JP2001163642A - 貼り合わせガラスパネルの取り出し装置 - Google Patents

貼り合わせガラスパネルの取り出し装置

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JP2001163642A
JP2001163642A JP35015199A JP35015199A JP2001163642A JP 2001163642 A JP2001163642 A JP 2001163642A JP 35015199 A JP35015199 A JP 35015199A JP 35015199 A JP35015199 A JP 35015199A JP 2001163642 A JP2001163642 A JP 2001163642A
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JP
Japan
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panel
glass panel
holding means
suction
take
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JP35015199A
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English (en)
Inventor
Yasuaki Murakami
泰昭 村上
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/07Cutting armoured, multi-layered, coated or laminated, glass products
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B33/00Severing cooled glass
    • C03B33/02Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor
    • C03B33/023Cutting or splitting sheet glass or ribbons; Apparatus or machines therefor the sheet or ribbon being in a horizontal position
    • C03B33/03Glass cutting tables; Apparatus for transporting or handling sheet glass during the cutting or breaking operations
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2249/00Aspects relating to conveying systems for the manufacture of fragile sheets
    • B65G2249/04Arrangements of vacuum systems or suction cups

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スクライブ分割処理を施した多面取り用のベ
ースパネルから、パネルを1枚ずつベースパネルを傷付
けることなく取り出す。 【解決手段】 パネル取り出し装置1は載置部29上に載
置されたベースパネル28の取り出しパネル9を吸着保持
する吸着保持手段5と、取り出しパネル9と隣接するパ
ネル9を載置部29側へ押圧する押圧手段4とを備えてい
る。吸着保持手段4及び押圧手段5は、ロボットアーム
2に支持された支持体3に支柱6を介して固定された支
持プレート7に装備されている。吸着保持手段4は支持
筒8に摺動可能に装備されたパッド支持部8aの下端に
固定された吸着パッド10を備えている。押圧手段5は支
持筒17に軸方向に摺動可能に支持された支持ロッド18の
下端間に配設されたローラ2 を備えている。支持ロッド
18の上部間には固定された支持プレート22に固定された
ロッド23にウエイト24が取り付けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスクライブ分割処理
