JPH0230670Y2 - - Google Patents

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JPH0230670Y2
JPH0230670Y2 JP665485U JP665485U JPH0230670Y2 JP H0230670 Y2 JPH0230670 Y2 JP H0230670Y2 JP 665485 U JP665485 U JP 665485U JP 665485 U JP665485 U JP 665485U JP H0230670 Y2 JPH0230670 Y2 JP H0230670Y2
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JP
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frame
mounting
groove
bracket
mounting bracket
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JP665485U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は吹出し口用等として建物に取付けブラ
ケツトを介して固定する通風口枠に関するもので
ある。
(従来の技術) 従来、建物用通風口枠aは第9図に示すよう
に、枠辺部bの外面に一辺を固着し、この一辺と
直交状とする他辺としてなる側面鍵形ブラケツト
cを設け、このように不動とした側面鍵形ブラケ
ツトcの他辺に貫設した取付孔dを、ダクトの壁
面開口部に設けた取付枠側固定ブラケツトの取付
孔と予め合致するようにしておき、通風口枠側の
取付孔と取付枠側の固定ブラケツトの取付孔とを
合致させ、止ねじを介して通風口枠を設定した。
(考案が解決しようとする問題点) 従来手段においては、通風口枠側の側面鍵形ブ
ラケツトは不動で位置調節不能としたので取付枠
側固定ブラケツトの取付孔に対して通風口枠側の
ブラケツトの取付孔位置がずれ、通風口枠の取付
けに困難を来たすことがあつた。
また、側面鍵形ブラケツトとし一辺を枠辺部外
面に固着し、一辺と直交状の他辺を介して取付け
たので風力等により一辺側が開き方向に微動し取
付状態の緩みを惹起せる等の欠点があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、通風口枠側ブラケツトを枠辺部の長
さ方向に可動自在として取付孔との取付けを容易
とし、かつ通風口枠側ブラケツトによる通風口枠
の支持を竪固にして取付状態に緩みを生じさせな
いようにしたものであつて、開口側嵌溝部と奥部
引掛溝部を形成してなる案内溝を枠辺部の後端面
の長さ方向に沿つて設け、前記奥部引掛溝部と嵌
合引掛けた引掛け部と前記開口側嵌溝部に嵌合す
る基部よりなる嵌合突部を有するとともに前記後
端面に係合する当て面を有する取付ブラケツトを
前記案内溝に沿つて可動自在かつ離脱不能に取付
け、前記取付ブラケツトを介して通風口枠を固定
自在としてなる通風口枠を提供するものである。
(作用) 本考案は通風口枠側取付ブラケツトを枠辺部に
沿つて可動自在としたもので、取付枠側ブラケツ
トの取付孔位置に対して容易に合致させることが
できる。
また、枠辺部の案内溝の奥部引掛溝部と取付ブ
ラケツトの引掛け部、開口側嵌合溝部に嵌合する
基部、後端面に係合する当て面により通風時、風
力が枠辺部を開き方向に作用しても取付ブラケツ
トの嵌合突部の引掛け部と案内溝の奥部引掛溝部
との引掛け嵌合部分における複数の係合箇所によ
る負荷の分散、および嵌合奥部の基部により開口
側嵌溝部を介して枠辺部の微動を極力防止すると
ともに取付ブラケツトの変形を防止して通風口枠
の取付状態の安定を保持し、緩みを来たすことは
ない。
(実施例) 本考案の実施例を第1図乃至第8図を参照して
説明する。
第1図は本考案に係る通風口枠の背面図であつ
て、通風口枠1の背側に形成した方形枠部2の枠
辺部2a,2b,2c,2dのそれぞれ後端面3
に開口し、かつ枠辺部2a,2b,2c,2dの
長さ方向に沿つて延びる案内溝4を陥設してあ
り、対側の枠辺部2a,2cのそれぞれ案内溝4
に取付ブラケツト5,5を可動自在に取付けてあ
る。
前記案内溝4は第7図に示すように、枠辺部2
aの後部肉厚部2bに設け、断面において開口側
嵌溝部6と奥部引掛溝部7により案内溝4を形成
してある。
この場合、開口側溝部6は平行する対向面6
a,6bを有し、奥部引掛溝部7は鍵形を呈し、
開口側嵌溝部6と奥部引掛溝部7の境界は対称状
