたまま第1液晶セル43および第2液晶セル8
5に貼着されるので、従来例で示した偏光板74の曲げ
に基づ(気泡の発生も解消することができる。またさら
に、請求項第1の発明の一実施例と同様にして第1液晶
セル43、第2液晶セル85および第3液晶セル97が
それぞれ位置決め、固定されるため、これらの損傷を解
消することができる。したがって、貼着液晶セル製品の
品質を向上することが可能であり、同時に製品コストの
低減を計ることができる。
(効果) 本発明のうち請求項第1の発明によれば、テーブルに傾
斜して穿設された複数の通気孔に圧力気体を供給して液
晶セルを浮上させ、さらに通気孔を通して真空吸引して
液晶セルをテーブルに位置決め、固定しているので、機
構を簡素化するとともに液晶セルの位置決めを容易にす
ることができ、同時に液晶セルの損傷を解消することが
できる。
したがって、本発明の目的とする製品品質の向上および
装置コストの低減を達成することのできる液晶セルの位
置決め機構を提供することができる。
また、請求項第2の発明によれば、ローダおよびアンロ
ーダを用いて液晶セルの供給、回収を自動化し、さらに
請求項第1の発明による位置決め機構を貼着ステージお
よびアンローダに適用しているので、液晶セルと偏光板
の間の気泡の発生および液晶セルの損傷を解消すること
ができ、同時に貼着作業の工数を減少することができる
。したがって、本発明の目的とする製品品質の向上およ
び製品コストの低減を達成することのできる液晶セルの
偏光板自動貼着装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図までは本発明のうち請求項第1の発明
に係る液晶セルの位置決め機構の一実施例を示す図であ
り、第1図はその平面図、第2図は第1図の■−■矢視
断面およびその圧空源、真空源への連結状態を示す構成
図、第3図は第1図の■−■矢視拡大断面図、第4図は
その圧縮空気による液晶セルの位置決めの原理図、第5
図(a)〜(d)はそれぞれその液晶セルの形状に対応
した位置決めピンの配置図である。第6図から第9図ま
では本発明のうち請求項第2の発明に係る液晶セルの偏
光板自動貼着装置の一実施例を示す図であり、第6図は
その全体構成を示す正面図、第7図はその貼着ステージ
および位置決め部材の拡大平面図、第8図は第7図の■
−■矢視断面図およびその圧空源および真空源への連結
状態を示す構成図、第9図(a)〜(c)は液晶セルへ
偏光板を貼着する状態を示す図である。第1O図および
第11図は従来の液晶セルの位置決め機構の一例を示す
図であり、第10図はその平面図、第11図は第1θ図
のXI−XI矢視断面図である。 21・・・・・・テーブル、 22・・・・・・位置決め機構(液晶セルの位置決め機
構)、 23・・・・・・液晶セル、 24・・・・・・支持面、 25.26.27・・・・・・位置決めピン(位置決め
部材)、32・・・・・・通気孔、 41・・・・・・セルカセット、 43・・・・・・第1液晶セル、 43e・・・・・・表面、 43f・・・・・・裏面、 52・・・・・・ローダ、 61・・・・・・第1貼着ステージ、 62・・・・・・第1支持面、 66・・・・・・第1通気孔、 67・・・・・・第1位置決め部材、 74・・・・・・偏光板、 85・・・・−・第2液晶セル、 91・・・・・・第2貼着ステージ、 92・・・・・・第2位置決め部材、 95・・・・・・第2支持面、 96・・・・・・第2通気孔、 97・・・・・・第3液晶セル、 101・・・・・・アンローダ、 102・・・・・・パネルカセット、 103・・・・・・第3位置決め部材、104・・・・
・・第3支持面、 105・・・・・・第3通気孔。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)可撓性、平板状の液晶セルを載置する支持面を有
    するテーブルと、テーブルの支持面側に設けられ、液晶
    セルに当接して位置決めする位置決め部材と、テーブル
    の支持面に開口し、該支持面に傾斜してテーブルに穿設
    された複数の通気孔と、を備え、前記テーブルの通気孔
    に圧力気体を供給して液晶セルをテーブルの支持面から
    浮上させ、位置決め部材に当接させて位置決めした後に
    、通気孔を通して液晶セルを真空吸引し、支持面に固定
    するようにしたことを特徴とする液晶セルの位置決め機
    構。
  2. (2)セルカセットに収納された複数の第1液晶セルを
    順次に吸着し、1枚ずつ取出して移送するローダと、ロ
    ーダにより移送された第1液晶セルを載置する第1支持
    面を有するとともに第1支持面に開口し、該支持面に傾
    斜して複数の第1通気孔が穿設され、載置された第1液
    晶セルの表面に偏光板が貼着されてなる第2液晶セルを
    移送する第1貼着ステージと、第1貼着ステージにより
    移送された第2液晶セルを載置する第2支持面を有する
    とともに第2支持面に開口し、該支持面に傾斜して複数
    の第2通気孔が穿設され、載置された第2液晶セルの裏
    面に偏光板が貼着されてなる第3液晶セルを移送する第
    2貼着ステージと、第2貼着ステージにより移送された
    第3液晶セルを載置する第3支持面を有するとともに第
    3支持面に開口し、該支持面に傾斜して複数の第3通気
    孔が穿設され、載置された第3液晶セルを移送してパネ
    ルカセットに順次に1枚ずつ収納するアンローダと、第
    1、第2貼着ステージおよびアンローダにそれぞれ載置
    された第1、第2および第3液晶セルに当接して位置決
    めする第1、第2および第3位置決め部材と、を備え、
    前記第1、第2および第3通気孔に圧力気体を供給して
    第1、第2および第3液晶セルをそれぞれ第1、第2お
    よび第3支持面から浮上させ、第1、第2および第3位
    置決め部材に当接させて位置決めした後に、第1、第2
    および第3通気孔を通して第1、第2および第3液晶セ
    ルをそれぞれ真空吸引し、第1、第2および第3支持面
    に固定するようにしたことを特徴とする液晶セルの偏光
    板自動貼着装置。
JP1129474A 1989-05-23 1989-05-23 液晶セルの位置決め機構および液晶セルの偏光板自動貼着装置 Pending JPH02308127A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015108664A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 住友化学株式会社 光学部材貼合体の製造装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015108664A (ja) * 2013-12-03 2015-06-11 住友化学株式会社 光学部材貼合体の製造装置

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