を施した多面取り用のベースパネルからの貼り合わせガ
ラスパネルの取り出し装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、液晶パネルやプラズマディスプ
レイパネル等の表示パネルは2枚のガラス基板を貼り合
わせて構成されている。そして、表示部に電源を供給す
るための電極部を設けるため、図8に示すように、パネ
ル80を構成する2枚のガラス板G1,G2の一方が小
さく形成されて片側に段差を有する状態に貼り合わさ
れ、段差部に電極部が設けられる(例えば、特開平7−
294949号公報)。
【0003】また、一般に、液晶パネルの製造にはスク
ライブ・アンド・ブレイクという方法を用いて大版のガ
ラス基板を貼り合わせたベースパネルから個々の製品寸
法に分割する多面取りが採用されている。そして、ベー
スパネルを分割して個々のパネルを形成する場合、電極
部が形成されない方のガラス板から電極部と対応する幅
の細長い不要部を除去する必要がある。
【0004】ベースパネルを分割する場合、ベースパネ
ルを構成する2枚のガラス板の分割すべき箇所にスクラ
イブライン(けがき線)を形成し、その反対側のガラス
のスクライブラインと対向する位置にブレイクバーを当
てて垂直荷重を加えていた。そして、図9(a)に示す
ように、ベースパネル81はハッチングを付した不要部
82が形成されるように分割される。不要部82の幅は
数mm程度である。そして、分割された各パネル80が
取り出し装置により吸着されて1枚ずつ取り出される。
【0005】ところが、前記のように分割されたパネル
80の分割面は図9(b)に示すように、凹凸が噛み合
った状態となっている。そのため、1枚だけ取り出す場
合に、次のパネル80が付いてきて次のパネル80の位
置がずれる場合があり、ずれ量は不定である。取り出し
装置は位置ずれを考慮せずに、各パネル80を吸着して
取り出すため、位置ずれが発生すると次工程への受け渡
し等に支障を来す。
【0006】特開平10−139156号公報には、図
10に示すように、隣接するパネル80間に不要部82
が介在するように分割した後、複数のパネル80を不要
部82とともに吸着装置83で一括して吸着し、パネル
80を支持する凸部84を有する搬送用トレー85に受
け渡し、搬送用トレー85をベルトコンベア86で搬送
する方法が開示されている。この方法では複数のパネル
80が搬送用トレー85に受け渡される際に、パネル8
0が凸部84に支持され、パネル80間の不要部82が
自動的に落下してパネル80から分離される。分離後の
各パネル80は人手により搬送用トレー85から取り出
される。
【0007】また、特開平4−246618号公報に
は、ベースパネルにスクライブラインを形成した後、ス
クライブラインに引張り応力を加えてパネルを分割する
方法が開示されている。この方法では、図11(a)に
示すように、先ずベースパネル81の一方の面にカッタ
ー87でスクライブライン88を形成した後、スクライ
ブライン88を挟んで切り離すべきパネル80側を吸着
ホルダー89で吸着し、図11(b)に示すように、反
対側をローラ90で挟持しながら吸着ホルダー89を傾
ける。そして、応力センサ89aでスクライブライン8
8に加えられる引張り応力を検出しながら、ベースパネ
ル81のスクライブライン88と対応する箇所にクラッ
クを入れる。次にベースパネル81の裏面に同様の工程
を実施した後、図11(c)に示すように、吸着ホルダ
ー89を図の右方向に移動させてパネル80を分割す
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、特開平10
−139156号公報に開示された方法では、隣接する
パネル80間に電極部と対向する不要部82以外の不要
部82も必須となり、ベースパネル81から取得できる
パネル80の数が少なくなる。また、吸着装置83の他
にパネル80のサイズに応じた搬送用トレー85が必要
になり、次工程までの搬送が煩雑になる。
【0009】また、特開平4−246618号公報の方
法では、ローラ90でベースパネル81を挟持した状態
でベースパネル81に曲げ力と引っ張り力が加えられる
ため、パネル80が傷つく確率が高くなるという問題が
ある。また、ベースパネル81の両面にスクライブライ
ン88を形成するために、ベースパネル81をローラ9