の段部8,9とするとともに奥部引掛溝部7の最
奥の拡大部分により引掛突部10に形成してあ
る。
前記取付ブラケツト5は第8図に示すうよに、
基板部11の一側上部に嵌合突部12を形成し下
部に取付孔13を貫設してあり、嵌合突部12は
前記案内溝4の奥部引掛溝部7に嵌合し引掛突部
10に引掛ける引掛け部14と前記開口側嵌溝部
6と嵌合する基部15からなり、引掛け部14の
切欠部14aは前記引掛突部10に嵌合し、上当
て面16、下当て面17は枠辺部2aの後端面3
にそれぞれ係合し、嵌合突部12を案内溝4に沿
つて摺動させ位置調節し得るように形成してあ
る。図中、18はスリツト状吹出し口を形成する
羽根である。
本考案は前記のように構成し、枠辺部2a,2
cに対して取付ブラケツト5,5,5,5は枠辺
部2a,2cの長さ方向に可動自在とするから第
6図に示すように、ダクトイの開口端に固定した
取付枠ロに固着する取付枠側ブラケツトハの設定
位置に対応し取付ブラケツト5の位置を調節し、
取付枠側ブラケツトハの取付孔ニに取付ブラケツ
ト5の取付孔13を合致させ、止ねじホを介して
取付枠ロに通風口枠1を設定することができ、空
気吹出し時等において、風力が通風枠1に作用し
ても枠辺部2a,2cの案内溝4に嵌合する嵌合
突部12を介して取付ブラケツト5は強力に枠辺
部2a,2cに取付けられているから変形を来た
すことなく取付状態の安定を確保することができ
る。
特に、案内溝4の奥部引掛溝部7、開口側嵌溝
部6と、嵌合突部12の引掛け部14、基部15
は風力により多面的に係合して負荷を分散させる
から取付状態を格段と安定させる。
(考案の効果) 本考案は、枠辺部の長さ方向に沿つて取付ブラ
ケツトを可動自在とするから取付孔に対する取付
作業を容易とし、かつ枠辺部の案内溝の奥部引掛
溝部と取付ブラケツトの嵌合突部の引掛け部とに
より取付ブラケツトを離脱不能とするとともに取
付状態に緩みを来たすことがなく、吹出し口とし
て側壁面、天井面等に設定し、風力等が作用して
も取付状態の安定を常に確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案通風口枠の背面図、第2図は第
1図−線視断面図、第3図は第1図−線
視断面図、第4図は本考案通風口枠の側面図、第
5図は同・要部拡大背面図、第6図は同・要部拡
大断面図、第7図は枠辺部の案内溝部分の拡大断
面図、第8図は取付ブラケツトの断面図、第9図
は従来手段の説明図である。 1……通風口枠、2……方形枠部、2a,2
b,2c,2d……枠辺部、3……後端面、4…
…案内溝、5……取付ブラケツト、6……開口側
溝部、7……奥部引掛溝部、8,9……段部、1
0……引掛突部、11……基板部、12……嵌合
突部、13……取付孔、14……引掛け部、15
……基部、16,17……当て面、18……羽
根。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口側嵌溝部と奥部引掛溝部を形成してなる案
    内溝を枠辺部の後端面の長さ方向に沿つて設け、
    前記奥部引掛溝部と嵌合引掛けた引掛け部と前記
    開口側嵌溝部に嵌合する基部よりなる嵌合突部を
    有するとともに前記後端面に係合する当て面を有
    する取付ブラケツトを前記案内溝に沿つて可動自
    在かつ離脱不能に取付け、前記取付ブラケツトを
    介して通風口枠を固定自在としてなる通風口枠。
JP665485U 1985-01-21 1985-01-21 Expired JPH0230670Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP665485U JPH0230670Y2 (ja) 1985-01-21 1985-01-21

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JP665485U JPH0230670Y2 (ja) 1985-01-21 1985-01-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61124830U JPS61124830U (ja) 1986-08-06
JPH0230670Y2 true JPH0230670Y2 (ja) 1990-08-17

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JPS61124830U (ja) 1986-08-06

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