0で挟持しつつスクライブライン88を形成すべき位置
をカッター87と対向する位置まで移動させる。従っ
て、スクライブライン88の形成時にベースパネル81
上に飛散したガラス屑によりパネルが傷付き易いという
問題がある。
【0010】本発明は前記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであって、その目的はスクライブ分割処理を施し
た多面取り用のベースパネルから、パネルを1枚ずつ、
ベースパネルを傷付けることなく取り出すことができる
貼り合わせガラスパネルの取り出し装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、スクライブ分割処理を
施した多面取り用のベースパネルからの貼り合わせガラ
スパネルの取り出し装置であって、載置部上に載置され
たベースパネルから取り出すべきガラスパネルを吸着保
持する吸着保持手段と、前記吸着保持手段により吸着さ
れたガラスパネルと隣接するガラスパネルを、前記載置
部側へ少なくとも取り出すべきガラスパネルがベースパ
ネルから分離されるまで押圧する押圧手段とを備え、前
記吸着保持手段に吸着保持されたガラスパネルを、少な
くとも隣接するガラスパネルから離間するまで斜めに引
き上げるように吸着保持手段を移動させるように構成さ
れている。
【0012】従って、この発明では、載置部上に載置さ
れたベースパネルから取り出すべきガラスパネルが吸着
保持手段により吸着保持される。また、取り出すべきガ
ラスパネルと隣接するガラスパネルが押圧手段により載
置部側へ押圧される。そして、吸着保持手段の移動時に
吸着されたガラスパネルが斜めに引き上げられ、ベース
パネルから分離される。
【0013】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記吸着保持手段は斜め上方へ移動
する動きの可能なロボットアームに支持され、前記押圧
手段も該ロボットアームに支持されている。
【0014】従って、この発明では、吸着保持手段がガ
ラスパネルを吸着保持した状態では、吸着保持手段とガ
ラスパネルとは相対移動不能に保持される。そして、ロ
ボットアームにより吸着保持手段が斜め上方へ移動され
ると、ガラスパネルも斜めに引き上げられるように移動
されて、ベースパネルから分離される。
【0015】請求項3に記載の発明では、請求項2に記
載の発明において、前記押圧手段はガラスパネルと接触
する部分がローラである。従って、この発明では、押圧
手段が吸着保持手段とともに移動する際に、隣接するガ
ラスパネルに対して、押圧移動手段の移動方向と逆方向
への力を作用させる。従って、隣接するガラスパネルが
吸着保持手段に保持されたガラスパネルの移動側へ移動
されることなく、次に吸着保持手段が取り出すべきガラ
スパネルの位置がずれるのを防止でき、ガラスパネルを
所定位置で吸着できる。
【0016】請求項4に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記押圧手段は前記載置部側に配設
され、前記吸着保持手段は先端側が傾動可能に構成され
ている。
【0017】従って、この発明では、押圧手段は吸着保
持手段が移動しても移動せず、ベースパネルを載置部に
押圧し続ける。吸着保持手段は取り出すべきガラスパネ
ルを吸着保持した状態で上方へ移動するが、先端側が傾
動可能に構成されているため、分割面がオーバーハング
の状態にある場合はガラスパネルの姿勢が斜めになって
過負荷が加わることなく隣接するガラスパネルから無理
なく分離される。
【0018】請求項5に記載の発明では、請求項1〜請
求項4のいずれか一項に記載の発明において、前記吸着
保持手段は圧縮気体源からの圧縮気体の噴射機能を備え
ている。
【0019】従って、この発明では、ガラスパネルを吸
着する前に吸着保持手段から圧縮気体が噴射され、スク
ライブラインを形成したときにベースパネル上に飛散し
たガラス粉が吸着部と対応する箇所から除去される。そ
の結果、ガラス粉が吸着部とパネルとの間に挟まれてパ
ネルが傷つく虞がなくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、本発
明を具体化した第1の実施の形態を図1〜図6に従って
説明する。
【0021】図1及び図2に示すように、パネル取り出
し装置1は、ロボットアーム2に支持された支持体3
に、吸着保持手段4及び押圧手段5が装備されている。
ロボットアーム2は支持体3を斜め上方へ移動させる動
きが可能な構成、例えば関節型ロボットの構成となって
いる。
【0022】図4に示すように、支持体3は円板部3a
と、ほぼ長方形状の支持プレート3bとを備え、支持プ
レート3bに複数本(この実施の形態では4本)の支柱
6を介して支持プレート7が固定されている。支持プレ
ート7には4個の支持筒8が支持プレート7を貫通する
状態で固定されている。各支持筒8は貼り合わせガラス
パネル(以下、単にパネルと呼ぶ)9を吸着する吸着パ
ッド10が、パネル9を4隅で吸着可能な所定位置に配
設されている。各支持筒8は上部に負圧及び圧縮気体を
供給するためのパイプ11の一端がニップルを介して連
結されている。パイプ11の他端は円板部3aの下方に
配設された分配部12にそれぞれ連結されている。吸着
パッド10は支持筒8に摺動可能に装備されたパッド支
持部8aの下端に固定され、支持筒8とパッド支持部8
aとの間には吸着パッド10に作用する押圧力を吸収す
るばね(図示せず)が内蔵されている。支持筒8、パッ
ド支持部8a及び吸着パッド10が吸着保持手段4を構
成する。
【0023】図1及び図2に示すように、円板部3aの
上方には第1及び第2の電磁切換弁13,14が設けら
れている。第1の電磁切換弁13の入力ポートはパイプ
15を介して図示しない負圧源に接続され、第2の電磁
切換弁14の入力ポートはパイプ16を介して図示しな
い圧縮気体源(例えばコンプレッサ)に接続されてい
る。各電磁切換弁13,14の出力ポートは、円板部3
aの下方に配設された分配部12にそれぞれ連通され、
分配部12を介して各パイプ11に負圧又は圧縮気体
(この実施の形態では圧縮エア)を供給可能になってい
る。各電磁切換弁13,14はその入力ポートが同時に
は分配部12と連通不能となっている。
【0024】支持プレート7には、吸着パッド10が取
り出すべきパネル9と対応する位置に配置された状態に
おいて隣接するパネル9と対向する位置に、一対の支持
筒17が支持筒8と平行に固定されている。支持筒17
には支持ロッド18が支持筒17を貫通するとともに、
軸方向(図1,2の上下方向)にパネル9の厚さより大
きな範囲で移動可能に支持され、両支持ロッド18の下
端間には支持ブラケット19が固定されている。支持ブ
ラケット19にはパネル取り出し装置1がパネル取り出
し位置に配置された際に、パネル9の配列方向(ベース
パネルの長手方向)と直交する状態に支軸20が固定さ
れ、支軸20にはローラ21が回転可能に支持されてい
る。
【0025】両支持ロッド18の上部間には支持プレー
ト22が固定され、支持プレート22の中央部にロッド
23が上方に延びるように固定されている。ロッド23
には、ウエイト24が取り付けられている。ローラ21
及びウエイト24が押圧手段5を構成する。即ち、押圧
手段5は自重によりパネル9に押圧力を付与する。
【0026】図1,2等に示すように、支持体3の上部
にはパネル9の分離の成否を検出する分離検出センサ2
5が、ロッド23の上端を検出可能な位置に配設されて
いる。分離検出センサ25には透過式のフォトセンサが
使用され、吸着パッド10の下端とローラ21の下端と
の差がパネル9の厚さ未満のときに、図1,6に示すよ
うに、ロッド23の上端が光線を遮断し、パネル9の厚
さ以上のときに、図5に示すように、光線の通過を許容
する位置に配置されている。
【0027】支持プレート7には吸着パッド10を挟ん
でローラ21の配置側と反対側に、センサ26がブラケ
ット27を介して取り付けられている(いずれも正面図
にのみ図示)。センサ26はベースパネルの端部に存在
する不要部(図示せず)の有無を検出するものである。
【0028】この実施の形態では分離検出センサ25の
検出信号が図示しない制御装置に入力され、パネル取り
出し動作の1サイクルが完了した時点で分離検出センサ
25から分離成功検出信号が入力されないときは、もう
一度パネル取り出し動作を繰り返すようになっている。
パネル取り出し動作を繰り返しても分離成功検出信号が
入力されないときは、2回目のパネル取り出し動作のサ
イクルが完了した時点で図示しない報知手段が駆動され
るとともに、パネル取り出し装置1が停止されるように
なっている。報知手段には例えばランプやブザーが使用
される。
【0029】次に前記のように構成されたパネル取り出
し装置1の作用を説明する。スクライブ分割処理が施さ
れた多面取り用の帯状のベースパネル28は、図1及び
図3に示すように、載置部29上に載置された状態でパ
ネル取り出し装置1の作用を受ける。ベースパネル28
からのパネル9の取り出しは、図3(a)に示すよう
に、電極部と対向する不要部9a側が取り出し方向(図
の右方向)に対して後側となるようにして行われる。
【0030】ロボットアーム2の動作により、吸着パッ
ド10が取り出すべきパネル(以下、取り出しパネルと
呼ぶ)9の4隅の所定位置に対して上方から垂直に接近
するように、支持体3が移動される。吸着パッド10が
パネル9に接触する直前に、第2の電磁切換弁14が圧
縮エアを分配部12へ供給可能な位置に切り換えられ、
吸着パッド10から圧縮エアが噴射され、パネル吸着面
のガラス屑が吹き飛ばされる。次に第2の電磁切換弁1
4が元の位置に切り換えられて圧縮エアの噴射が停止さ
れ、吸着パッド10がパネル9の4隅と接触する位置ま
で支持体3が移動された時点でロボットアーム2の動作
が一時停止される。
【0031】この状態では図1に示すように、吸着パッ
ド10の下端と、ローラ21の下端とは同じ高さにあ
り、ロッド23の上端は分離検出センサ25の光軸を横
切る位置に配置されている。また、取り出しパネル9に
隣接するパネル(以下、隣接パネルと呼ぶ)9に対して
ローラ21から所定量の押圧力が作用した状態となる。
この状態で第1の電磁切換弁13が負圧を分配部12へ
供給可能な位置に切り換えられ、各吸着パッド10にパ
ネル9が吸着される。
【0032】次にロボットアーム2が駆動されて、支持
体3と共に吸着パッド10がベースパネル28から離れ
る斜め上方へ向かって移動され、吸着パッド10に吸着
されたパネル9が図1の右上方向に向かって水平状態の
まま斜めに引き上げられる。ローラ21を支持する支持
筒17も支持体3と共に斜め上方へ向かって移動される
が、ローラ21は支持筒17がパネル9の厚さ以上上昇
されるまでは、下方へ移動しながら隣接パネル9に対し
て押圧力を付与する状態に保持される。即ち、隣接パネ
ル9が載置部29側に押圧された状態で、取り出しパネ
ル9がベースパネル28から離れる方向へ移動されてベ
ースパネル28から分割される。
【0033】ローラ21は隣接パネル9に押圧力を付与
しながら移動するが、ローラ21の回転方向が隣接パネ
ル9に対してローラの移動方向(図1の右方向)と逆方
向への力を作用させる方向となる。従って、隣接パネル
9が吸着パッド10に保持された取り出しパネル9の移
動側へ移動されるのが抑制される。
【0034】取り出しパネル9が隣接パネル9から分離
されると、ロッド23は下方へ移動され、その移動量が
パネル9の厚さ以上になると、図5に示すように、ロッ
ド23による分離検出センサ25の投光の遮断が解除さ
れて分離検出センサ25から分離成功検出信号(オン信
号)が出力される。パネル9の取り出し動作の1サイク
ルが完了した時点で、分離検出センサ25からオン信号
が出力されていると、制御装置からの指令によりロボッ
トアーム2はパネル9を次工程へ運ぶ動作を行う。
【0035】パネル9の分離が不成功で、図6に示すよ
うに隣接パネル9が一緒に持ち上がった場合は、パネル
9の取り出し動作の1サイクルが完了した時点で、分離
検出センサ25からオン信号が出力されていない状態と
なる。この場合、制御装置からの指令により、パネル9
の取り出し動作が繰り返される。再度取り出し動作を繰
り返しても取り出しが成功しない場合、パネル取り出し
装置1の駆動が停止されるとともに、異常報知手段が駆
動される。そして、作業者による異常解消処置がなされ
た後、再びパネル取り出し装置1の駆動が再開される。
【0036】以後、同様な動作が繰り返される。この実
施の形態では次の効果を有する。 (1) 載置部29上に載置されたベースパネル28の
隣接パネル9が、押圧手段(ローラ21)により載置部
29側へ押圧された状態で、取り出しパネル9がベース
パネル28から離れる方向へ斜めに引き上げられる。従
って、スクライブ分割処理を施した多面取り用のベース
パネル28から、分割されたパネル9を1枚ずつベース
パネル28を傷付けることなく取り出すことができる。
【0037】(2) 吸着保持手段4と押圧手段5が共
にロボットアーム2に支持されている。従って、載置部
29上に載置されたベースパネル28の取り出しパネル
9と対応する位置へロボットアーム2を移動させること
で、吸着保持手段4及び押圧手段5を所定の位置関係に
配置させる構成が簡単になる。
【0038】(3) 押圧手段5は隣接パネル9と接触
する部分がローラ21であるため、吸着保持手段4とと
もに移動する際に、隣接パネル9に対してローラ21の
移動方向と逆方向への力を作用させてその移動を抑制す
る。従って、ロボットアーム2を駆動して吸着パッド1
0を取り出しパネル9と対向する所定位置へ配置させる
のに、最初の取り出しパネル9の位置を基準に移動させ
ることにより精度良く配置できる。
【0039】(4) 吸着パッド10が圧縮気体(圧縮
エア)の噴射機能を備えているため、パネル9の吸着に
先だって圧縮エアを噴射して吸着面を清掃することがで
きる。従って、スクライブ処理の際に飛散したガラス屑
がパネル9上に残っていた場合でも、ガラス屑がパネル
9と吸着パッド10との間に挟まることがなくなりパネ
ル9を傷つける虞がない。また、噴射ノズルを別に設け
る場合に比較して構造が簡単で、噴射ノズルの配置スペ
ースを新たに確保する必要がない。
【0040】(5) 吸着パッド10はパネル9をその
4隅で吸着保持するため、パネル9の中央部に設けられ
た画素が傷つくのを回避でき、万一パネル9に傷がつい
てもパネル9が不良品となる確率が低くなる。
【0041】(6) ローラ21のパネル9に対する押
圧力がウエイト24の重さで決まるため、ばねを使用し
てローラ21に押圧力を作用させる構成に比較して、ロ
ーラ21の押圧力を所定の値に調整するのが容易にな
る。
【0042】(7) 分離検出センサ25を設けて取り
出しパネル9の分離の成否を検出し、不成功の場合に取
り出し動作を繰り返すようにしたので、分離が一度失敗
した時点で直ぐにパネル取り出し装置1を停止させる場
合に比較して、稼働率が向上する。
【0043】(8) 分離検出センサ25はウエイト2
4を支持するロッド23の上端を被検知部として利用す
るため、ロッド23の長さを調整することで分離検出セ
ンサ25を取り付ける位置の確保が簡単になる。
【0044】(9) ベースパネル28からパネル9を
取り出す際、図3(a)に示すように、電極部と対向す
る不要部9a側が取り出し方向(図3(a)の右方向)
後側となるようにして行われる。従って、仮に不要部9
aの分割不良で、不要部9aが隣接パネル9から分割さ
れていなくても支障はない。しかし、図3(b)に示す
ように、不要部9a側が取り出し方向前側となるように
した場合は、取り出しパネル9から分割されていない不
要部9aが隣接パネル9の下側に食い込んだ状態で取り
出しパネル9を斜めに引き上げることになり、支障を生
じる。
【0045】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を図7に従って説明する。この実施の形態では、押圧
手段5を載置部29側に配設し、吸着保持手段4の先端
側が傾動可能に構成されている点が前記実施の形態と大
きく異なっている。なお、同一部分は同一符号を付して
詳しい説明を省略する。
【0046】載置部29は、図示しない送り機構により
ベースパネル28の長手方向に沿って移動可能に構成さ
れている。送り機構としては例えばボールねじを備えた
ものが使用されている。押圧手段5を構成するエアシリ
ンダ30は載置部29を支承する支持台(図示せず)に
ブラケット31を介して固定され、そのピストンロッド
30aにゴム製の押圧部32が固定されている。載置部
29はパネル取り出し装置1による取り出し作業が終了
して次の取り出し作業が開始される前に、隣接パネル9
の所定位置が、押圧部32と対向する状態となるように
所定量ずつ移動されるようになっている。
【0047】吸着保持手段4は、各吸着パッド10がじ
ゃばら(ベローズ)状に形成され、パッド支持部8aに
対して吸着パッド10の端面(吸着面)のなす角度が自
由に変更可能となっている。また、分配部12には圧力
センサ(図示せず)が取り付けられ、圧力センサは分配
部12の圧力が所定の負圧以下(より真空に近い状態)
になったときに、オン信号を出力するようになってい
る。そして、制御装置は吸着パッド10がパネル9を吸
着した後、ロボットアーム2が所定の高さまで支持体3
を移動させた時点で、圧力センサからオン信号が出力さ
れていると、パネル9の分離が成功したと判断するよう
になっている。
【0048】この実施の形態においては、エアシリンダ
30が駆動されて押圧部32により隣接パネル9が載置
部29に押圧され、吸着パッド10が取り出しパネル9
を吸着した状態で支持体3が垂直に上昇される。両パネ
ル9の分割面の凹凸の関係で取り出しパネル9を分割面
に沿って垂直に引き上げることができない状態では、分
割面に近い側の吸着パッド10のベローズが縮んで分割
面と反対側の端面側が先に上昇し、取り出しパネル9は
斜めに引き上げられる。その結果、分割面を離す方向へ
の力が取り出しパネル9に作用し、取り出しパネル9が
ベースパネル28から分離されるとともに、上昇位置に
おいて水平状態に戻る。分離が成功すると取り出しパネ
ル9は吸着パッド10に保持され続けるので、圧力セン
サはオン信号を出力し続ける。従って、支持体3が所定
の高さまで移動した時点で、制御装置は分離成功と判断
して次の動作の指令を行う。
【0049】また、分割不良の場合は、隣接パネル9が
押圧部32により押圧されているため、取り出しパネル
9を吸着パッド10が持ち上げることができず、支持体
3が所定の高さまで移動された時点では吸着パッド10
が取り出しパネル9から離脱した状態となる。この状態
では分配部12の圧力が所定の負圧より大きいため、圧
力センサからはオフ信号が出力される。従って、制御装
置は分離失敗と判断し、異常報知手段を駆動させる。
【0050】この実施の形態では第1の実施の形態の
(1)、(4)、(5)及び(9)の効果を有する他に
次の効果を有する。 (10) 支持体3を斜めに移動させずに真上に引き上
げるだけでパネルを取り出すことができ、ロボットアー
ム2の制御が簡単になる。
【0051】(11) 取り出しパネル9の取り出し位
置が常に同じ位置となるように載置部29がベースパネ
ル28を移動させるため、ロボットアーム2の駆動制御
が簡単になる。
【0052】(12) 各吸着パッド10がベローズ状
に形成されているため、パッド支持部8aに対して吸着
パッド10を傾動可能に支持する構造が簡単になる。実
施の形態は前記に限定されるものではなく、例えば、次
のように具体化してもよい。
【0053】○ 第1の実施の形態において、ローラ2
1に代えて、ガラスより柔らかで摩擦抵抗の小さな押圧
部材を回転不能に設けてもよい。この場合、支持体3が
斜めに移動される際に、押圧部材が隣接パネル9に対し
て取り出し側へ移動させる力を作用させるが、その力は
小さく、移動量は少ない。
【0054】○ ローラ21や前記押圧部材に押圧力を
付与する構成として、ウエイト24に代えて、ばねやゴ
ム等の付勢手段を使用してもよい。 ○ 第2の実施の形態において、吸着パッド10をパッ
ド支持部8aに対して傾動可能に支持する構成として、
ベローズに代えて吸着パッド10の基端をパッド支持部
8aに対して球面対偶の関係で支持する構成としてもよ
い。
【0055】○ 第1の実施の形態において、分離検出
手段として隣接パネル9が取り出しパネル9に一緒に付
いてきたか否かを直接検出するセンサを設けてもよい。
例えば、支持プレート7に反射式センサを設ける。
【0056】○ 第1の実施の形態において、分離不成
功の場合に取り出し動作を繰り返さずに直ちに異常報知
手段を駆動するようにしてもよい。 ○ 第2の実施の形態において、パネル9の分離が成功
したか否かの検出を圧力センサで行う代わりに、支持プ
レート7に反射式センサを設けて直接パネル9の有無を
検出する構成としてもよい。
【0057】○ 吸着パッド10から圧縮エアを噴射す
る構成に代えて、噴射ノズルを別に設けてもよい。例え
ば、噴射ノズルを吸着パッド10の中央に位置するよう
に支持プレート7に取り付けてもよい。また、第2の実
施の形態のように、パネル9の取り出し位置が常に同じ
位置となる構成の場合は、噴射ノズルを押圧手段5と同
様に載置部29側に設ける方が配管などの取り回しが簡
単になる。
【0058】○ 吸着パッド10の数は4個に限らずパ
ネル9の大きさによって適宜変更してもよい。前記実施
の形態から把握できる請求項記載以外の技術的思想につ
いて、以下にその効果とともに記載する。
【0059】(1) 請求項4に記載の発明において、
前記吸着保持手段は先端の吸着部がベローズで構成され
ている。この場合、貼り合わせガラスパネルを吸着した
状態で吸着保持手段が自由に傾動可能となる構造を簡単
にできる。
【0060】(2) 請求項2及び請求項3に記載の発
明において、前記押圧手段は貼り合わせガラスパネルと
当接した状態で少なくとも貼り合わせガラスパネルの厚
さより大きな範囲でその厚さ方向に移動可能に構成さ
れ、押圧手段は自重により押圧力を付与する。この場
合、押圧力を付与するための構成が簡単になる。
【0061】(3) 請求項1〜請求項3のいずれか一
項に記載の発明において、前記取り出し装置は、ガラス
パネルの分離の成否を検出する分離検出手段が設けら
れ、分離不成功の際に取り出し動作を繰り返す。この場
合、分離が一度失敗した時点で直ぐにパネル取り出し装
置を停止させる場合に比較して、稼働率が向上する。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1〜請求項5
に記載の発明によれば、スクライブ分割処理を施した多
面取り用のベースパネルから、パネルを1枚ずつベース
パネルを傷付けることなく取り出すことができる。
【0063】請求項3に記載の発明によれば、隣接する
ガラスパネルの位置がずれるのを抑制でき、ガラスパネ
ルを所定位置で吸着できる。請求項4に記載の発明によ
れば、ロボットアームに支持する部品数が少なくなり、
ロボットアームで吸着保持手段等を移動させるためのス
ペースの確保が容易になる。
【0064】請求項5に記載の発明によれば、ガラス粉
が吸着部とパネルとの間に挟まれるのを防止でき、パネ
ルや吸着部が傷つく虞がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態の正面図。
【図2】 同じく部分側面図。
【図3】 パネルの取り出し方向と不要部の関係を示す
模式図。
【図4】 パイプ等を省略して支持体より下側を示す概
略平面図。
【図5】 分離が成功した状態を示す部分模式正面図。
【図6】 分離が失敗した状態を示す部分模式正面図。
【図7】 第2の実施の形態の部分概略正面図。
【図8】 パネルの模式斜視図。
【図9】 (a)はベースパネルからパネルを分割する
際の仕様を説明する模式側面図、(b)は分割部の部分
模式拡大平面図。
【図10】 従来技術を示す模式断面図。
【図11】 別の従来技術の分割手順を示す模式図。
【符号の説明】
1…パネル取り出し装置、2…ロボットアーム、4…吸
着保持手段、5…押圧手段、8…支持筒、8a…パッド
支持部、9…パネル、10…吸着パッド、21…ロー
ラ、24…ウエイト、28…ベースパネル、29…載置
部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクライブ分割処理を施した多面取り用
    のベースパネルからの貼り合わせガラスパネルの取り出
    し装置であって、 載置部上に載置されたベースパネルから取り出すべきガ
    ラスパネルを吸着保持する吸着保持手段と、前記吸着保
    持手段により吸着されたガラスパネルと隣接するガラス
    パネルを、少なくとも取り出すべきガラスパネルがベー
    スパネルから離間されるまで前記載置部側へ押圧する押
    圧手段とを備え、前記吸着保持手段に吸着保持されたガ
    ラスパネルを、少なくとも隣接するガラスパネルから分
    離するまで斜めに引き上げるように吸着保持手段を移動
    させるように構成されている貼り合わせガラスパネルの
    取り出し装置。
  2. 【請求項2】 前記吸着保持手段は斜め上方へ移動する
    動きの可能なロボットアームに支持され、前記押圧手段
    も該ロボットアームに支持されている請求項1に記載の
    貼り合わせガラスパネルの取り出し装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧手段はガラスパネルと接触する
    部分がローラである請求項2に記載の貼り合わせガラス
    パネルの取り出し装置。
  4. 【請求項4】 前記押圧手段は前記載置部側に配設さ
    れ、前記吸着保持手段は先端側が傾動可能に構成されて
    いる請求項1に記載の貼り合わせガラスパネルの取り出
    し装置。
  5. 【請求項5】 前記吸着保持手段は圧縮気体源からの圧
    縮気体の噴射機能を備えている請求項1〜請求項4のい
    ずれか一項に記載の貼り合わせガラスパネルの取り出し
    装置。
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